ILE超詳細解説
ILE(ENTP)というタイプを、ソシオニクスの研究文献からの引用で読む長編解説です。当サイトの通常ページは理論を短く言い換えて説明しますが、このページは研究文献からの引用を資料として示し、その比較と分析で構成します。対象は、創始者アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinaviciute)から、Reinin、Bukalov、Stratiyevskaya、Filatova、Yermak、Karpenko、Gulenkoまでの各研究者です。多数の研究者が同じILEをどう記述したかを、1つの要約にまとめず、引用で示し、本文で比較・分析します。
01ILEは一般にどう言われているか
ILE(ENTP)は、一般にはこんなふうに紹介されます。新しい可能性を見つけるのが得意なタイプ。ドン・キホーテと呼ばれることもあります。主導機能はNe(外向直観)で、一つの事実から「もしこうだったら」と発想が広がり、創造機能のTi(内向論理)がそれを筋の通った説明へ組み直す。議論が好きで、「でも、こういう見方もある」と別の角度を出す。興味の持てる話題には深く入り、完成させるより始めることに関心が向く—おおよそこんな像です。
よく挙げられるのは、こんな場面です。職場で同じ手順の繰り返しが続くと集中が保ちにくく、本人には我慢の時間になる、と言われます。人との距離では、正しいと思ったことを口にして相手を怒らせ、あとから気づいて重く受け止める、と紹介されます。日常では、考えごとに入ると時間の約束や身のまわりのことが後回しになり、本人も気にしている、と書かれます。
この像は、あとで見る研究者の記述からところどころ切り出されて広まったものです。可能性に目が向く・興味が働きの条件になる・やり遂げるまでに負担がかかる、という要素はたいてい合っています。ただ、研究者ごとに力点が違い、強く出られたときの応じ方の説明は食い違います。このページでは、02〜04章で系譜とモデルAの土台を置き、05〜13章で研究者ごとの記述を順に見て、14章で横断比較し、24章でこの一般像のどこが残り、どこが言い直されるかに戻ります。
読この記事の読み方
想定読者は、ILEプロファイルなどの基礎ページを読み終えて、出典まで確かめたい人です。長いページですが、読み方は単純です。各章で研究者の記述を引用で示し、そのすぐ下に当サイトの読み方(何が共通し、どこが違うか)を書きます。一致と食い違いを確かめながら、ILEというタイプの輪郭を自分で考えていく構成です。
流れは、01章が一般に言われている像、02〜04章が土台(系譜、モデルA、情報要素)、05〜13章が研究者別の記述(このページの中心)、14章が横断比較、15〜23章が各論、24章が当サイトのまとめです。引用には初出順の番号が付き、押すと巻末の索引へ飛び、索引から本文へ戻れます。引用の扱い方(逐語性、訳出、編集操作)は末尾の「この記事の方法論」にあります。
ページ冒頭の「コピーしてAIで要約!」を押すと、要約用の指示文とこのページの本文がクリップボードに入ります。AIに渡して、要約のほか、引用の意味を聞く、研究者ごとの違いを整理させる、といった使い方ができます(長すぎるときは章を分けて渡してください)。
タイトルの「ENTP」はMBTIに慣れた読者のための参照用の表記で、ソシオニクスのILEとMBTIのENTPを同じタイプとして扱う趣旨ではありません(19章)。
02系譜 ユングから情報代謝へ
ILEという記述がどこから来たのかを、3つの原典で辿ります。ユング『心理学的類型』(1921年)の類型論、Kempinskiの情報代謝の概念、そしてアウシュラによる両者の接合です。この章の引用が、以降の全章の土台になります。
ユングの類型論(1921年)
ソシオニクスの16タイプは、スイスの精神科医カール・グスタフ・ユングの『心理学的類型』を出発点とするとされます。ユングは心の働きを4つの基本機能に分け、それぞれが外向・内向のどちらかの構えで働くと考えました。定義の章で、機能は次のように説明されます。
心理学的機能とは、さまざまな状況のもとでも理論上同一であり続ける、心的活動の特定の形式のことと私は理解している。(中略)私は全部で4つの基本機能を区別する。2つの合理的機能と、2つの非合理的機能である。
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By psychological function I understand a certain form of psychic activity that remains theoretically the same under varying circumstances.(中略)I distinguish four basic functions in all, two rational and two irrational
合理的な2つは思考・感情、非合理的な2つは感覚・直観です。そのうえでユングは、人によって最も分化した機能が違い、それが生活への適応の主役になると書きます。
まず特に注目すべきは、私が「内向型」と「外向型」と分類した2つの基本的なタイプについてである。(中略)個人の適応や人生への方向性において、最も発達した機能が主要な役割を果たすという特異性を持つ特定のタイプ
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my first concern must be with the two general types I have termed introverted and extraverted.(中略)those special types whose particularity is due to the fact that his most differentiated function plays the principal role in an individual's adaptation or orientation to life.
まず外向・内向という2つの一般類型があり、その内側に、最も分化した機能が主役を担う「機能類型」が置かれる、という二重の分類です。この組み合わせで8つの型が記述されました。ソシオニクスの文献では、この4機能×2構えの枠組みを「ユングの基底」と呼ぶことがあります。
ユングの外向的直観型
ソシオニクスのILEの祖形とされるのが、第10章の外向的直観型です。
直観が優位に立つとき、そこには特徴的で紛れもない心理学的傾向が現れる。直観は対象によって方向づけられるため、外部状況への明確な依存性が認められるが、その性質は感覚型の依存性とはまったく異なるものである。(中略)彼は未来の可能性を秘めた萌芽的な事象に対して鋭い嗅覚を持っている。
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The Extraverted Intuitive Type Whenever intuition predominates, a particular and unmistakable psychology presents itself. Because intuition is orientated by the object, a decided dependence upon external situations is discernible, but it has an altogether different character from the dependence of the sensational type.(中略)He has a keen nose for things in the bud pregnant with future promise.
「未来の可能性を秘めた萌芽的な事象への鋭い嗅覚」—後の研究者がILEのNeを記述するときの原型が、ここにあります。続けてユングは、この型における思考と感情の位置づけを明確に書いています。
信念を形成する上で不可欠な要素である思考と感情は、彼にとって劣位の機能であり、決定的な影響力を持たない。(中略)商人、請負業者、投機家、代理人、政治家などがこのタイプに典型的に当てはまる。
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Thinking and feeling, the indispensable components of conviction, are, with him, inferior functions, possessing no decisive weight(中略)Merchants, contractors, speculators, agents, politicians, etc., commonly belong to this type.
ユングの原型では、外向的直観型にとって思考と感情は劣等機能であり、決定的な重みを持ちません。ここは注意が必要な箇所です。後の章で見るように、ソシオニクスのILEは思考(Ti)を2番目に強い機能として持ちます。ユングの純粋型とソシオニクスの2機能構成は、この点で単純には重なりません(23章で再論します)。職業の列挙(商人・請負業者・投機家・代理人・政治家)も、後代のILE記述とはかなり違う顔ぶれです。
アウシュラは自著のILE章で、ユングのこの型の記述をロシア語訳から引用しています。よく知られた一節です。
直観型はあまりにも容易に自分の生を散らし、事物と人々を活気づけ、自分の周りに生活の充実さを放射し、結果として生きているのは彼ではなく他者だ。もし自分の営みのもとに留まれたなら、果実は彼のものとなろうが、直ちに新しい可能性を追いかけねばならず、ちょうど耕されたばかりの、これから他者が収穫する畑を残すのだ…
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Интуитивный слишком легко разбрасывает свою жизнь, оживляя людей и вещи и распространяя вокруг себя полноту жизни, так что живет не он, а другие. Если бы он мог остаться при своем пред- мете, то ему бы достались плоды его работы, но оп тотчас должен бежать за новыми возможностями и оставить только что засеянные поля, жатву с кото- рых соберут другие...»
耕したばかりの畑を残して新しい可能性へ移る、という描写は、後の研究者のILE記述に繰り返し現れます。ILEの記述の系譜がユングの外向的直観型を出発点にしていることを、創始者自身の引用が示しています。
ユングの内向的思考型
ILEの2番目の機能Ti(内向論理)に対応する祖形は、同じ第10章の内向的思考型の節にあります。
内向的思考は主に主観的要素によって方向づけられる。(中略)ダーウィンは客観的事実の広大な領域を探求するのに対し、カントは知識そのものの批判に限定している。
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Introverted thinking is primarily orientated by the subjective factor.(中略)we might point to Kant as a counter-example of the normal introverted thinking type. The former speaks with facts; the latter appeals to the subjective factor. Darwin ranges over the wide fields of objective facts, while Kant restricts himself to a critique of knowledge in general. But suppose a Cuvier be contrasted with a Nietzsche: the antithesis becomes even sharper. The introverted thinking type is characterized by a priority of the thinking I have just described.
内向的思考は、まず主観的要因に方向づけられる思考です。ユングは、事実の広野を渡るダーウィンと、認識一般の批判に向かうカントを対比して、外向的思考との違いを示します。そのうえで、この思考の限界にも触れています。
内向型の思考様式は、原始的なイメージが持つ永遠不変の真理性にますます近づいていく思想の発展において、肯定的かつ統合的な性質を示す。 しかし、これらの思考が客観的経験との関連性を失い始めると、それらは神話的で現代の状況に即さないものとなる。
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The thinking of the introverted type is positive and synthetic in the development of those ideas which in ever increasing measure approach the eternal validity of the primordial images. But, when their connection with objective experience begins to fade, they become mythological and untrue for the present situation.
観念の展開では強力だが、客観的経験との接続が薄れると「神話的」になり、現状に対して真でなくなる、という指摘です。この緊張は、ILEにおけるTiの位置づけ(03章・16章)を読むときの背景になります。
Kempinskiの「情報代謝」
「情報代謝(Information Metabolism)」の語は、ポーランドの精神科医 Antoni Kempinski(アントニ・ケンピンスキー、1918〜1972)に由来するとされます。著書『Lęk(不安)』では、生命は環境とのエネルギーと情報の交換を続ける開放系であり、交換の維持そのものが生命の条件だと論じられます。そのうえで情報の処理は2つの相に分けられます。第1相は環境への基本的な感情的定位で、意識の閾より下で進むとされます。第2相は活動形態の選択で、おおむね意識的とされます。この二相を支える仕組みとして、Kempinskiは神経系の2つの原理を対比します。
アナログ原理(緩電位)は刺激の量的な再現を可能にする。これにより「どの程度か」という問いへの答えが得られる。他方デジタル原理(スパイク電位)は「はい」か「いいえ」かの答えを可能にする。前者は本質的弁別、後者は差異的弁別と呼ばれる。
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Zasada analogowa (potencjały generacyjne) pozwala na ilościowe odtworzenie bodźca. Dzięki niej znajdujemy odpowiedź na pytanie: "w jakim stopniu". Natomiast zasada cyfrowa (potencjałów iglicowych) pozwala na odpowiedź: "tak" lub "nie". Pierwszą określa się jako essential discrimination, a drugą jako differential discrimination.
情報代謝は固有の脈動によって特徴づけられることになろう。すなわち第1相では生体の外部環境とも内部環境とも結合し、第2相ではそれに対して距離を取る。
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Metabolizm informacyjny charakteryzowałby się swoistą pulsacją: złączeniem się ze środowiskiem zarówno zewnętrznym, jak wewnętrznym ustroju w pierwszej fazie i nabraniem w stosunku do niego dystansu w drugiej.
環境と結合する相と、距離を取って行動を選ぶ相の往復として、心の情報処理を捉える枠組みです。Kempinskiの著作にタイプ論はまだありません。ここにあるのは、心を情報の交換系として扱う視点です。
アウシュラによる接合
アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinaviciute、1927〜2005)は、この語を借りたことを自分で書いています。
「情報代謝」という用語はポーランドの精神医学の古典A.ケンピンスキーから借りたことを思い出してもらいたい。おそらく彼は、人間の心理的不快の基盤にはその情報代謝の障害が横たわっていると最初に語った人物である。
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Можно напомнить, что термин «информацион- ный метаболизм» мы заняли у классика польской психиатрии А. Кемпинского. По-видимому, он пер- вый заговорил о том, что в основе психологичес- кого дискомфорта человека лежит нарушение его информационного метаболизма.
ソシオニクスとは、ソシオンについて、人間のソシオン的本性と社会のソシオン的構造について、人々の情報代謝(情報代謝)のさまざまなタイプとそれらのあいだのさまざまな形態の相互関係についての学問であり、K.G.ユング、E.クレッチマー、A.E.リチコの類型論と、A.ケンピンスキーの情報代謝の理論を基盤として生まれた。
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Соционика — наука о соционе, соционной при- роде человека и соционной структуре общества, о разных типах информационного метаболизма (ИМ) людей и разных формах взаимоотноше- ний между ними — родилась на основе типологий К. Г. Юнга, Э. Кречмера, А. Е. Личко и теории ин- формационного метаболизма А. Кемпинского.
ソシオニクスの自己定義に、ユング、クレッチマー、リチコの類型論と、Kempinskiの情報代謝理論が並記されています。彼女自身による情報代謝の説明は次のとおりです。
パーソナリティタイプは、パーソナリティの形態、または人間の思考が収まる形態、彼の情報代謝の形態である。奇妙で慣れないが、身体が食物で養われエネルギーを生産するのと完全に同じく、心理は情報、受け取る信号、刺激で養われ、エネルギーを生産する。心的エネルギーまたは情報的エネルギーである。
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Итак: тип личности — это форма личности, или форма, в которую укладывается мышление человека, форма его информационного метаболизма. Как это ни странно и непривычно, но ровно так, как тело питается пищей и производит энергию, так психика питается информацией, получаемыми сигналами, раздражителями и тоже производит энергию. Психическую энергию или информационную энергию.
モデルAの成立過程について、アウシュラ自身が一人称で書いた手紙が残っています。
もしユングの難しいテキストから完全な4要素モデルAを集められなかったら、私は人格タイプの構造の理解に至らなかっただろう。確かに現在では、私も同僚も、ユング自身よりこの構造をよく理解している。しかし直観論理外向(このタイプは現在のところソシオニクス研究者・理論家の間で優勢)は、いかなる構造も現物でしか把握できない。この場合、そのような現物がユングの下絵だった。
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Если бы по трудному тексту Юнга мне не удалось собрать полную четырехэлементную модель Ю, я никогда не вышла бы на понимание структуры типа личности. Да, в настоящее время и я, и мои коллеги эту структуру понимают лучше самого Юнга. Однако интуитивнологический экстратим (этот тип пока преобладает среди социоников-теоретиков) способен разобраться в любой структуре лишь по натуре. В данном случае такой натурой был этот эскиз Юнга.
ユングのテキストを「下絵」として、そこからモデルAを組み立てたという証言です。文中の「直観論理外向」はILEの旧称で、この一節にはソシオニクス研究者の間でILEが優勢という彼女の観察も含まれます(本人の観察であり、統計ではありません)。さらに彼女は、先行する精神医学の類型がすべて同じ実在のタイプ群を別名で記述してきた、という立場を取りました。ILEにあたるタイプの対応づけは次のとおりです。
すべての精神科医と心理学者は実在する同じ情報代謝タイプを記述してきたが、各著者のもとでそれは異なる名称で記述されている(中略)たとえば私たちが直観論理外向と呼ぶものを、K.G.ユングは外向的直観型と呼び、P.B.ガヌーシキンは情動不安定型精神病質と呼び、A.ケンピンスキーは衝動型人格あるいは精神病質と呼び、A.E.リチコはラビール(不安定)型と呼んだ。
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Все психиатры и психологи описывали те же ре- ально существующие типы ИМ, только у каждого они описываются под другим названием.135 Напри- мер, то, что мы называем ИНТУИТИВНО-ЛОГИ- ЧЕСКИМ ЭКСТРАТИМОМ, К. Г. Юнг называл экстравертированным интуитивным, П.Б. Ганути- кин — эмотивно-лабильным психопатом, А. Кем- пинский — импульсивным типом личности или психопатии, А. Е. Личко — лабильным типом.
「直観論理外向」もILEの旧称です。ここでKempinskiの「衝動型」がILEに対応づけられており、その記述も彼女の本の中で直接引用されています。
A.ケンピンスキーは直観論理外向を「精神病質」のなかで衝動型の名で記述する。彼はこう書く:「衝動型の人格あるいは精神病質は軽い興奮性によって特徴づけられる。決断のプロセスは突然で、爆発的。対立する行動構造のあいだの長い動揺はまったくない。このような行動の仕方は神経系の制動メカニズムの弱体化の作用で説明される。」
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А. Кемпинский ИНТУИТИВНО-ЛОГИЧЕСКО- ГО ЭКСТРАТИМА описывает в книге «Психопа- тии>*” под названием импульсивный. Он пи- шет: «Импульсивный тип личности или психопа- тии характеризуется легкой возбудимостью. Про- цесс принятия решений у этих людей внезапный, взрывчатый. Вообще нет долгих колебаний меж- ду противоположными структурами действия. Этот способ поведения объясняется ослаблением дейст- вия тормозпых механизмов нервной системы».
この対応づけ自体はアウシュラによる解釈です。健常な性格類型と精神医学の類型(精神病質・アクセンチュエーション)を同一視してよいかは、それ自体が論点として残ります(23章)。
後代の研究者が語る系譜
この接合を、後の研究者はそれぞれの力点で語り直しています。Reininは、Kempinskiとアウシュラのあいだにある情報観の質的な違いを対比します。
アントニ・ケンピンスキーは精神科医として、各人がそれぞれ自分固有の世界に生きていることをよく理解していた(中略)概念を導入するにあたり、ケンピンスキーは純粋に物理的な類比—エネルギー代謝・物質代謝との類比—を用い、情報を諸対象が相互に交換する一種の実体として表象した(中略)アウシュラ・アウグスティナヴィチューテは(中略)自らの情報代謝タイプ理論を構築するにあたって、明らかに「情報」現象の仮想的性質を理解していた。
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Анатолий Кемпинский, будучи врачом психиатром, прекрасно понимал, что каждый человек живет в своем особенном мире [6]. […] При этом, вводя понятие «информационный метаболизм», Кемпинский воспользовался чисто физической аналогией с энергетическим и материальным метаболизмом, представляя информацию как некоторую субстанцию, которой обмениваются объекты [5]. […] Однако, Аушра Аугустинавичюте [1], […] создавая свою теорию типов информационного метаболизма, безусловно, понимала виртуальный характер феномена «информация».
引用中の「アントニ」は訂正した表記です(Reininの原文では「アナトリー」と書かれていますが、冒頭で述べたとおり、Kempinskiの名は実際にはアントニ(Antoni)です)。
Stratiyevskayaは、転換を成し遂げたのは心理学者ではなく数学者だったと書きます。
それでもなお、この領域における根本的な転換は、心理学者ではなく(本来そう期待されるはずだったのだが)、数学者によって(より正確には、心理学者というよりもむしろ数学者によって)成し遂げられた—それまで誰にも知られていなかったリトアニアの学者、アウシュラ・アウグスティナヴィチューテによってである。彼女ただ一人が、ユングのタイポロジー(類型論)を解読し、彼のタイポロジーへの「鍵」となる、構築的な心理学的モデルを開発し、自身のタイポロジーと自身の新しい、拡張され改良された人間心理の構造のモデル(「モデルA」)を創造することに成功した。
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И тем не менее кардинальный переворот в этой области был совершен не психологом (как этого следовало бы ожидать), а математиком (точнее, не столько психологом, сколько математиком) — дотоле никому не известным литовским ученым Аушрой Аугустинавичюте. Ей единственной удалось расшифровать типологию Юнга, разработать конструктивную психологическую модель, послужившую "ключом" к его типологии; создать свою типологию и свою новую, расширенную и усовершенствованную модель структуры человеческой психики ("Модель "А").
Filatovaは、アウシュラとユングの出会いを本人の言葉ごと記録しています。
こうしてユングは、人間の一生を通じて保たれる安定した特徴によって互いに区別される、合計16の心理学的タイプを見出したのである。それから数十年後、リトアニアの研究者アウシュラ・アウグスティナヴィチューテが、さらに先へと歩を進めた。(中略)「ユングは私をたちまち引きつけた。なぜなら、彼は構造を提示していたからである。しかも16もの構造を!」
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Несколько десятилетий спустя исследователь из Литвы Аушра Аугустинавичюте пошла дальше. […] «Юнг заинтересовал меня сразу. Потому что предлагал структуру. И даже шестнадцать структур!»
Yermakは、系譜全体を1文に圧縮します。
こうして、A. アウグスタは、ユング流のタイポロジー(類型論)を、A. ケンピンスキーの心の情報代謝の理念の立場から研究して、心のモデルを創造し、N. メドヴェージェフは、心と世界の情報的相互作用のアスペクト構造の根拠を提示することで、モデル化に基づく特徴の「明晰化」と精緻化の基礎を据えた。
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Так, А.Аугустинавичюте, исследовав юнговскую типологию с позиций идеи А.Кемпинского об информационном метаболизме психики, создала модель психики, а Н.Медведев, предложив основания аспектной структуры информационного взаимодействия психики с миром, заложили основы “прояснения” и уточнения признаков на основе моделирования.
文中のメドヴェージェフ(N. Medvedev)は、情報の側面(アスペクト)構造の根拠づけに関わった人物として言及されています。
小括します。4機能×2構えの枠組みはユングに、情報代謝の語はKempinskiに由来し、両者を1つのモデルに接いだのがアウシュラである—ここまでは各研究者の記述が一致します。食い違うのは力点です。Reininは情報観の質的転換を、Stratiyevskayaは数学的な解読を、Filatovaは構造との出会いを強調します。ILEについて言えば、ユングの外向的直観型が祖形であること、そしてユングの純粋型では劣等とされた思考が、ソシオニクスでは2番目に強い機能に置き直されたこと。この2点が、以降の全章の前提になります。
03モデルAにおけるILE
モデルAは、8つの情報要素を8つの機能位置に配置した心の構造モデルです。当サイトが基準とするILEの配置は次のとおりです。
- 1(主導機能):Ne(外向直観)
- 2(創造機能):Ti(内向論理)
- 3(規範機能):Se(外向感覚)
- 4(脆弱機能):Fi(内向倫理)
- 5(暗示機能):Si(内向感覚)
- 6(動員機能):Fe(外向倫理)
- 7(観察機能):Ni(内向直観)
- 8(実演機能):Te(外向論理)
この章では、この配置を支える原典記述を確認します。順序は、ユングの2機能構成、アウシュラの機能理論、ILEの自我ブロック、そして初期著作の旧式表記です。
ユングの補助機能—2機能構成の原点
モデルAの中核である「強い2機能の組」は、ユングの補助機能論に遡るとされます。ユングは、主機能と同等の力を持つ第2の機能は存在できない、と書きます。
同等の力を持つ第二の機能が存在することは本来許されないことである。したがって、この第二の機能は必然的に二次的な重要性しか持ちえず(中略)補助的あるいは補完的な役割として作用するからである。
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the presence of a second function of equivalent power is naturally forbidden. This other function, therefore, can have only a secondary importance(中略)but comes into play more as an auxiliary or complementary function.
どの機能が補助になれるかの規則も、続けて明示されます。
経験的事実が示すところによれば、第二機能は常に、主導機能とは異なる性質を持ちながらも対立関係にはない機能である。例えば、主導機能が思考の場合、補助機能としては直観と容易に組み合わさることができるし、同様に感覚とも同等に組み合わせることが可能であるが、すでに述べたように、感情とは組み合わせることができない。
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the secondary function is always one whose nature is different from, though not antagonistic to, the leading function: thus, for example, thinking, as primary function, can readily pair with intuition as auxiliary, or indeed equally well with sensation, but, as already observed, never with feeling.
裏返せば、直観が主機能の場合の補助は思考か感情です。ILEの構成(直観が主、思考が補助)は、この規則の範囲内にあります。ソシオニクスの文献では、この2機能の組が自我ブロックの原型になったと説明されます。
アウシュラの機能理論—第1機能と第2機能
アウシュラは機能位置の理論(フンクツィオニカ)で、各位置の性格を定式化しました。第1機能と第2機能の記述です。
要約:第1機能は人間の世界知覚、彼の「情報的職業」、イメージを規定する。人間はこの要素について最大限の情報を持っており、最も確信をもってそれを使用する。最も強い機能、「個人的恣意の領域」と言うことができる。
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Резюме : 1-я функция определяет мировосприятие человека , его "информсационную профессию" , имедж . Человек имеет по этому элементу максимум информации , наиболее уверенно ей пользуется ; можно сказать, что это самая сильная функция , "зона личного произвола".
要約:第2機能は創造機能であり、ここで人間は自分以前には知られていなかった新しいものを創造する。第1機能の目的の達成と自己肯定のための創造である。
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Резюме : 2 функция творческая , здесь человек создает новое , до него не пзвестное . Творчество ради достижения цели по первой и самоутверждения .
ILEに当てはめると、第1機能=Ne(世界を可能性として知覚する「情報的職業」)、第2機能=Ti(その目的のために新しい論理を作る創造)です。そして機能は単独ではなく、対で働くとされます。
機能はモデルAの静的構造をなしている。それらは単独では働かず、常にペアで—ブロックとして働く。ブロックのアクセプト(受容)機能は可能な限り現実を反映し、プロダクティヴ(生成)機能は反応し、創造的に適応する。これはほぼ同時に起こり、機能が強く分化されているほど速い。
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Функции - составляют статическую структуру модели А. Они не работают по одиночке , но всегда парами - блоками . Акцептная функция блока по возможности отражает действительность , продуктивная реагирует , творчески приспосабливаясь . Происходит это почти одновременно , тем быстрее , чем более сильно дифференцирована функция.
引用のアクセプト機能・プロダクティヴ機能は、奇数位置の受容機能・偶数位置の生成機能にあたります。この2つの対がブロックです。ILEの自我ブロックなら、Neが受け取り、Tiが応答します。
ILEの自我ブロック—アウシュラの一人称記述
アウシュラは、ILEの自我ブロックの内容を、本人の内的な信条を模した一人称文で書いています。
ブロック 自我 = 「私が在るのは、私が思考し、私の思考の産出が生産的であるかぎりにおいて、すなわちソシオンに必要とされ認められるかぎりにおいてだ。ソシオンが私を困難な課題の解決に送るかぎりにおいて、私に周囲の世界の潜在的力の発展の新たな法則性を気づかせ、この発見が私と同様に他者にも、ソシオンの実践的活動において考慮されるかぎりにおいて。すなわちソシオンが私のサーヴィスを利用するかぎりにおいて、それは私に自分の知性を用いる可能性を与える。新たな、より論理的な関係を(中略)周囲の客観的世界の潜在的力と確立するために。」
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Блок ЭГО -— Я есмь, поскольку я мыслю и по- скольку мое мышление продуктивно, то есть по- скольку оно нужно и признается обществом. По- скольку меня посылают на решение трудных задач, поскольку мне удается заметить новые закономер- ности развития потенциальных сил окружающего мира и поскольку эти открытые как мною, так и другими принимаются во внимание при практичес- кой деятельности социума. То есть постольку, по- скольку общество пользуется моими услугами, оно дает мне возможность использовать свой интеллект для решения возникающих перед ним задач. Для установления новых, более логичных отношений к (中略) потенциальным силам окружающего объективного мира.
「周囲の世界の潜在的力の発展の新たな法則性」がNe、「新たな、より論理的な関係」の確立がTiに対応する書き方です。自我ブロックの2要素が、1つの信条文の中で連結されています。
Yermakの定式化でも、4ブロックの要素構成は自我=Ne・Ti、超自我=Se・Fi、超イド=Si・Fe、イド=Ni・Teと、冒頭の基準配置と一致します。
モデルA自体は、どの機能も他を直接管理しない線形・対称の構造とされます(Bukalov)。機能ごとの処理能力の差は16章(次元性)で扱います。
アウシュラ旧式の4列表記
アウシュラの初期著作では、タイプは8つの位置ではなく4つの機能で記述されます。ILEの旧式表記は、I(主導)=Ne、II(プロダクティヴ)=Ti、III(MHC=最小抵抗の場)=Fi、IV(サジェスティヴ)=Seです。現行の8位置との対応は、I=位置1、II=位置2、III=位置4、IV=位置3になります。
ここで番号体系の混在に注意が必要です。旧式のIIIとIVは、現行の位置4・位置3と逆順に並びます。さらに研究者ごとの独自番号もあります。たとえばFilatovaは主導・創造・脆弱・暗示の4機能でILEを記述し、III(脆弱)にFi、IV(暗示)にSiを置きます。FilatovaのIVは現行の位置5にあたり、旧式のIV(Se)とは別の位置です。名称や番号だけで照合すると取り違えるため、要素そのものと位置の意味で照合する必要があります。Filatovaの枠組みは09章で、Reininの強度ランク式番号は06章で、Gulenkoの独自モデル(モデルG)は12章で扱います。
主導から創造への連鎖を「プログラムの実現」として書くFilatovaの定式は、旧式の2機能中心の伝統を引き継いだ形です。
世界は謎に満ちており、その謎は並外れた可能性を秘めている(外向直観〈Ne ▲(Ne)〉—主導機能)。これらの謎は、その根底にある一般的な法則性を見出せば、解き明かすことができ、可能性を実現することができる(内向論理〈Ti □(Ti)〉—プログラムの実現=創造機能)。
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Мир полон загадок, таящих в себе необычайные возможности (ЧИ — программная функция). Эти тайны могут быть разгаданы и возможности реализованы, если найти общие закономерности, лежащие в их основе (БЛ — реализация программы).
小括します。ILEの8位置の配置(Ne・Ti・Se・Fi・Si・Fe・Ni・Te)は、アウシュラのブロック論からYermakの定式化まで要素の中身が一致しています。一方で、位置の番号づけと名称は研究者・時期によって別体系が併存します。原典を読むときは、番号ではなく「どの要素がどの意味の位置にあるか」で照合するのが安全です。
04情報要素から見るILE
ILEの自我ブロックはNe(外向直観)とTi(内向論理)です。この章では、この2要素の定義を研究者横断で確認し、最後にILE固有の論点(要素はブロック内で混ざって現れる)を見ます。各要素の一般解説はNe(外向直観)とTi(内向論理)の詳細ページにあります。ここでは、ILEの構成に関わる範囲に絞ります。
直観と思考—ユングの定義
出発点として、ユングの定義の章から。まず直観です。
直観(intueri=中を見る・注視する、に由来)は、私の見解では、基本的な心理学的機能の一つである(「機能」の項参照)。直観は、知覚を無意識的な仕方で伝達する心理学的機能である。
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Intuition (from intueri = to look into or upon) is, according to my view, a basic psychological function (v. Function). is that psychological function which transmits perceptions in an unconscious way.
直観は、その内容の性質がどうであれ、一種の本能的な把握である。感覚(同項参照)と同じく、それは非合理的(同項参照)な知覚機能である。
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Intuition is a kind of instinctive apprehension, irrespective of the nature of its contents. Like sensation (q.v.) it is an irrational (q.v.) perceptive function.
感覚と並ぶ「非合理な知覚機能」という分類は、15章で見る非合理二分法の源流です。次に思考です。
思考とは、それ自身の法則に従って、与えられた表象を概念的な連関へと持ち込む心理学的機能である。
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Thinking is that psychological function which, in accordance with its own laws, brings given presentations into conceptual connection.
ソシオニクスの通説では、この直観を外向・内向に分けたものがNe・Ni、思考を分けたものがTe・Tiに対応するとされます。
Ne(外向直観)—各研究者の定義
アウシュラ自身による記号▲(Ne)の定義です。
対象の内容。その潜在エネルギーと内的内容、内的可能性。対象に込められたプログラム、その内的構造、人間のあらゆる具体的能力。K.マルクスが「労働力」と呼んだもの、すなわち人間の身体的・心理的能力の総和。隠された内的能力・可能性の有無の感覚—何らかの対象や現象の恒常性または短命さを見る能力を与える。
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Содержание объекта. Его потенциальная энергия и внутреннее содержание, внутренние возможности. Программа, заложенная в объекте, его внутренняя структура, любые конкретные способности человека. То, что К. Маркс называл рабочей силой, т.е. суммой физических и психических способностей человека. Чувство наличия–отсутствия скрытых внутренних способностей, возможностей, дающее способность видеть постоянство или недолговременность какого-то объекта или явления.
対象の外面ではなく、中に込められた可能性・潜在エネルギーを見る要素、という定義です。Stratiyevskayaの理論編は「可能性の直観」をこう定義します。
人々の可能性を感じ取る能力、発展の見通しを見る能力、過程の統一性と相互関連の感覚、世界の総体的な知覚、過程そのものの本質の理解。
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— "интуиция возможностей" (время) — (экстравертная интуиция, ЧИ). Способность чувствовать возможности людей, умение видеть перспективы развития, ощущение единства и взаимосвязи процессов, целостное восприятие мира, понимание самой сути процессов.
Filatovaの基本概念章の定義も並べます。
このタイプの代表者は、新しいもの、風変わりなもの、驚くべきものに常に開かれている。きわめて創造的な性格の持ち主である点で際立つ。頭の中には実にさまざまなアイデアが数多く湧き、しばしば彼は発明家、革新者、研究者、旅行家、ロマンチックな冒険家である。(中略)記号▲(Ne)の名称—可能性の直観。
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Представитель этого типа всегда открыт новому, необычному и удивительному. Он отличается чрезвычайно творческим складом характера. В его голове возникает множество самых разных идей, часто он — изобретатель, новатор, исследователь, путешественник, романтический авантюрист. […] Название символа — интуиция возможностей.
Yermakは同じ側面(アスペクト)の意味論を1語に圧縮します。
心に対し、私たちの周囲世界の現実の可能性、能力(潜在的または事実的)についての情報を運ぶ情報構成要素(アスペクト)の意味論(意味)を最も正確に伝えるのは、「可能性」という用語である。(中略)文献ではこのアスペクトの他の名称も見られる: 外向的直観および可能性の直観。情報アスペクト「可能性」(「可能性の直観」)には、2つの記法が用いられる: 記号的—黒く塗りつぶされた(黒い)三角形 ▲(Ne)、および文字的—ラテン文字 I および i。
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Семантику (смысл) информационной составляющей (аспекта), которая несет для психики информацию о возможностях, способностях (потенциальных или фактических) реалий окружающего нас мира точнее всего передает термин “ возможности ”. […] В литературе встречаются и другие наименования этого аспекта: экстравертная интуиция и интуиция возможностей. Для информационного аспекта “возможности“ (“интуиция возможностей“) используют два обозначения: символическое – заштрихованный (черный) треугольник (и буквенное – латинские буквы I и i.
名称は「外向直観」「可能性の直観」「黒い直観」と揺れますが、指している側面は同じで、記号は▲です。対象に潜む可能性を知覚するという点は、4人の定義に共通しています。
Ti(内向論理)—各研究者の定義
Ti側も同じ順で見ます。アウシュラの定義です。
私たちは、何らかの客観的パラメータの基準に基づいてある対象を他の対象と比較する際に生じる感情を、論理的なものに分類する。たとえば、距離、重さ、体積、価値、力、質的差異の感覚。
距離・重さ・価値・力といった対象どうしの客観的な比較から生じる感覚を論理に分類する、という定義です。Stratiyevskayaの理論編の定義を続けます。
体系の論理—知識を体系化する能力、理論を作り出す能力、客体間の論理的相互関連の深い理解、事実の体系、階層、従属関係、行政機構、分類、統計、計算と統制。
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— "логика соотношений" (между объектами) — (интровертная логика, БЛ7). Логика систем — умение систематизировать знания, создавать теории, глубокое понимание логических взаимосвязей между объектами, система фактов, иерархия, подчиненность, административный аппарат, классификация, статистика, учет и контроль.
Filatovaの基本概念章の定義です。
内向論理型の意識は、周囲世界についての自分自身の観念に集中している。彼は自分を取り囲むすべてのものの中に構造と秩序を探し、自分の周りにそうした構造を組織し、その中での自分の位置を感じ取ろうとする。(中略)記号□(Ti)の名称—構造論理。
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Сознание интровертного логика сосредоточено на собственных представлениях об окружающем мире. Он ищет структуру и порядок во всем, что его окружает, старается организовать такую структуру вокруг себя, почувствовать свое место в ней. […] Название символа — структурная логика.
Yermakは同じ側面の意味論を「システム」に圧縮します。
対象についての情報流の関係的構成要素(アスペクト)の意味論(意味)は、「システム」という用語で一般化できる。(中略)文献ではこのアスペクトの他の名称も見られる: 内向的論理または構造論理。情報アスペクト「システム」(「構造論理」)には、2つの記法が用いられる: 記号的—塗りつぶされていない(白い)四角形 □(Ti)、および文字的—ラテン文字 L または l。
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Семантику (смысл) отношенческой составляющей информационного потока (аспекта) об объектах можно обобщить термином “система”. […] В литературе встречаются и другие наименования этого аспекта: интровертная логика или структурная логика. Для информационного аспекта “ система ” (“ структурная логика ”) используются два обозначения: символическое незаштрихованный (белый) квадратик и буквенное: латинские буквы L или l.
こちらの名称は「内向論理」「構造論理」「体系の論理」「関係の論理」と揺れ、記号は□です。対象間の関係を1つの体系に組織するという点が共通します。
ILEにおけるNe・Tiの結合
ILEのタイプ記述では、この2要素が組みで現れます。StratiyevskayaのILE記述の冒頭です。
目の前に立ち現れる新しい機会と新しい見通しを見る能力—それがILEの最も強く、最も特徴的な資質である。(中略)ENTpは夢想家でありロマンチストであり、自らのアイデアで自分自身と他人を惹きつける。(中略)空想し夢想することができない人々、あるいはそれを望まない人々に苛立つ。(中略)ENTpにとって、考えることと空想することは不可分の2つの事柄である。考えながらILEは空想し、空想しながら考える。
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Умение увидеть возникающие в любой области новые возможности — сильнейшая и характернейшая его черта.(中略)Дон-Кихот — мечтатель и фантазер, увлекающийся своими идеями и увлекающий ими других.(中略)Его раздражают люди, не умеющие и не желающие мечтать.(中略)Мысль и фантазия для Дон-Кихота — две вещи неразделимые. Размышляя, Дон-Кихот фантазирует, фантазируя — размышляет.
ILEは価値体系を採用する前に、それを論理的に理解しなければならない。彼らは出来事や現象について明確な論理的イメージを必要とする。論理的説明がなければ、迷信に打ち負かされてしまう。何かを個人的に論理的に説明できるまで、気分が悪い。
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Для того чтобы принять для себя какую-либо систему ценностей, Дон-Кихоту в первую очередь нужно ее логически понять, логически для себя уяснить. О каждом явлении и "сверхъявлении" Дон-Кихот должен иметь четкое логическое представление, в противном случае его начинают одолевать различные суеверия, он будет чувствовать себя очень нехорошо до тех пор, пока не сможет логически себе эти явления объяснить.
前者がNe(可能性の発見)、後者がTi(論理的理解の要求)に対応する記述です。そして「考えることと空想することは不可分の2つの事柄である」という言い方自体が、2要素の結合を指しています。この結合には理論的な根拠づけもあります。Karpenkoは、要素の発言が決して純粋には現れないことを指摘します。
私たちによく知られている最初の結合、それなしには情報代謝タイプのモデルAの存在を考えることができない結合—それは、自我、超自我、超イド、イドの各ブロックの内部の結合である。これらの結合は、周知の効果をもたらす—何か一つのアスペクト、たとえば黒い直観( )についての発言を得たいと思っても、それは常に混合された形で得られる。(ILE)のように白い論理( )の色合いを帯びるか、あるいは(IEE)の話であれば白い倫理( )の色合いを帯びるかである。つまり、何か一つのアスペクトについての純粋な発言を、私たちは端的に得ることができない。
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Эти связи приводят к известному эффекту, — если мы хотим получить высказывание по какому-нибудь одному аспекту, например, по чѐрной интуиции (), то мы его всегда получаем в смешанном виде: либо с оттенком белой логики (), как у (ИЛЭ), или — белой этики (), если речь идѐт об (ИЭЭ). То есть чистое высказывание по какому-нибудь одному аспекту мы получить попросту не можем.
引用中の( )は、原文で要素記号が入る箇所です。同じNe主導でも、ILEのNeはTiの「色合い」を帯び、IEEのNeはFiの色合いを帯びる—ブロック内の結合が発言のレベルまで及ぶ、という観察です。
小括します。Neは「対象に潜む可能性の知覚」、Tiは「対象間の関係の体系化」で、研究者間の定義は語彙の揺れを除けば収束しています。ILE固有の論点は結合の仕方です。NeとTiは並列の2技能ではなく、Neの知覚がTiの色を帯びて出力される一体の構成として記述されます。弱い側の要素(Se・Fi・Si・Fe)の記述は、各研究者章と16章(次元性)で扱います。
05アウシュラの記述
創始者アウシュラのILE記述は、このページの複数の章に分かれて登場します。系譜と情報代謝の定義は02章、モデルAのブロック記述は03章、Ne記号の定義は04章、双対関係の記述は18章、著名人タイピングは22章にあります。この章では、それ以外の人物像の中心になる記述を集めます。底本は『ソシオニクス入門』(1998年)、『ユング論考集』(当サイト編纂アーカイブ)、機関誌に再録された書簡・私信です。
潜在的可能性を「レントゲンのように」見る
アウシュラのILE章で、最初に強調されるのは知覚の性格です。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕のカテゴリー性。 ILE〔原文: ドン・キホーテ〕にとって各客体、現象、状況においてもっとも興味深いのは—その構造と、そのうちに隠された潜在的可能性である。とりわけ容易に、困難も間違いもなく、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕はこのすべてを職業的関心の領域において探究する(研究対象の現象を考察し、自分にのみ既知の方法で感得する可能性がある条件において)。潜在的可能性、能力、各客体の隠された力をILE〔原文: ドン・キホーテ〕は「レントゲンのように」見る。
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Категоричность Дон Кихота. Для Дон Кихота в каждом объекте, явлении, ситуации самое инте- ресное — их структура и скрытые в ней потенци- альные возможности. Особенно легко, без труднос- тей и ошибок, Дон Кихот вникает во все это в области профессиональных интересов (при усло- вии, что имеет возможность изучаемое явление рас- смотреть и известным лишь ему одному спосо- бом прочувствовать). Потенциальные возможнос- ти, способности, скрытую силу каждого объекта Дон Кихот видит «как рентген».
対象の構造と隠された可能性を直接見る、という主導機能Neの記述です。「職業的関心の領域において」という限定が付いています。どの領域でも同じ精度で見えるわけではない、と読める条件がここに書き込まれています。
研究者であって組織者ではない
アウシュラのILE像で最も引用されるのが、この規定です。
「ドンキホーテ性」。 理論性、非生活性、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕の「ドンキホーテ性」は基本的に、彼が見る潜在的可能性はしかし自分の権利としてこれを誰にも押しつけようとしない点にある。彼の意志は—外向の感覚は—超自我ブロック上にある。それゆえ原則として、潜在的可能性を他者のために開くことにのみ傾く。すなわち周囲の潜在的力の研究者にのみなりうるが、これらの力を動員し現実の力に転化する者ではない。その本性上彼は研究者であり、組織者ではない。「転覆する」ことができ、「打ち立てる」ことができ、時代遅れのものを指し示し、進歩的で展望あるものを指し示すことができ、進歩的なものを鼓吹し後退的なものに反対することができるが、自分の意志を他者の意志に対置し、他者の意志を操作することはできない。説得さえできない。
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«Донкихотство». Теоретичность, ‘нежизнен- ность, «донкихотство» Дон Кихота в основном, на- верное, в том, что потенциальные возможности он видит, но не чувствует за собой права кого бы то ни было. подчинять своей воле. Его воля — экстра- тимная сенсорика — на блоке СУПЕРЭГО. Поэто- му, как правило, он склонен эти потенциальные возможности лишь открывать другим, то есть быть лишь исследователем потенциальных’ сил окруже- ния, а не тем, кто эти силы мобилизует, превращает в действенную силу. По своей природе он — ис- следователь, а не организатор. Он может «свер- тать», показывая устарелое, и «воздвигать», ука- зывая на прогрессивное и перспективное, агитиро- вать за прогрессивное и против отжившего, но не может противопоставлять свою волю воле других, манипулировать волей других людей. И все это до того, пока они сами не созреют. Он даже уговари- вать не умеет.
見えている可能性を他者に押しつけない—正確には、押しつける手段を持たない、という構造的な説明です。根拠はモデルAの配置に置かれています。アウシュラの説明では、意志に対応する感覚(Se)が超自我ブロック(位置3)にあるため、可能性を見る力と、それを実現へ動員する力が分離します。「研究者であり、組織者ではない」という規定は、この分離の帰結として書かれています。
感情は「痛い/痛くない」の二値
超イドブロック(Si・Fe)の側は、感情の解像度の低さとして記述されます。
このブロックにおいて世界の認識は自己認識を通じてゆく。(中略)彼の感情にはただ二色の色合いのみが知られる:白と黒。ILE〔原文: ドン・キホーテ〕にとってこれは「痛い」と「痛くない」であり、快と不快のニュアンスなし。
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В этом блоке познание мира идет через самопознание. (中略) Его чувства тогда знают лишь два оттенка: черное и белое. Для Дон Кихота это «болит» и «не болит», без оттенков приятного и неприятно- го.
感情の知覚が「痛い/痛くない」の2段階しかない、というかなり踏み込んだ記述です。ここでの主語は感情の知覚の解像度であって、感情の有無ではありません。この記述は、モデルAの受動環—超イド・ブロック(ILEでは位置5のSi・位置6のFe)—の知覚について書かれたものです(ブロックの区別は03章)。
各タイプは何かを「貯める」—ILEは時間
1984年のReinin宛書簡には、タイプ比較の簡潔な定式があります。
「SEI〔原文: デュマ〕は金を稼ぐ。ILE〔原文: ドン・キホーテ〕は時間を稼ごうとする。(中略)総じて、各タイプは何か物質的なものを貯めると言える。SEI〔原文: デュマ〕=物質手段、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕=時間、LSI〔原文: ゴーリキー〕=直接的な労働支出。(中略)なぜ我々は、SLE〔原文: ジューコフ〕というこれほど近いタイプにとって、こうも分かりにくいのか。彼らは白い感覚—良い自己感覚—を貯める。つまり、自分個人の感覚的利益を決して忘れない。SLE〔原文: ジューコフ〕は、感覚面で得をしないことをしない。我々は、時間で得をしないことをしない」
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Дюма зарабатывает деньги. Дон Кихот старается заработать время.(中略)В общем, можно сказать, что каждый тип копит что-то материальное. Дюма — материальные средства, Дон Кихот — время, Горький — непосредственные трудовые затраты(中略)Почему мы так непонятны такому близкому к нам типу как Жуков? Потому, что они копят белую сенсорику, хорошее самочувствие, то есть никогда не забывают своих личных сенсорных интересов. Жуков не делает того, от чего он не выигрывает сенсорно. Мы — того, от чего не выигрываем во времени.
ILEが節約・蓄積の対象にするのは時間だ、という観察です。可能性の探索(Ne)にとって時間が最も希少な資源になる、と読める一方、この定式自体は理論的導出ではなく本人の観察メモです。断定の材料としてではなく、創始者がILEをどの軸で他タイプと対比したかを示す資料として引用します。
構造は「実物」でしか把握できない
02章で引用した論考「なぜユングを読むのは難しいか」(モデルAはユングの下絵から組み立てた、のくだり)には、別の編集・訳出の版が機関誌にあります。そこではILEの認識スタイルがより端的に書かれています。
「直観論理外向(このタイプは現時点でソシオニクス理論家の中で最多)は、いかなる構造も実物に即してしか整理できない。今回の場合、その実物となったのが ユングのこの素描 だった」
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интуитивнологический экстратим (этот тип пока преобладает среди социоников-теоретиков) способен разобраться в любой структуре лишь по натуре. В данном случае такой натурой был этот эскиз Юнга.
抽象を抽象のまま操作するのではなく、具体的な素材(実物)に即して構造を組み立てる、という自己観察と読めます。創始者が自分の認識スタイルをILEの特性として一般化している点で、22章(アウシュラ自身のタイプ)にもつながる記述です。
小括します。アウシュラのILE記述の骨格は3点です。第一に、対象の潜在的可能性を直接知覚すること(ただし職業的関心の領域という限定つき)。第二に、意志(Se)を超自我に置く配置から、見えた可能性を自分では動員できないと説明されること—「研究者であり、組織者ではない」。第三に、感情知覚の二値性に代表される、弱い側の機能の解像度の低さです。記述のスタイルは一人称的・逸話的で、体系的な定式化よりも観察の記録に近い書き方です。この観察群を後の研究者がどう体系化し、どこで食い違ったかが、以降の章の主題になります。
06Reininの記述
Grigory Reininは数学者で、15の二分法特性(レイニン特性)と小集団理論の提唱者として知られます。ILEの記述は、主著『ソシオニクス:類型論・小集団』(英語版2010年)、機関誌論文、Wikisocionに再録されたタイプ要約に残っています。二分法特性そのものは15章で、関係の記述は18章で扱い、この章では人物像の記述を集めます。
読む前に1つ注意があります。Reininは機能を第1〜第4機能と陰性の第-1〜第-4機能という独自の番号で呼びます。強い順のランクづけで、ILEでは第1=Ne、第2(創造)=Ti、第3=Fe、第4=Si、第-4=Seに対応します。当サイトの位置番号(位置3=Se、位置6=Fe)とはラベルの体系が違うため、以下の引用の「第3機能」を位置3と読まないでください(03章の注意の実例です)。
存在原理—世界の統合性
Wikisocion再録のタイプ要約は、ILEの第1機能をこう書き出します。
直観論理型外向 ― ILE〔原文: ドン・キホーテ〕(Ne, Ti)(中略)外的状況の統合性。世界は常に調和的で完全でなければならない—これがこのタイプの存在原理である。
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The intuitive - logical extrovert - Don Quixote(中略)integrity of the external situation. The world should be always harmonious and complete – this is the principle of existence of this type.
Neの内容を「可能性」ではなく「外的状況の統合性」と言い切る点が、Reininの特徴です。世界が1つの調和した全体として成立していること自体が、このタイプの存在条件だという定式です。
主著では、この統合性が破られる場面が朝の一場面で書かれます。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕の第一機能は攻撃性の原因のひとつになりうる。(中略)朝、仕事に出かけるILE〔原文: ドン・キホーテ〕を思い浮かべてほしい。彼は遅刻しているが、近道を使って間に合わせるつもりだ。彼は5分遅れることが分かっているが、上司も5分遅れるはずだ。とにかく間に合うはずだ! その瞬間に妻(ESI〔原文: ドライザー〕)が言う:「ねえ、どうせ遅れるんだから、出る途中でゴミも出して」。この発言は攻撃性を引き起こすことがあり、ESI〔原文: ドライザー〕には予想外である。だが上司の「なぜ遅れた?」という叱責は攻撃性を生まない。そう、自分は遅れた、だが客観的な遅れの理由があった。それは正常だ。しかしこのタイプは、誰かが外的状況の統合性を破壊しようとするときには我慢ならない。
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A Don Quixote’s first function might be one of the possible reasons for aggression. […] Think of a Don Quixote leaving for work in the morning. He is late, but he is planning on cutting a corner to be on time. He knows he will be five minutes late, but the boss will be five minutes late also. Anyway he will make it! At this moment his wife (Dreiser) says: “Listen, you are late anyway, take out the garbage on your way out”. This statement may provoke aggression, which Dreiser does not expect. But the boss’ reprimand “Why are you late?” will not cause aggression. Well, I am late, but I have had objective reasons to be late. It is normal. But this type will not tolerate when someone attempts to destroy the integrity of the external situation.
遅刻そのものではなく、予定の全体に外から割り込まれることが引き金になる、という観察です。上司の叱責は統合性を壊さないので怒りを生まない、と対で書かれています。
科学への傾き
なぜILE〔原文: ドン・キホーテ〕の多くが科学者になるのか?科学の領域において、このタイプは機能的システムとして実現される。多くのILEはやや偏執的に見える。極端な場合、このタイプの人間は自分のアイデアのために命を捧げ、家庭や身体的健康を顧みない科学者となる。
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Why quite a few of the Don Quixotes become scientists? In the sphere of science this type is realized as a functional system. Many Don Quixotes look a bit paranoid: at the extreme it is a scientist who lays his life down for his ideas, neglects his family and physical health.
科学がILEの機能構成(Ne+Ti)の実現先になる、という説明です。「偏執的に見える」という語の強さも含めて、Reininの筆致は率直です。ここでの記述は他者からの見え方と極端な場合の話であり、全ILEの姿ではありません。
恐怖の領域—完遂の難しさ
Reininの体系で「恐怖の領域」と呼ばれるのは、ILEでは第-4機能=Se(当サイトの位置番号では位置3の要素)です。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕の恐怖の領域は、活動、行為、完遂をカバーする。このタイプは課題を完了させることが難しい。彼のプロジェクトの多くは未完のまま残される。(中略)ILE〔原文: ドン・キホーテ〕は本や博士論文を何度も書き直すことがある。家のリフォームに数年かかる。ときに彼らは優柔不断に見え、小さなことでも苦労する。たとえば、店で一足の靴を選ぶのに悩む。
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A Don Quixote's zone of fears covers activity, deed, perfection. This type finds it difficult to finish a task. A lot of his projects remain unfinished.(中略)A Don Quixote might write and rewrite a book or a dissertation several times; it takes him several years to remodel a house. At times they seem indecisive and struggle even with small things. They struggle over a pair of shoes at the store, for example.
アウシュラが「組織者ではない」と構造の言葉で書いた内容(05章)を、Reininは未完のプロジェクト、書き直し、買い物の優柔不断という行動の水準まで下ろしています。抽象度を1段下げた記述として読めます。
同じ完遂の難しさを、Reininは設計事務所の例で書いています。
ある工場の設計事務所がエンジンを設計する課題を抱えているとしよう。二つのチームが任務を受ける:ILE〔原文: ドン・キホーテ〕が一方のグループのリーダーで、LIE〔原文: ジャック・ロンドン〕がもう一方のグループを率いている。ILE〔原文: ドン・キホーテ〕のグループは素晴らしい設計案を作り、多くの革新が導入され、絶えず新しい改善が施される。やがて彼らのエンジンは顧客が注文した以上の機能を持ち、彼らはさらに新しい機能を発明し続ける。締切が近づき、資金は使い果たされているが、プロジェクトはまだ完成していない。(中略)そして彼らは締切に間に合わせる。彼らの機械の性能特性は、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕のチームが提示した未完成プロジェクトより劣っているとはいえ。だが彼らの試作品は展示されているのに対し、もう一方はまだ図面の中である。
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For example, a factory design office has a task to design an engine. Two teams get an assignment: a Don Quixote is a leader of one of the groups, and a Jack London is leading the other group. The Don Quixote's group develops a marvelous draft, a lot of innovations are introduced, constantly new improvements are made. Soon their engine has more functions than expected in the customer order, and they continue to invent more new functions. The deadline is approaching, funds are spent but the project is still not ready. […] And they meet the deadline, although their machine performance characteristics are worse than the unfinished project offered by the Don Quixote's team. But their prototype is on display while the other one is still in drawing.
未完の設計案が図面に残り、劣る試作品が展示される、という結びで、完遂の難しさが比較の形で示されています。改善を続ける動きが締切と資金に負ける、という構図です。
第3機能(自尊心)とリーダー職
Reininの第3機能は自尊心に関わる領域とされ、ILEではFeにあたります。
人が第3機能の領域で成功する場合、彼または彼女は自慢し、近しい者の承認を求めるかもしれない。なぜなら、成功は良い自尊心の理由だからである。(中略)「人々は本当に私を称賛し、私を必要としている」(ILE〔原文: ドン・キホーテ〕とSLE〔原文: ジューコフ〕)。
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If a person is successful in the sphere of the third function he or she may flaunt and seek for approval of close ones, because success is a reason for good self-esteem. […] “People really admire me, they need me” (Don Quixote and Zhukov).
SEE〔原文: ナポレオン〕はリーダーの役割によく適している。彼は仕事から絶え間なく追加のエネルギー、心理的報酬を得るし、彼は適所に適材である。それに対してILE〔原文: ドン・キホーテ〕にとっては、仕事の心理的代価は壊滅的であろう。それは単に、彼の第3機能および恐怖のゾーンの領域に関与する操作のためである。それゆえ原則として、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕は指導的地位を避けようとし、コンサルティング・エキスパートやそのようなものの場所を求める。
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Napoleon, for example, is well suited for the role of a leader, he constantly gets additional energy, psychological rewards from the job, and he is the right man in the right place. For Don Quixote, on the contrary, the psychological price of the job would be devastating simply because of the manipulations implied in area of his third function and the zone of fears. Therefore, as a rule, Don Quixote tries to avoid leading positions; he looks for a place of a consulting expert or something of the kind.
Reininの整理では、リーダー職に伴う負荷はILEの第3機能と「恐怖のゾーン」に恒常的にかかり、だから指導的地位よりコンサルタントや専門家の位置を選ぶ傾向がある、とされます。タイプによって同じ職務の心理的コストが違う、という論点は後の次元性理論(16章)とも通じます。
小集団のなかのILE
Reininは、二分法の組み合わせでソシオンを4タイプずつの小集団に分割します。ILEが属する集団の例です。
主観論理タイプとは、論理直観タイプ(LII〔原文: ロベスピエール〕)、論理感覚タイプ(LSI〔原文: マクシム〕)、直観論理タイプ(ILE〔原文: ドン・キホーテ〕)、そして感覚論理タイプ(SLE〔原文: ジューコフ〕)である。(中略)客観直観タイプは直観倫理外向(IEE〔原文: ヘクスリー〕)と直観論理外向(ILE〔原文: ドン・キホーテ〕)であり
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The subjective logical types are logical-intuitive (a Robespierre), logical-sensory (a Maxim), intuitive-logical (a Don Quixote) and sensory-logical (a Zhukov). […] objective intuitive types are intuitive-ethical extrovert (Huxley) and the intuitive-logical extrovert (a Don Quixote)
同じILEが、切り口によって別の3タイプと束ねられます。クアドラ(17章)だけがタイプの集団化ではない、というReininの視点の実例です。
タイプへの助言という体裁
主著のPart IIIは、状況別にタイプへ二人称で助言する形式で書かれています。ILE向けの2つの例です。
あなたは恋しやすい。まず最初に、相手を異性の代表として見て、後になってから人として見る。あなたを夢中にさせるのは簡単で、簡単に恋に落ちる。ただ一回の触れ合いで、時には非常に遠くまで行く。好かれるのが好きだが、考えてみよ:それは弱点である!
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You are amorous. First of all you see in other person a representative of the opposite sex, and only later – a person. It is easy to infatuate you; you easily fall in love. Even one touch can sometimes drive you very far. You like to be liked, but consider this: it is a weakness!
予期せぬ出来事が起こったとき、あなたは冷静を保つ。すべてを正しく行う。すべてを予見することは不可能だと理解している。最良のことは、状況をリラックスしてコントロールすることだ。
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When an unexpected event occurs you stay cool. You do everything right. You realize that it is impossible to foresee everything. The best thing to do is to have a relaxed control of the situation.
恋愛の始まりの速さと、不測の事態への冷静さ。前者は警告つき、後者は肯定で書かれます。予期せぬ出来事がILEを動揺させないという観察は、15章で見る二分法(臨機応変)の記述と対応します。
小括します。ReininのILE記述の軸は3つです。第一に、Neの内容を「外的状況の統合性」と定義し、世界の調和を存在原理に置くこと。第二に、科学への傾きと、完遂・リーダー職の高い心理的コストという行動水準の観察。第三に、強度ランク式の独自番号と小集団理論という、分類装置そのものの独自性です。アウシュラの逸話的な筆致に対して、Reininは行動の具体例と警告を多く含み、読者への助言という体裁まで持ち込んでいます。
07Bukalovの記述
Aleksandr Bukalovは、キエフの国際ソシオニクス研究所を率い、機関誌『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』を主宰してきた研究者です。理論面の貢献は、機能の次元性(1990年)と、意識機能を加えたモデルB(1989年)に代表されます。次元性は16章、クアドラ論は17章、関係の実例は18章で扱い、この章ではILEプロファイルの記述と理論的貢献の位置づけを見ます。
可能性の洞察とアイデア先行
このタイプの人々は、人、物、対象、アイデア、発展、発見の潜在的な可能性を見抜くことに長けている。彼らはあらゆる新しいもの、予想外のものに興味を持ち、多くのアイデアを生み出す。しかし、彼らにとってはアイデアや仮説について語ることの方が、それを実際の開発や実行に移すよりも容易である。彼ら自身もそのことを自覚しているため、他者に助けを求めることをためらわない。原則として、彼らは非常に広い交友関係を持っている。
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People of this type are discerning of latent possibilities of people, things, objects, ideas, developments and discoveries. They are interested in everything new and unexpected, and generate a lot of ideas. However, it is easier for them to talk of ideas or hypotheses than to implement them into practical development and implementation. They realize this themselves, thus do not hesitate to ask others for help. As a rule, they have a very large circle of acquaintances.
語る方が実行より容易だ、という観察はアウシュラ(05章)やReinin(06章)と一致します。Bukalovの追加点は、本人がそれを自覚して助けを求めるという適応の側面と、その帰結としての広い交友関係です。
好奇心の広さと散漫
彼らの好奇心の範囲は非常に広い。彼らは多くの本を、さまざまなテーマにわたって読む傾向がある。直観的な没入のために、彼らはかなり散漫である—物を忘れたり、友人に気づかなかったり、公共交通機関で降りるべき停留所を通り過ぎたりすることがある。
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The range of their curiosity is very broad. They tend to read a lot and on different topics. Due to their intuitive submergence, they are quite scattered - may forget things, not to notice a friend, or pass by their stop on public transport.
散漫さが「直観的な没入」の代償として書かれています。注意の資源が内側の思考に向かうことの外的な現れ、という因果づけです。
論理的理論化
自分の思考やアイデアをILEは論理的に表現しようと試み、時にはかなり洗練された興味深い理論を展開する。それを日常の些細な活動にも、真剣な研究にも使うことがある。たとえば、ガリレオ・ガリレイは論理的方法によって落体の法則と、いわゆるガリレイの相対性原理を発見した。カール・マルクスは経済関係の理論を創り上げ、アルベルト・アインシュタインは相対性理論を、ジークムント・フロイトは有名な精神分析理論を生み出した。
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His thoughts and ideas ILE tries to articulate logically, sometimes developing rather sophisticated and interesting theories, which he may use for minor everyday activities as well as for serious research. In this way, for example, Galileo Galilei discovered by logical methods the law of falling bodies, and what we call the principle of Galilean relativity; Karl Marx created the theory of economic relations; Albert Einstein - Theory of Relativity, and Sigmund Freud - his famous theory of psychoanalysis.
ガリレオ、マルクス、アインシュタイン、フロイトの名がILEの例として挙がります。ただしこれはプロファイル本文中の例示であり、根拠を示したタイピング宣言ではありません(著名人タイピングの扱いは22章で整理します)。
動員状態—極端な状況での反転
典型的にILEは落ち着いてリラックスしたように見えるが、極端な状況に置かれると動員状態に入り、相当な意志の力と決断力を示す。もし脅かされた場合、鋭い反撃を繰り出すことができ、それは周囲の人々にとってしばしば驚きとなる。チームでプレーしている場合、叫び声や指示によってチームメイトを奮い立たせることができる。人間関係の明確化や整理、そしてそのテーマについての会話を嫌い—それは彼を苛立たせる。時に、理性の名のもとに、社会の道徳的要求を無視する傾向がある—たとえばジークムント・フロイトは、彼から背を向けた世間の意見にもかかわらず、性に関する研究を発表したのである。
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Typically, ILE looks calm and relaxed, but in extreme situations becomes mobilized, showing considerable willpower and determination. If he is being threatened, he can deliver a sharp rebuff, which is often surprising to people around him. If he’s playing on a team, by shouts and orders he can mobilize his teammates. Dislikes clarifying and sorting out relationships and conversations on this topic - this irritates him. At times, in the name of reason, tends to ignore the moral demands of society - as Sigmund Freud published his research on sexuality despite the opinion of the public, which has turned away from him.
この引用は、動員状態と、人間関係の明確化(Fi領域の作業)への強い忌避を、分けて記述しています。動員状態について、アウシュラは「説得さえできない」(05章)と書きましたが、Bukalovは極端な状況に限って意志の力と反撃が現れる、と条件つきで反対側を記述します。両者は矛盾というより、平常時と動員時を分けた記述として両立する可能性があります。忌避の側の「道徳的要求を無視する傾向」は、フロイトの例が示すとおり、理性を優先した結果として規範から外れる場合の話として書かれています。
理論的貢献の位置—モデルBと次元性
Bukalov自身のILE個別記述は上のプロファイルが中心で、主要な仕事はモデルの拡張にあります。
このように、標準的な線形情報モデルには上位の管理する意識機能が欠けている。そのため著者は1989年に、情報代謝諸機能の活動を管理し修正する上位審級機能としての「意識機能」概念を導入した[5]。
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Таким образом, в стандартной линейной информационной модели психики не хватает вышестоящей управляющей функции сознания. Поэтому автором в 1989 году было введено понятие функции сознания, как функции верхней инстанции, которая управляет и корректирует деятельность функций информационного метаболизма [5].
モデルAの8機能の上に「意識機能」を置く拡張(モデルB)が1989年、機能の次元性の発見が1990年と、それぞれ本人の年代つきの起源主張があります。次元性はILEの各位置の「能力の幅」を記述する道具で、16章で詳しく扱います。
小括します。BukalovのILEプロファイルは、先行記述(可能性の知覚、実行の弱さ)を踏襲しつつ、自覚と援助要請、広い交友、そして動員状態での反転という適応面の記述を加えています。人間関係の整理への忌避と、理性優先による規範からの逸脱可能性という、Fi脆弱に対応する行動記述も具体的です。理論面では、タイプ記述そのものより次元性とモデルBという測定装置の提案が中心で、その適用は16章で見ます。
08Stratiyevskayaの記述
Vera Stratiyevskayaは、16タイプの長文プロファイルと、クアドラ・関係中心の著書『お別れしないために』で知られる研究者です。理論編の要素定義は04章で、双対(SEI)との関係記述は18章で、クアドラの記述は17章で扱います。この章では、ILEの人物像の記述を集めます。Stratiyevskayaの筆致は具体例と文学作品の引用が多く、断定が強いのが特徴です(検証しにくい強い主張の例は23章で扱います)。
興味のないことには「従事できない」
何かに夢中になっているとき、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕は他の従事へと気を散らすことができない。それゆえ、彼は自分が興味を持つことだけに従事するのを好むと言うのでは足りない—ILE〔原文: ドン・キホーテ〕は、自分にとって興味のないことには、従事できないのだ。何らかの必修科目を強制的に学ばされることが、このタイプの代表者の誰にとっても、苦痛の拷問であり、人格に対する直接的な暴力であると、自信をもって主張できる。
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Увлекаясь чем-либо, Дон-Кихот не способен отвлекаться на другое занятие. Поэтому мало сказать, что он предпочитает заниматься только тем, что ему интересно, — Дон-Кихот не в состоянии заниматься тем, что ему не интересно. Можно с уверенностью утверждать, что вынужденное обучение какому-нибудь обязательному предмету для любого из представителей этого типа — мучительная пытка и прямое насилие над самим собой.
「好む」ではなく「できない」。興味の有無を選好ではなく能力の条件として書く定式です。「誰にとっても」「自信をもって主張できる」という全称の断定は、Stratiyevskayaの文体の特徴でもあります。
現実からの思考的離脱
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕には、思考的に現実から離脱する性質が備わっている。空想とインスピレーションは時と場所を問わず彼を捉えうるからである。これによって彼の上の空状態も説明される。それゆえに彼はあれこれの物がどこにあるかを忘れるばかりか、自分自身がどこにいるかすら忘れることがある。
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Дон-Кихот наделен свойством мысленно отрываться от реальности, поскольку фантазия и вдохновение могут овладеть им в любое время и в любом месте. Этим же объясняется и его рассеянность, из-за которой он не только может забыть, где находится та или иная вещь, но и где находится он сам.
Bukalovが「直観的な没入のために散漫」(07章)と書いた現象を、Stratiyevskayaは現実からの思考的離脱として説明します。同じ観察に対する原因記述の語彙が研究者間で少しずつ違う例です。
誤りの扱いと自己批判
彼らは間違いを認めることに抵抗し、代わりに他者を責める。これは厳しい自己批判に由来する。彼らは追加的な批判を防ぐために、他者に対して自分を粉飾する。彼らは自己宣伝する傾向があり(特に若い頃)、自分の潜在能力を過大評価するが、親しい友人には失敗に対する後悔を打ち明ける。
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Не любит признаваться в собственных ошибках, поэтому всегда находит объяснения своим неудачам — чаще всего "списывает" их на других. Объясняется это тем, что Дон-Кихот в первую очередь сам себе не прощает собственных просчетов, и потому старается обелить себя в глазах окружающих, чтобы не усугублять собственных страданий их упреками. Склонен к саморекламе (особенно в молодости) и переоценке собственных возможностей. Но в кругу близких друзей может посетовать на невезение и собственную неудачливость.
表面の防衛(責任転嫁・粉飾・自己宣伝)と、内側の状態(厳しい自己批判・後悔)が対で書かれています。外から見える行動だけを切り取ると誤解する構造の記述で、引用もこの対の全体で読む必要があります。
空想世界への退避
長期的な心理的不快感の下、特に子供時代や10代の頃、ILEは空想の世界に逃避することがある—精巧な想像上の世界、物語、絵、詩を創り出す。この「もう一つの人生」は時として実際の経験よりもリアルに感じられる。彼らはこれを最も親密で理解力のある人々を除いて秘密にしておく—深く守られた秘密である。
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В ситуации психологического дискомфорта, особенно в детском и юношеском возрасте, Дон-Кихот уходит от реальной действительности в область полностью вымышленных фантазий, где и пытается творчески реализовать себя: сочиняет фантастические истории про себя и своих друзей, рисует одному ему понятные картины, пишет стихи. Словом, придумывает себе другую жизнь, которая находится как бы по другую сторону реальности. В этой другой жизни у него все складывается самым удачным образом. Более того, она иногда является его главной по сути жизнью. События и персонажи его выдуманной жизни иногда запоминаются ему ярче, чем реальные события. Об этой своей, потусторонней жизни предпочитает никому не рассказывать, разве только самым близким и понимающим его людям — это его глубокая, тщательно оберегаемая тайна.
条件付き(長期的な心理的不快感の下で)の記述です。創作的な空想世界が対処の手段として現れ、かつ秘匿される、という観察は他の研究者にはあまり見られません。
文学例—グリボエードフの場面
Stratiyevskayaは古典文学の場面をILEの説明に使います。
ILEは、あらゆる場面で自分の行動について周囲の人々、特に身近な人々を不安にさせる状況を作り出す。例えば(グリボエードフの『知恵の悲しみ』より):ILEが婚約者の親族と会い、社会政治的な話題について議論し、多数派の見解に同意せず、全員に不愉快なことを言う。婚約者と親族は、状況自体と「考えることもできない哀れで卑小な人間」と呼ばれたことの両方にショックを受ける。婚約は解消される。ILEは世の中の愚者と悪者について熟考する。
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Буквально на каждом шагу Дон-Кихот создает ситуации, при которых всем присутствующим становится крайне неловко за его поведение, не говоря уже о его ближайшем окружении, часто готовом сквозь землю провалиться от стыда за него. Например, такая ситуация (описана А. С. Грибоедовым в комедии "Горе от ума"): Дон-Кихот приходит знакомиться с родственниками своей невесты, во время беседы разворачивает дискуссию на общественно-политические темы и, не сойдясь взглядами с большинством присутствующих, говорит каждому из них пренеприятнейшие вещи. Невеста и ее родственники шокированы как самой ситуацией, так и тем, что их называют "жалкими и ничтожными людьми, неспособными мыслить". В результате помолвка расторгнута, а Дон-Кихот рассуждает о том, как много вокруг недоумков и сволочей.
多数派に同意しないことが社交の場での衝突につながる、という筋の例示です。文学の登場人物を型の例に使う手法は、愛称文化と同根で、22章の論点につながります。
小括します。StratiyevskayaのILE記述の特徴は3つあります。第一に、興味を能力の条件として扱う定式(「従事できない」)。第二に、防衛的な表面と自己批判的な内面という二層の記述。第三に、文学例と全称の断定を多用する文体です。彼女の記述は情報量が多い一方、「誰にとっても」のような強い一般化を含むため、読むときは観察の内容と修辞の強さを分けて受け取る必要があります。
09Filatovaの記述
Ekaterina Filatovaは、簡潔な4機能の枠組みと、写真資料を併用したタイプ記述で知られる研究者です。彼女はILEを主導(Ne)・創造(Ti)・脆弱(Fi)・暗示(Si)の4機能で記述します(番号の対応は03章で整理したとおり、IIIとIVは現行の位置4・位置5にあたります)。系譜の記述は02章、Ne・Tiの一般定義は04章、サブタイプは20章、識別問題は21章で扱います。この章は『ソシオニクスの鏡の中の人格』のILE章から、人物像の記述を集めます。
考える能力が強み
考える能力—これがILEの強みである。いかなる課題を解くときにも、彼は常に、その問題がより一般的な構造の中でどこに位置するかを見ようとし、一般的な考察に基づいて答えを見当づけようとする。もし彼が本質を見定めれば、記述の論理は彼にとって自明のものとなり、一般的な法則性からのいかなる帰結も、自分自身で容易に導き出すだろう。
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Умение думать — вот сильная сторона ИЛЭ. Решая любую задачу, он всегда стремится увидеть место проблемы в более общей структуре, старается угадать ответ на основе общих соображений. Если он определил суть, то для него становится очевидной логика описания, любое следствие из общих закономерностей он легко выведет сам.
個別の課題をより一般的な構造の中に位置づけてから解く、という思考手順の記述です。04章で見た「NeがTiの色を帯びる」(Karpenko)という定式の、行動レベルでの現れとして読めます。
人間関係での慎重さ—そして「悪意ではない」
人間関係の領域は、ILEが常に適切に振る舞えるとは限らない領域である。通常、彼は人々が自分をどう思っているかについて自信が持てず、それゆえ慎重さを示し、人々の特定の行動についての観察が積み重なるのを待つ。そのため見知らぬ人々に対しては控えめに振る舞い、様々な情報源からできるだけ多くのことを彼らについて探ろうとする。
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Область человеческих отношений — это та сфера, где ИЛЭ не всегда умеет быть адекватным. Обычно он не уверен в том, как относятся к нему, поэтому проявляет осторожность и ждет, когда накопятся наблюдения определенных поступков людей. В связи с этим с незнакомыми людьми ведет себя сдержанно, пытается разузнать о них как можно больше из разных источников:
Fi(人間関係の評価)が脆弱機能の位置にあることの記述です。注目すべきは説明の仕方で、無神経さではなく、確信が持てないゆえの慎重さと観察の蓄積として書かれています。Filatovaはさらに踏み込んで、この領域のぎこちなさの解釈を明示します。
しかしながら、このような感情的なぎこちなさは、決して悪意や嫉妬、辱めようとする意図の結果ではないことに注意しよう。ILEは論理型であって倫理型ではなく、大多数の論理型と同じく、もし客観的に発言したのなら、それは完全に正しいのであり、客観的な現実に対して誰も気分を害するべきではないと考える。とはいえ、この心理タイプの人々には、自分たちが理解するところの名誉と品位の問題について、高められた几帳面さが備わっている。
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Заметим однако, что такая эмоциональная неловкость отнюдь не является следствием злонамеренности, зависти, желания унизить. ИЛЭ — логик, а не этик, и, как и большинство логиков, считает, что если он высказался объективно — то совершенно прав, на объективную реальность никто не должен обижаться. Тем не менее людям этого психотипа присуща повышенная щепетильность в вопросах чести и порядочности так, как это они для себя понимают:
「悪意ではない」という明示的な弁別は、タイプ記述が人格評価に滑りやすいことへの、研究者自身の予防線として読めます。末尾の名誉と品位への几帳面さは、「倫理が弱い」という通説の図式に対する重要な留保です。
日常・健康・金銭への無頓着
Si(暗示機能)の領域は、生活の具体的な記述で示されます。
心身の調子、健康、日常の快適さの組織化の領域に属することのすべては、ILEをあまり悩ませない。しかしこれらすべてなしには生きていけないため、彼は原理的には、この必要性を誰か他人に押しつけたいと思っている。自分の家がどんな有様か、そこに秩序があるか無秩序であるかは、彼をあまり悩ませない。もっとも、散らかったものがすでに生活や仕事の妨げになると、彼は片付けをすることがある。(中略)ILEの財政事情は通常、望ましいものとは言い難い。身分不相応な生活を送り、稼いだものはすべてすぐに使ってしまうことがある。彼にとってお金が意味を持つのは、それが新しい印象を得たり可能性を実現したりするために使えるからにすぎず、お金それ自体は彼をあまり関心づけない。
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Все, что входит в сферу самочувствия, здоровья, организации бытовых удобств, ИЛЭ не очень заботит. Однако без всего этого жить нельзя, поэтому он, в принципе, предпочел бы переложить эту необходимость на кого-то другого. Его мало волнует, в каком виде его дом, порядок там или беспорядок. Правда, когда разбросанные вещи уже мешают жить и работать, он может устроить уборку. […] Финансовые дела ИЛЭ обычно оставляют желать лучшего. Бывает, что он живет не по средствам, все, что зарабатывает — сразу тратит. Деньги для него имеют значение только потому, что их можно использовать для получения новых впечатлений и реализации возможностей, а сами по себе — мало его интересуют:
生活領域の記述は強めですが、結論部で価値の順位として説明し直されています。お金は目的ではなく、可能性の実現手段としてだけ意味を持つ—Filatovaはそういう順位づけとして記述しています。
書籍では、ジュール・ヴェルヌのパガネルを例に、注意散漫が同じ弱い位置へ帰されます。
読者はもちろん、パガネルの並外れた注意散漫さが、いかに探検隊の一行の命を救ったかを覚えているだろう。「ダンカン号」の船長への書き置きで、集合場所を指定する際、パガネルはオーストラリアの代わりにニュージーランドと記してしまった。(中略)しかし注意散漫さがいつもこれほど都合よく終わるとは限らない。ソシオニクスのモデルを理解している私たちとしては、これらすべてがILEという心理タイプの弱い感覚の現れであると言うほかない。
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Читатель, конечно, помнит, как феноменальная рассеянность Паганеля спасла жизнь участникам экспедиции. В записке капитану «Дункана» Паганель, назначая место встречи, вместо Австралии, указал Новую Зеландию, […] Но всегда ли так благополучно заканчивается рассеянность? Понимая соционические модели, мы можем только сказать, что все это — проявление слабой сенсорики психотипа ИЛЭ.
散漫さを性格ではなく弱い感覚の現れとして読む、というFilatovaの帰属です。12章でGulenkoが散漫さを同定の手がかりに置く記述と並びます。
実現の場—学術と領域統合
ILEの能力は、学術研究、基礎研究において最も鮮やかに現れる。この心理タイプの代表者は、誰よりもうまく、一見互いにかけ離れて見える知識領域の統合に基づいて、科学の新しい方向性の創始者となることに成功する。ILEの一部の代表者は、ビジネスや商業の分野、より多くは知的な製品の生産—たとえば出版業—でも成功裏に働くことができる。
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Наиболее ярко проявляются способности ИЛЭ в научной работе, в фундаментальных исследованиях. Представителям этого психотипа как никому иному удается стать начинателями новых направлений в науке на основании синтеза, казалось бы, далеких друг от друга областей знаний. Некоторые представители ИЛЭ могут также успешно работать в сфере бизнеса, коммерции, чаще — в производстве интеллектуальной продукции, например, в книгоиздании.
Reininの「なぜ科学者になるのか」(06章)と同じ観察ですが、Filatovaはかけ離れた領域の統合という具体的な様式まで特定します。「誰よりもうまく」は彼女の評価であり、比較データがあるわけではありません。
開かれたまなざし
ILEには、あらゆる興味深い情報を即座に受け止める用意のある、開かれたまなざしが特徴的であり、それはしばしば、新しいおもちゃを見た子供のように輝くまなざしである。そしてこのまなざしは、ILEの年齢にかかわらず保たれる(写真92、95)。ILEの頭の中には絶えずアイデアが浮かび、彼はそれを周囲の誰かにすぐさま話すのを好む。
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Для ИЛЭ характерен открытый взгляд, готовый немедленно воспринять всю интересную информацию, часто это — взгляд, который загорается, как у ребенка, при виде новой игрушки. И этот взгляд сохраняется независимо от возраста ИЛЭ (92, 95). В голове ИЛЭ постоянно возникают идеи, которые он любит немедленно высказать кому-то из окружающих.
括弧内の「写真92、95」は原書の図版参照です。Filatovaはタイプ記述に本人写真の集合を添える手法を採り、外見にタイプの共通性が現れるという立場を取りました。この方法論の評価は21章(識別)と23章(懸念)で扱います。
小括します。FilatovaのILE記述は、4機能の簡潔な枠組みの上に、「悪意ではない」という解釈の明示、価値の順位としての生活領域の説明、領域統合という実現様式の特定を載せています。人格への評価語を避けて構造の帰結として書く姿勢が比較的一貫しており、その一方で、写真による識別という検証の難しい独自手法を持ち込んだ点が、後の章での論点になります。
10Yermakの記述
Vladimir Yermakは、ソシオニクスをシステム工学の言葉で再定式化した研究者です。タイプを「TIM(情報代謝タイプ)」と呼び、人物像ではなくモデルの帰結としてタイプを記述します。彼のILE材料はこのページの各所に既に登場しています。4ブロックの構成は03章、Ne・Tiの意味論は04章、系譜の要約は02章で引用しました。機能パラメータ(次元性)は16章、同定の方法論は21章で扱います。この章では、彼のILE記述の様式そのものを短く確認します。
1つの式で書かれるILE
Yermakの付録「心のTIMモデルの記述」で、ILEの社会的特徴は次の1段落に圧縮されます。
社会的(人格的)特徴 — TIM: 具体的に必要な肯定的理念(可能性、能力)を見出し(捉え)、それを基礎づける法則性を社会に提示する能力 {+I(Ne) → -L(Ti)}。社会の中で、肯定的状態を見出し、(物的・心理的・情報的な意味での)不快な状況から抜け出すために動員される必要が生じたとき発揮される {-S(Si) → +E(Fe)}。
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Социальная (личностная) характеристика ТИМ: умение найти (уловить) конкретно необходимую позитивную идею (возможность, способность), увидеть и выдать в социум закономерность, обосновывающую эту идею {+ — Г} тогда, когда в социуме возникает проблема найти позитивное состояние, мобилизоваться, чтобы выйти из дискомфортной (в физическом, психологическом и/или информационном смысле) ситуации {-$ —> +ЁЕ }.
前半が自我ブロック(Ne→Ti)、後半が超イドブロック(Si→Fe)の活性化条件です。逸話も評価語もなく、要素の連鎖式と発動条件だけでILEを規定します。アウシュラの一人称的な筆致(05章)や、Stratiyevskayaの文学例(08章)と並べると、記述様式の幅を示す対極の例です。
「ペンネーム」という呼び方
直観論理外向 —ILE— ペンネーム「ドン・キホーテ」
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интуитивно-логический экстраверт - ИЛЭ - псевдоним “Дон Кихот”,
Yermakは愛称を「ペンネーム」と呼び、正式名(直観論理外向)と略号(ILE)の後に補足として置きます。愛称をタイプの本名ではなく便宜的な別名として位置づける用語法で、後年の愛称批判(22章で見るGulenkoの批判など)と方向が揃っています。
小括します。YermakのILE記述には人物像がほとんどありません。あるのは、モデルAの構造(03章)、要素の意味論(04章)、パラメータの次元(16章)、同定の手続き(21章)で、タイプの「性格描写」はその演繹結果に過ぎない、という立場です。記述の検証可能性を重視する読者には扱いやすく、逆に、行動の具体例を求める読者にとっては具体例が最も少ない体系です。
11Karpenkoの記述
Olga Karpenkoは、キエフの国際ソシオニクス研究所でBukalovとともに活動し、機関誌の編集にも携わってきた研究者です。記述の特徴は、観察の粒度の細かさ(階段のマナー、移動時間の見積もり、遅刻の非対称)と、群論による数理的整理の両立にあります。彼女の機能番号は現行の位置番号と同じ対応です(第4機能=Fi、第7機能=Ni)。要素の混合論は04章、著名人の再検証は21章、アウシュラのタイプへの言及は22章で扱います。引用内のタイプ略号の字種(ラテン/キリル)は、底本の訳文に従います。
アスペクト知覚の対比—「水」の比喩
Neというアスペクトの知覚を、Karpenkoはタイプ間の対比で描きます。
可能性の直観—I—▲(Ne)—は、なによりもまず、私たちの世界を動かし変えている隠れたばねを見ることである。この世界とそこで起きる出来事を水面—動きやすい、たわむれる膜—として思い描くなら、直観型のまなざしはいわば横から、水の厚みぜんたいを貫く、一種の断面図である。そして▲(Ne)の直観が見せてくれるのは、水面のさざ波でも波のたわむれでもなく、海を動かしているあの隠れた力である。この意味でILE〔原文: ドン・キホーテ〕は、水の厚みぜんたいに、あらゆる深みに浸透する水の神にたとえられる。LII〔原文: ロベスピエール〕は、潜っては水面に浮かび上がるイルカに。SEEは魚を捕るカモメに。ESIは、水面を滑りながら、その深みに何が隠れているかを知らないアメンボに—水は支えてくれるか、くれないか、それだけだ。
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Интуиция возможностей - I - - прежде всего видение скрытых пружин, движущих и изменяющих наш мир. Если этот мир и события в нем происходящие представлять поверхностью воды, подвижной, играющей пленкой, то взгляд интуита словно сбоку, сквозь всю толщу вод, своего рода срез. И интуиция позволяет видеть не рябь на поверхности, не игру волн, а те скрытые силы, что приводят море в движение. В этом смысле ИЛЭ ("Дон Кихота") можно сравнить с божеством воды, проникающим во всю ее толщу, на все глубины, ЛИИ ("Робеспьера") - с дельфином, ныряющим и всплывающим на поверхность, СЭЭ - с чайкой, ловящей рыбу, ЭСИ - с водомеркой, скользящей по поверхности воды и не ведающей, что скрывается в ее глубинах: вода или держит, или нет.
同じNeでも、主導に持つILEと創造に持つLII、1次元で持つESIとでは知覚の様相が変わる、という次元性の対比を比喩で示した文章です。ILEに割り当てられるのは「あらゆる深みに浸透する」、つまりNeの参照幅が最大という位置づけです。
規則は論理的根拠があるときだけ—階段の逸話
Fi(第4機能)の低次元性を、Karpenkoは日常の逸話で例証します。
たとえば、婦人に付き添う男性の階段での振る舞いを定める良いマナーの規則を習得した男性(ILE)の場合(数多くの規則の中で、これがこのタイプに最も分かりやすいのは、論理的根拠を持つからである。「男性は、必要な場合に婦人を支えられるよう、階段では婦人より下にいなければならない」。その他の規則は、このタイプには、どちらかといえば奇妙な(中略)約束事として受け取られる)、そのような(ILE)は、どんな階段であれ近づくたびに、決まって「足並みを乱す」。「どう振る舞うのだったか、思い出さなければ」というわけである。
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Например, мужчина (ИЛЭ), который усвоил правило хорошего тона, определяющее поведение на лестнице сопровождающего даму мужчины (а из многочисленных правил это для данного типа наиболее понятно, потому что имеет логическое обоснование: «мужчина должен находиться ниже дамы по лестнице, чтобы в случае необходимости поддержать её», прочие правила воспринимаются этим типом скорее как странные […] условности), такой (ИЛЭ) регулярно «сбивается с ноги» при приближении к любым ступеням: «надо вспомнить, как себя вести».
規則の習得自体はできる。ただし論理的根拠のある規則は理解しやすく、それ以外は毎回「思い出す」作業になる—弱い機能の働き方を、失敗例ではなく処理コストの差として描いた記述です。
見積もりに遅延を入れない
たとえば市内の移動時間の見積もりに交通機関の遅延や運休の可能性を決して入れないILE(▲(Ne)□(Ti))と違って、SEIは常にその確率を織り込む。
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В отличие от ИЛЭ ( ), который, например, в расчет времени поездки по городу никогда не включает возможные задержки и опоздания транспорта, СЭИ всегда учитывает такую вероятность.
移動時間の計画という些細な行動に、否定的可能性を織り込むかどうかの差(15章で見るReinin特性の一つに対応するとされます)が現れる、という観察です。
時間の扱いの非対称
(ILE)では、「私−」は第7機能において独特の形で発現する。本来なら何らかの形で管理すべきであるはずの、あの時間( 7)を、この場合、彼らはまったく奇妙に取り扱う—絶えず遅刻するくせに、自分が待たされることになると腹を立てる。自分自身で決めた期限を守れず、そのくせひどく苛立つのである。
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У (ИЛЭ) «Я–» по 7-й функции проявляется своеобразно: тем самым временем ( 7), которым они должны были бы как-то управлять, в таком случае они распоряжаются совершенно странно — постоянно опаздывают и обижаются, если им приходится ждать; не укладываются в ими же самими назначенные сроки и при этом очень нервничают.
第7機能(観察機能)のNi(時間)についての記述です。「私−」は、この論文が使う構え(バーンの交流分析に由来する自他への肯定・否定の構え)の記号で、否定的な自己の構えを持つ場合の発現とされます。遅刻と待たされることへの苛立ちの非対称という観察は具体的で、しかも条件つき(構えに依存する)である点が重要です。
(ILE)と(IEE)は、突然、並外れて喧嘩っ早くなる( 3)。私のお気に入りの例は、シラノ・ド・ベルジュラックである。「さあ、俺に触れた者も、俺が触れた者も—全員に決闘を申し込む!」。ロスタンの戯曲では、シラノが「彼ら−」であることが十分明確に見える。それどころか、彼が「私−」「あなた+」「彼ら−」「これ+」であることも、たやすく見て取れる。
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(ИЛЭ) и (ИЭЭ) становятся вдруг необыкновенно задиристыми ( 3). Мой любимый пример — Сирано де Бержерак: «Итак, кто задел меня, кто мною был задет — я вызываю всех!». В пьесе Ростана достаточно четко видно, что у Сирано «Они–», более того, легко увидеть, что у него «Я–», «Ты+», «Они–» и «Это+».
他者への否定的な構え(「彼ら−」)を持つ場合に、第3機能領域で喧嘩っ早さが現れる、という記述です。底本で脱落している機能記号は●(Se)と特定できます—ILEもIEEも位置3(規範機能)はSeで共通です。タイプだけでは行動は決まらず、構えとの組み合わせで発現が変わるという論文の主旨は、タイプ記述の限界の整理としても読めます。
群論とILEの特異な位置
Karpenkoの理論面の代表作は、ソシオンの構造を群論で整理した1996年の論文です。
群論の立場から、次のことを示す。クアドラはソシオンの基本単位であり、双対関係はソシオンにおける基本関係であり、情報代謝タイプのそれぞれに対応する16のソシオンが存在し、そして際立った位置を占めるのは 1(ILE、ENTP)に対応するソシオンである。(中略)その際、ILEには群 R の単位元が対応する。この特性は、「我在り」と定義することもできよう。(中略)しかし、現にある記述の簡潔さ、インタータイプ関係の表の一致は、ILEの際立った役割を物語っている。この状況は、「ILE〔原文: ドン・キホーテ〕的ソシオン」におけるソシオニクス的関係の研究として記述できる。
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С позиций теории групп показано, что квадра является фундаментальной единицей социона, дуальное отношение - это фундаментальное отношение в соционе, существует 16 соционов, соответствующих одному из типов ИМ, а выделенным является социон, соответствующий 1 (ИЛЭ, ENTP). […] При этом мы должны помнить, что эти интертипные отношения построены "от Дон Кихота", так как именно ИЛЭ ставится в соответствие отношению тождества. Сходство табл.2 и 3 говорит о наличии соответствия между отношениями и признаками Рейнина, а в конечном счете - между типами и признаками. При этом ИЛЭ соответствует единица группы R, этот признак можно было бы определить как "я есмь". […] Но лаконичность имеющегося описания, совпадение таблиц интертипных отношений, говорят о выделенной роли ИЛЭ. Эту ситуацию можно описать как изучение соционических отношений в "донкихотском соционе".
レイニン特性の集合を可換群として扱うと、ILEは群の単位元に対応する—関係表が慣習的にILEを起点に組まれてきたことの数理的な言い換えです。Karpenko自身、これがILEという実在の人々の優位性ではなく、記述の座標系がILE起点で作られてきたことの表現だと自覚的で、その帰結(ILE中心の記述がSEIなどの記述を手薄にする)への批判は23章で引用します。
小括します。KarpenkoのILE記述は、階段・遅刻・移動時間という最小単位の行動観察と、群論という最大限に抽象的な整理の両端を持ちます。そして、構え理論の導入(タイプ+構えで発現が変わる)と、ILE起点の記述慣行への自覚という2点で、タイプ記述そのものの限界を内側から検討する視点を提供しています。
12Gulenkoの記述
Viktor Gulenkoは、キエフで「人道主義ソシオニクス」学派を主宰する研究者です。読む前に、この章の位置づけをはっきりさせます。Gulenkoの体系は標準のモデルAから大きく離れた後発の独自体系で、独自のモデルG、DCNHサブタイプ、独自のタイプ名(ILEは「探求者」)を持ちます。影響力は大きい一方、用語が標準体系と紛らわしいため、この記事では本章に分離し、他章の記述と混ぜない方針を取ります。底本は『64の肖像』(2019年)です。DCNHサブタイプは20章で扱います。
プロファイルから—アイデアに「火が点く」条件
アイデアに「火が点く」ためには、それを「自分のもの」にする必要がある。ILEは直面したあらゆるテーマに関して、大胆で代替的なアイデアを生み出す。携わるべき業務や仕事が彼の興味を引かないなら、彼はそれにまったく新しい捻りを加える。ある発明や発見に対して数多くの応用を提案できる。彼はルーチンや伝統の足かせを上手く我慢できない。
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To “light up” with an idea, he needs to make it “his own.” ILE generates bold, alternative ideas on any topic he is faced with. If the business or work that he has to occupy himself with doesn’t interest him, he will give it a completely new turn. He can offer many applications to an invention or discovery. He poorly tolerates routine and the shackles of tradition.
興味の無い仕事を「できない」と書いたStratiyevskaya(08章)に対し、Gulenkoは興味の無い仕事に新しい捻りを加えて自分のものにする、という適応の経路を書きます。同じ観察の反対側です。
ILEの行動の主な特徴的な特徴で、これによってこの社会タイプへの所属を確信を持って同定できるのは、際立った散漫さである。ILEは以前使った場所に物を放置する傾向があり、しばしば小さな物(鍵など)を失くす。彼の作業場や個人の所持品はしばしばどこか散らかっている。彼は何がすでに済んだか、何が残っているかを忘れる。にもかかわらず、ILEは日々の事柄において必要な機転や機知を発揮し、あらゆる状況からどんなに小さくとも利益や恩恵を引き出すことができる。この組み換えの活動は、オスタプ・ベンデルの登場人物を彷彿とさせ、賢く捉えどころがないと一部の人には映ることがある。
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The main defining feature of ILE’s behavior with which one can confidently identity belonging to this sociotype is significant scatteredness. The ILE is inclined to leave things where he has previously used them, often losing small objects (such as keys). His workplace and personal belongings are often somewhat of a mess. He forgets what has already been done and what remains to be done. Despite this, ILE can show the necessary resourcefulness and ingenuity in everyday affairs, drawing from every situation even a smallest benefit or favor. This activity of recombination is similar to the character of Ostap Bender, which may cause some to consider him to be clever and elusive.
散漫さを「同定の主要な手がかり」に格上げしている点が特徴です。BukalovやStratiyevskayaも散漫さを書きましたが(07章・08章)、Gulenkoはそれを識別基準として使えると主張します。文中のオスタプ・ベンデルは、イリフとペトロフの小説の狡知に富む主人公です。
彼にとってこれは創造的に行われる—破壊することによって、彼は創造する。彼の周りには彼の遠大で直観的なアイデアの支持者が集まり始める。極端な場合、これは「風車への突進」—変化をもたらす実際の見込みがないままなされる、ある種の公然たる挑戦—として現れることがある。
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This, for him, happens creatively: by destroying, he creates. Around him start to gather supporters of his far-reaching, intuitive ideas. In extreme cases, this may manifest as a real “tilt at windmills” — a kind of open challenge without any real chance to affect change.
「風車への突進」はセルバンテスの場面を踏まえた表現で、実現の見込みなしになされる公然の挑戦という極端例の記述です。アウシュラの「転覆することができる」(05章)に対応する内容を、Gulenkoは極端事例の側から書いています。
自己改善の節では、関係の弱さが二人称で書かれます。
ある人を直観的に見抜いてしまうと、その人はもうあなたにとって興味がなくなる。次にその人とどう関わればいいのかわからなくなる。これは人々があなたを嫌う原因となり得る。また、あなたは真の敵対者や反対者を見抜けない。
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Once you have intuitively figured out a person, he or she is no longer interesting to you. You don’t know what to do with this person next. This can cause people to dislike you. You also don’t see your true enemies and opposition.
見抜いた時点で関心が消える、という機構で関係の扱いにくさを説明した箇所です。09章でFilatovaが「確信が持てないゆえの慎重さ」と書いた領域を、Gulenkoは別の経路から観測しています。
モデルG—位置の意味づけが違う独自モデル
Gulenkoの体系がここまでの研究者と分かれる点はモデルGです。ILEの8つの位置は次のように並びます。
- 司令機能 +I(Ne) — 機会直観 ▲(中略)2. 実現機能 -P(Te) — ビジネス論理 ■(中略)3. 役割機能 +F(Se) — 力の感覚 ●(中略)4. 起動機能 -E(Fe) — 感情倫理 ▼(中略)5. 顕示機能 +L(Ti) — 構造論理 □(中略)6. 双対機能 -S(Si) — 快適感覚 ○(中略)7. 制動機能 +R(Fi) — 関係倫理 ▽(中略)8. 制御機能 -T(Ni) — 時間直観 △(Ni)
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I. Command Function +1 — Opportunity Intuition […] 2. Realization Function -P — Business Logic […] 3. Role Function +F — Force Sensation […] 4. Triggering function -E — Emotional Ethics […] 5. Demonstrative Function +L — Structural Logic […] 6. Dual Function —S — Comfort Sensation […] 7. Braking function +R — Relations Ethics […] 8. Controlling function -T — Temporal Intuition
記号の対応は、I=Ne、P=Te、F=Se、E=Fe、L=Ti、S=Si、R=Fi、T=Niです。標準のモデルA(03章:Ne・Ti・Se・Fi・Si・Fe・Ni・Te)と並べると、一致するのは位置1(Ne)と位置3(Se)だけで、残り6つの位置は要素の割り当て自体が違います。たとえばモデルAで位置2(創造)にあるTiは、モデルGでは位置5(顕示)に置かれ、位置2(実現)にはTeが入ります。モデルGはエネルギーの流れを軸にした別の理論体系であり、位置番号をモデルAと同じ意味に読むと誤読につながります。
ブロックの名称も標準の自我・超自我・超イド・イドではありません。
社会的使命のブロック(中略)最も強力なブロックであり、人はこれを通じて社会の中で(遠いコミュニケーション距離において)自信を持って自己を実現する。(中略)社会的適応のブロック(中略)創造的自己実現のブロック(中略)問題(膨張)ブロック
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I. Block of social mission […] The strongest block by which a person confidently realizes himself in the society (at a remote communicative distance). […] II. Block of social adaptation […] III. Block of creative self-realization […] TV. Problematic (inflation) block
名称だけでなく、ブロックに強弱や問題性の評価(最も強力、問題)を組み込む点も標準体系と違います。この違いが、次の離脱宣言の背景になります。
層状の精神モデルと、標準体系からの離脱宣言
Gulenkoは自分の学派のアプローチを、レベルの重なりとして説明します。
人道主義ソシオニクスにおいて精神がどのように層が層の上に積み重なった立体的な体系として考えられているかを、より精確に見てみましょう—深い核、中間層、そして表層です。HSS のアプローチで考察される精神のすべての層の範囲は、次のようになります—ソシオタイプ(当サイトでいうタイプ)、サブタイプ、機能プロフィール、機能状態。
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Let’s look more precisely at how the psyche in Humanitarian Socionics is considered a volumetric system of layers stratified one upon another: the deep core, the middle layers, and the surface. The whole scope of the considered layers of the psyche in the HSS approach looks like this: sociotype, subtype, functional profile, functional state.
タイプの下にサブタイプ、さらに機能プロファイル・機能状態とレベルを重ねる構想です。そしてGulenko自身が、自分の二分法が標準のレイニン特性と一致しないことを明言しています。
特に、安定的な組織的リーダーになるためには、ビジネス論理(P(Te))および/または力の感覚(F(Se))が機能プロファイルの中で強化されている必要があります。この場合、SLE(元帥)またはLSE(管理者)のタイプである必要はありません。このような機能の複雑性の強化は、どのタイプの代表者にも、レイニンの周知の特性とその意味において一致しない(あるいはむしろ部分的にしか一致しない)新しい二分法的特徴があるという事実につながりました。(中略)「機能的」と強調するのは、それらが特定のコミュニケーション環境での機能発揮の過程の中で生じ、標準的なソシオニクスのタイプが持つ生得的で不変の構造とは関連していないからです。
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Such an intensification of the complexity of functions led to the fact that representatives of any type had new dichotomous features that did not coincide (or rather, only partially coincided) in their meaning with Reynin’s well-known features. […] I emphasize functional, as they arise in the process of functioning in a specific communicative environment and are not related to the innate and unchanging structure that a standard socionic type has.
本人が「一致しない」と書いていることは重要です。Gulenkoの記述を標準体系のILE理解に流用すると、出所の違う主張が混ざります。この記事が本章を分離しているのは、この自己申告に従った措置です。
小括します。GulenkoのILE記述は、プロファイルの水準では他の研究者と重なる観察(散漫さ、興味駆動、挑戦性)を含みますが、その下部構造—モデルGの位置の並び、ブロック名、機能的二分法—は標準のモデルAと互換性がありません。この記事では、プロファイルの観察は「Gulenkoの観察」として参照可能、構造の主張は「別体系」として参照時に必ず出所を付ける、という扱いにします。
13その他の論者の記述
主要な研究者以外にも、ILEのプロファイルは多くの論者が書いてきました。この章では、記述の系譜を補完する小さめの資料を、著者ごとに短く引用します。記述の確度・知名度には幅があり、サイト由来の編纂資料も含みます(出典行で区別できます)。目的は網羅ではなく、観察の一致点と、記述ジャンルの多様さを示すことです。
Weisband—初期ハンドブック
アウシュラの資料に基づく初期の普及資料から。
彼は新しい機会と可能性を見つける天才である。完成したものは常に、抗しがたく尽きることのない夜明けの展望に比べて重要でないように思える。このタイプの科学者は研究結果の発表を先延ばしにする傾向があり、最大の発見はまだこれからだと考えている。
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He is a genius at finding new opportunities and possibilities. What he has completed always seems to him less important compared to the dawning perspectives which are irresistible an inexhaustible. Scientists of this type tend to procrastinate with the publishing of the results of their research, thinking that the greatest discoveries are still ahead.
発表の先延ばしという具体的な行動が、可能性志向(完成物より次の展望)から導かれています。Reininの「未完のプロジェクト」(06章)と同じ観察の別表現です。
Prokofieva—理想化という弱点の定式
その本質において研究者であり発明家である。彼らは自分が学ぶ必要のあることだけでなく、「面白いことならなんでも」—機械やコンピュータの理論から蝶や毛虫に至るまで—を研究する。何か新しく、神秘的で、魅力的なものについて読むことほどILEが好むものはない。
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Интуитивно-логические экстраверты (ИЛЭ) " прирожденные исследователи и изобретатели. При этом они изучают не только то, что полезно, а “все, что интересно”, начиная от теории машин и механизмов, до бабочек и гусениц. Их хлебом не корми, дай прочитать о чем-нибудь загадочном и таинственном.
ILEの主な欠点は、自分の理想を守ろうとする傾向である(意志的感覚が弱い)。品性の良さ—これはILEが最もよく理想化する資質である。このような理想主義的な期待や人々の行動に対する解釈を持つがゆえに、ILEにとって現実の人生や人々をありのままに見て向き合うことはしばしば困難になる。
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ИЛЭ можно назвать их вечное стремление отстаивать свои идеалы (хромает волевая сенсорика). Порядочность " это то качество, которое ИЛЭ более всего идеализируют. Однако при завышенных требованиях им очень сложно принимать жизнь и поступки людей такими, какие они есть на самом деле.
弱点の側を「悪意の欠如」でも「無神経」でもなく、理想化の傾向として定式化した記述です。人の品性を理想化するため現実の人間に向き合いにくい—Fi脆弱の内容を、期待の構造として説明しています。
Meged & Ovcharov—まなざしの記述
サブタイプ理論(20章)の提唱者でもある2人のプロファイルは、視覚的な描写から入ります。
ILEのまなざしは、やや散漫で、物思いに耽り、さまよっている。時折その視線は注意深くなり、目の前にいる人々、その外見の細部、周囲の物体、部屋の内装などを、あからさまに観察する。
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The ILE has a somewhat scattered, thoughtful, roaming gaze. At times his looks becomes attentive, openly studying the people before him, the details of their appearance, the surrounding objects, the interior of the room, etc.
Filatovaの「開かれたまなざし」(09章)と同系統の、外見からの同定を志向する記述です。この伝統の妥当性は21章で扱います。
Golihov—モットー式の機能記述
Golihovは8つの機能位置に「良い」「必要とされる」「欲しい」といった独自の名前を与え、各位置に一言のモットーを添えます。番号づけは独自ですが、要素の割り当ては標準配置と一致します(Golihovの位置4のSiは、現行の位置5=暗示機能に相当します)。
第1機能「良い」 ― 客体直観(Ne)。「ああ、なんて美しく調和した世界だろう、特に工場の煙突まで!」
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1 функция «Хорошо» - объектная интуиция. «Ах, до чего же прекрасен и гармоничен этот мир, Живет в потоке возможностей и гармонии внешнего мира, целостностью внешней ситуации: «все прекрасно в этом лучшем из миров». Нарушение этой гармонии воспринимает всегда агрессивно, скажем, ремонт в квартире для него – повод для появления агрессии.
第2機能「必要とされる」 ― 主体論理(Ti)。「人生で多くを学んだが、もっと理解したい。自分が正しく理解していないことも含めて。」
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2nd function “Needed” - subjective logic (Ti). “I learned a lot in my life, but I want to understand more, including what I understand is not right.”
第4機能「欲しい」 ― 主体感覚(Si)。「悪い奴かもしれないけど、バター付きのサンドイッチがあるんだ。」
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4 функция «Хочу» - субъектная сенсорика. «Пусть я – мальчиш-плохиш, но зато у меня бутерброд с маслом есть!» Движутся всегда в сторону мест, где есть физический комфорт, изысканные сенсорные удовольствия и не умеют в этом себе отказывать.
「世界は調和的だ」というモットーがReininの存在原理(06章)と重なる点、Si位置のモットーが快適さの受領(暗示機能)を軽い言い回しで表す点など、形式は軽くても中身は標準的な配置の言い換えです。
socionics.ua—「期待できないこと」の列挙
ウクライナのソシオニクス系サイトのプロファイルは、特徴と「期待できないこと」を対で列挙する定型を持ちます。
状況の予測 — エデンの展望への着手 — 新しいアイデアの源泉 — そして直観的に正しい解決策を選ぶこと(中略)時間厳守と勤勉さ — 計画の実用性 — ルーティンワークの遂行 — 順序立て、完全性、秩序
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Situations forecast - Undertakings in Eden prospects - Source of new ideas and - And choosing the right solutions intuitively(中略)Punctuality and assiduity - N raktichnosti plans - Perform routine work - N in sequence, completeness, order
(中略)の前が特徴、後が「このタイプに期待できないこと」の側の列挙です。時間厳守、ルーティン、秩序を「求めるべきでない」項目に置く整理は、KarpenkoやReininの観察と方向が揃います。
Piatnitskiy—テンプレートによる防御
意志的な反撃、抵抗、防御の概念は、一般的なテンプレートやステレオタイプに基づいている。人間関係の理解や緊張を回避する方法は、個人的な理解の基盤の上でのみ生じる。
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Представления о волевом отпоре, сопротивлении, защите, основанных на общепринятых шаблонах и стереотипах. Понимание человеческих отношений и путей избежать напряженности в них происходит только на основе личностного пониания.
超自我ブロック(Se・Fi)の働き方の記述です。反撃や防御が一般的なテンプレートに基づくという指摘は、Yermakが規範機能の記述に置く「一般通念的方法を用いる」という定式と一致します。別々の論者が同じ構造を同じ言葉づかいで書く、収束の例です。
Beskova—外見と性別の記述
Beskovaは男女別の外見記述という独自の構成を取ります。
女性ILEは魅力的で痩せた少年のような外見をしていることが多く、子供時代も同様に行動する—木に登り、戦争ごっこをし、伝統的な女性的な娯楽を軽蔑する。この「少年的」な性質は通常、生涯を通じて持続する。
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A woman of this type often looks like a good-looking, slender boy. During her childhood, she even behaves not like a girl should: often runs around with boys, climbs trees and garages, plays pretend war games, scorning traditional girlish entertainment. As a general rule, she remains a “boy” for the rest of her life.
外見と性役割への一般化を含む記述で、検証は困難です。ここでは、こうした外見・性別ベースの記述ジャンルが存在したことの資料として引用します(方法論上の問題は21章・23章)。
その他の論者
Blohinはキーワード列挙型のプロファイルで、肯定面(理論、アイデア、洞察、革新)と弱点面(身辺の整理の苦手さ、外見への無関心)を同列に並べ、「率直さ」「策略家ではない」を挙げます。Voroschenkoは、モデルAを使わずに精神医学のアクセンチュエーション(性格の際立ち)の枠でILEを記述する唯一の例で、気分の循環的な変動を挙げます。健常者の類型と臨床類型の対応づけについては、02章で見たアウシュラの立場と同じ論点がここにも当てはまります(23章で再論)。
Zamanskaya・Socioscope—「子供」のモチーフ
最後に、系統の違う2つの資料が同じモチーフに行き着く例です。
人生の終わりまで、あらゆるドンの中に、特に創造的で幸福なドンの中に、子供が生きている。子供時代、小さなドンは周囲に多くの困難をもたらす。それは絶え間なく質問をし、議論し、空想的な何かを発明する子供である。
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До конца жизни в каждом Доне, а в особенности в творческом и счастливом, живет ребенок. В детстве маленький Дон доставляет много хлопот окружающим. Это бесконечно задающий вопросы, спорящий и изобретающий что-то фантазер.
文中の「ドン」はILEの愛称の略です。文学的な語り口のSocioscopeは、まず天職を一人称で宣言し、そのあとに「子供」のモチーフを置きます。
私の真の天職は、開き、発明することだ。
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My true vocation - is open and invent.
ILEが無神経だと言うなら、それは何も言っていないに等しい。(中略)ILEは白髪になるまで子供だ。小さな子供にはそのような行動が許されるのだから、私たち全員が最後まで一貫している必要があるということだ。
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If you say that ILE tactless, it is nothing to say.(中略)ILE to gray hair is a child. Young children such behavior is forgiven Well, it means that we all need to be consistent to the end.
「無神経」という他者評をそのまま受け取らず、年齢と無関係に持続する子供の性質として読み替える論法です。
小括します。小論者の記述は形式こそばらばらですが(キーワード列挙、モットー式、男女別、精神医学枠、文学的語り)、中身には共通のモチーフが繰り返し現れます。可能性志向と発表・完成の先延ばし、ルーティンと秩序への不適合、テンプレート依存の防御、そして「子供」のモチーフ。主要研究者の記述(05〜12章)と突き合わせても、観察の中身は同じです。一方で、外見・性別への一般化や臨床ラベルの流用など、方法論的に検証が難しい記述の伝統もこの層に集中しています。
14研究者間の差分を総括する
この章には新しい引用はありません。05〜13章で示した記述を、当サイトの責任で突き合わせます(根拠は各章の引用番号のとおりです)。
反復して現れる観測
研究者・時代・学派をまたいで繰り返される観測は、次の5つに整理できます。
- 可能性の知覚が中心にある。アウシュラの「レントゲンのように」、Reininの「外的状況の統合性」、Bukalov・Prokofieva・Weisbandの可能性志向。語彙は違っても、引用した論者の多くがここから記述を始めます
- 完遂・実行が高コスト。「研究者であり組織者ではない」(アウシュラ)、未完のプロジェクト(Reinin)、発表の先延ばし(Weisband)、「語る方が容易」(Bukalov)
- 興味が働きの条件。「従事できない」(Stratiyevskaya)、「自分のものにする必要」(Gulenko)、「面白いことならなんでも」(Prokofieva)
- 注意の散漫。Bukalov、Stratiyevskaya、Gulenko、Meged & Ovcharovが繰り返し記述
- 関係領域の処理はテンプレート依存。「一般通念的方法」(Yermak)、「一般的なテンプレート」(Piatnitskiy)、論理的根拠のある規則だけが残る(Karpenko)、慎重な観察の蓄積(Filatova)
ただし、この一致を独立した観測の収束と呼ぶことはできません。アウシュラ以後の研究者は同じ理論共同体に属し、用語も先行記述も相互に継承しているからです(ユングとKempinskiからアウシュラへ、アウシュラから後続研究者とWikisocion系の編纂へ、という継承の系譜は02章のとおりです)。正確には、相互に参照し合う文献系列の中で、論者・時期・記述様式を変えて反復されてきたモチーフであり、その意味でILE記述の共有された部分と見てよい範囲です。
観測点の食い違い
一方で、単純に合成できない食い違いもあります。
第一に、意志と動員の扱いです。アウシュラは「説得さえできない」と書き、Bukalovは「極端な状況では動員状態に入り、鋭い反撃を繰り出す」と書き、Gulenkoは「支持者が集まり始める」と書きます。平常時・危機時・長期のプロジェクトという条件の違いとして両立させる読み方はできますが、それは当サイトの整理であって、原典が相互参照しているわけではありません。
第二に、職業像の乖離です。ユングの外向的直観型には商人・請負業者・投機家・代理人・政治家が典型的に当てはまるとされました(02章)。ソシオニクスのILE像は科学者・発明家に大きく寄っています(06章・09章・22章)。祖形と後代像のこのずれは、記述の継承がどこかで選択的だったことを示します(23章で扱います)。
第三に、散漫さの理論的地位です。Gulenkoはそれを「確信を持って同定できる」主要基準に格上げしますが、他の研究者では付随的な観察にとどまります。同じ観察でも、診断に使えると主張するかどうかで体系の性格が変わります。
第四に、主張の強さの水準です。Stratiyevskayaの「政治的出来事を6ヶ月の精度で予測する」のような検証可能な形の強い主張は、他の研究者には見られず、追試の記録も確認できません(23章)。
記述ジャンルの偏り
05〜13章の資料は、記述の様式が研究者ごとに違います。アウシュラは潜在的可能性とブロック構造を一人称と逸話で、Reininは世界の統合性と行動コストを観察と助言で、Bukalovは動員状態と次元性をプロファイルと理論装置で、Stratiyevskayaは興味=能力条件を長文の断定と文学例で、Filatovaは解釈の明示(悪意でない)を簡潔な記述と写真で、Yermakはモデルからの演繹を定式だけで、Karpenkoは微細な行動観察を論文と群論で、Gulenkoはエネルギーと同定基準を独自体系で書きます。演繹だけで書くYermakと、逸話だけで書くSocioscopeのあいだに、引用した論者はこの幅のどこかに位置します。どの様式の記述を読んでいるかを意識することが、原典を扱う最低限の作法になります。
この総括の使い方
ILEについて確からしいのは、複数の文献に反復して現れる5つの観測です。ただしこれは文献上の反復であって、独立した実証による確認とは区別が必要です(23章で扱います)。逆に、単一の研究者にしか現れない記述(動員状態、写真による同定、6ヶ月精度の予測)は、その研究者の主張として帰属つきで扱う必要があります。以降の章(15〜23章)は、この区別を前提に、二分法・次元性・クアドラ・関係という理論の各論へ入ります。
15二分法から見るILE
二分法は、16タイプを8対8に分ける切り口です。基礎になる4つ(外向—内向、直観—感覚、論理—倫理、合理—非合理)はユングの類型論に由来し、ILEは外向・直観・論理・非合理に属します。その後Reininが、この4つを含む15の特性へ拡張しました。この章では、基礎4つの原典定義、レイニン特性の成立史、そしてILEの帰属をめぐる具体的な記述と論争を見ます。
基礎の4二分法
ユングの外向の定義から。
対象や客観的事実への指向性が非常に強く、最も頻繁に行われる重要な判断や行動が、主観的な価値観ではなく客観的な関係性によって決定される場合、これを外向的態度と呼ぶ。
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when the orientation to the object and to objective facts is so predominant that the most frequent and essential decisions and actions are determined, not by subjective values but by objective relations, one speaks of an extraverted attitude.
ILEの「外向」はこの意味です。非合理については、定義の章に重要な注意があります。
私がこの語を使うとき、それは理性に反するものではなく、理性の領分の外にあるもの—したがってその本質が理性によっては基礎づけられないもの—を指している。
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As I make use of this term it does not denote something contrary to reason, but something outside the province of reason, whose essence, therefore, is not established by reason.
ILEが非合理型であるとは、判断機能(Ti)ではなく知覚機能(Ne)が主導だという構造の記述であり、不合理という評価語ではありません。ソシオニクス側の定義として、Stratiyevskayaの理論編を引きます。
外向—これは世界知覚の一定の立場であり、人間(または客体)の質的特徴記述に第一義的な意義が与えられ、人間の(または客体間の)相互関係はすでに第二義的(従属的)な価値となる。外向の構えにおいては、関係は客体の自身の質の変化に応じて変わるのであり、外向タイプにとってこの客体の質のほうが、客体自身との相互関係よりもはるかに大きな関心を引く。
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Экстраверсия — это такая позиция мировосприятия, при которой первостепенная значимость придается качественной характеристике людей (или объектов), в то время как взаимоотношения между людьми (или объектами) являются уже второстепенной (подчиненной) ценностью. По экстравертной установке отношения меняются в соответствии с изменением собственного качества объекта, которые представляют для экстраверта значительно больший интерес, чем его взаимоотношения с самим объектом.
合理的人格タイプは合法則的なものに方向を定める—そのため彼らは周囲の環境と一貫して、計画的に、合法則性を観察しつつ、結論に基づいて相互作用する。あらかじめ自分の行動を考え、置かれる状況をあらかじめプレイし、何より重要なのは、そこからの出口を考え抜こうとする傾向で区別される。(中略)非合理タイプは予測不能、振る舞いの自発性で区別され、即興の状況においてよりよく感じ、合法則性ではなく偶然性に多く方向を定める。
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Рациональные типы личности ориентируются на закономерное — поэтому они взаимодействуют с окружающей средой последовательно, планомерно, наблюдая закономерности и основываясь на выводах. Отличаются стремлением заранее продумывать свои действия, заранее проигрывать ситуацию, в которую они попадут, а главное — продумывать выход из нее. […] Иррациональный тип отличается непредсказуемостью, спонтанностью поведения, он лучше себя чувствует в импровизированной ситуации, больше ориентируется на случайности, а не на закономерности.
非合理タイプが即興の状況でよりよく機能するという記述は、Reininの「予期せぬ出来事が起こったとき、あなたは冷静を保つ」(06章)と対応します。
レイニン特性の誕生—本人の証言
15特性への拡張の経緯を、Reinin本人が一人称で語っています。
きっかけは、アウシュラの仕事『人間の双対的本性』でした。そこには「貴族/民主」という特徴が記述されていたのです。ここからすべてが始まりました。(中略)こうした特徴が11個あり、ユング的なものを合わせて全部で15個だ、ということでした。
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Толчком послужила работа Аушры «Дуальная природа человека». В ней был описан признак «аристократы-демократы». Вот с него все и началось. […] Математически оказалось, что таких признаков одиннадцать, а всего – вместе с юнговскими – пятнадцать.
アウシュラの「貴族—民主」の記述から出発し、数学的な組み合わせの検討で11個の新特性を導き、ユング由来の4つと合わせて15個—という成立史です。アウシュラ自身も、この特性群についての論考を残しています。肯定の特性の節から引きます。
ポジティブ主義者は絶えず新しいもの、興味深いものを探求しており、古いものはすでに退屈だ。あらゆる新しい情報、新しい人物を喜び、熱意をもって受け入れる。これらは新しいものの先駆者である。(中略)EIIは、ILEと同じく、まず対象そのものを手にとり、何も上手くいかなくなった後で説明書を読む。
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Позитивисты постоянно находятся в поиске нового, интересного, старое уже наскучило, и любую новую информацию, любого нового человека они воспринимают радостно, с энтузиазмом. Это пионеры нового. […] (ЭИИ), как и (ИЛЭ), сразу берется за сам объект и только после того, как ничего не получается, читает инструкцию.
「まず触ってみて、駄目だったら説明書を読む」という具体例にILEが登場します(併記の相手はEIIです)。同じ系統の観察として、Reininの主著は不測の事態への態度を書きます。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕やIEE〔原文: ヘクスリー〕は、予期せぬあるいは予定外のことに直面しても気楽である。予期せぬ出来事は彼らの興味をかき立てる。
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A Don Quixote and a Huxley take it easy when facing the unexpected or the unscheduled. Unexpected events arouse their interest.
予定外の出来事を負担ではなく関心の材料として受け取る、という観察で、IEEと並べて書かれています。
Talanov論文のリストと用語論争
TalanovのモデルTは、いくつかのレイニン特性を機能の均衡性から説明し、Filatovaの解説論文には各特性の16タイプ振り分けリストが載っています。ILEが先頭に挙がる例です。
構成主義者 — ILE、ESE、SLE、EIE、ESI、ILI、EII、SLI
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КОНСТРУКТИВИСТЫ — ИЛЭ, ЭСЭ, СЛЭ, ЭИЭ, ЭСИ, ИЛИ, ЭИИ, СЛИ
戦術家:ILE、ESE、LSI、IEI、ESI、ILI、IEE、LSE
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ТАКТИКИ: ИЛЭ, ЭСЭ, ЛСИ, ИЭИ, ЭСИ, ИЛИ, ИЭЭ, ЛСЭ
上は構成主義者、下は戦術家のリストで、どちらもILEを含みます。解説者のFilatova自身が、この割り当てに異を唱えています。
ここでは、論理型のILEとILIが戦術家であるということには、どうも同意しがたい。倫理型のIEEとIEIにとっても、これはあまり特徴的ではない。おそらく、このような場合には、この特性を近距離での交流に限って定義するべきだろうが、大きな構図では、彼らはやはり戦略家なのである!ここでは、定義のために別の用語を見つけるほうがよいのかもしれない。
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Здесь как-то трудно согласиться с тем, что тактиками оказываются логики ИЛЭ и ИЛИ. Для этиков ИЭЭ и ИЭИ это также не очень характерно. Наверное, для таких случаев следовало бы определить это свойство только при общении на близкой дистанции, а по крупному — они все же — стратеги! Возможно, здесь следовало бы найти другие термины для определений.
解説者自身による割り当てと用語への異論です。「無頓着」の用語にも、同様の批判が続きます。
そもそも、この直観型4タイプを無頓着と呼ぶのは難しい。なぜなら、彼らの直観は主導ブロックの強いチャネルにあるからである。高信号であっても、それは十分に力強く働き、良好な見通しと、それに応じた用心深さに寄与するので、「無頓着」という用語は明らかに不適切である。(中略)そうでなければ、ここでは「直観的でない」直観型ということになり、何も見通すことができない。
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Вообще, трудно эту четверку интуитов назвать беспечными. Ведь у них интуиция в сильных каналах Ведущего блока. Даже, будучи высокосигнальной, она работает достаточ-но мощно и способствует хорошему видению и, соответственно, предусмотрительности, термин «беспечные» явно неудачен.(中略)Иначе здесь получается интуит «не интуитивный», не может ничего предусмотреть.
特性の振り分け自体は共有しつつ、名前の妥当性が争われている構図です。
クラブ—研究者NT
基礎二分法の組み合わせのうち、直観×論理の4タイプはクラブ(小グループ)として括られます。
研究者: 直観型かつ論理型(NT)、すなわちILE、ILI、LIE、LII。
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Researchers: intuitive and logical (NT), or ILE, ILI, LIE, and LII.
ILEはNT(研究者)クラブに属します。Reininの小集団(06章)と同じく、クアドラ以外のタイプ集団化の一つです。
小括します。基礎の4二分法(ILE=外向・直観・論理・非合理)は、本章で引用した資料の範囲では、定義をめぐる大きな対立が見られません。対照的にレイニン特性は、成立史がReinin本人の証言で残る一方、割り当ての説明原理(Talanov)も用語の妥当性(Filatova)も見解が分かれたままです。ILEの帰属リストそのものより、リストを支える理論の側が動いている—これが15特性を読むときの前提になります。
16機能の次元性とILE
機能の次元性は、各機能位置が参照できる情報の幅を1〜4次元で記述する後代の拡張理論です。提唱者はBukalovで、Yermakがパラメータの定式化を整備しました。通説では、ILEの各位置の次元は、位置1のNe=4、位置2のTi=3、位置3のSe=2、位置4のFi=1、位置5のSi=1、位置6のFe=2、位置7のNi=3、位置8のTe=4とされます。この章では、起源の主張、パラメータの定義、次元の割り当ての根拠、そしてILEへの適用を原典で確認します。
起源—Bukalovの主張とアウシュラの先駆的観察
著者によって1990年に発見された、情報代謝機能(心的機能)の情報処理パラメータの次元性 [9] は、人間の思考と行動の特徴、特定の型間関係のニュアンスを正確に記述することを可能にし、国際ソシオニクス研究所のスタッフおよび他のソシオニクス専門家による専門家・コンサルティング業務において実用上の重要な応用を持つ [10, 14]。
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Обнаруженная автором в 1990-м году мерность параметров обработки информации психических функций или функций информационного метаболизма [9], позволяет точно описывать особенности мышления и поведения человека, нюансы конкретных интертипных отношений и имеет значительные практические приложения, используемые на практике в экспертно-консультационной работе как сотрудников Международного института соционики, так и других специалистов по соционике [10, 14].
Bukalov自身は発見を1990年と書いています(文献によっては1989年とも紹介されます)。理論として定式化される前の先駆的な観察は、アウシュラの特性論考に見られます。
たとえばLSE〔原文: シュティルリッツ〕はいかなる軽率な偶然の音でも怖がらせられる(床に蓋が落ちた)。EIE〔原文: ハムレット〕—軽率な動き(講師が手を振る)。ILE〔原文: ドン・キホーテ〕—馴染みの対象の形の軽率な損傷。SEE〔原文: ナポレオン〕—構造の損傷。
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Например, Штирлица ( (ЛСЭ)) можно испугать любым необдуманным случайным звуком (на пол упала крышка), Гамлета ( (ЭИЭ)) — необдуманным движением (лектор размахивает руками), Дон Кихота ( (ИЛЭ)) — необдуманным повреждением формы знакомого объекта, Наполеона ( (СЭЭ))— повреждением структуры.
同じ「偶然の出来事への苛立ち」でも、何に反応するかがタイプごとに違うという観察です。次元性の語彙はまだありませんが、機能ごとに扱える情報の範囲が違うという発想の萌芽として読めます。ILEに割り当てられているのは「馴染みの対象の形の損傷」—Reininの「予期せぬ出来事に冷静」(06章・15章)と並べると、新奇な出来事は平気で、既知の対象の構造が壊れることには敏感、という切り分けになります(この対応づけは当サイトの整理です)。
4つのパラメータ—Yermakの定義
次元を数えるための4パラメータを、Yermakは次のように定義します。
Ex(英語 experience から)—経験のパラメータ —出生時からの、人生を通じて意思決定と影響の執行の過程で人間が獲得した、個人的(Ex)または人格的(社会的)経験(Ex*)の特徴。(中略)Nr(規範 norm から)—規範のパラメータ —意思決定または管理影響の執行の過程で遵守すべき規範、規則、習慣、認められた手法、基準(個人的—Nr または社会的—Nr*)の特徴。(中略)St(英語 situation から)—「状況」のパラメータ —意思決定または管理影響の執行の条件、「情況」(個人的 St または社会的 St*)の特徴。(中略)Tm(英語 time から)—パラメータ的時間 —意思決定または執行がなされる、過去・現在・未来の個人的(Tm)または社会的(Tm*)時間の瞬間。
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® Нх (от англ. ехриепсе) — параметры опыта — характеристика индивидуального (Ех) или личностного (социального) опыта (Ех*), полученного от рождения и наработанного человеком в течение жизни в процессе принятия решения и исполнения воздействий ; (中略) ® М (от англ. погт) —- параметры норм - характеристика норм, правил, обычаев, принятых приёмов и стандартов (индивидуальных — Мг или социальных — Мг *), которых следует придерживаться в процессе принятия решения или исполнения управляющих воздействий “; (中略) ® 5 (от англ. 5ИлаНоп) — параметры “ситуации” - характеристика условий, "обстановки" (индивидуальной 51 или социальной 5*) принятия решения или исполнения управляющих воздействий; (中略) ® Тт (отангл. ите) - параметрическое время — момент индивидуального (Ти) или социального (Ти\*) времени в прошлом, настоящем или будущем относительно которого принимается или исполняется соответственно индивидуальное или социальное решение; иными словами, время как точка на шкале времени, т.е. как параметр "привязки" обработки информации к некоторому моменту в прошлом, настоящем или будущем.
1次元の機能は経験(Ex)だけを、2次元は経験+規範(Nr)を、3次元は状況(St)まで、4次元は時間(Tm)までを参照できる、という積み上げです。Bukalov側は同じ4つを別の語彙で呼びます。
次元性を考慮した情報代謝機能の一般構造を、グローバル性、状況、規範、個人的経験のベクトルによって図的に表されるとおり、思い出しておこう。
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Напомним общую структуру функций информационного метаболизма с учетом мерностей, графически выражаемых векторами глобальности, ситуации, норм и личного опыта.
Yermakの「時間」に対応する4次元目のベクトルを、Bukalovは「グローバル性」と呼びます。同じ理論の内部でも語彙が統一されていない点は、原典を読むときの注意点です。
次元の割り当て
メンタルリング(位置1〜4)の次元は、Bukalovの論文で明示されます。
機能の操作的心理情報空間の次元数の理論からは、第4機能は1次元的刺激・情報を知覚することが帰結する。それは情報的に1次元的(「はい/いいえ」の原理での判断)であり、自己の個人的経験から発する。モデルAのメンタルリングにおいて、第4機能は情報的に1次元、第3機能は2次元、第2機能は3次元、第1機能は4次元である。
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Из теории мерностей операционного психоинформационного пространства функций следует, что 4-я функция воспринимает одномерные стимулы или информацию. Она информационно одномерна (суждения по принципу «да-нет»), исходит из собственного личного опыта. В ментальном кольце модели А 4-я функция информационно одномерна, 3-я — двумерна, 2-я — трехмерна, а 1-я — четырехмерна.
ILEに当てはめると、Ne(位置1)=4次元、Ti(位置2)=3次元、Se(位置3)=2次元、Fi(位置4)=1次元です。第4機能の「はい/いいえ」の原理での判断は、この一般則からの帰結として書かれています。なお、05章で見たアウシュラの「痛い/痛くない」は受動環(超イド・ブロック)の感情知覚についての記述なので、位置4のFiの1次元性の傍証としては使えません。似た「二値」の語り口でも、指している場所が違います。第1機能と第2機能の差については、Yermakの説明が具体的です。
知性の機能(「知性」—第1機能)は4次元—受容される社会的に有意な(人格的)情報を全面的に処理し(アイデア、課題の解決などを探す)、これには時間パラメータについて(過去、現在、未来において)の処理も含まれる;(中略)社会的創造の機能(「創造」—第2機能)は3次元—「創造する」、すなわち過去、現在、未来のある時間の瞬間に対して知性の機能が見出した社会的に有意な決定、アイデア、思考を実現する。ここから社会的経験、状況、規範の考慮が現れるが、創造機能は時間パラメータについて不変(独立)である
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– функция интеллекта («интеллект» — ф.1) четырѐхмерна — всесторонне обрабатывает воспринимаемую социально значимую (личностную) информацию (ищет идею, решение задачи и т. п.), в том числе и по параметру времени (в прошлом, настоящем или будущем), функция социального творчества («творческая» — ф.2) трѐхмерна — «творит», т. е. реализует социально значимые решения, идею, мысль, которые найдены функцией интеллекта относительно некоторого момента времени в прошлом, настоящем или будущем — отсюда учѐт социального опыта, ситуаций и норм, но инвариантность (независимость) функции творчества по параметру времени (функция «творит» в той точке или в том периоде на временной шкале, которые ей определила функция интеллекта (ф.1));
ILEで言えば、Neは時間を含む全パラメータを処理し(過去・現在・未来の可能性を見る)、Tiは時間から独立に(いつでも成り立つ体系として)働く、という区別です。理論の内部整合としてはよくできた説明ですが、この「時間処理の有無」を外から測定する手続きは示されていません。
ILEへの適用—4次元Neの記述
4次元の機能を持つことの帰結を、Karpenkoはこう書きます。
たとえば▲(Ne)□(ILE)にとって、それはアイデアと理論の領域である。(中略)社会における彼らのふるまいは最高度に外向的で、自分のクアドラの中で〔第1の〕環のタイプはもっとも広い交際の輪をもつ。(中略)彼らの自我ブロックの機能はソシオンでもっとも強力であり、これが、社会にとって新しいアイデアの尽きせぬ源泉となっている。
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Так, для (ИЛЭ) — это область идей, теорий. […] Их поведение в социуме в высшей степени экстравертно, в своих квадрах типы -кольца обладают самым широким кругом контактов. […] Функции их блоков ЭГО оказываются наиболее мощными в соционе, это служит неиссякаемым источником новых для социума идей.
「ソシオンでもっとも強力」は、ILEのNe(4次元・主導)とTi(3次元・創造)の組を、全16タイプの同要素の次元と比較した言い方です。11章で見た「水の神」の比喩(あらゆる深みに浸透する)も、この4次元Neの言い換えでした。
強い主張への注記
次元性理論には、検証手続きが示されないまま数値を伴う強い主張も含まれます。
心的機能の次元性の階層は、注意・記憶・思考の容量の階層を定める。生物種が違えばこれらの容量は大きく異なりうる。我々が示したとおり、人間にとって次元性の階層は、記憶・注意・思考の容量に関する「ブカロフの魔術的列」を定める:7±2、10±1、17±1、27±1。最初の数はミラーの「マジカル・ナンバー」7±2および作業記憶(オペレーショナルメモリ)の容量に対応する。心的機能の次元性に結びつけられた各ベクトルに、それぞれの注意・思考・記憶の容量を対応させることができる [6–13]。
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Иерархия мерностей психических функций задает иерархию объемов внимания, памяти и мышления. Для разных биологических видов эти объемы могут очень сильно различаться. Так для человека, как было показано нами, иерархия мерностей задает «магический ряд» Букалова для объемов памяти, внимания и мышления: 6(±1), 10(±1), 16(±1), 26(±1), в котором первое число соответствует «магическому числу» Миллера и объему оперативной памяти. Каждому вектору, связанному с размерностью психической функции, можно сопоставить свой объем внимания, мышления и памяти [6–13].
Millerの7±2(認知心理学の古典的な作業記憶の目安)に接続し、そこから10±1、17±1、27±1という系列を「魔術的列」として提示する主張です。この系列を支える独立の実験データは、当サイトが確認した範囲では引用文献の外に示されていません。次元性理論の評価は23章でまとめます。
小括します。次元性は、ILEの「強いNe・Ti」と「弱いSe・Fi」を、参照できるパラメータの数として言い直す装置です。ILE記述の多く(テンプレート依存の防御、規則の「思い出し」処理)をひとつの語彙で説明できます。一方で、提唱年のずれ、パラメータ名の不統一、測定手続きの不在という理論運用上の弱点があり、そこは23章の主題になります。
17アルファ・クアドラのILE
ILEは、SEI・ESE・LIIとともにアルファクアドラを構成します。この章では、クアドラという概念の原典定義、呼び方の変遷、アルファの価値と気風の記述、そのなかでのILEの役割を確認します。
クアドラの定義—アウシュラ
クアドラ。 クアドラとはソシオンの4分の1であり、四つの情報代謝タイプから構成される。そのうち互いに活性化する二つの双対ダイアドのうち、一方は一つの社会的進歩の環に、他方はもう一つの環に属する。クアドラの参加者を結びつけるのは一定の関心の共通性であり、そして最も重要なことに—紛争の可能性の不在である。互いにつねに理解し合い、言葉の背後にも行為の背後にも何ら不快なことを気づかない。際立って実り多く生産的な共同作業。
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Квадра. Квадра — одна четвертая социона,' об-` разованная из четырех типов ИМ или двух активи- зирующих друг друга диад, одна из которых отно- сится к одному, другая — к другому кольцу соци- ального прогресса. Участников квадры объединяет определенная общность интересов, а главное — от- сутствие возможностей конфликта. Друг друга они всегда понимают, за словами и поступками не заме- чают ничего обидного. Исключительно нлодотворна и производительна совместная работа.
「紛争の可能性の不在」という強い定式です。双対2組(ILE-SEIとESE-LII)が活性化関係で結ばれる4人組、という構成の定義はその後も共有されています。
呼び方の変遷—「第三」から「アルファ」へ
興味深いことに、アウシュラの同書はクアドラをギリシャ文字ではなく順序数で呼び、ILEを含む組は「第三」として登場します。
第三。 倫理感覚外向と論理直観内向、直観論理外向と感覚倫理内向。
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Третья. Этико-сенсорный экстратим и логи- ко-интуитивный интротим, интуитивно-логический экстратим и сенсорно-этический интротим.
列挙されているのはESE・LII・ILE・SEI、つまり現在アルファと呼ばれる4タイプです。一方、後代のFilatovaは同じ組を「第1クアドラ」と書きます。
ソシオニクスの伝統では、LII、ESE、ILE、SEIの4人組は第1クアドラ(アルファ)と呼ばれ、もう一つの4人組—EII、LSE、SLI、IEE—は第4クアドラと呼ばれる。
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По соционической традиции четверка ЛИИ, ЭСЭ, ИЛЭ, СЭИ носит название 1-й квадры, а другую четверку — ЭИИ, ЛСЭ, СЛИ, ИЭЭ — называют квадрой 4-й.
同じ4タイプ組が、資料によって「第三」とも「第1」とも番号づけられている、ということです。ギリシャ文字名(アルファ)は後年に定着した慣用で、番号は資料間で揺れます。クアドラを番号で照合するのは危険で、構成タイプで照合するのが安全です(03章の位置番号と同じ種類の注意です)。
アルファの価値—各研究者の記述
Stratiyevskayaは、第1クアドラ(彼女の番号でアルファ)の気風をこう書きます。
第一クアドラ(アルファ)では、新しい独創的なアイデア、思考の自由と非凡さが歓迎される。思考の固定観念は非難される—創造的に思考する能力、空想する能力が歓迎される。(中略)それは、クアドラで支配的な第1のアスペクト—「可能性の直観」(+▲(Ne))が、クアドラを率いる外向タイプ・ILE〔原文: ドン・キホーテ〕のプログラム・アスペクトだからだ。
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В первой квадре приветствуются новые оригинальные идеи, свобода и неординарность мышления. Стереотипность мышления осуждается — приветствуется умение мыслить творчески, фантазировать. […] От того, что 1-й аспект, доминирующий в квадре, — аспект "интуиции возможностей" (+ЧИ) — программный аспект лидирующего экстраверта квадры Дон-Кихота.
クアドラの支配的なアスペクト(Ne)がILEの主導機能そのものだ、という位置づけです。彼女はさらに、このクアドラ固有の急所も定式化しています。
第一クアドラ(アルファ)では論争し、切迫した問題を議論することが大変好まれる。発言を遮られること、議論を中断されることに激しく苛立つ。「黙れ!」という叱声は、このクアドラの代表者の誰もを狂気じみた怒りにする。(中略)言論の自由、自己表現の自由は、ここでは第一義的な価値である。(ここから「クアドラのコンプレックス」—「塞がれた口のコンプレックス」も生まれる。
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В первой квадре очень любят дискутировать и обсуждать насущные проблемы. Страшно раздражаются, когда им не дают высказаться, когда их прерывают в споре. Окрик "Помолчи!" любого из представителей этой квадры приводит в бешенство. […] Свобода слова, свобода самовыражения здесь первостепенная ценность. (Отсюда же и "квадровый комплекс" — "комплекс "зажатого рта".
Stratiyevskayaは言論と思考の自由を第一義の価値と位置づけ、発言を遮られることへの強い反応を「塞がれた口のコンプレックス」と呼びます。この用語はアルファ記述としてよく参照されます。Bukalovは、世界観の水準で同じことを書きます。
クアドラαは世界の調和性・秩序性の感覚(ILE、▲(Ne)23▲(Ne)24; LII、□(Ti)25□(Ti)26)、情緒的・美的体験の豊かさ(SEI、○(Si)27○(Si)28; ESE、▼(Fe)29▼(Fe)30)を特徴とする。クアドラαの代表者がしばしば自身と周囲世界との一体性を強調するのは偶然ではなく、なかには宇宙的調和を感受する者もいる。アインシュタイン、ツィオルコフスキー、ヴェルナツキーを思い起こせば十分だろう。(中略)この事情から、クアドラαは革命的である—現実の世界の不完全さがその世界観と鋭く対比して見えるため、クアドラαやその個々の代表者は当然ながら現存の事物秩序を変えたいと欲する。「これまで哲学者たちは世界をさまざまに解釈してきたにすぎない。問題は、それを変革することである」—マルクス。
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Квадра б характеризуется ощущением гармоничности мира, его упорядоченности (ИЛЭ, Ж23[]24; ЛИИ, [25 26), насыщенностью эмоциональных и эстетических переживаний (СЭИ, 02728; ЭСЭ, №. 29030). Не случайно представители квадры © часто подчеркивают свое единство с окружающим миром, а некоторые ошущают космическую гармонию. Достаточно вспомнить А.Эйнштейна, К.Э.Циолковского, В.И.Вернадского.(中略)В силу этого обстоятельства квадра 6 является революционной: видя несовершенство реально существующего мира, резко контрастирующего с ее миропониманием, квадра 6, ее отдельные представители хотят, естественно, изменить существующий порядок вещей. "До сих пор философы лишь различным образом объясняли мир, но дело заключается в том, чтобы изменить его", - К.Маркс.
引用中の「▲23▲24」のような番号は、BukalovのモデルB内部の通し番号で、モデルAの位置番号とは別物です(混同注意)。世界の調和の感覚(Reininの「存在原理」、06章)が、現実の不完全さへの敏感さと変革志向に転じる、という筋です。末尾のマルクスはBukalovによる引用(フォイエルバッハ・テーゼ)で、マルクスのタイプ帰属の問題は22章で扱います。Yermakの定式も同型です。
クアドラ社会的特徴(機能的指向と価値観): 直観=分析的かつ感情=感覚的思考、諸理念と諸システム的諸プロジェクトの生成、理論化と周囲の現実の抽象的把握、心理的快適さと肯定的感情への傾向。
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Социальная характеристика квадры (функциональная ориентация и ценности) - интуитивно-аналитическое и эмоционально-сенсорное мышление, генерирование идей и системных проектов, склонность к теоретизированию и абстрактному осмыслению окружающей действительности, психологическому комфорту и позитивным эмоциям.
前半(理念とシステムの生成)がILE-LII側、後半(心理的快適さと肯定的感情)がSEI-ESE側の価値に対応します。Reininは、関係様式の面からアルファを特徴づけます。
アルファクアドラは関係性における民主主義によって特徴づけられる。これらの人々は明らかに民主的な話し方や服装に傾く。「私はスーツを着るのが嫌いだ。それは不快である。着なければならないなら着る」とILE〔原文: ドン・キホーテ〕は言うかもしれない。
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alpha-quadra is characterized by democracy in relationships. These people are obviously inclined to democratic style of speech, clothes. "I hate wearing a suit, it is uncomfortable, I will if I have to wear it”, - might a Don Quixote say.
服装や話し方という日常の水準で民主性を書き、ILEの台詞を例に置いている点が、前のYermakの定式との差です。
クアドラのなかのILEの役割
クアドラα—動的理論のクアドラ。その役割は自然・社会の客観的法則性の確立、理論や概念といった形での情報の生産・拡散である。クアドラ内では理論家が支配的である。クアドラ(および部分的にソシオン全体)の行動プログラムを設定するのはILEである。実装の実践は微弱で静的。ILE-SEI双対が決定する支配的特徴によれば、クアドラは非合理的、外向的(客観的)、革命的である—というのも現状に満足しない(非順応主義)からである。これは民主主義者のクアドラである。
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1. Квадра б - квадра динамической теории. Ее роль -установление объективных закономерностей природы и общества, производство и распространение информации в виде теорий, концепций и т.д. В квадре доминируют теоретики. Программу действия квадры (и частично социона) задает ИЛУЭ. Практика внедрения - незначительная, статичная. По доминирующим признакам, задаваемым диадлой ИЛУЭ-СЭИ, квадра иррациональная, экстратимная (объективная), революционная, т.к. не довольствуется существующим положением вещей (нонконформизм). Это квадра демократов.
「行動プログラムを設定するのはILE」という明示です。Stratiyevskayaの「クアドラを率いる外向タイプ」と一致します。GulenkoにもILEへの直接言及があります(12章の分離方針のとおり、彼の観察として引きます)。
ソシオンにおいて最も家族的なタイプは、仲介者(SEI)と熱狂者(ESE)である。家族内で個人的な世話を最も必要とするタイプは、分析家(LII)と探求者(ILE)である。
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The most familial types in a socion are the Mediator (SEI) and the Enthusiast (ESE). The types most in need of individual care within the family are the Analyst (LII) and the Searcher (ILE).
引用中の「探求者」などはGulenkoの独自タイプ名です。クアドラ内の分業(世話をする側とされる側)の記述で、ILEは世話を最も必要とする側に置かれます。Karpenkoは、クアドラ水準の時間感覚を書きます。
第1クアドラ(アルファ)にとって時間の直観は一次元である。(中略)約束をした▲(Ne)□(ILE)を待つ時間は、▲(Ne)▽(IEE)を待つ時間より長くなるだろう。
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Для первой квадры интуиция времени одномерна. […] и (ИЛЭ), с которым назначена встреча, вам придется ждать дольше, чем (ИЭЭ).
「一次元」はここではクアドラ集団の水準の言い方で、個々のタイプの位置の次元(ILEのNiは3次元、16章)とは別の用法です。観察の中身は、約束したILEを待つ時間はIEE(第4クアドラ側の直観タイプ)を待つ時間より長い、という具体的な比較です。最後に、Gulenkoによるアルファの自壊メカニズムの主張も、彼の観察として記録しておきます。
いかなるクアドラにも、前進運動のための潜在力だけでなく、自己破壊メカニズムも存在する。αクアドラは究極的にはその好奇心によって自らを破滅させる。新たな情報に最も開かれ、信頼を寄せるαタイプは、火に向かう蛾のように、自分自身の死へ飛んでいく。
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In any quadra there is not only a potential for forward movement, but also a self-destructive mechanism. The alpha quadra ultimately ruins her curiosity. Being the most open and trusting to new information, alpha- types like moths to fire fly towards their death.
小括します。本章で引用した各研究者は、アルファの価値として新しいアイデア・思考の自由(Ne側)と、快適さ・肯定的感情(Si・Fe側)のいずれか、または両方を挙げます。ILEをそのプログラム設定役に置く記述もあります(Stratiyevskaya、Karpenko)。呼び方は「第三」「第1」「アルファ」と資料間で揺れるため、構成タイプでの照合が必要です。強い定式(紛争の不在、塞がれた口、好奇心による自壊)は、それぞれの研究者の主張として、帰属つきで扱う必要があります。
18タイプ間の関係のなかのILE
タイプ間の関係の理論では、ILEは16種類の関係の中心に置かれて記述されてきました(Karpenkoが11章で示したとおり、関係表は慣習的にILE起点で組まれます)。ILEの主要な相手は、双対=SEI、活性化=ESE、鏡像=LII(以上アルファ)、衝突=ESI、監督する相手=LSI、監督される相手=EII、恩恵を与える相手=EIE、恩恵を受ける相手=LSEなどです。関係ごとの一般解説は関係のページにあります。この章では、ILEを名指しした原典記述を、双対を中心に集めます。
双対関係の一般定式
この種類の関係においては、当該タイプの弱い機能が、他方のタイプ(双対、完全に補完的なタイプ)の強い機能の領域にある。補完的なタイプの人物こそが最良の教師である。(中略)双対タイプは私の弱い機能を保護し、同時に、私の弱い機能の領域においてさえ成功に至る行動プログラムを提供してくれる。
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In this type of relationships the weak functions of the type are in the zone of strong functions of the other type (dual, completely complementary type). A person of the complementary type is the best teacher. […] The dual type protects my weak functions, at the same time providing a behavioral program for me to reach success even in the area of my weak functions.
弱い機能の保護と行動プログラムの提供、という双対の定式です。Gulenkoの記述も、体感の水準で同じ構図を書きます(12章の方針どおり、彼の観察として引きます)。
双対関係は興味深く、もてなしに満ちたコミュニケーションを楽しめる関係であり、退屈することがありません。パートナー同士は互いを釣り合わせ合い、心理的な無重力状態のような感覚を生み出します。パートナーは自分の行動や言葉を統制する必要がなく、ただありのままの自分でいることができます。あらゆる活動において役割分担がほぼ自動的に行われるため、新しい課題に向けて多くのエネルギーを節約できます。
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Dual relationships enjoy an interesting and hospitable communication that is never boring. Partners counterbalance each other, creating a feeling of psychological weightlessness. Partners do not have to control their actions or words; they can just be themselves. Due to the fact that responsibilities in every activity are distributed almost automatically, a lot of energy is saved for new tasks.
引用の「役割分担がほぼ自動的に行われる」は、Reininの「行動プログラムの提供」を関係の内側から見た言い方と読めます。次のアウシュラの記述は、同じ相補を知覚の水準で書いたものです。
ILEとSEI—アウシュラの記述
ILEの双対はSEIです。アウシュラは、2つのタイプの知覚の相補を簡潔に書きます。
双対のILE〔原文: ドン・キホーテ〕—感覚倫理内向(SEI〔原文: デュマ〕)—は反対に、人々の需要、動機の体系を見て、喜んですべてを鼓吹し説得する。人々のもう一つ—潜在的可能性—は見ない。
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Дуал Дон Кихота — СЕНСОРНО-ЭТИЧЕС- КИЙ ИНТРОТИМ (Дюма) — наоборот, видит по- требности людей, систему их мотивации, с удоволь- ствием всех агитирует и уговаривает. Не видит лищь другого — потенциальных возможностей.
アウシュラの記述では、ILEは可能性を見るが説得できず(05章)、SEIは需要を見て説得できるが可能性を見ない、とされます。欠けている面がちょうど互い違いになる説明です。双対がILEに与えるものの記述は、さらに具体的です。
双対化。 ILE〔原文: ドン・キホーテ〕に双対は何を与えるか?誰かに提案される行動や仕事のうちどれが有用で展望的かを見分ける可能性であり、社会的活動のどれが全体的な画に組み込まれどれが受容可能か—どれがそうでないかを見分ける可能性だ。そしてこれすべてをいかなる順序で遂行すべきかも。(中略)加えて双対は自分の超自我を百科事典のように開く用意があり、絶えず車輪の再発明をする必要から解放し、模倣のための手本を与える。ILE〔原文: ドン・キホーテ〕のもとに何が有用で何が無用かについてのぼんやりした疑念のみが明滅するとき、双対は詳細にかつ具体的に、何をなぜすべきでないかを、何を見過ごせば近視眼であるかを説明する。
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Дуализация. Что Дон Кихоту дает дуал? Воз- можность разобраться в том, какие из кем-то пред- лагаемых поступков или работ полезны, перспек- тивны, вписываются в общую картину социальной активности и являются приемлемыми, какие —+ нет. И в какой последовательности следует все это ВЫПОЛНЯТЬ. (中略) Кроме того, дуаЛ\ готов раскрыть свое СУПЕР- ЭГО, как энциклопедию, освобождает от необходи- мости постоянного изобретательства велосипедов, дает примеры для подражания. Когда у Дон. Кихо- та мелькают лишь смутные подозрения по поводу того, что может быть полезным, а что — бесполез- ным, дуал подробно и конкретно объясняет, чего именно и почему не следует делать, а что пропус- тить было бы близорукостью:
婚前交際についての章(1983年の『人間の双対的本性』を1998年版に再録した部分)には、ILEが相手に求めるものと、愛の表現形式の記述があります。
直観論理外向はパートナーの客観的な可能性を見る(しかし感情は見ない)。不注意が他者の生活活動を弱めうる場面ではきわめて敏感である。頑固で、何を欲しているかよく知っている者、そしてそれとともに陽気で穏やかな感覚的内向型を好む。約束を守る人間であり、たとえ不利であっても約束したことはすべて果たす。彼の情熱は他者の活動のための条件づくりへの世話である。
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Интуитивно-логический экстраверт видит объек- тивные возможности своих партнеров (но не их чувства). Является исключительно чутким там, где неосторожность может ослабить жизненную актив- ность другого человека. Любит упрямых, очень хо- рошо знающих, чего они хотят, и вместе с тем веселых, теплых, спокойных сенсорных интровер- тов. Он человек слова, выполняющий все, что по- обещал, если даже это оказывается невыгодным. Его страсть — забота о создании условий для жиз- ненной активности других.
直観論理外向は「愛している」とも「私のものになって」とも言わない。(中略)自分が崩壊の瀬戸際にあり人格の完全な破局が迫っていると感じるとき「お前が必要だ」と言う。この言葉は、自分自身の情動で充分足りる感覚倫理内向の耳にだけ説得力をもって響く—人格のありうる評価のなかで最良のものとして。
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Интуитивно-логический экстраверт не говорит ни «я тебя люблю», ни «будь моей». (中略) Когда чув- ствует, что стоит на грани пропасти и его личности грозит полная катастрофа, говорит «ты мне ну- жен», и чтобы — прости господи — не обмануть в чем-то другого, открывает ему глаза на все свои недостатки, чтобы тот не покупал кота в мешке. «Мне нужно» убедительно звучит только для уха сенсорно-этического интроверта, которому своих эмоций хватает за глаза, для которого эти слова — лучшая из возможных оценок его личности.
愛の言葉が「愛している」ではなく「お前が必要だ」であり、それが感覚倫理内向(SEI)に響く、というアウシュラの記述です。ILEの感情表現とSEIの受け取り方を対にした説明になっています。アウシュラ自身の職業生活にも、双対の実例証言があります。
私個人は、人生で2回、活動を誰も妨げず、活動が全面的に支えられた賢明な労働者だった。他のすべてのケースについては…これは語らないほうがいい。今では分かる:両方のケースで直接の上司はSEI〔原文: デュマ〕だった。
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Я, лично, дважды в жизни была разумным работником, активности которого никто не мешал, активность которого всячески поддерживалась. Во всех прочих случаях... про это уж лучше не говорить. Теперь знаю: в обоих случаях моими непосредственными начальниками были Дюма.
創始者が自分(22章で見るとおり、複数の証言がILEとする人物)の職歴を双対理論で説明し直した一節です。理論の検証としてはn=2の自己報告ですが、一次資料に残る双対の実感記述として掲載します。
後代の研究者によるILE-SEI
SEI〔原文: デュマ〕は現実主義者である。(さもなければ、彼はどうやってILE〔原文: ドン・キホーテ〕のような夢想家、空想家を補完できるだろうか?)SEI〔原文: デュマ〕は最もシンプルで自然な価値—家族の幸福、居心地の良い家、良好な関係—に方向づけられている。
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Дюма — реалист. (А иначе, как бы он дополнял такого мечтателя и фантазера, как Дон-Кихот?) Дюма сориентирован на самые простые и естественные ценности: благополучие семьи, уютный дом, добрые отношения.
彼はそれを自分で供給することができないので、周囲に大きく依存している。誰も彼に印象と肯定的な感情を与えてくれなければ(彼のデュアル(双対者)である調停者ほどうまくできる人はいない)、彼は人生について憂鬱になり、働く能力と人生の味わいを失う。
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He is unable to supply it himself, so he depends a lot on his surrounding. If nobody feeds him with impressions and positive emotions (nobody can do it as well as his dual The Mediator) he mopes about life, loses ability to work and taste for life.
「調停者」はSEIを指す呼称です。ILEの働く力が外から供給される肯定的感情に依存するという記述は、超イドブロック(Si・Fe)が外から満たされて動く側だという配置(03章)の生活版です。
活性化—ILEとESE
同じクアドラのESEとの関係は活性化と呼ばれます。Reininの記述には、本人の自己言及が含まれます。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕とESE〔原文: ユーゴー〕は活性化関係にある。(中略)ILE〔原文: ドン・キホーテ〕は何を売るのか?このタイプは通常、理解の方法、人間関係の説明を売る(これがまさに私が今行っていることだ。私はILE〔原文: ドン・キホーテ〕として、人々の関係を説明する科学であるソシオニクスのやり方をあなたがたに教えている)。(中略)このタイプは完全な感覚的感じ、体験を買う。
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a Don Quixote and a Hugo have stirring relationships. […] What does a Don Quixote sell? This type usually sells the way of understanding, the explanation of people’s relationships (this is exactly what I am doing now: I am, a Don Quixote, teaching you the way of socionics - a science which explains relationships between people). […] This type is buying complete sensory feelings, experiences.
関係の説明の途中で、Reininが自分をILEと明言している点は22章で扱います。歴史上の実例として、Bukalovはマルクスとエンゲルスを挙げます。
カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスもまた活性化ペアであった—発明家(▲(Ne)□Ne-Ti、ILE、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕)と熱狂者(▼(Fe)○F(Si)e-Si、ESE、ESE〔原文: ユーゴー〕)である。発明家としてのカール・マルクスは理論家であった。エンゲルスは実務家で、父親の工場で働いてさえいた。しかし彼らが従事した分野、すなわち共産主義思想の発展と普及において、彼らは理論家としても組織者としても非常に効果的に協働した。実のところ、彼らの友情は長年にわたって続いた。
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Карл Маркс и Фридрих Энгельс — это тоже активационная пара — Изобретатель ( , ИЛЭ) и Энтузиаст ( , ЭСЭ). Карл Маркс как Изобретатель был теоретиком. Энгельс был практиком, он даже работал на фабрике своего отца. Но в области, которой они занимались, то есть в развитии и распространении идей коммунизма, они очень эффективно взаимодействовали и как теоретики, и как организаторы. Собственно, их дружба продолжалась долгие годы.
このタイピング自体はBukalovの主張です(著名人タイピングの扱いは22章)。
衝突—ILEとESI
反対の極として、衝突関係(ILE-ESI)の機構をReininが説明します。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕の創造機能、つまり彼の自己実現の重要な争点であるものは、ESI〔原文: ドライザー〕の恐れの領域に落ち込む。「あなたのすることが私を怖がらせる。」(中略)ILE〔原文: ドン・キホーテ〕の客観的倫理「私は他者が私に対して良い態度をとるとき、私は良い」。ESI〔原文: ドライザー〕はこれらのものを無視する。したがって衝突の根拠が生じる。(中略)ILE〔原文: ドン・キホーテ〕の第一機能は外側の世界の完全性であるが、ESI〔原文: ドライザー〕の第一機能は問題解決の領域である。
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Things that are a Don Quixote’s creative function, an important issue of his realization, fall into a Dreiser’s zone of fears. “The things you do frighten me.” […] A Don Quixote’s objective ethics: “I am good when others have a good attitude to me.” A Dreiser ignores these things. Thus there is some ground for a conflict. […] A Don Quixote's first function is the integrity of the outside world, but a Dreiser’s first function is the zone of problem solving.
一方の自己実現の中心(創造機能)が、他方の恐れの領域に落ちる—衝突の説明としては、性格の不一致ではなく機能位置の対応を根拠にする書き方です。
小括します。ILEの関係記述の中心は双対SEIで、可能性と需要の互い違いの知覚(アウシュラ)、弱い機能の保護と行動プログラム(Reinin)、肯定的感情の供給への依存(Weisband)という3つの定式が重なります。活性化と衝突の記述は、いずれも機能配置から関係の質を導く形式で、性格の相性論とは水準が違います。ただし、これらの関係記述の実証は事例と自己報告に限られており(アウシュラの上司の逸話が典型です)、その限界は23章で扱います。個別の組み合わせはタイプ間の関係のページで確認できます。
19MBTI®のENTPとの比較
当サイトはILEをENTPと併記しています。この章では、その対応の根拠と限界を短く整理します。詳しい一般解説はMBTIとの比較のページにあります。
対応の根拠—機能配列同一の仮定
ソシオニクスとMBTIは、どちらもユングの類型論から枝分かれした別の理論です。ILE=ENTPという対応は、通説では両者の機能配列が同一だという仮定に基づきます。ソシオニクスのILEは位置1がNe・位置2がTi(03章)、MBTIのENTPは主機能Ne・補助機能Tiとされ、上位2機能の並びが一致します。ILEは外向タイプのため、内向タイプで生じる末尾文字の読み替え問題(ソシオニクス表記のjとpがMBTIのJ・Pとずれる問題)もなく、ENTp=ENTPはそのまま対応します。
ただし、この対応は表記の翻訳であって、判定の一致を保証しません。定義体系(情報代謝の8位置モデルと、選好指標の4文字)も、判定の道具も違うため、同じ人がソシオニクスでILE、MBTI系の検査でENTP以外と出る場合があります。通説の対応表は「概念上の近さ」の主張として読む必要があります。
外から見た関係—Bukalovの反論
心理学の側からソシオニクスがどう見えるかについて、Bukalov自身が書いています。
一方、たとえば類型論を専門とする心理学者は、ソシオニクスをマイヤーズ-ブリッグス類型論より良くも悪くもない単なるポストユング類型論として扱う。それは彼らの権利ではあるが、われわれは彼らがソシオニクスをタイプの抽出にのみ矮小化しており、それで打ち切ってしまっている、と考える。
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А, скажем, психологи-типологи рассматривают соционику всего лишь как постюнговскую типологию, не лучше и не хуже типологии Майерс-Бриггс. Это их право, но мы считаем, что они низводят соционику до выделения типов, да и только, и этим ограничиваются.
外部からは「MBTIと同水準のポストユング類型論の1つ」と見なされ、内部はそれを「タイプ抽出への矮小化」と反論する—両者の認識の溝がそのまま残っている構図です。ソシオニクス側が独自性の根拠に挙げるのは、モデルA、タイプ間の関係の理論、次元性などの理論装置です(その実証状況は23章)。
ILE読者への実務的な注意
MBTIでENTPと判定された人がこのページを読む場合、ILEの記述がそのまま自分に当てはまるとは限りません。対応はNe・Tiの並びの一致という理論上の橋であって、判定の互換ではないからです。このページの記述群は、あくまでソシオニクスの体系内でのILE像です。順番としては、対応表より先に、03章の8位置の配置と04章の要素定義と照合することを推奨します。
小括します。ILE=ENTPは、機能配列同一の仮定に基づく表記の対応であって、判定の互換ではありません。外部からの「ポストユング類型論の1つ」という評価と、内部の「タイプ抽出への矮小化」という反論の溝は、対応表の上には現れません(23章で再論します)。
20サブタイプとタイプ内変異
同じILEでも人によって印象が大きく違う—この観察を扱うのがサブタイプ(タイプ内変異)の理論群です。いずれも後代の拡張理論で、相互に互換性はありません。この章では、タイプ内変異についての最初期の言及から、Meged & Ovcharov、Filatova、GulenkoのDCNHまでを順に見ます。
アウシュラ—タイプと人格の区別
サブタイプ理論の前提になる区別は、アウシュラ自身が書いています。
パーソナリティとパーソナリティタイプは、疑いなく同じものではない。同じパーソナリティタイプを持つ人間でも、わが国の文化と何らかのアステカ文化では、まったく異なるものである。
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Личность и тип личности, несомненно, не одно и то же. Человек с тем же самым типом личности в нашей культуре или в какой-либо ацтекской культуре — это что-то совершенно разное. Даже в нашем бесклассовом обществе найдете сколько угодно вариаций того же Дон Кихота2 или Дюма3.
同じ段落で彼女は、同じタイプの「変種」はいくらでも見つかる、とも書いています。タイプは人格の全体ではなく形式であり、形式の内側に文化・個人差の変異が残る—後のサブタイプ理論は、この内部変異を記述する試みとして現れます。
Meged & Ovcharov—接触型と惰性型
2分割のサブタイプ理論の代表は、Meged & Ovcharovに帰属されます。
接触型/惰性型サブタイプ(Contact/Inert)(中略)V. Meged と A. Ovcharov によって提唱されたシステム。
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Contact / Inert Subtypes(中略)This system of subtypes was proposed by V. Meged and A. Ovcharov.
強化される機能が位置1側か位置2側かで2変種を区別する発想で、ILEならNe強化型とTi強化型に分かれます。当サイトが確認できた範囲では、Meged & Ovcharov本人のILEプロファイル(13章)にはサブタイプ論の直接の記述がなく、この理論の整理はコミュニティ編纂資料に依っています(帰属の確度に留保つき)。
Filatova—直観サブタイプと論理サブタイプ
Filatovaは16タイプを2変種ずつの32水準で記述します。ILEの2変種です。
このサブタイプは、あらゆる新しいもの、非日常的なもの—未来において心躍る展望を約束してくれるもの—への尽きることのない関心を持つ。彼の関心は、子供のように瞬時に燃え上がり、新しい活動領域へと後先を考えずに飛び込むことができるが、もし別の、彼にとってより興味深いと思われる何かが現れれば、同じくらい素早く以前の熱中の対象に冷めることもできる。
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Интуитивный подтип. Этот подтип обладает неугасимым интересом ко всему новому, необычному, что сулит захватывающие перспективы в будущем. Его интерес вспыхивает мгновенно, как у ребенка, он может безоглядно окунуться в новые области деятельности, но так же быстро способен и охладеть к прежнему предмету увлечения, если появилось что-то другое, как ему кажется, более интересное.
このILEのサブタイプは、いくぶん超然とした、物思いに沈んだ様子に見える。しばしば、必ずしも実際的な成果につながるとは限らない、何らかの論理的な課題の解決に没頭している。日常生活の中で、文献から汲み取ったなんらかの新しい理論を実行に移すことがある。さまざまな論理体系を構築するのを好む。
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Логический подтип. Этот подтип ИЛЭ выглядит несколько отрешенно, задумчиво. Часто он погружен в решение каких-то логических задач, которые отнюдь не обязательно имеют практический выход. Бывает, что в быту пользуется какими-то новыми теориями, которые, почерпнув из литературы, принял к действию. Любит строить различные логические системы.
前者が直観(Ne)強化型、後者が論理(Ti)強化型です。熱しやすく冷めやすい探索者と、超然とした体系構築者—05〜13章で見た記述の振れ幅(たとえばBukalovとGulenkoが書く「散漫」)や、この引用の「超然」との開きの一部は、この2変種の違いとして説明される場合があります。
Gulenko—DCNHの4サブタイプ
Gulenkoは2分割ではなく4分割です(12章の分離方針のとおり、独自体系として区別して扱います)。定義は3つの極性の組み合わせで与えられます。
接触・終結的・接続的 = 支配型サブタイプ(D / Dominant)(中略)接触・開始的・無視的 = 創造型サブタイプ(C / Creative)(中略)遠隔・終結的・無視的 = 規範型サブタイプ(N / Normalizing)(中略)遠隔・開始的・接続的 = 調和型サブタイプ(H / Harmonizing)
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• Contact, terminal, connective — dominant subtype (D) • Contact, initial, ignorative — creative subtype (C) • Distant, terminal, ignorative — normalizing subtype (N) • Distant, initial, connective — harmonizing subtype (H)
『64の肖像』という書名は、16タイプ×4サブタイプ=64変種に由来します。ILEの4変種は次のように書き分けられます(「探求者」はGulenkoのILE名)。
探求者 — 活性化者(Dominant)(中略)プロトタイプ:革新的なプロジェクトリーダー(中略)彼の行動はすべて、絶えず革新に目を配りつつ、遠い将来の見通しに向けて駆動されている。このタイプの全構成員と同様に、自分が始めたあらゆるプロセスにすぐに興味を失う傾向があるが、実行可能な見通しを持つ少数の有望なアイデアについては、彼は粘り強く取り組む。
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Searcher — Activator […] Prototype: Innovative project leader […] All of his actions are driven towards distant prospects, with a constant eye on innovation. Like all members of this type, the tendency is to quickly lose interest in any process he initiates, but on a few promising ideas with viable prospects, he will persevere.
4変種の基準になる記述です。革新への注意と、有望な少数への粘りという対を、以降の3変種が別の方向へ変形します。
探求者 — 発明家(Creative)(中略)プロトタイプ:奇人発明家、ライフハッカー(中略)ただの思想家ではなく、未来への抱負を持って取り組む。新しく、神秘的、あるいは単に十分理解されていない現象に興味を持つ。彼の発明的才能は、変わったプロジェクトや大胆な技術的解決策において発揮される。新しい事業に積極的に人を引き込み、儲かることよりも興味を引くことをするのを好む。
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Searcher — Inventor […] Prototype: Eccentric inventor, life-hacker […] Not just a thinker, he works with aspirations for the future. He is interested in new, mysterious, or just poorly understood phenomena. His inventive talent is revealed in unusual projects or bold technical solutions. He willingly attracts people to new ventures and prefers to do what is interesting rather than what is profitable.
活性化者との違いは、駆動の対象が遠い見通しから「変わったプロジェクト」の実装へ移る点です。収益より興味という優先順位も明示されます。
探求者 — 検証者(Normalizing)(中略)プロトタイプ:研究遠征のための機材を備えた組織者あるいは能動的な参加者(中略)論理的に分析する機会を提供する話題、特に理論的な発展で、その後実践に移せるものを楽しむ。当初のアイデアは、具体的なプロジェクトに具現化するのに適した精緻な理論やより良い設計に変えられる。彼は構造主義者かつ分類者で、一般的なスキームの隙間を埋められる。
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Searcher — Examiner […] Prototype: Organizer or active participant equipped with instruments for research expeditions […] He enjoys topics that provide opportunities to logically analyze, particularly theoretical developments, which can then be put into practice. Initial ideas are turned into elaborate theory or better designs suitable for embodiment in a concrete project. He is a structuralist and classifier who can fill the gaps in general schemes.
前の2変種と違い、生成より精緻化・分類が前面に出ます。
探求者 — カスタマイザ(Harmonizing)(中略)プロトタイプ:危険な状況に意図せず巻き込まれながら、最小限の影響で抜け出す幸運な人々(中略)快適でリラックスした暮らしを好む傾向がある。素朴で困惑した外見をしている。不利な状況に適応できるが、奇妙なことに、自分の事案がすべて瓦解してしまうような予期せぬ—時には不条理な—状況からも、影響を受けずに抜け出すという幸運に恵まれる。
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Searcher — Customizer […] Prototype: Lucky people who unwittingly fall into dangerous situations, but come out of them minimally affected […] He is inclined to have a comfortable and relaxed existence. He has a naive or bewildered appearance. Though able to adapt to unfavorable circumstances, he is, oddly enough, lucky to come out unaffected from unexpected — and sometimes absurd — situations in which all his affairs fall apart.
4変種で唯一、カスタマイザでは能動の語彙がほぼ後退し、適応と受動の像になります。「プロジェクトリーダー」から「幸運な人」まで、同じILEの記述とは思えないほど幅があります。この幅の広さは、変異をよく捉えているとも、タイプ概念の識別力を薄めているとも読めます。
サブタイプ理論への批判
コミュニティ編纂資料自身が、批判点を記録しています。
タイプの誤判定を隠すために使われることがある
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Critics say that in many cases the basic type has been incorrectly diagnosed, and the addition of a “subtype” simply masks the contradiction.
判定が合わないときに「サブタイプのせい」と説明を後づけできてしまう—反証されにくくする説明になりうるという批判です(23章の反証可能性の議論につながります)。
小括します。タイプ内変異の存在自体はアウシュラの時点で認められていますが、それをどう区分するかは、2分割(Meged & Ovcharov、Filatova)と4分割(Gulenko)が併存し、相互の互換性はありません。サブタイプは観察の記述としては有用でも、理論としては未統一の領域です。ILEの読者にとっての実用は、05〜13章の記述の振れ幅を「どの変種の記述を読んでいるのか」という問いで整理できる点にあります。
21識別と誤同定
「この人はILEか」をどう決めるか。タイプ判定の方法論は、ソシオニクスの主要な方法論上の課題とされてきた領域です(23章で数字つきの内部批判を見ます)。この章では、判定の手続き論と、ILEに固有の識別手がかり・誤同定の実例を集めます。
手続き論—アウシュラとYermak
アウシュラ自身の検証手続きは、モデルの作動チェックでした。
研究の第1段階は、K.G.ユングのモデルを全知人で検証することだった。それは絶対的に正しいことが分かり、それゆえモデルが作動するか作動しないかで、タイプが正しく確立されたかどうかが見えた。モデルが作動しなければ、タイプ診断の誤りを意味した。
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Первым этапом изучения была проверка модели К. Г. Юнга на всех знакомых людях. Она оказалась абсолютно правильно, и потому, срабатывает или не срабатывает модель, было видно, правильно ли установлен тип. Если модель не срабатывала, то это обозначало ошибку в диагнозе типа.
「モデルが作動しなければ診断の誤り」という基準は、運用上は実際的ですが、論理的にはモデル自体の誤りという選択肢を排除しています(この論点は23章)。Yermakは手続きを2段階に定式化します。
同定 という用語(羅 identificare — 同一視する、つまり、ある意味で同一視、近似化、対等化)は、私たちが具体的な人物の心のTIMを決定するときに行うことを、最も正確に表す。他の用語 — 診断、テスト、タイプ判定 — はあまり成功していない[80]。
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Термин идентификация (лат. 14епийсаге — отождествлять, т.е. отождествление, уподобление, приравнивание в определённом смысле) наиболее точно обозначает то, что мы делаем, когда определяем ТИМ психики конкретного человека. Другие термины -— диагностика, тестирование, типирование — менее удачны [80].
心のTIMの 同定の手続き は、専門家による心のタイプの 仮説 の選択と、選ばれた心のタイプに対応する心のTIMモデルの 検証 からなる。
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Процедура идентификации ТИМ психики состоит из выбора экспертом гипотезы типа психики и верификации модели ТИМ психики, соответствующей выбранному типу психики.
仮説を立て、モデルと突き合わせて検証する—アウシュラの実践を明文化した形です。Yermakはさらに、次元性が誤同定の原因になる機構も書いています。
自我ブロックの「ブロッキング」では、超自我の意思決定ブロックはメンタルリングの執行ブロックとして機能せざるをえないが、心理機能の二次元性(機能3 — 「社会的規範」)と一次元性(機能4 — 「社会的経験」)では、ブロックは心の特徴的歪み—社会(ソシウム)における人間の 規範的=不確実な行動 —につながる
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при “блокировке” блокаЭГО блок принятия решений суперЭГО вынужден функционировать как исполнительный блок суперблока Мега1, что при двумерности (функция 3 — “социальных норм”) и одномерности (функция 4 — “социального опыта”) психических функций блока ведёт к характерному искажение работы психики, которое выглядит как нормативно-неуверенное поведение человека в социуме
自我ブロックが抑え込まれた状態の人は、超自我(ILEならSe・Fi)で行動せざるをえず、規範的で不確実な振る舞いが表に出ます。つまり観察されるのは「本来の強い機能」ではなく状態依存の姿で、そのまま判定すると別タイプに見える可能性がある、という警告です。
面接者の構え—Karpenko
診断面接をする側の条件について、Karpenkoはエキスパートの理想を書きます。
エキスパートは距離を置いた者ではありえない。彼はバイタルな衝動に応答することを余儀なくされ、義務づけられている。さもなければ彼とコミュニケーションすることは不可能になり、さもなければ被験者とのコンタクトは失われてしまう。注意深く、同情し、共感し、心から人々を愛し、しかし感情の、関係の、影響の遊びには巻き込まれていない—これがエキスパートの理想である。非巻き込まれ性は、ILEのエキスパートが、ESIがある考えの展開の中で発した、しかし事実上ILEに宛てられたフレーズ—「たとえば、あなたのことは、私、好きじゃありません」—に平静に対応することを可能にする。そう、分かっている—衝突である。しかしこれはインタータイプ関係であって、この2人の具体的な人間同士の関係ではない。
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Эксперт не может быть отстраненным, он вынужден, обязан откликаться на витальные импульсы, иначе с ним невозможно будет общаться, иначе контакт с испытуемым будет утрачен. Внимательный, сочувствующий, сопереживающий, искренне любящий людей, но не вовлеченный в игру эмоций, отношений, влияний — вот идеал эксперта. Невовлеченность позволяет эксперту-ИЛЭ спокойно отреагировать на фразу ЭСИ, произнесенную в развитие какой-то мысли, но адресованную фактически ИЛЭ: «Вот вы мне, например, не нравитесь». Да, понятно, — конфликт, но это интертипное отношение, а не отношение этих двух конкретных людей.
面接者自身のタイプが判定に影響する(ここではILEの面接者とESIの被験者の衝突関係)ことを織り込み、関係の効果と個人の関係を切り分ける訓練を求める記述です。ユング自身が合理・非合理の判定は観察者に依存しうると書いていたこと(23章で引用)と同じ問題系です。
ILE固有の識別手がかり
各研究者が挙げるILEの識別点は、すでに各章で見ました。Gulenkoは際立った散漫さを「確信を持って同定できる」手がかりとし(12章)、Filatovaは年齢と無関係の開かれたまなざし(09章)を挙げます。Reininには、返答の解読という珍しい手がかりがあります。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕が「たぶん」と言うなら、それは「いいえ」を意味する。彼/彼女が「はい」と言うなら、より可能性が高いのは「たぶん」を意味する。「いいえ」と言えるためには、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕は勇気を奮い起こす必要がある。
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If a Don Quixote says "maybe" it means "no". If he/she says "yes" then more likely it means "maybe". To be able to say "no" a Don Quixote needs to pluck up all of his/her courage.
断りの言葉が1段階ずつ弱まる、という観察です。Reininはこれを、可能性を閉じることへの抵抗として説明します。Filatovaの写真ベースの識別(09章)の前提になっているのは、血縁でない人どうしの強い外見類似という現象への関心です。
いまだに説明が見つかっていない、最も謎めいた現象の一つに、「他人の空似」の現象がある—時に瓜二つなほど、血のつながった親族以上に強く互いに似ている人々のことである。
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Одним из самых загадочных явлений, объяснения которому до сих пор не найдено, является феномен двойников — тех, кто порой как две капли воды похожи друг на друга, похожи гораздо сильнее, чем кровные родственники.
外見とタイプの結びつきは、Filatova(写真)、Meged & Ovcharov(まなざし)、Beskova(男女別の外見)と、複数の論者が採用した手法です。ただし、いずれも統制された検証は示されていません。
誤同定の実例—ピョートル1世
著名人の再検証として、Karpenkoの論文は通説を覆した例を残しています。
ピョートル1世の人格に取り組むことを強いたのは、2つの矛盾だった。彼についての私自身の考えと、ソシオニストたちの輪のなかで通用していた、彼をILEタイプとする分類との矛盾。(中略)同時代人の証言(特に興味深いのはイギリス人ウィットワースの見方である)や、数多くの「心理的肖像」(19世紀末から20世紀初頭に大量に出版された文献)の分析は、ピョートル1世はSLEタイプに属するという考えへと導いていった。
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Обратиться к личности Петра I вынудили два противоречия: собственного представления о нем и бытовавшего в кругу социоников отнесения его к типу ИЛЭ, […] Анализ свидетельств современников (особенно интересен взгляд англичанина Уитворта), многочисленных “психологических портретов” (литература, обильно издававшаяся в конце XIX - начале XX века) подводили к мысли о том, что Петр I относился к типу СЛЭ.
ピョートル1世は、アウシュラ自身がILEの偉人として挙げた人物です(22章で引用します)。それを後代の研究者が史料に基づいてSLEに再判定した—創始者のタイピングも訂正の対象になる、という実例です。ILEとSLEの理論上の違いは、NeとSeのどちらが主導かにあります(どちらの判定が正しいかは、当サイトには裁定できません)。
小括します。判定の手続きは「仮説+モデル検証」で一応の定式がありますが、状態による歪み(Yermak)、面接者の関係効果(Karpenko)、外見手法の未検証(Filatova系)と、誤差源は多層です。ILEについては、散漫さ・まなざし・返答の弱まりなどの手がかりが提案されてきた一方、創始者のタイピングすら覆った実例があり、単一の手がかりによる断定を支持する記述は、本ページで引用した原典の範囲では確認できません。
22著名人と思想のタイピング
著名人のタイピングは、ソシオニクス文献の目立つ伝統であると同時に、検証がきかない領域です。この章は「誰がILEか」の正解表ではありません。研究者が誰を挙げ、どんな根拠づけをし、どこで食い違ったかの記録です。章の最後に、当サイトの独自整理を1節だけ、試論と明示して置きます。
愛称「ドン・キホーテ」の由来
ILEの愛称がセルバンテスの主人公に由来することは、脚注の水準で文献に残っています。
「ドン・キホーテ」から—A. アウグスティナヴィチューテがILE(▲(Ne)□(Ti))タイプに与えた愛称(の女性形)。
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От «Дон Кихот» — псевдоним, данный А. Аугустинавичюте типу ИЛЭ ( ).
命名者はアウシュラ本人です。彼女自身が選定理由を書いています。
なぜ「ドン・キホーテ」か? M.セルバンテスが同名の小説で描いた人格のタイプが、まさに直観論理外向の際立った特徴をもっているからである。もっともこの肖像はかなり戯画化されているが、そうでなければありえなかった。(中略)この偉大なるページの名を私たちが選んだのは、直観論理外向の生活が多くの点で真のドン・キホーテを彷彿とさせるからであり、彼自身にとっても他人にとっても。すべての直観論理外向はドン・キホーテを理解し、共感し同情する。すべての者が彼の人格と運命に見慣れた特徴を見る。
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Почему «Дон Кихот»? Потому, что и вправду тип личности, описанный М. Сервантесом в одно- именном романе, ‘имеет ярко выраженные черты именно ИНТУИТИВНО-ЛОГИЧЕСКОГО ЭКСТ- РАТИМА. Правда, этот портрет довольно сильно шаржирован, но иначе и не могло быть. (中略) Имя этого великого странника мы избрали и потому, что в жизни ИНТУИТИВНО-ЛОГИЧЕС- КИЙ ЭКСТРАТИМ нередко многим напоминает настоящего Дон Кихота как другим, так и се- бе самому. Все интуитивно-логические экстратимы понимают Дон Кихота, симпатизируют, сочувству- ют ему. Все они в его личности и судьбе видят знакомые черты.
戯画化された文学上の人物を、タイプの「顔」として選んだ—この命名法自体が、後に学派内の批判対象になりました。
残念ながら、旧ソ連では誤解を招くペンネームのシステムがまだ使われており、有名人によってタイプを命名する(たとえば作家:デュマ父はISFP、ゴーリキーはISTJを表す;書籍の主人公 ― ホームズはESTJ、ドン・キホーテはENTPを表す;ロシア外で知られていない人物さえいる)。何人かのソシオニスト [17, 18] は、機能的名前への移行傾向を無視して、依然そのようなペンネームを使っている。(中略)ばかげた用語の使用をやめるよう私が繰り返し訴えたが、長い間無視された;ついに状況は変わったが、私との対話の試みの代わりに、キエフのソシオニストたちが彼ら自身の代替名前システムを提案した。論争と敵意の種が蒔かれた。
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Unfortunately in the former USSR a misleading system of pseudonyms is still in use of naming types by celebrities (e.g. writers: Dumas-father stands for ISFP, Gorky for ISTJ; book heroes – Holmes stands for ESTJ, Don Quixote for ENTP; there are even persons unknown outside Russia). Several socionists [17, 18] still use such pseudonyms ignoring the trend of transition to functional names. […] My repeated appeals to stop using ridiculous terminology have been ignored for a long; finally, the situation changed, but instead of attempts to a dialog with me, the socionists in Kiev offered their own alternative system of names. Seeds of controversies and hostilities have been sown.
愛称が誤解を招くという批判、機能的名前への移行、命名をめぐる学派対立—愛称の廃止はソシオニクス内部からの提案でもあります。当サイトがコード表記を採る判断(末尾の「この記事の方法論」)は、この系譜に沿っています。
アウシュラが挙げた人物
創始者自身のタイピングは『ソシオニクス入門』のILE章に集中しています。
たとえば第二次世界大戦中のソ連の力と可能性についての客観的データはすべての同盟国がもっていた。しかしチャーチルのみ—直観論理外向—が戦後のソ連の東ヨーロッパ諸国への影響拡大を客観的に評価でき、西側諸国の利益のためにバルカンに第二戦線を開くべきだとの考えを頑固に堅持した。(中略)このタイプに属しかつ何かを示すだけでなく証明もした世界の偉人[^*12]のうち、私たちはさしあたりピョートル大帝のみを挙げることができる。ピョートル1世はその改革において何か別のものにではなく、まさに国家の潜在的な力に作用しようとしたこと、伝統的な経営形態の構造変革に作用しようとしたことに注目すべきだ。
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Например, объектив- ные данные о силе и возможностях СССР во время ‚второй мировой войны имели все союзники. Од- нако только Черчилль — ИНТУИТИВНО-ЛОГИ- ЧЕСКИЙ ЭКСТРАТИМ — сумел объективно оце- нить послевоенное распространение влияния СССР на страны Восточной Европы и упрямо держался идеи, что в интересах западных стран открыть вто- рой фронт на Балканах. (中略) Из великих мира сего, относившихся к этому типу и не доказывавших, а лишь повелевавших, мы пока можем назвать лишь Петра Первого.” Следует об- ратить внимание, что Петр [ в своих преобразова- ниях старался воздействовать не на что-то другое, а именно на потенциальные силы государства, на структурные изменения в традиционных формах его хозяйства.
チャーチルとピョートル1世です。根拠は「潜在的な力を見て、それに作用しようとした」という行動の解釈にあります。このうちピョートル1世は、後にKarpenkoが史料分析でSLEに再判定した人物です(21章)。創始者のタイピングと後代の再検証が食い違った実例として重要です。同じ章には、著者自身による興味深い注記があります。
本研究で言及される歴史的人物あるいは文学上の英雄はすべて直観論理外向である。(著者注。)
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* Упомипаемысе в дапной работе исторические личпости или литс- ратурпые герои ИНТУИТИВНО-ЛОГИЧЕСКИЕ ЭКСТРАТИМЫ. (Примеч. автора.)
自著に登場させる実例をILEだけに揃えた、という宣言です。例の選び方に偏りがあることを、著者自身が明示していたことになります。人物評の文脈では、周囲からの誤解への反論も書かれています。
通常ドンキホーテ性と呼ばれるものは、たいていの場合真に社会に必要なものであり、明日の社会の観点からの事業だ。完全なる変人に見えたのはスヴォーロフもツィオルコフスキーもマカレンコも、他の多くも同様だ。彼らはみな「非実践的な失敗者」であり、今日のためでなく未来の社会のために働く。他者のなかではジークムント・フロイトがある程度際立つ。
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То, что обычно называется донкихотством, чаще всего является по-настоящему необходимым обществу, с точки зрения его завтра, делом. Полными чудаками казались и Суворов, и Циолковский, и Макаренко, и многие другие. Они все «непрактичные неудачники», потому что рабо- тающий не на сегодняшний день, а на будущее об- щества всегда проигрывает материально. Среди других в какой-то мере выделяется Зигмунд Фрейд
「変人」「非実践的な失敗者」は他者からの評として引かれ、直後に「未来の社会のために働く」と読み替えられます。芸術の側の例では、エディット・ピアフが挙がります。
この情報代謝タイプは、K.G.ユングの名言によれば、単に「人間を創る」のだ。だから、エディット・ピアフがいかなる熱意でイヴ・モンターナを「創った」かを読むとき、私たちはそこに、自分の手から「犠牲者」を完全に「開拓する」まで逃がそうとしない直観論理外向をただちに認識する。
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Этот тип ИМ, по меткому выражению К. Г. Юнга, иногда просто «делает людей». И по- этому, когда мы читаем, с каким усердием Эдит Пиаф «делала» Ив Монтана, мы в ней сразу рас- познаем ИНТУИТИВНО-ЛОГИЧЕСКОГО ЭКСТ- РЛАТИМА, который просто не может выпустить из рук своей «жертвы», пока полностью ее не <от- кроет».
ピアフがモンタンを「創った」という話は、他者の可能性を見つけて引き出す側の例として引かれています。
後代のリスト
後代の研究者は、より長いリストを残しています。ReininのILE要約の著名人欄です。
理論と実践の境界線にいる科学的気質の人々が多い。(中略)ミゲル・セルバンテスの架空の人物ドン・キホーテ、ルイ13世、ピョートル大帝、カール・マルクス、フレデリック・ジョリオ=キュリー、チャールズ・ダーウィン、エイブラハム・リンカーン、ウィンストン・チャーチル、マーガレット・サッチャー、ドミトリ・メンデレーエフ、アルベルト・アインシュタイン
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these are mostly people with a scientific turn of mind, border-lining theory and practice. Miguel Cervantes's fictional character Don Quixote, Louis XIII, Peter the Great, Carl Marx, Frederic Joliot-Curie, Charles Darwin, Abraham Lincoln, Winston Churchill, Margaret Thatcher, Dmitry Mendeleyev, Albert Einstein
Stratiyevskayaのリストは、科学者に加えて音楽家・俳優まで広がります。
アルベルト・アインシュタイン、ミハイル・ロモノーソフ、ガリレオ・ガリレイ、ジークムント・フロイト、フレデリック・ジョリオ=キュリー、チャールズ・ダーウィン、アーネスト・ラザフォード、ドミトリー・メンデレーエフ、カール・マルクス、コンスタンチン・ツィオルコフスキー、マリヤ・スクウォドフスカ=キュリー、ソフィヤ・コワレフスカヤ、アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ、フランツ・カフカ、ミハイル・レールモントフ、N.A.ネクラーソフ、ミハイル・グリンカ、ジョン・レノン、アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、エラスト・ガリン、アレクサンドル・アブドゥーロフ、ニコライ・チェルカーソフ、タチヤナ・ペリツェル、タチヤナ・ドルビチ、アルカジー・ウクピニク、アンドレイ・マカレヴィチ、ボリス・グレベンシチコフ、ヴァレリヤ・ノヴォドヴォルスカヤ。
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Альберт Эйнштейн, Михаил Ломоносов, Галилео Галилей, Зигмунд Фрейд, Фредерик Жолио-Кюри, Чарльз Дарвин, Эрнест Резерфорд, Дмитрий Менделеев, Карл Маркс, Константин Циолковский, Мария Склодовская-Кюри, Софья Ковалевская, Аушра Аугустинавичюте, Франц Кафка, Михаил Лермонтов, Н.А. Некрасов, Михаил Глинка, Джон Леннон, Аль Пачино, Дастин Хофман, Эраст Гарин, Александр Абдулов, Николай Черкасов, Татьяна Пельтцер, Татьяна Друбич, Аркадий Укупник, Андрей Макаревич, Борис Гребенщиков, Валерия Новодворская
2つのリストは人物が重なる(アインシュタイン、マルクス、ダーウィン、メンデレーエフ、ジョリオ=キュリー、チャーチル系列)一方、どちらにも選定の根拠が添えられていません。BukalovのプロファイルもガリレオとフロイトをILEの例に使い(07章)、クアドラ論ではアインシュタイン・ツィオルコフスキー・ヴェルナツキーを挙げました(17章)。フロイトについては、Weisbandのハンドブックに根拠づきの言及があります。
このタイプの代表者であるジークムント・フロイトは、この事実を説明するために昇華の概念を発明した
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(Sigmund Freud, a representative of this type, invented the concept of sublimation to explain this fact).
これらのタイピングはいずれも各研究者の主張であり、本人の検査に基づくものではありません。ユングが挙げた職業(商人・投機家・政治家など、02章)とこれらのリスト(科学者・革命家・音楽家)の乖離も、そのまま残っています。
研究者自身のタイプ—アウシュラ=ILE説
このページで最も特殊なタイピングは、創始者本人のものです。Reininの証言から。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕の自己価値は、他の人々の態度とその関係性に基づいている。おそらくまさにこの理由から、アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(ILE〔原文: ドン・キホーテ〕)は、対人関係を分析する精密なツールとしてソシオニクスを開発したのだろう。
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a Don Quixote's self-worth is based on other people’s attitude and their relationships. Perhaps for this very reason Aušra Augustinavičiūtė (a Don Quixote) developed socionics as a precise tool for the analysis of intertype relationships.
Reininはアウシュラを明示的にILEとし、ソシオニクスの創出動機そのものをILEの構成(関係の領域が弱いからこそ、それを分析する道具を作った)に帰しています。Karpenkoも同じ論法を理論の水準で書きます。
第4機能の特殊性は、特定のタイプの持ち主にとって、このアスペクトについての自分の行為への周囲の側からの評価を無視することが非常に難しいという点だけにあるのではなく、対応する情報を蓄積する必要から人が身を引き離すことができないという点にもある。むろん、この欲求はさまざまに発現するのだが、(LIE)が危険でエクストリームなスポーツ種目へと突き進むのは、(ILE)をソシオニクスへ、(EIE)を造形芸術へ、(IEI)をプログラミングへ、そして(SEI)を経理へと押しやるのと同じ理由によってなのである。(中略)A. アウグスティナヴィチューテのインタータイプ関係理論1もまた、関係の第4機能 – を持つ(ILE)の志向から生まれた。
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Специфика четвертой функции состоит не только в том, что для носителя определенного типа очень трудно игнорировать оценки своих действий по этому аспекту со стороны окружающих, но и в том, что от необходимости накопления соответствующей информации человеку не удается отстраниться. Конечно, потребность эта проявляется по-разному, но (ЛИЭ) устремляется к опасным, экстремальным видам спорта по той же причине, какая толкает (ИЛЭ) в соционику, (ЭИЭ) в изобразительное искусство, (ИЭИ) в программирование, а (СЭИ) в бухгалтерию. […] И теория интертипных отношений А. Аугустинавичюте [1] (все же — отношений, взаимодействий между людьми) тоже возникла из устремления (ИЛЭ) с четвертой функций отношений — .
第4機能(ILEではFi=関係)の領域にこそ人は引き寄せられる、その最大の実例がアウシュラの関係理論だ—という整理です。アウシュラ自身の書簡にも、対応する自己言及があります。
私にとって研究対象になったのは人間ではなく、K.G.ユングが提案した人間のモデルだった。「ILE〔原文: ドン・キホーテ〕」には分析的思考があり、研究対象を分割することしかできない—その構造改善のために。
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Для меня объектом изучения стал не человек, а модель человека, предложенная К. Г. Юнгом. У «Дон Кихота» аналитическое мышление, он способен лишь раздроблять изучаемый им объект в описке улучшения его структуры,
自分の思考様式をILEの型として説明する書き方で、02章の「下絵」の証言、Reininが自分をILEと明言した一節(18章の引用内)と合わせて、創始者アウシュラとReininがILEを自認していたことを示す資料群になっています。初期ソシオニクス全体の人的構成まで一般化するには資料が足りませんが、Karpenkoの単位元の議論(11章)が示したILE起点の記述慣行は、この自認と整合的です。
思想の様式について—独自整理(試論)
以下はこの節だけ、引用ではなく当サイトの独自整理です。検証不能なタイピングの上に載る、その程度の確からしさの仮説的な見立てです。
研究者たちがILEに割り当ててきた人物群(物理学者、体系の創設者、越境的な理論家)に共通するのは、個人の偉大さではなく、既存の分野の境界の外に新しい枠組みを置いたという業績の形です。04章の定義(対象に潜む可能性の知覚+体系化)や、Filatovaの「かけ離れた領域の統合」(09章)と突き合わせると、各研究者は「ILE的な思考の産物」の典型として、枠組みの新設という業績の形を選んで例示してきた、と整理できます。つまりこれらのリストは、実在の人物のタイプの記録としてより、研究者たちがILEという概念で何を指したかったかの記録として読む方が、資料の性質に合っています。
小括します。この章の資料に共通するのは、タイピングの結論だけが残り、選定の根拠が残っていないという形です。創始者が挙げたピョートル1世は後にKarpenkoが史料分析でSLEへ再判定しており(21章)、ReininとStratiyevskayaの長いリストにも判定の手続きは添えられていません。一方で、資料としての価値が別のところにあるものもあります。アウシュラとReininがともにILEを自認していたという証言群は、初期ソシオニクスがILE起点の語彙で書かれた事情(11章)と整合的で、理論の成り立ちを読む材料になります。ユングが挙げた職業(02章)と後代のリストの顔ぶれが揃わない点は、23章の論点として残ります。
23先行研究への懸念点
最後の章は、ここまで引用してきた文献群への懸念の整理です。外部からの批判ではなく、できる限り研究者たち自身の言葉で、方法論の弱点がどこまで自覚されていたかを示します。
観察者依存—ユング自身の警告
出発点のユングに、すでに方法論的な自己言及があります。
ただし、このような心理状態について全く正反対の概念を持つことも同様に可能であり、それに基づいて説明することも認める。 私自身が異なる個性心理学を持っていたとしたら、無意識を「非合理的」と見なす観点から、合理的タイプの特徴を正反対の方法で記述していただろうと確信している。
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I am prepared to grant that we may equally well entertain a precisely opposite conception of such a psychology, and present it accordingly. I am also convinced that, had I myself chanced to possess a different individual psychology, I should have described the rational types in the reversed way, from the standpoint of the unconscious as irrational, therefore.
類型の記述そのものが記述者のタイプに依存しうるという自己言及です。ILE記述の主要な書き手のうち、少なくとも創始者アウシュラとReininがILEを自認していたこと(22章)を踏まえると、この警告は記述者依存の問題に直接あてはまります。
判定信頼性への内部批判
タイプ判定の信頼性は、学派内部で最も率直に語られてきた弱点です。
現在ソシオニクスが抱える最も痛切な問題は、心理タイプ判定の信頼性である。今のところ、これは科学というよりむしろ技芸に近い。
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самый больной вопрос соционики в настоящее время — это надежность определения психотипов. Пока это скорее искусство, чем наука.
人々は中立的な質問(たとえば「人々は…についてどう考えていると思うか?」)には自発的に回答するが、評価的質問(「あなたはこちらが好きか、それともあちらか?」または「自分自身を…と…のどちらと考えるか?」)は無意識の緊張を引き起こす。(中略)私は既存のテストは最大40%の精度しか許さないと考えている。
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People answer neutral questions (for example: "What do you think people think about …?") spontaneously, but an evaluative question ("Do you prefer this or that?" or "Do you think of yourself as of … or …?") causes an unconscious tension. […] I believe that existing tests allow for maximum of 40 % accuracy.
「技芸に近い」(Filatova)、「テストの精度は最大40%」(Reinin)—15特性の提唱者自身が、質問紙による判定に低い評価を与えています。さらにFilatovaのTalanov論文には、ILEに固有の測定の歪みの指摘があります。
しかし、私の観察によれば、これは必ずしもそうではない。なぜなら、倫理の痛点としての性質がそれを過度に敏感にし、被験者が回答のかなりの割合を倫理型として行うことがありうるからである。これは直観型のILEとILIを扱うときにより頻繁に起こるが、感覚型のSLEとSLIではほとんど見られない。
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Однако, по моим наблюдениям, это не всегда так, поскольку болевой характер этики делает ее слишком чувствительной и испытуемый может значительную долю ответов давать как этик. Чаще это происходит при работе с интуитами ИЛЭ и ИЛИ, а для сенсориков СЛЭ и СЛИ — почти не характерно.
弱い機能は回答に現れないのではなく、過敏さとして現れて判定に影響するという観察です。倫理が痛点であるために、かえってその領域の回答が倫理型に寄る、というILE・ILIに固有の誤判定経路の指摘です。
検証されない強い主張
このページで引用した記述には、検証可能な形をしているのに検証記録がない主張が含まれます。代表例を1つ挙げます。
ILEはしばしば社会的・政治的に重要な出来事の中にいる。彼らは歴史の動きを誰よりも予見する。彼らの予測は、原則として間違いがない。彼らは主要な政治的出来事を6ヶ月の精度で予測する。
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Всегда в курсе событий общественно-политического значения. Предвидеть ход истории умеет как никто другой. В своих прогнозах, как правило, не ошибается. Решающие политические события может предсказать с точностью до полугода.
「6ヶ月の精度」「原則として間違いがない」は、予測研究の設計で確かめられる形の主張ですが、当サイトが確認した範囲で追試はありません。同じ種類の問題は、Bukalovの「魔術的列」(16章)、アウシュラの「モデルが作動しなければ診断の誤り」という基準(21章。モデル自体の誤りという選択肢を排除しています)にもあります。理論の内部では強い主張が蓄積される一方、それを反証するための手続きが用意されていない—ここが実証面の中心的な懸念です。
記述の偏り—ILE中心主義
記述の量と質がタイプ間で均等でないことも、内部から指摘されています。
SEI(○(Si)▼(Fe))タイプはソシオニクスで十分に記述されていない—私はもう何年もこれを繰り返している。既存の記述はしばしばこのタイプを「彼は何の役に立ちうるか?」という立場から眺める。(中略)セルバンテスのサンチョ・パンサも、トールキンのサムも、見事に描かれてはいるが、不可避的に自分の双対—ドン・キホーテとフロド—の影に退く。ソシオニクスの記述でも、おおよそ同じことが起きている。
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Не первый год я повторяю, что тип СЭИ ( ) недостаточно описан в соционике. […] Санчо Панса Сервантеса или Сэм у Толкиена хоть и описаны блестяще, но неизбежно отступают в тень своих дуалов — Дон Кихота и Фродо. Примерно то же происходит и в соционических описаниях.
関係表がILE起点で組まれ(11章)、初期の研究者たちがILEを自認し(22章)、その双対SEIは「ILEの役に立つ存在」として書かれがちだ—という構図です。このページのILE記述の厚さも、この偏りと無関係ではない可能性があります。ILEの記述が厚いことは、ILEが特別なタイプであることを意味せず、記述の座標系がILE起点で作られてきた経緯を反映していると読めます。読者はその分を割り引いて読む必要があります。
記述の継承の選択性
ここまでの章で予告した論点をまとめます。ILE記述の系譜は一見連続していますが、継承の各段階で何を残し、何を組み替えたかの検証は示されないまま進んでいます。
- ユングの祖形との組み替え。ユングの外向的直観型では、思考と感情はともに劣等機能でした(02章)。ソシオニクスのILEはTiを位置2の創造機能—2番目に強い機能—に置きます。「直観だけが優位」から「直観+論理の2機能ブロック」への変更は理論の再設計であって、ユングの記述からの導出ではありません。両者を連続した伝統として読むと、この段差が見えなくなります
- 職業像の入替え。ユングが挙げた商人・請負業者・投機家・代理人・政治家は後代のILE記述からほぼ消え、科学者・発明家に置き換わりました(14章)。この入替えを正当化する観察を示した文献は、当サイトが確認した範囲では見つかっていません
- 臨床類型の流用。系譜の起点には、Kempinskiの臨床概念(情報代謝)と、精神医学類型との対応づけ(アウシュラによる「衝動型」との同定、02章。Voroschenkoのアクセンチュエーション枠、13章)があります。病理の記述で作られた枠を健常者の類型に転用する対応づけ自体の妥当性検証は、引用した範囲の文献には示されていません
資料の非独立性—同一原稿の再録・別訳
このページの資料には、独立した証言と数えられない組があります。13章の小論者の記述(Beskova・Golihov・Meged & Ovcharov・Socioscope・socionics.ua)と07章のBukalovのプロファイルはWikisocionの再録で、同じ編纂経路を通った資料です。Weisbandの初期ハンドブックはアウシュラ資料に準拠し、TalanovのモデルTの記述はFilatovaによる解説を経ているため、Talanovの原文の独立した確認にはなりません。「複数の資料で同じ記述を確認した」と言うためには、資料の系譜をまず確認する必要がある—このページが索引に資料の種別を明記しているのは、この理由によります。
学派の分裂と用語の混乱
このページの各章で繰り返し注意したとおり、体系間の互換性の欠如は現役の問題です。機能番号だけでも、現行の位置番号(03章)、アウシュラ旧式(03章)、Reininの強度ランク(06章)、Filatovaの4機能(09章)、Golihovのモットー式(13章)、モデルG(12章)、モデルTが併存します。クアドラの番号も資料間で揺れ(17章)、愛称の存廃では学派対立まで起きました(22章)。加えて、理論の外縁には思弁的な主張も現れます。Reininの晩年の見解です。
懐疑的である。検証する必要がある。タイプが何らかの形で遺伝で伝わるとは考えていない。ソシオンは、何らかの形で人間に体現されるノオスフェアの一般的構造かもしれない。A.ブカロフの仕事がこの点に光を当てているかもしれない。
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Скептически отношусь. Проверять надо. Я не думаю, что типы как-то по наследству передаются. Возможно, социон — это какая-то общая структура ноосферы, которая каким-то образом воплощается в людях. Пожалуй, работы А. Букалова проливают свет на это.
タイプの遺伝性には懐疑を示す一方、ノオスフェア(人類の思考圏)という検証の難しい仮説も提示しています。検証を求める姿勢と、検証しにくい概念への傾きが、同じ研究者の記述内に共存する例です。
制度化の主張と外部の視線
学派側は、普及の規模を示す数字を挙げます。
ソシオニクスが科学的方向性として広範に普及していることは、過去15年間にわたり、人文諸科学のあらゆる部門および一連の技術科学において、約800本の学位論文においてソシオニクスの諸概念および諸方法が用いられてきたという事実によって裏付けられている。これら学位論文を分野別および主題別に分析した。さらに、ソシオニクスに関する学術出版物の集合体を分析した。現時点において、ソシオニクスはロシア、ウクライナ、CIS諸国、ならびに欧州連合加盟諸国の150を超える大学で教授されている。
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Широкое распространение соционики как научного направления подтверждается тем, что за последние 15 лет соционические идеи и методы использованы примерно в 800 диссертациях по всем разделам гуманитарных наук и в ряде технических наук. Проведен анализ таких диссертационных работ по отраслям и темам. Проанализирован массив академических публикаций по соционике. В настоящее время соционика преподается более чем в 150 университетах России, Украины, стран СНГ и стран Европейского союза.
800本の学位論文、150超の大学という数字はBukalovらの集計であり、独立の確認はありません。また、利用の広がりは妥当性の証明とは別の事柄です。学派の自己認識の強さは、Stratiyevskayaの一節に典型的に現れます。
—残念ながら、まったくできない。なぜなら、この現代の発見に至るまで、人類は長く困難な道のりを歩んできたのであり、この発見そのものが、ソシオニクスと呼ばれる、新しく将来性のある科学の基礎となったからだ。ソシオニクスが伝統的心理学と異なるのは、化学が錬金術と異なるのと同じである—ソシオニクスには体系がある、構築的アプローチがある、それは既存の知識体系と矛盾せず、それどころか、最も多様な科学・領域で並行して行われている多くの研究によって裏づけられている、科学的方法に基づいている。
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— К сожалению, никак нельзя, поскольку к этому, современному нам открытию, человечество шло долгим и трудным путем, само это открытие явилось основанием новой и перспективной науки, получившей название соционики. От традиционной психологии соционика отличается так же, как химия от алхимии — в ней есть система, в ней есть конструктивный подход, она основана на научных методах, которые не противоречат существующей системе знаний, а, наоборот, подтверждаются многими исследованиями, проводимыми параллельно в самых различных науках и областях.
「化学と錬金術」という自己評価と、外部の「MBTIと同水準のポストユング類型論」という評価(19章のBukalovの引用)のあいだには、大きな開きがあります。最後に、判定者の質の問題も内部から指摘されています。
ソシオニクスに対する不信の、もう一つの原因は、この人間についての新しい知識領域に、専門的な訓練どころか、単純な人生経験さえ持たないことも少なくない、熱心な支持者たちの一大勢力が押し寄せたことに関係している。そして、そうした若者たちが、自分が正しいと絶対的な確信を持って、決して単純ではない心理的問題の解決策をあちらこちらで提示するとき、それが思慮深い研究者たちの十分に根拠のある批判を招かずにはいないのである。
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Другая причина недоверчивого отношения к соционике связана с тем, что в эту новую область знаний о человеке пришла большая армия энтузиастов, не имеющих зачастую не только специальной подготовки, но и простого жизненного опыта. И когда такие молодые люди с абсолютной уверенностью в своей правоте предлагают направо и налево рецепты решения совсем непростых психологических проблем, это не может не вызывать у вдумчивых исследователей вполне обоснованных нареканий.
小括します。懸念は5つに整理できます。
- 判定の信頼性:技芸・最大40%・ILE固有の回答歪み
- 反証手続きの不在:強い主張が落とせない
- 記述の偏り:ILE中心の座標系と、その影のSEI
- 継承の選択性:祖形の組み替えと臨床枠の転用が、検証を示さないまま定着
- 体系の分裂:番号・名称・モデルの非互換
あわせて、このページ全体で扱ってきた主張の水準を区別しておきます。
- 文献上の事実:誰がいつ何を書いたか。索引と出典で確認できます。
- 理論内部の帰結:モデルを前提にした導出(例:ILEのFi=1次元)。モデル内で整合していても、モデル自体の妥当性は別の問題です。
- 文献系列内で反復される観察:14章の5つの観測。相互に参照し合う文献群での反復であり、独立した再現ではありません。
- 独立に実証された主張:測定・標本・追試を伴うもの。当サイトが確認した範囲では、この水準に達したILE記述は本ページにはありません。
これらの懸念の多くが研究者自身の言葉で残っていることは、少なくとも一部の研究者が弱点を自覚して書き残していた証拠であり、同時に未解決の課題の一覧でもあります。このページの引用群は、その両面を示すことを意図して選びました。
24ILEとは何か
この章には新しい引用はありません。ここまでの各章の引用と、14章・23章などで行った当サイトの比較・整理を、1つのまとめへ再統合します。この章は資料の提示ではなく、資料についての当サイトの解釈です。引用に直接書かれた内容より、確からしさを一段低く見積もる必要があります。
反復して現れる記述
複数の研究者が、論者や時期を変えて繰り返し書いてきた記述があります。14章で5つに整理したとおりです。第一は可能性の知覚が記述の中心に置かれること、第二は完遂や実行が高いコストを伴うこと、第三は興味の有無が働きの条件になることです。第四は注意の散漫、第五は関係領域の処理がテンプレートに依存することです。
ただし、この反復を独立した観測の一致と呼ぶことはできません。アウシュラ以後の研究者は同じ理論共同体に属し、用語も先行する記述も相互に受け継いでいるからです(02章)。正確には、相互に参照し合う文献系列の中で、書き手と様式を変えて反復されてきたモチーフです。その意味で、ILE記述の共有された部分と見てよい範囲にとどまります。
確定しない点と実証の限界
一方で、単純にまとめられない点もあります。意志と動員の扱いは研究者で食い違います。アウシュラは「説得さえできない」と書き、Bukalovは極端な状況での反撃を、Gulenkoは支持者が集まる過程を書きました。平常時・危機時・長期のプロジェクトという条件の違いとして両立させる読み方はできますが、それは当サイトの整理です(14章)。祖形のユングが挙げた職業像(商人・政治家など)と、後代のILE像(科学者・発明家)のずれも残ったままです(14章)。
さらに、記述の土台そのものにも懸念が残ります(23章)。タイプ判定の信頼性は学派の内部から低く評価され、検証できる形の強い主張にも追試の記録が確認できません。記述の量がILEに偏ってきた経緯や、機能番号・タイプ名・モデルが体系間で一致しない問題も指摘されています。当サイトが確認した範囲では、測定・標本・追試を伴う水準で実証されたILE記述は、このページにはありません。
ILE像の要約
ここまでを、確実に間違いとは言えない範囲でまとめます。文献上のILEは、自我ブロックの主導機能にNe(外向直観)、創造機能にTi(内向論理)を置くタイプとして記述されます(03章)。Neは対象に潜む可能性を知覚する要素、Tiは対象どうしの関係を体系へ組み立てる要素とされます(04章)。ILEではこの2つが別々に働くのではなく、Neの知覚がTiの色合いを帯びて現れると説明されます(04章)。この構成の記述とは別に、複数の文献では、可能性への注目、完遂や実行の高いコスト、興味を条件とする働き、注意の散漫、関係領域でのテンプレート依存が反復して記述されています(14章)。
ただしこれは文献上の反復であって、独立した実証ではありません。ILEを短くまとめるなら、可能性の知覚と論理の体系化を強い側に持つと文献上は記述されるタイプ、となります。それが、当サイトが確実に間違いとは言えないと考える範囲です。
かみ砕いて言うと
最後に、同じまとめを、タイプ解説で一般的な語り口に寄せて書いておきます。変えたのは文体だけで、内容は前節と同じく、根拠はここまでの章の資料のみです。
ILEは、物事に潜む可能性を捉え、それを論理の体系へ組み立てるところから動き出すタイプとして描かれてきました。決めたことを最後までやり切る工程には高いコストが伴い、興味を持てるかどうかが働きの条件になりやすい—面白いと感じた領域には深く入り込み、そうでない領域では手が止まりやすい—と繰り返し書かれています。考えごとに注意が向かうと、物を忘れたり周囲への注意が抜けたりすることがあるとされます。対人面では、意志的な反撃や防御は一般的なやり方やテンプレートに頼りやすい一方、人間関係の理解そのものは個人的な観察と経験を手がかりにする、と記述されています。
ただし、これらは相互に参照し合う文献のなかで繰り返されてきた記述であって、測定で確かめられた性質ではありません(23章)。そのうえで一文に圧縮するなら—ILEは、少なくとも「物事に潜む可能性を捉えて論理の体系へ組み立てる側が強く、その完遂や実行には高いコストが伴う」と文献上繰り返し記述されてきたタイプだと言えるかもしれません。
25この記事の方法論
引用を用いる理由と範囲
ソシオニクスの文献では、同じILEというタイプについて、研究者ごとに観測点も語彙も評価も食い違います。食い違う記述を1つの要約にまとめると、どの研究者も書いていない「平均像」ができあがります。要約には書き手の解釈が混ざるため、研究者の記述は逐語の引用で示します。引用は本文で設定した論点の検討に必要な範囲にとどめ、当サイトの本文がその出典関係・記述の差異・適用範囲を分析します。各引用の位置づけの説明、各章末の小括、14章の横断比較、23章の懸念の整理が、このページの本文の役割です。14章の横断比較や22章・23章の整理など、本文の分析には当サイトの判断が入ります。最終の24章はその延長で、記事全体の資料をまとめ直す独自の統合です(位置づけは章の冒頭でも明示します)。
引用の逐語性と翻訳
引用の訳文は当サイトによる訳出です(ユングはドイツ語原著の英訳版から訳出しています)。掲載した引用文は、訳出した本文と逐語で一致することを機械的に検証しています。底本の綴りは各引用の「原文を表示」で確認できます。
底本は研究者本人の著書と機関誌論文を主とします。コミュニティ編纂資料(Wikisocionなど)も補助として使いますが、出典表示で区別できるようにしています。原文は、各引用の下の「原文を表示」に全件格納しています。原文には誤字が残る可能性があることをあらかじめお伝えしておきます。
引用の位置づけも明記します。本ページの引用は、公表された著作物からの、批評・研究を目的とする引用です。引用部は引用ブロックで明瞭に区分し、すべてに出所を番号つきで明示しています。索引には著者・資料名と、確認できた範囲の刊行年・初出・該当箇所を掲載し、出所に留保が要る資料は注記で示します。本文と引用の関係は、本文の分析が主で、引用は各論点の根拠として示す資料です。出典・掲載についての指摘があれば対応します。
タイプ愛称の置換
ソシオニクスの原典には、16タイプを著名人の名で呼ぶ愛称が頻出します。ILEの場合は「ドン・キホーテ」です。当サイトはタイプをコード表記(ILE、SEIなど)で統一しているため、引用内の愛称は「ILE〔原文:ドン・キホーテ〕」の形式で置換します。愛称の由来と著名人タイピングの問題は22章で扱います。
索引の使い方
引用の末尾には初出順の番号が付きます。番号を押すと巻末の索引に移動し、著者・書名と、確認できた範囲の年・該当箇所を確認できます。索引の各項目からは、本文の引用位置へ戻れます。
注釈
+索引(引用文献)
- [1]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [2]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [3]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 外向的直観型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [4]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 外向的直観型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [5]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章(ユング『心理学的類型』の引用) 本文へ
- [6]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 内向的思考型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [7]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 内向的思考型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [8]Kempinski『Lęk(不安)抜粋訳』(原題:Lęk) 「アナログ原理とデジタル原理」の節 死後刊行の著作。著者はAntoni Kępiński(1918–1972) 本文へ
- [9]Kempinski『Lęk(不安)抜粋訳』(原題:Lęk) 「アナログ原理とデジタル原理」の節 死後刊行の著作。著者はAntoni Kępiński(1918–1972) 本文へ
- [10]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) Kempinskiの抜粋訳内の再録(原出典はアウシュラ『ソシオニクス入門』) 本文へ
- [11]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998)著者序文 Kempinskiの抜粋訳内の再録(原出典はアウシュラ『ソシオニクス入門』) 本文へ
- [12]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1984)第4篇「パーソナリティとパーソナリティタイプ」 心理学者エレナ・ドゥボヴァ宛書簡(1984年11月18日付)。機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』2005年№4(通巻No.202)に再録 本文へ
- [13]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』第2篇「なぜユングを読むのは難しいか?」 執筆・初出は篇ごとに異なる編纂物(第2篇は機関誌2006年№4再録の論考) 本文へ
- [14]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [15]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [16]Reinin「情報、その伝達、および情報代謝について」(原題:Об информации, её передаче и информационном метаболизме)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1-2(2021年) 機関誌への再録掲載 出典リンク 本文へ
- [17]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [18]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
- [19]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第1章 本文へ
- [20]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [21]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [22]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第1機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [23]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第2機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [24]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「情報代謝モデル」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [25]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [26]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [27]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「直観」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [28]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「直観」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [29]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「思考」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [30]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1998)第3篇「ソシオニクスにおけるシンボル」 確認できる公開経路は機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』1998年№2(通巻No.181)の古典欄再録。それ以前の初出は未確認 本文へ
- [31]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [32]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 本文へ
- [33]Yermak「人間の心と周囲世界との相互作用—情報流のアスペクト構造」(原題:Взаимодействие психики человека с окружающим миром. Аспектная структура информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(1997年) 出典リンク 本文へ
- [34]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998)第4章 1982年執筆「ソシオン、またはソシオニクスの基礎」の再録部からの引用 本文へ
- [35]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [36]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 本文へ
- [37]Yermak「人間の心と周囲世界との相互作用—情報流のアスペクト構造」(原題:Взаимодействие психики человека с окружающим миром. Аспектная структура информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(1997年) 出典リンク 本文へ
- [38]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 ILE章 第1ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [39]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 ILE章 第2ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [40]Karpenko「モデルAの内部結合とインタタイプ関係」(原題:Внутренние связи модели А и интертипные отношения)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2001年) 出典リンク 本文へ
- [41]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [42]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [43]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [44]アウシュラ「アウシュラ—レイニン往復書簡断片」(原題:Фрагменты переписки А. Аугустинавичюте и Г.Р. Рейнина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(2006年) 1984年12月25日付書簡 出典リンク 本文へ
- [45]アウシュラ「なぜユングを読むのは難しいか」(原題:Почему Юнга трудно читать?)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(2006年) 初出は雑誌『16』(ヴィリニュス)。機関誌2006年再録から訳出 出典リンク 本文へ
- [46]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」ILE節 底本は英語版。引用訳の見出しにある(Ne, Ti)の付記は英語版本文の見出しには無い 本文へ
- [47]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [48]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」ILE節 底本は英語版 本文へ
- [49]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」ILE節 底本は英語版 本文へ
- [50]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [51]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [52]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [53]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [54]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) Part III 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [55]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) Part III 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [56]Bukalov『「ILE」プロファイル(Wikisocion再録)』 Wikisocion掲載プロファイル。原出所は未確認。底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [57]Bukalov『「ILE」プロファイル(Wikisocion再録)』 Wikisocion掲載プロファイル。原出所は未確認。底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [58]Bukalov『「ILE」プロファイル(Wikisocion再録)』 Wikisocion掲載プロファイル。原出所は未確認。底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [59]Bukalov『「ILE」プロファイル(Wikisocion再録)』 Wikisocion掲載プロファイル。原出所は未確認。底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [60]Bukalov「意識機能の管理的役割」(原題:Управляющая роль функции сознания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2016年) 出典リンク 本文へ
- [61]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [62]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [63]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 ILE章 第1ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [64]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 ILE章 第1ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [65]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 ILE章 第4ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [66]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [67]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [68]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [69]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [70]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [71]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [72]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001) ILE章 本文へ
- [73]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)付録 TIMモデル記述 本文へ
- [74]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第5章 本文へ
- [75]Karpenko「世界のアスペクト知覚」(原題:Восприятие аспектов мира)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1995年) 出典リンク 本文へ
- [76]Karpenko「第4機能について」(原題:Несколько слов о четвертой функции)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(1999年) 出典リンク 本文へ
- [77]Karpenko & Karjuk「感覚倫理内向型: 自然観察の試み」(原題:Сенсорно-этические интроверты: опыт наблюдения в природе)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2010年) 出典リンク 本文へ
- [78]Karpenko「バーン=ブカロフによる構えがタイプの発現に及ぼす影響」(原題:Влияние установок по Бёрну–Букалову на проявления типа)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2011年) 出典リンク 本文へ
- [79]Karpenko「バーン=ブカロフによる構えがタイプの発現に及ぼす影響」(原題:Влияние установок по Бёрну–Букалову на проявления типа)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2011年) 出典リンク 本文へ
- [80]Karpenko「ソシオンのグループ構造、ソシオニクス的基底」(原題:Групповая структура социона, соционические базисы)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(1996年) 出典リンク 本文へ
- [81]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 本文へ
- [82]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 本文へ
- [83]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 本文へ
- [84]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 本文へ
- [85]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 本文へ
- [86]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 本文へ
- [87]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 本文へ
- [88]Gulenko『64の肖像』(2019) DCNH編 本文へ
- [89]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「ILE」』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [90]Prokofieva『ILEタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [91]Prokofieva『ILEタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [92]Meged & Ovcharov『「ILE」タイプ記述(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [93]Golihov『ILEタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [94]Golihov『「ILE」タイプ記述(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [95]Golihov『ILEタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [96]socionics.ua『「ILE」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [97]Piatnitskiy『ILEタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [98]Beskova『「ILE」タイプ記述(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [99]Zamanskaya『ILEタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [100]Socioscope『「ILE」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [101]Socioscope『「ILE」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [102]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [103]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「非合理」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [104]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [105]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [106]Reinin「二分法的特徴の理論の創造について」(原題:О создании теории дихотомических признаков)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2006年) インタビュー記事 出典リンク 本文へ
- [107]アウシュラ『レイニン特性の理論』(原題:Теория признаков Рейнина、1998)連載第2部 機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』1998年№2(通巻№181)掲載の連載(全6回・古典欄)第2部 本文へ
- [108]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [109]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第1部」(原題:Модель Таланова и признаки Рейнина. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(2011年) 出典リンク 本文へ
- [110]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第1部」(原題:Модель Таланова и признаки Рейнина. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(2011年) 出典リンク 本文へ
- [111]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第1部」(原題:Модель Таланова и признаки Рейнина. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(2011年) 出典リンク 本文へ
- [112]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第2部」(原題:Модель Таланова и признаки Рейнина. Часть 2)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(2011年) 出典リンク 本文へ
- [113]Wikisocion『「Clubs」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [114]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [115]アウシュラ『レイニン特性の理論』(原題:Теория признаков Рейнина、1998)連載第5部 機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』1998年№5(通巻№186)掲載の連載(全6回・古典欄)第5部 本文へ
- [116]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第3章 本文へ
- [117]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [118]Bukalov「意識機能の管理的役割」(原題:Управляющая роль функции сознания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2016年) 出典リンク 本文へ
- [119]Yermak「ソシオニクスにおける範疇〈時間〉」(原題:Категория «время» в соционике)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2007年) 出典リンク 本文へ
- [120]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2002年) 出典リンク 本文へ
- [121]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [122]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [123]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [124]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 本文へ
- [125]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [126]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [127]Bukalov「個体誕生過程における情報代謝機能の形成メカニズムについて」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1996年) 出典リンク 本文へ
- [128]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)付録 本文へ
- [129]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [130]Bukalov「個体誕生過程における情報代謝機能の形成メカニズムについて」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1996年) 出典リンク 本文へ
- [131]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 本文へ
- [132]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2002年) 出典リンク 本文へ
- [133]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 本文へ
- [134]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [135]Gulenko『64の肖像』(2019) 16関係編 本文へ
- [136]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [137]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [138]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [139]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [140]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1984)第4篇「パーソナリティとパーソナリティタイプ」 心理学者エレナ・ドゥボヴァ宛書簡(1984年11月18日付)。機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』2005年№4(通巻No.202)に再録 本文へ
- [141]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [142]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「ILE」』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [143]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [144]Bukalov「インタタイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2012年) 出典リンク 本文へ
- [145]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [146]Bukalov & Karpenko「学術分野としてのソシオニクス」(原題:Соционика как академическая научная дисциплина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2013年) 出典リンク 本文へ
- [147]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1984)第4篇「パーソナリティとパーソナリティタイプ」 心理学者エレナ・ドゥボヴァ宛書簡(1984年11月18日付)。機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』2005年№4(通巻No.202)に再録 本文へ
- [148]Wikisocion『「Subtypes」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [149]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第III部 本文へ
- [150]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第III部 本文へ
- [151]Gulenko『64の肖像』(2019) DCNH編 本文へ
- [152]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編(ILE-D) 本文へ
- [153]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編(ILE-C) 本文へ
- [154]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編(ILE-N) 本文へ
- [155]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編(ILE-H) 本文へ
- [156]Wikisocion『「Subtypes」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [157]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』第2篇「なぜユングを読むのは難しいか?」 執筆・初出は篇ごとに異なる編纂物(第2篇は機関誌2006年№4再録の論考) 本文へ
- [158]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [159]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [160]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [161]Karpenko「エキスパートの立場」(原題:Позиция эксперта)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1999年) 出典リンク 本文へ
- [162]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [163]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
- [164]Karpenko「ソシオニクスから見たピョートル1世の人格」(原題:Личность Петра I с точки зрения соционики)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(1996年) 出典リンク 本文へ
- [165]Karpenko & Karjuk「感覚倫理内向型: 自然観察の試み」(原題:Сенсорно-этические интроверты: опыт наблюдения в природе)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2010年) 出典リンク 本文へ
- [166]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [167]Gulenko『異なる言語を話し、同じものを目指す—ソシオニクスとアメリカ・タイプ理論の比較』(1996) 英語論文。1996年執筆、2001年著者改訂(D. Lytov協力の改訂版から訳出)。初出媒体は確認中 本文へ
- [168]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [169]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [170]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [171]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 本文へ
- [172]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」ILE節 底本は英語版 本文へ
- [173]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [174]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「ILE」』 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 出典リンク 本文へ
- [175]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」ILE節 底本は英語版 本文へ
- [176]Karpenko「第4機能について」(原題:Несколько слов о четвертой функции)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(1999年) 出典リンク 本文へ
- [177]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』第2篇「なぜユングを読むのは難しいか?」 執筆・初出は篇ごとに異なる編纂物(第2篇は機関誌2006年№4再録の論考) 本文へ
- [178]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [179]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
- [180]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [181]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第1部」(原題:Модель Таланова и признаки Рейнина. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(2011年) 出典リンク 本文へ
- [182]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 ILE章 第7ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [183]Karpenko & Karjuk「感覚倫理内向型: 自然観察の試み」(原題:Сенсорно-этические интроверты: опыт наблюдения в природе)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2010年) 出典リンク 本文へ
- [184]Reinin「ソシオンとその記述」(原題:Социон и его описания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2008年) 出典リンク 本文へ
- [185]Bukalov & Karpenko「学術分野としてのソシオニクス」(原題:Соционика как академическая научная дисциплина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2013年) 出典リンク 本文へ
- [186]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [187]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
