モデルGグレンコの エネルギーの モデル
8つの機能を、社会使命・社会適応・創造的な自己実現・インフレーションの4つのブロックに2つずつ置いたグレンコのモデル。インフレーションは、力を入れるほどエネルギーを使い果たしやすいブロック。それぞれの位置に、主導的/追従的、持続可能/持続不能と、エネルギーの多さが決まっている。
モデルGは、タイプの中でエネルギーがどう使われるかを、8つの位置で表したモデルです。モデルAが情報の受け取り方と処理のしかたを表すのに対して、モデルGは、どの機能にエネルギーが多く使われ、どこで尽きやすいかを表します。
考えたのはソシオニクス研究者のグレンコで、本人の学派である人道主義ソシオニクス(Humanitarian Socionics)で使われています。モデルAをなくすのではなく、モデルAを補うためのモデルとされています。
モデルGを理解するには、次の8つのポイントがあります。
01モデルGとは何か
1つ目は、モデルGが何を表すモデルかです。
グレンコは、モデルGをこう定義しています。
モデルG ― 数十年前にヴィクトル・グレンコが考案し、人道主義ソシオニクス学派が打ち出しているモデル。モデルGは、タイプが周囲と接するなかで、タイプの内側でエネルギーの面に起こる質の変化を描く。
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Model G — coined by Victor Gulenko decades ago and represented by the Humanitarian Socionics School, Model G depicts the qualitative changes of energy aspect inside of sociotype in the process of contact with the surrounding.
言い換えると、モデルGは、人が周りと関わるときに、その人の中でエネルギーがどう変わるかを表すモデルです。
また、グレンコは、モデルGの中の位置についてこう書いています。
モデルの中の機能の場所 ― モデルGの構造の中の場所で、機能がその場所に応じて表す、ほかにない性質と特徴の組み合わせを記述する。
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Function place in the model — the place in the Model G structure, describing a unique set of properties and features the function manifests according to this place.
つまり、モデルAと同じように、機能はどの位置に入るかで性質が変わるという考え方です。ただし、モデルGの位置は、モデルAの位置とは番号の振り方も意味も違います。
02モデルGを作った理由
2つ目は、グレンコがモデルGを作った理由です。
グレンコは、エネルギーのモデルが要る理由をこう書いています。
エネルギーモデルはなぜ作られたのか。今のソシオニクスは、エネルギーと情報の過程をモデルにすることを中心に置くべきである。つまり、エネルギーがどのように情報を、すなわち新しい秩序、価値のある経験、実際に確かめられた知識を生み出すかである。どれほど確かな知識(情報の備え)でも、使われなければ価値がない。使い始めるには、エネルギーが要る。情報を運ぶ言葉で人や人の集まりに働きかけても、エネルギーが生み出されなければ効果がない。つまり、人を興奮させるか、興味を持たせる(より高いエネルギーの水準へ移す)ことも必要になる。
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Why was the energy model developed? The focus of modern socionics should be modeling energy-information processes: how energy generates information — a new order, valuable experience, or proven knowledge in practice. After all, knowledge (information armament), even the most reliable, without the application, is worthless. In order to start using it, you need energy. The impact of a word as a carrier of information on a person or a group of people is ineffective unless energy is produced. That is, there is also need to excite or interest a person (to transfer to a higher energy level). Practicing psychologists, PR specialists and political technologists have known this for a long time: the energy of the psyche begins to come to the fore.
言い換えると、知っていることも、使うためのエネルギーがなければ役に立たないということです。人に何かを伝えるときも、内容だけでなく、相手に興味を持たせることが要るとしています。
そのうえで、モデルAとの関係を次のように書いています。
ソシオニクスの対象のエネルギーモデルは、モデルAをなくすものではなく、モデルAを補って、エネルギー情報代謝(EIM)の1つのモデルにするものである。エネルギーモデルは、タイプが周囲の現実と関わるなかで、タイプの内側で起こるエネルギーの質の変化を記述する。
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Proceeding from such considerations, an energy model of the psyche has been developed as more closely matching the criterion of optimal vital activity in the material world. The energy model of a socionic object does not abolish Model A, but complements it to a unified model of energy-information metabolism (EIM). It describes qualitative energy transformations within the sociotype in the process of interaction with the surrounding reality.
つまり、モデルAが情報の面を、モデルGがエネルギーの面を受け持ち、2つを合わせて1つのタイプを表すという位置づけです。
03社会の中で働く2つのブロック
3つ目は、外に向かう2つのブロックです。
ここからの位置の番号と名前は、モデルGのものです。モデルAの同じ番号や同じ名前とは、別の位置を指します。
モデルGの8つの位置は、2つずつ4つのブロックに分かれます。最初の2つのブロックは、遠距離のコミュニケーション、つまり社会の中で働くブロックです。グレンコは、1つ目のブロックをこう書いています。
エネルギーモデルは4つのブロックからなる。
I. 社会使命ブロック
いちばん強いブロックで、人はこのブロックによって、社会の中で(遠距離のコミュニケーションで)自信をもって自分を発揮する。このブロックを使って、そのタイプの人は、複雑な課題を自分の力で、最大の効率で、いつも解くことができる。(中略)このリーダーシップのブロックには、次の特徴がある。
管理 ― 主導的、持続可能、外的。チームの「船長」で、決定を下し、資源を割り振る機能。報酬によって管理する。
創造 ― 主導的、持続不能、外的。タイプの使命を実行に移し、その場の条件を考えに入れて(いちばん十分に考えに入れて)取り入れる。管理からエネルギーを得る。
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The energy model consists of four blocks: I. Block of social mission The strongest block by which a person confidently realizes himself in the society (at a remote communicative distance). With the help of this block, the sociotype carrier can regularly solve the complex tasks using his own capabilities with the maximum efficiency. From the point of view of society, a social mission is an extremely concise instruction that describes in detail the social expectations to the carrier of a particular sociotype; that is, what (purpose) and how (means) he must do things throughout his life in society. The block of leadership is characterized by the following: 1. Command function — leading, stable, external. « Captain » of the team, the function of decision-making and resource allocation. Manages through rewards. 2. Realization (creative) function — leading, unstable, external. It implements a mission of the type, introduces it by taking into account local conditions (most fully takes them into account). Acquires energy from the command function.
言い換えると、社会使命ブロックは、社会の中で自信を持って難しい課題を解くブロックです。1番の管理が決めて、2番の創造がその場の条件に合わせて実行します。モデルGの2番の創造は、モデルAの創造機能(2番)ではなく、実演機能(8番)にあたる情報要素が入る位置です。
2つ目のブロックは、こう書かれています。
II. 社会適応ブロック
このブロックによって、そのタイプの人は社会の条件に適応する。この生き残りのブロックは、創造的な努力の要らない決まった課題を解くように、よく鍛えられる。
役割 ― 追従的、持続可能、外的。社会の規範に沿って、意識して鍛えられる。外からの補給がないと、この機能の活動はかなり早く落ちる。
ランチャー ― 追従的、持続不能、外的。活動を速め(刷り込みの点、つまりプログラムが一押しで組み込まれる点)、タイプを社会的に意味のある行動の実行へ送り出す。近距離では、活性化の効果が逆になる。
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II. Block of social adaptation With the help of this block, the carrier of the sociotype adapts to social conditions. The survival block is well trained to solve regular tasks that don't require creative efforts: 3. Role function — driven, stable, external. Consciously trained according to social norms. In the absence of external feeding, the activity of this function decreases rather quickly. 4. Triggering (igniting) — driven, unstable, external. Accelerates the activity (the point of imprinting — bookmarking of programs by impulse), launches the sociotype for the implementation of socially significant actions. At close distance, the effect of activation will become the opposite.
つまり、社会適応ブロックは、決まった課題をこなして社会に合わせるためのブロックです。3番の役割は意識して鍛える機能で、4番のランチャーは、一押しされると動き出すきっかけになる機能とされています。ただし、近距離では、4番の活性化の効果が逆になるとグレンコは書いています。
04身近な場で働く2つのブロック
4つ目は、身近な場で働く2つのブロックです。
残りの2つのブロックは、近距離のコミュニケーション、つまり身近な人とのあいだで働きます。グレンコは、3つ目のブロックをこう書いています。
III. 創造的な自己実現ブロック
このブロックで、そのタイプの人は、近距離のコミュニケーションで、自分のものと考える縄張りの中で、創造的に自分を表す。複雑で型にはまらない課題を、その場の思いつきで(ただしいつもではなく)解くことができる。このブロックでの行動は見せるためのもので、周りの人による評価(あるいは反応を引き出すこと)に向けられている。これは個人の自己主張のブロックである。
実証 ― 主導的、持続不能、内的。その場の条件に逆らって実行すること。見ている人の注意を引く、不意の衝動による行動。
操作 ― 追従的、持続可能、内的。行動の型や習慣を長く覚えておく。エネルギーの補給を受ける位置で(周りから補給を受ける必要がある)、このタイプを穏やかに導くやり方を決める。
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III. Block of creative self-realization On this block, the carrier of the sociotype creatively manifests himself at a close communicative distance in a territory that he considers his own. He is able to spontaneously (but not regularly) solve complex non-standard tasks. Actions on the block are demonstrative, aimed at assessing others (or provoking a reaction). This is the block of personal self-affirmation: 5. Demonstrative — leading, unstable, internal. The implementation, in contrast to local conditions; a sudden-impulse action, which attracts the attention of observers. 6. Dual function — driven, stable, internal. Long-term memorization of behavior patterns, habits. The energy feed position (needs feed taken from the environment) sets the smooth way in which the given type can be controlled.
言い換えると、創造的な自己実現ブロックは、身近な場で、周りに見せるために自分を表すブロックです。5番の実証は思いつきで目立つ動きをし、6番の操作は周りから補給を受ける位置とされています。
4つ目のブロックは、こう書かれています。
IV. 問題(インフレーション)ブロック
これはいちばん弱いブロックで、このブロックでの行動は多くの努力を要し、たいていは成功しない。このブロックで積極的に動くと、インフレーションが起こる。システムがあふれてエネルギーが噴き出すまで、より多くのエネルギーが使われていき(ふくらんで割れたシャボン玉にたとえられる)、その結果、システムのエネルギーが尽きる(行動は最小の効率でおこなわれる)。
ブレーキ ― 追従的、持続不能、内的。受け取ったことの結果として起こるブレーキ。エネルギーを失う点で、結果がいちばんその場に合わず、負荷への抵抗がいちばん大きい。
統制 ― 主導的、持続可能、内的。制限による管理。最小抵抗点で、いちばん問題の多い位置(言うこととすることが食い違う問題、つまり「分かっているが、できない」)。身近な周りで起きていることを管理し、支配し、自分の意見を押しつけるが、そのタイプの人自身は、この機能で行動しようとはしない。
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IV. Problematic (inflation) block This is the weakest block, as the actions on it require a lot of effort and are usually not crowned with success. With active actions on this block, inflation occurs; more and more energy is expended until the system overflows and energy splash occurs (it can be compared with a blown and burst soap bubble), as a result of which the energy of the system is depleted (actions are carried out with minimal efficiency). 7. Brake — driven, unstable, internal. Braking as a result of perception. The point of energy loss, the least adequate result, the greatest resistance to loads. 8. Controlling — leading, stable, internal. Control through restriction. The point of least resistance, the most problematic position (the problem of the divergence of words and deeds is "I know, but I cannot."). It controls what is happening in a close environment, dominates, imposes its own opinion, but the carrier of the sociotype is not inclined to actions through this function.
つまり、インフレーションブロックは、力を入れるほどエネルギーを使い果たしやすいブロックです。7番のブレーキは、受け取ったことの結果として止まり、エネルギーを失う位置です。8番の統制は、周りには口を出すのに自分ではその機能で動かない、「分かっているが、できない」位置とされています。
引用にある最小抵抗点は、モデルAでは4番の脆弱機能を指す語です。モデルGでは、8番の統制をこの語で呼んでいます。
4つのブロックと8つの位置をまとめると、次のようになります。
| 位置 | ブロック | 特徴 |
|---|---|---|
| 1 管理 | 社会使命 | 主導的・持続可能・外的 |
| 2 創造 | 社会使命 | 主導的・持続不能・外的 |
| 3 役割 | 社会適応 | 追従的・持続可能・外的 |
| 4 ランチャー | 社会適応 | 追従的・持続不能・外的 |
| 5 実証 | 創造的な自己実現 | 主導的・持続不能・内的 |
| 6 操作 | 創造的な自己実現 | 追従的・持続可能・内的 |
| 7 ブレーキ | インフレーション | 追従的・持続不能・内的 |
| 8 統制 | インフレーション | 主導的・持続可能・内的 |
※主導的/追従的・持続可能/持続不能・外的/内的の組み合わせは、8つの位置で1つも重なりません。
05位置ごとのエネルギー
5つ目は、位置ごとのエネルギーの多さです。
グレンコは、8つの位置にエネルギーがどう配られるかをこう書いています。
モデルの機能のあいだでのエネルギーの配分。
管理(1)と実証(5) ― 最大エネルギー。エネルギーの面で強い機能で、ソシオニクスの対象が使うエネルギー全体の大半を占める。
創造(2)と操作(6) ― 適度なエネルギー。目の前の課題を解くのに要るだけのエネルギーをとる機能。
役割(3)とブレーキ(7) ― 低エネルギー。ソシオニクスの対象の働きを、低いエネルギーの水準で支える機能。
ランチャー(4)と統制(8) ― 最低エネルギー。残ったエネルギーを、いちばん差し迫ったときにだけ、引きつるように使う機能。
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The distribution of energy between the functions of the sociomodel: Command (1) and Demonstrative (5) — Energomaximum functions are energetically strong, possess the lion's share of the total energy consumption of the socionic object; Realization/creative (2) and Dual (6) — Energooptimum functions that take as much energy as needed to solve the current task; Role (3) and Brake (7) — Energominimum functions that support the functioning of the socionic object at the lower energy level; Triggering/igniting (4) and Controlling (8) — Energopessimum — functions convulsively spending the residual energy only in the most extreme case.
言い換えると、エネルギーの多さは4段階で、外的な位置とそれに対応する内的な位置が同じ段階になるということです。1番と5番がいちばん多く、4番と8番は差し迫ったときにだけ使われます。
06モデルAとの対応
6つ目は、モデルAとの対応です。
モデルGの位置に入る情報要素は、モデルAの位置に入る情報要素と、決まった対応があります。グレンコが『64の肖像』で16タイプそれぞれに書いた8つの機能を、モデルAの配置と照らすと、16タイプすべてで次の対応になります。
| モデルG | 同じ要素が入るモデルAの位置 |
|---|---|
| 1 管理 | 主導(1番) |
| 2 創造 | 実演(8番) |
| 3 役割 | 規範(3番) |
| 4 ランチャー | 動員(6番) |
| 5 実証 | 創造(2番) |
| 6 操作 | 暗示(5番) |
| 7 ブレーキ | 脆弱(4番) |
| 8 統制 | 観察(7番) |
※この表は、同じタイプのその位置にどの情報要素が入るかの対応です。位置の意味が同じだということではありません。
上の表で、モデルGの社会使命ブロックには、モデルAの主導機能と実演機能の要素が入ります。モデルAで自我ブロックに一緒に入る主導機能と創造機能の要素は、モデルGでは別のブロックに分かれます。
モデルGの外的/内的の分け方は、グレンコが1998年の論文で書いた、モデルAのメンタルリングとバイタルリングの見方とつながっています。
メンタルリングはその人の戦略を練り、バイタルリングはそれを日々の実行に移す。つまり戦術を受け持つ。その人の活動の範囲は、半径で区切られることになる。遠距離のコミュニケーションで、社会の中で新しい人と付き合うときは、その人の中心にあたるメンタルリングの働きが勝つ。近距離のコミュニケーションでは、その人の中心は見えにくい。働き出すのはバイタルリングで、これは外側の殻であり、身近でよく知っている人とのエネルギーと情報のやりとりは、これを通しておこなわれる。
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Таким образом, ментальное кольцо разрабатывает стратегию личности, а витальное кольцо принимает ее к повседневному исполнению, т. е. отвечает за тактику. Сфера деятельности личности оказывается ограниченной по радиусу. На далеких коммуникативных дистанциях, когда человек общается в социуме, с новыми людьми, доминирует работа ментального кольца — ядра личности. На близких коммуникативных дистанциях ядро личности просматривается с трудом. В действие вступает витальное кольцо, внешняя оболочка, через которую осуществляется энерго-информационный обмен с близкими, хорошо знакомыми людьми.
言い換えると、遠距離ではメンタルリングが、近距離ではバイタルリングが前に出るということです。モデルGでは、遠距離で働く1〜4番を外的、近距離で働く5〜8番を内的としています。
07ILEの例
7つ目は、タイプの例です。
グレンコは『64の肖像』で、16タイプそれぞれの8つの機能を、モデルGの位置ごとに書いています。たとえばILEの1番の管理は、こう書かれています。
- 管理 +I(Ne) ― 可能性の直観
新しい考えや計画の見込みを見て取るのが得意である。何か独自のものが見つかることを期待して、世の中のあらゆることに関心を持つが、見込みがないと分かった考えはすぐに捨てて、新しいものへ移る。関心は多方面にわたる。趣味が本業と関係ないことも多い。
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I. Command Function +1 — Opportunity Intuition He is strong in seeing the promise of new ideas and projects. He is interested in all in the world in the hope of finding something unique, but he quickly abandons ideas that turn out to be unpromising and switches to something new. He has a variety of interests. Often, his hobbies are not related to his main job. He strives to collect all the discoveries and innovations on the issue of interest to him while generating bold, alternative ideas on any issue that only he has to face. Routine and tradition are intolerable. If he is forced to do a job or project that does not involve him, he will give it a completely new turn. He is able to offer a large variety of applications to inventions or discoveries. He is persistent and expansive in the dissemination of his own developments. To ignite an idea, he must make it "his."
上の引用にある「+I」は、グレンコの書き方で、符号が+のNe(外向直観)のことです。グレンコは、同じ情報要素の現れ方を+と−の2つに分け、情報要素に符号を付けて書きます。言い換えると、ILEは、新しい見込みを見つけることにいちばんエネルギーを使い、その力で社会の中で自分を発揮するということです。
ILEの8番の統制は、こう書かれています。
- 統制 −T(Ni) ― 時間の直観
ILEは、使える時間をいつも気にしている。ほかの人をせかすが、自分の時間も人の時間も、自分の思うように割り振る。遅刻したり、決まった時までに何かをするという約束を忘れたりすることが多い。せかせかしすぎることもあれば、のんびりしていることもある。
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8. Controlling function -T — Temporal Intuition ILE constantly monitors the time available. He urges other people, but he manages his own and others' time as he sees fit. Often, he is late or forgets about his promises to do something by an appointed time. Sometimes he is too fussy, sometimes leisurely. The average pace of life cannot be adjusted because he lives according to his own understanding of time. He has a tendency to discuss his questions at an inappropriate time for others, but he will not listen to what he does not feel is timely. He is quite good at predicting the main trends of events because he relies on his thinking of their past flow. He is interested in catastrophes, natural disasters, mass deaths of people and other fateful events.
上の引用にある「−T」は、符号が−のNi(内向直観)のことです。つまり、ILEは時間のことで人をせかすのに、自分は遅れがちになるということです。周りには口を出すのに自分ではその機能で動かない、という8番の統制の書き方と合っています。
ILEのNeは、モデルAでも1番の主導機能に入ります。一方Niは、モデルAでは7番の観察機能に入ります。モデルGでは、同じNiを、エネルギーを使い果たしやすいインフレーションブロックの位置として書いています。
08モデルGの成り立ち
8つ目は、モデルGの成り立ちです。
グレンコは、1998年の論文ですでにモデルAの8つの位置を自分の読み方で説明していました。そのときの番号はモデルAと同じです。その論文で、グレンコはこう断っています。
ソシオニクスのモデルの検討を、その8つの位置それぞれの機能の特徴の分析で締めくくる。ここで示すのは筆者によるモデルAの解釈であり、多くの点で、アウシュラ自身の読み方とも、ソシオニクスのほかの学派の読み方とも一致しないことに、読者の注意を促しておく。
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Закончим рассмотрение соционической модели анализом функциональной специфики каждой из ее восьми позиций. Обращаю внимание читателя, что приводится авторская трактовка модели А, не совпадающая во многих положениях с ее прочтением как Аушрой, так и другими школами соционики.
言い換えると、グレンコは、自分の位置の読み方がアウシュラやほかの学派と多くの点で違うことを、早い段階で認めていたということです。
2019年の『64の肖像』では、位置の番号を付け替え、エネルギーのモデルとしてのモデルGを示しています。1998年の論文には、エネルギーのモデルという言い方はまだ出てきません。
モデルGは、モデルAと同じ8つの機能を、エネルギーの使い方で並べ直したモデルです。位置の名前とブロックの名前がモデルAと違うので、2つのモデルの話を混ぜないように読むことが大事です。符号の付け方は、機能の符号のページで扱っています。
09引用索引
- [1]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [2]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [3]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [4]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [5]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [6]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [7]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [8]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [9]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年)理論編「人道主義ソシオニクスの体系 モデルG」 本文へ
- [10]Gulenko「ソシオニクスのモデルの構造と要素」(原題:Структура и элементы соционической модели)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(1998年) 本文へ
- [11]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年) 16タイプ編 ILE「機能」 本文へ
- [12]Gulenko『64の肖像』(原題:Psychological Types: Why Are People So Different? 64 Portraits in Socionics、2019年) 16タイプ編 ILE「機能」 本文へ
- [13]Gulenko「構造機能モデル」(原題:Структурно-функциональная модель)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(1998年) 本文へ
