同属
Kindred自分の第1機能と第2機能と同じ情報要素が、相手の1=1,2=4の位置に入る
他:3=3,4=2,5=5,6=8,7=7,8=6


同属関係は、目的は同じでやり方が違う関係です
特徴
同属関係の2人は、主導機能の要素が同じです。世界をどう見るか、何を大事にするかが近いので、話し始めると通じ合いやすいとされています。人に補ってほしい暗示機能と、気にとめない観察機能の要素も2人で同じです。望むものも、気にかけないものも似ている2人です。
一方で、創造機能の要素は2人で異なります。自分の創造機能の要素は相手の脆弱機能に入り、相手の創造機能の要素は自分の脆弱機能に入ります。そのため、得意なやり方で動くほど、相手のいちばん傷つきやすいところを押してしまうことがあります。
また、同じ目的を持っていても、一緒に作業をすると互いのやり方がぶつかりがちです。相手の手出しが邪魔に感じられ、少しずつ尊敬が薄れることもあるとされています。反対に、仕事を離れてくつろぐ時間は心地よく過ごせることが多いようです。
このように、同属関係は互いへの尊敬があるかどうかで出方が大きく変わる関係です。尊敬があれば相手の仕事をよく引き継げる間柄になり、なければ中身のない言い争いに変わりやすいとされています。
付き合い方のコツ
まず、目指すものが同じかを確かめ、やり方の違いは責めないようにします。相手のやり方は、自分の脆弱機能に入る要素を扱う得意なやり方です。自分にはうまく見えなくても、相手には自然な進め方だと考えておくと、口を出したくなる場面が減ることがあります。
また、共同の仕事では、受け持ちを分けて互いの行動を統制しないほうがうまくいきやすいとされています。グレンコは、関係を枠にはめず、自分の視点を押しつけないよう勧めています。
さらに、2人で外に目を向ける活動が向いています。グレンコによれば、新しい人と知り合って一緒に評価し合うことが、この関係によい影響を与えます。
SLIとSEIの雰囲気
価値を置くかどうかが一致する情報要素は、8つのうち4つです。この2人は、主導が同じで、創造が相手のいちばんの苦手に入る組み合わせと言えます。
心地よさは2人とも大事にしているので、話題にすると盛り上がりやすいところです。
SLIが出す効率、SEIが出す場の空気は、出す側には大事で自然なものですが、受け取る側には負担になりやすいものです。近づくほど、悪気のない言動でお互いに疲れてしまうかもしれません。
SLIが求める人との距離感、SEIが求める筋道は、相手にとってはそれほど大事なものではありません。話がかみ合わないと感じることがあります。
情報要素ごとの受け取り方
2人のモデルAの配置から、8つの情報要素を受け取られ方で分けています。
良かれと思っても負担になるTe・Fe
SLIが大事にして状況に合わせて出す効率や成果へのこだわり(Te)はSEIのいちばんの苦手で、SEIが出す場の雰囲気づくりや感情表現(Fe)はSLIのいちばんの苦手です。どちらも自然に出すものが、相手には責められているように感じられることがあります。
熱の入り方が違うFi・Ti
SLIが伸ばしたい好き嫌いや人との距離感(Fi)も、SEIが伸ばしたい筋道や仕組みの説明(Ti)も、相手にとっては当たり前にこなせるものの、大事にはしていない要素です。そのため、どちらから話を振っても、あまり広がらないかもしれません。
同じものを大事にするSi
体調や居心地への気配り(Si)は、2人とも大事にしていて、得意でもあります。扱い方も近いので、この話題では話が早いことが多いでしょう。
2人とも持ちにくいNe・Ni
可能性や新しい選択肢の話(Ne)は、2人とも大事だと感じていますが、どちらも自分ではうまく扱えません。2人のあいだでは満たされにくく、ほかの人に頼ることになりやすいところです。
先の見通しやタイミングの読み(Ni)は、2人とも得意ではなく、大事にもしていません。お互いに求め合わないのでふだんは困りませんが、必要な場面では2人とも対応しにくいことがあります。
気にしなくてよいSe
押しの強さや働きかけ(Se)は、2人とも扱えますが、大事にはしていません。必要なときにどちらかがこなす程度で、話題になることは少なそうです。
各タイプの関係一覧
関連する関係
注釈
- ※1MBTIとの対応は機能の並びの解釈にもとづく便宜的なものです。詳しくはMBTIとの違い、MBTIとソシオニクスのタイプはどう対応するのかをご確認ください。
- ※2モデルAの配置から導いた理論上の見立てで、実際の関係を測ったものではありません。詳しくはモデルAをご確認ください。




