ソシオニクス研究者比較誰が 何を 主張した?
ソシオニクスは一枚岩ではありません。アウシュラ・アウグスティナヴィチューテが基礎をつくり、その後の研究者が数理、サブタイプ、観察、診断、教育などの方向へ研究を広げました。情報代謝とは、人と環境のあいだの情報交換です。モデルAは、情報の8側面を8つの機能位置へ置く構造です。これらと16タイプ、タイプ間関係、クアドラを共有しながらも、何を有効な分類とみなすか、タイプ内の差をどう分けるか、どのモデルを採るかは、研究者や学派によって別の理論体系と言えるほど違います。
このページでは、まずユングとケンピンスキーから受け継がれた概念をたどります。その後、8人の研究者について、来歴、研究を始めた理由、ソシオニクスの定義、研究スタイル、提唱理論を順に比べます。
最後に、8人に共有される概念と研究者ごとの差を分けます。後継者は先行研究を採用するだけでなく、同じ相手の仕事を支持しながら別の仕事を批判することもありました。実際の言葉を並べると、現在も決着していない論点が見えてきます。
本ページの判定と帰属は、引用索引に挙げた資料の範囲に基づきます。
01ソシオニクスの前史
カール・グスタフ・ユング
カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung)は、スイスの精神科医です。1921年に『心理学的類型』を刊行しました。ユングは同書の序文で、同書が約20年にわたる実践心理学と、精神科医として神経疾患を治療した経験から生まれたと説明しています。
ユングは、一般的な関心の方向を示す外向/内向を「態度タイプ」、最も発達した機能による区分を「機能タイプ」と呼び分けました。
まず特に注目すべきは、私が「内向型」と「外向型」と分類した2つの基本的なタイプについてです。 さらに、個人の適応や人生への方向性において、最も発達した機能が主要な役割を果たすという特異性を持つ特定のタイプについても、ある程度の特徴付けを試みたいと思います。 前者を私は「一般的な態度タイプ」と呼びたいと思います。これは一般的な関心やリビドーの方向性によって区別されるからです。一方、後者は「機能タイプ」と呼ぶべきでしょう。
4つの機能については、思考と感情を判断機能、直観と感覚を知覚機能として区別します。
経験的事実が示すところによれば、第二機能は常に、主導機能とは異なる性質を持ちながらも対立関係にはない機能です。例えば、主導機能が思考の場合、補助機能としては直観と容易に組み合わさることができますし、同様に感覚とも同等に組み合わせることが可能ですが、すでに述べたように、感情とは組み合わせることができません。[…]感情は判断機能として思考と効果的に競合しますが、直観と感覚は知覚機能であり、思考を大いに補助する役割を果たします。
さらに、感覚と直観を主とするタイプを「非合理的」と呼ぶ理由を、判断より知覚の強度を基準に行動するためだと説明します。
先に述べた2つのタイプを「非合理的」と呼ぶのは、すでに言及した理由によるものです。すなわち、彼らの行動や不作為は、理性的な判断に基づくのではなく、知覚の絶対的な強度に基づいているからです。
Aushraは『ソシオニクス入門』の著者序文で、自分たちの仕事とユングの関係を先に宣言しています。
私たちは何も創り出してはおらず、К.Г.ユングの命題を深化し精緻化しただけであることを義務として予告しておく。[…]ユングが指摘した十六の世界知覚と世界への適応の様式が実際に存在するということである。
Reininも『ソシオニクス:類型論・小集団』で、ソシオニクスの出発点を次のように説明しています。
ソシオニクスの基本原理は、K.G.ユングの安定的な人格の心理タイプという概念から発展した。彼の著書「心理学的類型」は1921年に出版され[…]
Aushraは1991年の「ユングの世界」でも、外向―内向、直観―感覚、倫理―論理の3軸を8つの情報要素と結びつけて整理しています。後代のソシオニクス著者は、外向/内向と4機能の組み合わせを16タイプの源流に置きました。ただし、ユング本人がソシオニクスを提唱したわけではありません。
アントニ・ケンピンスキー
アントニ・ケンピンスキー(Antoni Kępiński、1918–1972)は、クラクフを主な活動拠点としたポーランドの精神科医です。『不安』の序文では、クラクフの精神科医・教授で、著作をまとめるまでに25年の臨床経験と多数の専門論文を重ねた人物として紹介されています。1972年に没しており、ソシオニクスの提唱者ではありません。Aushraは、ケンピンスキーの情報代謝の理論をソシオニクスの基盤の1つに数えています。
ケンピンスキーは『不安』で、環境との情報交換を次のように説明しました。
環境との情報交換、すなわち情報代謝は、2つの相に分けられる。第1相では、周囲世界に対する基本的な感情的定位(「〜へ(do)」または「〜から(od)」の構え)と、生命力学(増大または減少)に関する決定が下される。[…]第2相では、周囲世界におけるさまざまな活動形態の選択に関する決定が下される。
情報代謝とエネルギー代謝の関係については、次のように述べています。
情報代謝は、エネルギー代謝を取り囲み、貫いている精神的領域である。その崩壊はエネルギー的秩序の崩壊を引き寄せる。しかるべき情報的秩序なしには、エネルギー的秩序はしだいに弛緩し、最後には死に至る。生の本質は環境とのエネルギー・情報交換である。
2つの相は、環境との結合と距離化を繰り返す脈動として説明されます。
情報代謝は固有の脈動によって特徴づけられることになろう。すなわち第1相では生体の外部環境とも内部環境とも結合し、第2相ではそれに対して距離を取る。
ソシオニクスは、この情報代謝という語を受け継ぎます。ただし、ケンピンスキーの2相の説明と、Aushraが組み立てた8つの情報代謝要素やモデルを同じ理論として扱うことはできません。前者は語と着想の源流、後者はソシオニクスでの体系化です。
02アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ
出自・来歴
『ソシオニクス入門』の著者紹介では、アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinavičiūtė)は、ヴィリニュスに住む経済学者・社会学者で、ポーランドの大学の教員だったと紹介されています。本人は、自分を職業上は教育者、関心の面では社会学者と説明しています。Bukalovの追悼文によれば、ヴィリニュス教育大学の婚姻・家族学部長を務めました。
ソシオニクスを研究した理由
Aushraの出発点は、人間関係に法則性があるのではないかという問題意識でした。『ソシオニクス入門』の「タイプ間関係の理論」著者序文で、ユングの著作と出会った経緯を次のように書いています。
数年前、職業として教育者であり関心においてはソシオロジストである私の手に、К.Г.ユングの『心理学的類型』が渡った。それは偶然であったか?そうでもありそうでもない。人間関係の基礎を解明したいと願い経済学を学んでいた私にとって偶然ではなかった。そのおかげで私は理解できたのだ。人間のコミュニケーションには経済的関係のほかにさらに何か、それに劣らぬ厳格な法則性が存在するということを。そしてその法則性を解明しようとしたのである。基本的に理解できなかったのは、善良で、思いやりがあり、気さくで、善意であろうとする各人の願望にもかかわらず、どこからともなく苛立ちと悪意が現れるということであった。誰もが同じことを望み、誰にとっても他者がそれを妨げる。なぜなのか?いかなるメカニズムが普遍的な理解と善意を妨げているのか?
関心の中心には、個人の性格を分類することだけでなく、善意があっても衝突が起きる仕組みを説明することがありました。
ソシオニクスとは何か
Aushraは『ソシオニクス入門』で、ソシオニクスをソシオン、人間と社会の構造、情報代謝のタイプ、タイプ間の関係を扱う学問と定義します。
ソシオニクスとは、ソシオンについて、人間のソシオン的本性と社会のソシオン的構造について、人々の情報代謝(IM)のさまざまなタイプとそれらのあいだのさまざまな形態の相互関係についての学問であり、К.Г.ユング、Э.クレッチマー、А.Е.リチコの類型論と、А.ケンピンスキーの情報代謝の理論を基盤として生まれた。これは、人間の知覚と思考の基礎にも、社会の機能と発展の基礎にも物理学の法則が横たわっていることを示す、精密な科学である[^*]。
この定義は、個人のタイプ論、対人関係、社会全体を同じ研究領域に含めています。また、先行理論としてユングだけでなく、クレッチマー、リチコ、ケンピンスキーを挙げています。
研究スタイルの特徴
Aushraは、理論を観察から切り離しません。『ソシオニクス入門』の著者序文では、研究の方法を次のように説明しています。
つまり、この研究は理論的に見えるが、「理論」とは最も凝縮された方法で[…]具体的な人間たちの実践的観察において解読に成功したすべてを記述する方式にすぎない。何らかの「純粋な理論」が、私たちの観察から帰結するとすれば、ここにはその一滴もない。
観察した人間関係を構造として記述し、その構造から関係の法則を組み立てる方法が特徴です。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』『対人関係の心理学とソシオニクス』など5誌に掲載されたAushra名義の記事は、共同名義を含め57件です。16件はタイプ別の特徴記述で、このほかにレイニン特徴、タイプ間関係、ソシオン、情報代謝モデルを扱います。題名は「社会の人口学的自己調整について」「性の問題と性生活の精神衛生」「ソシオニクスと人生における女性の役割」にも及び、タイプ論を社会、家族、性別役割の問題へ広げた関心が表れています。
Aushraはユングへの依拠を明言する一方、自分たちがその構造理解を先へ進めたとも述べました。
もしユングの難しいテキストから完全な4要素モデルAを集められなかったら、私は人格タイプの構造の理解に至らなかっただろう。確かに現在では、私も同僚も、ユング自身よりこの構造をよく理解している。
人柄がみえる場面
1984年の書簡では、仕事を妨げられずに済んだ経験を、自分と上司のタイプ間関係に結びつけています。
私個人は、人生で2回、活動を誰も妨げず、活動が全面的に支えられた賢明な労働者だった。他のすべてのケースについては…これは語らないほうがいい。今では分かる:両方のケースで直接の上司はデュマ〔SEI〕だった。
Bukalovは、キーウのセミナー会場で管理人が鍵を渡さなかったとき、Aushraが大声で感情に訴えて鍵を受け取り、あとで相手をLSIと見立てた理由を説明したと回想しています。また、Aushraと会うと最初の30〜40分は議論になり、その後に平静な討論へ移ることが多かったと記しています。この回想では、理論を講じる場で、その場の見立てを用いた行動が続けて描かれています。
提唱理論一覧
| 理論・概念(年) | 資料・位置 | 帰属 |
|---|---|---|
| 8つの情報代謝要素と8機能モデル(年不明) | 『ソシオニクス入門』「タイプ間関係の理論」著者序文 | 本人がモデルの作成過程を記述 |
| 双対の法則(年不明) | 同著者序文 | 本人が相互補完性の法則を定式化したと記述 |
| ソシオン/社会的進歩の2つの環(年不明) | 同著者序文 | 本人が8つの双対から構成を確定したと記述 |
| クアドラ(年不明) | 同著者序文 | 本人が4人組の概念を記述。提唱者とは明記していない |
| ソシオマティカ/ソシオニクスの命名(年不明) | 同著者序文 | 本人が命名の経緯を記述 |
| タイプ間関係の理論(1982年) | 『タイプ間関係論』、同著者序文 | Aushra名義の著作 |
モデルAという名称は、Gulenkoの用語集がAushraによる命名と記しています。タイプ間関係の理論はAushra名義ですが、関係表については編集者序文がV. Leshkyavichusとの共同構築と記しています。理論の著者名と、表の共同構築を分けて扱う必要があります。
03グリゴリー・レイニン
出自・来歴
グリゴリー・レイニン(Grigory Reinin)は、数学者であり、心理学領域の哲学博士として紹介されています。機関誌の著者欄では、MAISUおよびIASCの正会員、米国心理学的類型論協会会員とも紹介されています。1983年頃にAushraの著作を読み、ヴィリニュスで本人から学び始めました。本人によれば、多分散環境における局所化学反応と熱物理学を研究したのち、1987年に大学の心理学部へ入り直しました。
ソシオニクスを研究した理由
Reininは「インタビュー断片」で、叔母から受け取った『タイプ間関係の理論』を読んだことが出会いだったと回想しています。研究課題が具体化したのは、Aushraの『人間の双対的本性』にあった「貴族/民主」という特徴でした。
きっかけはアウシュラの著作『人間の双対的本性』であった。そこには「貴族/民主」という特徴が記述されていた。そう、すべてはここから始まった。[…]そこで私には、もっと探してみようというアイデアが浮かんだ。もしかして他にもこのような特徴があるかもしれない、と。
すでに示されていた1つの特徴から、同じ形式の特徴をさらに導けないかと考えたことが、レイニン特徴の研究につながりました。
ソシオニクスとは何か
Reininは『ソシオニクス:類型論・小集団』で、心理学との連続性を明確にしています。
私にとってそれは、個人の類型およびそれらの間の関係を扱う科学として定義される。私は心理学からそれを切り離さない。
Aushraの定義が社会構造まで含むのに対し、Reininは個人の類型とその関係を中心に置きます。同時に、ソシオニクスを心理学とは別の領域として切り離していません。
その一方で、類型が説明できる範囲を「陳腐なもの」に限る言い方もしています。定型的な反応を知れば、それを個別の問題から分けて扱えるという立場です。
私はソシオニクスがその実践者をこの方向において大幅に前進させ、科学一般としての心理学の地平を広げるのに役立つと信じている。一方で、ソシオニクス—そしてここで私はイーゴリ・カリナウスカスに完全に同意するのだが—は陳腐なものの科学である。しかし、陳腐なるもの、行動的ステレオタイプ、関係における標準的な反応や標準的なシナリオを知ることは、人々やその問題に対処するときに、これらのものを整理して脇に置くのに役立つのである。
研究スタイルの特徴
Reininの研究では、16タイプを数理的な組み合わせとして扱い、そこから二分法と小集団の構造を導きます。本人は、新しい帰結が生じるたびに経験的な裏付けを得ていたと回想しています。数理的導出と観察による確認を組み合わせる点が特徴です。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』など3誌に掲載されたReinin名義の記事は、共同名義を含め30件です。「数学的対象としてのK.ユング類型論」「K.ユング類型論における二極特性群」「中心特性集合の構造」では人格類型を形式化し、「小集団の形態学」「小集団の類型論」「ソシオニクス小集団の分類」へ展開しています。「レイニン特性をめぐる議論への若干の所見」では、15二分法をめぐる成立後の論争も扱っています。
数理的な着想が生まれた場所は研究室ではありませんでした。
ちょっと面白いのは、この意識化が、セメント工場の轟音と粉塵と異臭の真っただ中で私のところに訪れたということです。場所はスランツィ、冬の夜のこと、外気温は氷点下30度ほど。当時私は多分散環境における局所化学反応の理論を扱っており、しばしば各種の実験のために工場へ出向いていました。それから1年半後(1987年)、私は熱物理学の研究を終え、大学に入学し直しました—心理学部に。
導いた特徴のすべてを同じ強さで支持したわけでもありません。「構成/感情」の実験については、差が出なかったことと、命名が表面的である可能性を記しています。
「構成/感情(конструктивисты-эмотивисты)」。実験では精確な差異は見出せませんでしたが、おそらく命名はモデルに大きく依拠しています。構成型は何らかの口実(повод)に基づいて関わる(口実が必要)。感情型は感情的に関わる。私はこれは外面的な現れであり、いちばん本質的なところではないと思います。
提唱理論一覧
| 理論・概念(年) | 資料・位置 | 帰属 |
|---|---|---|
| レイニン特徴(15二分法・1985年) | 「双極特徴論」結論 | 数学的導出はReinin。出発点の「貴族/民主」はAushraに帰属 |
| 小集団の形態論(1986年) | 「小集団の形態論」本文 | Reinin名義の著作 |
レイニン特徴は、Aushraが記述した最初の二分法と、Reininによる数学的導出を組み合わせた成果です。名称だけからReinin単独の着想と扱わず、2人の役割を分けて示すのが適切です。
04ヴィクトル・グレンコ
出自・来歴
『64の肖像』の著者紹介では、ヴィクトル・グレンコ(Victor Gulenko)は、Ph.D.を持つ現役の心理学者であり、キーウの人道主義ソシオニクス学派の創設者とされています。同書は、研究、心理学的実践、執筆に25年以上携わった成果をまとめたものです。
ソシオニクスを研究した理由
Gulenkoが取り組んだのは、同じタイプに属する人々の間に見られる差でした。『64の肖像』の序文では、16タイプを出発点として細分化する必要を述べています。
完全に論理的な結論が熟しました—16のタイプは、改善を必要とする初期の体系にすぎないということです。[…]そこで、私は最初の改稿を提案しました—タイプを2つの安定したヴァリアント(サブタイプ)に分けることです。すなわち、初期型と終局型です。
ここでは16タイプを初期体系と捉え、同一タイプ内の差を記述する追加分類が提案されています。
ソシオニクスとは何か
Gulenkoは『64の肖像』で、ソシオニクスを行動と関係の事実を扱う方法として説明します。
ソシオニクスは、人々の行動や、彼らの間に発展する関係性に関わる事実を扱う新しい方法です。その利点は、客観性と体系的アプローチです。
別の箇所では、タイプ間のコミュニケーションへの関心から、社会心理学的類型論とも呼ばれると書いています。研究対象を行動、関係、コミュニケーションに置く定義です。
研究スタイルの特徴
Gulenkoは、サブタイプと機能のアクセント化を観察し、心を多層的な体系として捉えました。1つのモデルだけで個人差を説明するのではなく、複数の水準に分けて記述します。DCNHやコミュニケーション・スタイルも、この細分化の方向にあります。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』『心理学と教育学』など4誌に掲載されたGulenko名義の記事は、共同名義を含め72件です。題名はインタビュー法、観察による診断、タイプのイメージ、システム階層、DCNH、サブタイプ、集団結束、現代文明の統合タイプ、学校での応用に分かれます。診断法、モデル、集団、社会、教育を行き来する構成です。
初期体系の外へ進むことに対する態度は明確です。
類型論は進化を続けており、生のさまざまな問題を解決するための適応の過程で著しく変化しうるタイプの観念を精緻化しています。私は、いまだにアウシュラの開拓的な仕事の枠を超えるあらゆるものを否定し、タイプ内の差異を記述するために外部の技法を持ち込もうとするソシオニストたちには、不愉快な驚きを覚えます。
DCNHの実用面については、完成を宣言せず、課題設計が始まった段階だと書いています。
この実用的応用はようやく始まったばかりです。主要な課題は、4通りの方法で同等に効果的に対処できる課題、あるいは逆に解決方法に応じて明確に専門化されている課題の選別です。
人柄がみえる場面
Gulenkoは、自分のサブタイプ理論が学界で受け入れられなかった経緯を、2019年の序文でなく本文にも残しています。
私のサブタイプ理論は、ソシオニクスとは何の関係もない、あるいは、よくても黙殺されるべきものとして根気強く否定されてきましたが、西洋の類型論者は独自に私のサブタイプ二分法を再発見しました。残念ながら、64タイプ論がいつの日か、別の西洋の発展としてやってくる可能性が高いのです。私は1990年代以来、この発見をソシオニクスの公衆に伝えようと試みてきたにもかかわらず。
提唱理論一覧
| 理論・概念(年) | 資料・位置 | 帰属 |
|---|---|---|
| 初期型/終局型サブタイプ(1980年代末) | 『64の肖像』序文 | 本人が最初の改稿として提案 |
| DCNH(1990年代後半) | 『64の肖像』「前史」 | 本人が成立過程を記述 |
| 心理機能の記号(1991年) | Yermak『人々を理解する方法』注記 | YermakがGulenkoによる導入と記述 |
| コミュニケーション・スタイル(初出年不明) | 『64の肖像』理論編 | 本人が4群の体系を記述 |
| モデルG(年不明) | 『64の肖像』用語集 | 本人の著書がGulenkoに帰属 |
心理機能の記号はGulenkoへの他者帰属です。その記号に意味論的な根拠を与えた研究は、YermakとG. Senyukの共同成果として別に扱われます。
05アレクサンドル・ブカロフ
出自・来歴
Karpenkoの科学伝記によれば、アレクサンドル・ブカロフ(Aleksandr Bukalov)は、1962年にキーウで生まれ、キーウ工科大学と心理科学アカデミーを卒業し、ローマ・ラツィオ職業訓練研究所でも学びました。1985年から1989年までウクライナ科学アカデミーのピサルジェフスキー名称物理化学研究所、1989年から1991年まで同アカデミーの表面物理化学研究所に勤務し、1999年に心理学領域の哲学博士号を取得しました。機関誌の著者欄では、国際ソシオニクス研究所所長と紹介されています。
ソシオニクスを研究した理由
Bukalovの研究開始理由は、本人の回想ではなく、Olga Karpenkoによる「ブカロフ・アレクサンドル・ヴァレンチノヴィチ—科学伝記」に記されています。
並行して、幅広い科学的関心を持ち、学生時代(1982年以降)から人工知能の創出の問題に取り組み、心理学、精神分析、神経生理学を学び、思考のモデル化のために量子力学の諸原理およびC.G.ユングの類型論[143]を応用する可能性を研究していた。そのため1986年からは、A.アウグスティナヴィチューテによって創られた心の情報代謝の理論—ソシオニクス—の分野でも活発に研究を始めた[9–15]。
この伝記では、人工知能、心理学、神経生理学、量子力学にまたがる関心が、ソシオニクス研究へ接続したと説明されています。
ソシオニクスとは何か
Bukalovは「インタータイプ関係の記述」で、16タイプの全体とソシオンを中心に定義します。
16タイプ全体集合の名称はソシオン(社会子)であり、ソシオニクスは時に「ソシオンの科学」と定義される。なぜなら16タイプの全体だけが統合的人間知性を構成するからだ。
個人のタイプだけでなく、16タイプがそろった全体を研究単位に置く点が特徴です。
研究スタイルの特徴
Karpenkoの科学伝記は、Bukalovがソシオニクスを他の科学分野との結びつきの中で考察したと説明します。量子系、神経ホログラフィー、周産期、社会集団などへ研究範囲を広げる方法です。以下の理論群も、本人による自己紹介ではなく、同伝記がBukalovに帰属させたものが中心です。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』『言語と文化の起源』など5誌に掲載されたA.V. Bukalov名義の記事は、共同名義を含め263件です。量子構造、ホログラフィー、意識、民族、国家、歴史過程、管理、人事、航空宇宙乗員、言語起源、古代文化が繰り返し題名に現れます。個人の心に用いた情報モデルを、集団、社会、文明へ広げる傾向があります。
夫婦関係を扱った研究では、119組のデータを用いています。
ビジネス集団のコンサルティングおよびソシオニクス・タイプ判定を含むさまざまなソシオニクス研究の過程で、我々は無作為に夫婦ペアに出会った。得られたサンプルはソシオニクス手法で調査された。我々は119組の夫婦ペアのデータを処理し、得られた結果は、ソシオニクスの公理とモデル [7, 8] を検証する上で大きな関心を惹くものである。
DCNHを使った別の共同研究では、観察結果から仮説を選びながら、結論を保留しています。
我々の見解では、二番目の可能性が高そうだ。しかしこれらの問題はさらなる研究を要する。
人柄がみえる場面
研究の射程を述べるとき、Bukalovは物理学の比喩を使っています。
このようにソシオニクス的技術は、人間の人文学的・社会的・生産的・経済的・政治的活動のすべての領域を覆っている。ソシオニクスはメタ言語として機能し、膨大な量の情報を圧縮された、パッキングされた形で操作することを可能にする。これは、A. アインシュタインによれば、わずかな質量の物質に巨大なエネルギーが含まれているのと同様である。
共同論文で学位論文の一覧を示した直後には、一覧が完全ではないことを一文で処理しています。
これらは決してすべてではないが、無限を抱きとることはできない。
提唱理論一覧
| 理論・概念(年) | 資料・位置 | 帰属 |
|---|---|---|
| ソシオニクスの4公理体系(1998年) | Karpenko「科学伝記」研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| 周産期マトリックスによるタイプ形成(1989年) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| 心を量子系として記述する理論(1987年) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| 情報代謝機能の神経ホログラフィック概念(1990年) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| 意識機能(1989年) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| インテグラル・ソシオニクス(1989年) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| 心理情報学(1989年) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| モデルB/16成分ソシオンモデル(年不明) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
| 心的機能の次元数(1990年) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属。YermakもBukalovへの帰属を記載 |
| 4水準モデル(年不明) | 同研究成果節 | KarpenkoがBukalovに帰属 |
この一覧は科学伝記による帰属をまとめたものです。Bukalov本人が各項目を自分の提唱と述べた逐語引用とは区別されます。
06ヴェラ・ストラティエフスカヤ
出自・来歴
ヴェラ・ストラティエフスカヤ(Vera Stratiyevskaya)は、タイプ間関係と伴侶選択を扱う『お別れしないために』の著者です。
ソシオニクスを研究した理由
Stratiyevskayaは『お別れしないために』の序文で、身近な人間関係が苦しみを生む問題を研究の入口に置いています。
人々が宇宙ステーションを建設し、宇宙を開拓し、隣の銀河系をうかがっているこの時代に、なぜ自分のすぐそばの人をもっと注意深く見つめないのか? 私たち一人ひとりにこれほど多くの苦しみをもたらしている問題に、なぜ一度きちんと、そして決定的に取り組もうとしないのか?
問題意識は、抽象的な分類よりも、伴侶や身近な相手との関係をどう説明するかに向いています。
相手選びについての見方は、次の一文に集約されています。
もっとも、これは驚くにはあたらない。私たちは靴や歯科医を選ぶときのほうが、人生の伴侶を選ぶときよりはるかに念入りに選んでいるからだ。
ソシオニクスとは何か
Stratiyevskayaは、ソシオニクスによって人間関係を説明、分類、予測できると述べます。
人間関係をいくらかでも体系的に説明することができるのは、まさに人間のソシオン的本性の観点からなのである。説明するだけでなく、分類し、さらには予測することもできる。
さらに、ソシオニクスには体系と構築的な方法があり、科学的方法に基づくと位置づけています。
研究スタイルの特徴
関係を個別の印象として語るのではなく、タイプ間の法則から分類し、予測へ進む構成です。対象は一貫して身近な人間関係に置かれています。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』ほか4誌にStratiyevskaya名義の記事はありません。著書の章立てでは、16タイプ別の関係場面、伴侶選択、最適関係、双対関係(相互補完とされる二タイプの関係)を日常事例で扱うことに集中しています。
理想的な関係についても、日常が続くことを基準に置きます。
そして最後に:たとえ私たちが自身の理想的なパートナーを見つけることを目的にしたとしても、忘れてはなりません、絶対的な意味での幸福は、おとぎ話の中にしか存在しないことを。一方、人生では、まさに最適な関係こそが理想的な関係と見なされます—すなわち、お祭りの関係ではなく、日常の関係—「毎日のための」関係—まさにそれが最も心地よく、落ち着いた関係なのです。
人柄がみえる場面
テレビ番組の伴侶選びにも同じ基準を向けています。
テレビもまたこの問題を扱い始めた。「一目惚れ」という番組ひとつとってみてもそうだ。三人の魅力的な若者が、三人の素敵な娘たちのなかから心理学的に最悪の選択肢を選ぶさまを観察するのは、いつも興味深い。「サーシャ、なぜターニャを選んだの? —だって、彼女はあまり喋らないし、変な仕草もしないから」。この番組でどのような原則に基づいて参加者を選んでいるかは知らないが、たいていの場合、これは絶対に当たらないくじ引きである。
提唱理論一覧
『お別れしないために』は、タイプ間関係を説明、分類、予測する方法に独立した理論名を掲げていません。
07エカテリーナ・フィラトヴァ
出自・来歴
本人の前書きによれば、エカテリーナ・フィラトヴァ(Ekaterina Filatova)は、ノヴォシビルスク大学とサンクトペテルブルク大学の物理学部で何年にもわたりソシオニクスを教え、実験資料を蓄積しました。『ソシオニクスの鏡の中の人格』に使った写真は、10年以上にわたって撮影したものです。
ソシオニクスを研究した理由
Filatovaは『ソシオニクスの鏡の中の人格』の前書きで、長年の研究成果を写真と記述の形で示す必要を研究の動機として述べています。
まさにこの差し迫った必要性が、著者を突き動かし、この本の中でこのテーマに関する長年の研究成果を読者に紹介させることになった。
1996年には約300枚の写真と簡潔なタイプ記述を収めた『肖像の中のソシオニクス』を刊行しました。写真資料を公開し、タイプの違いを見える形で比較することが研究の中心にあります。
ソシオニクスとは何か
Filatovaは『ソシオニクスの鏡の中の人格』で、扱う対象を簡潔に定義しています。
ソシオニクスは人間のタイプ論と、異なるタイプの代表者同士の関係における法則性とを扱う学問である。
この定義は、個人のタイプと、異なるタイプの人々の間に現れる関係の法則を2つの対象として並べています。
研究スタイルの特徴
Filatovaの写真資料庫には、約1500人分の写真が収められていたと記されています。多数の事例を写真で並べ、16タイプだけでは収まらない同一タイプ内の差をサブタイプとして記述する方法です。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』など3誌に掲載されたFilatova名義の記事は39件です。サブタイプとタイプ内変異、写真、家族、遺伝、レイニン特徴、他の研究者への反論、ジェンダーを含む関係分類が中心です。『対人関係の心理学とソシオニクス』の15件中12件は「伝記に見る心理タイプ」シリーズで、ワッツ、コルチャック、ワシントン、モーツァルト、ブルーノ、ココ・シャネルらを扱っています。
写真による観察を重ねながら、分野全体の証拠水準については厳しい評価を記しています。
残念ながら、今のところソシオニクスのあらゆる発見は、主として直観的な性格のものにとどまっており、それにはいくつかの原因がある。その一つは、この問題に関わりうる様々な専門分野の担当者—心理学者、医師、生理学者、遺伝学者、社会学者—による、広く組織された学術的研究がまだ存在しないことである。現代の研究は、大規模な統計調査なしには、また、顔の表現型の研究を含めコンピュータープログラムの使用なしには不可能であり、これはすでに数学とプログラミングの領域である。
サブタイプへ進んだ理由の一つは、同じタイプの記述が研究者ごとに一致しなかったことでした。
のちにソシオニクスでは全部で16の心理タイプが定められ、かなり長いあいだ、研究者たちは可能なかぎり、これらのタイプのひとつひとつを詳しく記述しようとしてきた。しかしそこで問題が生じた。記述がしばしば食い違い、同じタイプについて異なる性格特徴を含んでいたのである。それに応じて、心理タイプの判定にも困難が生じた。
人柄がみえる場面
まえがきの謝辞では、草稿を批判した息子を「完全な双対」として紹介しています。
とりわけ深い感謝を捧げたいのは、私の息子セルゲイ・スヴィタシェフである。心理タイプにおいて私の完全な双対(デュアル)である彼は、「みんなが君を褒めるから、僕は批判することにするよ」と言って、私の以前の著作、そして本書の草稿を、この上なく丁寧かつ入念に読み込み、多くの具体的かつ非常に有益な指摘をしてくれた。そのおかげで、書かれたものすべてが大いに向上したのである。
提唱理論一覧
| 理論・方法(年) | 資料・位置 | 帰属 |
|---|---|---|
| 写真によるタイプ提示(1996年) | 『ソシオニクスの鏡の中の人格』まえがき | 本人が自著で行った最初の公刊の試みと記述 |
| 32タイプ(各タイプ2サブタイプ・2001年) | 同書第2部 | 本人が分類を記述。自分の提唱とは明記していない |
| レベル64以上のサブタイプ分類(2001年) | 同書第3部 | 本人が暫定分類を記述。分類基準は未確定 |
『ソシオニクスの鏡の中の人格』は32タイプと64以上の分類を述べています。32タイプ分類には提唱者の明記がなく、64以上の分類は暫定段階です。
08ヴォロディミル・イェルマーク
出自・来歴
『人々を理解する方法』の著者プロファイルでは、ヴォロディミル・イェルマーク(Volodymyr Yermak)は、システム論者、ソシオニクス研究者、心理学者で、大規模管理システムに関する仕事の経験を持つ、キーウ・ソシオニクス学派の主導的専門家の一人と紹介されています。同書の付録に収められた論文の著者欄には、キーウのシステム論・ソシオニクス・センター所属とあります。
ソシオニクスを研究した理由
Yermakは『人々を理解する方法』の序文で、1987年初頭に研究を始めた理由を説明しています。
著者は職業上もまた思考様式上もシステム学者であり、1987年初頭、ソシオニクスのシステム性に魅了され、A. アウグスタの モデル の天才的な発見を可能なかぎり厳密に継承・基礎づけし、また、ソシオニクスの2つの根本構成要素である N.N. メドヴェージェフの 心と世界の相互作用の情報流のアスペクト構造 に関する研究を発展させようと決意した…。
Aushraのモデルを継承し、Medvedevの情報流のアスペクト構造を発展させることを、本人は別の課題として挙げています。
ソシオニクスとは何か
Yermakは『人々を理解する方法』で、自分の役割をシステム論的な基礎づけに置きます。
心のTIMのモデルの構造とアスペクト的組合せ論の練磨と正当化、ならびに心と世界の相互作用の情報流のアスペクト構造の正当化は、システム論的アプローチに基づき、心と周囲世界との情報的相互作用の主観的性格を前提として行われた(В.Д. エルマーク)。
この記述では、Aushraのモデル、Medvedevの基礎概念、Yermak自身のシステム論的な基礎づけが分けられています。
研究スタイルの特徴
Yermakは、数学とシステム学を使い、心と周囲世界の相互作用を情報の流れとして記述します。既存概念をそのまま採用するのではなく、構造と意味論を整理し、どの研究者の成果かを分けて体系化する方法です。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』など3誌に掲載されたYermak名義の記事は、共同名義を含め49件です。システム論、心のTIMモデル、情報流のアスペクト構造を基礎に、TIM識別、年齢発達、統合TIM、相談、政治、恋愛へ進みます。「TIMと愛」は8回、「心理TIMモデルの記述」は3回にわたって掲載されました。
本人は、自分が属する研究分野に未解決の問題が多いことを認めながら、学派間の対立には妥協しない姿勢を示しています。
ソシオニクスには未解決の問題、未練磨の仮説が多くある。社会科学・人文学・自然科学の境界に位置するソシオニクスの位置は、現代の科学活動の過渡期において相変わらず存在する「ソ連流マフィア気質(クラン気質)」のもとで、異なる学派や学者の相互理解、ならびにソシオニクスの正当化を強く妨げている…。だからこそ、科学における好戦的な無知と妥協することは許されない!
人柄がみえる場面
1999年の論争文では、批判の調子について謝罪しながら、沈黙しない理由と今後の協働意思を同じ結語に置きました。
もう一度、判断の鋭さと批判の一定の感情性について、S.V. サフチェンコにも、深くお詫びせねばならないが、今日のソシオニクス内および周辺の状況におけるソシオニクスのパラダイムの歪曲の極めて危険な状態を考慮し、通り過ぎ、黙ることはできなかった…。上記の考察が理解と建設的議論で迎えられるなら、私は、ソシオニクスという科学と応用研究の確立と将来の発展に関心を持つすべての人々と、今後も協力する用意がある。
提唱理論一覧
| 理論・概念(年) | 資料・位置 | 帰属 |
|---|---|---|
| 人間と世界の相互作用へのシステム論的アプローチ(1996年) | 『人々を理解する方法』内容紹介、関連論文の書誌 | 資料がYermakに帰属 |
| 情報流のアスペクト構造(1997年) | 「人間心理と周囲世界との相互作用」 | Yermak名義の著作。基礎概念はN.N. Medvedevに帰属 |
| 心理機能の記号の意味論的根拠づけ(1994年) | 『人々を理解する方法』注記 | YermakとG. Senyukの共同帰属 |
| Augustinavičiūtė–Medvedev–Yermakシステム概念(2005年) | 同書「強要された序文」 | 本人が3者の構成要素を分けて記述 |
Yermakの体系は、AushraのモデルをYermak単独の成果に置き換えるものではありません。Medvedevのアスペクト構造、Gulenkoの記号、YermakとSenyukによる意味論的根拠づけも、それぞれ別の帰属です。
09オルガ・カルペンコ
出自・来歴
Karpenkoの科学伝記では、オルガ・カルペンコ(Olga Karpenko)は、国際ソシオニクス研究所の副所長、数学者、心理学者、ソシオニクス分野の哲学博士として紹介されています。本人は「弟子、研修生、エキスパート」で、タイプ診断、コンサルティング、企業研修の実務経験を記しています。
ソシオニクスを研究した理由
Karpenkoの研究課題は、タイプ診断、コンサルティング、企業研修などの実践から生まれました。「弟子、研修生、エキスパート」の序論で次のように書いています。
強調しておきたいのは、これらの考察はすべて実践的な仕事から生まれ、実践によって絶えず確証されてきたということである。
企業や組織での経験を整理し、経営者、管理職、人事担当者向けの教育へつなげたことも本人が記しています。
ソシオニクスとは何か
Karpenkoは「テストについて」で、ソシオニクスが個別事例から法則へ進む方向を示します。
ソシオニクスは、一つひとつの事例が価値であり、深い類推の機会である心理学から、事例が法則の反映であり、広範な研究の機会である社会学へと進んでいる。しかしこの道は—概念と法則性の整然とした体系を経由する道である。
個人の事例を捨てるのではなく、多数の事例から概念と法則を整理し、社会的な研究へ広げる立場です。
研究スタイルの特徴
Karpenkoは、タイプ診断でエキスパート自身が測定の道具になると書いています。そのため、理論だけでなく、診断者がどの段階で何を判断できるか、複数のエキスパートの仮説をどう調整するかを研究対象にします。
『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』『マネジメントと人材—経営心理学・ソシオニクス・社会学』など5誌に掲載されたKarpenko名義の記事は、共同名義を含め128件です。診断、エキスパート養成、集団コンサルティングを中心に、モデルA、第4機能、レイニン特徴、静態/動態、統計、歴史的人物、教育、言語と文化へ広がります。「効果的マネジメントと人事コンサルティングにおける実践的ソシオニクスの手法」は14回掲載されています。
方法論の前提になった実務規模を、本人は具体的な数で示しています。
8年にわたって、私は国際ソシオニクス研究所のソシオニクス・エキスパートのグループの一員として仕事をしている。この間に、私たちは約2千人をテストし、50を超える集団の分析を行った。私たちが蓄積した経験はその種のものとして独自であり、私はそれを分かち合いたい。
診断者が何を用いて判定するのかについては、次のように書きます。
テスティングやコンサルティングにおいて、エキスパートは、何よりもまず自分自身を測定の道具として用いる研究者の役割で登場する。「自分自身を」とはどういうことか。自分の全部を、である。
提唱理論一覧
| 理論・方法(年) | 資料・位置 | 帰属 |
|---|---|---|
| エキスパートの立場(1999年) | 「エキスパートの立場」 | 本人の単著。1995年と1996年の先行報告が記されている |
| 弟子・研修生・エキスパートの3段階(2007年) | 同名論文 | 本人が3段階に区分 |
| エキスパート仮説のすり合わせ分類(2007年) | 同論文第4節 | 本人が便宜的な分類として提案 |
Karpenkoの成果は、新しいタイプモデルよりも、診断と教育の方法論に重点があります。また、Bukalovの理論群をまとめた科学伝記の著者でもあるため、自分の方法論と、Bukalovへの第三者帰属を混同しないことが重要です。
10その他の引用研究者
本節の8人以外で、タイプ記述や個別論点に登場する研究者を、引用される文脈ごとに示します。
| 研究者 | 引用される文脈と扱い |
|---|---|
| Talanov | Filatovaによる紹介を通じて言及されるため、発言はFilatovaによる紹介として扱います。 |
| Meged | Ovcharovとの共同名義によるタイプ記述があります。共同資料として扱います。 |
| Ovcharov | Megedとの共同名義によるタイプ記述があります。共同資料として扱います。 |
| Beskova | タイプ記述が引用されています。 |
| Eglit | タイプ記述の引用者として登場します。個別理論の帰属はありません。 |
| Golihov | タイプ記述が引用されています。 |
| Piatnitskiy | タイプ記述が引用されています。 |
| Prokofieva | タイプ記述が引用されています。 |
| Zamanskaya | タイプ記述が引用されています。 |
| Weisband | Aushraの資料に基づく初期ハンドブックのタイプ記述が引用されています。Weisband単独の理論とは扱いません。 |
| Blohin | タイプ記述が引用されています。 |
| Voroschenko | タイプ記述が引用されています。 |
| Tsypin | タイプ記述の引用者として登場します。個別理論の帰属はありません。 |
11コアと差分
共有されるコア
共有コアは、名前の知名度ではなく、本節8人の資料の大半に概念が前提として現れるかで判定します。8人の過半数に当たる5人以上を基準にしました。
資料で確認した結果は次のとおりです。
| 概念 | 資料で確認できた研究者数 | 判定 |
|---|---|---|
| 8つの情報代謝要素 | 8人中8人 | 共有コア |
| モデルA(8機能モデルを含む) | 8人中8人 | 共有コア |
| 16タイプ | 8人中8人 | 共有コア |
| タイプ間関係 | 8人中8人 | 共有コア |
| クアドラ | 8人中8人 | 共有コア |
5概念すべてを共有コアに認定します。 いずれも8人全員の資料で前提として確認できました。
研究者ごとの主張
| 研究者 | 主な主張 | 帰属上の注意 |
|---|---|---|
| Aushra | 8つの情報代謝要素、8機能モデル、双対、ソシオン、クアドラ、タイプ間関係 | 関係表はV. Leshkyavichusとの共同構築。モデルAの名称はGulenko資料による帰属 |
| Reinin | 15二分法と小集団の形態論 | 最初の「貴族/民主」はAushra、数学的導出はReinin |
| Gulenko | サブタイプ、DCNH、心理機能の記号、コミュニケーション・スタイル、モデルG | 記号の1991年導入はYermakによる帰属。意味論的根拠づけはYermakとSenyuk |
| Bukalov | 4公理体系、次元数、モデルB、インテグラル・ソシオニクスなど | 多くはKarpenkoの科学伝記による帰属。次元数は1990年として記録される |
| Stratiyevskaya | タイプ間関係を説明、分類、予測する方法 | 本人が自分の提唱と明記した理論名は不明 |
| Filatova | 写真によるタイプ提示、32タイプ、64以上の分類 | 32・64分類は本人が記述するが、自己提唱の明記はない。64以上は基準未確定 |
| Yermak | システム論的アプローチ、情報流のアスペクト構造、記号の意味論 | Aushra、Medvedev、Gulenko、Senyukの成果を分けて帰属 |
| Karpenko | エキスパートの立場、習熟の3段階、仮説のすり合わせ | タイプ理論より診断・教育方法論が中心 |
各理論をほかの研究者が使っているか
各理論が提唱者以外へどう受け継がれたかを、使用と言及に分けます。
| 理論(提唱者) | 使用 | 言及 |
|---|---|---|
| ソシオン(Aushra) | Reinin、Gulenko、Bukalov、Yermak、Karpenko | — |
| レイニン特徴(Reinin) | Aushra、Bukalov、Karpenko | Gulenko・Yermakは批判的に言及 |
| 小集団の形態論(Reinin) | Karpenko | Bukalov。Yermakは批判的に言及 |
| DCNH(Gulenko) | Bukalov、Karpenko | — |
| 心理機能の記号(Gulenko) | Yermak、Karpenko | Stratiyevskaya |
| モデルG(Gulenko) | — | Yermakは批判的に言及 |
| 心的機能の次元数(Bukalov) | Yermak、Karpenko | — |
| 4水準モデル(Bukalov) | Yermak | Karpenko |
| Bukalovのほかの理論群 | — | Karpenko(科学伝記での帰属と内容紹介) |
| 心を量子系として記述する理論(Bukalov) | — | Stratiyevskaya、Karpenko |
| 写真によるタイプ提示(Filatova) | Aushra、Reinin | — |
| 情報流のアスペクト構造(Yermak) | Karpenko | — |
| Augustinavičiūtė–Medvedev–Yermakシステム概念(Yermak) | — | Bukalov |
使用の広がりが最も大きいのはソシオンで、提唱者のAushraを含む6人の資料に前提として現れます。Gulenkoの提唱では、DCNHと心理機能の記号が他の研究者の実務・体系化に使われる一方、モデルGにはYermakによる方法論上の批判があります。Bukalovの提唱では、次元数と4水準モデルがYermakとKarpenkoに使われ、残りの理論群はKarpenkoの科学伝記による帰属・紹介にとどまります。後年に出た理論が先行研究者の資料に現れないのは刊行順によります。
研究者同士の批判と支持
採用マップの「使用」と「批判」は、研究者ごとの陣営を表すものではありません。同じ研究者が、ある概念を退けながら、同じ相手の別の概念を使うことがあります。
レイニン特徴。 Gulenkoは、集団内の役割がタイプより相対的に強い機能に左右されるという観察から、DCNHの二分法はレイニン特徴と一致しないと述べました。
このような機能の複雑性の強化は、どのタイプの代表者にも、レイニンの周知の特性とその意味において一致しない(あるいはむしろ部分的にしか一致しない)新しい二分法的特徴があるという事実につながりました。
Yermakの批判は、個々の特徴の意味より、分類に必要な意味の一義性と特徴の独立性へ向かいます。
ずっと以前から知られ、科学論的辞典 [2]にも入っている — ある対象を分類するために特徴を用いることは、一連の必須条件 — 主要なものは意味論的一義性(意味の明瞭性)と特徴の独立性 — を遵守してこそ許容される[1]。どちらも、今日知られているタイプ的特徴の一群について、満たされていない! アウシュラ・アウグスティナヴィチューテによって本質的に導入されたレイニン特徴も[3]、[…]上記のものや他の初歩的な一般科学的分類の要件を満たさない、それゆえ、現実の人々の心のタイポロジー(類型論)の構築に適さない。
Karpenkoは反対に、レイニン特徴へ構造上の優先権を認め、診断で使う条件を示しました。
それゆえ、Г. Р. レイニンが導入したものとは異なる別の特性体系が形式的には存在しうるにもかかわらず、ソシオンの構造とそこに存在する法則性の表現における優先権は、まさにレイニン特性に認めるべきである。[…]ソシオニクスのテスティングの実践でレイニン特性を使えるのは、エキスパートがユングの特性を自在に操れるだけでなく、—必ず—ソシオン全体の構造について明晰な表象をもっている、という条件のもとでだけである。
Gulenkoは不一致を記した一方、2013年から2015年にはレイニン特徴の一つ「質問/宣言」の実験研究を3度掲載しています。特徴一般への批判と、個別特徴の検証は同じ研究歴に並びます。
小集団の形態論。 Yermakは、Reininが使った二分法は直交性に問題があると批判しました。しかし、その論文自体への評価は同じ一文の後半にあります。
1986年の論文「小集団の形態学」[78] で G.R. レイニン は形式的=数学的位置から「…空間が二次元のものの集団、つまり四連符…」を考察した。そして「ソシオンの二分法の徴候」は、G.R. レイニン が用いた、心のTIMへの応用において、少なくとも直交性に関して明らかに「罪を犯す」が、論文は決定的な関心を表す。
「罪を犯す」と「決定的な関心」は、別々の論評ではなく一続きの文です。
モデルG。 Yermakは、モデルAだけが心の構造を正しく反映するとしたうえで、モデルGを含む別モデルを方法論から批判しました。これは1999年の文章であり、Gulenkoが2019年に刊行した『64の肖像』の説明を直接論じたものではありません。
ソシオニクス的出版物にも「モデル」G、K、F、Sh、S字形その他が現れた[6, 7]。[…]近寄ってよく見ればこれらすべての「モデル」は、科学的方法論とモデル化の本質そのものにおける著者らの初歩的無知の証拠にすぎない。
次元数と機能の記号。 同じYermakは、Bukalovの次元数とGulenkoの機能記号を、ソシオニクスへの大きな貢献として挙げています。
現代のソシオニクスの開発には多くの研究者が大きな貢献をしてきた…。とりわけ、キエフのソシオニクス学派の研究者である A.V. ブカロフ(心の機能の次元、民族ソシオニクス)、ならびに V.V. グレンコ(心の機能の記号)の研究を挙げておく必要がある。
KarpenkoはBukalovの次元数をクアドラの分析に採用し、概念自体も評価しました。
しかし、8つのアスペクトそれぞれの意義を、クアドラごとにさらに精密化することができる。そのために、А. В. ブカロフが情報流の機能に対して導入した次元数の概念[7]を使おう。[…]機能の次元数の概念はきわめて深いもので、多くの解釈と説明を許し、この問題はセミナーや学会で繰り返し取り上げられてきた[10, 18, 20]。
機能の記号についても、Karpenkoは第4機能の比較に実際に用いています。
(LIE)と(EIE)の第4機能の比較に基づいて、符号(+ と – )に応じた機能の意味論の違いを跡づけることができる。仮に言えば、+ とは、感覚の多様性への志向である(感覚はあらゆる種類であるべきだ。快いものも、そうでないものも。肝心なのは、両者の間にある種のバランスが保たれることである)。– とは、不快な感覚からの離脱であり、快適さへの、人間の欲求に合致する感覚をもたらすような環境を周囲に作り出すことへの志向である。
YermakがモデルGを批判し、Gulenkoの機能記号を支持する記述は、同じ著作集に収められています。研究者への賛否ではなく、概念ごとの賛否です。
研究スタイルの違い
Aushraは人間関係の観察から基礎体系を組み立てました。Reininは数理的導出と小集団へ進み、Gulenkoは同じタイプ内の差を多層的に分類しました。Bukalovは他分野との接続を広げ、Stratiyevskayaは身近な関係の説明に集中します。Filatovaは写真資料、Yermakはシステム論、Karpenkoは診断と教育の実務を主な方法にしました。
差が生じる場所は、タイプ数そのものより、何を観察単位にするかです。個人の外見と事例、2人の関係、小集団、16タイプの全体、診断者の習熟では、必要になる概念が変わります。研究者の専門分野と実務の場面が、同じソシオニクスから異なる研究課題を引き出したと考えることもできます。
いまも続く論争
共有コアの外側には、単一の標準に収束していない論点があります。
モデルAとモデルG — モデルAだけで心の構造を扱うか、複数の水準をモデルGで扱うか。Gulenkoは多層体系とモデルGを記述し、YermakはモデルAだけを正しいモデルとしてモデルGを批判しています。出典: Gulenko『64の肖像』(2019年)序文・用語集/Yermak「ソシオニクスにおける矛盾?… 正常、これは科学だから!」(1999年)
レイニン特徴の有効性 — 15二分法を診断や分類に使えるか。Reininが導出し、Karpenkoは条件付きで使用を支持。GulenkoはDCNHの特徴との不一致を指摘し、Yermakは分類要件を満たさないと批判しています。出典: Reinin「二分法的特徴の理論の創造について」(2006年)/Karpenko「レイニン特性: 起源・存在・応用」(2002年)/Gulenko『64の肖像』(2019年)/Yermak(1999年)
サブタイプ分類 — 16タイプ内の差をどこまで、何で分けるか。Gulenkoの初期型/終局型とDCNH、Filatovaの32分類と64以上の暫定分類が併存しています。出典: Gulenko『64の肖像』(2019年)序文・DCNH編/Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001年)第2・3部
成立年と帰属年 — 着想、命名、原稿、刊行のどれを理論の年とするか。Aushraはモデルの機能配置を見た年を1968年とBukalovに回想しましたが、タイプ間関係論とソシオンの刊行は1982年です。モデルGなど初出年を確定できない項目も残ります。出典: Bukalov「アウシュラ・アウグスティナヴィチューテの天才」(2010年)/Aushra『タイプ間関係論』『ソシオン』(1982年)/Gulenko『64の肖像』(2019年)用語集
このため、「ソシオニクス」という同じ語が、Aushraの基礎体系、Reininの数理的分類、Gulenkoの多層モデル、Bukalovの学際的拡張、Filatovaの写真資料、Yermakのシステム論、Karpenkoの診断方法を指します。研究者は互いの成果を採り入れましたが、採用は体系全体への同意を意味しません。共通コアの外では、学派ごとに別のソシオニクスが並立しています。
12年表
以下は、主要な著作・論文の刊行年です。
| 年 | 研究者 | 著作・論文 |
|---|---|---|
| 1921年 | Jung | 『心理学的類型』 |
| 1982年 | Aushra | 『タイプ間関係論』 |
| 1982年 | Aushra | 『ソシオン』 |
| 1983年 | Aushra | 『人間の双対的本性』 |
| 1984年 | Aushra | 「パーソナリティとパーソナリティタイプ」 |
| 1985年 | Aushra / Reinin | 『レイニン特徴』。最初の「貴族/民主」はAushra、数学的導出はReininに帰属 |
| 1986年 | Reinin | 「小集団の形態論」 |
| 1991年 | Aushra | 『ユング論考集』 |
| 1996年 | Filatova | 『肖像の中のソシオニクス』 |
| 1996年 | Yermak | 「システム的観点から見た人間心理の構造と機能」 |
| 1997年 | Yermak | 「人間心理と周囲世界との相互作用—情報流のアスペクト構造」 |
| 1998年 | Aushra | 『ソシオニクス入門』 |
| 1999年 | Bukalov / Karpenko | 「夫婦関係の統計について」 |
| 1999年 | Karpenko | 「エキスパートの立場」「第4機能について」 |
| 1999年 | Yermak | 「ソシオニクスの幻想の崩壊? いや — タイプ判定論の崩壊!」「ソシオニクスにおける矛盾?… 正常、これは科学だから!」 |
| 2000年 | Bukalov | 「ソシオニクス:21世紀の人文・社会・政治・情報知的技術」 |
| 2001年 | Filatova | 『ソシオニクスの鏡の中の人格—瓜二つの謎を解く』 |
| 2002年 | Karpenko | 「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」「レイニン特性:起源・存在・応用」 |
| 2005年 | Yermak | 『人々を理解する方法』 |
| 2006年 | Reinin | 「二分法的特徴の理論の創造について」 |
| 2007年 | Karpenko | 「弟子、研修生、エキスパート—ソシオニクス・テスティングの熟達への階梯」 |
| 2010年 | Reinin | 『ソシオニクス:類型論・小集団』 |
| 2010年 | Bukalov | 「アウシュラ・アウグスティナヴィチューテの天才」 |
| 2013年 | Bukalov / Karpenko | 「学術的科学分野としてのソシオニクス」 |
| 2014年 | Bukalov / Karpenko | 「ソシオニクス・カウンセリングにおけるDCNHシステム」 |
| 2019年 | Gulenko | 『64の肖像』 |
| 2022年 | Karpenko | 「ブカロフ・アレクサンドル・ヴァレンチノヴィチ—科学伝記」 |
| 年不明 | Kępiński | 『不安』 |
13引用索引
- Jung『心理学的類型』(Psychologische Typen、1921年)第10章「タイプの一般的特徴」
- Kępiński『不安』(Lęk)
- Aushra Augustinavičiūtė(編)『ユング論考集』(1991年)
- Aushra『タイプ間関係論』(Теория интертипных отношений、1982年)
- Aushra『ソシオン』(Социон、1982年)
- Aushra『人間の双対的本性』(Дуальная природа человека、1983年)
- Aushra「パーソナリティとパーソナリティタイプ」(1984年)心理学者エレナ・ドゥボヴァ宛書簡
- Aushra『レイニン特徴』(Признаки Рейнина、1985年)
- Aushra『ソシオニクス入門』(Соционика. Введение、1998年)
- Reinin「小集団の形態論」(Морфология малых групп、1986年)
- Reinin「インタビュー断片」(2006年)
- Reinin「二分法的特徴の理論の創造について」(2006年)
- Reinin「双極特徴論(15特性)」
- Reinin『ソシオニクス:類型論・小集団』(Socionics: Typology. Small Groups.、2010年)
- Gulenko『64の肖像』(64 портрета、2019年)
- Bukalov「インタータイプ関係の記述」
- Bukalov・Karpenko・Chykyrysova「夫婦関係の統計について」(1999年)
- Bukalov「ソシオニクス:21世紀の人文・社会・政治・情報知的技術」(2000年)
- Bukalov「アウシュラ・アウグスティナヴィチューテの天才」(2010年)
- Bukalov・Karpenko「学術的科学分野としてのソシオニクス」(2013年)
- Karpenko・Bukalov「ソシオニクス・カウンセリングにおけるDCNHシステム」(2014年)
- Stratiyevskaya『お別れしないために』(Как сделать, чтобы мы не расставались)
- Filatova『肖像の中のソシオニクス』(1996年)
- Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格—瓜二つの謎を解く』(Личность в зеркале соционики — Разгадка тайны двойников、2001年)
- Yermak「システム的観点から見た人間心理の構造と機能」(Структура и функционирование психики человека с системной точки зрения、1996年)
- Yermak「人間心理と周囲世界との相互作用—情報流のアスペクト構造」(Взаимодействие психики человека с окружающим миром. Аспектная структура информационного потока、1997年)
- Yermak「ソシオニクスの幻想の崩壊? いや — タイプ判定論の崩壊! ドネプロペトロフスク実験の所感」(1999年)
- Yermak「ソシオニクスにおける矛盾?… 正常、これは科学だから!」(1999年)
- Yermak『人々を理解する方法』(Как научиться понимать людей、2005年)
- Karpenko「第4機能について」(1999年)
- Karpenko「エキスパートの立場」(Позиция эксперта、1999年)
- Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」(2002年)
- Karpenko「レイニン特性:起源・存在・応用」(2002年)
- Karpenko「弟子、研修生、エキスパート—ソシオニクス・テスティングの熟達への階梯」(Ученик, стажер, эксперт、2007年)
- Karpenko「ブカロフ・アレクサンドル・ヴァレンチノヴィチ—科学伝記」(Букалов Александр Валентинович: научная биография、2022年)
- 『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』掲載記事
- 『マネジメントと人材—経営心理学・ソシオニクス・社会学』掲載記事
- 『対人関係の心理学とソシオニクス』掲載記事
- 『言語と文化の起源』掲載記事
- 『心理学と教育学』掲載記事
- 機関誌『ソシオニクス、メンタロジーと人格心理学』(Соционика, ментология и психология личности)
- 機関誌『対人関係の心理学とソシオニクス』(Психология и соционика межличностных отношений)
- 機関誌『マネジメントと人材—経営心理学・ソシオニクス・社会学』(Менеджмент и кадры: психология управления, соционика и социология)
- 機関誌『心理学と教育学』(Психология и педагогика)
- 機関誌『言語と文化の起源』(Происхождение языка и культуры)
- Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)』(Wikisocion再録)
- Meged/Ovcharov「タイプ記述」(Wikisocion再録)
- Prokofieva「タイプ記述」(Wikisocion再録)
- Piatnitskiy「タイプ記述」(Wikisocion再録)
- Golihov「タイプ記述」(Wikisocion再録)
- Beskova「タイプ記述」(Wikisocion再録)
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- Voroschenko「タイプ記述」(Wikisocion再録)
- Zamanskaya「タイプ記述」(Wikisocion再録)
