ベータクアドラ 詳細解説
EIE・LSI・SLE・IEI
ベータクアドラは、EIE・LSI・SLE・IEIの4タイプからなるクアドラです。この記事では、ソシオニクスの研究者たちがベータをどう書いてきたかを原典から逐語で引いて順に読み、研究者をまたいで残るベータの姿を取り出します。取り出すのは、集まりの雰囲気、大事にすること、決め方、苦手の4つです。クアドラという考え方そのものの解説と、引用・翻訳の方針は共通の記事に置いてあるので、この記事は最初から最後までベータの話になります。クアドラの全体像は、クアドラ詳細解説にまとめています。
先に結論を知りたい方は、11章「ベータクアドラとは結局何か」をご確認ください。
01ベータクアドラとはどんな人たちか
この章では、記事全体の答えを先に短く書きます。これは研究者の記述を並べて当サイトがまとめたもので、根拠になる原文は02章以降ですべて示します。
ベータの集まりの中心は、目標と結束です。誰が何を受け持つか、いま全体がどこへ向かっているかが、はっきりしている集まりです。
また、感情は個人の中にとどまらず、集団の状態として扱われます。個人の深い感情から集団規模の感情状態までをFe(外向倫理)という1つの要素が扱い、人の感情に働きかける腕前が高く評価されます。
ベータが大事だと感じるのは、Se(外向感覚)の力と実行、Ti(内向論理)の構造と規律、Ni(内向直観)の時代の流れと時機、Fe(外向倫理)の共有される感情の4つです。逆に、根拠のない楽観、実利だけの損得勘定、個別の事情を優先して全体を崩すことは、ベータの価値の外にあります。
決め方の前提にあるのは、階層と分業です。誰がどの持ち場かが先にあり、序列は押し付けられるものというより、読めるもの・使えるものとして扱われます。
一方、苦手の側にあるのは、可能性を可能性のまま広げておくことと、規格の外の個人差を扱うことです。ソシオニクス研究者のストラティエフスカヤは、これに加えて、自分の弱さを認めることへの恐怖をベータの負担として挙げています。
02章以降は、この答えの根拠です。研究者ごとの記述を逐語で読み、一致と食い違いを整理したうえで、最終章でこの答えを詳しい人物像に広げます。
読この記事の読み方
この記事の中心は、研究者ごとの章です。01章で短い答えを示し、02章でこの4タイプが同じクアドラになる理由を確認します。03〜10章では、アウシュラからグレンコ、機関誌の研究者までの記述を逐語で読みます。
11章からは、研究者どうしの一致と食い違いを整理します。そのあと、会話、4タイプの違い、ほかのクアドラから見た姿、社会の中の位置、見分け方と進み、最後の人物像の章でまとめます。急ぐ読者は、01章の答えと各章末尾のまとめ、最終章だけでも通読できます。クアドラという考え方そのものの解説と、引用・翻訳の方法はクアドラ詳細解説にあります。
ページ冒頭の「コピーしてAIで要約!」を押すと、要約用の指示文とこのページの本文がクリップボードに入ります。これをAIに渡すと、要約のほか、引用の意味を聞いたり、研究者ごとの違いを整理させたりできます。長すぎるときは、章を分けて渡すと扱いやすくなります。
02ベータクアドラはなぜこの4タイプか
まず、ベータの枠組みを確認します。所属する4タイプ、価値として共有する4つの要素、そしてクアドラの内側の関係です。
ベータの4タイプが大事だと感じる情報要素(価値要素)は、Se(外向感覚)・Ti(内向論理)・Ni(内向直観)・Fe(外向倫理)の4つです。同じ4つの要素を、タイプごとに別の位置に持っています。
| タイプ | 主導 | 創造 | 動員 | 暗示 |
|---|---|---|---|---|
| EIE | Fe | Ni | Se | Ti |
| LSI | Ti | Se | Ni | Fe |
| SLE | Se | Ti | Fe | Ni |
| IEI | Ni | Fe | Ti | Se |
表は横に読みます。例えば、EIEの主導機能にあるFe(外向倫理)は、LSIでは暗示機能(外から補ってほしい位置)に入ります。この主導と暗示の対応が、双対関係です。ベータでは、EIE–LSIとSLE–IEIの2組が双対ペアになります。
また、クアドラの中で成り立つ関係は、同一・双対・活性化・鏡像の4種だけです。残りの12関係は、相手が別のクアドラに属するときに生じます。そのため、ベータの内側には、価値がぶつかる組み合わせが構造上ありません。
03アウシュラのベータ
創始者のアウシュラがベータを書くのは、ソシオン(16タイプ全体)を特性で2つに分けるときです。そこでは、ベータがどちら側に入り、何が「公然と議論される」かが書かれます。この章では、ベータに関わる3つの分け方、エネルギー循環のベータの部分、ベータとガンマの気質を書いた1行を解説します。
声に出してよい話題
1つ目の分け方では、ベータはアルファと同じ側に入ります。アウシュラは、この側で自由に話される話題を、こう書いています。
特性が現れるのは、ソシオンを2部に分け、第1グループにクアドラ アルファとベータ、第2にガンマとデルタが入る場合。(中略)第1ペアでは、外的関係と客観的必要の問題(□〔Ti〕)、気分、鼓舞、無関心または陽気、興奮、憤慨、体験(▼〔Fe〕)が自由に議論される。(中略)第2グループ—ガンマとデルタ—は、願望、愛、憎悪(▽〔Fi〕)と行為(■〔Te〕)の問題を自由に議論する。
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Признак проявляется при делении социона на две части таким образом, что в первую группу попадают квадры альфа и бета, во вторую — гамма и дельта. (中略) В первой паре свободно дискутируются проблемы внешних отношений и объективных потребностей (), настроение, воодушевленность, апатичность или веселье, волнения, возмущения, переживания ().
ベータの会話では、理屈の話と感情の話を、どちらも遠慮なく出せます。外的関係や客観的な必要といった論理の話題も、気分や鼓舞、興奮といった感情の話題も、同じテーブルに載ります。この点で、ベータはアルファと同じ側に入ります。
2つ目の分け方では、ベータはガンマと同じ果敢の側に入ります。アウシュラは、賢明の側と果敢の側で話される話題を、こう書いています。
賢明グループでは、潜在的可能性、能力の問題、対象と主体の内的内容と構造の問題が公然と議論される。(中略)体調、快・不快な感覚、痛み、要するに様々な感覚的喜びと不快の公然たる議論。(中略)果敢では、物質的・人的資源—運動エネルギー源—を蓄積する能力、自分の意志を示すこと(このため果敢と呼ばれる)が公然と議論される。
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У решительных открыто обсуждается умение накоплять материальные и человеческие ресурсы как источники кинетической энергии, проявлять свою волю (из-за того они и названы решительными).
上の引用にある「思慮深いグループ」は賢明、「決断的」は果敢のことです。つまり、ベータが入る果敢の側では、物や人といった資源を蓄える力と、自分の意志を示すことが公然と話されます。果敢という特性の名前そのものが、この「意志を示すこと」から来ています。
3つ目の分け方は民主と貴族で、ベータはデルタとともに貴族の側に入ります。アウシュラは、この分け方をこう書いています。
この特性はプログラム的である。(中略)この特性が現れるのは、ソシオンを2部に分け、第1グループ「民主主義者」に反対のクアドラ アルファとガンマが、第2グループ「貴族主義者」に反対のクアドラ ベータとデルタが入る場合である。反対のクアドラのペア—私たちがオクターブと呼ぶもの—は、各オクターブが2つのブロック化から形成されるという興味深い特性で異なる。
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Признак проявляется при делении социона на две части таким образом, что в первую группу, группу «демократов», попадают противоположные квадры альфа и гамма, во вторую группу «аристократов» — противоположные квадры бета и дельта.
上の引用にあるオクターブは、対角にある2つのクアドラの組のことです。言い換えると、民主と貴族の分け方は、対角のクアドラどうしを同じ側にまとめるということです。ベータは、対角のデルタと組んで貴族の側に入ります。
3つを重ねると、アウシュラのベータは、感情と論理を自由に話し、資源と意志を公然と話す、貴族の側です。会話に出る話題の組み合わせでクアドラを特定する書き方は、アルファの記事と同じです。
エネルギー循環の中のベータ
アウシュラとレイニンの書簡には、クアドラごとのエネルギーの流れを表にした箇所があります。外向の要素の組について、アウシュラはこう書いています。
クアドラ別エネルギー循環の発見(中略)
| クアドラ | 構成 | 機能 |
|---|---|---|
| α | ▲〔Ne〕▼〔Fe〕 | 潜在エネルギーと点火 |
| β | ▼〔Fe〕●〔Se〕 | 燃焼と運動エネルギーへの転換 |
| γ | ●〔Se〕■〔Te〕 | 運動エネルギーと使用、労働 |
| δ | ■〔Te〕▲〔Ne〕 | 運動エネルギー使用と追加潜在エネルギー自給 |
表のベータの行は、Fe(外向倫理)とSe(外向感覚)の組で、働きは「燃焼と運動エネルギーへの転換」です。つまり、ベータはアルファが点火した可能性を、実際に燃やして動く力に変える位置にあるということです。
アウシュラは、内向の要素の組についても、同じ形の表を書いています。
白い要素でも同様:
| クアドラ | 構成 | 機能 |
|---|---|---|
| α | ○〔Si〕□〔Ti〕 | 自己感覚が距離を決める |
| β | □〔Ti〕△〔Ni〕 | 距離が時間を決める |
| γ | △〔Ni〕▽〔Fi〕 | 時間の流れが欲求・引力を生む |
| δ | ▽〔Fi〕○〔Si〕 | 欲求満足が自己感覚を変える |
上の引用にある白い要素は、内向の要素のことです。こちらのベータの行はTi(内向論理)とNi(内向直観)の組で、働きは「距離が時間を決める」です。
ただし、距離と時間が何を指すかの説明は、原文に付いていません。ものごとの位置関係が次の出来事の時期を決めると読むのは、当サイトの思索です。
気質の面では、アウシュラは、ベータとガンマに固有の傾向を1行で書き残しています。
悲劇主義と感情的高所恐怖症への傾性が、ベータとガンマのクアドラに固有である、また — 最も真面目なものをファルスとコメディに転じる傾性 — アルファとデルタのクアドラに。
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Склонность к трагизму и эмоциональной высокомерности присуща квадрам бета и дельта, а к превращению самого серьезного в фарс и комедию — квадрам альфа и дельта.
アウシュラの見立てでは、ベータとガンマは悲劇の側に、アルファとデルタは喜劇の側に傾きます。同じFe(外向倫理)を価値にするクアドラでも、アルファの感情は笑いへ向かい、ベータの感情は悲劇の高みへ向かうという分かれ方になります。
このように、アウシュラのベータは感情と論理の話題を自由に話す主観主義の側にいながら、資源と意志を公然と話す果敢の側と、序列を保つ貴族の側にも立ちます。エネルギーの面では、点火された可能性を燃やして動きに変える位置で、感情の向きは悲劇の側です。
つまり、アウシュラはベータを「意志を声に出してよい場」として描き、その役割を燃焼に置いているということです。これが、アウシュラのベータの中心です。
この章の要点は、研究者ごとのページに短くまとめています。
04レイニンのベータ
ソシオニクス研究者のレイニンは、クアドラごとに一致する3つの特性を、数学による導出と小集団の実験の両方から扱いました。ベータが属するのは、貴族・主観主義(別名は陽気)・果敢の側です。このうち、実験でいちばんはっきり見えたのは、貴族の側のふるまいです。
ベータは貴族・主観の側
レイニンは、クアドラを分ける基準を、著書でこう書いています。
第1の基準、伝達手段:それらすべては貴族か民主のいずれかである。2つの「貴族」クアドラと2つの「民主」クアドラがある。(中略)客観的人々はガンマおよびデルタクアドラに属する。主観的人々はアルファおよびベータクアドラに属する。
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The first criterion, the means of communication: all of them are either aristocrats or democrats. There are two "aristocratic" and two "democratic" quadras. (中略) Objective people belong to gamma and delta quadras; subjective people belong to alpha and beta quadras.
上の引用にある伝達手段は、貴族と民主の分け方のことです。言い換えると、伝達手段ではベータは貴族、主観と客観ではベータは主観の側に入ります。
貴族の側が実験でどう見えたかを、レイニンはインタビューでこう振り返っています。
「貴族/民主」を取ったとき、集団は非常に興味深く構造化されました。貴族型には個人的な距離があり、順番に発言し、相手の話を遮らず、序列が観察されます。民主型はたえず互いに発言を遮り、距離が近く、丁寧な話法は少なめです。
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Когда мы взяли аристократов-демократов, группы очень интересно структурировались. У аристократов есть личностное расстояние, говорят по очереди, не перебивают собеседника, прослеживается субординация. Демократы все время друг друга перебивают, расстояния ближе, меньше вежливых форм.
つまり、ベータとデルタを合わせた貴族の側は、人との距離を保ち、順番に話し、相手の話を遮らないということです。集まりの中には、序列も見られます。
同じ観察は、レイニンの著書にもあります。
実験中、これらのグループは区別しやすい。貴族タイプはできるだけ自身を他者から距離を置こうとし、決して誰かを遮らない。民主タイプは皆同時に話し、しばしば礼儀の共通規範を顧みない。
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During the experiments these groups are easy to distinguish. The aristocrats try to distance themselves from others as much as possible, they never interrupt anybody; democrats speak all at once, frequently neglecting the common norms of politeness.
著書でも、貴族のタイプは他人と距離を取り、けっして話を遮らないと書かれています。同じ描写がインタビューと著書の両方に残っており、レイニンが一貫して報告していた観察です。
ただし、観察の対象はベータ単独ではなく、ベータとデルタを合わせた貴族の側です。遮らない・順番を守る・距離を保つという型は、後の章で読むストラティエフスカヤの、秩序と構造の導入という記述と同じ方向を向いています。
ベータが入る側
主観主義と客観主義の分け方について、レイニンはこう説明しています。
「主観主義/客観主義」—これは「陽気/深刻」と呼ばれているものです。なぜそう名づけられたか—単に外見上そう見えたからです。話の方向によって分かれました。(中略)一方は世界の記述に対して関わり、もう一方は記述から世界像へと関わる。
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Субъективизм-объективизм — это то, что называется веселые-серьезные. Почему так названы? Просто так выглядело со стороны. Разделились по обращению
「陽気」と「深刻」という名前は見た目から付いたもので、実際に分けているのは話の向きです。ベータは、アルファとともに陽気の側に入ります。ここでの「陽気」は明るい性格のことではなく、記述・理論・説明へ向かう認識の方向を指します。
3つ目の特性では、ベータは果敢の側です。レイニンは、この特性がどう見つかったかを、こう話しています。
「賢明/果敢〔原文:рассудительность-решительность〕」。外見上はまったく同じです。(中略)何が同じだったのか—心地よさです。集団内で—もっとも心地よい集団。(中略)両者を分けるのは性的プログラムです。一方のプログラム—パートナーへの志向。もう一方—プロセスへの志向。(中略)意味論は自己報告とインタビューから取り出されました。
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Рассудительность-решительность. Внешне абсолютно одинаково. (中略) В чем была одинаковость? По комфортности. В группе — самая комфортная группа. (中略) Различаются они по сексуальной программе. Одна программа — направленность на партнера, другая — направленность на процесс. (中略) Семантика выявлена из самоотчетов и интервью.
上の引用にある慎重と決断は、賢明と果敢のことです。つまり、果敢の側と賢明の側は外から見ると同じで、分かれるのは本人がどの集団を心地よく感じるかだということです。その違いは、行動の観察ではなく、本人の報告とインタビューから取り出されています。
ここからは、行動の観察だけでは取り出せない特性があるという方法上の注意も、あわせて受け取れます。
このように、レイニンの実験で「距離を保ち、順番に発言し、遮らず、序列が見える」側として観測されたのは、ベータとデルタを合わせた貴族の側です。3つの特性のうち、貴族は外から見えます。一方、主観主義(陽気)は名前の一般的な意味に引きずられやすく、果敢は心地よさについての本人の報告でしか見分けられません。
つまり、レイニンの記述から取り出せるベータの位置は、ベータの一体感が貴族の側の特性として、序列と順番がそろう形で観測されるということです。
この章の要点は、研究者ごとのページに短くまとめています。
05ブカロフのベータ
ソシオニクス研究者のブカロフとキエフ学派のベータの記述を、役割、世界感覚、組織、歴史の順で解説します。アルファの「作る側」に対して、ベータは一貫して「打ち立てる側」として書かれます。
選別と物質化
ブカロフは、クアドラが交替していく歴史の中で、ベータの役割をこう書いています。
- βクアドラは、静的で変形された理論と、それを導入(物質化)する動的な実践のクアドラである。理論の発展は乏しく、図式主義と教条主義の特徴が与えられる。言い換えれば、情報はほとんど生産されない。αクアドラが生産した情報量から、自らの志向に従い、現実を顧みず実践へ導入できるものが選ばれる。すなわち、選別された情報の物質化が生じる。(中略)理論上のプログラムはEIEが設定する。βクアドラのプログラムを実現し、実践で優勢なのはLSIである。優勢なEIE–LSIダイアドの性格により、βクアドラは合理的、内向的、果敢である。
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квадра статичной, деформированной теории и динамичной практики ее внедрения (материализации). (中略) Из объема информации, произведенной квадрой , выбирается та, которую можно внедрить в практику в соответствии со своими устремлениями, невзирая на реальность (происходит материализация отселектированной информации). (中略) Теоретическую программу квадры задает ЭИЭ. Реализатором программы квадры и доминирующим в практике является ЛСИ.
上の引用にある物質化は、選んだ情報を実際の形にすることです。言い換えると、ベータは情報を生み出す側ではなく、アルファが生み出した情報から、実践に移せるものを選んで形にする側だということです。
4タイプの分担まで書かれているのも特徴で、理論のプログラムはEIEが決め、実践で優勢なのはLSIとされています。引用にある「図式主義と教条主義」という評価には、10章で機関誌の内側からの反対の証言が出てきます。
ブカロフは、ベータの世界感覚を、別の論文でこう書いています。
クアドラβの世界感覚は実践的活動に向けられており(中略)クアドラβは次の情報代謝タイプから構成される: 1)倫理直観外向(EIE、▼(Fe)35▼(Fe)36); 2)論理感覚内向(LSI、□(Ti)37□(Ti)38); 3)感覚論理外向(SLE、●(Se)39●(Se)40); 4)直観倫理内向(IEI、△(Ni)41△(Ni)42)。(中略)クアドラβの世界は閉鎖的・限定的であり、その狭く実践的な志向性ゆえに、設定された目標からの逸脱を効果的に抑圧する。(中略)クアドラβの世界感覚は実用主義的志向を伴った悲観主義である。
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Мироощущение в квадре в ориентировано на практическую деятельность (中略) Мир квадры в замкнут, ограничен и, в силу своей узко-практической направленности, эффективно подавляет любое отклонение от принятой цели. (中略) Мироощущение в квадре - пессимистическое в сочетании с прагматическими устремлениями.
ベータの世界は閉じて狭く、そのぶん決めた目標から外れることを強く抑えられます。世界感覚は「実用主義的志向を伴った悲観主義」とされます。アウシュラの「悲劇主義」と同じところを、ブカロフは認識の構えとして書いていると言えます。
この構えが社会の規模になったときの記述もあります。ブカロフは、ベータが支配する社会での人の感じ方を、こう書いています。
クアドラβの支配体制を持つ社会において、人間は完全に無力で、国家の没個性的で強大な力に抵抗する一切の可能性を奪われていると感じる。
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В обществе с господствующим режимом квадры в человек чувствует себя абсолютно беспомощным и лишенным всякой возможности сопротивляться безликой и мощной силе государства.
ベータの支配体制の社会では、人は国家の力の前で自分を無力だと感じる、という観察です。これはベータの個人の性格ではなく、ベータの価値が支配体制になった社会の記述です。結束と規律の裏面が、社会の規模では個人の無力感になるという、歴史からの観察です。
組織の中のベータ
ブカロフは、4つのクアドラの組織で人がどう感じるかを並べて、こう書いています。
第1クアドラ(アルファ)の組織内では、人は通常、同志のチームの一部と感じ、思想生成者として、共通の風潮の創出に貢献する心地よい対話相手として評価される。第2クアドラの組織では、人はしばしば自分が大きな機械の歯車、この巨大なメカニズムの一部だと感じる。(中略)第3クアドラの社会または組織では、個人的成功が前面に押し出され(中略)第4クアドラの社会では、強調はもう個人的成功にではなく、個人的実現とそのための好ましい条件の創出に置かれる。(中略)安定した集団の中核には、しばしばクアドラが形成される。(中略)そのときリーダーは自分の指示を部下の言語に翻訳するのに多くの労力を使わなくて済む。
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В организации 2-й квадры человек себя очень часто чувствует винтиком или частью этой большой машины, этого огромного механизма.
上の引用にある第1から第4のクアドラは、アルファ・ベータ・ガンマ・デルタのことです。つまり、ベータの組織の中の人は、自分を大きな機械の歯車だと感じるということです。巨大なしくみに組み込まれている感覚は、負担にも誇りにもなりうるという、両方の意味を持つ記述です。
引用の後半では、安定した集団の中心にはクアドラができやすく、そのときリーダーは指示を部下の言葉に言い直す手間が減るとも書いています。
階層の扱いについて、ブカロフはレイニンの特性を使って、はっきり書いています。
レイニン特性に「貴族‐民主」がある。それはクアドラに関わる。第1クアドラ(アルファ)では雰囲気は非常に民主的で、このクアドラの代表者は社会的・階層的・行政的慣例外での接触に向けられる。(中略)第2クアドラでは逆に、階層が何かを非常によく理解し(中略)第3クアドラでは民主的運営の性質、組織構造は階層的に浅く、水平的か、あるいはしばしば各種の機能グループが作られる。第4クアドラでは再び階層の要素が現れる。
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Есть такой признак Рейнина — «аристократизм-демократизм», относится он к квадрам. В 1-й квадре атмосфера очень демократичная, представители этой квадры ориентированы на контакт вне условностей — социальных или иерархических, административных.
言い換えると、第2クアドラのベータは、階層が何かを非常によく理解する側だということです。ベータでは、序列は押し付けられるものではなく、読めるもの・使えるものとして扱われます。
このように、ブカロフのベータは、アルファの着想から実践に移せるものを選んで形にする「実現のクアドラ」です。世界感覚は実用主義的な悲観主義で、目標から外れることを抑える力を持ち、組織では機械と階層の言葉で書かれます。
つまり、ブカロフの記述では、ベータは構造を現実に打ち立てる段階を受け持ち、その力の裏面まで記録されているということです。これが、ブカロフのベータの中心です。
この章の要点は、研究者ごとのページに短くまとめています。
06ストラティエフスカヤのベータ
ストラティエフスカヤは『お別れしないために』第II部で、ベータをアルファから受け継いだ要素が、別の意味に変わるクアドラとして書き始めます。この章では、受け継ぎ、大事にする価値、退けるもの、常に続く緊張、生き方、そして負担の中心の順に解説します。
同じ要素、別の中身
ストラティエフスカヤは、ベータの価値を、アルファから何を受け継いだかという問いから書き始めています。
どのような価値が第二クアドラ(ベータ)を特徴づけるのか?(中略)支配的アスペクトの一部は第一クアドラから第二クアドラへ移行した。これは同時にそれに対応する価値も第二クアドラに移行したことを意味するか?(中略)クアドラ価値の性格と、それに対応するアスペクトの性格は、ここではすでにいくらか別物だ。(中略)第一クアドラのアスペクトが第二クアドラで別の意義を獲得し、別の意味、別の内容で満たされたことだ。
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Какие ценности характеризуют вторую квадру? (中略) часть доминирующих аспектов перешла из первой квадры во вторую. Значит ли это, что одновременно перешли во вторую квадру и соответствующие им ценности? (中略) Характер квадровых ценностей и характер соответствующих им аспектов здесь уже несколько иной. (中略) Причина в том, что первоквадровые аспекты во второй квадре приобрели другое значение, наполнились другим смыслом, другим содержанием.
上の引用にある第一クアドラはアルファ、第二クアドラはベータ、アスペクトは情報要素のことです。言い換えると、アルファからTi(内向論理)とFe(外向倫理)は持ち越されますが、同じ要素が別の意味で満たされるということです。
ストラティエフスカヤは、受け継ぎを価値の中身が変わることとして書いています。その変化の中心にあるのが、意志的感覚(Se)です。
大事にする価値
ストラティエフスカヤは、ベータの価値の分析を、意志的感覚から始めています。
われわれは第二クアドラ(ベータ)の価値の分析を非合理的アスペクトから始める。すなわちマイナス符号のついた「意志的感覚」のアスペクト(-●(Se))から(中略)マイナス符号は、われわれがすでに知るように、このアスペクトの否定的方向性を示す。この場合、それは弱さを許さないという志向、その結果として、自分の力の潜在能力を高めるという志向に表現される。また、弱さへの軽蔑、欠乏や力で勝る対立者との闘いで剛毅さを発揮する能力、より大きな力に対抗し、それによって尊敬と権威への自分の権利を獲得する能力に表現される。
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мы начнем анализ ценностей второй квадры с иррациональных аспектов, а именно с аспекта "волевой сенсорики" со знаком минус (-ЧС) (中略) Знак минус, как мы уже знаем, указывает на негативное направление этого аспекта. В данном случае это выражается в стремлении не допускать слабости, и как следствие этого — в стремлении наращивать свой силовой потенциал.
つまり、ベータのSe(外向感覚)にマイナスの符号が付くことの中身は、弱さを許さない志向と、そこから来る力の蓄積だということです。弱さを軽蔑し、より強い相手に立ち向かって、尊敬と権威を得る力もここに含まれます。
では、この符号は集団の内側でどう働くのでしょうか。ストラティエフスカヤは、こう続けています。
第二クアドラ(ベータ)では弱いことは恥ずかしい(!)弱者は屈辱される。(中略)第二クアドラとは選ばれた、強い人々の共同体である。形式的な特徴—出自、人種的所属、賞状、卒業証書、勲章(中略)による「選ばれていること」と一種の「例外性」の思想は—常に第二クアドラに伴う。(中略)このクアドラが「貴族のクアドラ」と呼ばれるのは偶然ではない。威信と個人的権威は、その代表者の誰にとっても重要だ。階級の尊敬、年功の尊敬—ここでは無条件で絶対的な概念だ。
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Во второй квадре стыдно быть слабым (!) Слабого унижают, (中略) Вторая квадра — это общность избранных, сильных людей. Идея "избранности" и своего рода "исключительности" по формальным признакам — происхождению, расовой принадлежности, грамотам, дипломам, знакам отличия (中略) всегда сопутствует второй квадре (中略) Не случайно эта квадра называется "квадрой аристократов". Престиж и личный авторитет важны для любого из ее представителей. Уважение к чинам, уважение к старшинству — здесь безусловные и безоговорочные понятия.
ベータでは弱いことが恥とされ、集まりは選ばれた強い人々の共同体になります。弱さが恥になる共同体では、出自や賞状、勲章のような選ばれていることの印が意味を持ちます。
ストラティエフスカヤは、「貴族のクアドラ」という呼び名の由来を、ここに置いています。階級と年功への尊敬も、ベータでは無条件で絶対のものとされます。
次に来るのが、時間の扱いです。ストラティエフスカヤは、ベータの時間の感じ方をこう書いています。
第二クアドラ(ベータ)の代表者は、誰よりもよく「現在の瞬間の意義」を自覚する。さらに彼らは、この瞬間と結びついた何らかの利益や優位を逃さないことに心を砕く。(中略)第二クアドラでは運命を信じ、最高の使命を信じる。
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Представители второй квадры лучше чем кто-либо осознают "значимость текущего момента". Более того, они озабочены тем, чтобы не упустить какие-либо выгоды или преимущества, связанные с этим моментом. (中略) Во второй квадре верят в судьбу, верят в высшее предназначение.
ベータの人は、いまこの瞬間の意義を誰よりも意識しながら、同時に運命と使命を信じています。目の前の好機を逃さない警戒と、長い時間の物語が同居しています。これが、ベータのNi(内向直観)の書かれ方です。
その緊張をゆるめるのが、感情の側です。ストラティエフスカヤは、ベータのFe(外向倫理)をこう書いています。
第二クアドラ(ベータ)では「生活はより良くなった、生活はより楽しくなった」。それゆえ第二クアドラへこのアスペクトはプラス符号を伴って踏み入り、ここに活気、熱意、祝祭性、霊感、感情の高揚の充電をもたらした。すなわち、絶え間ない極限性の環境、第二クアドラの内部における内的対立と内輪揉めによって引き起こされた陰鬱な緊張を緩和するすべての色合いを。
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Во второй квадре "жить стало лучше, жить стало веселее". Поэтому во вторую квадру этот аспект перешагнул со знаком плюс и привнес сюда заряд бодрости, энтузиазма, праздничности, воодушевления, эмоционального подъема, т. е. все те краски, которые сглаживают сумрачное напряжение, вызванное обстановкой постоянной экстремальности, внутреннего противоборства и междоусобиц в рамках самой второй квадры.
言い換えると、アルファではマイナスだったFe(外向倫理)が、ベータではプラスに変わり、活気と祝祭の雰囲気をもたらすということです。緊張の続く場を保たせているのは、感情の高揚だという説明です。
4つ目は論理です。ストラティエフスカヤは、ベータのTi(内向論理)をこう書いています。
まさにこのアスペクトが第二クアドラ(ベータ)の社会構造を、閉鎖的、中央集権的、階層的なシステムとして形成する。(中略)第二クアドラの価値はその社会的役割をも規定する—周囲の環境の抵抗の条件下で新しい構造と新しい秩序を導入することだ。
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Именно этот аспект формирует социальную структуру второй квадры как закрытую, централизованную, иерархическую систему, (中略) Ценности второй квадры определяют и ее социальную роль — внедрение новых структур и новых порядков в условиях сопротивления окружающей среды.
つまり、Ti(内向論理)がベータの社会を、閉じた中央集権的な階層として形づくるということです。また、ベータの価値は、社会的な役割も決めるとされています。抵抗する環境の中に新しい秩序を入れるという役割は、この4つの価値を合わせたものとして出てきます。
ストラティエフスカヤは、ベータの社会的な役割を、こうまとめています。
第二クアドラ(ベータ)の価値はその社会的役割をも規定する—周囲の環境の抵抗の条件下で新しい構造と新しい秩序を導入することだ。
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Ценности второй квадры определяют и ее социальную роль — внедрение новых структур и новых порядков в условиях сопротивления окружающей среды.
要するに、ベータの役割は、押し返してくる現実を相手に、新しい構造と秩序を入れることです。楽な場面ではなく、周りの環境が抵抗する条件の下で働く役割です。
退けるもの
ストラティエフスカヤは、ベータが価値の外に置く要素も書いています。
第二クアドラ(ベータ)には「個人主義」と「異論」の居場所はない。それゆえ「黒の直観」—「可能性の直観」—がここでは「船外」となったのは偶然ではない。思考の独創性は怖がらせ、警戒させる(中略)「白の倫理」—「関係の倫理」—も余計なものとなった。憐れみ、慈悲、隣人愛は、第二クアドラでは弱さと無原則性の発現として受け取られる。
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Во второй квадре нет места "индивидуализму" и "инакомыслию": не случайно поэтому "черная" интуиция — "интуиция возможностей" — здесь оказалась "за бортом". Оригинальность мышления пугает и настораживает (中略) Лишней оказалась и "белая этика" — "этика отношений". Жалость, милосердие, любовь к ближнему воспринимаются во второй квадре как проявление слабости и беспринципности.
上の引用にある「黒の直観」はNe(外向直観)、「白の倫理」はFi(内向倫理)のことです。つまり、可能性の直観と関係の倫理が、そろって価値の外に置かれるということです。思考の独創は具体的な実現を妨げるものとして、憐れみと慈悲は弱さの現れとして扱われます。
退けられるものは、ほかにもあります。ストラティエフスカヤは、こう続けています。
余計となったのは「協力的」、運営的論理のアスペクトだ。経済がイデオロギーに従属し、意志的方法で管理されるところでは(中略)そしてもう一つの「下品な」、第二クアドラ(ベータ)の観点からは「忌まわしい」とすら言えるアスペクトがある—「感覚の感覚」のアスペクトだ。第二クアドラの代表者の、快適、心地よさ、その他の「些細な」「俗物的な」喜びへの軽蔑的な態度に表現される。
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Лишним оказался аспект "деловой", оперативной логики. Там, где экономика подчиняется идеологии и управляется волевыми методами, (中略) И еще есть один "неприличный", даже можно сказать "омерзительный" с точки зрения второй квадры аспект — аспект "сенсорики ощущений". Выражается в пренебрежительном отношении представителей второй квадры к комфорту, уюту и прочим "мелочным" и "обывательским" радостям,
上の引用にある運営的論理はTe(外向論理)、「感覚の感覚」はSi(内向感覚)のことです。言い換えると、実利の論理と快適さの感覚も、ベータでは価値の外にあるということです。
アルファの記述で中心にあった心地よさが、ここでは「俗物的」とされる側に移ります。同じ要素が、隣のクアドラでは正反対の位置に来るわけです。
弛緩しないという生活形式
ストラティエフスカヤは、ベータの暮らしの基調を、こう書いています。
第二クアドラ(ベータ)では弛緩しない—その意味は、ここでは弛緩は非自然な存在の形態であるということだ。(中略)ここでは絶え間ない生存のための闘争、最強者と最も選ばれた者の絶え間ない選別が行われている。さもなければ、第二クアドラに固有の社会構造の階層性が、何によって形成されるというのか? このクアドラの代表者の数人が一つの集団に集まれば、すぐに彼らは一種の階層的グループを組織する。形式的か非形式的かは問題ではない。
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Во второй квадре не расслабляются — в том смысле, что расслабление здесь неестественная форма существования. (中略) Достаточно нескольким ее представителям собраться в одном коллективе, чтобы они тут же организовали своего рода иерархическую группировку, формальную или неформальную — неважно.
ここでいう弛緩は、気をゆるめることです。ベータでは、気をゆるめること自体が不自然な状態とされています。数人集まればすぐに階層ができるという観察も、強い者を選び出す選別がいつも続いていることの結果として置かれています。
この緊張がどこから来るかを、ストラティエフスカヤは意志的感覚から説明しています。
「意志的感覚」のアスペクトのこのような発展は、第二クアドラ(ベータ)に絶え間ない緊張の状態、状況の絶え間ない極限性の状態を伝える。
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Такое развитие аспекта "волевой сенсорики" сообщает второй квадре постоянное состояние напряжения, состояние постоянной экстремальности ситуации.
言い換えると、Se(外向感覚)が価値の中心に入ることで、ベータは絶え間ない緊張と極限の感覚の中で生きるということです。アルファの「軽さ」とは、正反対の基調です。
生き方
ストラティエフスカヤは、ベータの生き方をこう書いています。
彼らは防御を軽蔑し、もっぱら攻撃することを好む。勇敢者の狂気と闘争のロマンを讃える。彼らは能動的な市民的立場で際立つ。痛みを軽蔑し、試練を培う。忍耐力と剛毅さを称揚する。(中略)理想への忠誠と献身はここでは崇拝に高められ、絢爛たる儀礼で装われる。(中略)劇場、戯曲、音楽、詩—彼らの創造のための最も広範で最も恵み豊かな分野だ。
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Они презирают оборону и предпочитают только наступать. Воспевают безумство храбрых и романтику борьбы. Их отличает активная гражданская позиция. Они презирают боль и культивируют испытания; превозносят выносливость и стойкость. (中略) Верность и преданность идее здесь возведены в культ и оформлены пышными ритуалами. (中略) Театр, драматургия, музыка, поэзия — широчайшая и благодатнейшая сфера для их творчества,
ストラティエフスカヤの描くベータは、守るより攻め、痛みを軽んじ、忍耐と剛毅さをたたえます。理想への忠誠と献身は崇拝にまで高められ、華やかな儀礼で飾られます。
また、劇場・戯曲・音楽・詩を創造の場に挙げる点は、感情を集団の状態として扱うという記述とつながっています。美学も、この線の上にあります。ストラティエフスカヤは、ベータの美学をこう書いています。
第二クアドラ(ベータ)の美学もイデオロギーに従属し、もっぱらプロパガンダ的な性格を帯びる。(中略)性は—異質な、小ブルジョア的な概念。第二クアドラの代表者の何人かの意見では、それはここに単に存在しない。それに引き換え、性的倒錯は過剰に存在する。まさに「関係の倫理」と「感覚の感覚」がここでは排除されたアスペクトであることの結果として。
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Эстетика во второй квадре также подчиняется идеологии и носит исключительно пропагандистский характер. Секс — чуждое, мелкобуржуазное понятие. По мнению некоторых представителей второй квадры, его здесь просто не существует. Зато в избытке существуют сексуальные извращения и именно как следствие того, что "этика отношений" и "сенсорика ощущений" здесь вытесненные аспекты.
ベータの美学は、美そのもののためではなく、理念のためにあります。美が美のためにあるアルファと違い、式典・行進・記念碑のような、意味を運ぶ美になります。
ベータクアドラコンプレックス「下っ端」
ストラティエフスカヤは、4つのクアドラそれぞれに固有の「クアドラコンプレックス」を置いています。ベータのコンプレックスは、力の序列の裏面です。ストラティエフスカヤは、それをこう書いています。
「意志的感覚」のアスペクトの、弱さの最小化(弱さを最小限に抑える)に向かう方向性は、それに対応する「裏面」—対応する「クアドラコンプレックス」を生む。「『下っ端』コンプレックス」だ。自分自身の弱さを認めることへの恐怖は—まさに第二クアドラ(ベータ)の代表者の誰もが、社会タイプの如何にかかわらず恐れているものだ。屈辱され、「踏みつけられ」、「利用され」、「カモとして扱われ」、こき使われ、「水を運ばされる」者となることへの恐怖。
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Направление аспекта "волевой сенсорики" в сторону минимизации слабости (сведение слабости к минимуму) дает и соответствующую "изнанку" — соответствующий "квадровый комплекс": "комплекс "шестерки". Страх признания собственной слабости — это именно то, чего боится любой из〔中略〕представителей второй квадры, независимо от социотипа. Страх быть тем, кого унижают, "топчут", "используют", "кого держат за фраера", кем помыкают и на ком "воду возят".
言い換えると、ベータの人が恐れているのは、弱い側に置かれ、利用される立場になることだということです。ストラティエフスカヤの整理では、アルファの負担が「話させてもらえないこと」だったのに対し、ベータの負担は「弱い側に置かれること」です。
自分の弱さを認めることへの恐怖と、序列の下に固定されることへの恐怖があります。彼女の記述では、ベータの規律と強さの追求は、この恐怖と対になっています。
ストラティエフスカヤは、本人のブログの連載「クアドラコンプレックス」(2009年)でも、同じコンプレックスを名前の由来とともに書いています。連載では、どのコンプレックスも、そのクアドラで価値とされる4つの要素の組み合わせから生まれると説明されます。
「下っ端」(または「手先」)という語は、動物行動学で、階層の頂点に立つ者の下につく手下を指すのに使われる。(中略)序列上の優位と、それを力で守る手段を失う恐れ、体系から階層の下の層へ押し出される恐れを、私たちは便宜上「『下っ端』のコンプレックス」と呼ぶ。下っ端とは、自分の上に立つ者の意志に全面的に依存する人間、体系の中の「二番手」でありながら、そこで最下位にもなりうる人間のことだ。
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(Термин "шестёрка" или "сатрап" используется в этологии для обозначения младшего пособника доминанта иерархии. (…) СТРАХ УТРАТЫ РАНГОВЫХ ПРЕИМУЩЕСТВ И СПОСОБОВ ИХ СИЛОВОЙ ЗАЩИТЫ, СТРАХ ВЫТЕСНЕНИЯ ИЗ СИСТЕМЫ В НИЖНИЕ СЛОИ ИЕРАРХИИ — мы условно называем "комплексом "шестёрки"" — человека всецело зависимого от воли своего доминанта, — "второго" человека в системе, который может быть в ней и последним).
言い換えると、ベータの人が恐れるのは、序列の中の位置と、それを力で守る手段を失い、下の層へ押し出されることです。下っ端は、上に立つ者の意志にすべてを預ける「二番手」で、同時に最下位にもなりうる立場です。本の記述の「利用される側になる恐怖」を、序列の言葉で書いた形です。
4つのクアドラコンプレックスを並べた解説は、クアドラコンプレックスで読めます。
同じ連載は、4つのコンプレックスに共通する芯を、生きていくのに欠かせない条件から押し出されることへの恐れとまとめています。ベータでは、それが身体と社会の両面で伸びていくのに欠かせない条件から押し出されることとして現れます。
ただし、ストラティエフスカヤは、この章をベータへの否定では締めていません。
それでも第二クアドラ(ベータ)についての話を陰鬱な調子で終えたくない。「悪い」「良い」社会タイプはないように、「悪い」「良い」クアドラもない。(中略)第二クアドラの運命—大胆な社会的実験とそれを自分自身で試すこと。
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И все же не хотелось бы заканчивать рассказ о второй квадре в мрачных тонах. Как нет "плохих" и "хороших" социотипов, так нет "плохих" и "хороших" квадр. (中略) Удел второй квадры — смелые социальные эксперименты и их испытание на себе.
つまり、良いクアドラも悪いクアドラもないという但し書きです。そのうえで、ベータに割り当てられるのは、大胆な社会的実験と、それを自分の身で試すことだと書いています。
クアドラが交代していく循環の中の位置づけも、ストラティエフスカヤははっきり書いています。
このようにして、クアドラ間の相互関係、一つのクアドラから他のクアドラへの交代、そしてクアドラサイクルの完結を辿ることができる。それは常に質的な社会的飛躍—より高い社会的レベルでの第四クアドラ(デルタ)から第一クアドラへの移行—によって特徴づけられる。
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Таким образом, можно проследить и взаимосвязь между квадрами, и сменяемость одной квадры другой, и завершение квадрового цикла, которое всегда характеризуется качественным социальным скачком — переходом четвертой квадры к первой на более высоком социальном уровне.
言い換えると、クアドラは1つずつ交代し、デルタからアルファへ戻るときに、社会が一段高いところへ移るということです。ベータは、この循環の2つ目の段階に置かれています。
このように、ストラティエフスカヤのベータは、アルファから受け継いだ要素を、別の中身で満たし直したクアドラです。大事にする価値は力・時機・高揚・階層の4つで、退けるのは独創・憐れみ・実利・快適の4つです。
基調は弛緩しない緊張で、役割は抵抗の中で構造と秩序を入れること、美学は理念に仕えるプロパガンダ的な美です。そして全体の裏面に、弱い側に置かれることへの恐怖が1つ置かれます。
つまり、ストラティエフスカヤの記述では、抵抗の中で構造を押し通す力と、弱さを見せられない負担が対になっているということです。これが、ストラティエフスカヤのベータの中心です。
この章の要点は、研究者ごとのページに短くまとめています。
07フィラトワのベータ
ソシオニクス研究者のフィラトワは、『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001年)で、クアドラを関係の側から書いています。特定のクアドラの肖像ではなく、クアドラという4人組がどんな関係でできているかを書く章立てです。この記事では、そのしくみをベータの4タイプ(EIE・LSI・SLE・IEI)に当てはめて解説します。
双対関係
フィラトワは、双対関係を、機能の強さの順番から説明しています。
ソシオニクスでは、この種の関係は、完全な相補、すなわち双対化の関係と呼ばれる。実際、この「相補性」は、モデル・ユングにおいて諸機能がその強さにおいて逆の順序を持つという点によく表れている。
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Такого рода отношения в соционике носят название отношений полного дополнения или дуализации. Действительно, «дополнительность» здесь хорошо просматривается в том, что в моделях Юнга функции имеют обратный порядок по своей силе
上の引用にあるモデル・ユングは、ユングが挙げた4つの機能だけを使うモデルのことです。つまり、双対の2人は、機能の強さの順番がちょうど逆になっているということです。ベータでは、EIEとLSI、SLEとIEIがこの逆順の組です。
守られている感覚についての記述も、同じしくみから出てきます。フィラトワは、双対の2人の感じ方をこう書いています。
双対のペアにおいては、これほどまでに見事な支えと理解が実現されるため、それぞれが自分は守られていると感じる。そのとき、それぞれが何をしても、何を言っても—すべてが適切であり、すべてが良く、すべてが正しい。これ自体が、自分は良い人間、善良な人間であるという感覚をもたらし、自分自身の高い価値の感覚をもたらす。そしてこの感覚こそ、あらゆる人間の基本的な欲求の一つである。
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В дуальных парах осуществляется такая прекрасная поддержка и понимание, что каждый чувствует себя защищенным. При этом что бы ни сделал каждый, что бы ни сказал — все уместно, все хорошо, все правильно. Это само по себе дает ощущение, что ты являешься хорошим, добрым человеком, дает ощущение высокой собственной значимости. А это чувство — одна из основных потребностей каждого человека.
双対の相手のそばでは、何をしても受け入れられ、自分に価値があると感じられます。この「何をしても適切に受け取られる」という支えは、どのクアドラの双対にも同じ形で置かれています。
フィラトワは、この支えが長い共同生活でどうなるかも書いています。
数年の共同生活を経た夫婦は、互いに依存し合うようになり、常に相手の存在を自分の人生に必要としていると感じる。ちょっとした口論でさえ、すぐにそれを鎮め、すべてを和らげたいという欲求を引き起こす。なぜなら、そうしなければ、常に感じ、あまりにも慣れきってしまったあの均衡、あの支えが失われ、まるで足元の地面が崩れ去るように感じられるからである。
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Супруги после нескольких лет совместной жизни настолько взаимозависимы, что постоянно ощущают необходимость в своей жизни другого. Даже небольшая ссора вызывает желание немедленно ее погасить, все сгладить, потому что иначе теряется равновесие, та поддержка, которую постоянно чувствуют и к которой привыкают настолько, что без нее — как будто уходит почва из-под ног.
長く一緒に暮らした双対の夫婦は、相手のいない生活を考えられなくなるという観察です。小さな口論でもすぐに収めたくなるのは、慣れきった支えを失うと、足元が崩れるように感じられるからだと説明しています。
クアドラへの拡張
フィラトワは、双対の2組がクアドラとしてどうつながるかを、こう書いています。
クアドラは二つの双対ペアから成るが、ここで、一方のペアの代表者ともう一方のペアの代表者との間の関係がどのようなものかを分析してみよう。ここで私たちは、双対とは異なる性格の関係に出会うことになる。クアドラの中で、一方の双対ペアの各人は、何らかの形で、もう一方の双対ペアの代表者たちと関係している。これらの関係は活性化の関係、および鏡像関係と呼ばれる。それでは、これらについて取り組んでいこう。
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Квадра состоит из двух дуальных пар, и давайте теперь проанализируем, каковы отношения между представителями одной пары с другой. При этом мы встретимся с иным, чем дуальные, характером отношений. Каждый из дуалов одной пары в квадре каким-то образом соотносится с представителями второй дуальной пары. Эти отношения называются отношениями активации и зеркальными. Займемся теперь ими.
言い換えると、クアドラの中の2組の双対は、活性化と鏡像の関係でつながっているということです。ベータに当てはめると、活性化はEIE–SLEとLSI–IEI、鏡像はEIE–IEIとLSI–SLEです。
4人がそろうと、単位としての強さが出てきます。フィラトワは、それをこう書いています。
まったく注目に値する事実に気づいてほしい。それぞれの4人組の各行には、4つの機能すべてが(ただし、その向き〔外向・内向〕を考慮しなければ)そろっているのである。つまり、それぞれの4人組は、外的な条件に見事に適応しているということになる—必要な瞬間には常に、その場に適した強い機能を持つ者が見つかるのである。実際、ここには論理、倫理、感覚、直観が—最初の、主導のチャンネルに—そろっている。同じことは、残りの3つのチャンネルについても言える。
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Обратите внимание на совершенно замечательный факт: в каждой строчке каждой четверки представлены все четыре функции (правда, если не учитывать их вертность). Получается, что каждая четверка прекрасно адаптирована к внешним условиям — всегда найдется тот, у кого в нужный момент имеется подходящая случаю сильная функция. Действительно, здесь присутствуют логика, этика, сенсорика и интуиция — в первых, ведущих каналах. То же самое можно сказать и об остальных трех каналах.
つまり、4人組のどの行(チャンネル)にも、倫理・論理・感覚・直観の4つがそろうということです。ベータの主導の行は、Fe(EIE)・Ti(LSI)・Se(SLE)・Ni(IEI)で、倫理・論理・感覚・直観の4つが主導の行だけでそろいます。
このように、フィラトワのクアドラは、守られている感覚を与え合う2組の双対を中心に、活性化と鏡像でつながった4人組です。ベータでは、EIE–LSIとSLE–IEIがその2組です。各行に4つの機能がそろうので、場面に応じて、強い機能を持つ人が見つかります。
ただし、ここまでは全クアドラに共通する関係の理論で、ベータに固有の色はつきません。
この章の要点は、研究者ごとのページに短くまとめています。
08カルペンコのベータ
ソシオニクス研究者のカルペンコは、8つの情報要素の働きの幅を、クアドラごとに1〜4の次元で数える方法を使いました。この章では、その順位づけのベータの回を解説します。ベータの得意と苦手は、この章でいちばん細かく出ます。
四次元と三次元にあるもの
カルペンコは、ベータの時間の直観をこう書いています。
では、もうひとつの直観—時間の直観Ni(内向直観)〔原文:△(Ni)〕—はどうなっているか。自然と社会の中で進行する時間的な、その他の動的な過程についてのもっとも深い時間感覚と理解が第2クアドラ(ベータ)の代表者に備わっている、という点に異を唱えるのは難しいように思う。まさに彼らこそ、具体的なタイプによらず、一種の「メトロノーム」、変化のインジケーター、時間と記憶の守り手なのである。(中略)かくして、第2クアドラにおける時間の直観(Ni(内向直観)〔原文:△(Ni)〕)は四次元である。
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Мне кажется, что трудно спорить с тем, что наиболее глубокое чувство времени, понимание временных и иных динамических процессов, проходящих в природе и в обществе, присущи представителям второй квадры. Именно они, независимо от конкретных типов, являются своего рода «метрономами», индикаторами изменений, хранителями времени и памяти. (中略) Итак, интуиция времени () во второй квадре — четырехмерна.
上の引用にある第2クアドラは、ベータのことです。つまり、ベータの人は、タイプを問わず、時間と記憶の守り手であり、変化を示すインジケーターのような存在だということです。ベータのNi(内向直観)は四次元とされ、アルファで一次元だった時間の扱いが、ベータでは最上位に入ります。
意志の側は、三次元です。カルペンコは、ベータの意志感覚をガンマと比べて、こう書いています。
第2クアドラ(ベータ)もクアドラ価値の中に黒い感覚(Se(外向感覚)〔原文:●(Se)〕)を含んでいる。しかし私の見るところ、この感覚はクアドラγほどスケールが大きくも多次元でもない。そのかわりより具体的で、現実により完全に対応している。第2クアドラの感覚的・意志的「応答」は、ほぼ常に適切で、働きかけと釣り合っている。(中略)もっとも成功した将帥たち、名高い格闘家や戦士たちは、まさにこのクアドラの出身である。クアドラβの意志感覚は三次元である。
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Вторая квадра среди квадральных ценностей также содержит черную сенсорику (). Однако, как мне кажется, эта сенсорика не столь масштабна, не столь многомерна, как в квадре γ. Зато она более конкретна, полнее соответствует реальности. Сенсорный, волевой «ответ» во второй квадре почти всегда адекватен, соразмерен воздействию. (中略) Волевая сенсорика в квадре β — трехмерна.
ベータのSe(外向感覚)は三次元で、ガンマより規模は小さい代わりに、受けた働きかけに釣り合った力で応じます。過不足のない力の使い方として書かれており、名高い将帥や戦士もこのクアドラから出たとしています。
論理について、カルペンコはこう書いています。
第2クアドラ(ベータ)の、築き上げられた論理体系—科学的なものであれ社会的なものであれ—への態度は、はるかに「責任感のある」ものである。βクアドラにとって論理的原理は行動への刺激であり、論理体系は現実の反映—いやそれどころか、ほとんど現実の相似物である。第2クアドラでは、論理的に仕上げられた判断への敬意が驚くほど発達している。(中略)三次元の白い論理(Ti(内向論理)〔原文:□(Ti)〕)は、第2クアドラの生活の織地にしっかりと編み込まれている。
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Во второй квадре отношение к выстроенным логическим системам — будь-то научным или социальным — гораздо более «ответственное». Для β-квадры логический принцип является стимулом к действию, логическая система — отражением, даже нет, почти подобием реальности. (中略) Трехмерная белая логика () прочно вплетена в канву жизни второй квадры.
つまり、ベータにとって論理体系は、ほとんど現実の相似物であり、行動を促すものだということです。ベータのTi(内向論理)も三次元とされます。アルファが体系をあっさり捨てるのに対し、同じTi(内向論理)を価値にしていても、扱いがここまで違います。
感情は、Ni(内向直観)と並ぶ四次元です。カルペンコは、ベータの感情の倫理をこう書いています。
おそらく、感情の倫理(Fe(外向倫理)〔原文:▼(Fe)〕)をグローバルと呼べるのは第2クアドラ(ベータ)においてだけである。ここではこのアスペクトの意味論のあらゆる色合いが発現している: 個々の人間の真に劇的な、深い、それどころか深層の感情から、人々の集団の、さらには民族やエトノスの感情状態まで。(中略)他人の情感と感情に働きかける腕前は、このクアドラでは芸術の水準にまで引き上げられている—この芸術は誇りの種であり、この腕前は活発に使われる。
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Наверное, только во второй квадре этику эмоций () можно назвать глобальной. (中略) Умение воздействовать на чувства и эмоции других людей в этой квадре поднято на уровень искусства — этим искусством гордятся, этим умением активно пользуются.
カルペンコの見るベータのFe(外向倫理)は、個人の深い感情から民族規模の感情状態までを扱います。Fe(外向倫理)をグローバルと呼べるのはおそらくベータだけだ、という評価で、人の感情に働きかける腕前は芸術の水準にまで高められているとされます。順位づけの上では、Fe(外向倫理)はNi(内向直観)と並ぶ四次元に置かれます。
二次元と一次元にあるもの
苦手の側について、カルペンコは可能性の直観から書いています。
第2クアドラ(ベータ)での可能性の直観の扱いは、さらに苛烈である。「必要以上に実体を増やすな」。「そんなに頭がいいなら、なぜ隊列を組んで歩かないのか?」。強調しておきたいが、ここで問題なのはアイデアを受け取る能力の欠如ではなく、唯一の正しい説明、教義、公準の代わりに、説明と理論のスペクトル全体を、集積を、体積を受け入れる用意がないことである。(中略)第2クアドラの社会で個人差の平準化が起こるのも、可能性の直観(Ne(外向直観)〔原文:▲(Ne)〕)の一次元性のゆえである。
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Еще более жестко обращаются с интуицией возможностей во второй квадре. (中略) Хочу подчеркнуть, что дело тут не в неспособности воспринять идею, а в отсутствии готовности принять вместо одного, единственно верного объяснения, учения, постулата, целый спектр, массив, объем объяснений и теорий. (中略) Нивелировка индивидуальных различий в обществах второй квадры происходит тоже по причине одномерности интуиции возможностей ().
つまり、ベータは可能性を複数のまま持っておくのが苦手で、唯一の正しい説明にまとめたくなるということです。ベータのNe(外向直観)は一次元とされます。カルペンコは教義への傾きを、アイデアを受け取る能力の欠如ではなく、説明と理論の幅全体を受け入れる用意がないこととして細かく書いています。
感覚の快適さの側は、二次元です。カルペンコは、ベータのSi(内向感覚)への態度をこう書いています。
第2クアドラ(ベータ)の白い感覚のアスペクトへの態度はまったく別物である。その現れを画一化し、規範化し、秩序づけようとする志向が、あらゆるところに透けて見える: 制服の着用から幾何学式庭園の造成まで、河川転流の計画から、科学的に根拠づけられた住居面積と食事配分の規範(実のところは—最低限)の導入まで。そのような感覚は、二次元的、平板と呼ぶほかない。
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Во второй квадре отношение к аспекту белой сенсорики совсем иное. Стремление унифици- ровать, нормировать, упорядочить ее проявления сквозит во всем: от ношения униформы до разбивки регулярных парков, от проектов поворота рек до введения научно обоснованных норм (а по сути — минимумов) жилой площади и рациона питания. Иначе как двумерной, плоской такую сенсорику и не назовешь.
上の引用にある白い感覚は、Si(内向感覚)のことです。言い換えると、ベータでは快適さが、制服や規格のようにそろえられ、決まりにされるということです。アルファでは個人の楽しみだった快適さが、ベータでは二次元の平板なものとして扱われます。
実務と関係の側は、次の2つです。まず実務について、カルペンコはこう書いています。
第2クアドラ(ベータ)はこのアスペクトを役割的なものとして扱う。必要なら使うし、その必要がなければ済ませてしまう。第2クアドラの社会でビジネス活動が規範化され厳格に統制された性格を帯びるのは偶然ではない。それは第2クアドラにおけるビジネス論理のアスペクトの全体的な二次元性から生まれるのである。
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Вторая квадра обращается с этим аспектом как с ролевым. Если надо — использует, если нет такой необходимости — обходится. Не случайно деловая активность в обществах второй квадры носит нормированный, жестко регламентированный характер. Порождается это общей двумерностью аспекта деловой логики во второй квадре.
ベータにとって実務は役割で、必要なときだけ使い、要らなければ手放すものです。Te(外向論理)も二次元とされます。ベータ的な社会でビジネス活動が規範化され、厳しく統制されるのは、この二次元性から来ているという説明です。
関係の側は、もっと低く出ます。カルペンコは、ベータの関係の倫理をこう書いています。
第2クアドラ(ベータ)では関係の倫理(Fi(内向倫理)〔原文:▽(Fi)〕)は一次元である。社会成員の「道徳的風貌」への気のもみよう、そして「道徳規範集」—党由来のものであれ宗派由来のものであれ—の存在は、関係の倫理のアスペクトの一次元性と、これほど複雑な問題を一義的に、そして永遠に解いてしまいたいという願望から生まれる。この特性こそ、第2クアドラのイデオロギーの上に築かれたあらゆる社会に固有のものではないだろうか。
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Во второй квадре этика отношений () одномерна. Обеспокоенность «моральным обликом» членов общества, равно как и наличием «моральных кодексов», будь-то партийного или же конфессионального происхождения, порождаются одномерностью аспекта этики отношений и желанием решить столь сложные вопросы однозначно и навсегда.
言い換えると、ベータは個別の人間関係の機微を、道徳規範集のような既製の型で、ひとつの答えに決めてしまいたくなるということです。Fi(内向倫理)は、Ne(外向直観)と並ぶ一次元とされます。関係の複雑さがベータの苦手の側にある、という診断です。
順位表は優劣の表ではない
ベータの強い側はNi(内向直観)とFe(外向倫理)、弱い側はNe(外向直観)とFi(内向倫理)でした。カルペンコは、4つのクアドラの順位表全体から、次の法則を取り出しています。
表6からは、次の法則性を取り出すことができる。第一に、「クアドラの価値」であるアスペクトは、3以上の次元数をもつ。第二に、どのクアドラにも、次元数4、3、2、1の情報アスペクトが2つずつある。つまり、処理される情報の「総出力」において、4つのクアドラはみな等しい。
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Из таблицы 6 можно выделить следующие закономерности. Во-первых, аспекты, представляющие собой «ценности квадры», обладают мерностью не менее трех. Во-вторых, у каждой квадры — по два информационных аспекта с мерностью 4, 3, 2 и 1. То есть по «общей мощности» обрабатываемой информации все четыре квадры одинаковы.
要するに、どのクアドラにも四次元・三次元・二次元・一次元が2つずつ配られていて、合計は等しいという法則です。ベータの強さと弱さの差は、量ではなく配置の差だという読み方になります。
対称性は、もう一段あります。カルペンコは、こう続けています。
第四に、合理アスペクト(▼(Fe)、▽(Fi)、■(Te)、□(Ti))と非合理アスペクト(▲(Ne)、△(Ni)、●(Se)、○(Si))の次元数の和も、外向アスペクト(▲(Ne)、●(Se)、▼(Fe)、■(Te))と内向アスペクトのそれも、すべてのクアドラについて等しい。かくして、私たちの考察はすべてのクアドラに対してある種の対称性をもっている。
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В–четвертых, суммы мерностей рациональных (, , и ) и иррациональных (, , и ) аспектов, равно как и экстравертных (, , и ) и интровертных, тоже для всех квадр одинаковы. Таким образом, наше рассмотрение обладает определенной симметричностью для всех квадр.
言い換えると、合理と非合理、外向と内向のどちらでまとめても、次元数の和はどのクアドラでも等しくなるということです。
カルペンコは、この順位表の意味を、優劣の指標ではなく世界の見え方の説明として置いています。
かくして、情報流のアスペクトの現れの次元数がクアドラごとにどう違うかを考察することで、私たちはクアドラ内部の世界知覚、「クアドラの精神」の理解を深めただけでなく、クアドラと個々のタイプがソシオンの中で演じる役割についての表象をも深めたのである。
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Итак, рассматривая различия в мерности проявлений аспектов информационного потока в разных квадрах, мы углубили не только понимание внутреннего мировосприятия в квадрах, «духа квадр», но и представления о тех ролях, которые квадры и отдельные типы играют в соционе.
つまり、次元数の比較は、クアドラごとの世界の見え方と、16タイプ全体の中での持ち場を説明するために使うということです。これが、カルペンコ自身が置いた、この方法の広がりです。
対の和は5になる
順位表には、もう1つ細かい規則があります。同じ知覚・同じ判断でも、外向と内向で次元が配り分けられる、というものです。カルペンコは、この規則をこう書いています。
同じ名称で向性(色)の異なるアスペクトの次元数の和は、すべてのクアドラ、すべてのアスペクト対について等しい。たとえばクアドラαで▲(Ne)の次元数が4なら、△(Ni)の次元数はわずか1で、その和は5である。一方このクアドラで○(Si)の次元数は3で、対応して●(Se)のアスペクトの次元数は2だが、和はやはり5である。言い換えれば、直観性という特性は(次元数の意味で)クアドラにおいて感覚性と同じ度合いで発現しているが、異なる向性のアスペクトへの次元の数の配分は等しくない。
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В-третьих, сумма мерностей аспектов одного наименования, но различной вертности (разного цвета), одинакова для всех квадр и для всех пар аспектов. Например, если в квадре α мерность равна 4, то мерность — всего лишь 1, их сумма — 5, в то время как мерность в этой квадре равна 3, и, соответственно, мерность по аспекту — 2, но сумма — тоже 5. Другими словами, признак интуитивность проявлен (в смысле мерности) в квадре в той же степени, что и сенсорность, однако распределение аспектов разной вертности по количеству измерений неодинаково.
上の引用にある▲はNe、△はNi、○はSi、●はSeのことです。つまり、同じ直観や同じ感覚の対では、外向と内向の次元数の和がいつも5になるということです。
ベータでは、Ni(内向直観)が四次元でNe(外向直観)が一次元、Se(外向感覚)が三次元でSi(内向感覚)が二次元で、どちらの対も和は5です。変わるのは、どちらの向きに次元を多く置くかだけです。
四次元を実際に持つのが誰かも、カルペンコは表で名指ししています。
次元数の異なるアスペクトが、クアドラの中のタイプにおいてどう現れるかを見よう:(中略)四次元アスペクトの持ち主(中略)▼(Fe)△(EIE)(中略)△(Ni)▼(IEI)
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Посмотрим, как проявляются аспекты разной мерности у типов в квадрах: (中略) Обладают 4-мерными (中略) (ИЛЭ) (中略) (ЛИИ)
言い換えると、ベータで四次元を持つのは、EIE(Fe(外向倫理)とNi(内向直観))とIEI(Ni(内向直観)とFe(外向倫理))だということです。この2タイプが、ベータの価値のうち最も広い範囲を受け持つ側です。
このように、カルペンコのベータの順位は、四次元がNi(内向直観)とFe(外向倫理)、三次元がSe(外向感覚)とTi(内向論理)です。二次元はSi(内向感覚)とTe(外向論理)、一次元はNe(外向直観)とFi(内向倫理)です。
日常の言葉に直すと、時機の読みと感情の扱いが最上位で、実行の力と論理体系の扱いがそれに続きます。快適さの規格化と実務の統制は中位で、可能性を開いたまま置くことと、個別の関係の機微が最下位です。
つまり、カルペンコの記述では、ベータの得手不得手も、次元の高低として一続きに説明できるということです。これが、カルペンコのベータの中心です。
この章の要点は、研究者ごとのページに短くまとめています。
09グレンコのベータ
ソシオニクス研究者のグレンコのベータの記述は、この記事の研究者の中でもっとも強い言葉で書かれています。この章では、集団の結束、ロマン主義、英雄主義、正義、生活様式、エネルギーの順に解説します。
結束の作り方
グレンコは、ベータの人々をまとめる形を、こう書いています。
βクアドラには、最も御しがたいタイプの人々が集中している。彼らをまとめるためには、強い家父長的家族 ― 数世代が1つの屋根の下に住み、その長の確固たる手によって導かれる ― が必要である。
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In the beta quadra, the most intractable types of people are concentrated. To keep them together, a strong patriarchal family is needed consisting of several generations living under one roof, guided by the firm hand of its head.
グレンコの出発点は、ベータは従順な人々ではなく、最も御しがたい人々の集まりだという見方です。だからこそ強い形の結束が要る、という順序で書かれており、家父長的家族のような結束は、御しにくさへの答えとして置かれています。
結束のしくみについて、グレンコはこう続けています。
クアドラβは最大の集団主義を特徴とし、それは敵のイメージによって支えられている。このイメージは、最初は明確な対立「我々/彼ら」から形成される。β社会の信頼できる「セメント化」の手段は、単一の宗教とイデオロギーである。いかなる異論も基盤を損なうものとして知覚され、それゆえ何らかの方法で抑圧される。
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Quadra Beta is characterized by maximum collectivism, which is supported by the image of the enemy. This image is formed from the initially clear opposition “us/them.” The reliable means of “cementing” the beta society is a single religion and ideology. Any dissent is perceived as undermining the foundations, and therefore in one way or another is suppressed.
つまり、ベータの集団主義は、「我々と彼ら」の線引きで支えられ、単一の宗教とイデオロギーで固められるということです。これは、ベータの価値が社会の支配原理になったときの記述です。
また、カルペンコが次元で書いた「唯一の正しい説明にまとめたくなる」傾きが、社会の規模で現れた姿でもあります。
ロマン主義・英雄・正義
グレンコは、ロマン主義とベータの結びつきを、こう書いています。
このクアドラにおいてのみ、ロマン主義は心理学的に真正に見える。このクアドラのタイプにおいて、いかなるロマン主義的作品の登場人物の三角形(2人の男 ― 1人は値する者、もう1人はそうでない者 ― が女のために争う)が構築される。麗しい若い英雄たちは、滅びるか、勝って結婚するかである。しかし彼らは静かな家庭生活を味わうことはできない。彼らの運命は闘争である。それゆえ、もし著者が彼らの物語の続編を書くのなら、外部からの突然の脅威や内部からの脅威(裏切り)の形である種の悪化を考え出さねばならない。いかなる場合も、敵のイメージなしでは、彼はどうすることもできない。
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Only in this quadra, romanticism looks psychologically authentic. (中略) Lovely young heroes either perish, or win and marry. But they cannot taste a quiet family life. Their destiny is a struggle.
グレンコの見方では、ロマン主義が心理学的に本物に見えるのは、ベータだけです。闘争と英雄、滅びか勝利かという物語の型が、ベータの世界感覚の型と一致している、という文学を通した観察です。
英雄たちが静かな家庭生活を味わえないという一節も、闘争を運命とするベータの像につながっています。英雄主義については、グレンコは価値としてこう書いています。
βクアドラの他の尊重される価値は、英雄主義と無私の献身である。それは、四重の情熱性と正当に呼びうる。情熱性は、歴史家レフ・グミリョフによれば、闘争の名の下に、自分の生命に至るまで多くを犠牲にできる人物を記述する。
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Other respectable values of beta quadra are heroism and selflessness. It can rightly be called a quadruple passionary. The passionarity, according to historian Lev Gumilyov, describes a person who can sacrifice much, up to his own life, in the name of struggle
上の引用にある情熱性は、歴史家グミリョフの用語で、闘争のために命まで差し出せる人の性質のことです。つまり、ベータでは英雄主義と無私の献身が、尊重される価値になるということです。
犠牲を払える人物像と並んで、ベータでもう1つ大きく扱われるのが、正義です。グレンコは、こう書いています。
βクアドラの最も人気のあるモットーの1つは、正義である。歴史は、奴隷の蜂起や農民戦争から現代の政治的ポピュリズムに至るまで、このアイデアの下での多くの大衆運動を知っている。それらは常に、力による財産の再分配と関連した平等主義的感情を伴っている。
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One of the most popular mottos of beta quadra is justice. History knows a lot of mass movements under this idea, beginning from uprisings of slaves and peasant wars to modern political populism. They are invariably accompanied by egalitarian sentiments associated with the redistribution of property by force.
ベータの正義は、力による財産の再分配を伴う、大衆運動の旗です。アルファの正義が論理的な調和(公正な理屈)だったのに対し、ベータでは同じ語が別の中身を持ちます。同じ語の中身がクアドラで変わる実例です。
生活様式とエネルギー
グレンコは、ベータの生活様式をこう書いています。
クアドラβは、禁欲、肉体的・精神的な絶え間ない訓練、ならびに強制的な集団主義を提案する非常にスパルタ的な生活様式によってその理想を強化する。この社会組織は、時間における並外れた安定性を与える。良い歴史的な例はスパルタであり、約5世紀にわたって存在した。
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Quadra beta strengthens its ideals with a very spartan way of life, suggesting asceticism, constant training, both physical and spiritual, as well as forced collectivism. This organization of society gives extraordinary stability in time. A good historical example is Sparta, which existed for about five centuries.
禁欲と絶え間ない訓練の生活様式は、そのかわりに並外れた時間の安定を与えるとされています。例に挙げられるのは、約5世紀続いたスパルタです。
エネルギーの評価は、最大級です。グレンコは、4つのクアドラの中でのベータの位置をこう書いています。
最も秩序‐エネルギー的なのは第2のクアドラ(β)であり、社会において最大の拡張を遂行する。社会における第2クアドラ(ベータ)の期間中、社会的動性は最大の上昇の軌道で頂点に向かい、その後、降的な、エネルギー吸収的な発展期間が来る。第2クアドラはエネルギーに非常に満ちているため、もし闘争の目的を見失うなら、自らを破壊し始める。
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The most orderly-energetic is the second quadra (beta), which carries out the maximum expansion in the society. During the second quadra period in society, the social dynamics are directed along the trajectory of maximum ascent to the culmination point, after which a descending, energy-absorbing development period comes. The second quadra is so full of energy that, if it loses sight of the purpose of the struggle, it begins to .destroy itself
要するに、ベータは4つのクアドラの中で最も秩序とエネルギーに満ち、社会を最も大きく広げるという評価です。ただし、闘争の目的を見失うと、そのエネルギーは内側へ向かいます。強さの条件は「目的があること」だという診断つきです。
このように、グレンコのベータは、最も御しがたい人々を、最も強い結束でまとめるクアドラです。結束は「我々と彼ら」の線引きと単一のイデオロギーで固められ、価値の柱は英雄主義・無私の献身・正義です。生活様式は禁欲と訓練で、エネルギーは4つのクアドラで最大です。
つまり、グレンコの記述では、ベータの強さは目的を持った闘争の中で発揮され、目的を失うと自分に向かうということです。これが、グレンコのベータの中心です。
この章の要点は、研究者ごとのページに短くまとめています。
10その他の研究者と機関誌
この章では、機関誌に書いた後続の研究者たちの、ベータの記述を解説します。主な研究者とは別の書き手による記述と、ベータ像への異論までを扱います。
サフチェンコの「保持と基礎固め」
ソシオニクス研究者のサフチェンコは、ベータの向かう先を、サッカーのたとえでこう書いています。
βクアドラは、保持と基礎固めを志向する。貴族主義者のクアドラであるため、1000点目のゴールを決めなければならないペレにブラジル代表が仕えるように、リーダーであるSLEのために働く。
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Квадра ориентирована на удержание и закладку фундамента. Являясь квадрой аристократов, она работает на лидера К , как бразильская футбольная команда на Пеле, который должен забить 1000-й гол.
サフチェンコの描くベータのチームは、リーダーであるSLEの得点のために全員で働きます。序列が搾取ではなく分業として働く形を、サッカー代表のたとえで説明しています。
社会の規模の記述では、危険の側もはっきり書かれています。サフチェンコは、こう書いています。
社会における単独支配は、ほぼ必然的に単純な単一理念を、のちには原始的な単一理念を生む。βクアドラ的社会には、驚くべき心理現象である狂信が観察され、それはβクアドラ的社会をタイプ判定する特性となりうる。
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Моновласть в социуме практически неизбежно порождает моноидею, простую, а впоследствии и примитивную. В -квадральном социуме наблюдается фантастический психологический феномен — фанатизм, который может служить типирующим признаком - квадральных обществ.
つまり、単独支配は理念を単純にし、社会の規模では狂信を生むということです。狂信は、ベータ的な社会を見分ける特性にもなりうるとされています。グレンコとカルペンコが別の言葉で書いた、唯一の説明にまとめたくなる傾きの、歴史の側からの記録です。
メゲジ・ツィピン・デヴャトキン
ソシオニクス研究者のメゲジは、クアドラごとの親密な関係の型を論じた論文で、ベータをこう書いています。
第二クアドラ(ベータ)。標語:「耐えて、勝つこと」。(中略)感情を強度で試そうとする志向が特徴的である。不信は、嫉妬まじりの独占的な気分を伴う、強固な関係への傾向を生む。深く強い(中略)ここから、行動の対照性と、予期しない感情的な効果が生まれる。
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Вторая квадра Девиз: Терпеть и побеждать. (中略) Характерно стремление к испытанию чувств на прочность. Недоверчивость порождает склонность к прочным отношениям с ревниво-собственническими настроениями. Глубокие и сильные, (中略) Отсюда контрастность поведения и неожиданные эмоциональные эффекты.
言い換えると、ベータの親密な関係では、感情が強さで試され、結びつきは強く独占的になりやすいということです。標語は「耐えて、勝つこと」で、ベータの緊張の基調が、関係の場面にも現れるという観察です。
ツィピンは、ベータのタイプの人を、強みと弱みを並べてこう書いています。
IIクアドラのタイプの持ち主は—強くイデオロギー化され、熱狂と、理想への信によって際立ち、周囲を自分の感情で感染させることができ、出来事と人物のまわりに感情の場を作り出し、それを自分の利益のために操る。(中略)今日の成功に囚われすぎ、遠い展望を無視し、技術進歩を信じない。
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Обладатели ТИМов II квадры: Сильно идеологизированы, отличаются энтузиазмом, верой в идеалы, умеют зара- зить окружающих своими эмоциями, создают вокруг событий и личностей эмоциональное поле, которым манипулируют в своих интересах. (中略) тролировать идеологически; к учѐным относятся «потребительски», заставляя их обслужи- вать нужды «текущего момента» (иногда явно в ущерб будущим свершениям). Слишком зациклены на сегодняшнем успехе, игнорируют далекие перспективы, не верят в техниче- ский прогресс.
つまり、ベータの人は理想を信じて熱狂し、周りを自分の感情に巻き込む一方で、今日の成功にとらわれて遠い展望を無視しがちだということです。
強みと弱みを1枚に収めた知識人像で、感情の場を作る腕前(カルペンコがFeをグローバルと呼んだのと同じ観察)と、遠い展望の無視が同居しています。
デヴャトキンは、ベータの世界感覚をこう書いています。
第二クアドラ(ベータ)。熱狂、精力性、活発な行動、仕事、キャリア、戦い、競争、志といった概念と結びつく。「共産主義は世界の若さであり、それを建てるのは若者だ」。働き、働き、さらに働くこと。(中略)大きな戦いと、同じくらい派手な勝利の祝賀。活性化の関係にも、第二クアドラの世界感覚にも、共通の調子が見てとれる—「活発な行動なしに勝利は得られない」「寝ている石の下に水は流れない」。
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2-я квадра Ассоциируется с такими понятиями, как энтузиазм, энергичность, активные дей- ствия, работа, карьера, сражения, соревнования, стремления. «Коммунизм это молодость мира, и его возводить молодым». Работать, работать и ещѐ раз работать. Совершать поступ- (中略) кие сражения с не менее громким празднованием побед. Как в отношениях активации, так и в мироощущении второй квадры можно увидеть общий настрой: «Без активных действий победы не достичь», «Под лежачий камень вода не течет».
デヴャトキンのベータは、熱狂と活発な行動、戦いと競争に結びつきます。ベータを人生の段階にたとえる系列では青年期に当てはめられ、標語は「活発な行動なしに勝利は得られない」です。
大きな戦いと、同じくらい派手な勝利の祝賀という一句は、ベータの感情の場の使い方をよく示しています。
「ベータは教条的」への反対の証言
機関誌の書き手Gromは、ベータを教条的とする見方に、こう反論しています。
ちなみに、βが教条主義や「敵探し」に傾きやすいという主張に対しては、ソシオニクスの歴史そのものが反対の証言をする。A. V. Bukalov—V. V. Gulenkoのクアドラ交替の法則に完全に一致して、ソシオニクスへクアドラβから最初に来たのは、IEIタイプの人々—S. E. KashnitskiyとG. A. Shulmanだった。
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К слову, против утверждения о склонности беты к догматизму, «поиску врага» и т. д. говорит даже история соционики. В полном соответствии с Законом сменяемости квадр А. В. Букалова — В. В. Гуленко, в соционику первыми из квадры бета пришли люди ТИМа ИЭИ — С. Е. Кашницкий8 и Г. А. Шульман.
Gromが挙げるのは、ソシオニクスという新しい学問に、ベータから最初に来たのはIEIタイプの2人だったという経緯です。この章までに並んだ「教条」「狂信」の記述に対して、機関誌の内側から異論が出ていることになります。
これは個人の2例です。それでも、ベータの記述を個人にそのまま当てはめると外れるという注意として受け取れます。
このように、サフチェンコは保持と基礎固め、メゲジは「耐えて、勝つこと」としてベータを書きます。ツィピンは感情の場を作り操る理想家、デヴャトキンは青年期の戦いと祝賀として書いています。主な研究者と同じ方向の像が、別の書き手のもとでくり返されています。
同時に、教条への傾きの記述には、機関誌の内側からの異論(Grom)が付いています。つまり、ベータの結束と理想の像は複数の書き手にくり返されますが、その像を個人にそのまま当てはめると外れるということです。これが、この章の中心です。
11ベータクアドラとは結局何か
この章では、研究者ごとの章のまとめを突き合わせ、研究者をまたいで何が残るかを整理します。分け方は、一致するもの、くり返されるもの、単独のもの、食い違うものの4つです。
複数の系列を横断して残るもの
ここでいう系列は、1人の研究者か、同じ学派の研究者のまとまりのことです。ブカロフとカルペンコは、キエフ学派の1系列として数えます。
第一は、結束と序列です。アウシュラ・レイニン・キエフ学派の3系列に、機関誌の別の書き手(サフチェンコ)が重なります。貴族の側への帰属(アウシュラ)、距離と順番と序列の実験観察(レイニン)、階層をよく理解する組織(ブカロフ)、リーダーのために働く分業(サフチェンコ)です。ただし、レイニンの観察は、ベータとデルタを合わせた貴族の側についてのものです。
第二は、構造を現実に打ち立てる役割です。キエフ学派・ストラティエフスカヤ・グレンコの3系列にあり、選別と物質化、抵抗の中での秩序の導入、最大の拡張として書かれています。
第三は、感情の場の共有と強さです。キエフ学派の1系列に、機関誌の別の書き手2人(ツィピン・デヴャトキン)が重なります。Fe(外向倫理)のグローバル性、感情の場を作り操る腕前、派手な祝賀が、その中身です。
ここに時機の読みを並べたくなりますが、Ni(内向直観)を四次元とする順位づけを書いているのは、キエフ学派の1系列です。しかも、ツィピンの「遠い展望を無視する」という記述とは、向きが逆になっています。
同じく複数の系列に現れるもの
このほかに、次の3つも複数の系列に現れます。
- 緊張の基調。ストラティエフスカヤは絶え間ない緊張と極限性、メゲジは感情を強度で試す関係、ブカロフは実用主義的な悲観主義と書いています。
- 唯一の説明への収束。Ne(外向直観)の一次元=説明の幅全体を受け入れる用意のなさ(カルペンコ)、単一のイデオロギーによる結束(グレンコ)、単独支配の下での理念の単純化と狂信(サフチェンコ。社会規模の記述)です。
- 英雄と闘争の物語。グレンコはロマン主義の真正さ、アウシュラは悲劇主義への傾き、デヴャトキンは青年期の戦いと書いています。
単独の主張
家父長的家族という結束の形(グレンコ)と、「下っ端」のコンプレックス(ストラティエフスカヤ)は、1系列だけの主張です。スパルタ5世紀の例(グレンコ)と、Ni(内向直観)の四次元という時機の評価(カルペンコ)も、同じく1系列だけです。
食い違いと、その由来
教条への傾きをめぐっては、カルペンコ・グレンコ・サフチェンコの記述の系列に対し、Gromが反対の証言を置いています。新しい学問へベータから最初に来たのはIEIタイプの2人だった、という証言です。
ここからは当サイトの思索ですが、両者は水準が違うと読めます。前者はベータの価値が支配原理になった社会・集団の記述で、後者は個人2例の記録です。
個人の記録は、集団の傾向を論理的に否定しません。一方で、集団の傾向は個人の予言にならないという13章の一般則は、この対にもそのまま言えます。
もう1つの食い違いは、エネルギーの評価です。4つのクアドラで最大と書いているのは、グレンコの1系列です。割れているのは強さの評価ではなく、その強さが何に向かうか(建設か、収束か、内向か)の記述です。
このように研究者をまたいで残るのは、抵抗の中で構造と秩序を打ち立てるために、序列で結束し、感情を集団の状態として扱うという像です。ここまでが、複数の系列を横断して残るベータの中心です。
一方、緊張の裏面に置かれる「弱い側に置かれることへの恐怖」は、ストラティエフスカヤの1系列が中心に据えたものです。
12ベータクアドラの会話
この章では、研究者の章で出た会話と集まりの記述を、場面ごとに並べ直します。取り上げるのは、会話の型、共同生活の型、式典と美学の3つです。
会話の進み方
レイニンの章で見たとおり、距離を保ち、順番に話し、遮らず、序列が見えるのは、ベータとデルタを合わせた貴族の側の、実験上の特徴でした。これは、アルファを含む民主の側の遮り合いとは正反対です。
ベータは、アルファと同じ主観主義の側(感情と論理の話題を自由に話す側)でありながら、発言の作法は逆になります。つまり、話題の自由と、話し方の規律が両立しているのが、ベータの会話の型です。
感情の側は、カルペンコの章で見たとおり、個人の深い感情から集団規模の感情状態までを、同じFe(外向倫理)が扱います。そこでは、人の感情に働きかける腕前が芸術の水準と評されます。ツィピンは、出来事と人物のまわりに感情の場が作られると書いています。
共同生活の型
日常の型は、訓練です。9章で読んだグレンコの記述では、禁欲と絶え間ない訓練、強制的な集団主義からなるスパルタ的な生活様式が、時間の中での並外れた安定を与えるとされていました。
これを場面に置き直すと、稽古・鍛錬・規律のある生活が理想を支え、その見返りが安定という形になります。例えば、部活動や道場のような集まりを思い浮かべると、ベータの共同生活の型に近くなります。
グレンコは、ベータの志向の全体像を、こうまとめています。
このように、βクアドラは個人的なものを公的なものに犠牲にしつつ、他者への志向、すなわち大集団への志向を堅持する。この意味で、それは最も社会的に影響力のあるクアドラとして第1位に置かれるべきである。それは、一般に東洋的価値と呼ばれているイデオロギー的体系を最も完全に体現している。
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So, the beta quadra, while sacrificing the personal to the public, adheres to the orientation toward others, that is, to large groups. It is in this sense that it should be put in the first place as the most socially influential quadra. It most fully embodies that ideological system commonly called Eastern values.
言い換えると、ベータは個人的なものを公的なもののために犠牲にし、大きな集団へ向かうということです。グレンコはそこから、ベータを社会への影響力が最も大きいクアドラとして第1位に置き、一般に東洋的価値と呼ばれる考え方を最も完全に体現するとも書いています。
個人的なものより公的なもの、小さな輪より大集団へ向かう点で、集まりの規模の好みも、アルファの「近しい輪の楽しみ」と対照的です。
式典と美学
ストラティエフスカヤの章で見た「美学はイデオロギーに従属し、プロパガンダ的な性格を帯びる」は、場面に置き直すと式典の美学です。行進、制服、記念の儀式、勝利の祝賀(デヴャトキンの「同じくらい派手な祝賀」)などが、その例です。
つまり、美しさそのものではなく、意味と結束を運ぶための美が、ベータの集まりの晴れの場を作ります。カルペンコの章の「制服の着用から幾何学式庭園まで」という画一化の記述も、同じ美意識の日常の面です。
このように、ベータの場面の中心は2つあります。1つは、話題は自由でも話し方は序列を守り、感情が場として作られ、働きかけられるという会話の型です。もう1つは、訓練が日常で、式典が晴れの場という生活の型です。
どちらの型でも、個人の楽しみより大集団の結束が、場の目的になります。
13ベータクアドラの4タイプ
同じベータの中でも、タイプで役割が分かれ、場でふるまいが変わります。この章では、役割の交代、タイプごとの持ち場、場での変化の3つの面から解説します。
役割は固定ではない
クアドラで誰がアクセプト(受容)またはプロダクティヴ(創造)の役割を演じるかを規定できるか?私見では、交代でである。だとすれば、クアドラは新しい質—役割の交代をもたらす!(中略)クアドラでの活動は、特別な力の高まり、創造的自己開示、独特の幸福感(エウフォリア)を伴う。(中略)しかし、本当の社会進歩は1つのクアドラでは生まれない。そのためにはソシオンが必要であり、それについては本論文の第III部で語る。
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Можно ли определить, кто в квадре играет акцептную или продуктивную роль? Думаю, что попеременно. А если так, то квадра вносит новое качество — попеременность ролей! (中略) Активность в квадре сопровождается особым наплывом сил, творческим самораскрытием и даже своеобразной эйфорией. (中略) Однако настоящего социального прогресса одна квадра не рождает. Для этого нужен СОЦИОН, о котором речь пойдет в третьей части данной работы.
上の引用にあるアクセプトは受け取る役、プロダクティヴは作り出す役のことです。言い換えると、アウシュラの見方では、クアドラの中で受け取る役と作り出す役が交代するということです。クアドラでの活動は力の高まりと独特の幸福感を伴いますが、本当の社会の進歩には16タイプ全体が要る、とも書いています。
序列の印象が強いベータですが、アウシュラのこの一般則は、ベータにもそのまま言えます。
一方で、タイプごとの持ち場を割り当てた記述もあります。ブカロフは、ベータで外へ向けて実現する役を、こう書いています。
クアドラ〔β〕における実現者は(ESTP、SLE)である—これは(中略)何らかの過程や状況のビジネス的・時間的側面に方向づけられたタイプである。
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Реализатором в квадре является (ESFJ, ЭСЭ) , который распространяет, пропагандирует и внедряет идеи, родившиеся в квадре. Реализатором в квадре является (ESTP, СЛЭ) - это тип (中略) ориентирующийся в деловых и временных аспектах какого-либо процесса или ситуации. И, наконец, реализатор в квадре это (ENFJ, ИЭЭ), выдающий в социум «технологизированный гуманизм», опирающийся на опыт цивилизации и тяготеющий к консерватизму.
つまり、ブカロフの言う機能的役割の枠では、ベータの中で外へ向けて実現する役はSLEだということです。これはアウシュラの受け取る役・作り出す役とは別の枠組みで、そのまま重ねることはできません。
5章で読んだ「理論上のプログラムはEIEが設定し、実践で優勢なのはLSI」と合わせると、持ち場が書かれているのはEIE(理念の設定)・LSI(実践の優勢)・SLE(対外的な実現)です。IEIの持ち場を割り当てた記述はありません。
場でふるまいが変わる
レイニンは、人のふるまいを左右するものを、こう書いています。
具体的状況における人間の行動は、その個人的特性と情報代謝タイプ、考察対象の状況の特殊性のみならず、その瞬間に彼が属している微小集団のタイプ間特性によっても、大きく左右される。(中略)集団における関係の変化は、人格の特定の性質の発現に本質的な影響を及ぼす。(中略)本論はタイプ間関係の理論 [1, 2, 3] の立場からの小社会集団の類型論の構築に充てられる。
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Поведение человека в конкретной ситуации зависит не только от его индивидуальных особенностей и типа информационного метаболизма, не только от специфики рассматриваемой ситуации, но в большой степени и от интертипной характеристики микрогруппы, в которой он в данный момент находится. (中略) Изменение отношений в коллективе существенно влияет на проявление тех или других свойств личности. (中略) Данная работа посвящена построению типологии малых социальных групп с позиции теории интертипных отношений [1, 2, 3].
レイニンによれば、人の行動を決めるのは、個人の特性、タイプ、状況、その場の集団の4つです。クアドラは、そのうちの一部です。例えば、同じ人でも、ベータの部隊の中とアルファの雑談の中では、別のふるまいになります。
4タイプは4つの気質に1人ずつ散る
グレンコは、環境とのエネルギーのやりとりの強さで、16タイプを4つの気質に分けています。合理か非合理か、外向か内向かの組み合わせです。グレンコは、4つの気質をこう書いています。
ソシオニクス気質は、社会タイプ(または機能)の環境とのエネルギー交換の強度レベルを特徴づける。基本的なソシオニクス気質は4つある。(中略)線形‐主張型ソシオニクス気質 ― 4つの合理的外向(中略)ソシオン内のすべてのタイプの中で最高のエネルギーを特徴とし、そのエネルギーは線形的方法で適用される。(中略)柔軟‐適応型ソシオニクス気質 ― すべての非合理的外向(中略)エネルギーと、その適用方向を素早く変更する能力との結合を特徴とする。(中略)均衡‐安定型ソシオニクス気質 ― すべての合理的内向(中略)エネルギーが最も少ないタイプだが、堅実かつ確実に働く。(中略)受容‐適応型ソシオニクス気質 ― すべての非合理的内向(中略)最小限のエネルギー消費で存在の周囲条件に適応する能力を特徴とする。
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Socionic temperament — characterizes the intensity level of energetic exchange of sociotype (or function) with the environment. There are four basic socionic temperaments: (中略) Linear-assertive socionic temperament unites four rational extraverts (中略) Characterized by the highest energy among all types in socion, and that energy is being applied in a linear way. (中略) Flexible-adaptive socionic temperament unites all irrational extraverts (中略) Characterized by energy combined with the ability to change the direction of its application quickly. (中略) Balanced-stable socionic temperament unites all rational introverts (中略) the least energetic types, but working steadily and reliably. (中略) Receptive-adaptive socionic temperament unites all irrational introverts (中略) Characterized by the ability to adapt to the surrounding conditions of existence with minimal energy costs.
ベータの4タイプは、この4つに1人ずつ入ります。EIE(線形‐主張)、SLE(柔軟‐適応)、LSI(均衡‐安定)、IEI(受容‐適応)です。つまり、同じ価値を大事にしていても、エネルギーの出し方と保ち方はこれだけ分かれるということです。そのため、「ベータっぽさ」を1つの活動量で測ろうとすると、外れます。
2つの領域に2人ずつ寄る
もう1つの分け方は、力を出せる領域です。こちらは4タイプが4つに散らず、2つに寄ります。グレンコは、活動の領域を4つに分けて、こう書いています。
活動タイプのマインドセットは、問題を解決する最も自然な方法であり、また当該社会タイプの代表者がその潜在力を最も完全に実装できる領域である。(中略)技術‐管理型マインドセット(中略)感覚論理および論理感覚タイプを結び、彼らは公式管理構造または技術的・物質的生産の領域で働くとき、最大の価値をもたらす。(中略)社会‐コミュニケーション型マインドセット(中略)感覚倫理および倫理感覚タイプを含み、彼らは流通領域および社会的コミュニケーションにおいて最も効果的である。(中略)人道‐職人型マインドセット(中略)直観倫理および倫理直観タイプを含み、人間文化の超越的側面、すなわち精神性、イデオロギー、宗教、文学と芸術、人文学、教育、人格発達、心理的援助に取り組むことを召命とする。(中略)科学‐研究型マインドセット(中略)直観論理および論理直観タイプを含み、その使命は客観的、再現可能な方法による周辺世界の理論的および実験的研究にある。
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Mindset of the type of activity — the most natural way to solve problems, as well as the sphere where the representative of a given sociotype can most fully implement his potential. (中略) Technical-managerial mindset (中略) unites sensory logical and logical sensory types, who bring the most value when working in formal managerial structures or areas of technical and material production. (中略) Social-communicative mindset (中略) includes sensory ethical and ethical sensory types, who are most effective in distribution spheres and in social communications. (中略) Humanitarian-artisanal mindset (中略) includes intuitive ethical and ethical intuitive types who are called to work with the transcendental side of human culture: spirituality, ideology, religion, literature and art, humanities, education, personality development, and psychological help. (中略) Scientific-researching mindset (中略) includes intuitive logical and logical intuitive types whose mission is in the theoretical and experimental study of the surrounding world by objective, reproducible methods.
言い換えると、ベータの4人は、人道‐職人型(EIE・IEI)と技術‐管理型(SLE・LSI)に2人ずつ入るということです。残りの2つの領域には、ベータの中に担い手がいません。
ここからは当サイトの思索ですが、この寄り方は貴族の側の2クアドラ(ベータとデルタ)に共通していて、民主と貴族の分かれ目と重なります。同じ4人でも、測る軸を変えると、散りもすれば寄りもします。
このように、ベータの中で誰が何をするかは固定ではありません。役は交代し(アウシュラ)、理念の設定・実践・対外的な実現はタイプで分かれ(ブカロフ)、ふるまいは場によって変わります(レイニン)。
つまり、この記事のベータ像は4人の平均像であって、1人ずつの予言ではないということです。
14他のクアドラから見たベータ
この章では、ベータの輪郭を、ほかの3つのクアドラとの対比で描きます。前提になるのは02章で見た構造で、隣のアルファ・ガンマとは価値要素を2つ共有し、対角のデルタとは1つも共有しません。
対角のデルタ
ストラティエフスカヤは、クアドラどうしの距離と緊張を、こう書いています。
第1クアドラ(アルファ)と第3クアドラ、また第2クアドラと第4クアドラのアスペクトは、外内向性によって互いに対立している。これらのクアドラは直交している。直交するクアドラの代表者間の関係—最も緊張し、先鋭化した関係である。まさにここで、相互理解が最も少ない。(中略)隣り合うクアドラ間の相互関係は、比較的良好である。それゆえ、相互に衝突する直交するクアドラにとって、それらは一種の「仲介者」「翻訳者」となる。
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Аспекты 1-й и 3-й квадры и аспекты 2-й и 4-й квадр взаимопротивоположны по вертности. Эти квадры — ортогональны. Отношения между представителями ортогональных квадр — самые напряженные и обостренные. Именно здесь меньше всего взаимопонимания. Взаимоотношения между соседствующими квадрами сравнительно благополучней. Поэтому для взаимоконфликтующих ортогональных квадр они являются своего рода "посредниками" и "переводчиками".
上の引用にある直交するクアドラは、対角のクアドラのことです。言い換えると、対角のクアドラどうしが最も緊張し、隣り合うクアドラがそのあいだの翻訳者になるということです。これはクアドラ一般についての規則で、ベータにとって対角にあるのはデルタ、隣り合うのはアルファとガンマです。
ストラティエフスカヤは、ベータとデルタの似ている点と違う点を、こう書いています。
第二クアドラ(ベータ)との遠い類似はそれだけにとどまらない。これらのクアドラの間の共通点は、両者ともに自分の社会的安定と保守主義を大切にすることである。(中略)第二クアドラが — 論理的、厳格、実用主義的、そして主要なのは — 閉鎖的であり、その世界が制限され、狭い実用主義的方向性を特徴とし、目的からの逸脱を抑圧するのに対し、第四クアドラは — 倫理的、高度に精神的、深く傷つきやすい。世界観の開放性、楽観主義と人道主義を特徴とする — そしてこれが両クアドラの間の絶え間ない衝突と矛盾の原因の一つである。
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но этим ее отдаленное сходство со второй квадрой не ограничивается. Общее между этими квадрами то, что и та, и другая дорожат своей социальной стабильностью и своим консерватизмом. Но если вторая квадра — логичная, жесткая, прагматичная, а главное — закрытая, поскольку ее мир ограничен, характеризуется узкопрагматической направленностью и подавляет любое отклонение от цели, то четвертая квадра — этичная, высоко духовная, глубоко ранимая; характеризуется открытостью, оптимизмом и гуманизмом мировоззрения — и в этом одна из причин постоянных конфликтов и противоречий между обеими квадрами.
ベータとデルタは、どちらも社会の安定と保守を大切にする点で似ています。似ているのに、閉じた厳格さ(ベータ)と開いた傷つきやすさ(デルタ)で中身が逆になり、それが衝突の原因になるという診断です。
衝突のしくみについても、ストラティエフスカヤはこう書いています。
第二と第四クアドラ(デルタ)の目的と課題は、相互対立的なアスペクトの手段によって実現される — そしてこれが彼らの絶え間ない不和と衝突の原因である。(中略)そのような衝突の原因の一つ — 第二クアドラで支配的だが第四では押しのけられた、否定的意志感覚(-●(Se)=-Se)のアスペクトである: 外部からの意志的圧力、空間的制限。(中略)ここで押しのけられた第二の価値観 — これも外向だが、すでに合理的な — 肯定的感情倫理(+▼(Fe)=+Fe)である。第四クアドラの代表者はまったくイデオロギー化されていない
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Цели и задачи второй и четвертой квадр реализуются средствами взаимопротивоположных аспектов — и в этом причина их постоянных разногласий и конфликтов. (中略) Одна из причин таких конфликтов — доминирующий во второй квадре, но вытесненный в четвертой аспект негативной волевой сенсорики (-ЧС): волевое давление извне, пространственные ограничения. (中略) Вторая вытесненная здесь ценность — тоже экстравертная, но уже рациональная — позитивная этика эмоций (+ЧЭ). Представители четвертой квадры неидеологизированны совершенно
要するに、ベータで支配的な意志的圧力と感情の高揚が、デルタではどちらも押しのけられた側にあるという説明です。同じ手段が、一方では道具になり、他方では負担になります。価値が完全に入れ替わる実例です。
隣接のアルファ
ストラティエフスカヤは、アルファとベータの共通点を、括弧書きでこう書いています。
(「黒」の倫理と「白」の論理は第一クアドラ(アルファ)でも支配しており、この「共通性」は第一クアドラと第二クアドラの代表者を本質的に近づける。)
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("Черная" этика и "белая" логика доминируют и в первой квадре, и эта "общность" существенно сближает представителей первой и второй квадр.)
上の引用にある「黒」の倫理はFe(外向倫理)、「白」の論理はTi(内向論理)のことです。つまり、アルファとベータは、Ti(内向論理)とFe(外向倫理)を共有することで、本質的に近づくということです。理屈の議論と感情の熱は、2つのクアドラの共通言語です。
分かれるのは作法です。レイニンの実験が示したとおり、同じ話題を、アルファを含む民主の側は遮り合いで、ベータを含む貴族の側は順番と序列で話します。
また、03章で見たアウシュラの1行のとおり、アルファとデルタの感情は笑いへ、ベータとガンマの感情は悲劇へ向かいます。
隣接のガンマ
ストラティエフスカヤは、ガンマとの共通点も書いています。
「黒」感覚と「白」直観は第二クアドラ(ベータ)でも支配的であり、これは(中略)第二クアドラと第三クアドラの代表者の間の相互理解をいくらか容易にする。
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"Черная" сенсорика и "белая" интуиция доминируют и во второй квадре, что несколько облегчает взаимопонимание между представителями второй и третьей квадр.
上の引用にある「黒」感覚はSe(外向感覚)、「白」直観はNi(内向直観)のことです。言い換えると、ガンマとは力と時機の要素を共有するので、相互理解がいくらか容易になるということです。
それでもこの2つは、思想史で最も頻繁に対置されてきた組です。グレンコは、その対置をこう書いています。
哲学者や社会学者は、βクアドラとγクアドラを最も頻繁に対置してきた。すでに見たように、この対置には現実のソシオニクス的意味がある。たとえば、G・スペンサーは軍事的なβクアドラ社会と産業的なγクアドラ社会を対極として記述している。
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философы и социологи чаще всего противопоставляли друг другу. В таком противопоставлении, как мы убедились, есть реальный соционический смысл. Например, военные ( -квадральные) и промышленные ( -квадральные) общества описываются как антиподы у Г. Спенсера.
ベータとガンマの対置は、社会理論の古典にも現れます。スペンサーの軍事社会と産業社会が、その例として挙げられています。
対置の系譜と並んで、両者を1人の人物の中で合わせられるかという議論も、古くからあります。グレンコは、こう続けています。
二つのクアドラの統合という問題を最初に提起したのは、イタリア人N・マキャヴェッリだった。彼は、支配するβエリートをライオンに、その地位を占めようとするγエリートをキツネにたとえた。一人の人間のうちにライオンとキツネの資質が結合することこそ、理想的な君主である。第二クアドラ(ベータ)と第三クアドラの闘争は、もう一人の著名なイタリア人V・パレートによるエリート循環論のソシオニクス的本質である。
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Впервые вопрос о синтезе двух квадр поставил итальянец Н. Макиавелли. Он образно сравнивал правящую -элиту со львами, а стремящуюся занять её место -элиту с лисами.
マキャヴェッリの理想の君主は、ベータのライオンとガンマのキツネを1人で兼ねる人です。
このようにグレンコは、軍事社会と産業社会(スペンサー)・ライオンとキツネ(マキャヴェッリ)・エリートの循環(パレート)を、ベータとガンマの対置に対応づけています。いずれも、社会やエリートの規模の議論です。
エネルギーを出す側と吸う側
グレンコは、4つのクアドラを、社会に対するエネルギーの向きで2つに分けています。昇(アルファ・ベータ)と降(ガンマ・デルタ)です。グレンコは、昇の側をこう書いています。
昇社会タイプは社会発展の軌道を上方に動かす。彼らは長期的コミュニケーションにおいて集団主義原理を担うので、社会的・心理的エネルギーのドナー(donors)である。(中略)昇クアドラにおける発展過程の加速のもう1つの説明は、彼らの優先事項の中に、人の感情エネルギーの目的的使用に責任を持つ情報アスペクトEとLがあることである。
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ascending sociotypes move the trajectory of social development upward. They are donors of social and psychological energy because they carry a collectivist principle in long-term communication. (中略) Another explanation of the acceleration of the developmental processes in the ascending quadras: among their priorities are the information aspects E and L, responsible for the purposeful use of the emotional energy of a person.
上の引用にあるEはFe(外向倫理)、LはTi(内向論理)のことです。つまり、昇の側は、感情の共有と論理の計画という2つの要素を優先することで、社会へエネルギーを出すということです。
反対の側の説明も、対になっています。
降社会タイプは、それを社会にもたらすよりも、周囲の社会からエネルギーを吸収する。それゆえ、彼らは社会的・心理的エネルギーの受容者とみなしうる。(中略)降社会タイプは本性上、集団主義者というよりも個人主義者であり、それゆえ集団全体の潜在力を増加させるために力を結束する欲望を持たない。(中略)降クアドラは共通の優先事項PとRを持っており、それら自体は動機ではない。事業論理Pは、以前に蓄積されたエネルギーによる動きであり、関係の倫理Rは、確立された関係体系への愛着を象徴する。
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sociotypes of descending quadras absorb energy from the surrounding society more than they bring energy it into it. Therefore, they can be considered as recipients of social and psychological energy. (中略) Descending sociotypes are by their nature more individualists than collectivists, so they do not have .the desire to unite their forces to increase the group-wide potential (中略) the descending quadras have common priorities P and R, which in themselves are not motive: the business logic P is the movement because of the previously stored energy, and the ethics of the relationship R symbolizes attachment to the established system of relationships.
降の側は反対に、周りの社会からエネルギーを吸収し、集団より個人に向かいます。
ベータは昇の側で、グレンコは4つのクアドラで最も秩序‐エネルギー的だと書いています。ベータから見ると、隣のアルファは同じ昇で、隣のガンマと対角のデルタは降に入ります。
次元の差が非難になる
隣り合うクアドラの摩擦は、価値の違いだけでなく、同じ要素をどれだけ広く扱えるかの差からも説明されています。カルペンコは、その例をこう書いています。
Г. В. チキリソヴァが正しく指摘したように、ある情報アスペクトの次元数が3であるクアドラが、同じアスペクトの次元数が4であるクアドラに文句をつけることはかなり多い。たとえば、クアドラαのアイデア(▲(Ne))を空想的で、非現実的で、根拠がないと非難するのは、まさにクアドラδの代表者である。クアドラβの観点からは、クアドラαの論理的構築物は「十分に論理的でない」(□(Ti))し、クアドラγはどうも意志感覚(●(Se))を過剰に発揮している。
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Как верно заметила Г. В. Чикирисова, довольно часто квадра, в которой мерность информационного аспекта равна трем, предъявляет претензии к квадре, у которой мерность этого же аспекта равна четырем. Так, именно представители квадры δ упрекают квадру α в фантастичности, нереальности и необоснованности их идей (). С точки зрения квадры β, логические построения квадры α «недостаточно логичны» (), а квадра γ как-то чрезмерно проявляет волевую сенсорику ().
言い換えると、ある要素が三次元のクアドラは、同じ要素が四次元のクアドラに文句をつけることが多いということです。この例では、ベータは、アルファの論理的構築物を「十分に論理的でない」と評する側に置かれています。
ベータのTi(内向論理)は三次元で、アルファの四次元より狭く、狭い側が広い側に文句をつけるという向きです。批判の言葉は相手の欠点を指しているようで、実際は自分の側の次元が足りない領域を指しています。
このように、外から見たベータの輪郭は、3本の線でできています。デルタとは価値がすべて入れ替わり、同じ保守を閉じた厳格さと開いた柔らかさで形にし合う、もっとも張りつめた関係です。
アルファとは理屈と感情の熱を共有しつつ、会話の作法と感情の向き(悲劇か笑いか)で分かれます。ガンマとは力と時機を共有し、相互理解はいくらか容易になります。
この2つを対置してきたのは社会理論の古典で、グレンコはそこにソシオニクスとしての意味を読みます。ただし、それは社会とエリートの規模の議論です。
つまり、ベータの対立には、価値の断絶(デルタ)と、価値の重複(ガンマ)の2種類があるということです。ここが、この章の要点です。
15社会とベータクアドラ
この章では、クアドラ交替論(社会の発達の段階をクアドラが順に受け持つとする説)の中で、ベータが受け持つとされる区間と、その実例を解説します。理論の一般形は、共通の記事にあります。
ベータが受け持つ区間
グレンコは、アルファからベータへの受け渡しを、こう書いています。
第一クアドラ(アルファ)のバトンを、第二クアドラ—クアドラ「ベータ」—が受け取る。(中略)このクアドラの価値からは、その社会的役割も導かれる—新しい秩序の導入である。
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Эстафету первой подхватывает вторая квадра, или квадра "бета". В нее входят такие социотипы: ЭИЭ(ГАМЛЕТ), ЛСИ(ГОРЬКИЙ), СЛЭ(ЖУКОВ) и ИЭИ(ЕСЕНИН). Стихия, управляющая их восприятием, - огонь. Эта стихия придает перечисленным социотипам следующие качества: деятельную (中略) это самая дисциплинированная и организованная квадра, умеющая быстро собрать все силы в кулак в случае грозящей опасности или возникновения экстремальной ситуации. Из ценностей квадры вытекает и ее социальная роль - внедрение новых порядков и организационных
グレンコのまとめでは、アルファから受け取ったバトンを、新しい秩序として導入するのがベータの社会的役割です。
同じ区間を、ブカロフは、エスノス(民族集団)の歴史の段階に重ねて書いています。
社会・国家の発達におけるフェーズα・β・γ・δは、クアドラ交代によって特徴づけられる。L. S. グミリョフの理論における民族集団進化の枠内では、また4つの段階が抽出され(中略)これに対応して、民族集団形成のフェーズはフェーズαと一致し、国家性確立と官僚機構の硬化フェーズはフェーズβと、旧構造解体フェーズはフェーズγと、民族集団衰退フェーズはフェーズδと一致する。
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Фазы б,в,г‚, дв развитии общества, государства характеризуются сменой квадр. (中略) фаза становления государственности и окостенения бюрократических структур - с фазой в
言い換えると、エスノスの歴史の4つの段階のうち、ベータは国家性の確立と官僚機構の硬化の段階に対応するということです。グミリョフのエスノス進化の4段階に、クアドラの交替をそのまま重ねる書き方です。
アルファが作った構想を受け取り、新しい秩序として導入するのが、ベータの区間の仕事です。この学説を1人の人物に当てはめた例が、カルペンコのピョートル1世論です。カルペンコは、研究の動機をこう書いています。
ピョートル1世の人格に取り組むことを強いたのは、2つの矛盾だった。彼についての私自身の考えと、ソシオニストたちの輪のなかで通用していた、彼をILEタイプとする分類との矛盾。さらに、彼のタイプのそのような判定が、歴史過程におけるクアドラの交代という、活発に展開されつつあった構想—それは彼の位置に第2クアドラ(ベータ)の人間を想定する—に、どうしても収まらなかったことである。
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Обратиться к личности Петра I вынудили два противоречия: собственного представления о нем и бытовавшего в кругу социоников отнесения его к типу ИЛЭ, а также то, что такое определение его типа никак не укладывалось в активно развивавшуюся концепцию сменяемости квадр в историческом процессе, которая предполагает на его месте человека второй квадры.
研究の動機は、ピョートル1世をILEとする当時の判定が、カルペンコ自身の考えとも、交替論とも合わなかったことです。交替論を外から確かめたのではなく、交替論に合うようにタイプ判定を組み直した研究だということになります。
時代の判定について、カルペンコはこう論じています。
ソシオニクスの観点からは、ロシア帝国建設の時代は、歴史過程における第2(中略)クアドラの時期に対応する—国家の、明確な国家構造とヒエラルキーの創出は、通例、第2クアドラ(ベータ)によって実現される。なぜならそれは、このクアドラの代表者たちの深層の志向が社会的・政治的生活へ投影されたものであり、クアドラの精神の発現だからである。構造論理—中心的なクアドラ価値の一つ—は、このようにして自分を現す—最も複雑な構造の一つである国家という構造において。
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С точки зрения соционики, эпоха строительства Российской империи соответствует периоду второй ( ) квадры в историческом процессе - создание государства, четкой государственной структуры и иерархии реализуется как правило второй квадрой (中略) Структурная логика - одна из центральных квадровых ценностей - так проявляет себя - в одной из наиболее сложных структур - государственной.
上の引用にある構造論理は、Ti(内向論理)のことです。言い換えると、国家の構造と序列を作り出すのは、通例ベータだということです。Ti(内向論理)というクアドラの価値が、国家という最大の構造物に投影される、という読みです。
人物の側について、カルペンコはこう締めています。
ピョートルの最も重要な仕事、注意の中心にあったのは、国家建設だった。(中略)しかし、工業の発展も、軍事的成功も、新しい教育水準も、自己目的ではなかった—これらすべては、ロシアの国家性の強化と確立に仕えていたのである。
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Наиболее важным делом, центром внимания Петра было государственное строительство. (中略) Но ни промышленное развитие, ни военные успехи, ни новый образовательный уровень не являлись самоцелью - все это служило укреплению и становлению российской государственности.
カルペンコの整理では、工業も軍事も教育も、国家性の確立という1つの目的に仕える手段でした。1人の統治者の事績に、学説を当てはめた例です。
どの時代をどのクアドラと結びつけたのが誰かは、別の書き手のアフォーニンが整理しています。
原始共産制をアルファ・クアドラの時代として同定したのはS. V. Savchenkoである。第二クアドラ(ベータ)は、社会構造の創造者たちのクアドラである。人は青年期に学び、まさにこの時期に、いわゆる社会化の時期が来る(中略)(世界宗教の発生と国家形成の時代)をベータ・クアドラの時代として同定したのはV. V. Gulenkoである。第三クアドラは、物質的価値をめぐる闘いに携わるプラグマティストたちのクアドラである。
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Первобытный коммунизм как эпоху альфа-квадры идентифицировал С. В. Савченко [12]. Вторая квадра — квадра создателей социальной структуры; человек в юности учит- ся, и именно в это время наступает так называемый период социализации, когда человек впервые (中略) рели- гий и образования государств) идентифицировал как время бета-квадры В. В. Гуленко [7]. Третья квадра — квадра прагматиков, занимающихся борьбой за материальные цен- ности. Зрелый человек оставляет иллюзии и романтизм и прагматично стремится матери-
言い換えると、世界宗教の発生と国家形成の時代をベータの時代としたのは、グレンコだということです。アルファの時代を原始共産制としたのはサフチェンコとされ、ベータは社会構造を作る人々のクアドラと位置づけられています。
このように、交替論の中のベータは、アルファの構想を受け取り、抵抗の中で国家性・構造・秩序として確立する区間を受け持ちます。ピョートル1世の例では、工業・軍事・教育のすべてが、構造を確立するための手段として整理されました。
つまり、ベータは循環の中で「形にする」区間として書かれ、その記述は国家の規模にまで及ぶということです。
16ベータクアドラの見分け方
この章では、ベータの見分け方と、間違いやすい点を解説します。判定の一般則(クアドラはタイプより先に判定できる・自己同一視はそのまま使えない)は共通の記事にあるので、ここではベータに固有の間違いやすい点を扱います。
「貴族」の語義の罠
レイニンは、自分が名づけた特性が日常の意味で読まれることに、こう苦言を書いています。
彼らは特徴の最も日常的な解釈に依存している。すなわち、「貴族」とは社会のなかでヒエラルキーを是認する者である、「民主」とはこのヒエラルキーを蔑む者である、等々。(中略)完全に正しい。残念ながら、こうした日常的解釈の流布に少なからず貢献しているのは、インターネットを介して利用可能で多くの人にテストとして利用されている「レイニン特徴計算機」である(実際にはテストでもなんでもないにもかかわらず)。
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Они пользуются самым что ни на есть бытовым толкованием признаков: «аристократы» — значит, утверждают в обществе иерархию; «демократы» — значит, эту иерархию презирают и т. д. (中略) Совершенно верно. К сожалению, распространению этого бытового толкования немало способствует «Калькулятор признаков Рейнина», который доступен через Интернет и используется многими как тест, хотя таковым вовсе не является.
言い換えると、レイニンは、「貴族」をヒエラルキーを認める人とする日常の解釈が広まったことを問題にしているということです。その広まりには、テストでもない「レイニン特徴計算機」が少なからず手を貸したと書いています。
これは、「貴族=ヒエラルキー好き」という日常的な解釈への、命名者の側からの苦言です。ベータの貴族性は「上下関係が好き」ではなく、集団と位置を通じて人と関わる伝達の様式を指します。序列を作ることと、序列を楽しむことは別です。
中央クアドラの判定の難しさ
レイニンは、果敢と賢明の見分けにくさを、こう書いています。
それゆえこの特徴を実践でどう判定するかは想像が難しい。(中略)たとえ「中央」クアドラの代表者の中であっても。(中略)私にとってこれは「与える者/受け取る者」である。性的プログラムによる最も顕著な分割:パートナーに快楽を与える/プロセスから快楽を得る。
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поэтому как определять этот признак на практике, представить трудно. (中略) находится мало желающих выбрать первое — даже среди представителей «центральных» квадр. (中略) Для меня это «дающие–берущие». Наиболее яркое разделение по сексуальной программе: доставить удовольствие партнеру / получить удовольствие от процесса.
上の引用にある「中央」クアドラは、果敢の側のベータとガンマのことです。つまり、果敢の側の人の中でさえ、果敢と賢明を実際に見分けるのは難しいということです。「決断力がありそうだからベータ」という見た目の判定は当てにならない、という命名者自身の証言です。
使える手がかり
行動のレベルでベータに寄る手がかりは、この記事で読んだ範囲では次の3つです。
1つ目は、会話の作法です。話題は自由でも、順番と序列と距離が保たれるという、レイニンの実験の観察です。ただし、これはベータとデルタを合わせた貴族の側の観察なので、これだけではベータとデルタを分けられません。
2つ目は、感情の場です。出来事と人物のまわりに感情の場が作られ、それに働きかける腕前が高いという、カルペンコとツィピンの記述です。
3つ目は、本人の快適さの自己報告で、どの集団を心地よく感じるかです。レイニンは、この特性の意味論を、行動の観察ではなく自己報告とインタビューから取り出したと述べています。
逆に、見た目の強さや怖さの印象は、手がかりに使えません。10章のGromの異論(「ベータは教条的」という像に、機関誌の内側から反対の証言が出ている)も、印象による判定への歯止めになります。
判定の一般則
ベータの判定で前提になる一般則を、ここでも確認します。サフチェンコは、クアドラの判定について、こう書いています。
- クアドラへの所属の判定は、ソシオニクスのタイプの判定なしに可能である。 2. 人格が自覚的に特定のクアドラと自分を同一視することは、そのタイプに対応すると想定される選好と一致しないことがある。
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1. Определение принадлежности к квадре возможно без определения соционического типа; 2. Сознательное отождествление личностью себя с определённой квадрой может не соответствовать предполагаемым предпочтениям, соответствующим её типу; 3. При определении принадлежности к квадре следует различать типные предпочтения и
サフチェンコが挙げるのは、クアドラはタイプを決めなくても判定できることと、本人が名乗るクアドラがタイプの選好と食い違うことがある点です。判定の順序と、自己申告の扱いを定めた2点です。
ブカロフは、クアドラを先に判定できる理由を、心の発達の順序から書いています。
個人のクアドラへの帰属は、具体的な情報代謝タイプ(TIM)への帰属より早期に形成されることが導かれる。すなわち、より一般的な概念であるクアドラはまた進化的により早期のものであり、その4つのTIMによって、より遅い進化発達段階で分化する諸機能の相互作用システムを反映する一定の共通マトリクスを規定する。(中略)その答えは明らかに、個人の心の発達の最も早期の諸段階—おそらくは胚成長段階および臨床的出産段階—における心の形成史にある。
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Из предыдущего самого общего анализа следует, что принадлежность индивидуума к квадре формируется ранее, чем принадлежность к конкретному типу информационного метаболизма (ТИМУ). То есть, понятие квадры, будучи более общим, является и эволюционно более ранним, обуславливая своими 4-мя ТИМами некоторую общую матрицу, отражающую взаимодействующую систему их функций, дифференцирующихся на более позднем этапе эволюционного развития. (中略) Ответ, очевидно, лежит в истории формирования психики индивидуума на самых ранних этапах ее развития, предположительно, на стадии роста эмбриона и клинических родов.
上の引用にあるTIMは、情報代謝タイプ、すなわちソシオニクスのタイプのことです。つまり、クアドラへの帰属は、タイプへの帰属より早く形成されるという主張です。判定の入口としてクアドラを先に置く根拠は、ここにあります。
Gromは、クアドラが決めるものを、1行でこう書いています。
クアドラへの所属は、思考の全体的な方向、人生の価値、選好を規定する。
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И, очевидно, принадлежность к квадре задает общую направленность мысли, жизненных ценностей, предпочтений.
クアドラが決めるのは、思考の方向・人生の価値・選好までで、行動の細部までではありません。判定に使える手がかりの広がりを示す1行です。
レイニンは、特性の名前について、こうも書いています。
他の若干のレイニン特徴と同様、この特徴の名称は非常に人を惑わせうる。多くの場合、陽気さや深刻さを通常の理解で診断しようとしている。(中略)私の見解からすれば、これは 主観主義者/客観主義者 の特徴である。すなわち、「陽気」とは記述・理論・説明に方向づけられている者である。「深刻」とは客観的世界の論理に方向づけられている者である。本件における名称が不適切であることに同意する。
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Как и для ряда других признаков Рейнина, название этого очень может сбить с толку. Зачастую диагностировать пытаются весѐлость и серьѐзность в их обычном понимании. (中略) С моей точки зрения — это признак субъективисты–объективисты. Т. е. «веселые» — это те, кто ориентируется на описание, теорию, объяснение. «Серьезные» — ориентированы на логику объективного мира. Согласен, что название в данном случае неудачное.
「陽気」「深刻」という名前は、ふだんの意味で読むと外れます。レイニン自身が、名前が不適切だと認めています。
このように、ベータの判定でいちばん外れやすいのは、「貴族」「果敢」という特性名の日常語読みと、強さの印象からの直感判定です。
使えるのは、貴族の側まで絞る会話の作法(順番・序列・距離)と、感情の場の作られ方、そして本人の快適さの自己報告です。この章で押さえるのは、この3つの手がかりです。
17注釈
この章では、この記事の記述がどの水準のものかを短く仕分けします。定義から確定するのは、02章の構造(価値・ペア・関係の制約)だけです。実験はレイニンの小集団実験の観察が中心で、残りの大半は観察と学説です。
ベータは特に、帝国の建設やイデオロギー社会のような、歴史・政治の実例で語られることが多いクアドラです。そのため、社会の規模の記述を個人の性格に直訳しないという注意が、この記事ではくり返し必要になります。
クアドラで人を遠ざけない
レイニンは、タイプ間の相性の考えが広まる中で起きたことを、こう書いています。
タイプ間の相性に関する思想を普及する過程で、ある現象が現れた。それは「類型論的ショーヴィニズム」のようなものとして記述しうる。(中略)「間違ったタイプ」や「他のクアドラ」に属するように思える人々を遠ざける必要がない(中略)各人は何らかの情報を発信しており、通常それは、まさにあなたがその人と交流するその瞬間にあなたが必要としている情報なのである。受け取り方を学ぶ必要がある。
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In the course of popularization of the ideas about compatibility of types a phenomenon appeared, it could be described as some kind of “typological chauvinism”. (中略) there is no need to push those people away who seem to belong to “a wrong type' or “another quadra”. (中略) Every person transmits certain information and usually it is the information that you need at that very moment when you communicate with this person. It is necessary to learn how to receive.
上の引用にある「類型論的ショーヴィニズム」は、タイプを理由に人を遠ざける態度のことです。言い換えると、クアドラ論が広まったこと自体が、「ほかのクアドラの人を遠ざける」誤用を生んだということです。レイニンは、どの人も相手がその時に必要とする情報を出しており、受け取り方を学ぶ必要があると書いています。
これは、当事者からの警告です。ベータの記述は、帝国やイデオロギーといった強い歴史の例を含むぶん、人を裁く材料に転用されやすくなります。
どこまで確かめられているか
システム論の立場から書くイェルマークは、集団の研究がどこまで進んでいるかを、こう書いています。
ソシオニクスにおける集団の相互作用は、理論的にも実践的にも、対応する研究を実施する複雑さのために、今のところ完全に不十分にしか研究されていないことを指摘すべきである。「しかし、いくつかの観察は既にある」(A.アウグスティナヴィチューテ [69])。たとえば、70年代に、A.アウグスティナヴィチューテ と彼女の集団、N.メドヴェージェフ、V.リャシキャヴィチュス らによって興味深い結果が得られた。80年代にはいわゆる「ヴィルニュス・ソシオニクス学派」[^125] によってさまざまな集団が積極的に研究された。1987-88年にこのコレクティブが実施した大規模な実験サイクルの主な結果は、シェフテル F.Ya. および コブリンスカヤ L.M. の論文[77]に公表されている。
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Надо отметить, что групповые взаимодействия в соционике как теоретически ‚ так и практически изучены пока совершенно недостаточно, повидимому, вследствие сложности проведения соответствующих исследований. “Однако, некоторые наблюдения уже имеются”(А.Аугустинавичюте[69]). Так, в 70-е годы интересные результаты были получены А.Аугустинавичюте и её группой, Н.Медведевым, В.Ляшкявичюсом и др. В 80-е годы активно исследовала различные группы т.н. “Вильнюсская школа соционики”. Основные результаты большого экспериментального цикла, выполненного этим коллективом в 1987-88 гг., опубликованы в работе Шехтер Ф.Я и Кобринской Л.М.[77].
つまり、集団の相互作用の研究はまだ不十分で、あるのは観察の蓄積だということです。70年代のアウシュラたちの観察や、80年代のヴィルニュス学派の実験が、その中身として挙げられています。
この記事のベータの集団像(共通の目標・序列・感情の高揚)も、その蓄積の上に立っています。
同じ関係でもペアごとに違う
フィラトワは、同じ関係でもペアによって違いが出ることを、こう書いています。
厳密に言えば、それぞれの具体的なペアについて、それぞれの種類の関係を個別に検討すべきであろう—それぞれの場合において、単にその心理タイプ自体の特性に関わる、独自の特徴が現れうるからである。これは、とりわけ同一の関係についても当てはまる。例えば、SEI、仲介者、SEI〔原文:デュマ〕は、それぞれが対立を和らげようとする者たちであり、同一の関係においても難なく共存するだろう。しかし例えば、SLE〔原文:ジューコフ〕、リアリストたちは、非常に権威主義的な人間であるため、首位を争って戦い始めるだろう。その鮮やかな例を、私たちはまさにスカーレットとレット・バトラーの関係の中に見出す。彼らは絶えず言い争い、互いに生意気な態度を取り、決して譲ろうとしない。
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А вот, к примеру, СЛЭ, Жуковы, Реалисты, будучи людьми в высокой степени авторитарными, начнут бороться за первенство, яркий пример чему мы и находим в отношениях Скарлетт и Рэтта Батлера, которые постоянно препираются, дерзят друг другу, не желая уступить.
同じ「同一関係」でも、SEIどうしなら穏やかに共存し、SLEどうしなら首位を争います。関係の名前がタイプの中身まで決めるわけではない、という方法上の注意です。
同じように、ベータという枠も、4タイプの個性を消しません(13章で見たとおりです)。
このように、ベータの記述で確定と呼べるのは構造だけで、性格と社会的な役割の記述は観察と学説です。歴史の例の強い言葉(帝国・イデオロギー・狂信)は社会の規模の記録であって、ベータの個人の予言ではありません。歴史からの反例(10章のGrom)も、すでに研究者の系列の内側にあります。
つまり、ベータの記述を人の選別と断定に使わず、場面の理解と自己理解の道具にとどめるということです。この線は、研究者自身が引いています。
18ベータクアドラの人物像
この章では、01章の答えを、本文で読んだ研究者の言葉で書き直します。並べる軸は5つです。軸の立て方は当サイトの整理で、各文の根拠は括弧内の研究者の章にあります。
集まりの雰囲気と会話の調子。 ベータの集まりの中心は、目標と結束です。会話は話題こそ自由で、理屈と感情がどちらもテーブルに載ります(アウシュラ)。ですが、作法には序列があり、距離を保ち、順番に発言し、遮りません(レイニン。ベータとデルタを合わせた貴族の側の観察です)。
また、感情は個人の中にとどまらず、集団の状態として扱われ、人の感情に働きかける腕前は芸術の水準と評されます(カルペンコ・ツィピン)。笑いより悲劇に寄る感情の向き(アウシュラ。ベータとガンマに帰属された記述です)と、派手な勝利の祝賀(デヴャトキン)が同居します。
大事にすること。 Se(外向感覚)の力と実行、Ti(内向論理)の構造と規律、Ni(内向直観)の時機と記憶、Fe(外向倫理)の共有される感情の4つが、同時に働きます。ただし、時機の読みを最上位に置く評価はキエフ学派の1系列で、ツィピンの「遠い展望を無視する」という記述とは向きが逆です(11章)。
論理体系は現実の相似物として敬意を受け(カルペンコ)、価値の柱は英雄主義・無私の献身・正義です(グレンコ)。美は理念に仕え、式典と訓練が生活の型になります(ストラティエフスカヤ・グレンコ)。
物事の決め方。 前提にあるのは、階層と分業です。階層が何かをよく理解し(ブカロフ)、理念の設定・実践・対外的な実現は、タイプで持ち場が分かれます(ブカロフ)。新しい着想は自分たちで生むより、使えるものを選別して現実に導入する側です(ブカロフ)。
苦手なこと、負担になること。 可能性を複数のまま置いておくことが苦手で、唯一の正しい説明へ収束させたくなります(カルペンコ)。規格の外の個人差の扱い(カルペンコ)と、個別の関係の機微も苦手の側にあり、関係の機微は道徳規範集で一義的に解きたくなります(カルペンコ)。
負担の側では、ストラティエフスカヤが「下っ端のコンプレックス」を挙げています。自分の弱さを認めること、弱い側に置かれることへの恐怖です。彼女の整理では、ベータの規律と強さの追求はこの恐怖と対になっています。ただし、これは1系列だけの記述です。
どんな人たちか—まとめ。 ベータクアドラとは詰まるところ、抵抗の中で構造と秩序を打ち立てるために、序列で結束し、感情を集団の状態として扱うクアドラです。社会の中では、アルファの構想を受け取って国家規模の形にする区間を受け持つとされ(ブカロフ・カルペンコ)、そのエネルギーは4つのクアドラで最大とされます(グレンコ)。ただし、目的を失うと内側へ向かうという条件つきです。
かみ砕いて言えば、ベータの集まりでは全員が同じ目標を向き、それぞれの持ち場を守り、気持ちの高まりもみんなで分け合います。4人は同じ価値を別の位置に持ち、役割は交代し、ふるまいは場で変わります。そのため、この像は4タイプの平均像であって、1人ずつの予言ではありません。
それでも、少なくとも、これだけは研究者をまたいで残ります。目標が場を作り、序列が作法を作り、感情は場の状態として扱われる。この3点は、主要な記述の系列を横断して、最後まで残りました。
+索引(引用文献)
- [1]アウシュラ『レイニン特性理論』(1998年)第6部 本文へ
- [2]アウシュラ『レイニン特性理論』(1998年)第6部 本文へ
- [3]アウシュラ『レイニン特性理論』(1998年)第6部 本文へ
- [4]アウシュラ/Reinin「アウシュラとReininの書簡断片(第2部)」(原題:Фрагменты переписки)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №213、pp. 39–48(2007年) 出典リンク 本文へ
- [5]アウシュラ/Reinin「アウシュラとReininの書簡断片(第2部)」(原題:Фрагменты переписки)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №213、pp. 39–48(2007年) 出典リンク 本文へ
- [6]アウシュラ『ソシオニクス: 心理タイプ・テスト』(1998年) LSIの章 本文へ
- [7]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010年)小集団の形態論 本文へ
- [8]Reinin(聞き手: Vladimir Mironov)「二分法的特徴の理論の創造について」(原題:О создании теории дихотомических признаков)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №209、pp. 67–69(2006年) インタビュー 出典リンク 本文へ
- [9]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010年)ソシオンの空間モデル 本文へ
- [10]Reinin(聞き手: Vladimir Mironov)「二分法的特徴の理論の創造について」(原題:О создании теории дихотомических признаков)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №209、pp. 67–69(2006年) インタビュー 出典リンク 本文へ
- [11]Reinin(聞き手: Vladimir Mironov)「二分法的特徴の理論の創造について」(原題:О создании теории дихотомических признаков)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №209、pp. 67–69(2006年) インタビュー 出典リンク 本文へ
- [12]Bukalov「4つの進化段階とクアドラ交替の法則について」(原題:О четырех эволюционных стадиях развития и законе сменяемости квадр)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №165(1995年) 本文へ
- [13]Bukalov「情報代謝機能の形成メカニズムについて—個体誕生過程における機能形成」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №168、pp. 19–34(1996年) 本文へ
- [14]Bukalov「情報代謝機能の形成メカニズムについて—個体誕生過程における機能形成」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №168、pp. 19–34(1996年) 本文へ
- [15]Bukalov「インタータイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №126、pp. 19–30(2012年) 出典リンク 本文へ
- [16]Bukalov「インタータイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №126、pp. 19–30(2012年) 出典リンク 本文へ
- [17]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [18]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [19]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [20]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [21]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [22]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [23]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [24]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [25]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [26]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [27]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [28]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [29]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [30]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [31]Stratiyevskaya『クアドラコンプレックス』(原題:Квадровые комплексы、2009年)第2部 本人のブログに掲載された連載。記事冒頭に『ソシオニクスの基礎』(Основы соционики)からの抜粋との断り書きがある。訳は当サイト 出典リンク 本文へ
- [32]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [33]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [34]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第2部第3章第1節 本文へ
- [35]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第2部第3章第1節 本文へ
- [36]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第2部第3章第1節 本文へ
- [37]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第2部第3章第1節 本文へ
- [38]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第2部第3章第1節 本文へ
- [39]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [40]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [41]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [42]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [43]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [44]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [45]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [46]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [47]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [48]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [49]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [50]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [51]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [52]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [53]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [54]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [55]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [56]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [57]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [58]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [59]Sergei Savchenko「記号ソシオニクスはクアドラの発生をどう説明するか」(原題:Как символьная соционика объясняет возникновение квадр)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №177、pp. 72–75(1997年) 本文へ
- [60]Sergei Savchenko「クアドラ。クアドラのイデオロギー。クアドラの時代」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №106、pp. 28–35(2000年) 本文へ
- [61]Valentina Meged「クアドラのエロス的プログラム」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №134、pp. 56–58(2001年) 本文へ
- [62]Paul Tsypin「機能の符号とクアドラ的世界観」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №205、pp. 14–17(2006年) 本文へ
- [63]Alexander Devyatkin「クアドラ価値観とクアドラ内の統合関係」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №210、pp. 27–32(2007年) 本文へ
- [64]Yuliya Grom「関係の一種・世界認識の方法としての対立(ベータ・デルタクアドラ間関係を例に)」(原題:Конфликт как вид отношений и способ познания мира (на примере отношений квадр бета и дельта))『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №156、pp. 7–17(2009年) 出典リンク 本文へ
- [65]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [66]アウシュラ『レイニン特性理論』(1998年)第4部 本文へ
- [67]Bukalov「クアドラとソシオンにおけるタイプの機能的役割」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №182、pp. 22–24(1996年) 本文へ
- [68]Reinin「小集団の類型論」(原題:Типология малых групп)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №170、pp. 21–24(1996年) 出典リンク 本文へ
- [69]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [70]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [71]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [72]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [73]Stratiyevskaya『お別れしないために』(刊年不詳)第II部 本文へ
- [74]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 本文へ
- [75]Stratiyevskaya『お別れしないために』(刊年不詳)第II部 本文へ
- [76]Gulenko「クアドラ価値—社会的不平等の心理学的ルーツ」(原題:Квадральные ценности. Психологические корни социального неравенства)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №106(2000年) 本文へ
- [77]Gulenko「クアドラ価値—社会的不平等の心理学的ルーツ」(原題:Квадральные ценности. Психологические корни социального неравенства)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №106(2000年) 本文へ
- [78]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [79]Gulenko『64の肖像』(2019年)クアドラ論 本文へ
- [80]Karpenko「情報流アスペクトによるクアドラ順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №154、pp. 28–39(2002年) 出典リンク 本文へ
- [81]Gulenko「クアドラとその社会心理学的特徴」(原題:Квадры и их социально-психологические особенности)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №165(1995年) 本文へ
- [82]Bukalov「情報代謝機能の形成メカニズムについて—個体誕生過程における機能形成(第2部)」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума (2))『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 本文へ
- [83]Karpenko「ソシオニクスから見たピョートル1世の人格」(原題:Личность Петра I с точки зрения соционики)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 本文へ
- [84]Karpenko「ソシオニクスから見たピョートル1世の人格」(原題:Личность Петра I с точки зрения соционики)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 本文へ
- [85]Karpenko「ソシオニクスから見たピョートル1世の人格」(原題:Личность Петра I с точки зрения соционики)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 本文へ
- [86]Vyacheslav Afonin「ソシオニクスの社会哲学的構想をめぐって。長期・中期・短期の歴史的展望におけるクアドラの交代」(原題:К вопросу о социально-философской концепции соционики)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №159、pp. 36–44(2009年) 本文へ
- [87]Reinin「レイニン特徴をめぐる議論への若干の覚書」(原題:Некоторые заметки к дискуссии о признаках Рейнина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2003年) 本文へ
- [88]Reinin「レイニン特徴をめぐる議論への若干の覚書」(原題:Некоторые заметки к дискуссии о признаках Рейнина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2003年) 本文へ
- [89]Sergei Savchenko「クアドラの進化と交代」(原題:Эволюция и сменяемость квадр)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №107、pp. 37–40(2000年) 本文へ
- [90]Bukalov「情報代謝機能の形成メカニズムについて—個体誕生過程における機能形成」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №168、pp. 19–34(1996年) 出典リンク 本文へ
- [91]Yuliya Grom「関係の一種・世界認識の方法としての対立—ベータクアドラとデルタクアドラの関係を例に」(原題:Конфликт как вид отношений и способ познания мира)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №156、pp. 7–17(2009年) 本文へ
- [92]Reinin「レイニン特徴をめぐる議論への若干の覚書」(原題:Некоторые заметки к дискуссии о признаках Рейнина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2003年) 本文へ
- [93]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010年)ソシオンの空間モデル 本文へ
- [94]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005年)第8章 本文へ
- [95]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第2部第3章第2節 本文へ
