合理/非合理
ILIは、進み具合や新しい条件を見ながら、その都度取り組み方を調整します。LIIは、先に手順と判断基準を固めてから取り組みます。
| ILI(非合理) | LII(合理) |
|---|---|
| 状況把握を先に置く | 判断や決定を先に置く |
| 流れを見ながら動き方を決める | 事前に計画して枠を決める |
| 決めた後も必要に応じて調整する | 決めた後の変更に抵抗する |
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INTJ × INTP相当※1
ILIとLIIは、15軸中8軸で異なります。2タイプの関係は準同一関係で、詳しい特徴は相性ページで確認できます。
| 項目 | ILI | LII |
|---|---|---|
| クアドラ | ガンマ | アルファ |
| MBTI相当 | INTJ | INTP |
| 主導機能 | Ni(内向直観) | Ti(内向論理) |
| 創造機能 | Te(外向論理) | Ne(外向直観) |
| 関心の向き | 内向 | 内向 |
| 情報の捉え方 | 直観 | 直観 |
| 判断の基準 | 論理 | 論理 |
| 決め方 | 非合理 | 合理 |
| 関係 | 準同一関係 | |
準同一関係は、似ているのに通じ合えない関係です
関心や得意が近く、入口は気が合う。
最初に、2タイプの違いを二分法ごとに比べます。
ILIは、進み具合や新しい条件を見ながら、その都度取り組み方を調整します。LIIは、先に手順と判断基準を固めてから取り組みます。
| ILI(非合理) | LII(合理) |
|---|---|
| 状況把握を先に置く | 判断や決定を先に置く |
| 流れを見ながら動き方を決める | 事前に計画して枠を決める |
| 決めた後も必要に応じて調整する | 決めた後の変更に抵抗する |
ILIは、人との関わりで、自分が何を受け取っているかへ意識を向けることが多いです。LIIは、人との関わりで、相手に何を与えられるかへ意識を向けることが多いです。
| ILI(果敢) | LII(賢明) |
|---|---|
| 自分が経験する流れに意識を向ける | 相手や場の状態に意識を向ける |
| 関わりでは受け取る側に立ちやすい | 関わりでは与える側に立ちやすい |
ILIは、データや既存の基準を確認し、認識の違いを整理します。LIIは、各自が言葉をどう使っているかを確認し、認識の違いを整理します。
| ILI(客観) | LII(主観) |
|---|---|
| 事実やデータから状況を捉える | 説明や概念から状況を捉える |
| 外部の基準を確かめる | 言葉の意味をすり合わせる |
| 新しい課題では事実を確かめる | 新しい課題では知識を広げる |
ILIは、考えをまとまった発話にし、区切りまで伝えてから相手の発言を待ちます。LIIは、問いかけや相槌を挟み、相手の反応を受けながら話を進めます。
| ILI(宣言) | LII(質問) |
|---|---|
| まとまった発話で考えを伝える | 問いかけながら話を進める |
| 区切りまで話す形を好む | 相槌を交えた対話を好む |
| 断定の調子で情報を示す | 疑問の調子で情報を示す |
ILIは、個々の状態より、対象がどう変化したかや出来事の相互作用に注目します。LIIは、変化の過程より、その時点の状態や結論に注目します。
| ILI(動的) | LII(静的) |
|---|---|
| 出来事を連続した流れとして捉える | 出来事を個別の場面として捉える |
| 対象の変化や相互作用を語る | 対象の特性や状態を語る |
| 推移や因果に注目する | 場面ごとの結論に注目する |
ILIは、先の計画よりも、現在の目的に使える手段を優先します。LIIは、現在の対応だけでなく、その後の展開も含めて方針を選びます。
| ILI(戦術) | LII(戦略) |
|---|---|
| 目の前で使える手段に注目する | 状況全体の見通しに注目する |
| 具体的な対処を助言する | 先の展開を踏まえて助言する |
ILIは、用件や具体的な理由をきっかけに交流を始めます。LIIは、伝えたい気持ちや共感をきっかけに交流を始めます。
| ILI(構成) | LII(情緒) |
|---|---|
| 用件をきっかけに交流を始める | 感情をきっかけに交流を始める |
| 会話では内容や解決策に集中する | 会話では感情や雰囲気に集中する |
| 問題には具体的な助けで応じる | 問題には感情の共有で応じる |
ILIは、初めから順を追い、1つの作業を終えてから次へ進むことが多いです。LIIは、複数の作業を並行し、順番を入れ替えながら進めることが多いです。
| ILI(プロセス) | LII(結果) |
|---|---|
| 初めから順序立てて進める | 結論へ素早く向かう |
| 1つのことを深く掘り下げる | 複数のことを並行して進める |
| 手順どおりの進め方に安心する | 求める結果が出れば進める順番にはこだわらない |
| 外向/内向どちらも内向 | |
|---|---|
| どちらも内向の側で、自分や相手、その関係を基準に状況を捉えることが多いです。 | |
| 関係や内面へ関心を向ける | |
| 直観/感覚どちらも直観 | |
| どちらも直観の側で、まだ起きていない展開や、現状から広がる可能性を検討しやすいです。 | |
| 可能性や将来の変化に注目する | |
| 論理/倫理どちらも論理 | |
| どちらも論理の側で、事実と仕組みを整理し、論理が通る案を選ぶ傾向があります。 | |
| 仕組みや因果を整理する | |
| 民主/貴族どちらも民主 | |
| どちらも民主主義の側で、立場の差を前面に出さず、会話では相手が話している間にも発言しやすいです。 | |
| 距離を縮めて話しやすい | |
| 資源/利益どちらも利益 | |
| どちらも利益の側で、得たい成果や自分の関心を確かめ、そのために必要な資源を考えます。 | |
| 関心や成果の獲得を先に見る | |
| 臨機応変/先見どちらも先見 | |
| どちらも先見の側で、過去の経験から問題を予測し、必要な準備を事前に揃えます。 | |
| 実績のある方法を選ぶ | |
| 肯定/否定どちらも否定 | |
| どちらも否定の側で、新しい情報のうち、不足している部分や考えられる問題から検討します。 | |
| 問題点やリスクに注目する |
二分法で全体の違いを確かめた後は、物事の進め方、負担になりやすいこと、相手や環境に求めやすいことを見ていきます。
ILIとLIIには、同じ側に属する二分法があります。共有する軸では、情報の捉え方や判断に似た傾向が表れやすいです。
主な違いは、合理/非合理と賢明/果敢に表れます。ILIは非合理・果敢の側、LIIは合理・賢明の側という傾向があります。
2タイプの関係は準同一関係です。やり取りの特徴やモデルAと情報要素は、相性ページで確認できます。
行動の違いに続いて、モデルAの8つの機能位置を対照します。
モデルAでは、8つの情報要素がどの機能位置に置かれるかを見比べます。ILIとLIIではその配置が異なるため、この節では同じ情報要素が2タイプでどの位置にあるかを見比べます。同じ情報要素を2タイプがどう受け取るかは、相性ページの「モデルAと情報要素」で確認できます。
| 情報要素 | ILI | LII |
|---|---|---|
| Ni(内向直観) | 1 主導 | 8 実演 |
| Te(外向論理) | 2 創造 | 7 観察 |
| Si(内向感覚) | 3 規範 | 6 動員 |
| Fe(外向倫理) | 4 脆弱 | 5 暗示 |
| Se(外向感覚) | 5 暗示 | 4 脆弱 |
| Fi(内向倫理) | 6 動員 | 3 規範 |
| Ne(外向直観) | 7 観察 | 2 創造 |
| Ti(内向論理) | 8 実演 | 1 主導 |
Reinin『ソシオニクス:類型論・小集団』(Socionics: Typology. Small Groups.、2010年)に基づいています。