クラブNT・SF・NF・STの 4つの クラブ
16タイプを、論理/倫理と感覚/直観の2つの軸で4つのクラブに分けた図。どのクラブにも、対角にある2つのクアドラから2タイプずつが入る。
クラブは、16タイプを、論理/倫理と感覚/直観の2つの軸の組み合わせで4つに分けた区分です。研究者(直観・論理、NT)、ソーシャル(感覚・倫理、SF)、人道主義者(直観・倫理、NF)、実用主義者(感覚・論理、ST)の4つのクラブがあり、それぞれに4タイプが入ります。
名づけたのはソシオニクスの創始者のアウシュラです。のちにレイニンやグレンコ、フィラトワ、ストラティエフスカヤも論じました。同じ分野に関心をもつタイプが集まり、議論で力を出すグループという考え方です。
クラブを理解するには、次の8つのポイントがあります。
01クラブの分け方
1つ目は、クラブがどう分けられるかです。
ソシオニクスには、16タイプを4タイプずつ4つに分ける分け方がいくつかあります。よく知られたクアドラもその1つです。クラブは、クアドラとは別の軸で分けます。ソシオニクス研究者のレイニンは、クラブをこう説明しています。
別の尺度を選べば、ソシオンの別の分け方が得られ、したがって別のタイプのグループと、グループの中の別の関係の組み合わせが得られる。たとえば「論理/倫理」と「感覚/直観」の尺度を取ってみよう。その結果、よく知られ、記述もされている4つの4人組が得られる。この4人組は「クラブ」と名づけられている。
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If we choose another scale we will get another splitting of a socion, consequently other groups of types, other spectra of relationships inside of a group. Take, for example, the scales “logical - ethical” and “sensoring - intuitive”: as a result we will get the four very well known and described quadruples. These quadruples have been labeled "clubs".
上の引用にあるソシオンは、16タイプがそろった全体のことです。つまり、論理/倫理と感覚/直観の2つの軸を組み合わせると、4タイプずつの4つのクラブができるということです。分け方が変われば、グループの中の関係も変わるとされています。
4つのクラブと、そこに入るタイプを表にまとめると、次のようになります。
| クラブ | タイプ | クアドラ |
|---|---|---|
| 研究者(NT) | ILE・LII・LIE・ILI | アルファ・ガンマ |
| ソーシャル(SF) | ESE・SEI・SEE・ESI | アルファ・ガンマ |
| 人道主義者(NF) | EIE・IEI・IEE・EII | ベータ・デルタ |
| 実用主義者(ST) | LSE・SLI・SLE・LSI | ベータ・デルタ |
※どのクラブに入るタイプも、アウシュラ、レイニン、グレンコ、フィラトワ、ストラティエフスカヤの挙げる顔ぶれで一致します。
どのクラブに入るかは、そのタイプが主導機能と創造機能に持つ情報要素の種類で決まります。例えば、ILEは主導機能にNe(外向直観)、創造機能にTi(内向論理)を持つので、直観と論理の組として研究者のクラブに入ります。
また、表のとおり、どのクラブも対角にある2つのクアドラから2タイプずつでできています。例えば、研究者のクラブは、アルファのILE・LIIと、ガンマのLIE・ILIです。
02クラブの役割
2つ目は、クラブが何のためのグループかです。
同じクアドラの4タイプは、大事だと感じる情報要素が共通します。アウシュラは、クラブの役割を、クアドラと比べてこう書いています。
クラブについて分かっているのは次のことである。クアドラは人に力を与えるが、そこに完全に閉じこもりたいと思う人はいない。それも退屈で、多様さが足りず、おそらく発展のきっかけになりうるいくらかの矛盾も足りない。その役を果たすのが議論クラブである。議論クラブは、社会生活の特定の面への関心で人々を結びつける。仕事の面での成長を助け、知的な、「戦うための」道具を磨き、より良いものにするのを助ける。論理型の人はみな、それでなくてもかなり強く論理型の人に引かれ、感覚型の人は感覚型の人に引かれる、といった具合である。
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О клубах нам известно следующее. Квадры дают человеку силы, но полностью в них закрыться никто не хочет. Это тоже скучно, не хватает разнообразия, возможно, и некоторых противоречий, которые могли бы быть толчками развития. Такую роль исполняют дискуссионные клубы. Они объединяют людей по интересам к определенным сторонам социальной жизни. Они способствуют деловому росту, помогают оттачивать и совершенствовать интеллектуальные, «боевые» орудия. Всех логических и то довольно сильно тянет к логическим, сенсорных к сенсорным и т. п.
言い換えると、クアドラだけでは足りない多様さを、同じ分野への関心でつながるクラブが補うということです。クラブは、仕事の面で成長し、知的な道具を磨く場とされています。
一方、ストラティエフスカヤは、クラブのメンバーが夫婦や仕事の相手になると、付き合いの気楽さはかなり早く消えると書いています。付き合いの目的が変わり、クアドラの対立や矛盾が表に出てくるということです。
ただし、アウシュラ自身は、クラブの働きを確かめきれていませんでした。同じ節の終わりで、こう書いています。
クラブが何を与えるのか、そもそも何かを与えるのかは、まだ分からない。
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У нас, к сожалению, нет ни настоящих клубов, ни даже спокойных баров и кафе, которые в других странах превращаются в неформализованные клубы, необходимые именно для таких встреч. Их отсутствие не в меньшей мере препятствует и квадровому общению — людям негде встречаться. Всегда есть склонность встречаться за каким-либо столом. В квадре весело без алкоголя, он здесь только мешает. В клубе — тоже, пока идет обмен информацией, споры, дискуссия. Но сплотиться настолько, чтобы провернуть какое-то конкретное дело, — в клубе без алкоголя трудно. Это не квадра. Что квадра дает гармонизацию целей человека и какую именно — выводит в так называемую «четверку» или даже «пятерку» — мы знаем. Что дают клубы и дают ли, пока неизвестно.
つまり、アウシュラは、クラブが人に何をもたらすのかは、まだ分かっていないとはっきり書いています。前の引用で挙げた役割も、確かめられた結論ではなく見通しとして書かれていると読めます。
03クラブの中の関係
3つ目は、クラブの中の4タイプの関係です。
クラブの4タイプのあいだには、鏡像関係、準同一関係、消火関係の3つの関係があります。どのタイプから見ても、ほかの3人とはこの3つの関係を1つずつ結びます。
研究者のクラブで見ると、次のようになります。
| 関係 | 組 |
|---|---|
| 鏡像 | ILE・LII / ILI・LIE |
| 準同一 | ILE・LIE / LII・ILI |
| 消火 | ILE・ILI / LII・LIE |
※ほかの3つのクラブも、同じく鏡像2組・準同一2組・消火2組でできています。
鏡像は同じクアドラの中の関係で、準同一と消火は対角のクアドラとの関係です。対角のクアドラとのあいだには衝突関係や超自我関係もありますが、クラブの中には衝突関係も超自我関係も入りません。また、3つの関係はどれも対称の関係で、恩恵や監督でつながる社会的進歩リングとはこの点で異なります。
レイニンは、この関係の組み合わせから、クラブが何に向き、何に向かないかを書いています。
「クラブ」は物事を議論するのに良い場である。タイプがあまりに違い、まったく別の次元に生きているので、集まると全体像をつかめる。このグループはブレインストーミングに向いている。(中略)しかし、このグループは体を使う共同作業には向かず、この分野で一緒に働かせようとしても失敗しやすい。(中略)ある人は衝動的で、別の人は厳しい予定表どおりにしか動かない。また別の人は「日暮れから夜明けまで」働き、4人目は「夜明けから日暮れまで」働く、などである。彼らは決して意見が一致しない。このグループには一緒に働くエネルギーはないが、話すエネルギーはたくさんある。
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The formula of a "Club" is as follows: N, M, qID (neutralizing, mirror, quasi-identity). A "Club" is a good place to discuss things: the types are so different, they live in absolutely different dimensions, and so that when they come together they can capture the whole picture. This group is good at brainstorming. Everyone sees a problem in his/her own way; therefore discussion may be fruitful and lead to success. However, this group is not fit for communal physical labor, attempts to make them work together in this area a prone to failure: one has one approach, the other another approach and so on. One is impulsive, another functions only according to a strict schedule; still another one works “from dusk till dawn”, the fourth – “from dawn till dusk", and etc. They will never agree, this group has no energy to work together, but there is a lot of energy for conversation.
言い換えると、見方の違う4人なので議論では全体像をつかめますが、一緒に手を動かす仕事では働き方がそろわないということです。レイニンは、話すエネルギーと一緒に働くエネルギーを対にして、クラブの得意と不得意を書き分けています。
また、ストラティエフスカヤは、クラブの付き合いが気楽になる理由を4つ挙げています。
議論クラブでの対等で気楽な付き合いは、次のことによる。
1)目的が同じであること。人々は、休み、くつろぎ、楽しく時間を過ごすために会う。
2)関心が同じであること(ブロック化が似ていることによる)。
3)社会的な振る舞いのプログラムが似ていること(貴族主義者/民主主義者の特性にあたる)。
4)中立であること。これは、衝突の(直交する)補い合いが無いことによる。
議論クラブの中の直交するタイプどうしには、互いに取り合うものが無く、関心は(ある程度までは)どこも重ならない。そのため、クラブのどのメンバーも、自分の関心のあるどんな話題でも気楽に自由に話すことができ、その話はまわりに受け入れられる。
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Равенство и непринуждённое общение в дискуссионных клубах обусловлено: 1) общностью целей: люди встречаются для того, чтобы отдохнуть, расслабиться, приятно провести время; 2) общностью интересов (обусловленным сходством блокировок); 3) сходством программ социального поведения (соответствующим признаку аристократы — демократы) 4) НЕЙТРАЛИТЕТОМ, связанным с отсутствием конфликтного (ортогонального) дополнения. Ортогоналам в дискуссионных клубах нечего между собой делить, интересы их (до определённого предела) ни в чём не пересекаются. Поэтому каждый из членов клуба может легко и свободно говорить на любые интересующие его темы и они будут поддерживаться окружающими.
上の引用にある直交するタイプは、対角のクアドラのタイプのことです。ブロック化は、モデルAのブロックの中で、どの種類の情報要素どうしが組むかのことです。貴族主義者/民主主義者は、4つ目のポイントで扱う二分法です。つまり、対角のクアドラの相手とも、クラブの中では取り合うものがないので、どんな話題でも気楽に話せるということです。クラブの中に衝突関係が入らないことが、4つ目の理由の中立にあたります。
04民主主義/貴族主義とのつながり
4つ目は、民主主義/貴族主義とのつながりです。
4つのクラブは、16のタイプを8つずつに分けるレイニン特性のうち、民主主義/貴族主義の二分法の両側に2つずつ分かれます。研究者とソーシャルのクラブは民主主義の側、人道主義者と実用主義者のクラブは貴族主義の側です。レイニンは、これを2つの軸から3つ目の軸が出てくる形で書いています。
少し初めに戻ろう。ソシオンを「クラブ」に分け、特性XとYを見る。どのような特性Zが得られるだろうか。それはどの特性の意味にあたるだろうか。一方の極には感覚倫理型と直観論理型があり、もう一方の極には直観倫理型と感覚論理型がある。この分け方はどの特性にあたるのか。この観察で得られる第3の特性は、「貴族主義者/民主主義者」の尺度である。こうも言える。「「貴族主義者/民主主義者」と「感覚/直観」の2つの尺度を取っても、同じ「クラブ」、つまりソシオンの同じ分け方が得られる。」
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Let's go back to the beginning for a moment: divide the socion into "Clubs" and look at the criteria X and Y; what kind of Z criterion will we get? To semantics of which criterion does it correspond? On one of the poles there are sensory ethics and intuitive logicians, and on the other pole - intuitive ethics and sensory logicians. To which criterion corresponds this division? The third criterion obtained by this observation is the “aristocrats - democrats” scale. We can also say: “Let's take two scales – “aristocrats - democrats” and “sensoring - intuitive” and receive the same kind of "Clubs", i.e. the same division of a socion.”
ここでいう特性XとYは、論理/倫理と感覚/直観のことです。つまり、2つの軸でクラブに分けると、民主主義/貴族主義の軸も自動的に決まるということです。そのため、クラブの4タイプは、必ず民主主義の側か貴族主義の側のどちらかに収まります。
アウシュラは、民主主義の側のアルファとガンマ、貴族主義の側のベータとデルタの組を、オクターブと呼んでいます。アウシュラによれば、民主主義の側のタイプでは、モデルAのどのブロックでも直観は論理と、感覚は倫理と組みます。貴族主義の側では、この組み方が逆になります。
アウシュラは、それぞれのオクターブにどんなクラブがあるかを、こう書いています。
純粋な理論家が最も多いのは、疑いなく、民主主義者のオクターブの直観論理型の中である。しかし、まさにこれらのクアドラに、最も実際的で、私に言わせれば最も社会的な、つまり最も社会化された感覚倫理型のタイプもいる。
貴族主義者のオクターブにいるのは別の種類の理論家で、どちらかといえば内面の、精神の、文化の過程の理論家である。(中略)感覚論理型は、管理機構で働く人の中で最も落ち着いていて、正直で、頑固で、一貫しており、生産を組織する人である。こうして、それぞれのオクターブは、2つのブロック化だけでなく、2つの議論クラブからもできている。
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В социальной жизни представители отдельных квадр тянутся в какой-то мере к другой реализации. Несомненно, что чистых теоретиков больше всего будет в октаве демократов среди интуитивно-логических. Но именно в этих квадрах и самые практические, самые, я бы сказала, социальные, или наиболее социализированы сенсорно-этические типы. В октаве аристократов теоретики другого рода, теоретики скорее внутренних, духовных, культурных процессов. Недаром величайшим критиком литературы стал Белинский — ▼△ (ЭИЭ). А Гексли (▲▽ (ИЭЭ)) открытие нелюдима-Дарвина (▲□ (ИЛЭ)) превратил в частицу культуры всего человечества. Сенсорно-логические — самые спокойные, честные, упрямые и последовательные работники управленческого аппарата, организаторы производства. Итак — каждая октава образована не только из двух блокировок, но также из двух дискуссионных клубов.
上の引用にあるブロック化は、3つ目のポイントで見たとおり、モデルAのブロックの中でどの種類の情報要素どうしが組むかのことです。民主主義の側なら、直観と論理の組と、感覚と倫理の組の2つです。つまり、1つのオクターブには、2つの組み方に応じて2つのクラブがあるということです。
例えば、民主主義の側には、理論家の多い研究者のクラブと、社会になじんだソーシャルのクラブがあります。貴族主義の側の理論家は、内面や文化を扱う理論家として、民主主義の側の理論家と分けて書かれています。
05研究者ごとの呼び名
5つ目は、研究者ごとの呼び名の違いです。
クラブには、研究者ごとに別の呼び名が付いています。主な呼び名を並べると、次のようになります。
- 研究者(NT): アウシュラは理論家、フィラトワは研究者、グレンコは科学者
- ソーシャル(SF): アウシュラは実務家・社交家、フィラトワとグレンコは社交家
- 人道主義者(NF): アウシュラは芸術家・人文家、フィラトワとグレンコは人文家
- 実用主義者(ST): アウシュラは技術者・管理者、フィラトワは実務家、グレンコは管理者
※ストラティエフスカヤは、研究者のクラブを同じく研究者、実用主義者のクラブを管理者と呼び、ほかの2つはフィラトワと同じ呼び名です。レイニンは、理論家、仕事、芸術、テクノクラートの「クラブ」と呼んでいます。
表のとおり、同じ「実務家」の語が、アウシュラではソーシャルのクラブ、フィラトワでは実用主義者のクラブを指します。呼び名だけで話すと取り違えが起きるので、どのクラブかは二分法の組み合わせで確かめるとはっきりします。
フィラトワは、4つの呼び名の由来を、こう書いています。
I 論理と感覚が強い。このような人は実際の生活で自信をもっていられるので、実務家という名前がついた。
II 論理と直観が強い。これは哲学者や学者、あらゆる研究にたずさわる人にぜひとも必要な性質なので、このグループの名前は研究者である。
III 倫理と感覚が強い。(中略)ほかの人の必要に気持ちで応え、具体的な感覚の面での手助けをすることができる。これが社交家である。
IV 最後に、強い倫理と強い直観をもつ人は、上に挙げたグループのうちで最も現実から離れていて、空想や詩、音楽、文学の創作を好む。彼らには人文家という名前がついた。
ソシオニクスでは、この4つのグループを「クラブ」と呼ぶ。人はクラブには関心で集まるのが明らかだからである。
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Мы получили, таким образом, четыре области, в каждой из которых представлены два наиболее сильных полюса наших шкал: I — сильны логика и сенсорика, такие люди чувствуют себя уверенно в практической жизни, почему и получили название ПРАКТИКИ. II — сильны логика и интуиция, качества, совершенно необходимые для философов, ученых, тех, кто занимается любыми исследованиями, поэтому название этой группы — ИССЛЕДОВАТЕЛИ. III — сильны этика и сенсорика, представители этих ведущих сторон психики способны эмоционально откликнуться на чужие потребности и оказать конкретную сенсорную помощь, это — СОЦИАЛЫ. IV — наконец, обладатели сильной этики и сильной интуиции — наиболее из всех перечисленных выше групп оторваны от реальности, склонны к фантазиям, поэзии, музыке, литературному творчеству. Они получили название ГУМАНИТАРИИ. В соционике эти четыре группы названы «клубы», поскольку очевидно, что в клубы люди собираются по интересам. Наличие же одинаковых ведущих функций и обеспечивает одинаковость как интересов, так и возможностей.
つまり、フィラトワの呼び名は、強い2つの側が、実際の生活、研究、人の手助け、創作のどれに向くかから付けられているということです。クラブという名前も、人は関心でクラブに集まることから来ています。
また、ストラティエフスカヤは、4つのクラブがそれぞれ何を優先するかを、こう書いています。
「研究者」(論理・直観)の特徴は、知的な自己改善をほかの何よりも優先することである。
「社交家」(倫理・感覚)は、社会と倫理の面での改善(まわりの環境を、自然の面でも心理の面でも心地よく整えること)をほかの何よりも優先する(「何より大事なのは家の中の天気〔家庭の雰囲気〕…」)。
「管理者」(論理・感覚)は、社会と法の面での自己実現(まわりの環境の管理と、社会と法の面での秩序)をほかの何よりも優先する。
「人文家」(倫理・直観)は、精神面の(創作と知性の面での)自己改善をほかの何よりも優先する。
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Наряду с разделением ПО ИНТЕРЕСАМ, определяющим специфику клубов, можно провести разделение: • ПО СИСТЕМЕ СОЦИАЛЬНЫХ ПРЕФЕРЕНЦИЙ, выражаемых в успешной профессиональной, социальной, творческой самореализации, а также • ПО СИСТЕМЕ ВРОЖДЁННЫХ ПРИОРИТЕТОВ, обусловленных областью врождённого профессионализма, связанной с доминированием аспектов "ведущих" ("сильных") блоков — уровней ЭГО и ИД; В этой связи: 1. "ИССЛЕДОВАТЕЛЕЙ" (ЛОГИКА - ИНТУИЦИЯ) отличает приоритет интеллектуального самосовершенствования над всем остальным; 2. "СОЦИАЛОВ" (ЭТИКА - СЕНСОРИКА) — приоритет социально-этического совершенствования (экологически и психологически благоприятного упорядочения окружающей среды ) над всем остальным ("Важней всего погода в доме …"); 3. "УПРАВЛЕНЦЫ" (ЛОГИКА - СЕНСОРИКА) — приоритет социально правовой самореализации над всем остальным (контроль и социально-правовая упорядоченность окружающей среды); 4. "ГУМАНИТАРИИ" (ЭТИКА - ИНТУИЦИЯ) — приоритет духовного (творческого и интеллектуального) самосовершенствования над всем остальным.
言い換えると、研究者は知性、社交家はまわりの心地よさ、管理者は社会の秩序、人文家は精神の面での成長を、ほかの何よりも優先するということです。呼び名は研究者ごとに違っても、4つの区分の中身は大きくは変わらないと読めます。
06グレンコの職業的態度
6つ目は、グレンコの職業的態度です。
グレンコは、同じ4つの区分を職業的態度と呼び、職業の向きを考えるために使っています。グレンコは、職業的態度をこう定義しています。
職業的態度とは、タイプが自分の社会的な使命を果たす分野に向かう向きを示す4人組のことである。職業的態度は、最初に学ぶよう勧められるソシオニクスのグループの1つである。タイプをもつ人に、職業で自分を生かす道を探すときの主な方向を示すからである。
職業的態度の4つのグループは、ユングの対「論理/倫理」(人に向くか、客観的で人によらない要因に向くかの度合い)と「感覚/直観」(活動の産物がどれだけ物として形になるかの度合い)を組み合わせてできる。
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Под установками на вид деятельности понимаются кватернионы, которые указывают направленность социотипов на область выполнения своей социальной миссии. Установки на вид деятельности относятся к разряду первых рекомендуемых к изучению соционических групп, постольку подсказывают человеку — носителю типа главное направление для поиска профессиональной реализации. Четыре группы установок на вид деятельности образуются при помощи комбинации юнговских полярностей «логика — этика» (степень ориентации на людей или на объективный, неличностный фактор) и «сенсорика — интуиция» (степень материальной воплощённости продуктов деятельности). В образовании данных групп участвует и третья полярность — «аристократизм — демократизм». Однако подробно данные признаки принято раскрывать при рассмотрении других важных групп — квадр. Поэтому в рамках данного вопроса ограничимся лишь двумя юнговскими полярностями.
言い換えると、グレンコは2つの軸を、仕事の相手が人か物事かと、成果が物として形になるかどうかとして読んでいるということです。そのうえで、職業的態度を職業を探すときの手がかりにしています。
また、グレンコは、4つの態度をそれぞれ「重い」と「軽い」の2タイプずつに分けています。
| 態度 | 重い | 軽い |
|---|---|---|
| 管理者(ST) | SLE・LSI | SLI・LSE |
| 社交家(SF) | SEE・ESI | SEI・ESE |
| 人文家(NF) | IEE・EII | IEI・EIE |
| 科学者(NT) | ILE・LII | ILI・LIE |
※グレンコの4つの態度の記述から、重い・軽いのタイプを抜き出したものです。管理者は実用主義者、社交家はソーシャル、人文家は人道主義者、科学者は研究者のクラブです。
重い・軽いの2タイプは、どちらも同じクアドラの鏡像の組です。例えば、重い科学者のILE・LIIはアルファ、軽い科学者のILI・LIEはガンマの鏡像の組です。
グレンコは、科学者の態度の重い・軽いを、こう書いています。
科学者には、直観論理型と論理直観型のタイプが入る。彼らの使命は、まわりの世界を、客観的で再現できる方法によって、理論と実験の両面から研究することにある。
重い科学者(ILE と LII)は、根本的な科学の問題を研究する最良の研究者である。根本的な科学の研究は、よく知られているように、すぐにはお金の見返りを生まない。彼らが知ろうとする主な動機は好奇心である。
軽い科学者(ILI と LIE)は、応用の科学者である。応用の科学は、自分で元を取ることができる。彼らを動かすのは、科学の発見や発明を利益になるように使うという動機である。
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4. Научно-исследовательская установка Её также принято называть сайентистской (от английского «science» — наука). К сайентистам относятся интуитивно-логические и логико-интуитивные типы, чья миссия заключается в научно-теоретическом и экспериментальном исследовании окружающего мира объективными, воспроизводимыми методами. Тяжёлые сайентисты (Искатель и Аналитик) — это лучшие исследователи фундаментальных научных проблем. Фундаментальные научные разработки, как известно, не дают быстрой финансовой отдачи. Их главный познавательный стимул — любопытство. Лёгкие сайентисты (Критик и Предприниматель) — это прикладные учёные. Прикладная наука способна окупить себя. Ими движет стимул выгодного использования научных открытий и изобретений.
つまり、重い科学者は好奇心で根本の問題を研究し、軽い科学者は発見を利益につなげる応用の研究をするということです。
ほかの態度も、同じように2つに分けられています。グレンコは、重い管理者は力による中央集権的な管理、軽い管理者は地域に分散した自律的な管理を得意とすると書いています。また、重い社交家は対立の鋭い社会で、軽い社交家は競争の厳しくない社会で力を発揮するとしています。人文家では、重い側は動きにくい心の問題や偏見を、軽い側は変わりやすい心の状態を扱うのが得意とされています。
グレンコは、重い・軽いの決め方を職業的態度の記事では書いていません。サイトの二分法で見ると、重い8タイプはどれも静的/動的の静的の側、軽い8タイプは動的の側に入る、と整理することもできます。
07構えと集団づくり
7つ目は、職業的態度を集団づくりにどう使うかです。
グレンコは、成果を出すのは、課題が属する態度の人が中心にいる集団だと書いたうえで、こう続けています。
しかし、集団はしばしば、別々の態度の境にある課題に出会う。たとえば、よく売るには、社交家と人文家の力を合わせること(新しい商品を市場に出すとき)や、社交家と管理者の力を合わせること(サービスの提供)が要ることがある。(中略)
ここから、人はしばしば隣の態度で働かなければならないことになる。この場合、いわゆる準双対の方向へのずれによって適応が起こる。
たとえば、管理の場にいる ILI は SLE にならった振る舞いを身につけやすく、技術の場にいる ILE は SLI の方へずれ、管理の分野にいる ESI は LSE を思わせる性質を身につける、などである。
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Установки на вид деятельности находят широкое применение в социоанализе для оценки рабочего коллектива по критерию результативности. Результативной в условиях конкурентной среды окажется лишь та группа, ключевые участники которой являются представителями установки, в пределах которой лежит решаемая группой задача. Однако нередко коллектив сталкивается с задачей, лежащей на стыке разных установок. Например, эффективные продажи могут потребовать сочетания усилий социалов и гуманитариев (выведение на рынок новых товаров) или социалов и управленцев (сервисное обслуживание). Как свидетельствует практика, узкоспециализированный подход к построению команд неэффективен. Обычно мы имеем дело со стыком установок, когда вместе работают управленцы и социалы, гуманитарии и сайентисты (как в нынешней соционике) и т.д. В этом случае выстраиваются приоритеты и задаются те или иные пропорции установок в комплексной команде. Отсюда следует, что человеку нередко приходится работать в смежной установке. В этом случае происходит адаптация посредством так называемого полудуального смещения. Например, Критик в управленческой среде склонен вырабатывать поведение по образцу Маршала, Искатель в технике смещается в сторону Мастера, Хранитель в управленческой сфере вырабатывает качества, напоминающие Администратора и т.п.
上の引用にある準双対の方向へのずれは、自分と準双対関係にあるタイプに似た振る舞いを身につけることです。例えば、ILIとSLEは準双対の組で、SLEは管理者の態度に入ります。つまり、隣の態度の仕事をする人は、その態度にいる準双対の相手のやり方を身につけて合わせるということです。
さらに、グレンコは、社会の中で4つの態度の役割が順に入れ替わるとも書いています。
クアドラの交替の法則と同じように、またそれと並んで、態度の交替の法則がはたらく。この法則によれば、社会では態度の役割が避けられない周期で変わる。前の態度は自分の課題を果たすと、次の態度に場所をゆずる。(中略)その順番は次のとおりである。
科学者 → 管理者 → 社交家 → 人文家 → 新しい科学者、など。
すると、次のような姿になる。科学の研究が技術の進歩をもたらす。次にその影響で、社会の作り直しが起こる。社会が変わった結果、新しい人間が現れる。新しい能力が現れると新しい科学の発見が生まれ、それがまた生産に取り入れられ、周期がふたたび続く。
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Аналогично и параллельно закону сменяемости квадр действует закон сменяемости установок. В нём утверждается, что в обществе происходит неизбежное циклическое изменение роли установок, при котором предшествующая установка, выполнив свою задачу, уступает место установке последующей, открывающей новый, закономерно вытекающий из предыдущего этап в развитии общества. Вот эта последовательность: Сайентисты -> Управленцы -> Социалы -> Гуманитарии -> новые Сайентисты и т.д. Получаем следующую картину. Научные разработки ведут к техническому прогрессу. Затем под его воздействием происходит социальное переустройство общества. В результате социальных преобразований появляется новый человек. Проявление новых способностей приводит к новым научным открытиям, которые опять внедряются в производство и цикл продолжается вновь.
つまり、科学の発見から技術の進歩と社会の作り直しを経て新しい人間が現れ、また新しい発見に戻るという順番です。グレンコは、これをクアドラの交替と並ぶ法則としています。
08クラブの成り立ち
8つ目は、クラブの成り立ちです。
クラブを名づけたのはアウシュラです。1983年に書いた直観論理外向型(ILE)の特性記述の中で、ILEが作る関心のグループにふれ、こう書いています。
興味深いことに、ドン・キホーテ〔ILE〕が関心でつながる人々のグループを作ると、そのグループが最もよく表すのは、直観論理型と論理直観型のすべての人の関心である。(中略)ほかのすべての人の参加は、たいてい多かれ少なかれ一時的なもので、彼らは客として話を聞いているように感じている。(中略)
注記。4つの情報代謝タイプからなるこのようなまとまりは、おそらくクラブ群と呼ぶことになるだろう。16の情報代謝タイプから4つのクラブ群、つまり関心でつながるグループができる。上に挙げたもののほかに、直観と倫理のタイプすべて、感覚と論理のタイプすべて、感覚と倫理のタイプすべてが、このようなグループを作る。
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Интересно отметить, что когда Дон Кихот организует группу людей по интересам, то больше всего она выражает интересы всех интуитивно-логических и логико-интуитивных. Как экстратимов, так и интротимов. Участие всех других носит, как правило, более или менее эпизодический характер: они чувствуют себя как бы гостями-слушателями, тогда как для всех четырех интуитивных типов: ИНТУИТИВНО-ЛОГИЧЕСКОГО (▲□) и ЛОГИКО-ИНТУИТИВНОГО ЭКСТРАТИМОВ (■△), ИНТУИТИВНО-ЛОГИЧЕСКОГО (△■) и ЛОГИКО-ИНТУИТИВНОГО ИНТРОТИМОВ (□▲) она становится натуральным прибежищем. Примечание. Такое образование из четырех типов ИМ, наверное, придется назвать клубной группой. Из 16 типов ИМ образуются четыре клубные группы, то есть группы по интересам. Кроме вышеупомянутой, такую группу образуют все интуитивно-этические, все сенсорно-логические и все сенсорно-этические.
上の引用にあるクラブ群が、のちのクラブです。つまり、ILEの作るグループには研究者のクラブの4タイプの関心が表れ、ほかのタイプは客として話を聞く側になるということです。この文章は、1997年に機関誌に載りました。
アウシュラは、1985年に書いた「レイニン特性理論」で、この4つのまとまりを議論クラブと呼び、2つのオクターブに2つずつ置きました。レイニンは、16タイプを2つの特性で4タイプずつに分ける35通りの分け方の1つとしてクラブを位置づけ、中の関係を鏡像・準同一・消火の組として示しました。この分け方の全体は、小集団のページで扱っています。
その後、2001年にフィラトワが実務家・研究者・社交家・人文家と呼び、2009年にストラティエフスカヤが議論クラブを民主主義/貴族主義と結びつけて論じました。グレンコは、同じ区分を職業の向きに使い、重い・軽いの2タイプずつに分けました。
このように、クラブは、同じ分野に関心をもつ4タイプが、対角のクアドラをまたいで集まるグループです。クアドラが大事だと感じる情報要素でまとまるのに対し、クラブは関心の近さでまとまる区分と考えることもできます。
09引用索引
- [1]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Соционика: Типология. Малые группы、2010年)第8講「クラブ」 本文へ
- [2]アウシュラ「レイニン特性理論」(原題:Теория признаков Рейнина. Очерк по соционике)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(連載第6部)(1998年) 本文へ
- [3]アウシュラ「レイニン特性理論」(原題:Теория признаков Рейнина. Очерк по соционике)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(連載第6部)(1998年) 本文へ
- [4]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Соционика: Типология. Малые группы、2010年)第8講「クラブ」 本文へ
- [5]Stratiyevskaya『議論クラブ』(原題:Дискуссионные клубы、2009年)本人のブログ 本文へ
- [6]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Соционика: Типология. Малые группы、2010年)第8講「クラブ」 本文へ
- [7]アウシュラ「レイニン特性理論」(原題:Теория признаков Рейнина. Очерк по соционике)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(連載第6部)(1998年) 本文へ
- [8]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第1部第3章「クラブ」 本文へ
- [9]Stratiyevskaya『議論クラブ』(原題:Дискуссионные клубы、2009年)本人のブログ 本文へ
- [10]Gulenko『活動の種類への構え』(原題:Установки на вид деятельности、刊年不詳)人文ソシオニクス学派の公式サイトの記事 本文へ
- [11]Gulenko『活動の種類への構え』(原題:Установки на вид деятельности、刊年不詳)人文ソシオニクス学派の公式サイトの記事 本文へ
- [12]Gulenko『活動の種類への構え』(原題:Установки на вид деятельности、刊年不詳)人文ソシオニクス学派の公式サイトの記事 本文へ
- [13]Gulenko『活動の種類への構え』(原題:Установки на вид деятельности、刊年不詳)人文ソシオニクス学派の公式サイトの記事 本文へ
- [14]アウシュラ「直観論理外向型の特性記述」(原題:Характеристика интуитивно-логического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(1997年) 本文へ
