LII超詳細解説
LII(INTP)というタイプを、ソシオニクスの研究文献からの引用で読む長編解説です。当サイトの通常ページは理論を短く言い換えて説明しますが、このページは研究文献からの引用を資料として示し、その比較と分析で構成します。対象は、創始者アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinaviciute)から、Reinin、Bukalov、Stratiyevskaya、Filatova、Yermak、Karpenko、Gulenkoまでの各研究者です。多数の研究者が同じLIIをどう記述したかを、1つの要約にまとめず、引用で示し、本文で比較・分析します。
01LIIは一般にどう言われているか
LII(INTP)は、一般にはこんなふうに紹介されます。筋が通っているかどうかの確認から入る人。全体の仕組みを組み立て直し、矛盾がないかを見る。主導機能がTi(内向論理)、創造機能がNe(外向直観)とされ、法則を立てる思考が先にあり、新しい可能性の探索がそれを支える、と説明されます。口数は少なく、感情はめったに表に出さないので、冷たい印象を持たれやすい。愛称で「ロベスピエール」と呼ばれることもあります。
よく挙げられるのは、こんな場面です。強い調子で押し切られるとその場では言葉が出ず、あとから反論を組み立てる。理由の分からない指示や急かされる状況も負担が大きく、一人で進められる仕事のほうが落ち着く、と言われます。雑談や社交辞令では何を話せばよいか決めかね、好きか嫌いかを尋ねられると、感じていないわけではないのに答えに詰まる。考えに没頭すると、寒さも食事も後回しになる、とも紹介されます。
この像は、あとで見る研究者の記述からところどころ切り出されて広まったものです。体系をつくる・強制や圧力が負担・感情を出しにくい・独立を求める、という要素はたいてい合っています。ただ、研究者ごとに力点が違い、感情や表情の出方については記述が割れます。このページでは、02〜04章で土台を置き、05章から研究者ごとの記述を順に見て、14章で横断比較し、24章でこの一般像のどこが残り、どこが言い直されるかに戻ります。
読この記事の読み方
想定読者は、LIIプロファイルなどの基礎ページを読み終えて、出典まで確かめたい人です。長いページですが、読み方は単純です。各章で研究者の記述を引用で示し、そのすぐ下に当サイトの読み方(何が共通し、どこが違うか)を書きます。一致と食い違いを確かめながら、LIIというタイプの輪郭を自分で考えていく構成です。
流れは、01章が一般に言われている像、02〜04章が土台(系譜、モデルA、情報要素)、05〜13章が研究者別の記述(このページの中心)、14章が横断比較、15〜23章が各論、24章が当サイトのまとめです。引用には初出順の番号が付き、押すと巻末の索引へ飛び、索引から本文へ戻れます。引用の扱い方(逐語性、訳出、編集操作)は末尾の「この記事の方法論」にあります。
ページ冒頭の「コピーしてAIで要約!」を押すと、要約用の指示文とこのページの本文がクリップボードに入ります。AIに渡して、要約のほか、引用の意味を聞く、研究者ごとの違いを整理させる、といった使い方ができます(長すぎるときは章を分けて渡してください)。
タイトルの「INTP」はMBTIに慣れた読者のための参照用の表記で、ソシオニクスのLIIとMBTIのINTPを同じタイプとして扱う趣旨ではありません(19章)。
02系譜 ユングから情報代謝へ
LIIという記述がどこから来たのかを、3つの原典で辿ります。ユング『心理学的類型』(1921年)の類型論、Kempinskiの情報代謝の概念、そしてアウシュラによる両者の接合です。この章の引用が、以降の全章の土台になります。
ユングの類型論(1921年)
ソシオニクスの16タイプは、スイスの精神科医カール・グスタフ・ユングの『心理学的類型』を出発点とするとされます。ユングは心の働きを4つの基本機能に分け、それぞれが外向・内向のどちらかの構えで働くと考えました。定義の章で、機能は次のように説明されます。
心理学的機能とは、さまざまな状況のもとでも理論上同一であり続ける、心的活動の特定の形式のことと私は理解している。(中略)私は全部で4つの基本機能を区別する。2つの合理的機能と、2つの非合理的機能である。
原文を表示
By psychological function I understand a certain form of psychic activity that remains theoretically the same under varying circumstances.(中略)I distinguish four basic functions in all, two rational and two irrational
合理的な2つは思考・感情、非合理的な2つは感覚・直観です。そのうえでユングは、人によって最も分化した機能が違い、それが生活への適応の主役になると書きます。
まず特に注目すべきは、私が「内向型」と「外向型」と分類した2つの基本的なタイプについてである。(中略)個人の適応や人生への方向性において、最も発達した機能が主要な役割を果たすという特異性を持つ特定のタイプ
原文を表示
my first concern must be with the two general types I have termed introverted and extraverted.(中略)those special types whose particularity is due to the fact that his most differentiated function plays the principal role in an individual's adaptation or orientation to life.
まず外向・内向という2つの一般類型があり、その内側に、最も分化した機能が主役を担う「機能類型」が置かれる、という二重の分類です。この組み合わせで8つの型が記述されました。ソシオニクスの文献では、この4機能×2構えの枠組みを「ユングの基底」と呼ぶことがあります。
ユングの内向型総論
LIIの祖形に入る前に、ユングが内向型一般をどう規定したかを確認します。
内向型は外向型とは異なり、主に対象物や客観的データによって行動を導かれるのではなく、主観的な要因によって行動を決定されるという特徴がある。(中略)内向型の特徴は、対象の知覚と自らの行動の間に主観的な視点を介在させることで、行動が客観的状況に合致した性質を帯びるのを妨げる点にある。
原文を表示
the introverted is distinguished from the extraverted type by the fact that, unlike the latter, who is prevailingly orientated by the object and objective data, he is governed by subjective factors.〔中略〕the introvert interposes a subjective view between the perception of the object and his own action, which prevents the action from assuming a character that corresponds with the objective situation.
知覚と行動のあいだに主観的な視点が介在する—この規定が、内向型全体の共通項です。ユングは同じ節で、この態度が外向的な標準からの逸脱ではないことも明言しています。
意識における主観的要素の優位は、客観的要素の劣位を意味する。対象物は本来与えられるべき重要性を十分に発揮できない。(中略)自我と世界は相互に比較可能な要素であり、したがって正常な内向的態度は、正常な外向的態度と同様に正当性を持ち、同等の存在価値を有するのである。
原文を表示
superior position of the subjective factor in consciousness involves an inferiority of the objective factor. The object is not given that importance which should really belong to it.〔中略〕Self and world are commensurable factors; hence a normal introverted attitude is just as valid, and has as good a right to existence, as a normal extraverted attitude.
内向は外向の失敗形ではなく同等の存在価値を持つ正常な態度だ、という位置づけです。この総論を思考の型に絞ったのが、次の内向的思考型の記述です。
ユングの内向的思考型
ソシオニクスのLIIの祖形とされるのが、第10章の内向的思考型です。ユングはこの型を、客観的事実から出発する外向的思考型との対比で書きます。
内向的思考は主に主観的要素によって方向づけられる。(中略)カントは典型的な内向的思考型の反例として挙げることができるだろう。前者は客観的事実に基づいて論じるが、後者は主観的要素を重視する。 ダーウィンは客観的事実の広大な領域を探求するのに対し、カントは知識そのものの批判に限定している。しかし、キュヴィエとニーチェを対比させるならば、その対極性はさらに鮮明になるだろう。
内向的思考タイプは、先に述べたような思考を最優先する傾向によって特徴づけられる。
原文を表示
Introverted thinking is primarily orientated by the subjective factor.(中略)we might point to Kant as a counter-example of the normal introverted thinking type. The former speaks with facts; the latter appeals to the subjective factor. Darwin ranges over the wide fields of objective facts, while Kant restricts himself to a critique of knowledge in general. But suppose a Cuvier be contrasted with a Nietzsche: the antithesis becomes even sharper. The introverted thinking type is characterized by a priority of the thinking I have just described.
引用中の「反例」は英訳counter-exampleの直訳で、文脈はダーウィン(外向的思考型の典型)に対する内向側の対照例の意です(別のローカル全訳は「これに対立する例」と訳しています)。
事実の広さ(ダーウィン)ではなく、認識の条件そのものの検討(カント)へ向かう思考—後の研究者がLIIのTiを記述するときの原型が、ここにあります。英訳版には、この志向を一言に圧縮した対句があります。
強度が彼の目標であって、広がりではない。
原文を表示
Intensity is his aim, not extensity.
「広がり(extensity)ではなく、強度(intensity)が彼の目標である」。知識の面積を広げるより、1つの問いを深く掘る志向です。外から見えにくい型であることも、ユングは書いています。
誤解の雲の陰に消えてしまい、その誤解は彼が補償手段として、また補助機能の助けを借りて、礼儀正しさの仮面を被ろうとするほどますます深まる傾向がある。このような仮面は、しばしば彼の本来の性質と極めて対照的な印象を与える。
原文を表示
disappear behind a cloud of misunderstanding, which only thickens the more he attempts to assume, by way of compensation and with the help of his inferior functions, a certain mask of urbanity, which often presents a most contrast to his real nature.
内側の思考過程は深く進むのに、外面には礼儀正しく抑制的な振る舞いが現れ、それが本来の性質と対照的な印象を与える—この内外のずれは、後の章で見る「LIIの識別の難しさ」(21章)を読むときの背景になります。ユングの記述は臨床観察の語彙で書かれており、否定的な色合いの箇所も多くあります。その扱いは23章で検討します。一方で、この型の思考の積極的な面については、次のように書かれます。
内向型の思考様式は、原始的なイメージが持つ永遠不変の真理性にますます近づいていく思想の発展において、肯定的かつ統合的な性質を示す。 しかし、これらの思考が客観的経験との関連性を失い始めると、それらは神話的で現代の状況に即さないものとなる。
原文を表示
The thinking of the introverted type is positive and synthetic in the development of those ideas which in ever increasing measure approach the eternal validity of the primordial images. But, when their connection with objective experience begins to fade, they become mythological and untrue for the present situation.
肯定的・統合的でありうる一方、客観的経験との接続を失うと神話的になる—強みと失調の条件を一対で書く、臨床由来の記述です。
Kempinskiの「情報代謝」
「情報代謝(Information Metabolism)」の語は、ポーランドの精神科医 Antoni Kempinski(アントニ・ケンピンスキー、1918〜1972)に由来するとされます。著書『Lęk(不安)』では、生命は環境とのエネルギーと情報の交換を続ける開放系であり、交換の維持そのものが生命の条件だと論じられます。情報の処理は2つの相に分けられ、第1相は環境への基本的な感情的定位で意識の閾より下で進み、第2相は活動形態の選択でおおむね意識的だとされます。この二相を支える仕組みとして、Kempinskiは神経系の2つの原理を対比します。
アナログ原理(緩電位)は刺激の量的な再現を可能にする。これにより「どの程度か」という問いへの答えが得られる。他方デジタル原理(スパイク電位)は「はい」か「いいえ」かの答えを可能にする。前者は本質的弁別、後者は差異的弁別と呼ばれる。
原文を表示
Zasada analogowa (potencjały generacyjne) pozwala na ilościowe odtworzenie bodźca. Dzięki niej znajdujemy odpowiedź na pytanie: "w jakim stopniu". Natomiast zasada cyfrowa (potencjałów iglicowych) pozwala na odpowiedź: "tak" lub "nie". Pierwszą określa się jako essential discrimination, a drugą jako differential discrimination.
「はい」か「いいえ」かの二値の弁別—後の章で見るLIIの記述(命題の真偽、体系の整合・不整合の判定)と語り口が近い箇所です(ただしKempinski自身はタイプの話をしていません)。二相の往復そのものは、次のように書かれます。
情報代謝は固有の脈動によって特徴づけられることになろう。すなわち第1相では生体の外部環境とも内部環境とも結合し、第2相ではそれに対して距離を取る。
原文を表示
Metabolizm informacyjny charakteryzowałby się swoistą pulsacją: złączeniem się ze środowiskiem zarówno zewnętrznym, jak wewnętrznym ustroju w pierwszej fazie i nabraniem w stosunku do niego dystansu w drugiej.
環境と結合する相と、距離を取って行動を選ぶ相の往復として、心の情報処理を捉える枠組みです。Kempinskiの著作にタイプ論はまだありません。ここにあるのは、心を情報の交換系として扱う視点です。なお、当サイトの資料整理では、この二相構造とソシオニクスの機能ペア(受け取る受容機能と応答する生成機能—03章)の形式的な並行を指摘できる可能性があるものの、抜粋の範囲からは直接の系譜関係は確認できていません。
アウシュラによる接合
アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinaviciute、1927〜2005)は、この語を借りたことを自分で書いています。
「情報代謝」という用語はポーランドの精神医学の古典A.ケンピンスキーから借りたことを思い出してもらいたい。おそらく彼は、人間の心理的不快の基盤にはその情報代謝の障害が横たわっていると最初に語った人物である。
原文を表示
Можно напомнить, что термин «информацион- ный метаболизм» мы заняли у классика польской психиатрии А. Кемпинского. По-видимому, он пер- вый заговорил о том, что в основе психологичес- кого дискомфорта человека лежит нарушение его информационного метаболизма.
ソシオニクスとは、ソシオンについて、人間のソシオン的本性と社会のソシオン的構造について、人々の情報代謝(情報代謝)のさまざまなタイプとそれらのあいだのさまざまな形態の相互関係についての学問であり、K.G.ユング、E.クレッチマー、A.E.リチコの類型論と、A.ケンピンスキーの情報代謝の理論を基盤として生まれた。
原文を表示
Соционика — наука о соционе, соционной при- роде человека и соционной структуре общества, о разных типах информационного метаболизма (ИМ) людей и разных формах взаимоотноше- ний между ними — родилась на основе типологий К. Г. Юнга, Э. Кречмера, А. Е. Личко и теории ин- формационного метаболизма А. Кемпинского.
ソシオニクスの自己定義に、ユング、クレッチマー、リチコの類型論と、Kempinskiの情報代謝理論が並記されています。彼女自身による情報代謝の説明は次のとおりです。
パーソナリティタイプは、パーソナリティの形態、または人間の思考が収まる形態、彼の情報代謝の形態である。奇妙で慣れないが、身体が食物で養われエネルギーを生産するのと完全に同じく、心理は情報、受け取る信号、刺激で養われ、エネルギーを生産する。心的エネルギーまたは情報的エネルギーである。
原文を表示
Итак: тип личности — это форма личности, или форма, в которую укладывается мышление человека, форма его информационного метаболизма. Как это ни странно и непривычно, но ровно так, как тело питается пищей и производит энергию, так психика питается информацией, получаемыми сигналами, раздражителями и тоже производит энергию. Психическую энергию или информационную энергию.
食物による代謝と情報による代謝を同じ形式で並べる説明です。そのうえでアウシュラは、先行する類型論がすべて同じ実在のタイプ群を別名で記述してきた、という立場を取りました。LIIにあたるタイプの対応づけは、彼女の比較表に残っています。
双対2番 LII / ESE(愛称 ロベスピエール/ユーゴー)—K.G.ユングの対応は「思考内向/感情外向」、A.ケンピンスキー/K.レオンガルト系の対応は「内向理論型/陽気外向型」
表中の「ロベスピエール」はアウシュラ自身の命名(愛称)で、当サイトの表記ではLIIにあたります。LIIの欄には、ユングの思考内向(内向的思考型)と、Kempinski・Leonhard系の内向理論型が対応づけられています。健常な性格類型と、気質や精神医学の類型を同一の実在の別名として扱ってよいかは、それ自体が論点として残ります(23章)。
後代の研究者が語る系譜
この接合を、後の研究者はそれぞれの力点で語り直しています。Reininは、Kempinskiとアウシュラのあいだにある情報観の質的な違いを対比します。
アントニ・ケンピンスキーは精神科医として、各人がそれぞれ自分固有の世界に生きていることをよく理解していた(中略)概念を導入するにあたり、ケンピンスキーは純粋に物理的な類比—エネルギー代謝・物質代謝との類比—を用い、情報を諸対象が相互に交換する一種の実体として表象した(中略)アウシュラ・アウグスティナヴィチューテは(中略)自らの情報代謝タイプ理論を構築するにあたって、明らかに「情報」現象の仮想的性質を理解していた。
原文を表示
Анатолий Кемпинский, будучи врачом психиатром, прекрасно понимал, что каждый человек живет в своем особенном мире [6]. […] При этом, вводя понятие «информационный метаболизм», Кемпинский воспользовался чисто физической аналогией с энергетическим и материальным метаболизмом, представляя информацию как некоторую субстанцию, которой обмениваются объекты [5]. […] Однако, Аушра Аугустинавичюте [1], […] создавая свою теорию типов информационного метаболизма, безусловно, понимала виртуальный характер феномена «информация».
引用中の「アントニ」は訂正した表記です(Reininの原文では「アナトリー」と書かれていますが、この節の冒頭で述べたとおり、Kempinskiの名は実際にはアントニ(Antoni)です)。物として交換される情報から、受け手の側で立ち上がる情報へ—Reininはこの転換をアウシュラの功績に置きます。Stratiyevskayaは、転換を成し遂げたのは心理学者ではなく数学者だったと書きます。
それでもなお、この領域における根本的な転換は、心理学者ではなく(本来そう期待されるはずだったのだが)、数学者によって(より正確には、心理学者というよりもむしろ数学者によって)成し遂げられた—それまで誰にも知られていなかったリトアニアの学者、アウシュラ・アウグスティナヴィチューテによってである。彼女ただ一人が、ユングのタイポロジー(類型論)を解読し、彼のタイポロジーへの「鍵」となる、構築的な心理学的モデルを開発し、自身のタイポロジーと自身の新しい、拡張され改良された人間心理の構造のモデル(「モデルA」)を創造することに成功した。
原文を表示
И тем не менее кардинальный переворот в этой области был совершен не психологом (как этого следовало бы ожидать), а математиком (точнее, не столько психологом, сколько математиком) — дотоле никому не известным литовским ученым Аушрой Аугустинавичюте. Ей единственной удалось расшифровать типологию Юнга, разработать конструктивную психологическую модель, послужившую "ключом" к его типологии; создать свою типологию и свою новую, расширенную и усовершенствованную модель структуры человеческой психики ("Модель "А").
Filatovaは、アウシュラとユングの出会いを本人の言葉ごと記録しています。
こうしてユングは、人間の一生を通じて保たれる安定した特徴によって互いに区別される、合計16の心理学的タイプを見出したのである。それから数十年後、リトアニアの研究者アウシュラ・アウグスティナヴィチューテが、さらに先へと歩を進めた。(中略)「ユングは私をたちまち引きつけた。なぜなら、彼は構造を提示していたからである。しかも16もの構造を!」
原文を表示
Несколько десятилетий спустя исследователь из Литвы Аушра Аугустинавичюте пошла дальше. […] «Юнг заинтересовал меня сразу. Потому что предлагал структуру. И даже шестнадцать структур!»
Yermakは、系譜全体を1文に圧縮します。
こうして、A. アウグスタは、ユング流のタイポロジー(類型論)を、A. ケンピンスキーの心の情報代謝の理念の立場から研究して、心のモデルを創造し、N. メドヴェージェフは、心と世界の情報的相互作用のアスペクト構造の根拠を提示することで、モデル化に基づく特徴の「明晰化」と精緻化の基礎を据えた。
原文を表示
Так, А.Аугустинавичюте, исследовав юнговскую типологию с позиций идеи А.Кемпинского об информационном метаболизме психики, создала модель психики, а Н.Медведев, предложив основания аспектной структуры информационного взаимодействия психики с миром, заложили основы “прояснения” и уточнения признаков на основе моделирования.
文中のメドヴェージェフ(N. Medvedev)は、情報の側面(アスペクト)構造の根拠づけに関わった人物として言及されています。
小括します。4機能×2構えの枠組みはユングに、情報代謝の語はKempinskiに由来し、両者を1つのモデルに接いだのがアウシュラである—ここまでは各研究者の記述が一致します。食い違うのは力点です。Reininは情報観の質的転換を、Stratiyevskayaは数学的な解読を、Filatovaは構造との出会いを強調します。LIIについて言えば、祖形はユングの内向的思考型です。主観的要素への方向づけ、広がりではなく強度を目標とする思考、そして内側の過程を礼儀正しさの外面が覆うこと。この3点は、後の章で見るモデルAのLII配置(主導Ti・創造Ne)や識別問題と突き合わせる価値のある記述です。加えてLIIには、他タイプにない事情が1つあります。複数の研究者が、ユング本人をLIIタイプの実例として挙げていることです(22章)。理論の祖形とタイプの実例が同じ人物に重なるため、系譜の記述と人物タイピングの区別には特に注意が要ります。ユングの記述が臨床観察の語彙で書かれている点の限界も含め、23章で再論します。
03モデルAにおけるLII
モデルAは、8つの情報要素を8つの機能位置に配置した心の構造モデルです。当サイトが基準とするLIIの配置は次のとおりです。
- 1(主導機能):Ti(内向論理)
- 2(創造機能):Ne(外向直観)
- 3(規範機能):Fi(内向倫理)
- 4(脆弱機能):Se(外向感覚)
- 5(暗示機能):Fe(外向倫理)
- 6(動員機能):Si(内向感覚)
- 7(観察機能):Te(外向論理)
- 8(実演機能):Ni(内向直観)
この章では、この配置を支える原典記述を確認します。順序は、ユングの2機能構成、アウシュラの機能理論、そして初期著作の旧式表記です。
ユングの補助機能—2機能構成の原点
モデルAの中核である「強い2機能の組」は、ユングの補助機能論に遡るとされます。ユングは、主機能と同等の力を持つ第2の機能は存在できない、と書きます。
同等の力を持つ第二の機能が存在することは本来許されないことである。したがって、この第二の機能は必然的に二次的な重要性しか持ちえず(中略)補助的あるいは補完的な役割として作用するからである。
原文を表示
the presence of a second function of equivalent power is naturally forbidden. This other function, therefore, can have only a secondary importance(中略)but comes into play more as an auxiliary or complementary function.
どの機能が補助になれるかの規則も、続けて明示されます。
経験的事実が示すところによれば、第二機能は常に、主導機能とは異なる性質を持ちながらも対立関係にはない機能である。例えば、主導機能が思考の場合、補助機能としては直観と容易に組み合わさることができるし、同様に感覚とも同等に組み合わせることが可能であるが、すでに述べたように、感情とは組み合わせることができない。
原文を表示
the secondary function is always one whose nature is different from, though not antagonistic to, the leading function: thus, for example, thinking, as primary function, can readily pair with intuition as auxiliary, or indeed equally well with sensation, but, as already observed, never with feeling.
主導機能が思考の場合、補助は直観か感覚—LIIの構成(思考が主、直観が補助)は、ユング自身が例に挙げたまさにこの組み合わせです。ソシオニクスの文献では、この2機能の組が自我ブロックの原型になったと説明されます。
アウシュラの機能理論—第1機能と第2機能
アウシュラは機能位置の理論(フンクツィオニカ)で、各位置の性格を定式化しました。第1機能と第2機能の記述です。
要約:第1機能は人間の世界知覚、彼の「情報的職業」、イメージを規定する。人間はこの要素について最大限の情報を持っており、最も確信をもってそれを使用する。最も強い機能、「個人的恣意の領域」と言うことができる。
原文を表示
Резюме : 1-я функция определяет мировосприятие человека , его "информсационную профессию" , имедж . Человек имеет по этому элементу максимум информации , наиболее уверенно ей пользуется ; можно сказать, что это самая сильная функция , "зона личного произвола".
要約:第2機能は創造機能であり、ここで人間は自分以前には知られていなかった新しいものを創造する。第1機能の目的の達成と自己肯定のための創造である。
原文を表示
Резюме : 2 функция творческая , здесь человек создает новое , до него не пзвестное . Творчество ради достижения цели по первой и самоутверждения .
LIIに当てはめると、第1機能=Ti(世界を構造と法則の側面から知覚する「情報的職業」)、第2機能=Ne(その体系を新しい可能性・仮説へ展開する創造)です。そして機能は単独ではなく、対で働くとされます。
機能はモデルAの静的構造をなしている。それらは単独では働かず、常にペアで—ブロックとして働く。ブロックのアクセプト(受容)機能は可能な限り現実を反映し、プロダクティヴ(生成)機能は反応し、創造的に適応する。これはほぼ同時に起こり、機能が強く分化されているほど速い。
原文を表示
Функции - составляют статическую структуру модели А. Они не работают по одиночке , но всегда парами - блоками . Акцептная функция блока по возможности отражает действительность , продуктивная реагирует , творчески приспосабливаясь . Происходит это почти одновременно , тем быстрее , чем более сильно дифференцирована функция.
引用のアクセプト機能・プロダクティヴ機能は、奇数位置の受容機能・偶数位置の生成機能にあたります。この2つの対がブロックです。LIIの自我ブロックなら、Tiが受け取り、Neが応答します。
Yermakの定式化(機関誌版)でも、各位置の要素の割り当ては冒頭の基準配置と一致します(単行本付録の超自我2機能は記述が入れ替わっており、23章で扱います)。
モデルA自体は、どの機能も他を直接管理しない線形・対称の構造とされます(Bukalov)。機能ごとの処理能力の差は16章(次元性)で扱います。
アウシュラ旧式の4列表記
アウシュラの初期著作では、タイプは8つの位置ではなく4つの機能で記述されます。LIIの旧式表記は、I(主導)=Ti、II(プロダクティヴ)=Ne、III(MHC=最小抵抗の場)=Se、IV(サジェスティヴ)=Fiです。現行の8位置との対応は、I=位置1、II=位置2、III=位置4、IV=位置3になります。
ここで番号体系の混在に注意が必要です。旧式のIIIとIVは、現行の位置4・位置3と逆順に並びます。さらに紛らわしいことに、旧式のIVの名称「サジェスティヴ」は、現行のモデルAで位置5の名称(暗示機能)と同じ語です。旧式のIV(LIIではFi=現行の位置3)と、現行の位置5(LIIではFe=暗示機能)は、同じ名前で呼ばれる別の位置であり、名称だけで照合すると要素を取り違えます。研究者ごとの独自番号もあります。Filatovaは主導・創造・脆弱・暗示の4機能とローマ数字でLIIを記述し(09章)、Reininは符号付きの独自番号を使い(06章)、Gulenkoは独自モデル(モデルG)の位置名を使います(12章)。原典を読むときは、番号や名称ではなく「どの要素がどの意味の位置にあるか」で照合するのが安全です。
主導から創造への連鎖を「プログラムとその実現」として書くFilatovaの定式は、旧式の2機能中心の伝統を引き継いだ形です。
8. Ti-Ne 論理直観内向(LII、ロベスピエール、アナリスト)(中略)起きるすべてのことの基礎には特定の法則性があり、それを発見しなければならない(Ti—プログラム機能)。そのためには、現象と過程の本質にできるかぎり深く分け入るべきである(Ne—プログラムの実現)。
原文を表示
8. БЛ-ЧИ Логико-интуитивный интроверт (ЛИИ, Робеспьер, Аналитик).〔中略〕В основе всего происходящего лежат определенные закономерности, которые необходимо открыть (БЛ — программная функция), для этого следует как можно глубже вникнуть в суть явлений и процессов (ЧИ — реализация программы).
見出しの「ロベスピエール」「アナリスト」はLIIの愛称と呼称の併記です。8つの位置ではなく2つの機能だけでタイプを書く形式ですが、要素の中身は冒頭の配置と一致し、順序もTiからNeへの一方向です。
小括します。LIIの8位置の配置(Ti・Ne・Fi・Se・Fe・Si・Te・Ni)は、アウシュラのブロック論からYermakの定式化まで要素の中身が一致しています。ユングに直接遡るのは、主導Tiに直観的な補助機能が付くという自我2機能の構成までです(02章)。ただしYermakの付録記述には位置3・位置4の系統間食い違いが1箇所あり(23章)、位置の番号づけと名称は研究者・時期によって別体系が併存します。LIIの場合も「サジェスティヴ/暗示」という同名の語が旧式のIV(位置3のFi)と現行の位置5(Fe)という別の位置を指す紛れがあります。番号でなく要素と意味で照合する—この注意は、以降の研究者章すべてに関わります。
04情報要素から見るLII
LIIの自我ブロックはTi(内向論理)とNe(外向直観)です。この章では、ユングの思考と直観の定義を出発点に、2要素の定義を研究者横断で確認し、最後にLII固有の論点(Tiの体系がNeの探索を方向づける結合)を見ます。各要素の一般解説はTi(内向論理)とNe(外向直観)の詳細ページにあります。ここでは、LIIの構成に関わる範囲に絞ります。
思考と直観—ユングの定義
出発点として、ユングの定義の章から。まず思考です。
思考とは、それ自身の法則に従って、与えられた表象を概念的な連関へと持ち込む心理学的機能である。
原文を表示
Thinking is that psychological function which, in accordance with its own laws, brings given presentations into conceptual connection.
与えられた表象を概念の連関へ持ち込む働き、という定義です。次に直観です。
直観(intueri=中を見る・注視する、に由来)は、私の見解では、基本的な心理学的機能の一つである(「機能」の項参照)。直観は、知覚を無意識的な仕方で伝達する心理学的機能である。
原文を表示
Intuition (from intueri = to look into or upon) is, according to my view, a basic psychological function (v. Function). is that psychological function which transmits perceptions in an unconscious way.
直観は、その内容の性質がどうであれ、一種の本能的な把握である。感覚(同項参照)と同じく、それは非合理的(同項参照)な知覚機能である。
原文を表示
Intuition is a kind of instinctive apprehension, irrespective of the nature of its contents. Like sensation (q.v.) it is an irrational (q.v.) perceptive function.
感覚と並ぶ「非合理な知覚機能」という分類は、15章で見る非合理二分法の源流です。ソシオニクスの通説では、この思考を外向・内向に分けたものがTe・Ti、直観を分けたものがNe・Niに対応するとされます。LIIはこのうち内向側の思考と外向側の直観を強い2機能に持ちます。
Ti(内向論理)—各研究者の定義
アウシュラ自身によるTi(内向論理)の定義です。
私たちは、何らかの客観的パラメータの基準に基づいてある対象を他の対象と比較する際に生じる感情を、論理的なものに分類する。たとえば、距離、重さ、体積、価値、力、質的差異の感覚。
距離・重さ・価値・力といった対象どうしの客観的な比較から生じる感覚を論理に分類する、という定義です。Stratiyevskayaの理論編は、同じ要素を「体系の論理」として定義します。
体系の論理—知識を体系化する能力、理論を作り出す能力、客体間の論理的相互関連の深い理解、事実の体系、階層、従属関係、行政機構、分類、統計、計算と統制。
原文を表示
— "логика соотношений" (между объектами) — (интровертная логика, БЛ7). Логика систем — умение систематизировать знания, создавать теории, глубокое понимание логических взаимосвязей между объектами, система фактов, иерархия, подчиненность, административный аппарат, классификация, статистика, учет и контроль.
知識の体系化と、階層・従属関係の理解が同じ項目に並びます。Filatovaの基本概念章の定義も並べます。
内向論理型の意識は、周囲世界についての自分自身の観念に集中している。彼は自分を取り囲むすべてのものの中に構造と秩序を探し、自分の周りにそうした構造を組織し、その中での自分の位置を感じ取ろうとする。(中略)記号□(Ti)の名称—構造論理。
原文を表示
Сознание интровертного логика сосредоточено на собственных представлениях об окружающем мире. Он ищет структуру и порядок во всем, что его окружает, старается организовать такую структуру вокруг себя, почувствовать свое место в ней. […] Название символа — структурная логика.
Filatovaはこの要素を主導に持つタイプの姿で定義を書きます。構造と秩序を探し、その中での自分の位置を感じ取るという書き方は、LIIの主導機能の記述としてそのまま読めます。Yermakは、要素をタイプから切り離した「アスペクト(情報の構成要素)」の水準で定義します。
私たちのうちのある者にとって重要なのは、何かの構造、図式、効率、集合、分類、計上、統計である。しばしば私たちは何かの秩序と正しさ、適切性、公正、階層に関心を持つ。場合によっては見解や概念等々が決定的である—これらすべては何らかの対象や集団の関係についての情報である。対象についての情報流の関係的構成要素(アスペクト)の意味論(意味)は、「システム」という用語で一般化できる。(中略)文献ではこのアスペクトの他の名称も見られる: 内向的論理または構造論理。
原文を表示
Для некоторых из нас важными являются структура, схема, эффективность, совокупность, классификация, учет, статистика чего-либо; часто нас интересуют порядок и правильность чего-то, адекватность, справедливость, иерархия, в ряде случаев определяющими являются взгляды или концепция и т.п. – все это информация об отношениях неких объектов или групп. Семантику (смысл) отношенческой составляющей информационного потока (аспекта) об объектах можно обобщить термином “система”〔中略〕В литературе встречаются и другие наименования этого аспекта: интровертная логика или структурная логика
構造・秩序・階層・分類—対象間の「関係」を扱う情報がTiの中身で、総称は「システム」だ、という定義です。対象間の関係を1つの体系に組織するという点は、3人の定義に共通しています。
Ne(外向直観)—各研究者の定義
Ne側も同じ順で見ます。アウシュラの定義です。
対象のポテンシャル・エネルギーについての情報が知覚される。たとえば、人間の身体的・心理的能力と可能性についての情報である。この知覚は、対象と現象の構造を理解し、その内的内容を見抜く能力を与える。
対象のポテンシャル・エネルギー—構造と内的内容を見抜く能力の情報、という定義です。Stratiyevskayaの理論編は「可能性の直観」をこう定義します。
人々の可能性を感じ取る能力、発展の見通しを見る能力、過程の統一性と相互関連の感覚、世界の総体的な知覚、過程そのものの本質の理解。
原文を表示
— "интуиция возможностей" (время) — (экстравертная интуиция, ЧИ). Способность чувствовать возможности людей, умение видеть перспективы развития, ощущение единства и взаимосвязи процессов, целостное восприятие мира, понимание самой сути процессов.
見通しと過程の本質の理解が同じ能力として括られます。Yermakの意味論です。
能力、可能性の問題は、一見時間と無関係に見えたが、時間と—より正確には、時間の背後にあるもの、すなわち対象、空間、エネルギー状態の変化—と結びついていることが判明した。読者よ、いささか錯綜した論述を許されたい—その目的は、いくつかの簡単な例で、この重要なアスペクトの本質を示すことだった。心に対し、私たちの周囲世界の現実の可能性、能力(潜在的または事実的)についての情報を運ぶ情報構成要素(アスペクト)の意味論(意味)を最も正確に伝えるのは、「可能性」という用語である。(中略)文献ではこのアスペクトの他の名称も見られる: 外向的直観および可能性の直観。
原文を表示
Проблема способностей, возможностей, на первый взгляд не имеющая отношения ко времени, оказалась связанной с временем, а точнее, с тем, что стоит для нас за временем – изменениями объектов, пространства и энергетических состояний. Да простит читатель несколько витиеватые рассуждения – цель их: показать на некоторых простых примерах сущность этого важного аспекта. Семантику (смысл) информационной составляющей (аспекта), которая несет для психики информацию о возможностях, способностях (потенциальных или фактических) реалий окружающего нас мира точнее всего передает термин “ возможности ”.〔中略〕В литературе встречаются и другие наименования этого аспекта: экстравертная интуиция и интуиция возможностей.
名称は「外向的直観」「可能性の直観」と揺れますが、指している側面は同じで、記号は▲です。対象に潜む可能性を知覚するという点は、3人の定義に共通しています。アスペクトが知覚としてどう現れるかは、11章でKarpenkoの記述を見ます。
LIIにおけるTi・Neの結合
LIIのタイプ記述では、この2要素が組みで現れます。Reininは、思考そのものを存在の根拠に置くデカルトの命題を、Tiを主導に持つ2タイプに限定します。
デカルト的原理「コーギト・エルゴ・スム」(「我思う、ゆえに我あり」)は、実は白い論理(□(Ti))が第1機能に対応するわずか二つの類型にとってのみ妥当かもしれない(すなわち、LSI〔原文: マクシム・ゴーリキー〕とLII〔原文: ロベスピエール〕)。
原文を表示
Cartesian principle, Cogito ergo sum (“I think, therefore I exist”) is actually valid perhaps for only two types whose subjective logic corresponds to the first function (i.e., Maxim and Robespierre). For other types different principles of existence can be valid: “I am loved, therefore
「我思う、ゆえに我あり」—思考の働きそのものを存在の根拠に置く原理が、Tiを主導機能とする2タイプ(LIIとLSI)に固有だ、という指摘です。StratiyevskayaのLII記述は同じ命題から始まり、そこにNeの働きが続きます。
「我思う、故に我あり。」本性によりLIIは強く発達した論理と分析的思考への適性を備えている。彼はさまざまなモデル、構造、体系、分類について考えることを好む。いかなる現象や出来事においても、現在の矛盾や非論理性の根本的原因を探し出し見つけ出す。
原文を表示
"Мыслю — следовательно, существую". Робеспьер от природы наделен сильно развитой логикой и способностями к аналитическому мышлению. Любит рассуждать о различных моделях, структурах, схемах и классификациях. В любых явлениях ищет и находит первопричины существующих противоречий и нелогичностей.
モデル・構造・分類を考える働き(Ti)と、矛盾や非論理性の根本的原因を探し出す働き(Ne)が、1つの段落で続けて書かれています。この結合には理論的な根拠づけもあります。Karpenkoは、要素についての発言が決して純粋には現れないことを指摘します。
私たちによく知られている最初の結合、それなしには情報代謝タイプのモデルAの存在を考えることができない結合—それは、自我、超自我、超イド、イドの各ブロックの内部の結合である。これらの結合は、周知の効果をもたらす—何か一つのアスペクト、たとえば黒い直観( )についての発言を得たいと思っても、それは常に混合された形で得られる。(ILE)のように白い論理( )の色合いを帯びるか、あるいは(IEE)の話であれば白い倫理( )の色合いを帯びるかである。つまり、何か一つのアスペクトについての純粋な発言を、私たちは端的に得ることができない。
原文を表示
Эти связи приводят к известному эффекту, — если мы хотим получить высказывание по какому-нибудь одному аспекту, например, по чѐрной интуиции (), то мы его всегда получаем в смешанном виде: либо с оттенком белой логики (), как у (ИЛЭ), или — белой этики (), если речь идѐт об (ИЭЭ). То есть чистое высказывание по какому-нибудь одному аспекту мы получить попросту не можем.
引用中の( )は、原文で要素記号が入る箇所です。例に挙がるのは主導にNeを持つ2タイプですが、指摘そのものはブロック内の結合一般に向けられています。LIIに当てはめれば、主導のTiについての発言が創造のNeの色合いを帯びる、という形になります。
小括します。Tiは「構造・法則・整合性・システム」、Neは「可能性・潜在能力・全体像」で、ユングの定義からアウシュラ・Stratiyevskaya・Filatova・Yermak・Karpenkoまで、語彙の揺れを除けば要素の中身は収束しています。LII固有の論点は結合の順序です。複数の記述が、Tiが立てた体系をNeの仮説・可能性が実現するという一方向の連鎖で書いています(Yermakの定式化—03章—も同じ順序でした)。この順序が逆のILE(Neが受け取りTiが応答する)との差は、14章と18章(鏡像関係)で扱います。弱い側の要素(Fi・Se・Fe・Si)の記述は、各研究者章と16章(次元性)に譲ります。
05アウシュラの記述
創始者アウシュラによるLIIへの直接言及は、人物像を一つにまとめたポートレートよりも、歴史上の影響関係や文学作品の人物、他タイプの章での対比、ユング研究の文脈に分散しています。この章では、他章に割り当てられた機能配置・関係論・著名人判定を繰り返さず、アウシュラがLIIをどの場面に登場させたかを確認します。底本は『ソシオニクス入門』(1998年)、『ソシオニクス 心理タイプ・テスト』(1998年)、『レイニン特性の理論』(1998年)、機関誌に再録された論考です。彼女の論考「なぜユングは読みにくいか」はユングの思考の特性をLIIとして記述することを主題にしており、LIIが単発の歴史例ではなく論考の主題そのものとして置かれた文献ですが、参照できる日本語資料は要約・抄訳で、逐語で引けるのは資料内に引用符つきで再現された一節に限られます(22章で引きます)。
ルソーからロベスピエールへ—歴史上の影響の例
『ソシオニクス入門』では、社会を通じて課題が伝わる過程を説明する箇所で、ルソーからロベスピエールへの影響が例示されています。
ジャン=ジャック・ルソーがロベスピエールに、あるいはカントに及ぼした影響は広く知られている。IM理論の観点からは、第一がインドゥクトル(送り手)、第二がペルツィピエント(受け手)であった[^*7]。(中略)[^*7]: 直観倫理内向と論理直観内向。
原文を表示
Широко известно, какое влияние оказал Жан-Жак Руссо на Робеспьера или на Кан- та. С точки зрения теории ИМ первый был индук- тором, другой перцепиентом.〔中略〕ИНТУИТИВНО-ЭТИЧЕСКИЙ ИНТРОТИМ (ТД№) и ЛОГИ- КО-ИНТУИТИВНЫЕ ИНТРОТИМЫ (ТПА).
ここでロベスピエールは、個人の性格を説明する例ではなく、先行する思想が別の人物へ伝わる歴史的な連なりの一例として置かれています。アウシュラが自分の情報代謝理論で読み替えた思想史の一場面、という水準の記述です。
社交への距離—チェーホフ作品の人物像
別の箇所では、アウシュラは状況に応じた注意や距離の取り方を論じる中で、LIIをチェーホフ作品の人物に重ねています。
教科書的な例—スヴォーロフの宮廷での挑発的振る舞い。LIIは完全に別物。チェーホフには、地主婦人をその社交生活の愚かさで叱責しつつ、その忠実な住人であり続ける、このタイプの賢者がたくさんいる。
原文を表示
Хрестоматийный пример — вызывающее поведение Суворова () при дворе. Совсем другое дело (). У Чехова много мудрецов с этим типом личности, отчитывающих помещиц за глупость их салонной жизни и продолжающих оставаться их верными обитателями.
アウシュラがここで見ているのは、社交のあり方を批判しながら、その生活圏からは離れずに関わり続ける人物です。批判と継続的な参与が同じ人物の中に併存する—譲歩・頑固という特性の説明のために、彼女は文学作品の人物造形からこの併存を取り出しています。
感情の様式—自分では切り替えられない領域
アウシュラは、LSIの章で超自我ブロックを説明するとき、同じ位置に倫理の要素を持つタイプとしてLIIを並べます。
なぜなら、超自我 の第一の半拍は、自身の発露の自立的な変更には能力がないから。ILE〔原文: ドン・キホーテ〕 や IEE〔原文: ゲクスリー〕 は、自分の衣服のスタイルを変える能力なく、LSI〔原文: マクシム〕 や LII〔原文: ロベスピエール〕 — 新しい感情の様式、共感の様式に移行する能力がない。この半拍の新しい線路に、いつも別の者によって移される。
原文を表示
Потому что первый такт СУПЕРЭГО не способен на самостоятельное изменение своих проявлений. ДОН-КИХОТ или ГЕКСЛИ не способны изменить стиль своей одежды, МАКСИМ или РОБЕСПЬЕР — перейти на новый режим чувств, симпатий. На новые рельсы по этому полутакту всегда переставляет кто-то другой.
衣服の趣味を自分では変えられないILEやIEEと並べて、LSIとLIIは感情と共感の様式を自分では組み替えられない、と書かれています。感情が無いという記述ではなく、様式の切り替えが自分の側から起こらないという記述で、切り替えるのは別の人だとされます。18章で見る双対の役割と、06章でReininが書く「態度の表明への恐怖」は、この観察と同じ場所を指しています。
断片から見える人物像—気質・実例・双対文脈
まず、レイニン特性の校正者論の文脈での行動記述です。
LSE、LII、SEIは、新しい物を買ったとき、まず説明書を読む。なぜなら正確にすべてを知らねばならないから—そうでなければ校正者になれない。(中略)EIIは、ILEと同じく、まず対象そのものを手にとり、何も上手くいかなくなった後で説明書を読む。
原文を表示
(ЛСЭ), (ЛИИ) или (СЭИ), купив какой-то новый предмет, прежде всего читает инструкцию, потому что точно должен все знать — иначе он не будет корректором. (ЭИИ), как и (ИЛЭ), сразу берется за сам объект и только после того, как ничего не получается, читает инструкцию.
説明書を先に読む—「正確にすべてを知る」ことを行動の前提に置く3タイプの筆頭にLIIが挙がります(特性論の枠組み自体は15章)。『ソシオニクス入門』には、内向型の役割をめぐるテーゼの実例としてLIIが登場する箇所があります。
質的に新しい構成物は内向型の頭脳においてのみ現れる。(だから新しさという意味での最も先進的な者のひとりが航空設計者のなかにいたのは、論理直観内向(T□(Ti)▲(Ne))のロベルト・バルティーニである。)しかし質的に新しい社会関係の創造者でありうるのは外向型のみであり、「マルクス主義」のすべての古典がそうであった。ただし新しいタイプの国家(対象)の創造者は内向型であり、たとえばトマス・モア(T□(Ti)▲(Ne))がそうである。
原文を表示
Качественно новая конструкция появляется лишь в голове интроверта. (Поэтому одним из самых пе- редовых в смысле новизны идей среди авиакен- структоров был Роберто Бартини — логико-интуи- тивный интроверт (ТОА).) Но быть творцами ка- чественно новых социальных отношений могут только экстраверты, какими и были все классики’ «марксизма». Зато творцом нового типа государст- ва (объект) является интроверт, например Томас Мор (ТОА).
記号列T□▲はLIIの旧式表記です。内向型にしかできないこととして、質的に新しい構成物と新しいタイプの国家の創造が挙げられ、その実例としてLIIの2人が置かれています。双対関係の文脈でアウシュラが書いたLII像は、18章で扱います。
小括します。アウシュラが観測したLIIは、思想の伝達、社交との距離、感情の様式、校正者の気質、双対文脈、ユングの思考研究という異なる文脈に散らばって現れます。断片を集めると2つの軸が出ます。第一に、正確にすべてを知ってから動く構え。第二に、情動の適切さへの確信のなさと、感情や共感の様式を自分では切り替えられないという記述です。素材が関係論と歴史上・文学上の例に偏ること自体が、この創始者のLII資料の特徴だと言えます。
06Reininの記述
Grigory Reininは数学者で、15の二分法特性(レイニン特性)と小集団理論の提唱者として知られます。LIIの記述は、Wikisocionに再録されたタイプ要約と、主著『ソシオニクス:類型論・小集団』(英語版2010年)に残っています。二分法特性そのものは15章で扱うため、この章では機能別の人物記述と、状況別の助言を見ます。
読む前に、番号体系の違いを確認します。Reininは機能を第1〜第4機能と陰性の第-1〜第-4機能に分けます。これはReinin独自の符号付き分類であり、当サイトの機能位置番号ではありません。LIIでは、第1機能が位置1のTi、第-1機能が位置7のTe、第2機能が位置2のNe、第-2機能が位置8のNiに当たります。第3機能は位置6のSi、第-3機能は位置4のSe、第4機能は位置5のFe、第-4機能は位置3のFiに当たります。
基盤と創造—第1機能と第2機能
Reininのタイプ要約は、第1機能のTiを、世界観を支える変更しにくい基盤として記述します。
私の理解、私の世界観、そして私の学派。私の論理は世界で最高の論理である。LII〔原文: ロベスピエール〕の信念体系に矛盾する何かについて彼を説得することは困難である。(中略)第1機能は保守的であり、基盤として機能し、基盤は堅固で強くなければならない。
原文を表示
my understanding, my worldview, and my school. “My logic is the best logic in the world”. It is difficult to convince a Robespierre of anything that contradicts her system of beliefs.(中略)The first function is conservative, it serves as a base, and the base should be firm and strong.
新しい情報を拒むと断定するより、整合する世界観へ組み直すまで時間を要するという観測として読めます。
第2機能のNeは、現状にない完全な外的世界を構想する「創造性の領域」とされます。
創造性の領域。外的世界は完全でなければならない。私たちは太陽の都市を建設し、そこに美しく幸福な人々を住まわせよう。(中略)「だからギロチンを持ち出して、私たちの創造を妨げるすべての悪い人々の首を切り落とし、良い人々だけが残って皆が幸福になるようにしよう。悪い人々、抑圧、暴力、不正のない社会を建設しよう。」しかしこの目的はギロチンの手段によって達成される。
原文を表示
the area of creativity. The external world has to be complete. We will build the City of the Sun and inhabit it with beautiful, happy people.(中略)so let's take a guillotine and chop off heads of all bad people who hamper our creation so that only good ones remain and everyone will be happy. Let's build a society free of the bad people, oppression, violence, injustice … But this purpose is achieved by means of a guillotine”.
Reininは、理想の設計とそれを実現する手段の緊張を、意図的に強い歴史的な例で書きます。第2機能が向かう先は自分の内面ではなく外的世界の完全性であり、その設計が現実の人や条件から離れうる—という警告の形をとった記述です。
無視と規範—陰性機能の記述
第-1機能のTeは、Reininが「無視の領域」と呼ぶ側です。
「世界は私が見るとおりのものだ。私が見るとおりではないという証拠があるなら、世界の方が悪い。とにかく、それは私には関係ない;意見は自分の中にしまっておけばいい。世界は私が見るとおりであるべきだと私は思う」。しばしばこれらの人々は、自分の想像の世界に住む。
原文を表示
Function #-1 - objective logic ( ): the zone of ignoring. “The world is the way I see it. If you have evidence that it’s not the way I see it, too bad for the world. Anyway it is not my business; just keep your opinion to yourself. I think the world should be exactly how I see it”. Often these people live in the world of their imagination.
外部の証拠より自分の理解を優先するという、かなり強い書き方です。第1機能の堅固な基盤を、反対側から記述したものと読めます。第-2機能のNiには、一定の内的状態に留まる「規範領域」という説明が与えられます。
LII〔原文: ロベスピエール〕の規範領域は、いくつかの状態と気分から成る。私の状態は常に外的世界に適切で、私の内的人格は標準的だ。調和の世界を建設することがこれほど興味深く切迫している中で、なぜわざわざ自分の内的自己を研究しなければならないのか? LII〔原文: ロベスピエール〕は典型的に、自分の標準的状態のうちのひとつを選び、ほとんどの時間それに留まる。この規範領域には、内的世界の統合性を確保する倫理的規範と原理も含まれる。
原文を表示
Function #-2 - subjective intuition ( ): a Robespierre's zone of standards consists of a number of states and moods. My state is always adequate to the external world, and my inner person is standard. Why bother studying your inner self if building a world of harmony is so much more interesting and acute? A Robespierre typically chooses one of his standard states and dwells in it most of the time. This area of standards also includes ethical norms and principles, which secure the integrity of their internal world.
ここでReininが見ているのは、内面を絶えず変化させるより、外的世界へ働きかけるあいだも自分の状態を一定に保つ傾向です。内的自己の探索より調和の建設を優先する—という順位づけが、そのまま状態の安定として書かれています。
身体の確かさ—第3機能
Reininの第3機能は位置6のSiに当たり、健康や身体感覚が自己評価と結びつく領域として書かれます。
自己評価の領域、問題のゾーンには、健康、一般的な感覚、そして特にセックスがある。(中略)彼らは感覚の領域において200%の安全を求める。あらゆる種類の健康プログラムを探し出し、厳密に従う。(中略)このタイプの自己評価のモットーは「完璧な健康状態にあれば私は良い」だからだ。
原文を表示
in the area of self-assessment, in the zone of problems there are health, sensations in general and sex in particular.(中略)They need 200% safety in the area of sensations. They seek out and follow hard all kinds of health programs.(中略)their self-assessment motto of this type is I am good if I am in perfect health condition.
健康法を探して厳密に従う行動は、身体の安全を確かめたい内的な負担として記述されています。
対になる第-3機能Seは、その健康法の中身を列挙する形で書かれます。
健康問題が起きると、このタイプは「何かしなければ!」と考える。彼/彼女はクロスカントリースキー、空手、冷水浴、サウナ、その他の身体的運動、ダイエット、断食、尿療法、定期的な日課、トレーニングなどに向かう。私は感覚能力を強化する必要がある;私は武装し危険でなければならない。
原文を表示
When health problems arise this type thinks, “We must do something!” He/she turns to cross-country skiing, karate, bathing in the ice-cold water, sauna, other physical exercises, diets, fasting, urine-therapy, routine schedule, workouts, etc. I need to fortify my sensory ability; I need to be armed and dangerous.
列挙の末尾に置かれた「武装し危険でなければならない」という一人称の文が、健康法を探す動きを安全の確保として言い当てています。
好意の受信と態度の表明—第4機能と第-4機能
第4機能のFeでは、周囲から向けられる好意を確かめにくい状態が描かれます。引用の中略部分では、この欲求がチームを作ることや人を集めることへ向かい、気づけば太鼓持ちに囲まれている、という筋が続きます。
LII〔原文: ロベスピエール〕は否定的な態度を感じるとその場を去る。(中略)「私は愛されたいのだ、それだけだ!」(中略)LII〔原文: ロベスピエール〕はその点で猜疑心まで抱くようになる(中略)「自分のことを彼らが本当はどう思っているのか分からない。(中略)LII〔原文: ロベスピエール〕は、その猜疑心を煽られると容易に操作されてしまう。なぜなら、彼らは関係性の領域においては主導権を握れないからである。
原文を表示
place is the place where I am loved. A Robespierre leaves because he/she feels the negative attitude, they are often unaware of the objective reasons why they left a place or a company: “I want to be loved, that's all!” So he is thinking what can be done in order to get people's love?〔中略〕hypochondriac. A Robespierre gets even suspicious: “I do not know what they really think about me. Other people know better what others think about me”. A Robespierre may be easy manipulated if his/her suspiciousness is encouraged it works because they are not masters of relationships.
続く第-4機能のFiでは、自分から態度を言葉にする負担が記述されます。
LII〔原文: ロベスピエール〕の恐怖領域は、自分自身の他者への態度である。それについてなぜ語る必要があるのか?何を言うべきというのか?彼らは、愛情、あるいは人・物・出来事に対する自分自身の態度を表明することへの恐怖を抱いている。(中略)これらの問いはLII〔原文: ロベスピエール〕を怖がらせる。そして自分の態度を直接語る必要に迫られると、大きな騒ぎを起こすこともある。一般にLII〔原文: ロベスピエール〕は、距離を置いた、抑制された対話の仕方を好む。彼らは自分の意見を、ほのめかしたり冗談めかしたりして、暗黙のうちに表現しようとする。しばしば理解されない。なぜなら、他人も自分と同じように考えているはずだと前提しているからである。
原文を表示
Function #-4 - subjective ethics ( ): in a Robespierre's zone of fears is his/her own attitude. Why talk about it? What is there to say? They have a fear of expressing love, or their own attitude to a person/a thing/an event. “What is your opinion? What do you think about it?” these questions frighten a Robespierre. And when they are faced with a necessity to speak directly about their attitude they may put up a huge fuss. In general a Robespierre is inclined to a detached, constrained manner of dialogue. He/she tries to express opinions implicitly, hinting or joking. Frequently they are not understood, because they assume that others think in the same way as they do.
受け取る好意の確認と、自分の態度の表明が対になっています。Reininが「恐怖領域」と呼ぶのは、態度を直接言葉にするよう迫られたときに本人が感じる負担で、ほのめかしや冗談という迂回路の記述もそこへつながっています。
小集団のなかのLII—類型を人物に重ねない
Reininは、二分法の組み合わせでソシオンを4タイプずつの小集団に分割します。LIIが属する集団の例です。
主観論理タイプとは、論理直観タイプ(LII〔原文: ロベスピエール〕)、論理感覚タイプ(LSI〔原文: マクシム〕)、直観論理タイプ(ILE〔原文: ドン・キホーテ〕)、そして感覚論理タイプ(SLE〔原文: ジューコフ〕)である。(中略)客観直観タイプは直観倫理外向(IEE〔原文: ヘクスリー〕)と直観論理外向(ILE〔原文: ドン・キホーテ〕)であり
原文を表示
The subjective logical types are logical-intuitive (a Robespierre), logical-sensory (a Maxim), intuitive-logical (a Don Quixote) and sensory-logical (a Zhukov). […] objective intuitive types are intuitive-ethical extrovert (Huxley) and the intuitive-logical extrovert (a Don Quixote)
主観論理という切り口では、LIIはLSI・ILE・SLEと束ねられます。クアドラ(17章)だけがタイプの集団化ではない、というReininの視点の実例で、15章で見るクラブとも別の切り分けです。一方でReininは、タイプ名で具体的な人物を置き換える誤りにも注意を促します。
問題の代替は初心者ソシオニストの一般的な間違いである。別の人物に出会うとき、彼らは「やあ、私はSEE〔原文: ナポレオン〕です」 — 「やあ、LII〔原文: ロベスピエール〕です」のようなことを言うかもしれない;または「あなたはILE〔原文: ドン・キホーテ〕のはずがない、ILE〔原文: ドン・キホーテ〕はそんなことを決して言わないだろう」と。
原文を表示
of a banal, rather simple structure, which could be easily figured out. The substitution in question is a common mistake of novice socionists. When meeting another person they may say something like "Hi, I'm a Napoleon" – "Howdy, a Robespierre"; or, "You can't be a Don Quixote, a Don Quixote would never say anything like that." Or else people may make excuses: "It's not my fault, this is all
人物は類型の例文どおりに行動するとは限らない、という自戒です。集団化も助言も、Reininにとっては人物を型に押し込む道具ではない、という前提がここに置かれています。
タイプへの助言という体裁
主著のPart IIIは「クライアント—コンサルタント」の場面を想定し、二人称で助言します。動揺と先延ばしの場面では、予見できない遅延まで引き受けないよう勧めます。
LII〔原文: ロベスピエール(LII)〕(中略)覚えておけ:神経細胞は再生しない、あるいはより正確には、体の他の細胞よりもずっとゆっくりと再生する。客観的状況のためにストレスを溜める必要はない。どんなに頑張っても、すべてを予見することはできない。最も柔軟な計画でも、誘発される遅延は避けられない。可能なら、コントラストシャワーを浴びるか、お気に入りの本を読みなさい。
原文を表示
A Robespierre Remember: nerve cells do not restore, or, more accurately, they restore much more slowly than other cells of the body. There is no need to stress out over objective circumstances. No matter how hard you try you cannot foresee everything. Induced delays are inevitable even with most flexible planning. Take a contrast shower or read your favorite book if you get a chance.
予定外の事態を完全に排除しようとするより休息を挟め、という処方です。予期せぬ出来事の場面では、改善を続ける動機と、決定して止める必要が同時に記述されます。
LII〔原文: ロベスピエール(LII)〕(中略)世界はあまり調和していない。予期せぬことがすぐ角を曲がったところであなたを待っている。これがあなたを活気づける。病気や怪我を経験するかもしれない。しかし、状況の正しい理解、近しい人々の愛、仲間の尊敬は、あなたを回復させ、極限の状況のあらゆる驚きに対処する助けとなるだろう。ここに、あなたにとって危険な一つのことがある。最適と最大効果への憧れにおいて、不均衡を引き起こし、行き過ぎることがある。覚えておけ:最良は良きものの敵。立ち止まり、決定を下す瞬間を捕まえる必要がある。
原文を表示
A Robespierre The world is not very harmonious. The unexpected is waiting for you just around the corner. This energizes you. You might have to experience sickness and injuries. But your correct understanding of the situation, the love of your close ones, the respect of your associates will restore you and help you to cope with any surprises in any extreme circumstances. There is one thing here that is dangerous for you. In your yearning for the optimal and the maximum effective you may cause misbalance and go overboard. Remember: The best is the enemy of the good. You need to catch the moment when you need to stop and make a decision.
小括します。ReininのLII記述の軸は3つです。第一に、Tiの堅固な世界観とNeによる外的世界の改善を出発点に置くこと。第二に、健康・好意・態度の表明という弱い側の領域を、行動の水準まで下ろして書くこと。第三に、強度ランク式の独自番号と小集団という分類装置そのものの独自性です。Part IIIでは、この機能記述が予見できない遅延や予期せぬ出来事の場面へ移され、最良を求めて改善を続ける動きに、休息と停止点という外側の基準を当てるという一貫した形をとります。人物と類型を同一視する誤りをReinin自身が戒めているとおり、これは「LIIならこうなる」の一覧ではなく、彼が繰り返し見た傾向とそれへの処方です。
07Bukalovの記述
Aleksandr BukalovのLII関連資料には、直接プロファイル、歴史過程への類型適用、本人が観察した生活事例が含まれます。この章では、世界を論理的に組み立てる傾向から、圧力への態度、仕事と家庭で異なるニーズを満たす様子までを見ます。歴史人物への適用は、Bukalovが自分の理論で歴史をどう読んだかの記録として扱います。
世界を論理体系として捉える
このタイプに属する人々は、私たちの周囲の世界で起こるすべてのことを分析する傾向がある。正確ではあるが抽象的で論理的なアイデアを高く評価し、世界を一種の論理体系として全体的かつ完全な世界観を自らのために構築しようと努める。何が起ころうとも、それは彼らの考えでは、論理的に説明されるべきなのである。「LII〔原文: デカルト〕」の中には多くの哲学者がいる。ここでは偉大なドイツの哲学者ヘーゲルと、その壮大な哲学体系を思い起こすことができる。理想的な社会についての理解を明らかにした国家論を創り上げたギリシャの哲学者プラトンを思い出すこともできる。この系譜には、やはり独自の社会に関する理論体系を築き上げたユートピアの著者たち—T・モア、T・カンパネッラ—もまた思い起こすことができる。「LII〔原文: デカルト〕」は、何があろうとも正しいことをすることが必要だと考える。
原文を表示
People belonging to this type tend to analyze everything that happens in the world around us. Appreciate the precise, though abstract and logical ideas and strive to create for himself a holistic, complete view of the world as a kind of logical system. Whatever happens, it should be explained, in their opinion, logically. Among the “Cartesian” many philosophers. Here we can recall the great German philosopher, Hegel, his grand system of philosophy. We may recall the Greek philosopher Plato who created his theory of the State in which he revealed his understanding of an ideal society. In this series, we can recall, and other authors of utopias - T. Mora, T. Campanella, also created their own theoretical system of society. “Descartes” considers it necessary to do right, no matter what.
Bukalovが描くのは、個別の出来事を分析するだけでなく、周囲の世界を一つの説明可能な体系として構成する志向です。ヘーゲル、プラトン、モア、カンパネッラという列挙も、体系そのものを作った人という一点で選ばれています(人物の帰属の扱いは22章)。
体系的な目標追求と対人圧力
このタイプの人々の一般的な特徴は、障害にもかかわらず、一貫して体系的に目標に向かっていくことである。このタイプには偉大な人道主義者、科学者、社会正義のための闘士が属しており、(中略)「LII〔原文: デカルト〕」はしばしば人間関係の問題を心配し、それを理解しようと試みる(中略)。人々との会話において、「LII〔原文: デカルト〕」は礼儀正しさを示す。彼は人々に対して意志の圧力を用いることを好まず、他者からの意志の圧力も容認しない。常に知的な仕事に時間を費やしているが、多様な肉体労働にはすぐに疲れてしまう。
原文を表示
General characteristic of people of this type - to go to the goal of consistently and systematically, despite the impediments. To this type belong and great humanists, scientists, fighters for social justice, Thomas Jefferson, NK Roerich, ID Kurchatov, PL Kapitsa. These include the academician AD Sakharov, who fought until his death for the triumph of the ideals of democracy and humanism, despite any persecution of the totalitarian system. “Descartes” often worried about human relationship problems, he tries to understand them “as, for example, the great German philosopher Immanuel Kant, with his categorical imperative, or NK Roerich (” The Living Ethics “). In a conversation with people,” Descartes’ shows politeness. He does not like to use strong-willed pressure on people and does not tolerate strong-willed pressure from others. All the time giving intellectual work, but quickly tired of diverse physical work.
ここでは体系性が、抽象的な思考だけでなく、目標を継続して追う姿勢にも接続されています。同時に、人間関係を理解しようとする関心、礼儀正しさ、意志による圧力を避ける態度が並びます。論理への集中と対人問題への関心は、排他的な特徴としては書かれていません。
フランス革命—歴史過程への類型適用
フランスの統合型は—倫理-感覚型外向(▼(Fe)○(Si)すなわち ESE〔原文: ヒューゴー〕)。ロベスピエール(□(Ti)▲(Ne)すなわち LII〔原文: ロベスピエール〕)はフランスにとっての双対であり、それゆえ彼はテロルの全システムを組織することができた。彼自身は誰も殺さなかった。彼は論理的綱領的諸観念を提示した—「これらの人々は革命家ではない、彼らに対処せねばならない」。彼らに対処したのは別の者たちであり、彼自身は決してハエ一匹も殺さなかった。しかし彼はこのテロル全体の論理的な立案者であり、それは結局のところ彼自身を「食らい尽くした」。(中略)民族集団に対する双対としての彼の権力は非常に大きかったからである。
原文を表示
Интегральный тип Франции — этико-сенсорный экстраверт ( , ЭСЭ). Робеспьер ( , ЛИИ) был дуалом Франции, и поэтому смог организовать всю эту систему террора. Сам он никого не убивал, он подавал логические программные идеи: «эти люди — не революционеры, с ними надо разобраться». С ними разбирались другие, сам-то он никогда и мухи не обидел. Но он был таким логическим программатором всего этого террора, который в конце концов «сожрал» его самого. И когда заговорщики добрались до него и ранили, он 〔中略〕 Потому его так быстро казнили, что его власть как дуала над этносом была очень велика.
これは、フランス革命の展開を民族の統合型で説明するBukalov独自の歴史解釈です。LIIとして類型化された人物に割り当てられているのは、論理的な綱領を提示する役割であって、実行する役割ではありません。「彼自身は決してハエ一匹も殺さなかった。しかし彼はこのテロル全体の論理的な立案者であった」という書き分けに、Bukalovが位置1のTiに見ている働きが表れています。
エンジニアの仕事と家庭での充足
Bukalovは、隣人だった建設エンジニアをLIIの実例として紹介しています。引用は、都市計画をめぐる説得と、家庭で続けていた活動を同じ人物のなかに記録したものです。
私は論理直観内向(□(Ti)▲(Ne)、LII)を知っていた、彼は大型建設エンジニアで、しばらく内閣で働いていたが、家では衣服を見事に縫い上げることに従事していた。これは彼にとってそのような趣味だった。そして彼、ボリス・ヴラジーミロヴィチが私の隣人だったので、彼は私に自分の仕事について話してくれた。彼らはキエフでルサノフカを設計していた。(中略)そして私の隣人は彼に自分の第1論理で証明した。最後に、説き伏せた。
原文を表示
Я знал логико-интуитивного интроверта (L, ЛИИ), который будучи крупным инженером по строительству, и даже одно время он, работая в Кабинете Министров, дома занимался тем, что прекрасно строчил одежду. Это у него было такое хобби. А поскольку он, Борис Владимирович, был моим соседом, он мне рассказывал про свою работу. Они проектировали Русановку в Киеве. Он мне рассказал историю, как первый секретарь горкома 〔中略〕 И мой сосед ему доказывал по своей первой логике. В конце концов, уломали.
設計案の問題を計算から示し、説明を重ねて相手を説得した経緯が、中略部分の文脈にあります。Bukalovはこの働きを「第1論理」と呼んでおり、LIIの位置1にある構造論理Tiを業務上の説明へ結びつけた観察と読めます。同じ人物の家庭での過ごし方は、別の機能に割り当てられます。
家ではボリス・ヴラジーミロヴィチは、ほとんど毎晩ピアノを弾き、ドイツ製ミシンで縫いあげていた。これらは彼の趣味で、この場合、第5、暗示的(ピアノ)と、第6、活性化(衣服)機能による。彼の活性化機能は ― 美的センサリー(○(Si)6)。美学、おいしい食べ物、何か美しい環境または快適な居心地のよい衣服。彼は自分と近親者のために何か便利なものを作るのが好きだった。すなわち彼にはそのような内的ニーズがあり、彼はそれを実現していた。だがここでは彼にすべて調和的に発達した。すなわち、自分の、そう言えば、人格的ニーズは家で実現し、エンジニアとしては仕事で働いた。
原文を表示
А дома Борис Владимирович занимался тем, что чуть ли не каждый вечер играл на пианино и строчил на немецкой машинке. Это были его хобби, в данном случае, по 5-й, суггестивной (пианино), и 6-й, активационной, (одежда) функции. Активационная функция у него — эстетическая сенсорика (6). Эстетика, вкусная еда, какая-то красивая обстановка или приятная уютная одежда. Вот он любил делать себе и близким какие-то удобные вещи. То есть у него была такая внутренняя потребность, и он ее реализовывал. Но здесь у него гармонично все сложилось. То есть свои, скажем так, личностные потребности, он реализовывал дома, а как инженер он работал на работе.
引用中の第5・第6は、LIIではそれぞれ位置5の感情倫理Feと位置6の感覚Siに当たります。職業上の能力と家庭で求める活動を分けながら、同じ生活のなかで両方を満たした事例です。
理論的貢献の位置—モデルBと次元性
Bukalov自身のLII個別記述は上のプロファイルと事例が中心で、主要な仕事はモデルの拡張にあります。
このように、標準的な線形情報モデルには上位の管理する意識機能が欠けている。そのため著者は1989年に、情報代謝諸機能の活動を管理し修正する上位審級機能としての「意識機能」概念を導入した[5]。
原文を表示
Таким образом, в стандартной линейной информационной модели психики не хватает вышестоящей управляющей функции сознания. Поэтому автором в 1989 году было введено понятие функции сознания, как функции верхней инстанции, которая управляет и корректирует деятельность функций информационного метаболизма [5].
モデルAの8機能の上に「意識機能」を置く拡張(モデルB)が1989年、機能の次元性の発見が1990年と、それぞれ本人の年代つきの起源主張があります。次元性はLIIの各位置の「能力の幅」を記述する道具で、16章で詳しく扱います。
小括します。BukalovはLIIを、世界を説明可能な体系として構成し、目標を一貫して追う型として記述しています。同時に、対人圧力を避ける態度や、人間関係を理解しようとする関心も観測しています。歴史章では論理的一貫性と綱領提示を社会過程へ適用し、隣人の記録では、職業上の能力と家庭で求める活動が別の機能に割り当てられるという観察を残しています。理論面では、タイプ記述そのものより次元性とモデルBという測定装置の提案が中心で、その適用は16章で見ます。
08Stratiyevskayaの記述
Vera Stratiyevskayaは、16タイプの長文プロファイルと、クアドラ・関係中心の著書『お別れしないために』で知られる研究者です。この章では、Wikisocion経由の和訳によるLIIプロファイルから、人物像に関する記述を集めます。Stratiyevskayaは、公正・真理の基準・理念・境界線・仕事と時間を、位置ごとに具体的な行動まで展開します。一方で全称的な言い切りも多いため、観察の内容と表現の強さを分けて読む必要があります。
公正—使命としての公正さ
位置1の構造論理(Ti)について、Stratiyevskayaは公正を個人的な好みではなく、世界の論理性に関わる課題として記述します。
「公正さ—それは私の使命、私の職業だ。」INTj(LII)は常に公正さのための情熱的な闘士である。彼は、この世界のすべては論理的であるべきであり、したがって—公正で公平であるべきだと考えている。LIIはしばしば、公正な社会の創造について、すべての不公正に振る舞う者たち、すなわち公正さの原則そのものに違反する者たちに対する厳格な刑罰を課すことから始めなければならない統治形態の確立について思索する。(「審判の日」の観念。)
原文を表示
"Справедливость — мое ремесло". Представитель этого типа всегда страстный борец за справедливость. Считает, что все в мире должно быть логично и, следовательно, — справедливо. Часто размышляет о создании государства абсолютной справедливости, об установлении власти, которая должна начать свою деятельность с суровой кары всех, кто ведет неправедную жизнь, т. е. нарушает принципы справедливости. (Идея "страшного суда").
公正を趣味でも信条でもなく「使命」「職業」と書き、そのまま統治形態と刑罰まで話を進める—Stratiyevskayaの筆致は最初から強い一般化です。その下にある観測は、世界が論理的であるべきだという要求と、公正であるべきだという要求を一続きの問題として扱う構えにあります。
真理の基準—実践より整合性
同じ位置1のTiについて、原典は実践的な有効性より健全さと論理的一貫性を真理の基準として前面に出します。
LIIの論理的プログラムの主要な要求は—客観的真理であり、その基準は実践よりも、健全さと論理的一貫性を考慮するものである。「真理は全体である。」(ヘーゲル)
原文を表示
Главное требование его логической программы — объективная истина, критерием которой считает не столько практику, сколько целостность и логическую стройность. "Истина — это целое" (Гегель).
ヘーゲルの一文を添えることで、個々の事実より全体の整合性を重く見る書き方になっています。これは、何が役立つかより、体系全体が矛盾なく成立するかを先に問う描写です。
理念の探索—位置2の可能性の直観
位置2の可能性の直観(Ne)に移ると、その体系は理念の探索へ接続されます。
LIIは「理念のための闘争」の要素が自分の人生から欠如しているとき、いくらか空虚に感じる。闘争と格闘の状態が彼にとってあまりにも自然なものとなり、生活の規範として必要とされる。この場合、LIIは社会を「改善」できる新しい進歩的な理念の探求に備える。たとえ新しい理念が前のものほど広範で壮大でなく、それほど多くの自己犠牲を要求しなくても、LIIは形成された空虚を埋めるためにそれを使うことに満足する。しかし、LIIは些細な「おもちゃの」理念には振り回されない。十分に大きな規模の理念を見つけなければ、彼は自分自身に「みんなと同じように」生きることを許す。
原文を表示
Робеспьер чувствует себя несколько опустошенным, когда из его жизни уходит элемент "борьбы за идею". Состояние борьбы для него уже становится слишком привычным, оно ему уже необходимо как норма жизни. В этом случае Робеспьер готовится к поиску новой, прогрессивной идеи, способной "осчастливить" общество. И даже если новая идея не так грандиозна, как предыдущая, и не требует такого самоотречения, он с готовностью заполняет ею образовавшуюся пустоту. (Робеспьер, как правило, не отвлекается на мелкие "игрушечные" идеи. Если не находит для себя достаточно "масштабной" идеи, позволяет себе жить "как все".)
原典が強調するのは、候補を次々に広げる姿よりも、規模のある理念を選ぶ方向です。「闘争」という強い語も、日常的な攻撃性ではなく、取り組む理念がないときに本人が感じる空虚さの記述として受け取る方が適切です。
虚偽への距離—公正が生む逆説
位置3の関係倫理(Fi)では、公正を倫理判断へ適用する際の難しさが書かれます。
INTjにとって、自分自身の個人的・倫理的関係を形成することは十分に困難である。規範的な行動倫理が規定するレベルを超えた状況の個人的・倫理的内容を理解することが困難であると感じる。「倫理的に」という概念をしばしば「公正かつ正当に」という概念で置き換え、そして「公正な倫理」のために戦いながら、しばしば極めて非倫理的な状況に陥る。例えば、「一切れのパンで人を責める」ことが非倫理的で不道徳であることを疑う者はいないだろうが、これを公正さを回復する試みとして見ることも可能である。(なぜある人に寄生虫でいる可能性を与えるのか?!)
原文を表示
Формировать собственные этические отношения Робеспьеру довольно трудно. Трудно разобраться в сути этической ситуации сверх того, что предписывает нормативная этика поведения. Понятие "этично" у него довольно часто подменяется понятием "справедливо", вследствие чего, борясь за "справедливую этику", он нередко попадает в крайне неэтичную ситуацию. Например, ни у кого не вызывает сомнений, что "попрекать куском хлеба" неэтично, но ведь это можно рассматривать и как попытку восстановить справедливость. (Зачем давать кому-то возможность на себе паразитировать?!)
Stratiyevskayaがここで示すのは逆説です。「倫理的に」を「公正かつ正当に」で置き換えると、規則の側では正しい判断が、個別の関係では冷たい処置になる。位置1のTiが位置3のFiの領域まで判断を引き受けたときに何が起きるかを、彼女は具体例つきで書いています。
境界線—意志的圧力への反応
位置4の意志的感覚(Se)については、圧力に屈しない姿勢が強い言葉で描かれます。
LIIは粗野で些末な影響のいかなる方法にも批判的である。彼を意志的圧力に従属させることは不可能である。彼に圧力をかけるいかなる試みも、不可避的に衝突につながる。LIIは、たとえそれが彼の生命に脅威をもたらしても、粗野な力には屈しない。彼は自分を辱められること、「喉を掴まれる」ことを許さない—むしろ死を選ぶだろう。
原文を表示
Очень критичен к методам грубого и дешевого воздействия. Робеспьера невозможно подчинить волевому давлению. Всякая попытка надавить на него неминуемо ведет к конфликту. Не поддается грубому нажиму даже тогда, когда это угрожает его жизни. Не позволит унизить себя, не позволит "взять себя за горло" — лучше умрет.
「むしろ死を選ぶ」まで書くのはStratiyevskayaの修辞の強さですが、その下の観測は一貫しています—意志的な圧力は交渉の材料にならず、かけられた側は衝突を避けにくくなる。位置4に意志的感覚(Se)が置かれることの、彼女なりの行動記述です。
仕事と時間—相互援助から早期警告へ
位置7のビジネス論理(Te)では、効率的な方法の共有と、作業集団の相互援助が扱われます。
INTjは仕事を遂行するための最も合理的な方法を素早く見つけ出し、喜んで周囲の人々と自分の経験を共有する。彼はそのような経験の交換と専門的な相互援助を労働関係の基準と考えている。自分の生産に関する提案を他者に押し付けないが、このテーマについて頻繁に発言する。作業グループにおける相互理解と相互援助の欠如を厳しく非難する。常に同僚と平穏かつ適切な関係を維持しようとする。グループの心理的風土が仕事の適性に悪影響を与えてはならないと考えている。
原文を表示
Быстро находит самый рациональный метод выполнения работы и охотно делится своим опытом с окружающими. Обмен опытом и профессиональную взаимопомощь считает нормой отношений в коллективе. Свои производственные предложения никому не навязывает, но часто высказывается на эту тему. Отсутствие взаимопонимания и взаимопомощи в коллективе резко осуждает. Всегда старается поддерживать с сослуживцами ровные и корректные отношения. Считает, что психологический климат в коллективе не должен отрицательно влиять на его работоспособность.
経験の共有を自分の優位性の提示ではなく、労働関係の基準として捉える点が中心です。提案を押し付けない一方、相互援助の不足には厳しいという対比も置かれています。位置8の時間直観(Ni)では、自他の時間を守る姿勢と、問題の兆候を早く捉える姿勢が続きます。
INTjの時間は彼の知的・創造的追求に属する。したがって、LIIは自分自身と他者の時間を大いに大切にする。彼は通常時間厳守であり、他者の時間厳守を高く評価する。
原文を表示
Время Робеспьера принадлежит его интеллектуальному творчеству. Поэтому он очень ценит и свое и чужое время. Пунктуален и очень ценит пунктуальность в других. Расчетливо и предусмотрительно планирует свой день. Его планы чаще всего реализуются именно так, как он их задумывает. Не любит спешки.
同じ時間感覚は、目の前の予定より遠くへも伸びます。
INTjにとって、周囲の環境におけるネガティブな傾向に注意を集中させることが特徴的である。その鋭い直観的・論理的洞察力により、LIIは適時に、新たに現れる社会問題を深く分析することもできる。LIIはそれらについて社会に適時に警告し、これらの問題に対する最も最適な解決策を提案する能力がある。
原文を表示
Для Робеспьера характерно обращать внимание на негативные тенденции в окружающей его действительности. Со свойственной ему интуитивной проницательностью Робеспьер способен своевременно понять и глубоко проанализировать зарождающиеся социальные проблемы. Способен своевременно предостеречь от них общество и предложить самые оптимальные решения этих проблем.
時間厳守の理由は礼儀ではなく、知的・創造的な追求に充てる時間を削らせないことに置かれ、その先にまだ表面化していない問題に早く気づいて警告するという働きが続きます。
小括します。StratiyevskayaのLII記述の軸は3つです。第一に、公正を論理的一貫性の帰結として扱うこと。真理の基準を実践ではなく体系の整合性に置く記述と対になっています。第二に、その構えを倫理の判断へ持ち込むと規則の側では正しい判断が個別の関係では冷たい処置になるという逆説を、彼女自身が具体例つきで書いていること。第三に、意志的な圧力が交渉の材料にならないこと、そして仕事では経験の共有を基準に置き、時間感覚が目の前の予定から社会の将来の問題へ伸びることです。「むしろ死を選ぶ」のような全称と修辞の強さは、観測の内容と分けて読む必要があります。
09Filatovaの記述
Ekaterina Filatovaは、LIIを法則の探究から日常の働き方まで連続させて記述します。この章では、タイププロファイルと2001年の著書『ソシオニクスの鏡の中の人格』を並べます。前者は自我ブロック、仕事、時間感覚、規範機能を簡潔に示す資料です。後者は同じ特徴を『三銃士』のアトスに重ね、適職と外見まで広げます。
自我ブロック—法則の発見とモデル構築
タイププロファイルは、個々の事実よりも、その根底にある法則へ向かう姿勢から始まります。
LII INTj LII〔原文: ロベスピエール〕(分析家)(中略)LIIの自我ブロックの方向性:すべての根底には、現象とプロセスの本質の深い探究を通じて発見されなければならない根本的な法則がある。
原文を表示
Логико-интуитивный интроверт (Аналитик, Робеспьер)(中略)Установка сознания ЛИИ:(中略)В основе всего происходящего лежат определенные закономерности, которые необходимо открыть (БЛ — программная функция), для этого следует как можно глубже вникнуть в суть явлений и процессов (ЧИ — реализация программы).
Filatovaはこの方向性を主導機能の内向論理(Ti)に置き、現象同士の関連を構造と法則から理解することを世界観の基盤とします。分析は情報収集だけで終わりません。
彼の思考は本質的に分析的である。情報を調査し収集する中で、一般的な格率、根本的な法則と規則性の解明と理解を目指す。心の中でLIIは、周囲の出来事の理解に基づいた、自分の知識と経験に対応するモデルを構築する。もし何らかの普遍的な格率を見出し、自分の理解に取り込んだならば、他者からの反対にかかわらず、それを断固として追求する。彼が人生の主要な目的であると見なすものから、いかなる手段をもってしても彼を逸らすことはできない。自分が間違っていたと自身が確信した場合にのみ、始めたことを放棄する。
原文を表示
Мышление ЛИИ носит аналитический характер, он тяготеет к познанию общих закономерностей, исследуя и анализируя факты, стремится во всем найти логику, построить теорию, систему, модель.(中略)То, что влечет его — идеи. Его больше всего интересуют общие закономерности. Детали для него важны, когда речь идет о том, чтобы построить новую систему. Если он нашел и понял глобальную идею — будет ею неукоснительно руководствоваться, даже невзирая на противодействие окружающих людей.(中略)Работа часто является главным в жизни ЛИИ, многих представителей этого психотипа часто называют «трудоголик». Ради чувства долга, выполнения того, к чему он призван, ЛИИ способен на многое, в том числе пренебречь и здоровьем. Именно такая тенденция характерна для одного из мушкетеров — Атоса. Вот описание первого появления этого героя, которое мы находим в романе Дюма:
法則の解明、モデルの構築、断固たる追求、そして自分の確信によってのみ撤回するという一連の流れで、主導機能の運転を行動の水準で描いた記述です。
仕事への集中—時間感覚と義務
法則やモデルへの関心は、仕事と研究へ長く集中する姿として記述されます。Filatovaは仕事と研究がしばしば人生の主要な目的を占めると書き、そのうえで時間の扱いを次のように観測します。
LIIの非常に特徴的な面:彼は時間の経過に非常に敏感である。時間を無駄にすることが本能的にできない。緊急事態や切迫感なく、穏やかに働く。傍から見れば急いでいないように見える。集中し、外部の干渉に気を取られない能力が、仕事の高い効率につながる。原則として、仕事をいつ提出できるか、プロジェクトをいつ完了できるかを正確に見積もることができる。義務感と正確さは日常生活にも表れる:もしLIIが会議に出席すると約束して現れなかったなら、それは何か深刻なことが彼に起こったことを意味する。
原文を表示
A very characteristic feature of the LII: he is very perceptive of the course of time. He innately cannot waste it, spend it in vain. He works calmly, without emergencies and urgency, from aside he seems unhurried. His ability to concentrate, to not be distracted by external interference, leads to high efficiency in work. As a rule, he can accurately estimate when he will be able to turn in his work or finish a project. His sense of obligation and accuracy manifest themselves in everyday life as well: if LII has agreed to be at a meeting but didn’t show up this means that something serious befell him.
時間の見積もりと義務の正確さが、焦りではなく集中の効率として書かれている点がこの記述の特徴です。
創造機能と規範機能—根本原因の探究と対人場面
創造機能の外向直観(Ne)は、Tiに対応する体系を作るため、対象の本質と根本原因を探る働きとして記述されます。Filatovaの「プログラムの実行」は、位置2のNeが位置1のTiによる体系化を展開するという説明です。
Ne プログラムの実行。 論理的なものに対応する有効な図式を作成するために、LIIは対象や出来事の本質に浸透し、出来事の根底にある理由を探ろうとする。基本的な信念の一式なしには生きられない。もし古いものを放棄する必要があれば(これは極めてまれに起こる)、別のものを定式化する。そのような場合、自分の関心の範囲内にある価値観の正当性を確信することが非常に重要である。彼の理解には確固たる内的支柱がなければならない。
原文を表示
Ne Implementation of the program. In order to create a valid schematic, that corresponds to what is logical, LII attempts to penetrate into the essence of objects and events, seeks the underlying reasons for events. Cannot live without a basic set of beliefs; if it was necessary to abandon his old ones (this occurs extremely rarely), he will formulate others. In such cases it is very important for him to be convinced of the verity of the values, which are within his interests: his understanding must have solid internal support.
体系のための根本原因の探索と、その体系が確信の支えになること—創造機能の側が主導機能の課題設定に従属する書き方です。一方、位置3の内向倫理(Fi)は規範機能として扱われます。Filatovaは対人場面の困難をかなり具体的に書きますが、対処までを同じ段落に入れています—既知の規範を参照し、非標準的な感情場面では言葉より具体的な援助を選ぶ。負担とその迂回路が対で置かれた記述です。
Fi 役割機能。 倫理の領域において、LIIは自分の社会で受け入れられている規範や伝統に従う。非標準的な状況では、自分がうまく方向づけできない状況を避けるために、十分な注意と抑制をもって行動する。LIIは他者の感情をうまく見分けられない。衝突に干渉しないか、単にそのような状況を避けることを好む。言葉だけで他者を慰めることが困難である。そのような場合、具体的な援助を提供することを好むか、それが不可能な場合は、単に立ち去って関わらないようにする。感情の流出、不満、涙ながらの告白をうまく許容できず、他者の涙ぐんだ感情的な爆発に直面したとき、何をすべきか理解できない。
原文を表示
Fi Role function. In realm of ethics, LII adheres to the norms and traditions accepted within his society. In nonstandard situations, acts with sufficient care and restraint, so as to avoid situations where he orients poorly. LII poorly discerns emotions of others. He prefers not to interfere in conflicts or simply avoid such situations. Finds it difficult to comfort others merely with words. In such cases prefers to render concrete assistance, or, if this is impossible, to simply walk away and not get involved. Outpours of emotions, complaints, tearful confessions he tolerates poorly and does not understand what to do when confronted by another’s tearful emotional outburst.
この位置別の記述を、Filatovaは文学例で一つに束ねます。
『三銃士』のアトス—法への志向
『ソシオニクスの鏡の中の人格』では、研究者グループのILEとLIIを『三銃士』で例示し、LII側の素材としてアトスを選びます。小説の人物を型の実例に使うのは、この文献群に共通する手法です(その妥当性は22章)。引用のローマ数字IIIは、モデルAの位置番号ではなく、この章で4機能を並べるための便宜的な連番で、位置4の外向感覚(Se)を指します。
III ― 脆弱機能:外向感覚(Se ●(Se))(中略)LIIは意志的な圧力に非常に耐えにくい。実直で秩序を志向する人間でありながら、それでも彼は、自分の見地から見て誤っている上司の指示は実行しようとしない。粗暴さや無礼さに耐えられない。(中略)不正義にもLIIは甘んじることがなく、自分の権利を守る際には、周囲にとって意外な激しさや鋭さを示すことがある。そして特別な場合には、デュマの小説で起きたように、処刑の発起人にさえなりうる。
原文を表示
III — Канал наименьшего сопротивления ЧС (волевой напор, активность...).〔中略〕ЛИИ очень плохо переносит волевой нажим. Человек исполнительный и стремящийся к порядку, он тем не менее не станет выполнять распоряжение начальства, с его точки зрения неверное. Не выносит грубости и хамства.〔中略〕С несправедливостью ЛИИ также мириться не станет, отстаивая свои права, может проявить горячность и резкость, неожиданные для окружающих, а в особых случаях, как это произошло в романе Дюма, даже может выступить инициатором казни:
圧力や無礼への負担と、不正と判断した状況では権利を守ろうとする反応が、同じ段落に置かれています。単なる消極性ではなく、圧力への負担と原則を守る反応の併存として読めます。ミレディの処刑は、その反応を説明する文学上の極端な場面です。Filatovaの力点は処刑そのものではなく、アトスが求めたものの側に置かれます。
このエピソードにおいて私たちは、LIIという心理タイプの妥協のなさだけでなく、法への志向をも見出す—ミレディは彼女の悪行のために裁かれるべきであり、単に殺されるべきではなく、すべては一般的な秩序と至高の正義に従って、あるべき通りでなければならない。まさにこのような意識の構えこそが、彼の心理タイプの主導ブロックに対応しているのである。
原文を表示
В этом эпизоде мы обнаруживаем не только бескомпромиссность психотипа ЛИИ, но и стремление к закону — миледи надо судить за ее злодеяния, а не просто убить, все должно быть так, как положено, согласно общему порядку и высшей справедливости. Именно такая установка сознания соответствует ведущему блоку его психотипа.
私的な報復ではなく裁きの形式を求めたこと—妥協のなさだけでなく法への志向を、Filatovaは主導ブロックの現れとして読みます。同じ4機能の並びの最後には、位置5の外向倫理(Fe)が置かれます。
IV ― 暗示機能:外向倫理(Fe ▼(Fe))(中略)感情の表出においてLIIは抑制的であり、この領域において自信が持てないため、社会で受け入れられている規範や伝統を守る。人々との交流においては慎重であり、自分にとって理解しがたい状況に陥ることを恐れる。
原文を表示
IV — Суггестивный канал ЧЭ (эмоциональность...).〔中略〕В проявлении чувств ЛИИ сдержан, в этой сфере он не уверен, поэтому придерживается норм, принятых в обществе, традиций. В общении с людьми — осторожен, боится оказаться в непонятной для него ситуации.
感情表現を抑え、既知の規範を頼りに交流する姿として説明されます。先の規範機能(Fi)の記述と重なって見えますが、ここはFilatovaの4機能式における暗示機能の説明です。
実現の場—研究と教育
同じ章の職業の節で、Filatovaは4機能の記述を適職へつなぎます。
LIIは研究・分析業務のためのあらゆる資質を備えている。周囲の世界の現象に共通する法則性を見出し、それらの明確な理論的記述を作り出す能力—これらすべての資質は、あらゆる科学の研究室で活かされる。込み入った複雑な問題を解明し、問題を全体として捉え、理解したことを明確に説明する能力は、LIIを優れた教師、教育方法論者にする。(中略)LIIの中には芸術家も見られ、多くの場合、シリアスな音楽を好む音楽家である。
原文を表示
ЛИИ обладает всеми данными для исследовательской аналитической работы. Умение найти общие закономерности явлений окружающего мира, создать четкое теоретическое описание их — все эти качества находят применение в любой научной лаборатории. Способность разобраться в запутанных и сложных вопросах, увидеть проблему в целом и четко изложить понятое делает ЛИИ хорошим преподавателем и методистом.(中略)Среди ЛИИ также встречаются люди искусства, чаще всего — музыканты, предпочитающие серьезную музыку.
法則性を見出す働きが研究室へ、理解したことを明確に説明する働きが教育へ、と2つの適職が別の能力に結びつけられています。芸術の側の例が音楽に限られる点も、根拠は示されないまま添えられた観察です。
顔つきに現れる集中
Filatovaはタイプ記述に本人写真の集合を添える手法を採り、外見にタイプの共通性が現れるという立場を取りました。LIIの項です。
LIIの顔つきには、内的な集中、起きていることを理解し分析し、自分なりの評価を下そうとする志向が感じられる。(中略)LIIの中には、眉、鼻、顎の輪郭がくっきりとした顔立ちも見られ(写真97)
原文を表示
В лице ЛИИ ощущается внутренняя сосредоточенность, стремление понять и проанализировать происходящее, дать ему свою оценку.(中略)Среди ЛИИ встречаются и лица с резкими очертаниями бровей, носа, подбородка (97)
括弧内の「写真97」は原書の図版参照です。理解し分析しようとする志向が顔つきに出るという書き方で、13章でMeged & Ovcharovが書くまなざしの記述と同じ系統です。この方法論の評価は21章(識別)と23章(懸念)で扱います。
小括します。FilatovaはLIIを、根底の法則を探して内的なモデルを組み立てるタイプとして観測しています。その方向性は、仕事への長い集中と期限の見積もりへ広げられます。一方、対人場面は本人が慎重さや負担を感じやすい領域として記述され、負担と迂回路が対で置かれます。『三銃士』のアトスは、圧力への反応と法への志向を具体化する文学的な例示です。適職では研究と教育が別々の能力から導かれ、外見の節では顔つきが同定の手がかりに置かれます。Filatovaの力点は、抽象的な機能配置を、仕事・時間・規範・物語上の判断・外見へ対応づけることにあると読めます。
10Yermakの記述
Vladimir Yermakは、ソシオニクスのタイプ記述を、実在人物の性格描写ではなく心のTIM(情報代謝タイプ)モデルの記述として組み立てた研究者です。LIIについても、日常の振る舞いを並べるより、情報処理の構造から社会的な働きを定式化します。この章では、モデルと個人を区別する方法論を起点に、LIIの人格的特徴と職業応用がどのようにつながるかを確認します。
モデルは実在の個人ではない—記述を読む前提
YermakとYulia Roslankinaは、1999年の論文で、モデルを具体的な一人の人物と同一視しないよう明確に区別しています。
アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ、ただ一人であった。モデルとは現実の具体的な個人ではない!… それはそもそも人間ですらない—それは、研究のために便利に組み立てられ、そのうえで研究者にとって本質的に重要な心のすべてのパラメータを反映する、人間の心の「代理物」なのである[2]。情報代謝理論(ソシオニクス)の観点から見れば、実在の、ましてや具体的な人間とは、心の構造と機能メカニズムを反映するモデルに、生まれもって受け取り、人生の中でしかじかの実在の条件下で蓄積してきた現実の情報が満たされたものとして表される。これが、モデル化一般、とくに心のモデル化の主要な意義であり、第一の長所である。
原文を表示
И только Аушра Аугустинавичюте, впервые введя в человековедение модель как мощный инструмент исследования сложных (многомерных и труднодоступных) объектов, какой является психика, и создав модель типа информационного метаболизма (ТИМ) психики, сделала решающий шаг вперед. Модель — это не реальный, конкретный человек!… Это даже вообще не человек — это «заместитель» психики человека, построенный удобно для исследований и отражающий при этом все существенно важные для исследователя параметры психики [2]. Реальный, а тем более конкретный человек, с точки зрения теории информационного метаболизма психики (соционика), представляет собой модель, отражающую структуру и механизм функционирования психики, наполненную реальной информацией, которую человек получил от рождения и накопил за жизнь в тех или иных реальных условиях. В этом главный смысл и основное достоинство моделирования вообще и моделирования психики в частности.
Yermakの立場では、実在の人間は「モデルの構造+その人が生得的・後天的に得た具体的な情報」として表されます。タイプ記述への一致率だけで個人を判断することは、この枠組みでは最初から想定されていません。以下のLII記述も、モデル上で情報がどう流れるかを書いたものとして置かれています。
1つの式で書かれるLII
2005年の単行本付録では、LIIの社会的特徴が1つの段落にまとめられています。
LII(論理直観内向 / INTj / LII〔原文: ロベスピエール〕) 社会的(人格的)特徴 — TIM: 対象・現象の相互関係と相互比のグローバルな分析に基づき、これらの現象の具体的本質、肯定的可能性について一定の結論を導き、仮説を提示する。これを、近しい環境における望ましい肯定的感情的状態への欲求から行い、そのためには不快を取り除き、または快適な感情的雰囲気を作る能力が自分にあると考える。
原文を表示
-Г +1 ЛИИ —Г]+Ф ЗЕ ( логико-интуитивный интроверт ) 2-4 -$ +Е —СЕЯ+ЯС +Р -Т +<9=я-2< Социальная (личностная) характеристика ТИМ: на основе глобального анализа взаимосвязей и соотношений предметов и явлений делает определенные выводы и выдвигает гипотезы о конкретной сути этих явлений, о позитивных возможностях; делает это, исходя из желательности позитивных эмоциональных состояний в ближнем окружении, для достижения которых считает себя способным устранить дискомфорт и/или создать комфортную эмоциональную обстановку.
記述の前半は、対象や現象の相互関係を広い範囲で分析し、具体的な本質や可能性について仮説を提示する流れです。後半には、近しい環境で望ましい感情的状態を求める動機が置かれています。逸話も評価語もなく、分析の入力・結論・動機の連鎖式だけでLIIを規定する書き方です。同じ原稿は1999年の機関誌にも別の訳で載っており、2つの資料の記述は独立した証言になりません(23章)。
ペンネームと職業応用—名称と適性の限界
Yermakは、正式名称と略号に加えて、人物名による愛称を「ペンネーム」と位置づけています。
心の情報代謝(TIM)タイプは、完全な科学的名称(たとえば直観論理外向)[^71]と、対応する略号(ILE)を持ち、また、対応する心のTIMの人物の姓を選んだペンネーム(「ILE〔原文: ドン・キホーテ〕」)も持つ。これは心のTIMの名の口語的使用に便利である:(中略)- 論理直観内向 —LII— ペンネーム「LII〔原文: ロベスピエール〕」
原文を表示
Тип информационного метаболизма (ТИМ) психики имеет полное, научное название” (напр — интуитивно- логический экстраверт) и соответствующую абревиатуру (ИЛЭ), а также псевдоним, подобранный по фамилиям людей соответствующего ТИМ психики (“Дон Кихот”), что бывает удобно в разговорном употреблении названия ТИМ психики: 〔中略〕 логико-интуитивный интроверт - ЛИИ - псевдоним "Робеспьер".
正式名称・略号・ペンネームの三段構えで、人物名は最も外側の口語的な補助名に置かれます。愛称を型の本名として扱わないこの用語法は、22章で見る愛称批判と同じ方向を向いています。
人事選考への応用では、LIIはプログラミングに望ましいとする複数の情報代謝タイプの1つに挙げられています。
所与の職業に最適な複数の心の TIM がある場合、それは、常に他の TIM を切り捨てねばならないという意味では決してない。例えば、あなたの会社に大きなプログラマー部門がある場合(プログラミングに最も望ましい心の TIM は ▲(Ne) ILE、□(Ti) LII、■(Te) LIE、△(Ni) ILI である)、ヴィタル機能のアスペクトに関する情報的「補給」を残りの者に保証するために、そこに 1〜2 名の倫理-感覚タイプを「入れる」ことが望ましい。もちろん、その際、集団の相互関係の構造を考慮すべきである。
原文を表示
* Избегайте односторонности. Если для данной профессии есть несколько оптимально подходящих ТИМ психики, то это вовсе не значит, что все время надо отсекать остальных. Например, если у Вашей фирмы есть большой программистский отдел (наиболее предпочтительные для программирования ТИМ психики — ИЛЭ, ЛИИ, ЛИЭ, ИЛИ), то желательно "впустить" туда одно-двух этико-сенсориков, просто для того, чтобы обеспечить остальным информационную "подпитку" по аспектам витальных функций. Разумеется, при этом следует учесть структуру взаимосвязей в коллективе.
Yermakの職業論は、個人に適職を割り当てる形をしていません。適性の判定ではなく、集団の情報構成をどう設計するかという提案です。
小括します。YermakのLII記述には人物像がほとんどありません。実在人物とモデルを明確に分けたうえで、LIIを相互関連の分析から仮説と建設的アイデアへ進む処理として記述します。愛称は正式名称とは異なる口語的なペンネームに留められます。職業応用でもLIIは複数候補の1つであり、他タイプの排除は否定されています。人物像ではなくモデルの構造と適用条件を観測することに、この研究者の力点があると読めます。
11Karpenkoの記述
Olga Karpenkoは、キエフの国際ソシオニクス研究所で活動し、機関誌の編集にも携わってきた研究者です。彼女の論文は、モデルAだけで人物を説明し切ろうとせず、一般心理学の心理的防衛や交流分析の「構え」を組み合わせて、タイプの発現が変わる条件を記述します。この章では、まず要素の知覚の記述を置き、次に方法上の問題意識を確認したうえで、LIIに触れた3つの観察を扱います。第4機能の詳細は16章、著名人への言及は22章で扱います。
アスペクト知覚の対比—□と▲
Karpenkoは、情報のアスペクトを定義ではなく知覚の質感の側から書きます。LIIの自我ブロックの2要素です。
L—□(Ti)—はオルガンのコラール、高まりながら全空間を満たしていく旋律。そして同時に—正方形、骨組み、設計図、化学の分子の関節模型である。(中略)□(Ti)では—私は体系を組み立てる、私からは独立に存在している構造を私は見ている—であるのに対し、■(Te)では—私は行う、私は変える、私は乗り越える、私は出来事の中に組み込まれており、出来事は私の内部でも起きている—なのである。
原文を表示
И все же. L - - органный хорал, нарастающая мелодия, заполняющая все пространство. И в то же время - квадрат, каркас, проект, шарнирная модель молекул в химии.〔中略〕И в этой паре функций можно найти такое же "черно-белое" отличие: если для - я строю систему, я вижу структуру, существующую независимо от меня, то для - я делаю, я изменяю, я преодолеваю, я включен в события, они происходят и внутри меня.
記号の□はTi、■はTe(外向論理)のアスペクト記号です(冒頭の比喩は原文の表現のまま残しています)。「私からは独立に存在している構造を見る」—行為の論理(Te)と対比された、観照的な構造知覚として書かれています。創造機能のNeも同じ書き方で対比されます。
可能性の直観—I—▲(Ne)—は、なによりもまず、私たちの世界を動かし変えている隠れたばねを見ることである。この世界とそこで起きる出来事を水面—動きやすい、たわむれる膜—として思い描くなら、直観型のまなざしはいわば横から、水の厚みぜんたいを貫く、一種の断面図である。そして▲(Ne)の直観が見せてくれるのは、水面のさざ波でも波のたわむれでもなく、海を動かしているあの隠れた力である。
原文を表示
Интуиция возможностей - I - - прежде всего видение скрытых пружин, движущих и изменяющих наш мир. Если этот мир и события в нем происходящие представлять поверхностью воды, подвижной, играющей пленкой, то взгляд интуита словно сбоку, сквозь всю толщу вод, своего рода срез. И интуиция позволяет видеть не рябь на поверхности, не игру волн, а те скрытые силы, что приводят море в движение.
記号の▲はNeのアスペクト記号です(水面の比喩は原文の表現のまま)。表面の現象ではなく「隠れた力」を見る知覚—04章で見た定義(可能性・潜在能力)を、見え方の側から言い直した記述です。
記述の不足という問題—タイプを誰の視点から見るか
KarpenkoはSEIの専論で、既存のタイプ記述が当人ではなく、周囲にとっての役割から書かれがちだと問題提起しました。
SEI(○(Si)▼(Fe))タイプはソシオニクスで十分に記述されていない—私はもう何年もこれを繰り返している。既存の記述はしばしばこのタイプを「彼は何の役に立ちうるか?」という立場から眺める。(中略)セルバンテスのサンチョ・パンサも、トールキンのサムも、見事に描かれてはいるが、不可避的に自分の双対—ドン・キホーテとフロド—の影に退く。ソシオニクスの記述でも、おおよそ同じことが起きている。
原文を表示
Не первый год я повторяю, что тип СЭИ ( ) недостаточно описан в соционике. […] Санчо Панса Сервантеса или Сэм у Толкиена хоть и описаны блестяще, но неизбежно отступают в тень своих дуалов — Дон Кихота и Фродо. Примерно то же происходит и в соционических описаниях.
別のタイプを論じた一節ですが、Karpenkoの方法上の出発点がここに出ています—タイプを他者にとっての有用性で測らず、当人を記述の主語に置く。この構えは、以下のLII記述にもそのまま効いています。彼女が書くのは反応の強さそのものではなく、その反応が起きる条件のほうです。
恐れの局面に現れる防衛—「無実の者」という役割
KarpenkoはPlutchikの心理的防衛論をソシオニクスへ応用し、意志の感覚が弱い機能に置かれる2タイプを並べて記述しました。
他方で、こう言うこともできる。たとえば、意志の感覚( )が弱い機能に置かれることになる人々、すなわち論理直観内向者と倫理直観内向者は、恐れの状況においてかなり頻繁に抑圧のメカニズムを使用する。そして対応する役割は「無実の者」と呼ばれる。つまり、まだ誰も彼を責めてすらいないのに、事の本質を検討しようとすらせず、即座に「私のせいではない」と言う—そのような防御的反応である。
原文を表示
С другой стороны, мы можем сказать, что, например, те, у кого волевая сенсорика ( ) оказывается в слабых функциях, то есть логико-интуитивный интроверт и этико- интуитивный интроверт, в ситуации страха достаточно часто используют механизм подав- ления. А соответствующая роль называется «невиновный». То есть человек сразу, даже не пытаясь разобраться в существе дела, говорит: «Я не виноват», хотя его еще никто не обви- няет, — такая оборонительная реакция.
「無実の者」が指すのは、恐れの状況で、事実の検討より先に責任の帰属から距離を取るという反応の型です。位置4に何が置かれるかが、防衛の出方まで決めるという説明になっています。
追いつめられたときの反撃—位置4のSe
別の論文では、Karpenkoは第4機能への反応が一義的かつ突発的に現れる例としてLIIを挙げています。
反応もまた、同様に一義的で、一次元的である。まさにそれゆえに、反応は、いくぶん痙攣的で、突然で、思いがけないという印象を与える。実際に突然生じ、抑えがたく噴出するからである。(中略)「隅に追いつめられた」(LII)の感覚的反撃の反応は、彼を長年知る人々を驚かせることができる。
原文を表示
Столь же однозначны, одномерны и реакции. Именно потому они производят впечатление несколько судорожных, внезапных, неожиданных, что возникают действительно внезапно и прорываются неудержимо.〔中略〕реакция сенсорного отпора «загнанного в угол» (ЛИИ) способна удивить давно знающих его людей.
LIIでは位置4に意志的感覚(Se)が配置されます。Karpenkoがここで書いているのは、1次元の機能は反応が一義的になり、その分だけ出方が突然になるという機構です。「長年知る人々を驚かせる」のは反撃の激しさではなく、予告なく段階を飛ばして現れることのほうで、当人の内側では追いつめられた感覚が先に来ている、と読めます。
「彼ら−」構え—感情を制限したくなる条件
Karpenkoはバーンの交流分析を拡張した構えの枠組みを用い、同じタイプでも自他への構えによって機能の発現が変わりうると論じます。LIIについては、集団への否定的な構えである「彼ら−」を条件に、位置5の感情への反応を記述しました。
「彼ら−」の(LII)では、暗示される感情( 5)がより選択的になる。そのような(LII)からは、こんな言葉が聞かれることがある。「うっ、それは感情的すぎる!」「ああ、その感情はやめてくれ、どこかへしまってくれ—疲れるんだ」。普段の(LII)なら正常に耐えられ、エネルギー的にはそこから栄養補給さえ受けているまさにそのものを、「彼ら−」の場合には、加減し、制限しようとするのである。
原文を表示
Для (ЛИИ) с «Они–» суггестивные эмоции ( 5) оказываются более избиратель- ными. От такого можно услышать: «Ой, это слишком эмоционально!», «Ой, оставь эти свои эмоции, спрячь их куда-то — они меня утомляют». То, что обычно нормально пе- реносит, и от чего энергетически подпитывается, именно это в случае «Они–» он пытается дозировать, ограничивать.
引用内の数字5は位置5を指し、LIIでは感情倫理(Fe)が配置されます。同じ位置5でも、普段は「エネルギー的に栄養補給さえ受けている」ものが、集団への否定的な構えの下では選別し量を抑えたい対象に変わる—Karpenkoはその落差を発話ごと記録しています。タイプだけでは発現が決まらない、という彼女の主張の実例です。
小括します。Karpenkoはまず、Ti・Neという要素そのものを知覚の質感として書き分けます。そのうえでLIIを単独の固定像としてではなく、恐れ、逃げ道のなさ、集団への構えといった反応が生じる条件とともに観測しています。心理的防衛の記述ではEIIとの共通範囲を保ち、第4機能論では追いつめられた場面に限定し、構え論では普段との差を示しています。彼女の力点は、タイプだけで行動を決めず、一般心理学の概念を加えて個人の発現を細かく記述することにあると読めます。
12Gulenkoの記述
Viktor GulenkoのLII記述は、論理的な整理、話し方、働きやすい条件、自己改善の助言までを1つのプロファイルにまとめています。この章ではそのうち、LII像の要点に効く箇所を読みます。一方、『64の肖像』(2019年)にはGulenko独自のモデルGも含まれます。本章では、まず人物像としての観察を読み、後半でモデルGを標準のモデルAとは別の体系として隔離します。モデルGの用語や機能配置を、標準の機能位置の説明には転用しません。
プロファイルから—体系性と、達成の歯切れの悪さ
『64の肖像』のLII章は、長所と負担になりやすい面を一文に圧縮しています。
- 論理直観内向(LII / LII〔原文: ロベスピエール〕):分析者
体系的、計画的、自給的でありながら、目標達成のための歯切れの良さを欠いて足元を取られる
原文を表示
4. Logical Intuitive Introvert (LII): The Analyst Schematic, planning, self-sufficient, while displaced (lacks punchy qualities to accomplish his goals)
長所と負担を1つの文でつなぎ、しかも接続を逆接に置く—体系性そのものが達成の速さを削るという因果が、Gulenkoの一行要約には最初から入っています。この要約を具体化するのが、概念や図式を組み立ててから実践へ近づけるという記述です。
LIIは自分の考えを論理的かつ説得力を持って表現する方法を知っている。図式や概念化を創り出し、重要なものと副次的なものを明確に区別する。一般的なアイデアや図式を展開すると、それを具体化し実践に近づける作業に取り組む。純粋な理論化、哲学的思索、生活から完全に切り離された議論は彼には向いていない。システムの正しさは内的な論理的一貫性によって評価する。システムの形式的な枠組みを容易に修正する。可能な限り簡潔に定式化されたコンパクトな情報を好むが、必要に応じて量を拡大することもある。LIIはアイデア、概念、モデル、図式、システムの潜在性と可能性をよく認識している。それらの可能性について客観的で公平な評価を与える。細部や個別事項を全体に結びつける方法を知っている。
原文を表示
LII knows how to logically and convincingly express his thoughts. He creates schemes and conceptualizations, distinctly separates the important from the secondary. Once he develops a general idea of schematic, he works on reifying it and bringing it closer to practice. Pure theorizing, philosophizing, discussions that are completely removed from the life are not for him. The correctness of the system he evaluates by its internal logical consistency. Easily modifies the formal framework of a system. Prefers compact information that has been formulated as concisely as possible, although may expand it in volume if necessary. LII is well aware of the potentialities and possibilities of ideas, concepts, models, schemes and systems. Gives an objective, impartial assessment of a their potential. Knows how to tie in details and particulars to the whole.
Gulenkoが力点を置くのは抽象化そのものではなく、内的一貫性を点検しながら全体と細部を往復する過程です。「純粋な理論化、哲学的思索、生活から完全に切り離された議論は彼には向いていない」という一文は、Stratiyevskayaの「実践より健全さと論理的一貫性」(08章)とは逆を向いており、同じTi主導でも研究者によって置く重心が違うことが見えます。関心のある会話では、外から分かるほど感情が強まる、とも書かれています。
会話やプレゼンテーション中に、それまで見えにくかった感情を示す。彼の感情は、興奮の程度に応じて強く劇的な性質を帯びる。目が狂信的な輝きで光り始める。それにもかかわらず、強調して正しい態度で振る舞おうとする。会話を続けるのは、それが興味深いときだけである。無関心な事柄については自分の見解を表明せず、そのような場合は沈黙を好む。
原文を表示
During a conversation or presentations shows emotionality, which was difficult to see in him before. His emotions acquire a strong, dramatic nature corresponding to the degree of his excitation. His eyes start flashing with a fanatical gleam. Nevertheless, he tries to behave himself in emphasized correct manner. Supports a conversation only when it is interesting to him. Doesn’t voice his views on matters towards which he’s indifferent, prefers to remain silent in such cases.
感情が出るか出ないかではなく、話題への関心と興奮の程度で表出が変わる—Meged & Ovcharovの「めったに微笑まない」(13章)と、この「狂信的な輝き」は、条件を書き分ければ同じ人物の別の場面として並びます。14章で扱う食い違いの、Gulenko側の材料です。プロファイルには、要求しない方がよいとされる項目も列挙されています。
彼に要求したり期待したりすべきでないこと:
- 多くの実用性と機動性
- 敏感さ、会話相手への調整
- LIIにとって興味のない日常作業の質
- 社交性とコミュニケーション能力
- 要求が厳しく、押しの強い資質
原文を表示
From him one cannot demand and expect: • much practicality and mobility; • sensitivity, adjustment to the other party in conversation; • quality in routine work that is uninteresting for LII; • sociability and communicativeness; • exacting, pushy qualities.
敏感さ・会話相手への調整と社交性は、LIIでは位置3に置かれる関係倫理(Fi)の領域、要求の厳しさと押しの強さは位置4の意志的感覚(Se)の領域です。列挙されているのは、弱い機能が担当する領域から出てくる要求ばかりで、人柄の評価ではなく配置からの帰結として並べられた一覧だと分かります。
モデルG—標準のモデルAとは非対応の独自体系
ここからは人物像の観察と分け、Gulenko独自のモデルGとしてのみ扱います。上で読んだプロファイルの本文は、『64の肖像』でもほぼ同じ文面で繰り返されますが、そこでは各段落がモデルGの機能位置に割り当て直されています。体系を組み立てる記述は「1. 司令機能 -L — 構造論理」の下に、時間厳守と着手の遅れの記述は「2. 実現機能 +T — 時間直観」の下に置かれます。つまり、標準のモデルAで位置2(創造機能)に来るのが可能性の直観(Ne)であるのに対し、モデルGの2番目は時間直観(Ni)です。同じ「2番目」が別の要素を指すため、モデルGの番号や機能名をモデルAの機能位置へ読み替えることはできません。
理論編の表では、司令・実現・役割・起動の4位置に顕示・双対・制動・制御という機能種別が重ねられ、分析家の列に-L・+T・-R・+Sが並びます。「双対」もここではモデルG内の機能種別名です。さらに、モデルGの符号付き論理では、LIIに帰属する「-L」が次のように説明されます。
- -L(Ti) ― フラクタル構造の論理: フラクタル性は断片化と拡張可能性を意味する。それは混沌の中にも秩序を見て、同じ対象を記述するためにいくつかの(中略)スキームを認める論理である。それは矛盾と逆説の論理であり、立体的かつ多形的な論理である。非厳格な選言(および ― または)の論理。これはエネルギー的(共役的、synergetic)ソシオニクスの論理である。この論理は分析家に固有である。
原文を表示
L — logic of fractal structure: fractality means fragmentation and- scalability. It is a logic that sees order even in chaos and admits several schemes for describing the same object. It is the logic of〔中略〕 contradictions and paradoxes, volumetric and polymorphic logic. Logic of non-strict disjunction (and — or). This is the logic of the energetical (synergetic) socionics. This logic is inherent in the Analyst.
注目すべきは中身の向きです。04章で見たTiの一般定義(構造・秩序・階層・分類)に対して、Gulenkoの「-L」は矛盾と逆説を許し、同じ対象に複数の記述を認める非厳格な論理として書かれます。整合した1つの体系ではなく、断片化と拡張を許す論理をLIIの司令機能に置く—同じ要素記号を使いながら、定義そのものが別体系に属していることが、この一節に表れています。ブロックの名称も標準の自我・超自我・超イド・イドではありません。
社会的使命のブロック(中略)最も強力なブロックであり、人はこれを通じて社会の中で(遠いコミュニケーション距離において)自信を持って自己を実現する。(中略)社会的適応のブロック(中略)創造的自己実現のブロック(中略)問題(膨張)ブロック
原文を表示
I. Block of social mission […] The strongest block by which a person confidently realizes himself in the society (at a remote communicative distance). […] II. Block of social adaptation […] III. Block of creative self-realization […] TV. Problematic (inflation) block
名称だけでなく、ブロックに強弱や問題性の評価(最も強力、問題)を組み込む点も標準体系と違います。
標準体系からの離脱宣言
Gulenko自身が、自分の二分法が標準のレイニン特性と一致しないことを明言しています。
特に、安定的な組織的リーダーになるためには、ビジネス論理(P(Te))および/または力の感覚(F(Se))が機能プロファイルの中で強化されている必要があります。この場合、SLE(元帥)またはLSE(管理者)のタイプである必要はありません。このような機能の複雑性の強化は、どのタイプの代表者にも、レイニンの周知の特性とその意味において一致しない(あるいはむしろ部分的にしか一致しない)新しい二分法的特徴があるという事実につながりました。(中略)「機能的」と強調するのは、それらが特定のコミュニケーション環境での機能発揮の過程の中で生じ、標準的なソシオニクスのタイプが持つ生得的で不変の構造とは関連していないからです。
原文を表示
Such an intensification of the complexity of functions led to the fact that representatives of any type had new dichotomous features that did not coincide (or rather, only partially coincided) in their meaning with Reynin’s well-known features. […] I emphasize functional, as they arise in the process of functioning in a specific communicative environment and are not related to the innate and unchanging structure that a standard socionic type has.
本人が「一致しない」と書いていることは重要です。Gulenkoの記述を標準体系のLII理解に流用すると、出所の違う主張が混ざります。この記事が本章を分離しているのは、この自己申告に従った措置です。
小括します。GulenkoのLII観測は3つに絞れます。第一に、体系性そのものが達成の速さを削るという一行要約と、内的一貫性を点検しながら全体と細部を往復する過程。第二に、関心の高い会話での感情表出で、これは他の資料が書く「感情の見えない人」という像を彼自身が打ち消す材料になります(14章)。第三に、期待すべきでないことの一覧が弱い機能が担当する領域から出てくる要求ばかりで、人柄の評価ではなく配置からの帰結として並べられている点です。一方、モデルGの配置・符号・ブロック名称はGulenko独自の体系に属し、標準のモデルAとは位置の意味づけが対応しません。二分法についても本人が標準のレイニン特性との不一致を明言しており、この記事が本章を分離しているのはその自己申告に従った措置です。
13その他の論者の記述
主要な研究者以外にも、LIIのプロファイルは多くの論者が書いてきました。この章では、記述の系譜を補完する小さめの資料を著者ごとに短く引用します。記述の確度・知名度には幅があり、サイト由来の編纂資料や独自の機能体系も含みます(出典行で区別できます)。目的は網羅ではなく、観察の一致点と記述ジャンルの多様さを示すことです。
Weisband—初期ハンドブック
アウシュラの資料に基づく初期の普及資料から。
彼は健康的に生きることに非常に関心がある。そのようにルネ・デカルトは「真理に次いで死すべき財の中で健康を主要なものと考えた」。若い頃、彼はしばしば多くの友人、賭け事、酒を伴う陽気なライフスタイルに傾く傾向がある。後に彼はそれらすべてのことが自分が本当に必要としているものとは何か別のものであるという結論に達する。
健康への強い関心と、若い頃の生活の切り替えという時期による変化が書かれています。健康の扱いは06章でReininが自己評価の領域として書いた内容と重なり、そこでは健康法の探索として現れていました。
Prokofieva—法則とパターンを探す姿勢
論理直観型内向(LII) は、あらゆるものの中に何らかの根本的な自然法則やパターンの体系を見出し、作り上げようとする。原則として、これらの人々は博識であり、多くの関心事と豊富な知識を持っているが、その事実を宣伝したり注目の的になったりすることを好まない。その本質において、彼らは思考の仕方だけでなく、周囲の世界との関わり方においても正確で几帳面である。
原文を表示
Логико-интуитивный интроверт (ЛИИ) стремится во всем увидеть и создать систему и закономерность. Как правило, это широко эрудированные люди, которые не любят афишировать разносторонние познания.
Prokofievaは、知識量そのものよりも、法則やパターンを体系として組み立てる姿勢に力点を置いています。
Meged & Ovcharov—まなざしの記述
サブタイプ理論(20章)の提唱者でもある2人のプロファイルは、視覚的な描写から入ります。
LIIのまなざしは物思いに耽り、冷たく、遠くを見ている。会話相手に止まると、固定され注意深くなる。まばたきもせずに相手を研究するように、非常にまっすぐに他人を見つめることができる。会話中、彼の表情はわずかに変化し、夢見がちになったり柔らかくなったり、怒ったり快活になったりするが、最も頻繁には見通せないような控えめな表情を維持する。LIIはめったに微笑まず、特定の出来事に対してのみ微笑む。
原文を表示
Взгляд ЛИИ задумчивый, холодный, отстраненный. Когда останавливается на собеседнике, становится неподвижным, внимательным. Может смотреть в упор, изучающе и не мигая. Во время общения изредка меняет выражение, становясь мечтательным или мягким, гневным или веселым, но чаще - остается непроницаемым и маловыразительным. Улыбается ЛИИ редко и лишь по определенному поводу, обычно довольно сдержан.
思考への没入と、会話相手へ注意を向けたときの変化を、まなざしから記述しています。外見からタイプを同定する方法の妥当性は、21章で別に検討します。
Golihov—独自体系による機能記述
Golihovは、旧式の4機能とマイナス4機能を組み合わせ、「良い」「すべき」などのラベルを付けています。これは標準モデルAの8つの機能位置とは番号の意味が対応しません。
第2機能「すべき」—客体的直観。「平和、調和、そして調和しない者には—ギロチンが教えてくれるだろう。」
原文を表示
2 функция «Надо» - объектная интуиция. «Мир гармоничен, а кто все же не гармоничен – нам подскажет гильотина». Цель жизни такого человека – улучшать, гармонизировать мир, созидать целостность внешней ситуации.
「ギロチン」は愛称の由来(ロベスピエール)に掛けたGolihov流の警句です。Reininが第2機能の説明で同じ道具を持ち出していた(06章)ことを考えると、この誇張は個々の著者の思いつきというより、愛称そのものが引き寄せる連想だと分かります。
この人間の人生の目的は、世界を改善し、調和させ、外的状況の全体性を構築することである。そのため、時としてそれを破壊しようとする者たちに対してかなり容赦がない。可能性の流れの中で巧みに操縦すること—これが彼らの得意分野であり、彼らはこの問題に非常に創造的に取り組む。
原文を表示
«Мир гармоничен, а кто все же не гармоничен – нам подскажет гильотина». Цель жизни такого человека – улучшать, гармонизировать мир, созидать целостность внешней ситуации. Поэтому иногда они бывают достаточно беспощадны к тем, кто ее разрушает. Умелое маневрирование в потоке возможностей – их конек и подходят они к этому вопросу очень творчески.
可能性を用いた改善志向を、警句を挟んで強い調子で描く資料です。世界の全体性を構築するという目的の置き方は、06章でReininが第2機能に置いた「外的世界は完全でなければならない」とほぼ同じ言い回しで、小論者の記述が主要研究者の語彙をそのまま受け継いでいる例にもなっています。
socionics.ua—特徴の列挙
分析的思考に優れる;自分のアイデアを明確さとある程度の秩序をもって提示する;欠陥や代替の選択肢に気づき、議論の中でそれらを提起する(中略)慎重で、行動に急がない;事前の準備、議論、そして選択肢の精神的な探求を好む;代替の選択肢に注意を払う;精神的な探求の可能性がほとんどないテーマを嫌う
原文を表示
Excels in analytical thinking; presents his ideas with clarity and some measure of order; notices flaws, alternative options, and brings them up in a discussion. 〔中略〕 Careful, does not rush into action; prefers preparation, discussion and mental exploration of options beforehand; takes note of alternative options; dislikes topics that have little potential for mental exploration.
分析、欠陥の発見、代替案の検討を一続きの項目として並べています。事前の議論を好むとの記述は、結論へ急ぐより選択肢を調べる過程に焦点を当てています。
Piatnitskiy—ブロック単位の記述
Piatnitskiyは、自我・超自我・超イド・イドの4ブロックに分けて記述します。
分析的思考。ある対象や現象が他のものとどのような関係にあるか、この場合にどの法則が適用されるか、または適用されないかをよく理解する。包括的な分析に基づいて、具体的な対象や現象の肯定的な本質、その具体的な肯定的可能性、そしていくつかの建設的なアイデアについての具体的な推測を提出する。
原文を表示
Мышление аналитического характера. Хорошо понимает, в каких взаимосвязях находятся одни предметы или явления с другими, какие законы при этом действуют или не действуют. На основе всестороннего анализа выдвигает конкретные догадки о позитивной сути конкретных предметов и явлений, их конкретных позитивных возможностях, высказывает конструктивные идеи.
対象間の関係と適用可能な法則を調べたうえで、可能性やアイデアへ進む順序が示されています。Prokofievaの体系化と重なる観察です。
Beskova—女性LIIの家庭と子育て
Beskovaは男女別に、会話、家庭、子育てまでを扱う構成を取ります。女性の項です。
ぼんやりと見かけ上の壊れやすさにもかかわらず、女性LIIは合理性を維持し、厳格な家庭を維持できる。知識を大切にし、子供が良い知的教育を受けることを確保する。しかし、体罰や身体的罰を期待してはいけない—彼女は説明を好む:「すべてを説明できるのに、なぜ子供を叩く必要があるのか?」時に、対立を避けるために子供と友達になろうとする。
原文を表示
Despite being absent-minded and seemingly brittle at times, the LII female is quite rational and can maintain a strict household. Due to the fact that she values knowledge, she will make sure that her children will have a good intellectual upbringing. However, don’t expect her to spank or give out other physical punishments to her children, as she’ll try to reason with them instead. Why hit the child when everything can be explained to him or her? At times, the LII will attempt to be friends with her children as a way to avoid conflict with them.
「なぜ子供を叩く必要があるのか」という一句は、Zamanskayaの「規律を力や恐怖で確立するのは無意味」(17章)と同じ主張が家庭に現れた形と読めます。Blohinは分析・選択肢・作業姿勢に関する語句を並べるキーワード列挙型で、構造化と代替可能性の検討を同じ列挙の中に置きます。
その他の論者
コミュニティ編纂のCompositeは、判断の残し方から入ります。
「なんとなく」はLIIの語彙にはない。何かに理由があるならば、LIIはおそらくそれを見つけたいと思うだろう。LIIは物事をその最も本質的な側面に還元し、ボトムアップから全体を精神的に再構築しようと努める。LIIの理論的傾向はしばしば現実から乖離させ、チェックされなければ、論理的には意味をなすが現実世界にはほとんど関係のない抽象的な理論につながる可能性がある。
原文を表示
“Just because” is not in an LII’s vocabulary. If there is a reason for something, the LII will probably want to find it. The LII strives to reduce things to their most essential aspects, and mentally recreate the whole from the bottom up. The LII’s theoretical tendencies can often leave him out of touch with reality, and if unchecked may lead to abstract theories that make logical sense but have little bearing on the real world.
「なんとなく」の不在—理由の特定できない判断を残さない、という記述です。末尾の「現実から乖離する可能性」は、02章で見たユングの「客観的経験との関連性を失うと神話的になる」という限定と同じ方向の観察と読めます。Zamanskayaは抽象思考の深まりを説明的に述べ、その負担まで批判的な調子で記します。
一般的に、LII〔原文: ロベスピエール〕は狭い研究者である:彼の思考の領域は限定的であり、アイデアの数を増やしたり、応用範囲を拡大したりするよりも、アイデアを深め、その正当性をより良くすることに向けられている。それにもかかわらず、LII〔原文: ロベスピエール〕は以前に知られていなかった現象の概念を構築することのできる理論家である。
原文を表示
В общем и целом, Робеспьер " узкий исследователь: область его размышлений локальна, больше нацелена на углубление идеи и более качественное ее обоснование, чем на увеличение количества идей, расширение областей применения и т.д. И тем не менее, Робеспьер " теоретик, способный построить концепции неизвестных ранее явлений.
思考はLII〔原文: ロベスピエール〕の人生のこれほど重要な側面であるため、残念ながら時に思考が全人生を還元してしまう。存在の意味を、人は構造の果てしない変更や改善の中に見出し始め、抽象的理論的な精神構築の高みに人生から逃避する。そしてその代償として、孤独、自分自身の身体や感情からの疎外、身なりの乱れと放置を払う。
原文を表示
Мышление настолько важный аспект жизни Робеспьера, что иногда, к сожалению, к мышлению сводится вся жизнь. Смысл своего существования человек начинает видеть в бесконечном изменении или совершенствовании структуры, прячась от жизни в абстрактных высотах теоретических умопостроений. И расплачивается за это одиночеством, отторженностью от собственного тела и чувств, неухоженностью и заброшенностью.
研究範囲を広げることより1つの考えを深めて根拠を整える方向を描き、その代償として孤独と身体からの疎外を置きます。Socioscopeは、同じ没入を価値判断の強い文章で表します。
LIIのユーモアのセンスは独特で—入り組んでいて逆説的だ。外面的には、しばしば最も真面目な顔(そしてこの場合彼は名人だ)で明らかに馬鹿げたことを言うという形で表現される。しかし、通常人々が彼の言葉を真剣に受け取り、時として気分を害するため、めったにジョークを言わない。
原文を表示
Leah peculiar sense of humor - an intricate and paradoxical. Externally, it is expressed in the fact that it is often the most serious kind (and in this case he is the master) said buzz words obviously stupid. However, he rarely joked, because usually people take his words as seriously and, sometimes, are offended by them.
真面目な表情で逆説を言うため誤解されやすく、それゆえめったに冗談を言わない—この章の他の資料が外から見た抑制として書く面を、Socioscopeは本人の側から書いています。
小括します。小論者の記述形式は、初期ハンドブックの生活記述、法則の説明、キーワード列挙、家庭の記述、外見観察、一人称の独白まで幅があります。構造や法則を探し、代替可能性を調べ、考えを深める姿勢は複数の資料で繰り返されています。したがって、この章は一致点だけでなく、記述方法と検証可能性の差も出典ごとに区別して読む必要があります。
14研究者間の差分を総括する
この章には新しい引用はありません。05〜13章で示した記述を、当サイトの責任で突き合わせます(根拠は各章の引用番号のとおりで、理論章の資料を使う箇所には章番号を添えます)。
反復して現れる観測
研究者・時代・学派をまたいで繰り返される観測は、次の5つに整理できます。
- 体系・法則の構築が記述の中心にある。ユングの「思考の最優先」と強度への志向、アウシュラの「構造を肯定」、Stratiyevskayaの公正と論理的一貫性、Filatovaの「根底の法則を探して内的なモデルを組み立てる」、Socioscopeの因果関係の探索、Compositeの「なんとなく」の不在。語彙は違っても、引用した論者の多くがここから記述を始めます
- 意志的圧力・強制の領域が高コスト。粗暴な圧力への不屈と境界線(Stratiyevskaya)、追いつめられた場面に限られる感覚的反撃(Karpenko)、意志的圧力への弱さ(Filatova)、管理職での命令・処罰の負担が蓄積する実話(Bukalov、16章で引用)、健康と安全への強い警戒(Reinin)
- 感情の領域の抑制と、好意的な環境への要求。他者の態度への猜疑と「私は愛されたいのだ、それだけだ」(Reinin)、近しい環境の肯定的な状態に魅かれるという定式(Yermak)、感情の表出では規範と伝統に頼る(Filatova)、双対がエネルギーと感情のトーンを供給するという記述(Stratiyevskaya、18章)、「うっ、それは感情的すぎる」という条件つきの防御(Karpenko)
- 外面の抑制と内面の見えにくさ。礼儀正しい外面が本来の性質と対照的に見える(ユング)、まなざしと微笑の少なさ(Meged & Ovcharov)、禁欲的な顔立ちと目に見える感情の欠如(Filatova)、関心の高い会話では目が輝くという反対側の観察(Gulenko)
- 独立と自律の要求。「体系的、計画的、自給的」という一行要約(Gulenko)、命令を許容しない(Weisband系、18章)、意志の圧力を用いず他者からの圧力も容認しない(Bukalov)、自由を重要な価値とし規律は教育と啓蒙に頼る(Zamanskaya、17章)
ただし、この一致を独立した観測の収束と呼ぶことはできません。アウシュラ以後の研究者は同じ理論共同体に属し、用語も先行記述も相互に継承しているからです(ユングとKempinskiからアウシュラへ、アウシュラから後続研究者とWikisocion系の編纂へ、という継承の系譜は02章のとおりです)。正確には、相互に参照し合う文献系列の中で、論者・時期・記述様式を変えて反復されてきたモチーフであり、その意味でLII記述の共有された部分と見てよい範囲です。
観測点の食い違い
一方で、単純に合成できない食い違いもあります。
第一に、感情表出の記述のばらつきです。Meged & OvcharovとZamanskayaは微笑の少なさ・感情的な抑制を書き、ユングも礼儀正しい外面と内面の対照を書きます。他方でGulenkoは、関心の高い会話では目に「劇的な、あるいは狂信的な輝き」が見えると書き、Talanov系の資料は感情的な出来事の際に「論壇の弁士」になる場面を記録します。平常時と関心事・非常時という条件の違いとして両立させる読み方はできますが、それは当サイトの整理です。Gulenko自身は、この差の一部をサブタイプ(Ti優位かNe優位か)に帰しています(20章)。
第二に、理念の構築と実装のあいだの評価差です。Stratiyevskayaは理念のための闘争と社会正義の擁護を中心に書き、Zamanskayaは教育と啓蒙による秩序を書きます。他方でユングは実務への適性の低さを臨床の語彙で書き、Compositeは「チェックされなければ現実と関係のない抽象理論に至る可能性」を書きます。構想の質を記述する論者と、実装の困難を記述する論者で、同じ性質の別の面を見ている構図です。
第三に、記述とタイピングの自己言及です。複数の研究者(Stratiyevskaya、Bukalov、Weisband系資料、アウシュラ)が、理論の祖形を書いたユング本人をLIIの実例として挙げます(22章)。LIIの記述の原型がユングの内向的思考型である以上(02章)、「ユング=LII」というタイピングは、記述とその実例が循環する構造を持ちます。この構図はLII固有で、記述の妥当性評価を難しくする要因になりえます(23章)。
記述ジャンルの偏り
05〜13章の資料は、記述の様式が研究者ごとに違います。アウシュラは歴史例・関係論・ユング研究に分散した記述を逸話と理論装置で、Reininは符号付き機能番号と場面別の助言を観察と助言で、Bukalovは歴史例と実務の実話をプロファイルと理論装置で、Stratiyevskayaは公正原則の機能位置ウォークを長文の断定と具体例で、Filatovaは位置記述と文学例証(アトス)を簡潔な記述と写真で、Yermakはモデルからの演繹を定式だけで、Karpenkoは反応が生じる条件の観察を論文と一般心理学への接続で、Gulenkoは認知スタイルとエネルギーを独自体系で、小論者は生活記述から独白までを玉石混交で、Talanov系(FilatovaのモデルT解説)は特性グループの位置を心理測定(別体系)で書きます。演繹だけで書くYermakと、一人称の独白で書くSocioscopeのあいだに、引用した論者はこの幅のどこかに位置します。どの様式の記述を読んでいるかを意識することが、原典を扱う最低限の作法になります。
この総括の使い方
LIIについて確からしいのは、複数の文献に反復して現れる5つの観測です。ただしこれは文献上の反復であって、独立した実証による確認とは区別が必要です(23章で扱います)。逆に、単一の研究者にしか現れない記述—心理的防衛の「無実の者」(Karpenko)、モデルGの符号体系(Gulenko)、活性化関係を位置1から位置6への作用として説明する定式(Bukalov、18章)—は、その研究者の主張として帰属つきで扱う必要があります。以降の章(15〜23章)は、この区別を前提に、二分法・次元性・クアドラ・関係という理論の各論へ入ります。
15二分法から見るLII
LIIは基礎4二分法では内向・直観・論理・合理に位置づけられます。この章では、二分法の定義をユングまで遡って確認し、LIIの位置と、Reinin系の拡張特性、モデルT経由の振り分け、クラブ(小集団)の資料を見ます。
基礎の4二分法
対になる極の定義から。ユングは外向的態度をこう書きます。
対象や客観的事実への指向性が非常に強く、最も頻繁に行われる重要な判断や行動が、主観的な価値観ではなく客観的な関係性によって決定される場合、これを外向的態度と呼ぶ。
原文を表示
when the orientation to the object and to objective facts is so predominant that the most frequent and essential decisions and actions are determined, not by subjective values but by objective relations, one speaks of an extraverted attitude.
LIIが属する内向はこの反対側で、定義は02章で見ました(主観的要因による行動決定)。合理・非合理のうち、非合理が劣った側という意味ではないことも、ユングは定義章で明言しています。
私がこの語を使うとき、それは理性に反するものではなく、理性の領分の外にあるもの—したがってその本質が理性によっては基礎づけられないもの—を指している。
原文を表示
As I make use of this term it does not denote something contrary to reason, but something outside the province of reason, whose essence, therefore, is not established by reason.
そのうえで内向の合理型については、判断の基調が主観的要素にあるという限定がつきます。
前述の両タイプはいずれも合理的タイプである。なぜなら、それらは推論と判断という機能に基づいているからである。(中略)内向型の合理的タイプには確かに論理的な判断能力が備わっているが、その判断の基調となるのは主観的な要素である。
原文を表示
Both the foregoing types are rational, since they are founded upon reasoning, judging functions.〔中略〕the introverted rational types unquestionably have a reasoning judgment, only it is a judgment whose leading note is subjective.
判断機能が優位でありながら、その基調は主観的要素にある—これがLIIの「内向の合理型」という位置です。ソシオニクス側の定義として、Stratiyevskayaの理論編を引きます。
合理的人格タイプは合法則的なものに方向を定める—そのため彼らは周囲の環境と一貫して、計画的に、合法則性を観察しつつ、結論に基づいて相互作用する。あらかじめ自分の行動を考え、置かれる状況をあらかじめプレイし、何より重要なのは、そこからの出口を考え抜こうとする傾向で区別される。(中略)非合理タイプは予測不能、振る舞いの自発性で区別され、即興の状況においてよりよく感じ、合法則性ではなく偶然性に多く方向を定める。
原文を表示
Рациональные типы личности ориентируются на закономерное — поэтому они взаимодействуют с окружающей средой последовательно, планомерно, наблюдая закономерности и основываясь на выводах. Отличаются стремлением заранее продумывать свои действия, заранее проигрывать ситуацию, в которую они попадут, а главное — продумывать выход из нее. […] Иррациональный тип отличается непредсказуемостью, спонтанностью поведения, он лучше себя чувствует в импровизированной ситуации, больше ориентируется на случайности, а не на закономерности.
合理タイプが行動と出口をあらかじめ考えるという記述は、06章でReininが助言した「決定を下す瞬間を捕まえる」や、09章でFilatovaが書いた期限の見積もりと同じ場所を指しています。同じ理論編には内向の定義もあります。
内向—これは世界知覚の一定の立場であり、最重要な、支配的な価値であるのはまさに客体間の相互関係であり、すでに第二義的な価値であるのは客体そのものの質である。ここでは関心はまさに関係の体系に向けられ、客体の質的特徴記述はそれに応じて変わる。ここでは客体は関係の体系に従属し、与えられた関係を維持する能力で評価される。
原文を表示
Интроверсия — это такая позиция мировосприятия, при которой важнейшей и доминирующей ценностью являются именно взаимоотношения между объектами, а уже второстепенной ценностью — качества самих объектов. Здесь интерес направлен именно на систему взаимоотношений, а качественные характеристики объектов уже меняются в зависимости от нее. Здесь уже объект подчиняется системе отношений, а оценивается по умению поддерживать заданные отношения.
LIIの「内向」はこの意味です。客体そのものの質より客体間の関係の体系を第一の価値に置く構えで、04章で見たTiの定義と同じ方向を向いています。
LIIの位置—4二分法からの導出
4つの基礎二分法の値からLIIを導く行が、Stratiyevskayaのテスト解説に残っています。
- 合理、内向、直観、論理—「LII〔原文: ロベスピエール〕」(LII)
原文を表示
13. Рациональный, интровертный, интуитивный, логический — "Робеспьер"
合理・内向・直観・論理の4値の組がLIIです。MBTIの4文字(INTP)との対応で末尾が反転して見える理由は19章で扱います。
レイニン特性の誕生—本人の証言
15特性への拡張の経緯を、Reinin本人が一人称で語っています。
きっかけは、アウシュラの仕事『人間の双対的本性』でした。そこには「貴族/民主」という特徴が記述されていたのです。ここからすべてが始まりました。(中略)こうした特徴が11個あり、ユング的なものを合わせて全部で15個だ、ということでした。
原文を表示
Толчком послужила работа Аушры «Дуальная природа человека». В ней был описан признак «аристократы-демократы». Вот с него все и началось. […] Математически оказалось, что таких признаков одиннадцать, а всего – вместе с юнговскими – пятнадцать.
アウシュラの「貴族—民主」の記述から出発し、数学的な組み合わせの検討で11個の新特性を導き、ユング由来の4つと合わせて15個—という成立史です。アウシュラ自身も、この特性群についての論考を残しています。
Reinin特性—LIIが登場する場面
基礎4二分法を群論的に拡張した15特性は、アウシュラとReininの共著論文で16タイプ×15列の符号表として与えられます。ただしLII行の符号列を読むには、列と特性の対応が要ります。それは同論文の定義節にあり、しかもLII行の符号が資料系統によって一致しません。1991年の論考集に載る表と機関誌版の表では6箇所が食い違い、前者には「原典が読み取れず標準文献から再構成した」という注が付いています。符号表そのものより、アウシュラが個々の特性を説明する場面でLIIをどう使ったかのほうが、この章では読めます。
外交官は「汚れた、部外の情報」を避ける—それを利用して「巻き込まれる」可能性のある情報を。(中略)例としてソシオニクスを取ろう。LII(論理直観内向)、EIE(倫理直観外向)、SLI(感覚論理内向)、SEE(感覚倫理外向)の専門家がソシオニクスに大きな関心を示してきた。しかしそれが学術的でない学問である間は、自分の実践、仕事において用いることができない。典型的な心理学的法則性である。
原文を表示
дипломат избегает «нечистой», «посторонней» информации, с которой можно «влипнуть».〔中略〕Возьмем к примеру соционику. К ней достаточно большой интерес проявляли многие специалисты по типу (ЛИИ), (ЭИЭ), (СЛИ), (СЭЭ). Но пока это неакадемическая наука, использовать еѐ в собственной практике, на деле, в работе они не могут. Типовая психологическая закономерность.
情報源への態度を扱う特性の説明で、この4タイプが例に挙げられています。頑固・譲歩の特性の説明にも、LIIへの短い言及があります。
感情では逆。資源タイプは感情を出して、止める。利益タイプがこの仕事に加われば—しっかり持ちこたえよ、これは長い。LII〔原文: ロベスピエール〕ですらこれができる。労働者と話すのに常に高い声、より正確には、絶え間なく叫んでいる工場長を私は知っている。
原文を表示
С эмоциями наоборот. Уступчивый поэмоционировал и перестал. Если в это дело включится упрямый — держитесь, это надолго. На такое способны даже Робеспьеры ( (ЛИИ)). Знаю начальника цеха, который с рабочими говорит только повышенным тоном, а точнее было бы сказать — постоянно кричит.
感情表出の持続をめぐる観察の中で、頑固側では感情表出が長く続き、LIIですら持続的な高声がありうる例として引かれています。
Talanov論文のリストと用語論争
TalanovのモデルTは、いくつかのレイニン特性を機能の均衡性から説明し、Filatovaの解説論文には各特性の16タイプ振り分けリストが載っています。LIIが属する群の例です。
合理タイプ(中略)B) LII, LSI, LIE, LSE(中略)合理タイプでは、構成主義者と同様、一見すると感情性がはっきり現れることはないはずである。彼らの倫理はモデルAでは接触的で弱い役割チャンネルに、モデルTでは第3ポジションにあるからだ。内向のLIIとLSIは実際、感情性が非常に弱い。だが外向のLSEとLIEは、この性質をかなりはっきり示す。
原文を表示
Рациональные типы Б) ЛИИ, ЛСИ, ЛИЭ, ЛСЭ н ЛвнИнвЭввСн нЛвнСнвЭввИн вЛнвИвнЭннСв вЛнвСвнЭннИв Для рациональных типов, так же, как и для конструктивистов, казалось бы, эмотив- ность не должна проявляться явно, поскольку их этика — в контактном, слабом ролевом канале модели «А», а в модели «Т» — в третьей позиции. Интроверты ЛИИ и ЛСИ дей- ствительно очень слабо эмотивны, а вот экстраверты — ЛСЭ и ЛИЭ — вполне отчетливо проявляются в этом качестве.
合理タイプの群にLIIが入り、そのうち内向の2タイプは感情性が非常に弱い、という振り分けと観察です。ただし同じ連載の第2部には、逆を向いた観察も置かれています。
感情的な出来事の際には容易に高揚する(LII、LSI—論壇の弁士や演説者になる)。
原文を表示
решений. легко возбуждаются при эмоциональных со- Даже имея диктаторские замашки, склонны бытиях (ЛИИ, ЛСИ — становятся трибунами делить с другими ответственность в наибо- и ораторами).
特性の振り分け自体は共有しつつ、解説者のFilatova自身がその読み方に注釈を重ねている構図です。感情性が非常に弱いとされた同じ2タイプが、感情的な出来事では論壇の弁士になる—群の名前が指す中身が、同じ連載の中で揺れています。Filatovaは同じ論文で他の特性の名称そのものにも異を唱えていますが、そこで名指しされるのはILEとILIで、LIIは含まれません。振り分けより、リストを支える理論と用語の側が動いている—これが15特性を読むときの前提になります(14章)。
クラブ—研究者の小集団
論理×直観の組は、小集団論では「研究者クラブ」と呼ばれます。
研究者: 直観型かつ論理型(NT)、すなわちILE、ILI、LIE、LII。
原文を表示
Researchers: intuitive and logical (NT), or ILE, ILI, LIE, and LII.
LIIはこのNTクラブに属します。Reininの小集団(06章)と同じく、クアドラ以外のタイプ集団化の一つです。同じクラブ内でのLIIとILEの違いは、Filatovaが対比で書いています。
第2の組—LII(ロベスピエール)とILE(ドン・キホーテ)—にも、際立った違いが見られる。一方には、自分の熱中するものに従い、新しい活動領域へ向こう見ずに飛び込むことのできる、非合理的で外向的なドン・キホーテがいる。他方には、落ち着いて思慮深く、仕事の主要な方向性を選び取り、それに完全に集中し、思い描いたことをやり遂げるロベスピエールがいる。(中略)正確さ、秩序、体系を尊ぶロベスピエールは、分析的な思考様式を持っている。この傾向は、彼が学術研究に従事するときに最もよく発揮される。LIIは新しいアイデアを打ち出すことができ、方法論の問題を扱うことを好み、整然とした理論を作り上げることができる。LIIがまた意味づけとしての名称—アナリスト—を得たのも理解できよう。
原文を表示
Во второй паре — ЛИИ (Робеспьер) и ИЛЭ (Дон Кихот) — также можно увидеть разительные отличия. С одной стороны — иррациональный и экстравертный Дон Кихот, идущий на поводу у своих увлечений, способный безоглядно окунуться в новые виды деятельности, а с другой — спокойный и вдумчивый, умеющий выбрать главное направление работы, способный на нем полностью сосредоточиться и доводящий задуманное до конца Робеспьер.〔中略〕Сторонник точности, порядка и системы, Робеспьер имеет аналитический склад ума. Эта его склонность наилучшим образом проявляется, если он занимается научной работой. ЛИИ способен выдвинуть новые идеи, любит заниматься вопросами методики, может создать стройную теорию. Понятно, почему ЛИИ получил также смысловое название Аналитик.
同じ研究者クラブでも、合理のLIIは方向を選んでやり遂げる側、非合理のILEは新領域へ飛び込む側として対比されます(「アナリスト」はFilatovaがLIIに与えた機能的名称です)。
小括します。LIIの二分法上の位置(内向・直観・論理・合理)は、ユングの定義からStratiyevskayaの理論編、後代のクラブ分類まで一貫しています。とりわけ「内向の合理型」という組は、判断機能が優位でありながらその基調が主観的要素にある、というユングの限定つきの記述に遡ります。対照的に、そこから拡張された15特性は足元が揺れます。LII行の符号列は資料系統のあいだで6箇所食い違い、どちらが原文に近いかは版に付された注記から推し量るしかありません(23章)。基礎の4つは定義から動かないのに、拡張された特性は転記の段階で変わる—この差が、15特性を読むときの前提になります。別体系のモデルTを経由した振り分けでも、解説者自身が読み方に注釈を重ねていました。特性の個別の中身は、各研究者章の記述が補います。
16機能の次元性とLII
機能の次元性は、Bukalovが1990年に提唱したとされる後代理論です(このページでは提唱者を明示して扱います。07章も参照)。8つの位置の情報処理能力を、使えるパラメータの数(1〜4)で説明します。この章では、パラメータの定義と、LIIの位置別の次元、次元差が生活に現れる記述を見ます。
起源—Bukalovの主張
著者によって1990年に発見された、情報代謝機能(心的機能)の情報処理パラメータの次元性 [9] は、人間の思考と行動の特徴、特定の型間関係のニュアンスを正確に記述することを可能にし、国際ソシオニクス研究所のスタッフおよび他のソシオニクス専門家による専門家・コンサルティング業務において実用上の重要な応用を持つ [10, 14]。
原文を表示
Обнаруженная автором в 1990-м году мерность параметров обработки информации психических функций или функций информационного метаболизма [9], позволяет точно описывать особенности мышления и поведения человека, нюансы конкретных интертипных отношений и имеет значительные практические приложения, используемые на практике в экспертно-консультационной работе как сотрудников Международного института соционики, так и других специалистов по соционике [10, 14].
Bukalov自身は発見を1990年と書いています(文献によっては1989年とも紹介されます)。応用先として挙がるのは診断とコンサルティングの実務で、検証の記録ではありません。
4つのパラメータ—Yermakの定義
Ex(英語 experience から)—経験のパラメータ —出生時からの、人生を通じて意思決定と影響の執行の過程で人間が獲得した、個人的(Ex)または人格的(社会的)経験(Ex*)の特徴。(中略)Nr(規範 norm から)—規範のパラメータ —意思決定または管理影響の執行の過程で遵守すべき規範、規則、習慣、認められた手法、基準(個人的—Nr または社会的—Nr*)の特徴。(中略)St(英語 situation から)—「状況」のパラメータ —意思決定または管理影響の執行の条件、「情況」(個人的 St または社会的 St*)の特徴。(中略)Tm(英語 time から)—パラメータ的時間 —意思決定または執行がなされる、過去・現在・未来の個人的(Tm)または社会的(Tm*)時間の瞬間。
原文を表示
® Нх (от англ. ехриепсе) — параметры опыта — характеристика индивидуального (Ех) или личностного (социального) опыта (Ех*), полученного от рождения и наработанного человеком в течение жизни в процессе принятия решения и исполнения воздействий ; (中略) ® М (от англ. погт) —- параметры норм - характеристика норм, правил, обычаев, принятых приёмов и стандартов (индивидуальных — Мг или социальных — Мг *), которых следует придерживаться в процессе принятия решения или исполнения управляющих воздействий “; (中略) ® 5 (от англ. 5ИлаНоп) — параметры “ситуации” - характеристика условий, "обстановки" (индивидуальной 51 или социальной 5*) принятия решения или исполнения управляющих воздействий; (中略) ® Тт (отангл. ите) - параметрическое время — момент индивидуального (Ти) или социального (Ти\*) времени в прошлом, настоящем или будущем относительно которого принимается или исполняется соответственно индивидуальное или социальное решение; иными словами, время как точка на шкале времени, т.е. как параметр "привязки" обработки информации к некоторому моменту в прошлом, настоящем или будущем.
経験・規範・状況・時間の4パラメータです。1次元の機能は経験のみ、4次元の機能は4つ全部を使える、という枠組みです。
次元の割り当て
メンタルリング(位置1〜4)の次元は、Bukalovの論文で明示されます。
機能の操作的心理情報空間の次元数の理論からは、第4機能は1次元的刺激・情報を知覚することが帰結する。それは情報的に1次元的(「はい/いいえ」の原理での判断)であり、自己の個人的経験から発する。モデルAのメンタルリングにおいて、第4機能は情報的に1次元、第3機能は2次元、第2機能は3次元、第1機能は4次元である。
原文を表示
Из теории мерностей операционного психоинформационного пространства функций следует, что 4-я функция воспринимает одномерные стимулы или информацию. Она информационно одномерна (суждения по принципу «да-нет»), исходит из собственного личного опыта. В ментальном кольце модели А 4-я функция информационно одномерна, 3-я — двумерна, 2-я — трехмерна, а 1-я — четырехмерна.
LIIに当てはめると、Ti(位置1)=4次元、Ne(位置2)=3次元、Fi(位置3)=2次元、Se(位置4)=1次元です。第4機能の「はい/いいえ」の原理での判断は、この一般則からの帰結として書かれており、11章でKarpenkoが書いた「反応が一義的になる」という記述と同じ場所を指します。バイタル側も同じ対称で、位置8のNiが4次元、位置5のFeが1次元です。
LIIの位置別次元—Yermakの機関誌記述
Yermak, Roslankinaの機関誌論文は、LIIの位置ごとにパラメータ数を明記します。位置1の記述です。
□L(Ti)−(知性の機能、第1機能)
- 役割:個人的思考、意識、知性的活動
- パラメータは4つ:社会的(個人的)経験、社会における状況、社会規範、社会発展のパラメータとしての時間
- 機能の仕方:システム的、分析的タイプの思考。事物および/または現象のグローバルな相互関連、相互依存、対応関係、発展と機能の法則性をよく理解する。
原文を表示
L, — Функция интеллекта (первая функция модели); назначение — личностное мышление, сознание, интеллектуальная деятельность; параметры — четыре: социальный (личностный) опыт, ситуации в социуме, социальные нормы, время как параметр развития социума; функционирование — мышление системного, аналитического типа, хорошо понимает глобальные взаимосвязи, взаимозависимости, соотношения предметов и/или явлений, закономерности развития и функционирования.
位置1(Ti)が4パラメータです(同じ資料で位置2のNeは3パラメータ)。弱い側の1次元は、位置4と位置5に置かれます。位置5の記述です。
▼E(Fe)−(暗示機能、第5機能、個人的経験の機能)
- 役割:周囲世界への組み込み
- パラメータは1つ:個人的経験
- 機能の仕方:近しい周囲におけるポジティブな状態、よい気分、感情についての情報に魅了され、それを望む。ネガティブな状態、とくに近しい周囲におけるそれは、当惑させ、絶望、怒り、憤激、不寛容の発露を引き起こすことがある。
原文を表示
Блок Супер-Ид: E, — суггестивная функция (функция индивидуального опыта, пятая функция модели); назначение — включение в окружающий мир; параметр — один: индивидуальный опыт; функционирование — привлекает, желательна информация о позитивном состоянии в ближнем окружении, хорошем настроении, чувствах; негативные состояния, особенно в ближнем окружении, могут повергнуть в растерянность, вызвать отчаяние, гнев, возмущение, проявления нетерпимости.
位置5(Fe)が1パラメータで、位置4(Se)も同じく1パラメータです。03章で示した配置が、ここでは処理能力の差として定式化されています。
残る位置の記述も同論文の同じ節にあり、全8位置で「1・8が4次元、2・7が3次元、3・6が2次元、4・5が1次元」という対称配置が確認できます。
次元差が生活に現れる記述
1次元の位置4(Se)が管理の場面でどう働くかについて、Bukalovの実話があります。
特にこれは第4機能に関係する。例えば、1次元の意志的センサリーを持つ人間が指導しようとする。LIIはしばしば、ただ有能で、才能があり、整理された人々として、エンジニアとして指導者に昇進する。だが部下を「整列させる」、厳しく命令する、罰するなどの必要があるとき ― ここに意志的センサリーによる問題がある。そして徐々にそうした人にストレスが蓄積する。なぜなら彼は絶えずこのような決定を下せないから。そしてストレスが現れ、後に神経症、後にもう何らかの心身症的障害があり得る。
原文を表示
Особенно это касается 4-й функции. Например, человек с одномерной волевой сенсорикой пытается руководить. ЛИИ часто выбиваются в руководители, просто как грамотные, талантливые, упорядоченные люди, инженеры. Но когда надо «построить» подчиненного, жестко приказать, наказать и прочее — с этим проблемы по волевой сенсорике. И постепенно у такого человека накапливается стресс. Потому что он не может постоянно принимать такого рода решения. И появляется стресс, потом невроз, потом могут быть уже какие-то психосоматические расстройства.
有能さで昇進すること自体は妨げられないが、意志的な命令・処罰を続ける役割では負担が蓄積する—次元の低い位置に恒常的な負荷をかける働き方の問題として書かれています。4次元側については、Karpenkoがクアドラ単位の整理をしています。彼女はクアドラごとに「四次元アスペクトの持ち主」を2タイプずつ挙げる表を作り、アルファの欄にILEとLIIを置きました。表の下の一文が、その位置づけです。
四次元アスペクトの持ち主がプログラマトールになるのは驚くにあたらない—彼らはより多く、より遠くを見ているのだから。
原文を表示
Обладают 4-мерными (ИЛЭ) (ЭИЭ) (СЭЭ) (ЛСЭ) аспектами (ЛИИ) (ИЭИ) (ЭСИ) (СЛИ)〔中略〕Неудивительно, что обладатели четырехмерных аспектов становятся программаторами — они видят больше и дальше.
プログラマトールは、社会的注文の環でクアドラのプログラムを与える側を指すKarpenkoらの用語です。より多く、より遠くを見ることを、彼女は個人の資質ではなく4次元アスペクトを自我ブロックに持つことの帰結として書きます(このイメージとYermakのパラメータ次元は書き方が呼応しますが、定義の水準は別です)。
強い主張への注記
次元性理論には、検証手続きが示されないまま数値を伴う強い主張も含まれます。
心的機能の次元性の階層は、注意・記憶・思考の容量の階層を定める。生物種が違えばこれらの容量は大きく異なりうる。我々が示したとおり、人間にとって次元性の階層は、記憶・注意・思考の容量に関する「ブカロフの魔術的列」を定める:7±2、10±1、17±1、27±1。最初の数はミラーの「マジカル・ナンバー」7±2および作業記憶(オペレーショナルメモリ)の容量に対応する。心的機能の次元性に結びつけられた各ベクトルに、それぞれの注意・思考・記憶の容量を対応させることができる [6–13]。
原文を表示
Иерархия мерностей психических функций задает иерархию объемов внимания, памяти и мышления. Для разных биологических видов эти объемы могут очень сильно различаться. Так для человека, как было показано нами, иерархия мерностей задает «магический ряд» Букалова для объемов памяти, внимания и мышления: 6(±1), 10(±1), 16(±1), 26(±1), в котором первое число соответствует «магическому числу» Миллера и объему оперативной памяти. Каждому вектору, связанному с размерностью психической функции, можно сопоставить свой объем внимания, мышления и памяти [6–13].
Millerの7±2(認知心理学の古典的な作業記憶の目安)に接続し、そこから10±1、17±1、27±1という系列を「魔術的列」として提示する主張です。この系列を支える独立の実験データは、当サイトが確認した範囲では引用文献の外に示されていません。
小括します。次元性の枠組みでは、LIIは位置1のTiと位置8のNiが4次元、位置4のSeと位置5のFeが1次元です。Yermakの機関誌記述はこの配置をパラメータ数で明記し、03章の配置・04章の要素定義と一致します。生活の水準では、4次元側の「遠くまで見る」処理と、1次元側の「経験のみに頼り、負荷が蓄積する」処理の差として現れる、というのが各記述の共通の読み筋です。一方で、提唱年のずれ、コミュニティ編纂資料の版による揺れ、そして測定手続きの不在という運用上の弱点があり、そこは23章の主題になります。
17アルファ・クアドラのLII
LIIはアルファクアドラに属します。クアドラの価値要素は、当サイトの基準ではLIIの位置1・2・5・6にあたるTi・Ne・Fe・Siです。この章では、アルファクアドラの定義と気風、その中でのLIIの位置づけを見ます。
クアドラの定義—アウシュラ
クアドラ。 クアドラとはソシオンの4分の1であり、四つの情報代謝タイプから構成される。そのうち互いに活性化する二つの双対ダイアドのうち、一方は一つの社会的進歩の環に、他方はもう一つの環に属する。クアドラの参加者を結びつけるのは一定の関心の共通性であり、そして最も重要なことに—紛争の可能性の不在である。互いにつねに理解し合い、言葉の背後にも行為の背後にも何ら不快なことを気づかない。際立って実り多く生産的な共同作業。
原文を表示
Квадра. Квадра — одна четвертая социона,' об-` разованная из четырех типов ИМ или двух активи- зирующих друг друга диад, одна из которых отно- сится к одному, другая — к другому кольцу соци- ального прогресса. Участников квадры объединяет определенная общность интересов, а главное — от- сутствие возможностей конфликта. Друг друга они всегда понимают, за словами и поступками не заме- чают ничего обидного. Исключительно нлодотворна и производительна совместная работа.
「紛争の可能性の不在」という強い定式です。双対2組(ILE-SEIとESE-LII)が活性化関係で結ばれる4人組、という構成の定義はその後も共有されています。
呼び方の変遷—「第三」から「アルファ」へ
アウシュラの同書はクアドラをギリシャ文字ではなく順序数で呼び、LIIを含む組は「第三」として登場します。
第三。 倫理感覚外向と論理直観内向、直観論理外向と感覚倫理内向。
原文を表示
Третья. Этико-сенсорный экстратим и логи- ко-интуитивный интротим, интуитивно-логический экстратим и сенсорно-этический интротим.
列挙されているのはESE・LII・ILE・SEI、つまり現在アルファと呼ばれる4タイプです(「論理直観内向」がLIIの旧称です)。一方、後代のFilatovaは同じ組を「第1クアドラ」と書きます。
ソシオニクスの伝統では、LII、ESE、ILE、SEIの4人組は第1クアドラ(アルファ)と呼ばれ、もう一つの4人組—EII、LSE、SLI、IEE—は第4クアドラと呼ばれる。
原文を表示
По соционической традиции четверка ЛИИ, ЭСЭ, ИЛЭ, СЭИ носит название 1-й квадры, а другую четверку — ЭИИ, ЛСЭ, СЛИ, ИЭЭ — называют квадрой 4-й.
同じ4タイプ組が、資料によって「第三」とも「第1」とも番号づけられている、ということです。ギリシャ文字による呼び名(α・β・γ・δ)は後年に定着した慣用で、番号は資料間で揺れます。クアドラを番号で照合するのは危険で、構成タイプで照合するのが安全です(03章の位置番号と同じ種類の注意です)。
アルファの価値—各研究者の記述
Gulenkoの理論編は、アルファを4タイプの生態系として定義します。
αクアドラ ― 4つの社会タイプ(探求者、熱狂者、仲介者、分析家)からなる生態系。家族‐研究的価値によって結ばれている。彼らはソシオン内で調和化の役割を遂行する。彼らは弱い組織化と低い競争力を特徴とするが、同時に安らぎと友好性に満ちている。
原文を表示
Alpha Quadra — an ecosystem of four sociotypes (Searcher, Enthusiast, Mediator and Analyst), united by family and research values. They perform a harmonizing role in the socion. They are characterized by weak organization and low competitiveness, but at the same time, are full of comfort and friendliness.
Gulenkoの呼称では、探求者=ILE、熱狂者=ESE、仲介者=SEI、分析家=LIIです。「弱い組織化と低い競争力」と「安らぎと友好性」を同じ文に置く書き方で、価値の記述と限界の記述が分かれていません。Stratiyevskayaは、第一クアドラの精神を価値要素の側から書きます。
第一クアドラ(アルファ)では、新しい独創的なアイデア、思考の自由と非凡さが歓迎される。思考の固定観念は非難される—創造的に思考する能力、空想する能力が歓迎される。(中略)それは、クアドラで支配的な第1のアスペクト—「可能性の直観」(+▲(Ne))が、クアドラを率いる外向タイプ・ILE〔原文: ドン・キホーテ〕のプログラム・アスペクトだからだ。
原文を表示
В первой квадре приветствуются новые оригинальные идеи, свобода и неординарность мышления. Стереотипность мышления осуждается — приветствуется умение мыслить творчески, фантазировать. […] От того, что 1-й аспект, доминирующий в квадре, — аспект "интуиции возможностей" (+ЧИ) — программный аспект лидирующего экстраверта квадры Дон-Кихота.
第一クアドラ(アルファ)では論争し、切迫した問題を議論することが大変好まれる。発言を遮られること、議論を中断されることに激しく苛立つ。「黙れ!」という叱声は、このクアドラの代表者の誰もを狂気じみた怒りにする。(中略)言論の自由、自己表現の自由は、ここでは第一義的な価値である。(ここから「クアドラのコンプレックス」—「塞がれた口のコンプレックス」も生まれる。
原文を表示
В первой квадре очень любят дискутировать и обсуждать насущные проблемы. Страшно раздражаются, когда им не дают высказаться, когда их прерывают в споре. Окрик "Помолчи!" любого из представителей этой квадры приводит в бешенство. […] Свобода слова, свобода самовыражения здесь первостепенная ценность. (Отсюда же и "квадровый комплекс" — "комплекс "зажатого рта".
引用中の「ドン・キホーテ」はILEの愛称です(原文の説明の一部のため残しています)。思考の自由と言論の自由を第一義とする気風は、LIIの記述(独立の要求、理念の擁護—08章・12章)と方向が一致します。Bukalovは、同じ気風を世界観の水準で書き、LIIを名指しします。
クアドラαは世界の調和性・秩序性の感覚(ILE、▲(Ne)23▲(Ne)24; LII、□(Ti)25□(Ti)26)、情緒的・美的体験の豊かさ(SEI、○(Si)27○(Si)28; ESE、▼(Fe)29▼(Fe)30)を特徴とする。クアドラαの代表者がしばしば自身と周囲世界との一体性を強調するのは偶然ではなく、なかには宇宙的調和を感受する者もいる。アインシュタイン、ツィオルコフスキー、ヴェルナツキーを思い起こせば十分だろう。(中略)この事情から、クアドラαは革命的である—現実の世界の不完全さがその世界観と鋭く対比して見えるため、クアドラαやその個々の代表者は当然ながら現存の事物秩序を変えたいと欲する。「これまで哲学者たちは世界をさまざまに解釈してきたにすぎない。問題は、それを変革することである」—マルクス。
原文を表示
Квадра б характеризуется ощущением гармоничности мира, его упорядоченности (ИЛЭ, Ж23[]24; ЛИИ, [25 26), насыщенностью эмоциональных и эстетических переживаний (СЭИ, 02728; ЭСЭ, №. 29030). Не случайно представители квадры © часто подчеркивают свое единство с окружающим миром, а некоторые ошущают космическую гармонию. Достаточно вспомнить А.Эйнштейна, К.Э.Циолковского, В.И.Вернадского.(中略)В силу этого обстоятельства квадра 6 является революционной: видя несовершенство реально существующего мира, резко контрастирующего с ее миропониманием, квадра 6, ее отдельные представители хотят, естественно, изменить существующий порядок вещей. "До сих пор философы лишь различным образом объясняли мир, но дело заключается в том, чтобы изменить его", - К.Маркс.
引用中の「□25□26」のような番号は、BukalovのモデルB内部の通し番号で、モデルAの位置番号とは別物です。LIIに割り当てられているのは世界の調和性・秩序性の感覚で、それが現実の不完全さへの敏感さと変革志向に転じる、という筋です。08章で見たStratiyevskayaの公正と理念の記述、06章でReininが第2機能に置いた「外的世界は完全でなければならない」と同じ場所を、Bukalovはクアドラの水準で書いています。末尾のマルクスはBukalovによる引用で、人物のタイプ帰属の問題は22章で扱います。Yermakは機関誌論文の冒頭で、第1クアドラの社会的特性を要約しています。
クアドラの社会的特性(機能的志向と価値観)—直観 ‐ 分析的および感情 ‐ 感覚的な思考、アイデアおよびシステム・プロジェクトの生成、理論化と周囲現実の抽象的把握への傾向、心理的快適さとポジティブな感情への志向。
原文を表示
Социальная характеристика квадры (функциональная ориентация и ценности) — интуитивноаналитическое и эмоционально-сенсорное мышление, генерирование идей и системных проектов, склонность к теоретизированию и абстрактному осмыслению окружающей действительности, психологическому комфорту и позитивным эмоциям.
アイデア・システムの生成と心理的快適さというアルファの二本柱を1文に圧縮した定式で、08章・12章のLII個別記述と同じ構図です。Reininは、関係様式の面からアルファを特徴づけます。
アルファクアドラは関係性における民主主義によって特徴づけられる。これらの人々は明らかに民主的な話し方や服装に傾く。「私はスーツを着るのが嫌いだ。それは不快である。着なければならないなら着る」とILE〔原文: ドン・キホーテ〕は言うかもしれない。
原文を表示
alpha-quadra is characterized by democracy in relationships. These people are obviously inclined to democratic style of speech, clothes. "I hate wearing a suit, it is uncomfortable, I will if I have to wear it”, - might a Don Quixote say.
引用中の「ドン・キホーテ」はILEの愛称です。服装や話し方という日常の水準で民主性を書く点が、前のYermakの定式との差で、12章でGulenkoが書いた「地位や成功への願望は二次的」という記述とも方向が揃います。
クアドラのなかのLIIの役割
Gulenkoは、科学研究のマインドセットでILEとLIIを並べて書きます。
直観論理および論理直観タイプを含み、その使命は客観的、再現可能な方法による周辺世界の理論的および実験的研究にある。「重い」科学者(探求者と分析家)は、最も困難で複雑な根本的科学的課題の最良の研究者である。根本的な科学的展開は通常、迅速な金銭的見返りを提供しないが、これらのタイプの主要な研究刺激は好奇心である。「軽い」科学者(批評家と起業家)は、応用科学者である。
原文を表示
4. Scientific-researching mindset includes intuitive logical and logical intuitive types whose mission is in the theoretical and experimental study of the surrounding world by objective, reproducible methods. The “heavy” scientists (Searcher and Analyst) are the best researchers of the most difficult and complicated fundamental scientific tasks. Fundamental scientific developments usually do not provide a quick financial return, but the main researching stimulus of these types is curiosity. The “light” scientists (Critic and Entrepreneur) are applied scientists. Applied
LIIは「重い」科学者の側—根本課題の研究者—に置かれ、研究の動機は金銭的見返りでなく好奇心とされます。
LIIは「重い」科学者の側—根本課題の研究者—に置かれ、研究の動機は金銭的見返りでなく好奇心とされます。クアドラの気風のなかでの役割分担を、彼は研究の重さで割り振っています。Zamanskayaのプロファイルは、LIIの自由の価値をクアドラの気風のなかでこう書きます。
ロベスピエール自身は本質的にかなり独立した人間である。そして独自の独立した判断も、行動の独立性も持っている。独立していることと同じ機会を彼は他者にも与える。自由は彼にとって重要な価値である。彼の意見では、各人は選択の自由への権利を持っている。規律を力や恐怖によって確立するのは無意味であり、何よりもまず人々の教育と啓蒙に頼るべきである。
原文を表示
Сам Робеспьер по натуре своей довольно независимый человек. Ему присущи и независимость суждений, и независимость поступков. Такую же возможность быть независимыми он предоставляет и окружающим. Свобода для него " важная ценность. Каждый, по его мнению, имеет право на свободу выбора. Дисциплину бессмысленно устанавливать силой или страхом, нужно опираться прежде всего на воспитание и просвещение людей.
「ロベスピエール」はこの資料でのLIIの呼び名です。自由を自分だけでなく他者にも同じ量だけ認める、規律は力ではなく教育で確立する—Stratiyevskayaの言論の自由と同じ価値を、Zamanskayaは他者への配分の問題として書いています。
小括します。アルファの資料は、構成(ILE・SEI・ESE・LII)と価値の記述が研究者間で一致します。LIIに引きつけると、理論と言論の自由を第一義とし、強制よりも説得と教育を選ぶという気風が、08章(公正と理念)・12章(説得による統率)・13章(非強制の価値観)のLII個別記述とそのまま重なります。ただし重なり方は一方向ではありません。Stratiyevskayaがアルファの支配的アスペクトをILEの主導機能(Ne)に置くように、この気風はクアドラを率いる外向タイプ側から定義されており、LIIはそこへ同調する側に置かれています。クアドラ論が述べるのは価値の共有であって、所属タイプの行動ではない—この区別は18章の関係論でも同じです。
18タイプ間の関係のなかのLII
タイプ間の関係の理論では、LIIの主要な相手は、双対=ESE、活性化=SEI、鏡像=ILE(以上アルファ)、衝突=SEE、監督する相手=IEE、監督される相手=SLE、恩恵を与える相手=SLI、恩恵を受ける相手=IEIなどです。関係ごとの一般解説は関係のページにあります。この章では、LIIを名指しした原典記述を、双対を中心に集めます。
双対関係の一般定式
この種類の関係においては、当該タイプの弱い機能が、他方のタイプ(双対、完全に補完的なタイプ)の強い機能の領域にある。補完的なタイプの人物こそが最良の教師である。(中略)双対タイプは私の弱い機能を保護し、同時に、私の弱い機能の領域においてさえ成功に至る行動プログラムを提供してくれる。
原文を表示
In this type of relationships the weak functions of the type are in the zone of strong functions of the other type (dual, completely complementary type). A person of the complementary type is the best teacher. […] The dual type protects my weak functions, at the same time providing a behavioral program for me to reach success even in the area of my weak functions.
弱い機能の保護と行動プログラムの提供、という双対の定式です。Gulenkoの記述も、体感の水準で同じ構図を書きます(12章の方針どおり、彼の観察として引きます)。
双対関係は興味深く、もてなしに満ちたコミュニケーションを楽しめる関係であり、退屈することがありません。パートナー同士は互いを釣り合わせ合い、心理的な無重力状態のような感覚を生み出します。パートナーは自分の行動や言葉を統制する必要がなく、ただありのままの自分でいることができます。あらゆる活動において役割分担がほぼ自動的に行われるため、新しい課題に向けて多くのエネルギーを節約できます。
原文を表示
Dual relationships enjoy an interesting and hospitable communication that is never boring. Partners counterbalance each other, creating a feeling of psychological weightlessness. Partners do not have to control their actions or words; they can just be themselves. Due to the fact that responsibilities in every activity are distributed almost automatically, a lot of energy is saved for new tasks.
引用の「役割分担がほぼ自動的に行われる」は、Reininの「行動プログラムの提供」を関係の内側から見た言い方と読めます。次のアウシュラの記述は、同じ相補をLIIとESEの組で書いたものです。
LIIとESE—アウシュラの記述
LIIの双対はESEです。アウシュラは婚前交際の章で、倫理感覚外向(ESE)のパートナーとして論理直観内向(LII)を挙げ、2つのタイプが感情の面で何を渡し合うかを書きます。
パートナーとしては論理直観内向が特に適しており、これはかなり従順で、喜んでパートナーに適応し、そのエロティックなイニシアチブに応え、趣味を認める。(中略)論理的内向型は無感覚ではないが、しかし永遠に確信がない。自分の情動は適切かどうか。倫理的外向型こそが、魂に蓄積されたものを巧みに表現する者なのだ。だからこそ彼を価値あるものとして大切にする。
原文を表示
Яркие эмоции этического экстраверта, его умение радоваться всему хорошему и красивому поднимают жизненный тонус логического интроверта. Логический интроверт не бесчувственен, но он всегда неуверен, уместны ли его эмоции. Этический экстраверт - как раз тот, кто искусно выражает то, что накопилось в душе. Поэтому его и ценят.〔中略〕В партнеры этико-сенсорному экстраверту особенно подходит логико-интуитивный интроверт (Робеспьер), который является довольно уступчивым, охотно приспосабливается к партнеру, одобряет его вкус, отвечает на его эротическую инициативу.
LIIに感情がないのではなく、自分の情動が適切かどうかの確信が持てない、それをESEが表に出す—という分担です。05章で見たESE側からのLII像と同じ構図を、アウシュラは関係の水準で書いています。同じ分担を、『レイニン特性の理論』では言葉の働きとして書きます。
IV. M.ゴーリキー—LSI(論理感覚内向)—は書いた:人物に「お前は親切だ」と頻繁に言えば、彼は実際にそうなる。疑いなく、そう自分のパートナーに言うのは、LSI(および LII)の情緒的p/tの機能である。彼らは自分のパートナーに、お前は親切だ、なぜ親切か、いつ親切かを保証し説明する。これによって双対の不活性p/tがプログラム化される。しかしこれは EIE と ESE にのみ適用される。汎用のレシピは残念ながらない。他のタイプを「お前は親切だ」と説得すれば、彼らは親切ではなく、逆になる。
原文を表示
IV. М.Горький — (ЛСИ) писал: если человеку часто будешь говорить, что он добрый, то он и будет таковым. Несомненно, такое говорить собственному партнеру — функция эмотивного п/т (ЛСИ), как и (ЛИИ). Они и заверяют своих партнеров в том, что те добрые и объясняют, почему добрые и когда добрые. Этим программируются инертные п/т дуалов. Но это распространяется лишь на (ЭИЭ) и (ЭСЭ). Всеобщих рецептов, к сожалению, нет.Если других типов вы будете убеждать в том, что они добрые, они станут не добрыми, а наоборот.
Ti主導の2タイプ(LSIとLII)が言葉で保証し説明することが、それぞれの双対(EIEとESE)の感情の働きを支える—という初期の観察で、適用範囲を双対ペアに限定している点も含めて、後代の双対記述と整合します。双対の環境で育った人格については、書簡に次の観察があります。
人物が自分の双対対で育ったか、双対と暮らしているなら、それは非常に均衡のとれた人格。よく写真で、たとえばESE〔原文: ユーゴー〕か彼の双対、すなわちLII〔原文: ロベスピエール〕かを区別するのが難しい。
原文を表示
Если человек вырос в собственной диаде или живѐт с дуалом — это очень уравновешенная личность. И довольно часто по фото бывает трудно разобрать, например,〔中略〕Гюго〔中略〕это или его дуал, то есть —〔中略〕Робеспьер
双対の例として挙がるのが、ESEとLIIの組です。識別の文脈での扱いは21章で再論します。
後代の研究者によるLII-ESE
いかなる倫理的状況においても、INTjは相互尊重に基づく原則に依拠し、自分自身の権利を周囲の人々の権利と可能性と比較し、釣り合わせる。そしてまさにこの理由から、INTjにとって最良のパートナーは双対のESFjであり、その関係の倫理は同じ倫理的原則のセットに基づいている。まさにこの理由から、ESFjは倫理型の中でINTjが完全に信頼できる唯一のタイプであり、INTjは彼とともにいてもいかなる形でも不利に扱われたり見過ごされたり、権利を侵害されたり、あるいは不公正に扱われたりしたと感じない。他のソシオタイプ(当サイトでいうタイプ)の代表者とは、INTjはこの点において完全な相互理解を見出さない。
原文を表示
В любой этической ситуации Робеспьер опирается на принципы, построенные на взаимном уважении, соотношении и соизмерении собственных прав с правами и возможностями окружающих. И именно поэтому лучшим партнером для Робеспьера является его дуал Гюго, чья этика отношений базируется на тех же этических принципах. Именно поэтому Гюго — единственный из всех социотипов- этиков, кому Робеспьер может полностью доверять, с кем он не чувствует себя обделенным, ущемленным в правах или несправедливо обиженным. С представителями других психологических типов Робеспьер не находит полного взаимопонимания.
引用中のINTj・ESFjはソシオニクスの4文字表記で、LII・ESEにあたります。倫理の原則が同じであることを、Stratiyevskayaは双対の根拠に置きます。エネルギーと活動の面では、こう続きます。
LIIは過度に飽和したエンターテインメントプログラムにさえ抵抗する。LIIのパートナーが双対のESE(ユーゴ)になる場合、過負荷、過度の緊張、意志的圧力、意志的保護の問題は非常に自然に解決される:ESEはLIIにエネルギーと活力を充電し、彼の感情的・身体的トーンを常に維持する。ESEはLIIを励まし、萎えさせない。非常に柔軟な身体的・感情的負荷のレジームをLIIに割り当て、最適な活動と興奮の状態を維持する。ESEだけが、LIIの活動を非常に正確かつ自然に刺激し、容易にLIIを動かし、挑発し、からかい、楽しませ、容易にリラックスさせ、容易に静め、価値ある仕事と余暇のための最適な条件を作り出すことができる唯一の存在である。
原文を表示
Робеспьер сопротивляется даже перенасыщенной развлекательной программе. В случае, когда партнером Робеспьера становится его дуал Гюго, проблемы перегрузок, перенапряжения, волевого напора, волевой защиты решаются самым естественным образом: Гюго заряжает Робеспьера своей энергией, своей активностью, постоянно поддерживает в нем эмоциональный и физический тонус. Подбадривает его, не позволяет ему раскисать. Задает ему очень гибкий режим физических и эмоциональных нагрузок, поддерживает в нем состояние оптимальной активности и возбуждения. Гюго — единственный, кто может очень точно и естественно возбудить активность Робеспьера, единственный, кто может его легко расшевелить, раззадорить, раздразнить и развлечь. Может легко расслабить, легко успокоить, может создать ему оптимальные условия для полноценной работы и отдыха.
彼は非常に妥協を許さないように見え、しばしば哲学者の額の下から鋭い視線で見下ろす。彼は寒さ、飢餓、損失、他者の不承認に備えて自分を鍛える。(中略)彼は命令を許容しない。彼のデュアル(双対者)、快楽主義者は、それを知っているかのように、直接命令するのではなく、騒ぎ始め、多くの不必要な動きをして彼を仕事に巻き込む—すると分析家が関与し、仕事は迅速に、論理的に、健全に進む。彼自身はあまり主導権を示さず、引きこもりで無口である。
原文を表示
He appears extremely uncompromising, often looks down with a piercing look from under his philosophers forehead. He toughens himself, training for the cold, starvation, losses and disapproval of others. 〔中略〕 He does not tolerate orders. His dual The Bonvivant, as if being aware of that, involves him into work not by direct orders but begins to fuss about, to make a lot of unnecessary movements then The Analyst gets involved, and the work goes rapidly, logically and soundly. He himself does not show much initiative, is reclusive and silent.
「快楽主義者」はこの資料でのESEの呼び名です。命令ではなく巻き込みで動かすというESE側の手順は、Stratiyevskayaの「動かし、挑発し、からかい」と同じ観察の別記録で、供給が言葉の説得ではなく状態の側から来る、という点で一致しています。
活性化—LIIとSEI
同じクアドラのSEIとの関係は活性化と呼ばれます。Reininは活性化を「売り買い」の比喩で説明します。
活性化関係の場合、私が売るものを私の活性化相手は買い、その逆もまたそうである。われわれは通常、自身の第二機能に関わるものを売る。(中略)これらのタイプは互いを刺激し、活性化する。これらの関係は、何らかの負のエネルギーの交換のリスクを伴う。両パートナーは絶え間なく増大するユーフォリアを体験しうる。(中略)互いの関心、酩酊させるような対話、ユーフォリアは現実との接触を失わせるかもしれない。
原文を表示
In case of stirring relationships the things I sell my activator buys, and vice versa. We usually sell things pertaining to our second function.(中略)These types stir and activate each other. These relationships run a risk of exchanging some negative energy. Both partners may experience a constantly increasing euphoria(中略)Their mutual interest, intoxicating dialogue and euphoria may lead to losing touch with reality.
Reininの説明例はILEとESEの組で、LIIとSEIの組を個別には書いていません。Bukalovは活性化の機構を双対と並べて書きます。
第1機能と第2機能は相手の第5機能と第6機能に当たるが、もう順序が異なる。第1機能が第6機能に、第2機能が第5機能に、というふうに。双対関係では情報を発する4次元の第1機能が、4次元の受信機能=第5機能に作用するのに対し、活性化関係では4次元の第1機能が、3次元の受信機能=第6機能に作用する。すなわち、第1機能が第6機能=活性化機能を多少なりとも過負荷にする、と言える。(中略)活性化ペアでは実際に、人々は相互の活気・エネルギーの増大という感覚を経験する。(中略)これは概して、非常に祝祭的な関係であり、人々をエネルギーと力で満たすが、しかしどんな祝祭でもそうであるように、長く続けば疲労を引き起こす。
原文を表示
В активационной паре люди действительно испытывают ощущения взаимного повышения тонуса или увеличения энергетики.(中略)Вообще это очень праздничные отношения, они наполняют людей энергией и силой, но, как и любой праздник, если он длится очень долго, вызывают утомление.
同じ論文でBukalovは、アルファの4タイプの関係を列挙し、活性化をILE-ESEとSEI-LIIの間に置いています。双対が位置1から相手の位置5へ供給するのに対し、活性化は位置1から位置6へ—受け手の次元が1つ低いぶん、高揚と疲労が対になる、という書き方です。
衝突—LIIとSEE
反対の極として、衝突関係の機構をReininが説明します。説明例はILE-ESIとSEI-LIEの2組で、機能位置ごとに4つの争点を抽出します。
第一機能は、私が知っており上手にできるものに対する自信の領域である。私のパートナーはそこに問題解決の領域を持っている。一方で、私のパートナーは私に問題を解決する別の道を示すことができる。これは衝突関係の肯定的側面であり、両タイプはそのために互いに時間を過ごすことに関心を持ちうる。(中略)創造機能。私にとって「必要」なものは、相手の恐れの領域である。(中略)第三機能。自尊心の領域、「私は良い」あるいは「私は悪い」。衝突点。「あなたは私を無視する、あなたは私の問題を無視する。」(中略)第四機能「私はそうしたい」。衝突するタイプの応答。「私はあなたが望むものを必要としない。」(中略)一方の人物の問題解決の領域は、他方の人格構造の基本階層(第一機能)に対応する。
原文を表示
The first function is the area of my confidence in things I know & can do well. My partner has his area of solving problems there. On the other hand my partner is able to show me different ways of solving my problems. This is the positive side of the conflict relationships and the types might be interested in spending time with each other because of that.(中略)The creative function: what for me is "necessary" is the other's zone of fears.(中略)The third function: the area of self-esteem, "I am good" or "I am bad". The point of conflict: "you ignore me, you ignore my problems".(中略)The fourth function: "I want to". The response of the conflicting type: "I do not need the things you want".(中略)One person's area of the problem solving corresponds to the basic level of personality structure (the first function) of the other.
一方の自信の領域が他方の問題解決の領域に、創造機能が相手の恐れの領域に重なる—衝突の説明としては、性格の不一致ではなく機能位置の対応を根拠にする書き方です。LIIの衝突相手はSEEで、BukalovとKarpenkoが進化モジュール論で「人々と現象を評価する互いに両立しない基準」の組として挙げたのもこの2タイプでした(07章)。
小括します。LIIの関係記述の中心は双対ESEで、情動の表現をESEが担い、LIIは言葉で保証し説明する(アウシュラ)、弱い機能の保護と行動プログラム(Reinin)、エネルギーとトーンの供給、命令でなく巻き込みで動かす(Stratiyevskaya・Weisband)という3つの定式が重なります。活性化と衝突の記述は、いずれも機能配置から関係の質を導く形式で、性格の相性論とは水準が違います。ただし、これらの関係記述の実証は事例と自己報告に限られており、その限界は23章で扱います。個別の組み合わせはタイプ間の関係のページで確認できます。
19MBTI®のINTPとの比較
当サイトはLIIをINTPと併記しています。この章では、その対応の根拠と限界を短く整理します。詳しい一般解説はMBTIとの比較のページにあります。
対応の根拠—機能配列同一の仮定と末尾の反転
ソシオニクスとMBTIは、どちらもユングの類型論から枝分かれした別の理論です。LII=INTPという対応は、通説では両者の機能配列が同一だという仮定に基づきます。ソシオニクスのLIIは位置1がTi・位置2がNe(03章)、MBTIのINTPは主機能Ti・補助機能Neとされ、上位2機能の並びが一致します。
ただしLIIは内向タイプのため、末尾文字の読み替えが生じます。ソシオニクスの4文字表記はINTjで、末尾の小文字は主導機能が判断(合理)側であることを示します。MBTIの末尾のJ/Pは、通説では外向面に出る機能が判断か知覚かを示すとされます。内向タイプでは主導機能が内向側にあるため、外向面に出るのは補助機能—LIIならNe(知覚機能)—となり、表記はPに反転します。INTj(ソシオニクス)とINTP(MBTI)は、同じ機能配列の仮定の上で末尾だけが逆になる対応です。この読み替えを知らないまま4文字を突き合わせると、INTjをMBTIのINTJと取り違えます。LIIの場合、ソシオ表記INTj、MBTI対応INTP、そして字面だけ似たMBTIのINTJという3つの似た表記が並ぶため、取り違えの条件が揃っています。
この読み替えはソシオニクス側の一次資料でも確認でき、Reinin本人の論文の国際表記対応表はLIIの行を「INTP / LII」としています。この対応は表記の翻訳であって、判定の一致を保証しません。定義体系(情報代謝の8位置モデルと、選好指標の4文字)も、判定の道具も違うため、同じ人がソシオニクスでLII、MBTI系の検査でINTP以外と出る場合があります。通説の対応表は「概念上の近さ」の主張として読む必要があります。
外から見た関係—Bukalovの反論
心理学の側からソシオニクスがどう見えるかについて、Bukalov自身が書いています。
一方、たとえば類型論を専門とする心理学者は、ソシオニクスをマイヤーズ-ブリッグス類型論より良くも悪くもない単なるポストユング類型論として扱う。それは彼らの権利ではあるが、われわれは彼らがソシオニクスをタイプの抽出にのみ矮小化しており、それで打ち切ってしまっている、と考える。
原文を表示
А, скажем, психологи-типологи рассматривают соционику всего лишь как постюнговскую типологию, не лучше и не хуже типологии Майерс-Бриггс. Это их право, но мы считаем, что они низводят соционику до выделения типов, да и только, и этим ограничиваются.
外部からは「MBTIと同水準のポストユング類型論の1つ」と見なされ、内部はそれを「タイプ抽出への矮小化」と反論する—両者の認識の溝がそのまま残っている構図です。ソシオニクス側が独自性の根拠に挙げるのは、モデルA、タイプ間の関係の理論、次元性などの理論装置です(その実証状況は23章)。
LII読者への実務的な注意
MBTIでINTPと判定された人がこのページを読む場合、LIIの記述がそのまま自分に当てはまるとは限りません。対応はTi・Neの並びの一致を根拠にした理論上の対応づけであって、判定の互換ではないからです。このページの記述群は、あくまでソシオニクスの体系内でのLII像です。順番としては、対応表より先に、03章の8位置の配置と04章の要素定義と照合することを推奨します。
小括します。LII=INTPは、機能配列同一の仮定に基づく表記の対応であって、判定の互換ではありません。内向タイプのため末尾文字が反転し(INTj⇄INTP)、字面の似たMBTIのINTJとの取り違えという固有の混線源もあります。外部からの「ポストユング類型論の1つ」という評価と、内部の「タイプ抽出への矮小化」という反論の溝は、対応表の上には現れません(23章で再論します)。
20サブタイプとタイプ内変異
同じLIIでも人によって印象が大きく違う—この観察を扱うのがサブタイプ(タイプ内変異)の理論群です。いずれも後代の拡張理論で、相互に互換性はありません。この章では、Meged & Ovcharovに帰属される2分割、Gulenkoの2分割と4分割(DCNH)、Filatovaの2変種を順に見ます。
アウシュラ—タイプと人格の区別
サブタイプ理論の前提になる区別は、アウシュラ自身が書いています。
パーソナリティとパーソナリティタイプは、疑いなく同じものではない。同じパーソナリティタイプを持つ人間でも、わが国の文化と何らかのアステカ文化では、まったく異なるものである。
原文を表示
Личность и тип личности, несомненно, не одно и то же. Человек с тем же самым типом личности в нашей культуре или в какой-либо ацтекской культуре — это что-то совершенно разное. Даже в нашем бесклассовом обществе найдете сколько угодно вариаций того же Дон Кихота2 или Дюма3.
同じ段落で彼女は、同じタイプの「変種」はいくらでも見つかる、とも書いています。タイプは人格の全体ではなく形式であり、形式の内側に文化・個人差の変異が残る—後のサブタイプ理論は、この内部変異を記述する試みとして現れます。
Meged & Ovcharov—接触型と惰性型
2分割のサブタイプ理論の代表は、Meged & Ovcharovに帰属されます。
接触型/惰性型サブタイプ(Contact/Inert)(中略)V. Meged と A. Ovcharov によって提唱されたシステム。
原文を表示
Contact / Inert Subtypes(中略)This system of subtypes was proposed by V. Meged and A. Ovcharov.
接触側(位置2・3・5・8)の強化か、惰性側(位置1・4・6・7)の強化かの2変種で、LIIなら創造機能Ne側の強化と主導機能Ti側の強化に大別されます。当サイトが確認できた範囲では、Meged & Ovcharov本人のLIIプロファイル(13章)にサブタイプ論の直接の記述はなく、この理論の整理はコミュニティ編纂資料に依っています(帰属の確度に留保つき)。同じ2分割を、Filatovaは本人の記述で書き分けています。
Filatova—論理サブタイプと直観サブタイプ
Filatovaは16タイプを2変種ずつの32水準で記述します。LIIの2変種です。
LII、ロベスピエール、アナリスト(中略)論理サブタイプ。 体系と秩序を志向し、既知の事実を厳密な論理的順序へと組織しようと努め、一般的な法則性や構造を探し求める。自分の体系を人間社会にも適用しようと試み、自分の考えでは正しく公正な国家制度のモデルを作り上げようとする。しばしばこの点で理想主義者であることが判明する。付き合いにおいては礼儀正しく、素っ気なく儀礼的でさえあり、遠い心理的距離を保つ。あらゆることにおいて正確さを好み、几帳面で細部にこだわることがある。あらかじめよく練られた計画なしに生きるのは彼にとって難しく、その計画が破られることに対しては、傷つきやすい反応を示す。
原文を表示
ЛИИ, Робеспьер, Аналитик (БЛ-ЧИ)〔中略〕Логический подтип. Стремится к системе и порядку, старается организовать известные факты в строгую логическую последовательность, ищет общие закономерности и структуры. Пытается применить свою систему и к человеческому обществу, разрабатывая правильные и справедливые в его представлении модели устройства государства. Часто оказывается в этом идеалистом. В общении корректен, даже сух и официален, сохраняет далекую психологическую дистанцию. Во всем любит точность, бывает скрупулезным и дотошным. Ему трудно жить без заранее продуманного плана, болезненно относится к его нарушению.
直観サブタイプ。 彼の意識は、起きていることの根源的な原因を探ることに向けられている。以前から知られていたことを整然とした体系へと統合し、新しいアプローチを提案することができる。新しい将来性のある方向性を容易に見出し、その関心はより地球規模の問題に向けられがちである。新しい理論や型破りな方向性に容易に夢中になり、すぐにそれを検証する用意がある。(中略)物腰は柔らかく、時に自信がなさそうに見えることがあるが、この印象は当てにならない。人を導く際には民主的なスタイルを好み、権威主義的なアプローチを避ける。
原文を表示
Интуитивный подтип. Его сознание направлено на поиск изначальной причины происходящего. Способен предложить новые подходы, синтезировав ранее известное в стройную систему. Легко видит новые перспективные направления, его внимание нацелено больше на глобальные проблемы. Легко увлекается новыми теориями, нестандартными направлениями, готов тут же их проверить.〔中略〕Держится мягко, иногда кажется неуверенным в себе, хотя это впечатление и обманчиво. В руководстве людьми предпочитает демократический стиль, избегает авторитарного подхода.
見出しの「ロベスピエール」「アナリスト」はLIIの愛称・呼称の併記です。前者がTi強化型、後者がNe強化型です。几帳面で儀礼的な体系家と、柔らかい物腰の仮説家—05〜13章で見た記述の振れ幅(微笑の少ない厳格さと、関心事での輝き・弁士ぶり、という開き)の一部は、この2変種の違いとして説明される場合があります。
Gulenko—終結型と開始型
Gulenkoに帰属される2分割も、強調点が主導か創造かで分ける点でFilatovaの2変種と同型です。
Viktor Gulenko のシステム。主機能と補助機能のどちらを強調するかに基づく。(中略)終結型(Terminating)(中略)主導機能(第1機能)を強調(中略)開始型(Initiating)(中略)創造機能(第2機能)を強調
原文を表示
Terminating/Initiating is a subtype notation introduced by Victor Gulenko. This subtyping system is based on strengthening of the first, “program” function versus the second, “creative” function of TIM model. 〔中略〕 Terminating (or terminal) subtype refers to streightening of the first, “program” function. 〔中略〕 Initiating (or initial) subtype refers to strengthening of the second, “creative” function.
LIIでは、Ti強調(終結型)とNe強調(開始型)です。この区分が識別の実務に直結することを、プロファイル資料の注記が記録しています。
【編集者注:これはNe-LIIよりもTi-LIIの方がより当てはまる記述である。直観サブタイプは通常、会話においてより柔軟性と自発性を示し、堅さやカテゴリカルさは少なく、自分をILE、IEI、IEE、その他の非合理タイプだと考えるほどである。】
原文を表示
[Editor’s note: This is more descriptive of Ti-LIIs than Ne-LIIs. The intuitive subtype usually shows a lot more flexibility and spontaneity, and less firmness and categoricalness in conversation, to the point of considering themselves to be ILE, IEI, IEE, and other irrational types.]
本文ではなく編纂側の注記ですが、典型的なLII像がTi強調側に寄っており、Ne強調のLIIは会話の柔軟さや自発性から本人が自分を非合理タイプだと考えるほど印象が違う、と書かれています。タイプ記述の読み手にとっては、どの変種を念頭に書かれた記述かで適合感が大きく変わる、という警告として読めます(識別問題として21章で再訪します)。
Gulenko—DCNHの4サブタイプ
Gulenkoは2分割とは別に4分割の体系も提唱しています(12章の分離方針のとおり、独自体系として区別して扱います)。LIIの4変種の見出しを並べます。
支配型サブタイプ(LII-D:支配型LII)(中略)分析者 — 改善者(Dominant)(中略)プロトタイプ:リターンを最大化するために体系を最適化する研究者
原文を表示
Dominant Subtype Analyst — Improver Prototype: Researcher who optimizes systems to maximize returns This is the most purposeful representative of this type. She consistently and persistently pursues goals and is committed to working on her goals until they are brought to an end. She is mistrustful of new ideas until she verifies them, and analytical verification is her staunch asset. She is able to bring herself to do uninteresting but necessary work. She is inclined to hold herself to high standards. She keeps track of health as an essential assurance of her working capacity and is often in good shape.
創造型サブタイプ(LII-C:創造型LII)(中略)分析者 — 自律者(Creative)(中略)プロトタイプ:代替的な思考方法と独立的な振る舞いを持つ学者
原文を表示
Creative Subtype Analyst — Autonomist Prototype: A scholar with an alternative way of thinking and independent behavior LII acutely senses the prospects of certain ideas or initiatives and is able to present and promote them to a wide range of people. She knows how to discover a person’s individual ability, finding the best application for them. She quickly grasps the essence of unusual phenomena and complex subjects. She is attracted to interdisciplinary questions and complex systems. She cleverly uses comparisons and analogies and develops new ideas for the sake of theory and practical applications.
規範型サブタイプ(LII-N:規範型LII)(中略)分析者 — 説明者(Normalizing)(中略)プロトタイプ:単純なモデルで多様なデータを表現する方法を知っている学者
原文を表示
Normalizing Subtype Analyst — Explainer Prototype: A scholar who knows how to express manifold data with simple models This subtype possesses good analytical thinking: developed logic, through which she comprehensively covers complex objects. She is able to discern the primary and secondary factors when analyzing material and tends to summarize the facts based on rigorous models, which she has found or developed. She is well-versed in schemes, classifications and structures. Complexities are dealt with simply and effectively. She realistically evaluates the feasibility of undertaking any affair, never losing sight of alternatives.
調和型サブタイプ(LII-H:調和型LII)(中略)分析者 — 統合者(Harmonizing)(中略)プロトタイプ:グローバルな視野を持つ科学者、概念主義的な思想家
原文を表示
Harmonizing Subtype Analyst — Integrator Prototype: Scientist with a global vision, conceptualist thinker This subtype is gentle and jolly. She lacks stable working capacity and easily tires from routine. She needs an emotional release, usually in the form of new experiences and meeting acquaintances. Domestic chores and other mundane things are usually postponed when she is not in the mood. She pays a lot of attention to her health. In treating diseases, she employs non-surgical or non-traditional methods based on good regulations. She is fashionable, having good aesthetic taste. Moreso than other members of her type, she values individual convenience and comfort.
『64の肖像』という書名は、16タイプ×4サブタイプ=64変種に由来します(「分析者」はこの訳書でのGulenkoのLII呼称です)。体系の最適化者(D)、独立独歩の学者(C)、モデルで説明する学者(N)、概念主義の思想家(H)—目的志向の管理者寄りから、ルーチンに疲れやすい美的な思想家まで幅があります。この幅の広さは、変異をよく捉えているとも、タイプ概念の識別力を薄めているとも読めます。規範型については、理論編に他タイプとの比較を含む一般記述があります。
N (規範型) サブタイプ(L(Ti) + R 機能の強化により、均衡安定型サブタイプとも呼ばれることがある)は、生活と空間の(最も広い意味で、各物のための個別の場所の割り当てから公共の場での振る舞いまで)形式的および非形式的な側面を規制する規範や規則の同定、確立、維持を特徴とするソシオタイプ(当サイトでいうタイプ)のヴァリアントである。このソシオタイプのヴァリアントは、不確実性の状況や規則の絶え間ない予測不能な変化を、他のヴァリアントよりも悪く耐える(ただし、比較は同じソシオタイプ内のヴァリアント間で行われており、規範型 LSI が不確実で不快感を引き起こすと知覚する状況が、規範型 LII にとっては、確実で規則的だと知覚され、それゆえ何らの道徳的不快感も引き起こさないということは十分にありうる、ということを覚えておかねばならない)。
原文を表示
N (normalizing) subtype (also sometimes referred to as a balanced- stable subtype due to enhancement of L + R functions) is a variant of the sociotype characterized by the identification, establishment and maintenance of norms and rules regulating both the formal and informal aspects of life and space (in the broadest sense, from the allocation for each thing of his personal place to conduct in public places). This variant of the sociotype tolerates a situation of uncertainty and a constant unpredictable change in the rules worse than the rest (but we must remember that the comparison is made between the variants within the same sociotype, and the situation perceived by normalizing LSI as uncertain and causing discomfort, for the normalizing LII may well be perceived as certain and regular, and therefore does not cause any moral discomfort).
L・RはモデルGの機能記号です(12章の注記のとおり、標準モデルAの位置とは別体系です)。引用の括弧内は、サブタイプの比較はあくまで同一タイプ内の相対比較だという方法上の限定で、規範型LSIと規範型LIIでは「不確実」の知覚水準自体が違うと明記しています。
サブタイプ理論への批判
コミュニティ編纂資料自身が、批判点を記録しています。
タイプの誤判定を隠すために使われることがある
原文を表示
Critics say that in many cases the basic type has been incorrectly diagnosed, and the addition of a “subtype” simply masks the contradiction.
判定が合わないときに「サブタイプのせい」と説明を後づけできてしまう—反証されにくくする説明になりうるという批判です(23章の反証可能性の議論につながります)。
小括します。LIIのタイプ内変異は、機能位置のグループ強化による2分割(Meged & Ovcharov帰属)、主導か創造かの強調による2分割(Gulenko帰属・Filatovaの32水準と同型)、極性の組み合わせによる4分割(GulenkoのDCNH)と、少なくとも3系統の区分が併存し、相互の互換性はありません。LIIの読者にとっての実用は、05〜13章の記述の振れ幅—儀礼的で厳格な体系家か、柔らかい仮説家か—を「どの変種の記述を読んでいるのか」という問いで整理できる点にあります。とりわけ編纂側の注記が記録する「Ne強調のLIIは自分を非合理タイプだと考えるほど印象が違う」という観察は、次章の識別問題に直接つながります。
21識別と誤同定
「この人はLIIか」をどう決めるか。タイプ判定の方法論は、ソシオニクスの主要な方法論上の課題とされてきた領域です(23章で数字つきの内部批判を見ます)。この章では、判定の手続き論と、LIIに固有の識別手がかり・誤同定の経路を集めます。
手続き論—アウシュラとYermak
アウシュラ自身の検証手続きは、モデルの作動チェックでした。
研究の第1段階は、K.G.ユングのモデルを全知人で検証することだった。それは絶対的に正しいことが分かり、それゆえモデルが作動するか作動しないかで、タイプが正しく確立されたかどうかが見えた。モデルが作動しなければ、タイプ診断の誤りを意味した。
原文を表示
Первым этапом изучения была проверка модели К. Г. Юнга на всех знакомых людях. Она оказалась абсолютно правильно, и потому, срабатывает или не срабатывает модель, было видно, правильно ли установлен тип. Если модель не срабатывала, то это обозначало ошибку в диагнозе типа.
「モデルが作動しなければ診断の誤り」という基準は、運用上は実際的ですが、論理的にはモデル自体の誤りという選択肢を排除しています(この論点は23章)。Yermakはまず用語を選び直します。
同定 という用語(羅 identificare — 同一視する、つまり、ある意味で同一視、近似化、対等化)は、私たちが具体的な人物の心のTIMを決定するときに行うことを、最も正確に表す。他の用語 — 診断、テスト、タイプ判定 — はあまり成功していない[80]。
原文を表示
Термин идентификация (лат. 14епийсаге — отождествлять, т.е. отождествление, уподобление, приравнивание в определённом смысле) наиболее точно обозначает то, что мы делаем, когда определяем ТИМ психики конкретного человека. Другие термины -— диагностика, тестирование, типирование — менее удачны [80].
診断でもテストでもなく同定と呼ぶ、という用語の選択です。そのうえで手続きを2段階に定式化します。
心のTIMの 同定の手続き は、専門家による心のタイプの 仮説 の選択と、選ばれた心のタイプに対応する心のTIMモデルの 検証 からなる。
原文を表示
Процедура идентификации ТИМ психики состоит из выбора экспертом гипотезы типа психики и верификации модели ТИМ психики, соответствующей выбранному типу психики.
仮説を立て、モデルと突き合わせて検証する—アウシュラの実践を明文化した形です。ただし検証の合否を決めるのはモデルの側なので、モデルが当たらなければ仮説を立て直す、という手順になります。この閉じ方が判定の信頼性にどう効くかは、23章で扱います。Yermakはさらに、状態そのものが観察を歪める機構も書いています。
自我ブロックの「ブロッキング」では、超自我の意思決定ブロックはメンタルリングの執行ブロックとして機能せざるをえないが、心理機能の二次元性(機能3 — 「社会的規範」)と一次元性(機能4 — 「社会的経験」)では、ブロックは心の特徴的歪み—社会(ソシウム)における人間の 規範的=不確実な行動 —につながる
原文を表示
при “блокировке” блокаЭГО блок принятия решений суперЭГО вынужден функционировать как исполнительный блок суперблока Мега1, что при двумерности (функция 3 — “социальных норм”) и одномерности (функция 4 — “социального опыта”) психических функций блока ведёт к характерному искажение работы психики, которое выглядит как нормативно-неуверенное поведение человека в социуме
自我ブロックが抑え込まれた状態の人は、超自我(LIIならFi・Se)で行動せざるをえず、規範的で不確実な振る舞いが表に出ます。観察されるのは強い機能ではなく状態依存の姿で、そのまま判定すると別タイプに見える可能性がある、という警告です。
面接者の構え—Karpenko
診断面接をする側の条件について、Karpenkoはエキスパートの理想を書きます。
エキスパートは距離を置いた者ではありえない。彼はバイタルな衝動に応答することを余儀なくされ、義務づけられている。さもなければ彼とコミュニケーションすることは不可能になり、さもなければ被験者とのコンタクトは失われてしまう。注意深く、同情し、共感し、心から人々を愛し、しかし感情の、関係の、影響の遊びには巻き込まれていない—これがエキスパートの理想である。非巻き込まれ性は、ILEのエキスパートが、ESIがある考えの展開の中で発した、しかし事実上ILEに宛てられたフレーズ—「たとえば、あなたのことは、私、好きじゃありません」—に平静に対応することを可能にする。そう、分かっている—衝突である。しかしこれはインタータイプ関係であって、この2人の具体的な人間同士の関係ではない。
原文を表示
Эксперт не может быть отстраненным, он вынужден, обязан откликаться на витальные импульсы, иначе с ним невозможно будет общаться, иначе контакт с испытуемым будет утрачен. Внимательный, сочувствующий, сопереживающий, искренне любящий людей, но не вовлеченный в игру эмоций, отношений, влияний — вот идеал эксперта. Невовлеченность позволяет эксперту-ИЛЭ спокойно отреагировать на фразу ЭСИ, произнесенную в развитие какой-то мысли, но адресованную фактически ИЛЭ: «Вот вы мне, например, не нравитесь». Да, понятно, — конфликт, но это интертипное отношение, а не отношение этих двух конкретных людей.
面接者自身のタイプが判定に影響する(ここではILEの面接者とESIの被験者の衝突関係)ことを織り込み、関係の効果と個人の関係を切り分ける訓練を求める記述です。ユング自身が合理・非合理の判定は観察者に依存しうると書いていたこと(23章で引用)と同じ問題系です。
LII固有の識別手がかり
アウシュラは、写真によるタイプ判別の難所を、LIIを実例に書き残しています。
原文を表示
Если человек вырос в собственной диаде или живѐт с дуалом — это очень уравновешенная личность. И довольно часто по фото бывает трудно разобрать, например, Гюго5 это или его дуал, то есть — Робеспьер6. Черты обостряются, когда из-за плохого психологического климата человеку приходится защищаться. У нас есть пара архитекторов, которых мы знаем даже не по фото и некоторое время были уверены, что оба Робеспьеры, и нас только удивляли их заявления, что на работе они ведут себя совершенно по-другому.〔中略〕Тип (ЭСЭ).〔中略〕Тип (ЛИИ).
「ユーゴー」「ロベスピエール」はESE・LIIの愛称です(脚注の略号対応は原文に付されたものです)。主張は二重です。第一に、双対環境で育った均衡のとれた人物は外形の特徴が丸まり、双対どうし(ESEとLII)が写真では見分けにくくなる。第二に、直接知っている建築家のペアを「両方LII」と確信していたが、職場での振る舞いの違いという行動情報で判定が崩れた—観察者側の判定が実地の情報で覆った経験を、創始者自身が記録しています。
近縁のタイプとの弁別にも、手がかりが提案されています。合理のLIIと非合理のILIの弁別について、Filatovaは文学人物の判定過程を残しています。
そしてこれこそが、残る二つの心理タイプの選択肢—合理型のLIIと非合理型のILI—から選び出すための直接的な手がかりである。ILIの中には驚異的な記憶力を持つ人々が見られる。もちろん、原理的には16の心理タイプのどの代表者も見事な記憶力を持ちうるが…(中略)この登場人物の外見もまた、LIIではなくILIという選択を裏づけている。
原文を表示
А вот и прямая подсказка для выбора из двух оставшихся вариантов психотипов: рационального ЛИИ и иррационального ИЛИ. Среди ИЛИ встречаются люди с феноменальной памятью. Конечно, великолепной памятью, в принципе, может обладать и представитель каждого из 16 психотипов, но〔中略〕Внешность героя также свидетельствует в пользу выбора ИЛИ, а не ЛИИ:
判定対象はレールモントフのペチョーリンで、記憶力の型と外見が決め手とされます。例外の存在をFilatova自身が留保している点も含めて、手がかりの弱さがよく見える箇所です。
誤同定の実例—EIEとの混線と専門家間の不一致
Filatovaは、LIIに見えてしまう別タイプの経路を具体的に書いています。
右のブロックの強化(アンドレイ・ボルコンスキー公爵)は、心理タイプの判定をそもそも困難にしてしまうことがある。実際、私たちの前にいるのは、いくぶん内向化した人物(内向機能Niが強化されている)であり、直観型であり、どうやら論理型であるように見える。(中略)もしこのタイプのEIEにテストへの回答を求めれば、彼は、おそらく自分をLII(論理型、内向型、直観型、合理型)と判定するだろう。それでは、なぜ私たちは彼をやはりEIEの心理タイプに分類したのだろうか。
原文を表示
их более сочными и яркими, то усиление правого блока (князь Андрей Болконский) может вообще затруднить определение психотипа. Действительно, перед нами несколько интровертированный человек (усилена интровертная функция БИ), интуит и, вроде бы, логик.〔中略〕Если человеку такого подтипа ЭИЭ предложить заполнить тесты, то он, скорее всего, определит себя как ЛИИ (логик, интроверт, интуит, рациональный). Почему же мы его все же отнесли к психотипу ЭИЭ? Давайте разберемся.
内向直観が強化されたEIE(例はトルストイのボルコンスキー公爵)は、外からLIIに見えるだけでなく、本人がテストで自分をLIIと判定しうる—質問紙の脆弱さ(23章のReininの数字)と重なる指摘です。彼女は弁別の手続きも示します。
実生活で心理タイプを判定する際、私たちの前にいる被験者がアナリスト、LIIのように見える場合には、特別な注意を払わなければならない。そうした場合には、彼がEIE、アーティストの内向サブタイプであるかもしれないという仮定に基づいて、彼の性格の性質をさらに調べてみるのが有益である。(中略)それゆえ、そうした人物は、ソシオニクスの体系に魅了されることの多いLIIとは違って、ソシオニクスを効果的な類型論として受け入れるまでに、決してすぐには至らないのである。
原文を表示
В жизни при определении психотипов мы должны проявлять особую осторожность, если перед нами испытуемый, который кажется Аналитиком, ЛИИ. В таком случае полезно исследовать свойства его характера дополнительно, исходя из предположения, что он может оказаться интровертным подтипом ЭИЭ, Артиста.〔中略〕Поэтому такой человек далеко не сразу принимает соционику как эффективную типологию, в отличие от ЛИИ, которого, как правило, восхищает соционическая система.
「LIIに見える人物にはEIE仮説を立てて調べ直す」という運用上の規則です。弁別点として挙がる「ソシオニクスの体系への受容の速さ」は、体系そのものへの好みをタイプの指標に使う—という、この文献群らしい自己言及的な手がかりです(帰属はFilatovaの観察で、検証記録はありません)。
判定の合意の難しさは、学派内部の対談録にも率直に記録されています。
A. M.:さらに、異なる学派のソシオニクス家は、特定の人物がどの TIM に属するかについて合意するのが非常に難しいことが判明した。鮮明な例はロシア大統領 V. V. プーチンであり、彼の TIM について真剣なソシオニクス家によって提唱された少なくとも5つのバージョンが存在する:LSI〔原文: マクシム〕、LII〔原文: ロベスピエール〕、EIE〔原文: ハムレット〕、ILI〔原文: バルザック〕、IEI〔原文: エセーニン〕。これらのバージョンのうち3つには、私はきわめて説得力のある論拠を提示できる。
原文を表示
А. М.: Кроме того, оказалось, что соционикам различных школ очень трудно прийти к согласию относительно того, к какому ТИМу принадлежит конкретный человек. Ярким примером является Президент России В. В. Путин, относительно ТИМа которого существует, по крайней мере, 5 версий, выдвинутых серьезными социониками: Максим, Робеспьер, Гамлет, Бальзак, Есенин. В поддержку трех из этих версий я могу привести весьма убедительные аргументы.
引用中の愛称(マクシム=LSI、ロベスピエール=LII、ハムレット=EIE、バルザック=ILI、エセーニン=IEI)は原文どおりです(判定候補の列挙のため)。同一人物に5つのタイプ仮説が並立し、対談者自身が「うち3つには説得力のある論拠を提示できる」と述べています。この引用は特定人物のタイプを確定する資料ではなく、LIIが判定候補に挙がるほど専門家間の判定が割れるという、識別困難の一次記録として置いています。
小括します。LIIの識別困難は、複数の独立した経路が記述されています。第一に、双対環境で特徴が丸まった人物は写真で双対ESEと見分けにくく、行動情報なしでは創始者ですら判定を誤った逸話が残ること(アウシュラ)。第二に、内向直観が強化されたEIEが外見・自己判定の両方でLIIに紛れ込むこと(Filatova。逆方向に、Ne強調のLII本人が自分を非合理型と考える傾向は20章の注記のとおりです)。第三に、記憶力や外見など、近縁のILIとの手がかりが弱い水準にとどまること。第四に、著名人判定では専門家間で5説が並立した実例があること(Yermak対談録)。弁別として提案されているのはEIE仮説の再検査とソシオニクス受容の速さですが、いずれも提案の水準であり、統制された検証は確認できません。
22著名人と思想のタイピング
著名人のタイピングは、ソシオニクス文献の目立つ伝統であると同時に、検証がきかない領域です。この章は「誰がLIIか」の正解表ではありません。研究者が誰を挙げ、どんな根拠づけをし、どこで食い違ったかの記録です。章の最後に、当サイトの独自整理を1節だけ、試論と明示して置きます。
愛称「ロベスピエール」と命名法の問題
LIIの愛称は、フランス革命の指導者マクシミリアン・ロベスピエールに由来します。実在の人物名を愛称に使う命名法の副作用を、Filatovaは名指しで書いています。
残念ながら、この名称体系には、そのイメージ性にもかかわらず、本質的な欠点もある—具体的なイメージへの結びつきであり、それはまったく不要な連想の数々を引き連れてくる。たとえば、自分の心理タイプが「ロベスピエール」だと知った人は、戸惑い始める。「これはどういう意味だ?まさか私も、あんなふうに狂信的になりうるのか?」(中略)心理タイプの名称は、人格をあれこれの人物と同一視することを意味しない、と説得しなければならなくなる。
原文を表示
К сожалению, у этой системы названий, при всей ее образности, есть также свой существенный недостаток — привязка к конкретному образу, который влечет за собой ряд совершенно ненужных ассоциаций. К примеру, человек, узнав, что его психотип «Робеспьер», начинает недоумевать: «Что же это означает? Неужели я могу быть таким же фанатичным?»〔中略〕Приходится убеждать, что название психотипа не означает отождествления личности с тем или иным персонажем.
愛称が引き連れる歴史的連想(恐怖政治)と、タイプ帰属の混同—愛称批判の実例として、まさにLIIの愛称が挙げられています。Gulenkoは、命名法そのものの廃止を学派へ求めた経緯を書き残しています。
残念ながら、旧ソ連では誤解を招くペンネームのシステムがまだ使われており、有名人によってタイプを命名する(たとえば作家:デュマ父はISFP、ゴーリキーはISTJを表す;書籍の主人公 ― ホームズはESTJ、ドン・キホーテはENTPを表す;ロシア外で知られていない人物さえいる)。何人かのソシオニスト [17, 18] は、機能的名前への移行傾向を無視して、依然そのようなペンネームを使っている。(中略)ばかげた用語の使用をやめるよう私が繰り返し訴えたが、長い間無視された;ついに状況は変わったが、私との対話の試みの代わりに、キエフのソシオニストたちが彼ら自身の代替名前システムを提案した。論争と敵意の種が蒔かれた。
原文を表示
Unfortunately in the former USSR a misleading system of pseudonyms is still in use of naming types by celebrities (e.g. writers: Dumas-father stands for ISFP, Gorky for ISTJ; book heroes – Holmes stands for ESTJ, Don Quixote for ENTP; there are even persons unknown outside Russia). Several socionists [17, 18] still use such pseudonyms ignoring the trend of transition to functional names. […] My repeated appeals to stop using ridiculous terminology have been ignored for a long; finally, the situation changed, but instead of attempts to a dialog with me, the socionists in Kiev offered their own alternative system of names. Seeds of controversies and hostilities have been sown.
愛称が誤解を招くという批判、機能的名前への移行、命名をめぐる学派対立—愛称の廃止はソシオニクス内部からの提案でもあります。当サイトがコード表記を採る判断(末尾の「この記事の方法論」)は、この系譜に沿っています。
ユングのタイピング—複数系統の一致と、その読み方
この文献群でLIIの実例として最も繰り返されるのは、カール・グスタフ・ユング本人です。少なくとも4系統の資料が独立の文面でユングをLIIに置いています。まずアウシュラ自身です。
たとえばK.G.ユング—論理直観内向—は人間の人格の構造のモデルを創造したが、それはドン・キホーテにはけっしてできなかったし、これらの行の著者も含まれる。私は理解できない、自分の「思考的具体性」においてK.G.ユングが見たものをいかにして見ることができるのかを。まず「見る」ことが、実感することが必要だから、書く前に。私の仕事は、ユングの発見の潜在的可能性を「見た」ことにある。
原文を表示
Вот, например, К.Г. Юнг — ЛО- ГИКО-ИНТУИТИВНЫЙ ИНТРОТИМ -— создал модель структуры личности человека, чего никогда ‚ не сумел бы сделать Доп Кихот, каковым является и автор этих строк. Я не понимаю, как это можно в своей «мысленной конкретности» увидеть то, что увидел К.Г. Юнг. Потому что, прежде чем напи- сать, ведь нужно «увидеть», прочувствовать. Моя работа в том, что я «увидела» потенциальные воз- можности юнговского открытия.
「ドン・キホーテ」はILEの愛称です(対比の記述のため原文どおり)。ユングを論理直観内向(LII)に置き、自分(アウシュラ)には同じものは作れなかったと明記する—創始者が理論の祖形の作者を自分と別のタイプに置き、役割を「潜在的可能性を見たこと」と限定する自己言及です。機関誌再録の別記事には、ユングの思考の質を評した一節が引用符つきで残っています。
「明らかにこのヴィジョンが現れた時点で、ユングには既に自分の思考を記録する能力が育っていた。それゆえ彼は、自分が気づいた人類のタイポロジー(類型論)のパラメータを、極めて論理的に、一つも欠落なく伝えることができた」
原文を表示
Описаны особенности мышления К.Г.Юнга, создавшего личности, как логико-интуитивного интроверта.
この記事の日本語資料は全体としては要約・抄訳版ですが(05章の注記のとおり)、本引用箇所は資料内で引用符つきの発言として再現された一節です。後代の研究者もユング=LIIを踏襲します。
これに関連して、元型・集合的無意識等の表象を発展させたC. G. ユングがLII(□(Ti)76 □(Ti)77)であったこと、すなわち彼の超意識が対応する思想・表象を提示する素因を持っていたことを想起することは適切である。
原文を表示
В связи с этим, уместно вспомнить, что К.Г.Юнг, развивший представления об архетипах, коллективном бессознательном и т.д., был ЛИИ (76477), то есть, его сверхсознание было предрасположено квыдвижению соответствующих идей и представлений.
引用中の「□76 □77」は、原文の機能記号が番号に置き換わった箇所です。Weisband編纂の初期ハンドブックも同じ帰属を書きます。
「我思う、ゆえに我あり」。彼は発達した論理的能力、強い分析能力を持つ人間である。彼は物事の本質を掘り下げ、その内部構造を明らかにする方法を知っている。この性格タイプの代表者であるカール・グスタフ・ユングは、ソシオニクスで使用される機能類型学の根底にある基礎を描いた。
原文を表示
“I think therefore I am”. He is a man of developed logical faculty, a strong capability for analysis. He knows how to dig to the essence of things, to reveal their internal structure. A representative of this personality type, Carl Gustav Jung, drew the underlying basics of the functional typology used in Socionics.
Stratiyevskayaの代表者リストにもユングが入ります(次節)。4系統の一致—ただし23章で立ち返るとおり、これらは相互に参照し合う文献群での一致であり、理論の起源人物を自派の類型に置くという自己言及的な構図(14章)を含みます。
研究者たちのリスト
アウシュラの人名対照リストのLII行です。
T□(Ti)▲(Ne)論理直観内向: 1)シラー、カール・ユング; 2)ロベスピエール、チェーザレ・ボルジア、F.ジェルジンスキー; 3)ダンテ、F.シラー、ベルリオーズ、ポール・ゴーギャン、クロード・モネ、N.パガニーニ、A.チェーホフ、P.ピカソ; 4)O.ヤンコフスキー、Yu.ブドライティス、Yu.ミルティニス、アドマイティス。
原文を表示
ТО Логико-интуитивный интротим: 1) Шиллер, Карл Юнг; 2) Робеспьер, Цезарь Борджиа, Ф. Дзержин- ский; 3) Данте, Ф. Шиллер, Берлиоз, Поль Гоген, Клод Моне, Н. Паганини, А. Чехов, П. Пикассо; 4) О. Янковский, Ю. Будрайтис, Ю. Мильти- нис, Адомайтис.
冒頭の記号列T□▲はLIIの旧式表記です。1)〜4)の番号づけが何で分けたものかは資料に説明がなく、アウシュラ独自の区分けとして原文のまま置いています。Reininのリストは哲学者へ大きく広がります。
このタイプの著名人:マクシミリアン・ロベスピエール、ミケランジェロ・ブオナローティ、チェーザレ・ボルジア、ダンテ・アリギエーリ、ルネ・デカルト、カール・グスタフ・ユング、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル、イマヌエル・カント、フリードリヒ・ニーチェ、アルトゥール・ショーペンハウアー、ヨハン・フリードリヒ・シラー、ベルトルト・ブレヒト、ニコライ・レーリヒ、トマス・モア、フェリックス・ジェルジンスキー、セルゲイ・ラフマニノフ、ニコロ・パガニーニ、フランシスコ・デ・ゴヤ、ポール・ゴーギャン、クロード・モネ、アントン・チェーホフ、フランツ・カフカ。
原文を表示
Celebrities of this type: Maximilian Robespierre, Michelangelo Buonarroti, Caesar Bordzhia Dante Algieri, Rene Descartes, Karl Gustav Jung, George Wilhelm Fredrik Hegel, Immanuel Kant, Friedrich Nietzsche, Arthur Shopengauer, Johann Fredrik Schiller, Bertold Brecht, Nikolai Roerich, Thomas Moor, Felix Dzerzhinsky, Sergey Rakhmaninov, Nicolo Paganini, Francisco De Goya, Paul Gauguin, Claude Monet, Anton Chekhov, Franz Kafka
22名中、体系哲学者が6人前後(デカルト、カント、ヘーゲル、ショーペンハウアー、ニーチェ、モア)を占めるのがこのリストの特色です。Stratiyevskayaのリストは、政治家と俳優を加えます。
タイプの代表者: マクシミリアン・ロベスピエール、F.E.ジェルジンスキー、マルクス・ユニウス・ブルートゥス、トーマス・ジェファーソン、N.アモソフ、A.D.サハロフ、トマス・モア、イマヌエル・カント、ルネ・デカルト、ゲオルク・ヘーゲル、カール・グスタフ・ユング、ミケランジェロ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、セルゲイ・ラフマニノフ、A.P.チェーホフ、イヴ・モンタン、クリント・イーストウッド、イザベル・ユペール、ケビン・コスナー、メル・ギブソン、オレグ・ヤンコフスキー、アレクサンドル・ラザレフ、ヴラジーミル・コンキン、エヴドキヤ・ゲルマノヴァ、ヴァレリイ・プリエムィホフ、インゲボルガ・ダプクナイテ
原文を表示
Представители типа: Максимильен Робеспьер, Ф.Э. Дзержинский, Марк Юний Брут, Томас Джефферсон, Н. Амосов, А.Д. Сахаров, Томас Мор, Иммануил Кант, Рене Декарт, Георг Гегель, Карл Густав Юнг, Микеланджело, Людвиг ван Бетховен, Сергей Рахманинов, А.П. Чехов, Ив Монтан, Клинт Иствуд, Изабель Юппер, Кевин Костнер, Мэл Гибсон, Олег Янковский, Александр Лазарев, Владимир Конкин, Евдокия Германова, Валерий Приемыхов, Ингеборге Дапкунайте
ロベスピエール・ジェルジンスキー・モア・カント・デカルト・ヘーゲル・ユング・ラフマニノフ・チェーホフはReininのリストと重なりますが、どのリストにも選定の根拠は添えられていません。初期ハンドブックは、リストではなく人物像の型で書きます。
「正義は私の仕事」。これは革命家または政治陰謀家のタイプである。対立状況では、彼は通常、加害者を罰するための委員会を組織する。彼は世界のすべてが論理的であり、したがって正しくなければならないと信じている。彼は被害者を守る際に自分の利益と安全を顧みないことができる。彼は自分自身に非常に高い要求を課す。他の誰かが彼の世話をしなければ、彼は簡単に飢餓状態に陥ることができる。ガリバルディ、ロベスピエール、ジェルジンスキー、ジェファーソンは理想に身を捧げた革命家である。
原文を表示
“Justice is my trade”. This is a type of a revolutionary or a political conspirator. In a conflict situation he usually organizes a committee to punish the offender. He believes that everything in the world must be logical and consequently just. He is capable of neglecting his own profit and safety when defending the offended. He sets for himself very high requirements. Unless somebody else takes care of him, he can easily drive himself to starvation. Garibaldi, Robespierre, Dzierzhynski, Jefferson are revolutionaries who devoted themselves to an idea.
リストではなく人物像の型で書き、そのうえで4人の名を挙げる形式です。ガリバルディ・ロベスピエール・ジェルジンスキー・ジェファーソンという顔ぶれは、Reininのリストの後半と重なります。
個別のタイピングと、資料間の食い違い
リスト以外の個別タイピングでは、同じ学派の資料間の食い違いが確認できます。BukalovとKarpenkoの学派(キエフの国際ソシオニクス研究所系)の2つの資料です。
「世界は言葉では言い表せない輝き、美、完全性の場として現れ、革命家たちの未来へのユートピア的夢想と一致する。世界は友好的に映り、悪は大きな意味を持たない」。これらの感覚は、宇宙的調和とその驚くべき統一性について語ったアインシュタイン(ILE)の感覚を驚くほど想起させる。ツィオルコフスキー(ILE)は宇宙的感覚について書いており、これと同じ思想がヴェルナツキー(LII)その他クアドラα代表者の創作を貫いている。
原文を表示
имеет большого значения". Эти ощущения поразительно напоминают ощущения А.Эйнштейна (ИЛЭ), говорившего о космической гармонии мира и его удивительном единстве, К.Э.Циолковский (ИЛЭ) писал о космическом чувстве, и эти же идеи пронизывают творчество В.И.Вернадского (ЛИИ) и других представителей квадры 6. Возникающие переживания
宇宙飛行学の最初の理論家K. E. ツィオルコフスキーの人格分析は、彼が第1クアドラ(アルファ)、論理直観内向(LII=ロベスピエール)のタイプに属することを示した[204, 147]。
原文を表示
Анализ личности первого теоретика космонавтики К.Э. Циолковского показал его принадлежность к первой квадре и типу логико-интуитивный интроверт (ЛИИ, ) [204, 147].
前者はツィオルコフスキーをILEに、後者(KarpenkoによるBukalov業績の要約で、末尾の[204, 147]は原文の文献番号=孫引きです)はLIIに置いています。同じ学派の資料間でも個人タイピングは食い違って記録される—選定根拠が示されないタイピングは、一致も不一致も検証のしようがない、という23章の論点の実例です。ヴェルナツキー(地球化学者)がアルファ・LIIの実例として言及される点は両資料に共通します。
思想の様式について—独自整理(試論)
以下はこの節だけ、引用ではなく当サイトの独自整理です。検証不能なタイピングの上に載る、その程度の確からしさの仮説的な見立てです。
研究者たちがLIIに割り当ててきた人物群は、体系哲学者(デカルト、カント、ヘーゲル、ショーペンハウアー)と、原理に殉じる革命家・法家(ロベスピエール、ジェルジンスキー、モア、ブルートゥス、ジェファーソン)の2群に大きく偏っています(ILEのリストが物理学者と体系の創設者、SEIのリストが画家・歌手・俳優に偏っていたのと対照的です)。前者は「世界を説明する完結した体系の構築」、後者は「原理の無条件の適用」で、04章の定義(構造・法則の論理を主導に、可能性の直観を創造に置く)の2つの顔として読めます。そして、この2群のどちらの読み方を強調するかが、そのまま各研究者のLII像の違い(公正の闘士と書くStratiyevskaya、体系家と書くFilatova)に対応しています。つまりこれらのリストは、実在の人物のタイプの記録としてより、各研究者がLIIという概念のどの面を中心に見ていたかの記録として読む方が、資料の性質に合っています。ユングが4系統で一致して挙がることも、この読み方では「機能類型学の起源人物を、体系構築の類型の代表に置く」という理論共同体の自己理解の表明として整理できます(一致が事実の確認を意味しないことは、14章・23章のとおりです)。
小括します。LIIの著名人記録で特異なのは、理論の祖形の作者であるユング本人が、少なくとも4系統の資料でLIIに置かれていることです。ただしこれは相互に参照し合う文献群での一致であり、独立の確認ではありません(23章)。リスト類に選定の根拠が添えられていない点は他タイプと同じで、同じ学派の資料間ですらツィオルコフスキーの帰属がILEとLIIに割れています。理論の起源人物とタイプの実例が同じ人物に重なるため、02章の系譜の記述とこの章の人物タイピングは、区別して読む必要があります。
23先行研究への懸念点
最後の章は、ここまで引用してきた文献群への懸念の整理です。外部からの批判ではなく、できる限り研究者たち自身の言葉で、方法論の弱点がどこまで自覚されていたかを示します。
観察者依存—ユング自身の警告
出発点のユングに、すでに方法論的な自己言及があります。
ただし、このような心理状態について全く正反対の概念を持つことも同様に可能であり、それに基づいて説明することも認める。 私自身が異なる個性心理学を持っていたとしたら、無意識を「非合理的」と見なす観点から、合理的タイプの特徴を正反対の方法で記述していただろうと確信している。
原文を表示
I am prepared to grant that we may equally well entertain a precisely opposite conception of such a psychology, and present it accordingly. I am also convinced that, had I myself chanced to possess a different individual psychology, I should have described the rational types in the reversed way, from the standpoint of the unconscious as irrational, therefore.
類型の記述そのものが記述者のタイプに依存しうるという自己言及です。LIIの記述には、この問題が特殊な形でかかります。この文献群の複数の書き手がユング本人をLIIに置いており(22章)、LIIの祖形(内向的思考型)を書いた当人がLIIの代表例とされる—記述と実例が循環する構図になっているからです(14章)。加えて、初期ソシオニクスの主要な書き手(アウシュラ、Reinin)はILE—LIIの鏡像タイプ—を自認しており、LII記述の相当部分は同じクアドラの近い視点から書かれてきました。近さは観察の機会を増やす一方、対照による輪郭づけを弱めることもありえます。
判定信頼性への内部批判
タイプ判定の信頼性は、学派内部で最も率直に語られてきた弱点です。
現在ソシオニクスが抱える最も痛切な問題は、心理タイプ判定の信頼性である。今のところ、これは科学というよりむしろ技芸に近い。
原文を表示
самый больной вопрос соционики в настоящее время — это надежность определения психотипов. Пока это скорее искусство, чем наука.
人々は中立的な質問(たとえば「人々は…についてどう考えていると思うか?」)には自発的に回答するが、評価的質問(「あなたはこちらが好きか、それともあちらか?」または「自分自身を…と…のどちらと考えるか?」)は無意識の緊張を引き起こす。(中略)私は既存のテストは最大40%の精度しか許さないと考えている。
原文を表示
People answer neutral questions (for example: "What do you think people think about …?") spontaneously, but an evaluative question ("Do you prefer this or that?" or "Do you think of yourself as of … or …?") causes an unconscious tension. […] I believe that existing tests allow for maximum of 40 % accuracy.
「技芸に近い」(Filatova)、「テストの精度は最大40%」(Reinin)—15特性の提唱者自身が、質問紙による判定に低い評価を与えています。LIIについては、これに21章で見た固有の誤同定経路(内向直観の強いEIEが自己判定でもLIIに出る、Ne強調のLII本人が自分を非合理型と考える、双対環境で写真判別が崩れる、専門家間で5説が並立した実例)が重なります。
検証されない強い主張
このページで引用した記述には、検証可能な形をしているのに検証記録がない主張が含まれます。代表例を1つ挙げます。
自分の社会的理念を生み出す際、LIIは個別の状況から抽象し、それらは変更や調整が可能であろうと考える。結果として、彼の理想化された概念は現実の、具体的に存在する社会的条件と衝突し、しばしば歪曲された、部分的な、時に歪んだ形でのみ実現される(実現されるとしても)。(中略)歴史が示すように:社会の物質的繁栄のレベルが高いほど、(LIIの)普遍的平等と公正さの理念を導入することが容易になる。
原文を表示
Генерируя свои социальные идеи, Робеспьер абстрагируется от частных обстоятельств, считая, что их можно и изменить и приспособить. В результате его идеализированные теории сталкиваются с реальными противоречиями конкретных социальных условий и часто реализуются в искаженной, иногда и извращенной форме (если вообще реализуются).(中略)История показывает: чем выше уровень материального благосостояния общества, тем легче приививаются в нем идеи всеобщего (робеспьеровского) равенства и справедливости.
「歴史が示すように」で導かれる後半は、社会の豊かさと理念の定着度の関係という、比較で確かめられる形の主張です。当サイトが確認した範囲で、この関係を測った資料は示されていません。双対関係の質についての強い定式(17〜18章)も、モデルからの演繹と事例の水準にとどまり、追試はありません。著名人のタイピング(22章)にいたっては、同じ学派の資料間でも帰属が食い違ったまま、どの資料も選定根拠を添えていません。理論の内部では強い主張が蓄積される一方、それを反証するための手続きが用意されていない—ここが実証面の中心的な懸念です。
記述の標準例化—LIIは教科書の実例として使われてきた
SEIが記述の不足(ILEの影)を内部から指摘されたタイプだとすれば、LIIは逆に記述が過剰に「標準例」として流通してきたタイプです。Yermakの単行本の関係章は、対称関係(双対・超自我)から監督の環・準同一まで、すべての実例をLIIで書いています。モデルの説明例にLIIが選ばれ続けると、LII像が「教科書の標準例」へ固定され、実在の個人の変異(20章のサブタイプの幅)が記述から抜け落ちるリスクがあります。Yermak自身が「モデルは実在の個人ではない」という方法論的な留保を明記していること(10章)は、この文献群の健全な側面ですが、留保と実例の使い方のあいだの緊張は残ります。
資料の非独立性—同一原稿の再録・別訳
このページの資料には、独立した証言と数えられない組があります。10章で注記したとおり、Yermakの1999年機関誌論文と2005年単行本の付録は同一原稿の再録・別訳の可能性が高く、両者で同じ記述が確認できても証言は1つです。Stratiyevskayaの単独プロファイル(Wikisocion再録)と主著『お別れしないために』第II部のタイプ記述にも、同一原文の並行訳とみられる重複があります。GulenkoのLII記述は『64の肖像』とWikisocion掲載プロファイルの2系統がありますが、同一著者の記述であり、相互の一致は独立の確認になりません。「複数の資料で同じ記述を確認した」と言うためには、資料の系譜をまず確認する必要がある—このページが索引に資料の種別を明記しているのは、この理由によります。
転記・再構成の段階で情報が変わる
資料の系譜の問題は、版どうしの不一致という形でも現れます。Yermakの2005年単行本付録のLIIモデル記述では、超自我ブロックの2つの機能の記述内容が、同著者の機関誌版(1999年)および第8章の公理式と突き合わせると入れ替わった配置で載っています(どの要素がどの位置かの正解は03章の配置表のとおりで、当サイトは一致する2系統の側に拠っています)。また、アウシュラのレイニン15特性マトリクスのLII行は、「再構成」と明記された版と「原文そのまま再現」と明記された版で符号列が6箇所一致しません(15章)。いずれも、転記・再構成・翻訳の各段階で理論データが変わりうることの実例です。
学派の分裂と用語の混乱
このページの各章で繰り返し注意したとおり、体系間の互換性の欠如は現役の問題です。機能番号だけでも、現行の位置番号(03章)、アウシュラ旧式の4列(03章)、Reininの符号付き番号(06章)、Filatovaの章内連番(09章)、Golihovの独自体系(13章)、モデルG(12章)、モデルTが併存します。LIIでも、旧式の第四列の呼び名(サジェスティヴ)が現行の位置3を指し、現行の位置5の「暗示」とは別の位置を指す—という同名異義の紛れがあります(03章)。愛称の存廃では学派対立まで起き(22章のFilatovaの批判)、著名人の帰属は同一学派内でも食い違います(22章)。加えて、理論の外縁には思弁的な主張も現れます。Reininの晩年の見解です。
懐疑的である。検証する必要がある。タイプが何らかの形で遺伝で伝わるとは考えていない。ソシオンは、何らかの形で人間に体現されるノオスフェアの一般的構造かもしれない。A.ブカロフの仕事がこの点に光を当てているかもしれない。
原文を表示
Скептически отношусь. Проверять надо. Я не думаю, что типы как-то по наследству передаются. Возможно, социон — это какая-то общая структура ноосферы, которая каким-то образом воплощается в людях. Пожалуй, работы А. Букалова проливают свет на это.
タイプの遺伝性には懐疑を示す一方、ノオスフェア(人類の思考圏)という検証の難しい仮説も提示しています。検証を求める姿勢と、検証しにくい概念への傾きが、同じ研究者の記述内に共存する例です。
制度化の主張と外部の視線
学派側は、普及の規模を示す数字を挙げます。
ソシオニクスが科学的方向性として広範に普及していることは、過去15年間にわたり、人文諸科学のあらゆる部門および一連の技術科学において、約800本の学位論文においてソシオニクスの諸概念および諸方法が用いられてきたという事実によって裏付けられている。これら学位論文を分野別および主題別に分析した。さらに、ソシオニクスに関する学術出版物の集合体を分析した。現時点において、ソシオニクスはロシア、ウクライナ、CIS諸国、ならびに欧州連合加盟諸国の150を超える大学で教授されている。
原文を表示
Широкое распространение соционики как научного направления подтверждается тем, что за последние 15 лет соционические идеи и методы использованы примерно в 800 диссертациях по всем разделам гуманитарных наук и в ряде технических наук. Проведен анализ таких диссертационных работ по отраслям и темам. Проанализирован массив академических публикаций по соционике. В настоящее время соционика преподается более чем в 150 университетах России, Украины, стран СНГ и стран Европейского союза.
800本の学位論文、150超の大学という数字はBukalovらの集計であり、独立の確認はありません。また、利用の広がりは妥当性の証明とは別の事柄です。学派の自己認識の強さは、Stratiyevskayaの一節に典型的に現れます。
—残念ながら、まったくできない。なぜなら、この現代の発見に至るまで、人類は長く困難な道のりを歩んできたのであり、この発見そのものが、ソシオニクスと呼ばれる、新しく将来性のある科学の基礎となったからだ。ソシオニクスが伝統的心理学と異なるのは、化学が錬金術と異なるのと同じである—ソシオニクスには体系がある、構築的アプローチがある、それは既存の知識体系と矛盾せず、それどころか、最も多様な科学・領域で並行して行われている多くの研究によって裏づけられている、科学的方法に基づいている。
原文を表示
— К сожалению, никак нельзя, поскольку к этому, современному нам открытию, человечество шло долгим и трудным путем, само это открытие явилось основанием новой и перспективной науки, получившей название соционики. От традиционной психологии соционика отличается так же, как химия от алхимии — в ней есть система, в ней есть конструктивный подход, она основана на научных методах, которые не противоречат существующей системе знаний, а, наоборот, подтверждаются многими исследованиями, проводимыми параллельно в самых различных науках и областях.
「化学と錬金術」という自己評価と、外部の視線のあいだには大きな開きがあります。最後に、判定者の質の問題も内部から指摘されています。
ソシオニクスに対する不信の、もう一つの原因は、この人間についての新しい知識領域に、専門的な訓練どころか、単純な人生経験さえ持たないことも少なくない、熱心な支持者たちの一大勢力が押し寄せたことに関係している。そして、そうした若者たちが、自分が正しいと絶対的な確信を持って、決して単純ではない心理的問題の解決策をあちらこちらで提示するとき、それが思慮深い研究者たちの十分に根拠のある批判を招かずにはいないのである。
原文を表示
Другая причина недоверчивого отношения к соционике связана с тем, что в эту новую область знаний о человеке пришла большая армия энтузиастов, не имеющих зачастую не только специальной подготовки, но и простого жизненного опыта. И когда такие молодые люди с абсолютной уверенностью в своей правоте предлагают направо и налево рецепты решения совсем непростых психологических проблем, это не может не вызывать у вдумчивых исследователей вполне обоснованных нареканий.
小括します。懸念は5つに整理できます。
- 判定の信頼性:技芸・最大40%・LII固有の誤同定経路(EIEの混入・Ne強調の自己判定ずれ・双対環境での写真判別崩れ・専門家間の5説並立)
- 反証手続きの不在:強い主張(双対の機構・社会の豊かさと理念の定着・著名人帰属)が落とせない
- 標準例化と自己言及:LIIはモデル解説の実例として使われ続け、さらに理論の起源人物(ユング)自身がLIIとされる循環を含む
- 継承の選択性と非独立性:同一原稿の再録・並行訳、版内部の不一致、転記段階での符号列の変化が、検証や明示を欠いたまま流通
- 体系の分裂:番号・名称・モデルの非互換(LIIでも「サジェスティヴ/暗示」の同名異義が加わる)
あわせて、このページ全体で扱ってきた主張の水準を区別しておきます。
- 文献上の事実:誰がいつ何を書いたか。索引と出典で確認できます。
- 理論内部の帰結:モデルを前提にした導出(例:LIIの位置4のSe=1次元)。モデル内で整合していても、モデル自体の妥当性は別の問題です。
- 文献系列内で反復される観察:14章の5つの観測。相互に参照し合う文献群での反復であり、独立した再現ではありません。
- 独立に実証された主張:測定・標本・追試を伴うもの。当サイトが確認した範囲では、この水準に達したLII記述は本ページにはありません。
これらの懸念の多くが研究者自身の言葉で残っていることは、少なくとも一部の研究者が弱点を自覚して書き残していた証拠であり、同時に未解決の課題の一覧でもあります。このページの引用群は、その両面を示すことを意図して選びました。
24LIIとは何か
この章には新しい引用はありません。ここまでの各章の引用と、14章・23章などで行った当サイトの比較・整理を、1つのまとめへ再統合します。この章は資料の提示ではなく、資料についての当サイトの解釈です。引用に直接書かれた内容より、確からしさを一段低く見積もる必要があります。
反復して現れる記述
複数の研究者が、論者や時期を変えて繰り返し書いてきた記述があります。14章で5つに整理したとおりです。第一は体系・法則の構築が記述の中心に置かれること、第二は意志的圧力・強制の領域が高いコストを伴うことです。第三は感情の領域の抑制と、好意的な環境への潜在的な要求、第四は外面の抑制と内面の見えにくさ、第五は独立と自律の要求です。
ただし、この反復を独立した観測の一致と呼ぶことはできません。アウシュラ以後の研究者は同じ理論共同体に属し、用語も先行する記述も相互に受け継いでいるからです(02章)。LIIの場合はさらに、同一原稿の再録・並行訳が複数の資料に見える形で流通しており(23章)、反復の数がそのまま証言の数にならない事情があります。正確には、相互に参照し合う文献系列の中で、書き手と様式を変えて反復されてきたモチーフです。その意味で、LII記述の共有された部分と見てよい範囲にとどまります。
確定しない点と実証の限界
一方で、単純にまとめられない点もあります。感情表出の記述は研究者間でばらつきます。微笑の少なさと抑制を書く資料(Meged & Ovcharov、Zamanskaya、ユングの礼儀正しい外面の記述)と、関心事での目の輝きや「論壇の弁士」ぶりを書く資料(Gulenko、Talanov系)が並び、平常時と関心事という条件の違いやサブタイプ(20章)で両立させる読み方はできますが、それは当サイトの整理です(14章)。理念の構築を書く論者と実装の困難を書く論者の評価差も、同じ性質の別の面としてしか総合できません。そして、複数の系統がユング本人をLIIに置くため、記述とその代表例が循環するという、LII固有の構図が、妥当性評価を難しくする要因になりえます(14章・22章・23章)。
さらに、記述の土台そのものにも懸念が残ります(23章)。タイプ判定の信頼性は学派の内部から低く評価され、LIIには内向直観の強いEIEが自己判定ごと紛れ込む誤同定経路が指摘されています。モデル解説の標準例として使われ続けたことによる「教科書像」への固定も、実在の変異幅(20章)とのあいだに緊張を残します。当サイトが確認した範囲では、測定・標本・追試を伴う水準で実証されたLII記述は、このページにはありません。
LII像の要約
ここまでを、確実に間違いとは言えない範囲でまとめます。文献上のLIIは、自我ブロックの主導機能にTi(内向論理)、創造機能にNe(外向直観)を置くタイプとして記述されます(03章)。Tiは構造・法則・整合性を判定する要素、Neは可能性・全体像・仮説を展開する要素とされます(04章)。LIIではこの2つが並列ではなく、Tiが立てた体系の課題設定をNeの探索が実現するという順序で結合すると説明されます(04章)。この構成の記述とは別に、複数の文献では、体系構築の中心性、強制・圧力の高コスト、感情領域の抑制と好意的環境への要求、外面の抑制と内面の見えにくさ、独立と自律の要求が反復して記述されています(14章)。
ただしこれは文献上の反復であって、独立した実証ではありません。LIIを短くまとめるなら、構造・法則の論理を主導に、可能性の探索を創造に持つと文献上は記述されるタイプ、となります。それが、当サイトが確実に間違いとは言えないと考える範囲です。
かみ砕いて言うと
最後に、同じまとめを、タイプ解説で一般的な語り口に寄せて書いておきます。変えたのは文体だけで、内容は前節と同じく、根拠はここまでの章の資料のみです。
LIIは、ものごとの筋が通っているかどうかの確認から始めるタイプとして描かれてきました。ばらばらの事実をそのままにせず、法則や体系の形に整理する傾向が繰り返し記述され、その体系づくりを、新しい可能性を探すNeの側が支えるとされます。命令や強い圧力で動かされる場面には高いコストが伴い、力ずくの主張より、筋の通った説明と自由な討論を好むと繰り返し書かれています。外からは礼儀正しく抑制的に見え、感情はめったに表に出ませんが、関心のある主題では表出が目に見えて強まる、という観察も残っています。自立と独立を重んじる一方、自分の身の回りを整えたり快適さを自分から要求したりするのは不得手で、周囲からの世話や実務的な配慮が助けになる、とされます。
ただし、これらは相互に参照し合う文献のなかで繰り返されてきた記述であって、測定で確かめられた性質ではありません(23章)。そのうえで一文に圧縮するなら—LIIは、少なくとも「構造と法則の構築が強く、強制と圧力の領域には高いコストが伴う」と文献上繰り返し記述されてきたタイプだと言えるかもしれません。
25この記事の方法論
引用を用いる理由と範囲
ソシオニクスの文献では、同じLIIというタイプについて、研究者ごとに観測点も語彙も評価も食い違います。食い違う記述を1つの要約にまとめると、どの研究者も書いていない「平均像」ができあがります。要約には書き手の解釈が混ざるため、研究者の記述は逐語の引用で示します。引用は本文で設定した論点の検討に必要な範囲にとどめ、当サイトの本文がその出典関係・記述の差異・適用範囲を分析します。各引用の位置づけの説明、各章末の小括、14章の横断比較、23章の懸念の整理が、このページの本文の役割です。14章の横断比較や22章・23章の整理など、本文の分析には当サイトの判断が入ります。最終の24章はその延長で、記事全体の資料をまとめ直す独自の統合です(位置づけは章の冒頭でも明示します)。
引用の逐語性と翻訳
引用の訳文は当サイトによる訳出です(ユングはドイツ語原著の英訳版から訳出しています)。掲載した引用文は、訳出した本文と逐語で一致することを機械的に検証しています。底本の綴りは各引用の「原文を表示」で確認できます。
底本は研究者本人の著書と機関誌論文を主とします。コミュニティ編纂資料(Wikisocionなど)も補助として使いますが、出典表示で区別できるようにしています。原文は、テキストで示せる引用について各引用の下の「原文を表示」に格納しています。図表由来などで原文テキストを収載できないものは、索引の注記に示します。原文には誤字が残る可能性があることをあらかじめお伝えしておきます。
引用の位置づけも明記します。本ページの引用は、公表された著作物からの、批評・研究を目的とする引用です。引用部は引用ブロックで明瞭に区分し、すべてに出所を番号つきで明示しています。索引には著者・資料名と、確認できた範囲の刊行年・初出・該当箇所を掲載し、出所に留保が要る資料は注記で示します。本文と引用の関係は、本文の分析が主で、引用は各論点の根拠として示す資料です。出典・掲載についての指摘があれば対応します。
タイプ愛称の置換
ソシオニクスの原典には、16タイプを著名人の名で呼ぶ愛称が頻出します。LIIの場合は「ロベスピエール」です。当サイトはタイプをコード表記(LII、ESEなど)で統一しているため、引用内の愛称は「LII〔原文:ロベスピエール〕」の形式で置換します。なお、資料によってはLIIを「デカルト」と呼ぶ例もあります(Bukalovの直接プロファイルなど)。愛称の由来と著名人タイピングの問題は22章で扱います。
索引の使い方
引用の末尾には初出順の番号が付きます。番号を押すと巻末の索引に移動し、著者・書名と、確認できた範囲の年・該当箇所を確認できます。索引の各項目からは、本文の引用位置へ戻れます。
注釈
+索引(引用文献)
- [1]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [2]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [3]ユング『心理学的類型』(1921)第10章 内向型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [4]ユング『心理学的類型』(1921)第10章 内向型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [5]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 内向的思考型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [6]ユング『心理学的類型』(1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [7]ユング『心理学的類型』(1921)第10章 内向的思考型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [8]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 内向的思考型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [9]Kempinski『Lęk(不安)抜粋訳』(原題:Lęk) 「アナログ原理とデジタル原理」の節 死後刊行の著作。著者はAntoni Kępiński(1918–1972) 本文へ
- [10]Kempinski『Lęk(不安)抜粋訳』(原題:Lęk) 「アナログ原理とデジタル原理」の節 死後刊行の著作。著者はAntoni Kępiński(1918–1972) 本文へ
- [11]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) Kempinskiの抜粋訳内の再録(原出典はアウシュラ『ソシオニクス入門』) 本文へ
- [12]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998)著者序文 Kempinskiの抜粋訳内の再録(原出典はアウシュラ『ソシオニクス入門』) 本文へ
- [13]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1984)第4篇「パーソナリティとパーソナリティタイプ」 心理学者エレナ・ドゥボヴァ宛書簡(1984年11月18日付)。機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』2005年№4(通巻No.202)に再録 本文へ
- [14]アウシュラ『ソシオニクス入門』(1998) 底本の該当箇所は表3(原書192-193頁の見開き比較表)。該当頁は回転レイアウトのため、原文は非収載 本文へ
- [15]Reinin「情報、その伝達、および情報代謝について」(原題:Об информации, её передаче и информационном метаболизме)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1-2(2021年) 機関誌への再録掲載 出典リンク 本文へ
- [16]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [17]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
- [18]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第1章 本文へ
- [19]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [20]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [21]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第1機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [22]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第2機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [23]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「情報代謝モデル」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [24]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第II部 本文へ
- [25]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「思考」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [26]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「直観」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [27]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「直観」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [28]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998)第4章 1982年執筆「ソシオン、またはソシオニクスの基礎」の再録部からの引用 本文へ
- [29]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [30]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 本文へ
- [31]Yermak「人間の心と周囲世界との相互作用—情報流のアスペクト構造」(原題:Взаимодействие психики человека с окружающим миром. Аспектная структура информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(1997年) 出典リンク 本文へ
- [32]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998)第4章 1982年執筆「ソシオン、またはソシオニクスの基礎」の再録部からの引用 本文へ
- [33]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [34]Yermak「人間の心と周囲世界との相互作用—情報流のアスペクト構造」(原題:Взаимодействие психики человека с окружающим миром. Аспектная структура информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(1997年) 出典リンク 本文へ
- [35]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010)理論編 底本は英語版 本文へ
- [36]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第1ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [37]Karpenko「モデルAの内部結合とインタタイプ関係」(原題:Внутренние связи модели А и интертипные отношения)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2001年) 出典リンク 本文へ
- [38]アウシュラ『ソシオニクス入門』(1998) 「注文の社会性」 本文へ
- [39]アウシュラ『レイニン特性の理論』(1998)第XI特性「譲歩―頑固」 本文へ
- [40]アウシュラ『ソシオニクス 心理タイプ・テスト』(原題:Соционика: Психотипы. Тесты、1998) LSIの章 超自我ブロック 本文へ
- [41]アウシュラ「レイニン特性の理論」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1998年) 本文へ
- [42]アウシュラ『ソシオニクス入門』(1998) 本文へ
- [43]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [44]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [45]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [46]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [47]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [48]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [49]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [50]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010)第2講「16タイプ」LII節 底本は英語版 本文へ
- [51]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [52]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 「タイプ間の関係は、生きた、自然な関係に取って代わるか?」 底本は英語版 本文へ
- [53]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) Part III「確固たる行動の不可能性、動揺と先延ばし」 底本は英語版 本文へ
- [54]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) Part III「予期せぬ出来事、スケジュールの破綻」 底本は英語版 本文へ
- [55]Bukalov『「LII」プロファイル(Wikisocion再録)』 Wikisocion再録。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [56]Bukalov『「LII」プロファイル(Wikisocion再録)』 Wikisocion再録。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [57]Bukalov「民族ソシオニクスと社会政治過程の解析(第2部)」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2012年) 機関誌、2012年、クアドラ交代の節 本文へ
- [58]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 機関誌、2023年、LIIの隣人事例 本文へ
- [59]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 機関誌、2023年、LIIの隣人事例 本文へ
- [60]Bukalov「意識機能の管理的役割」(原題:Управляющая роль функции сознания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2016年) 出典リンク 本文へ
- [61]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第1ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [62]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第1ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [63]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第1ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [64]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第3ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [65]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第4ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [66]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第7ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [67]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第8ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [68]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第8ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [69]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 LII章 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [70]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 LII章 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [71]Filatova『「LII」タイプ記述(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [72]Filatova『「LII」タイプ記述(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [73]Filatova『「LII」タイプ記述(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [74]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第II部「研究者」LII章 本文へ
- [75]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第II部「研究者」LII章 本文へ
- [76]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第II部「研究者」LII章 本文へ
- [77]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部「研究者」LII章 職業的可能性 本文へ
- [78]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部「研究者」LII章 外見の特徴 本文へ
- [79]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述—ソシオニクス教程の一節(第1部)」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1999年) 機関誌、1999年 本文へ
- [80]Yermak『人を理解することを学ぶには』(2005)付録2「心のTIMモデルの記述」 本文へ
- [81]Yermak『人を理解することを学ぶには』(2005)第5章 本文へ
- [82]Yermak, Pavlov『人事選考におけるソシオニクス適用の推奨事項』(2005) 本文へ
- [83]Karpenko「世界のアスペクト知覚」(原題:Восприятие аспектов мира)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1995年) 出典リンク 本文へ
- [84]Karpenko「世界のアスペクト知覚」(原題:Восприятие аспектов мира)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1995年) 出典リンク 本文へ
- [85]Karpenko & Karjuk「感覚倫理内向型: 自然観察の試み」(原題:Сенсорно-этические интроверты: опыт наблюдения в природе)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2010年) 出典リンク 本文へ
- [86]Karpenko「ソシオニクスから見た心理的防衛」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2016年) 機関誌、2016年、第1号 本文へ
- [87]Karpenko「第4機能について」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1999年) 機関誌、1999年 本文へ
- [88]Karpenko「バーン=ブカロフによる構えがタイプの発現に及ぼす影響」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2011年) 機関誌、2011年 本文へ
- [89]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 底本は英語版 本文へ
- [90]Gulenko『「分析家」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [91]Gulenko『「分析家」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [92]Gulenko『「分析家」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [93]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 底本は英語版 本文へ
- [94]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 本文へ
- [95]Gulenko『64の肖像』(2019) DCNH編 本文へ
- [96]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「LII」』 アウシュラ資料準拠。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト。原文テキストは索引に収載していません 本文へ
- [97]Prokofieva『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [98]Meged & Ovcharov『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [99]Golihov『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [100]Golihov『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [101]socionics.ua『「LII」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [102]Piatnitskiy『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [103]Beskova『「LII」タイプ記述(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [104]Composite『「LII」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [105]Zamanskaya『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [106]Zamanskaya『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [107]Socioscope『「LII」プロファイル(Wikisocion再録)』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [108]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [109]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「非合理」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [110]ユング『心理学的類型』(1921)第10章 内向的理性型の総括 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [111]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [112]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編「外向と内向」 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [113]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [114]Reinin「二分法的特徴の理論の創造について」(原題:О создании теории дихотомических признаков)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2006年) インタビュー記事 出典リンク 本文へ
- [115]アウシュラ『レイニン特性の理論』(1998) 本文へ
- [116]アウシュラ『レイニン特性の理論』(1998) 本文へ
- [117]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第1部」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2011年) 機関誌No.144、2011年 本文へ
- [118]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第2部」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2011年) 機関誌No.145、2011年 本文へ
- [119]Wikisocion『「Clubs」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [120]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第II部 本文へ
- [121]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [122]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第3章 本文へ
- [123]Bukalov「意識機能の管理的役割」(原題:Управляющая роль функции сознания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2016年) 出典リンク 本文へ
- [124]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1999年) 機関誌、1999年 本文へ
- [125]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1999年) 機関誌、1999年 本文へ
- [126]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 機関誌、2023年 本文へ
- [127]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2002年) 機関誌 出典リンク 本文へ
- [128]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [129]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [130]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [131]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 本文へ
- [132]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 底本は英語版 本文へ
- [133]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [134]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [135]Bukalov「個体誕生過程における情報代謝機能の形成メカニズムについて」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1996年) 出典リンク 本文へ
- [136]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1999年) 機関誌、1999年 本文へ
- [137]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [138]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 底本は英語版 本文へ
- [139]Zamanskaya『LIIタイプ記述』 原文欄は socioniko.net 収録の露語テキスト 出典リンク 本文へ
- [140]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [141]Gulenko『64の肖像』(2019) 16関係編 本文へ
- [142]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [143]アウシュラ『レイニン特性の理論』(1998) 本文へ
- [144]アウシュラ『ユング論考集』(1991)所収の書簡 底本の脚注記号[^4][^5]は省略=訳注は引用外の規約。脚注の内容はユーゴー=ESE・ロベスピエール=LII 本文へ
- [145]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第3ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [146]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第4ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [147]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「LII」』 アウシュラ資料準拠。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [148]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 16関係編 底本は英語版 本文へ
- [149]Bukalov「インタタイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2012年) 原文欄は同じ段落の後半のみ 出典リンク 本文へ
- [150]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 16関係編 底本は英語版 本文へ
- [151]Bukalov & Karpenko「学術分野としてのソシオニクス」(原題:Соционика как академическая научная дисциплина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2013年) 出典リンク 本文へ
- [152]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1984)第4篇「パーソナリティとパーソナリティタイプ」 心理学者エレナ・ドゥボヴァ宛書簡(1984年11月18日付)。機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』2005年№4(通巻No.202)に再録 本文へ
- [153]Wikisocion『「Subtypes」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [154]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第III部 本文へ
- [155]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第III部 本文へ
- [156]Wikisocion『「Subtypes」(コミュニティ編纂)』(2026) コミュニティ編纂。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [157]Gulenko『「分析家」プロファイル(Wikisocion再録)』 編集者注。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [158]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 底本は英語版 本文へ
- [159]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 底本は英語版 本文へ
- [160]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 底本は英語版 本文へ
- [161]Gulenko『64の肖像』(2019) 16タイプ編 底本は英語版 本文へ
- [162]Gulenko『64の肖像』(2019)理論編 底本は英語版 本文へ
- [163]Wikisocion『「Subtypes」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [164]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』第2篇「なぜユングを読むのは難しいか?」 執筆・初出は篇ごとに異なる編纂物(第2篇は機関誌2006年№4再録の論考) 本文へ
- [165]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [166]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [167]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [168]Karpenko「エキスパートの立場」(原題:Позиция эксперта)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1999年) 出典リンク 本文へ
- [169]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1984) 原文中の文字化け(脚注のТип行)は、誌面の型記号によるもの 本文へ
- [170]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第II部 本文へ
- [171]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第III部 本文へ
- [172]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第III部 本文へ
- [173]Yermak「ソシオニクスの理論的基盤の『美しさ』とその基礎の堅牢性について」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2004年) 機関誌、2004年 本文へ
- [174]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001)第II部 本文へ
- [175]Gulenko『異なる言語を話し、同じものを目指す—ソシオニクスとアメリカ・タイプ理論の比較』(1996) 英語論文。1996年執筆、2001年著者改訂(D. Lytov協力の改訂版から訳出)。初出媒体は確認中 本文へ
- [176]アウシュラ『ソシオニクス入門』(1998) 本文へ
- [177]アウシュラ「なぜユングを読むのは難しいか」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2006年) 機関誌、2006年 本文へ
- [178]Bukalov「個体誕生過程における情報代謝機能の形成メカニズムについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 機関誌、1996年 本文へ
- [179]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「LII」』 アウシュラ資料準拠。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [180]アウシュラ『ソシオニクス入門』(1998) 本文へ
- [181]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [182]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [183]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「LII」』 アウシュラ資料準拠。底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [184]Bukalov「個体誕生過程における情報代謝機能の形成メカニズムについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 機関誌、1996年 本文へ
- [185]Karpenko「ブカロフ・アレクサンドル・ヴァレンチノヴィチ: 科学伝記」(原題:Букалов Александр Валентинович: научная биография)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2022年) 機関誌 出典リンク 本文へ
- [186]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [187]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
- [188]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [189]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 LII章 第2ポジション 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [190]Reinin「ソシオンとその記述」(原題:Социон и его описания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2008年) 出典リンク 本文へ
- [191]Bukalov & Karpenko「学術分野としてのソシオニクス」(原題:Соционика как академическая научная дисциплина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2013年) 出典リンク 本文へ
- [192]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [193]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
