外向/内向
ILEは、外で起きた事実の変化から状況を捉えることが多いです。SLIは、自分や相手、2人の関係への影響から状況を捉えることが多いです。
| ILE(外向) | SLI(内向) |
|---|---|
| 外界の対象から状況を捉える | 自分や相手から状況を捉える |
| 対象や出来事へ関心を向ける | 関係や内面へ関心を向ける |
| 刺激には行動で反応しやすい | 刺激には慎重に距離を取りやすい |
読み込み中...
このページを共有

ENTP × ISTJ相当※1
ILEとSLIが異なる側に属する軸では、情報の捉え方や判断の基準が異なります。15軸中8軸が異なり、2タイプの関係は準双対関係です。詳しい特徴は相性ページで確認できます。
| 項目 | ILE | SLI |
|---|---|---|
| クアドラ | アルファ | デルタ |
| MBTI相当 | ENTP | ISTJ |
| 主導機能 | Ne(外向直観) | Si(内向感覚) |
| 創造機能 | Ti(内向論理) | Te(外向論理) |
| 関心の向き | 外向 | 内向 |
| 情報の捉え方 | 直観 | 感覚 |
| 判断の基準 | 論理 | 論理 |
| 決め方 | 非合理 | 非合理 |
| 関係 | 準双対関係 | |
準双対関係は、合うけどあと一歩の関係です
雰囲気が合い、気楽に過ごせる。
最初に、2タイプの違いを二分法ごとに比べます。
ILEは、外で起きた事実の変化から状況を捉えることが多いです。SLIは、自分や相手、2人の関係への影響から状況を捉えることが多いです。
| ILE(外向) | SLI(内向) |
|---|---|
| 外界の対象から状況を捉える | 自分や相手から状況を捉える |
| 対象や出来事へ関心を向ける | 関係や内面へ関心を向ける |
| 刺激には行動で反応しやすい | 刺激には慎重に距離を取りやすい |
ILEは、今ある事実だけでなく、そこから考えられる別の展開にも関心を向けます。SLIは、可能性よりも、実際に見聞きしたことや体験したことを重視します。
| ILE(直観) | SLI(感覚) |
|---|---|
| 可能性や将来の変化に注目する | 今ここにある現実に注目する |
| 全体像やパターンを捉える | 形や物理的な特徴を捉える |
| まだ形のない案を話題にする | 具体的な事実を話題にする |
ILEは、各自が言葉をどう使っているかを確認し、認識の違いを整理します。SLIは、データや既存の基準を確認し、認識の違いを整理します。
| ILE(主観) | SLI(客観) |
|---|---|
| 説明や概念から状況を捉える | 事実やデータから状況を捉える |
| 言葉の意味をすり合わせる | 外部の基準を確かめる |
| 新しい課題では知識を広げる | 新しい課題では事実を確かめる |
ILEは、立場の違いを前面に出さず、同じ参加者として接することが多いです。SLIは、相手の立場や序列を意識し、それに合う距離で接することが多いです。
| ILE(民主) | SLI(貴族) |
|---|---|
| 水平的な関係を作りやすい | 垂直的な関係を作りやすい |
| 距離を縮めて話しやすい | 個人的な距離を保ちやすい |
| 相手が話している間にも発言しやすい | 順番に発言する会話になりやすい |
ILEは、変化の過程より、その時点の状態や結論に注目します。SLIは、個々の状態より、対象がどう変化したかや出来事の相互作用に注目します。
| ILE(静的) | SLI(動的) |
|---|---|
| 出来事を個別の場面として捉える | 出来事を連続した流れとして捉える |
| 対象の特性や状態を語る | 対象の変化や相互作用を語る |
| 場面ごとの結論に注目する | 推移や因果に注目する |
ILEは、先の計画よりも、現在の目的に使える手段を優先します。SLIは、現在の対応だけでなく、その後の展開も含めて方針を選びます。
| ILE(戦術) | SLI(戦略) |
|---|---|
| 目の前で使える手段に注目する | 状況全体の見通しに注目する |
| 具体的な対処を助言する | 先の展開を踏まえて助言する |
ILEは、使える時間、労力、資金の範囲を先に確かめてから検討します。SLIは、得たい成果や自分の関心を先に確かめてから検討します。
| ILE(資源) | SLI(利益) |
|---|---|
| 使える資源の範囲を優先する | 得たい成果への関心を優先する |
| 時間や労力の消費を先に見る | 関心や成果の獲得を先に見る |
Reininは、この特性に関するデータを予備的なものとし、さらなる研究が必要だとしています。
ILEは、初めから順を追い、1つの作業を終えてから次へ進むことが多いです。SLIは、複数の作業を並行し、順番を入れ替えながら進めることが多いです。
| ILE(プロセス) | SLI(結果) |
|---|---|
| 初めから順序立てて進める | 結論へ素早く向かう |
| 1つのことを深く掘り下げる | 複数のことを並行して進める |
| 手順どおりの進め方に安心する | 求める結果が出れば進める順番にはこだわらない |
| 論理/倫理どちらも論理 | |
|---|---|
| どちらも論理の側で、事実と仕組みを整理し、論理が通る案を選ぶ傾向があります。 | |
| 仕組みや因果を整理する | |
| 合理/非合理どちらも非合理 | |
| どちらも非合理の側で、決定前に状況を確かめ、変化に応じて動き方を調整することが多いです。 | |
| 流れを見ながら動き方を決める | |
| 賢明/果敢どちらも賢明 | |
| どちらも賢明の側で、相手や場が心地よい状態にあるかを基準にします。 | |
| 相手や場の状態に意識を向ける | |
| 質問/宣言どちらも質問 | |
| どちらも質問の側で、相手に問いかけて反応を確かめながら、自分の考えを伝えます。 | |
| 問いかけながら話を進める | |
| 構成/情緒どちらも構成 | |
| どちらも構成主義の側で、用件をきっかけに交流を始め、問題には具体的な助けで応じます。 | |
| 会話では内容や解決策に集中する | |
| 臨機応変/先見どちらも臨機応変 | |
| どちらも臨機応変の側で、手元にある情報や資源を組み合わせ、現在の状況に合う方法を作ります。 | |
| 状況に合わせて方法を組み立てる | |
| 肯定/否定どちらも肯定 | |
| どちらも肯定の側で、新しい情報のうち、成立している部分や改善できる点から検討します。 | |
| 成立している部分に注目する |
二分法で全体の違いを確かめた後は、物事の進め方、負担になりやすいこと、相手や環境に求めやすいことを見ていきます。
ILEとSLIには、同じ側に属する二分法があります。共有する軸では、情報の捉え方や判断に似た傾向が表れやすいです。
主な違いは、外向/内向と直観/感覚に表れます。ILEは外向・直観の側、SLIは内向・感覚の側という傾向があります。
2タイプの関係は準双対関係です。やり取りの特徴やモデルAと情報要素は、相性ページで確認できます。
行動の違いに続いて、モデルAの8つの機能位置を対照します。
モデルAでは、8つの情報要素がどの機能位置に置かれるかを見比べます。ILEとSLIではその配置が異なるため、この節では同じ情報要素が2タイプでどの位置にあるかを見比べます。同じ情報要素を2タイプがどう受け取るかは、相性ページの「モデルAと情報要素」で確認できます。
| 情報要素 | ILE | SLI |
|---|---|---|
| Ne(外向直観) | 1 主導 | 5 暗示 |
| Ti(内向論理) | 2 創造 | 8 実演 |
| Se(外向感覚) | 3 規範 | 7 観察 |
| Fi(内向倫理) | 4 脆弱 | 6 動員 |
| Si(内向感覚) | 5 暗示 | 1 主導 |
| Fe(外向倫理) | 6 動員 | 4 脆弱 |
| Ni(内向直観) | 7 観察 | 3 規範 |
| Te(外向論理) | 8 実演 | 2 創造 |
Reinin『ソシオニクス:類型論・小集団』(Socionics: Typology. Small Groups.、2010年)に基づいています。