IEE超詳細解説
IEE(ENFP)というタイプを、ソシオニクスの研究者がどう観測し記述したかを、原典の引用で比べる論考です。このページは研究文献からの引用を資料として示し、その比較と分析で構成します。対象は、創始者のアウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinaviciute)と、後に続く研究者です。後続の研究者は、Reinin、Bukalov、Stratiyevskaya、Filatova、Yermak、Karpenko、Gulenkoです。多数の研究者が同じIEEをどう記述したかを、1つの要約にまとめず、引用で示し、本文で比較・分析します。
01IEEは一般にどう言われているか
IEE(ENFP)は、一般に、人の中に眠っている可能性に気づき、それを励まして引き出すタイプとして紹介されます。愛称からヘクスリーと呼ばれることもあります。主導機能はNe(外向直観)で、新しい可能性や人の隠れた才能に目が向くとされます。創造機能のFi(内向倫理)が、その気づきを人との近しい関係として形にする、と説明されます。
また、好奇心が広く、新しい人や新しい話題にすぐ打ち解けるとされます。人の動機を察して先回りの助言をし、場を明るくする一方で、同じ作業の繰り返しには気持ちが続かない、というのがおおよその像です。
例えば、次のような場面がよく挙げられます。仕事では新しい企画を始めるのは早くても、書類や締め切りの管理が後回しになり、本人もそれを負担に感じている、と言われます。
人との距離では、近づいたり離れたりの調子が相手に読みにくく、気まぐれだと受け取られることがある、とされます。日常では、体調や身のまわりの整理に目が向かず、人に言われて初めて気づく、と紹介されます。
人の可能性に目が向く・関係を作るのがうまい・決まった手順と細部の管理に負担がかかる、という要素は、研究者の記述とおおむね重なります。ですが、人を動かす振る舞いの動機は、感情の管理として書く研究者も、事業のための方法や悪意のない遊びとして書く研究者もいます。24章で、この一般像のどこが残り、どこが言い直されるかに戻ります。
読この記事の読み方
想定読者は、IEEプロファイルなどの基礎ページを読み終えて、出典まで確かめたい人です。長いページですが、読み方は単純です。各章で研究者の記述を引用で示し、そのすぐ下に当サイトの読み方(何が共通し、どこが違うか)を書きます。一致と食い違いを確かめながら、IEEというタイプの輪郭を自分で考えていく構成です。
流れは、01章が一般に言われている像、02〜04章が土台(系譜、モデルA、情報要素)、05〜13章が研究者別の記述(このページの中心)、14章が横断比較、15〜23章が各論、24章が当サイトのまとめです。引用には初出順の番号が付き、押すと巻末の索引へ飛び、索引から本文へ戻れます。引用の扱い方(逐語性、訳出、編集操作)は末尾の「この記事の方法論」にあります。
ページ冒頭の「コピーしてAIで要約!」を押すと、要約用の指示文とこのページの本文がクリップボードに入ります。AIに渡して、要約のほか、引用の意味を聞く、研究者ごとの違いを整理させる、といった使い方ができます(長すぎるときは章を分けて渡してください)。
タイトルの「ENFP」はMBTIに慣れた読者のための参照用の表記で、ソシオニクスのIEEとMBTIのENFPを同じタイプとして扱う趣旨ではありません(19章)。
02系譜 ユングから情報代謝へ
IEEという記述がどこから来たのかを、3つの原典で辿ります。ユング『心理学的類型』(1921年)の類型論、Kempinskiの情報代謝の概念、そしてアウシュラによる両者の接合です。この章の引用が、以降の全章の土台になります。
ユングの類型論(1921年)
ソシオニクスの16タイプは、スイスの精神科医カール・グスタフ・ユングの『心理学的類型』を出発点とするとされます。ユングは心の働きを4つの基本機能に分け、それぞれが外向・内向のどちらかの構えで働くと考えました。定義の章で、機能は次のように説明されます。
心理学的機能とは、さまざまな状況のもとでも理論上同一であり続ける、心的活動の特定の形式のことと私は理解している。(中略)私は全部で4つの基本機能を区別する。2つの合理的機能と、2つの非合理的機能である。
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By psychological function I understand a certain form of psychic activity that remains theoretically the same under varying circumstances.(中略)I distinguish four basic functions in all, two rational and two irrational
合理的な2つは思考・感情、非合理的な2つは感覚・直観です。そのうえでユングは、人によって最も分化した機能が違い、それが生活への適応の主役になると書きます。
まず特に注目すべきは、私が「内向型」と「外向型」と分類した2つの基本的なタイプについてである。(中略)個人の適応や人生への方向性において、最も発達した機能が主要な役割を果たすという特異性を持つ特定のタイプ
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my first concern must be with the two general types I have termed introverted and extraverted.(中略)those special types whose particularity is due to the fact that his most differentiated function plays the principal role in an individual's adaptation or orientation to life.
まず外向・内向という2つの一般類型があり、その内側に、最も分化した機能が主役を担う「機能類型」が置かれる、という二重の分類です。この組み合わせで8つの型が記述されました。ソシオニクスの文献では、この4機能×2構えの枠組みを「ユングの基底」と呼ぶことがあります。
ユングの外向的直観型
ソシオニクスのIEEの祖形とされるのも、ILEと同じく第10章の外向的直観型です。
ユングは、この型の直観をこう書いています。
直観が優位に立つとき、そこには特徴的で紛れもない心理学的傾向が現れる。直観は対象によって方向づけられるため、外部状況への明確な依存性が認められるが、その性質は感覚型の依存性とはまったく異なるものである。(中略)彼は未来の可能性を秘めた萌芽的な事象に対して鋭い嗅覚を持っている。
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The Extraverted Intuitive Type Whenever intuition predominates, a particular and unmistakable psychology presents itself. Because intuition is orientated by the object, a decided dependence upon external situations is discernible, but it has an altogether different character from the dependence of the sensational type.(中略)He has a keen nose for things in the bud pregnant with future promise.
言い換えると、外向的直観型は、まだ形になっていない物事の先行きにいち早く気づく人として書かれています。IEEは1番の主導機能にNe(外向直観)を持つので、この一節がIEEの記述の出発点とされます。
続けてユングは、この型にとっての思考と感情を、こう書いています。
信念を形成する上で不可欠な要素である思考と感情は、彼にとって劣位の機能であり、決定的な影響力を持たない。(中略)商人、請負業者、投機家、代理人、政治家などがこのタイプに典型的に当てはまる。
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Thinking and feeling, the indispensable components of conviction, are, with him, inferior functions, possessing no decisive weight(中略)Merchants, contractors, speculators, agents, politicians, etc., commonly belong to this type.
ユングの原型では、外向的直観型にとって思考と感情はどちらも劣位の機能です。一方、ソシオニクスでは、ILEは思考(Ti)を、IEEは感情(Fi)を2番の創造機能に置きます。つまり、ユングが2つとも劣位とした機能の片方を、2番目に強い位置へ置き直したことになります。
ユングは同じ節で、この型が事物より人のほうへ向く場合を、分けて書いています。
このような型が並外れて重要であることは、経済学の見地からも、一般的な文化の理由からも、ただちに明らかである。善意をもち、純粋に利己的ではない方向を生に向けているなら、彼は、見込みのあるあらゆる事業の、創始者ではないにせよ推進者として、例外的な貢献をなしうる。彼は、未来の見込みの種をもつあらゆる少数派の、生まれながらの擁護者である。事物よりも人間のほうへ向いているとき、彼は人々の能力と有用性の範囲を直観的に診断する力をもつので、人間を「つくる」こともできる。
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It is at once clear, both from the standpoint of political economy and on grounds of general culture, that such a type is uncommonly important. If well-intentioned, with an orientation to life riot purely egoistical, he may render exceptional service as the promoter, if not the initiator of every kind of promising enterprise. He is the natural advocate of every minority that holds the seed of future promise. Because of his capacity, when orientated more towards men than things, to make an intuitive diagnosis of their abilities and range of usefulness, he can also ' make ' men.
言い換えると、人に向く外向的直観型は、相手の能力がどこで生きるかを直観で見分け、その人を引き立てるということです。人に向く直観は、後にIEEとして分けられる側の記述と重なると読めます。
ユングが書いた直観と感情の組み合わせ
ユングの純粋型では思考も感情も劣位でしたが、ユングは、実際の人には主機能に添う補助機能があるとも書いています。
補助機能の節で、ユングは組み合わせの例をこう挙げています。
実際に現れるすべての型において、意識的な主機能のほかに、主機能の本性とはあらゆる点で異なる、比較的無意識的な補助機能もまた存在する、という原則が成り立つ。これらの組み合わせから、よく知られた像が生じる。たとえば、感覚と組になった実践的知性、直観によって突き進む思弁的知性、感情判断によってその像を選び提示する芸術的直観、強い知性と結んでその幻視を理解可能な思考の領域へ翻訳する哲学的直観、などである。
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all the types appearing in practice, the principle holds good that besides the conscious main function there is also a relatively* unconscious, auxiliary function which is in every respect different from the nature of the main function. these combinations well-known pictures arise, the practical intellect for instance paired with sensation, the speculative intellect breaking through with intuition, the artistic intuition which selects and presents its images by means of feeling judgment, the philosophical intuition which, in league with a vigorous intellect, translates its vision into the sphere of comprehensible thought, and so forth.
ここでいう補助機能は、主機能を支える2番目の機能のことです。4つの例のうち、直観を主機能とするのは、感情判断で像を選ぶ芸術的直観と、知性と結ぶ哲学的直観の2つです。ユングはこの例で外向と内向を分けていませんが、直観に感情が添うか思考が添うかは、ソシオニクスでIEEとILEを分ける観点と同じ向きです。
また、ユングは、直観と感情を併せ持つ外向型を、人物の名で挙げています。第2章でシラーとゲーテを論じた箇所に、次の断りがあります。
この章で私が外向型と内向型について述べることはすべて、ここで扱っている特殊な型、すなわちゲーテに代表される直観的・感情的な外向型と、シラーに代表される直観的・思考的な内向型にだけ当てはまるということを、はっきり理解してもらいたい。
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I wish it to be clearly understood that all my observations upon the extravert and introvert in this chapter hold valid only for the special types here dealt with, viz. the intuitive, feeling extravert represented by Goethe, and the intuitive, thinking introvert represented by- Schiller.
つまり、ユングはゲーテを、直観と感情を併せ持つ外向型の代表としていました。ゲーテの名は、タイプの同定のためではなく、その章で扱う型の範囲を示すために挙げられています。
では、IEEの2番目の機能Fi(内向倫理)の祖形はどこにあるのでしょうか。第10章の内向的感情の節で、ユングはこの感情を何が決めるかを、こう書いています。
内向的感情は、主として主観的な要因によって決定される。これは、その感情判断が、思考の内向が外向と異なるのとまったく同じ本質的な意味で、外向的感情とは異なるということである。(中略)内向的感情の過程を知性的に提示すること、あるいはそのおおよその(中略)記述を与えることさえ、疑いなく困難である。とはいえ、この種の感情に固有の性格は、いったんそれに気づきさえすれば、そのまま際立って現れる。
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Introverted feeling is determined principally by the subjective factor. This means that the feeling-judgment differs quite as essentially from extraverted feeling as does the introversion of thinking from extraversion.(中略)It is unquestionably difficult to give an intellectual presentation of the introverted feeling process, or even an approximate(中略)description of it, although the peculiar character of this kind of feeling simply stands out as soon as one becomes aware of it at all.
言い換えると、内向的感情は、判断の決め手を対象ではなく本人の主観の側に置く感情です。ユングは、外向と内向の違いが思考と感情で同じ種類のものだとしています。
IEEでは、この内向の感情(Fi)が2番の創造機能に入ります。ユングが内向的感情型の主機能として書いた感情を、IEEは主導のNeに添える2番目の機能として持つことになります。
Kempinskiの「情報代謝」
「情報代謝」の語は、ポーランドの精神科医ケンピンスキー(Antoni Kempinski、1918〜1972)に由来するとされます。Kempinskiは、心を環境と情報をやりとりし続けるものとして扱い、その処理を2つの相に分けて記述しました。
この2つの相の背景として、Kempinskiは神経系の2つの原理を、こう対比しています。
アナログ原理(緩電位)は刺激の量的な再現を可能にする。これにより「どの程度か」という問いへの答えが得られる。他方デジタル原理(スパイク電位)は「はい」か「いいえ」かの答えを可能にする。前者は本質的弁別、後者は差異的弁別と呼ばれる。
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Zasada analogowa (potencjały generacyjne) pozwala na ilościowe odtworzenie bodźca. Dzięki niej znajdujemy odpowiedź na pytanie: "w jakim stopniu". Natomiast zasada cyfrowa (potencjałów iglicowych) pozwala na odpowiedź: "tak" lub "nie". Pierwszą określa się jako essential discrimination, a drugą jako differential discrimination.
言い換えると、神経系には、刺激の量を段階で受け取る働きと、有無で受け取る働きの2つがあるということです。Kempinskiは、この2つの原理を背景に、情報のやりとりを2つの相に分けて考え、情報代謝そのものの動きを次のように書いています。
情報代謝は固有の脈動によって特徴づけられることになろう。すなわち第1相では生体の外部環境とも内部環境とも結合し、第2相ではそれに対して距離を取る。
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Metabolizm informacyjny charakteryzowałby się swoistą pulsacją: złączeniem się ze środowiskiem zarówno zewnętrznym, jak wewnętrznym ustroju w pierwszej fazie i nabraniem w stosunku do niego dystansu w drugiej.
Kempinskiが書いているのは、外の情報を取り込む段階と、取り込んだものから離れて自分を保つ段階が、交互に来るという見方です。
ただし、Kempinskiの著作にタイプ論はまだありません。ここにあるのは、心を情報のやりとりとして扱う視点です。
アウシュラによる接合
アウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinaviciute、1927〜2005)は、この語を借りたことを自分で書いています。
「情報代謝」という用語はポーランドの精神医学の古典A.ケンピンスキーから借りたことを思い出してもらいたい。おそらく彼は、人間の心理的不快の基盤にはその情報代謝の障害が横たわっていると最初に語った人物である。
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Можно напомнить, что термин «информацион- ный метаболизм» мы заняли у классика польской психиатрии А. Кемпинского. По-видимому, он пер- вый заговорил о том, что в основе психологичес- кого дискомфорта человека лежит нарушение его информационного метаболизма.
つまり、心の不調を、情報のやりとりの乱れとして見る発想が、ソシオニクスの出発点に置かれているということです。
アウシュラは、ソシオニクスそのものを、こう定義しています。
ソシオニクスとは、ソシオンについて、人間のソシオン的本性と社会のソシオン的構造について、人々の情報代謝(情報代謝)のさまざまなタイプとそれらのあいだのさまざまな形態の相互関係についての学問であり、K.G.ユング、E.クレッチマー、A.E.リチコの類型論と、A.ケンピンスキーの情報代謝の理論を基盤として生まれた。
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Соционика — наука о соционе, соционной при- роде человека и соционной структуре общества, о разных типах информационного метаболизма (ИМ) людей и разных формах взаимоотноше- ний между ними — родилась на основе типологий К. Г. Юнга, Э. Кречмера, А. Е. Личко и теории ин- формационного метаболизма А. Кемпинского.
つまり、ユングらの類型論と並んで、Kempinskiの情報代謝の理論がソシオニクスの元に挙がっています。
では、ユングの外向的直観型は、ソシオニクスのどのタイプになるのでしょうか。アウシュラは、ILEの章でこう断っています。
K.G.ユングはこのタイプを外向的直観型と呼んでいた。もっとも彼がこの名で記述したのは直観論理外向のみならず直観倫理外向も含むのだが
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К. Г. Юнг этот тип называл экстравертирован- ным интуитивным типом. Правда, он под этим на- званием описал не только ИНТУИТИВНО-ЛОГИ- ЧЕСКОГО ЭКСТРАТИМА, но и ИНТУИТИВ- НО-ЭТИЧЕСКОГО ЭКСТРАТИМА
上の引用にある直観・論理的エクストラティムはILE、直観・倫理的エクストラティムはIEEのことです。エクストラティムは、アウシュラが外向型を指して使う語です。つまり、ユングの外向的直観型の記述には、ILEとIEEの2つのタイプが含まれていたということです。
また、IEEの特性を書いた論文では、ユングがこの型の倫理に下した評価に、アウシュラはこう応えています。
この自我の第二要素をユングが投機的と呼んだことを忘れてはならない。(中略)善とは必要なもののことだ!では、この必要なものとは何なのか?ひょっとすると本当に投機的なのか?そうではない。それはただ、すでに述べたように、この社会的・誇示的なブロックではなく、社会的・基底的でまったく客観的な超自我ブロックで決まるからである。
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Не следует забывать, что этот второй элемент Эго Юнг называл спекулятивным. (…) Добром является нужное! (…) А что оно такое – это нужное? Возможно, оно и вправду спекулятивно? Нет, и лишь потому, что оно, как уже говорилось, определяется не на этом социально-демонстративном, а на социально-базовом и совершенно объективном блоке Суперэго.
上の引用にある自我の第二要素はIEEの2番のFi(内向倫理)、「社会的・誇示的なブロック」は自我ブロック、「社会的・基底的」な超自我ブロックは3番と4番のSe(外向感覚)・Ti(内向論理)のブロックのことです。つまり、IEEが何を善とするかは、自我の側の好みではなく超自我ブロックの客観的な基準で決まるので投機的ではない、とアウシュラは反論しています。
後代の研究者が語る系譜
後の研究者は、この接合をそれぞれの力点で語り直しています。
Reininは、Kempinskiとアウシュラの情報観の違いを、こう対比しています。
アントニ・ケンピンスキーは精神科医として、各人がそれぞれ自分固有の世界に生きていることをよく理解していた(中略)概念を導入するにあたり、ケンピンスキーは純粋に物理的な類比—エネルギー代謝・物質代謝との類比—を用い、情報を諸対象が相互に交換する一種の実体として表象した(中略)アウシュラ・アウグスティナヴィチューテは(中略)自らの情報代謝タイプ理論を構築するにあたって、明らかに「情報」現象の仮想的性質を理解していた。
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Анатолий Кемпинский, будучи врачом психиатром, прекрасно понимал, что каждый человек живет в своем особенном мире [6]. […] При этом, вводя понятие «информационный метаболизм», Кемпинский воспользовался чисто физической аналогией с энергетическим и материальным метаболизмом, представляя информацию как некоторую субстанцию, которой обмениваются объекты [5]. […] Однако, Аушра Аугустинавичюте [1], […] создавая свою теорию типов информационного метаболизма, безусловно, понимала виртуальный характер феномена «информация».
言い換えると、Kempinskiは情報を物のようにやりとりされる実体として扱い、アウシュラは情報の仮想的な性質を理解していたということです。引用中の「アントニ」は訂正した表記です(Reininの原文では「アナトリー」と書かれています)。
Stratiyevskayaは、転換を成し遂げたのは心理学者ではなく数学者だったと、こう書いています。
それでもなお、この領域における根本的な転換は、心理学者ではなく(本来そう期待されるはずだったのだが)、数学者によって(より正確には、心理学者というよりもむしろ数学者によって)成し遂げられた—それまで誰にも知られていなかったリトアニアの学者、アウシュラ・アウグスティナヴィチューテによってである。彼女ただ一人が、ユングのタイポロジー(類型論)を解読し、彼のタイポロジーへの「鍵」となる、構築的な心理学的モデルを開発し、自身のタイポロジーと自身の新しい、拡張され改良された人間心理の構造のモデル(「モデルA」)を創造することに成功した。
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И тем не менее кардинальный переворот в этой области был совершен не психологом (как этого следовало бы ожидать), а математиком (точнее, не столько психологом, сколько математиком) — дотоле никому не известным литовским ученым Аушрой Аугустинавичюте. Ей единственной удалось расшифровать типологию Юнга, разработать конструктивную психологическую модель, послужившую "ключом" к его типологии; создать свою типологию и свою новую, расширенную и усовершенствованную модель структуры человеческой психики ("Модель "А").
つまり、Stratiyevskayaは、ユングの類型論を解読してモデルAを作ったのはアウシュラ1人だったと見ています。転換を成し遂げたのが心理学者ではなく数学者だった、とも書いています。Reininが情報観の違いを見たのに対し、Stratiyevskayaは解読の担い手が誰だったかに力点を置いています。
Filatovaは、アウシュラとユングの出会いを本人の言葉ごと記録しています。
それから数十年後、リトアニアの研究者アウシュラ・アウグスティナヴィチューテが、さらに先へと歩を進めた。(中略)「ユングは私をたちまち引きつけた。なぜなら、彼は構造を提示していたからである。しかも16もの構造を!」
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Несколько десятилетий спустя исследователь из Литвы Аушра Аугустинавичюте пошла дальше. […] «Юнг заинтересовал меня сразу. Потому что предлагал структуру. И даже шестнадцать структур!»
つまり、アウシュラをユングへ引きつけたのは、16の型が構造として示されていたことだったということです。引用の1文目の「16の心理学的タイプ」はFilatovaの数え方で、ユング本人が記述したのは、上で見た8つの型です。
Yermakは、系譜全体を1文でまとめています。
こうして、A. アウグスタは、ユング流のタイポロジー(類型論)を、A. ケンピンスキーの心の情報代謝の理念の立場から研究して、心のモデルを創造し、N. メドヴェージェフは、心と世界の情報的相互作用のアスペクト構造の根拠を提示することで、モデル化に基づく特徴の「明晰化」と精緻化の基礎を据えた。
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Так, А.Аугустинавичюте, исследовав юнговскую типологию с позиций идеи А.Кемпинского об информационном метаболизме психики, создала модель психики, а Н.Медведев, предложив основания аспектной структуры информационного взаимодействия психики с миром, заложили основы “прояснения” и уточнения признаков на основе моделирования.
言い換えると、アウシュラは、ユングの類型をケンピンスキーの情報代謝の考え方で読み直してモデルを作ったということです。
文中のメドヴェージェフ(N. Medvedev)は、情報の側面(アスペクト)構造の根拠づけに関わった人物として言及されています。
Yermakは系譜を、ユングからKempinski、アウシュラ、メドヴェージェフへと順に積み重なる段階として書いています。
小括します。4機能×2構えの枠組みはユングに、情報代謝の語はKempinskiに由来し、両者を1つのモデルにまとめたのがアウシュラです。ここまでは各研究者の記述が一致します。
食い違うのは力点です。Reininは情報観の違いを、Stratiyevskayaは数学者による解読を、Filatovaは構造との出会いを強調します。
IEEについては、2点が以降の章の前提になります。第一に、IEEはILEと同じ外向的直観型を祖形とし、アウシュラもユングのこの型にIEEが含まれていたと書いています。第二に、ユングの純粋型では劣位とされた感情が、ソシオニクスでは2番の創造機能に置き直されたことです。
03モデルAにおけるIEE
モデルAは、8つの情報要素を8つの機能位置に配置した心の構造モデルです。当サイトが基準とするIEEの配置は次のとおりです。
- 1(主導機能):Ne(外向直観)
- 2(創造機能):Fi(内向倫理)
- 3(規範機能):Se(外向感覚)
- 4(脆弱機能):Ti(内向論理)
- 5(暗示機能):Si(内向感覚)
- 6(動員機能):Te(外向論理)
- 7(観察機能):Ni(内向直観)
- 8(実演機能):Fe(外向倫理)
この配置は、ユングの補助機能の考え方と、アウシュラの機能理論から来ています。
ユングの補助機能—2機能構成の原点
モデルAの中核である「強い2機能の組」は、ユングの補助機能論に遡るとされます。ユングは、主機能と同等の力を持つ第2の機能は存在できない、と書きます。
同等の力を持つ第二の機能が存在することは本来許されないことである。したがって、この第二の機能は必然的に二次的な重要性しか持ちえず(中略)補助的あるいは補完的な役割として作用するからである。
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the presence of a second function of equivalent power is naturally forbidden. This other function, therefore, can have only a secondary importance(中略)but comes into play more as an auxiliary or complementary function.
言い換えると、2番目の機能は1番目と同じ力を持てず、補助にとどまるということです。
どの機能が補助になれるかの規則も、続けて明示されます。
経験的事実が示すところによれば、第二機能は常に、主導機能とは異なる性質を持ちながらも対立関係にはない機能である。例えば、主導機能が思考の場合、補助機能としては直観と容易に組み合わさることができるし、同様に感覚とも同等に組み合わせることが可能であるが、すでに述べたように、感情とは組み合わせることができない。
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the secondary function is always one whose nature is different from, though not antagonistic to, the leading function: thus, for example, thinking, as primary function, can readily pair with intuition as auxiliary, or indeed equally well with sensation, but, as already observed, never with feeling.
つまり、補助になれるのは、主機能と性質は違うが対立しない機能だけです。
例に挙がっているのは思考が主の場合ですが、規則そのものは「対立関係にはない」ことです。直観が主なら対立する感覚が外れ、補助は思考か感情になります。IEEの構成(直観が主、感情が補助)は、この規則の範囲内です。ソシオニクスの文献では、この2機能の組が自我ブロックの原型になったと説明されます。
アウシュラの機能理論—第1機能と第2機能
アウシュラは機能位置の理論(フンクツィオニカ)で、各位置の性格を定式化しました。第1機能と第2機能の記述です。
第1機能は人間の世界知覚、彼の「情報的職業」、イメージを規定する。人間はこの要素について最大限の情報を持っており、最も確信をもってそれを使用する。最も強い機能、「個人的恣意の領域」と言うことができる。
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Резюме : 1-я функция определяет мировосприятие человека , его "информсационную профессию" , имедж . Человек имеет по этому элементу максимум информации , наиболее уверенно ей пользуется ; можно сказать, что это самая сильная функция , "зона личного произвола".
つまり、1番の機能は、その人の世界の見方そのものを決め、いちばん確信をもって使う機能だということです。アウシュラは、続く2番の機能をこう書いています。
第2機能は創造機能であり、ここで人間は自分以前には知られていなかった新しいものを創造する。第1機能の目的の達成と自己肯定のための創造である。
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Резюме : 2 функция творческая , здесь человек создает новое , до него не пзвестное . Творчество ради достижения цели по первой и самоутверждения .
言い換えると、2番の機能は、1番の目的を果たすために、それまで無かったものを作る機能とされています。
IEEに当てはめると、1番はNe(可能性を意識する「情報的職業」)、2番はFi(その目的のために人との関係の中で新しいものを作る創造)です。そして機能は単独ではなく、対で働くとされます。アウシュラは、この対をこう書いています。
機能はモデルAの静的構造をなしている。それらは単独では働かず、常にペアで—ブロックとして働く。ブロックのアクセプト(受容)機能は可能な限り現実を反映し、プロダクティヴ(生成)機能は反応し、創造的に適応する。これはほぼ同時に起こり、機能が強く分化されているほど速い。
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Функции - составляют статическую структуру модели А. Они не работают по одиночке , но всегда парами - блоками . Акцептная функция блока по возможности отражает действительность , продуктивная реагирует , творчески приспосабливаясь . Происходит это почти одновременно , тем быстрее , чем более сильно дифференцирована функция.
上の引用にあるアクセプト機能は受け取る側の奇数番、プロダクティヴ機能は応える側の偶数番の機能のことで、この2つの対がブロックです。言い換えると、IEEの自我ブロックでは、Neが受け取った可能性に、Fiが人との関係で応えるということです。
IEEの自我ブロック—人の精神的価値に通じる
アウシュラは、1999年の論文「直観・倫理的エクストラティムの特性」の自我ブロックの節で、IEEが人に対して持つ能力をこう書いています。
IEEは人々の精神的価値の世界にきわめてよく通じており、彼らの自己実現を活性化し、他の人々のなかでの気分を良くする手助けができる。しかしこの能力のおかげで、必要とあれば、他人の知性の発現の該当する側面を麻痺させ、「口がきけなくする」こともできる。
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Ведь NeFi очень хорошо разбирается в мире духовных ценностей людей и способен помочь им активизировать их самореализацию, улучшить самочувствие среди других людей. Но благодаря этим способностям, в случае надобности, он может и парализовать соответствующие стороны проявления интеллекта другого человека, «отнять дар речи».
言い換えると、IEEは人が大事にしている価値をよく知り、その人が力を発揮する手助けができるということです。そのうえでアウシュラは、同じ能力が必要な場面では相手の力を封じる向きにも使えると、両面を書いています。
人の自己実現、つまりまだ現れていない力を引き出す点がNe、人々の精神的価値に通じている点がFiの側と読めます。自我ブロックの2要素が、人への働きかけという1つの能力として書かれています。
Yermakも、4つのブロックを同じ要素の組で定式化しています(自我=Ne・Fi、超自我=Se・Ti、超イド=Si・Te、イド=Ni・Fe)。
モデルA自体は、どの機能も他を直接管理しない線形・対称の構造とされます(Bukalov)。機能ごとの処理能力の差は16章(次元性)で扱います。
アウシュラ旧式の4列表記
アウシュラの初期著作は、タイプを4つの機能で書いています。IEEではI=Ne、II=Fi、III(最小抵抗の場)=Ti、IV=Seで、旧式のIIIは今の4番、IVは今の3番です。Filatovaの4機能のIV(暗示)は今の5番を指し、Reinin・Gulenkoの独自の番号は06章・12章で扱います。
Filatovaは、主導機能から創造機能へのつながりを、主導機能を「プログラム」、創造機能を「プログラムの実現」とする2段で書きます。旧式の2機能中心の書き方を引き継いだ形と読めます。Filatovaは、IEEのこの2機能をこう書いています。
IEEの意識の構えは次の通りである。最も興味深く、心躍らせるのは、人間社会においても生産の領域においても、潜在的な可能性と将来性のある発展の方向性を見出すことである(外向直観—プログラム機能)。そして、見出したその可能性の実現に向けて人々を組織することである(内向倫理—プログラムの実現)。
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Установка сознания ИЭЭ такова: Самое интересное и захватывающее — это увидеть потенциальные возможности и перспективные направления развития как в человеческом обществе, так и в сфере производства (ЧИ — программная функция), и организовать людей на реализацию увиденных возможностей (БЭ — реализация программы).
つまり、IEEは可能性を見つけ、その実現に向けて人々を組織する、とFilatovaは書いています。可能性を探す範囲は、人間社会と生産の領域の両方に及びます。
見つける側がNe、人を動かして実現する側がFiで、アウシュラの第2機能の定式と同じ順序です。先のアウシュラの自我ブロックの記述と並べると、どちらもIEEの自我ブロックを人への働きかけとして書いています。
小括します。IEEの8位置の配置(Ne・Fi・Se・Ti・Si・Te・Ni・Fe)は、アウシュラのブロック論からYermakの定式化まで、要素の中身が一致しています。そのうえで、IEEの自我ブロックはアウシュラでもFilatovaでも、可能性に向くNeと、人に働きかけるFiの組として書かれています。
一方で、位置の番号づけと名称は、研究者・時期によって別体系が併存します。
04情報要素から見るIEE
IEEの自我ブロックはNe(外向直観)とFi(内向倫理)です。この章では、NeとFiが研究者ごとにどう定義されているかと、IEEではNeがFiの色合いを帯びて現れる点を扱います。各要素の一般解説はNe(外向直観)とFi(内向倫理)の詳細ページにあります。
直観と感情—ユングの定義
出発点は、ユングの定義の章です。ユングは、まず直観をこう定義しています。
直観(intueri=中を見る・注視する、に由来)は、私の見解では、基本的な心理学的機能の一つである(「機能」の項参照)。直観は、知覚を無意識的な仕方で伝達する心理学的機能である。
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Intuition (from intueri = to look into or upon) is, according to my view, a basic psychological function (v. Function). is that psychological function which transmits perceptions in an unconscious way.
つまり、直観は、知覚を無意識のうちに伝える働きだということです。何を知覚したかより、知覚がどの経路で意識に上るかで定義されています。ユングは、続けてこう書いています。
直観は、その内容の性質がどうであれ、一種の本能的な把握である。感覚(同項参照)と同じく、それは非合理的(同項参照)な知覚機能である。
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Intuition is a kind of instinctive apprehension, irrespective of the nature of its contents. Like sensation (q.v.) it is an irrational (q.v.) perceptive function.
言い換えると、直観は、理由をたどらずに内容をつかむ、本能に近い知覚です。IEEは1番にこの直観を持つので、ユングの分類では非合理な知覚機能を先に立てるタイプになります。
一方、ユングは、感情をこう定義しています。
感情とは第一に、自我と与えられた内容とのあいだで起こる過程であり、しかもその内容に、受容か拒絶かという意味での明確な価値を与える過程である
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Feeling is primarily a process that takes place between the ego and a given content, a process, moreover, that imparts to the content a definite value in the sense of acceptance or rejection
ユングの定義では、感情は、ある内容を受け入れるか拒むかの価値を与える働きです。定義に気分や情緒の語は入っていません。受容か拒絶かを決めるので、感情は知覚ではなく判断の側に置かれます。
ユングは、感情型を2種類に分けてもいます。
感情型には疑いなく2種類あり、一方の態度はより自分の感情経験によって、他方はより対象によって方向づけられている。
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there are, undoubtedly two sorts of feeling-types, the attitude of one being orientated more by his feelingexperience, the other more by the object.
つまり、感情にも、自分の感情経験に向くものと、対象に向くものがあるということです。この区別は、のちにソシオニクスがFi(内向倫理)とFe(外向倫理)を分けるのと同じ向きと読めます。
ソシオニクスの通説では、この直観を外向・内向に分けたものがNe・Ni、感情を分けたものがFe・Fiに対応するとされます。IEEの自我ブロックは、非合理の知覚(Ne)と合理の判断(Fi)の組み合わせです。
Ne(外向直観)—各研究者の定義
アウシュラは、記号▲(Ne)をこう定義しています。
対象の内容。その潜在エネルギーと内的内容、内的可能性。対象に込められたプログラム、その内的構造、人間のあらゆる具体的能力。K.マルクスが「労働力」と呼んだもの、すなわち人間の身体的・心理的能力の総和。隠された内的能力・可能性の有無の感覚—何らかの対象や現象の恒常性または短命さを見る能力を与える。
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Содержание объекта. Его потенциальная энергия и внутреннее содержание, внутренние возможности. Программа, заложенная в объекте, его внутренняя структура, любые конкретные способности человека. То, что К. Маркс называл рабочей силой, т.е. суммой физических и психических способностей человека. Чувство наличия–отсутствия скрытых внутренних способностей, возможностей, дающее способность видеть постоянство или недолговременность какого-то объекта или явления.
言い換えると、Neは、対象の外面より、その中に込められた可能性や潜在エネルギーに向く要素だということです。アウシュラは、その対象に人間の身体的・心理的な能力まで含めています。
Stratiyevskayaの理論編は、「可能性の直観」をこう定義しています。
人々の可能性を感じ取る能力、発展の見通しを見る能力、過程の統一性と相互関連の感覚、世界の総体的な知覚、過程そのものの本質の理解。
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— "интуиция возможностей" (время) — (экстравертная интуиция, ЧИ). Способность чувствовать возможности людей, умение видеть перспективы развития, ощущение единства и взаимосвязи процессов, целостное восприятие мира, понимание самой сути процессов.
Stratiyevskayaの定義では、Neは、人や物事がこの先どう育つかを感じ取り、過程の全体をつかむ力です。項目の先頭に「人々の可能性」が置かれている点で、アウシュラが人間の能力を対象に含めたのと同じ向きです。
Filatovaは、基本概念の章で、この要素を持つ人をこう書いています。
このタイプの代表者は、新しいもの、風変わりなもの、驚くべきものに常に開かれている。きわめて創造的な性格の持ち主である点で際立つ。頭の中には実にさまざまなアイデアが数多く湧き、しばしば彼は発明家、革新者、研究者、旅行家、ロマンチックな冒険家である。(中略)記号▲(Ne)の名称—可能性の直観。
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Представитель этого типа всегда открыт новому, необычному и удивительному. Он отличается чрезвычайно творческим складом характера. В его голове возникает множество самых разных идей, часто он — изобретатель, новатор, исследователь, путешественник, романтический авантюрист. […] Название символа — интуиция возможностей.
Filatovaは、Neを定義する代わりに、Neの強い人を、新しいものにいつも開かれ、アイデアが次々に湧く人として書いています。
Yermakは、同じ要素を「アスペクト」と呼び、その意味を1語にまとめています。
心に対し、私たちの周囲世界の現実の可能性、能力(潜在的または事実的)についての情報を運ぶ情報構成要素(アスペクト)の意味論(意味)を最も正確に伝えるのは、「可能性」という用語である。(中略)文献ではこのアスペクトの他の名称も見られる: 外向的直観および可能性の直観。情報アスペクト「可能性」(「可能性の直観」)には、2つの記法が用いられる: 記号的—黒く塗りつぶされた(黒い)三角形 ▲(Ne)、および文字的—ラテン文字 I および i。
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Семантику (смысл) информационной составляющей (аспекта), которая несет для психики информацию о возможностях, способностях (потенциальных или фактических) реалий окружающего нас мира точнее всего передает термин “ возможности ”. […] В литературе встречаются и другие наименования этого аспекта: экстравертная интуиция и интуиция возможностей. Для информационного аспекта “возможности“ (“интуиция возможностей“) используют два обозначения: символическое – заштрихованный (черный) треугольник (и буквенное – латинские буквы I и i.
上の引用にあるアスペクトは、情報要素のことです。Yermakは、Neが運ぶ情報の意味を「可能性」の1語で呼んでいます。
このように、対象に潜む可能性を知覚するという点は、4人の定義に共通しています。アウシュラとStratiyevskayaは、その対象に人の能力や可能性を含めています。
Fi(内向倫理)—各研究者の定義
IEEは、Fiを2番の創造機能に持ちます。アウシュラは、Fiを、2つの担い手のあいだの引力と反発として、こう定義しています。
これは、ポテンシャル・エネルギーまたは運動エネルギーの二つの担い手のあいだの主観的関係であり、ある対象あるいは主体の他の対象や主体への引力(あるいは反発)を示すものである。このIM要素のおかげで、人間はどの対象が自分を引きつけ、どれが反発するかを感じる。
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Это субъективное отношение между двумя носителями потенциальной или кине- тической энергии, показывающее притягиваемость (или отталкиваемость) одного объекта или субъек- та с другими объектами и субъектами. Благодаря этому элементу ИМ человек чувствует, какие объ- екты его притягивают, какие — отталкивают.
言い換えると、Fiは、ある対象が別の対象を引きつけるか、反発するかという、両者のあいだの関係を扱うということです。主語は1人の人ではなく、2つの担い手のあいだに置かれています。そのため、判断の単位は相手ひとりではなく、相手との間柄になります。
Stratiyevskayaは、理論編でFiをこう定義しています。
人間の間の関係を通じての世界の知覚、外交性、繊細さ、自分の行為に対する責任、寛容、寛大、愛、善意、慈しみ、憐れみ。
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Восприятие мира через отношения между людьми, дипломатичность, деликатность, ответственность за свои поступки, терпимость, снисходительность, любовь, доброта, милосердие, сострадание.
つまり、Stratiyevskayaは、Fiを、人と人の関係を通じて世界を受け取る要素としています。知覚の話は先頭の1句だけで、あとには外交性や繊細さ、寛容や慈しみといった語が並びます。人との接し方と、人に向ける価値の語です。
Filatovaは、基本概念の章で、Fiの評価の基準をこう書いています。
内向的な意識は人間的価値の領域における自分自身の構えに依拠するから、ここで私たちが扱うのは、人々の交わりの領域に属する基準の評価である。彼らにとって第一に来るのは、モラル、道徳性、良心、公正、伝統の遵守といった概念—要するに、人類が何世紀もの歴史の中で練り上げてきた交わりの規則の総体である。内向性はこの人の情動性を内側へ向ける。だから彼は非常に抑制的に振る舞い、内側では文字どおり「煮えたぎって」いるかもしれない感情を、外には表さないことがある。
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Поскольку интровертное сознание опирается на собственную установку в области человеческих ценностей, то здесь мы имеем дело с оценкой критериев, относящихся к сфере общения людей. Для них на первом месте такие понятия, как мораль, нравственность, совесть, справедливость, соблюдение традиций — словом, весь тот набор правил общения, который выработало человечество на протяжении многовековой истории. Интровертность обращает эмоциональность этого человека внутрь, поэтому он может вести себя очень сдержанно, внешне не проявляя тех чувств, которые у него могут буквально «кипеть» внутри.
言い換えると、Fiが評価の基準にするのは、人類が長い歴史の中で練り上げてきた交わりの規則だということです。アウシュラが引力と反発という知覚から定義したのに対し、Filatovaはモラルや良心という評価の基準から定義しています。引用の後半の、感情を外に表さない振る舞いは内向型についての記述で、外向型のIEEにはそのまま当てはまりません。
Yermakは、同じ要素の意味を「関係」の1語にまとめて、こう書いています。
一定の関係はしばしば 愛 として定義される(愛—関係)。エネルギー状態の関係に関する情報を含む情報構成要素(アスペクト)の意味論は、「関係」という用語で定義することができる。憎しみ、道徳 などの語も、意味の上で、ある状態の関係に関する情報を含む。ソシオニクス文献では、このアスペクトの他の名称も見られる—内向倫理、関係倫理。
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Определенные отношения иногда определяются как любовь (любовь-отношение). Семантику (смысл) информационной составляющей (аспекта), который содержит информацию о соотношении энергетических состояний можно определить термином “отношение”. Такие слова, как ненависть, мораль и ряд других тоже по смыслу содержат информацию об отношении неких состояний. В литературе по соционике встречаются и другие наименования этого аспекта: интровертная этика и этика отношений.
つまり、愛も憎しみも道徳も、状態どうしの関係を指すので、同じFiが扱う情報になるということです。好意でも反感でも、評価の向きが違うだけで要素は同じです。
Karpenkoは、この要素が強い人の知覚の形を、こう書いています。
強いR(▽(Fi))をもつ人々には、他人の感情の直接的な知覚は難しく、必ず対置を立てなければならない: 私と彼、彼ら、私たちの間の関係、彼らの間の関係、というふうに。そして問いは「どうしたの?」ではなく、「なぜあなたは私に(彼に)そういう態度をとるの?」という形で立てられる。
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Для людей с сильной R ( ) непосредственное восприятие эмоций другого человека затруднено, обязательно нужно создать оппозицию: я и он, они, отношения между нами, между ними. И вопрос ставится не "что с тобой?", а "почему ты так ко мне (к нему) относишься?".
KarpenkoのいうR(▽)は、Fiのことです。Fiが強い人は、他人の感情を直接感じ取るより先に、人どうしの関係を立ててから問いを出すということです。IEEは2番にFiを持つので、Karpenkoのいう「強いR」の側に入ります。アウシュラの引力と反発が、会話の問いの形で書かれています。
このように、Fiの定義は、人や物どうしの引き合いと反発、つまり間柄に集まっています。
IEEにおけるNe・Fiの結合
ILEとIEEは、1番に同じNeを持ちます。Bukalovは、職業上の成功を論じた論文で、この2タイプを比べてこう書いています。
そして直観論理外向(中略)を直観倫理外向(▲(Ne)▽(Fi)、IEE)と比較すれば、可能性の直観(▲(Ne)1)は符号の精度において彼らで同じだが、IEEの第2位置にあるのは関係の倫理(▽(Fi)2)であることが分かる。そしてもちろん、この人間は人々と非常に美しくコミュニケーションを取れる:もし彼が誰かを魅了し、自分に好感を持たせる、つまり何らかの目的のために必要な関係を確立する必要があるなら。
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И если сравнить интуитивно-логического экстраверта (L, ИЛЭ) с интуитивноэтическим экстравертом (, ИЭЭ), то увидим что интуиция возможностей (1) с точностью до знака у них одинаковая, но на 2-м месте у ИЭЭ стоит этика отношений (2). И конечно же, этот человек очень красиво умеет общаться с людьми: если ему надо обаять когото, расположить к себе, то есть установить нужные ему отношения для каких-то целей.
上の引用にある直観的論理的外向はILEのことで、「符号の精度において同じ」は、+と−の違いを除けば同じという意味です。言い換えると、ILEとIEEを分けるのは2番の要素で、IEEではそれがFiになるということです。Bukalovは、その帰結として、人を魅了し、目的に必要な関係をつくる力を挙げています。
この結合には、理論の側からの説明もあります。Karpenkoは、ある要素についての発言が純粋な形では得られないことを、ブロックの内部の結合として、こう書いています。
私たちによく知られている最初の結合、それなしには情報代謝タイプのモデルAの存在を考えることができない結合—それは、自我、超自我、超イド、イドの各ブロックの内部の結合である。これらの結合は、周知の効果をもたらす—何か一つのアスペクト、たとえば黒い直観( )についての発言を得たいと思っても、それは常に混合された形で得られる。(ILE)のように白い論理( )の色合いを帯びるか、あるいは(IEE)の話であれば白い倫理( )の色合いを帯びるかである。つまり、何か一つのアスペクトについての純粋な発言を、私たちは端的に得ることができない。
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Эти связи приводят к известному эффекту, — если мы хотим получить высказывание по какому-нибудь одному аспекту, например, по чѐрной интуиции (), то мы его всегда получаем в смешанном виде: либо с оттенком белой логики (), как у (ИЛЭ), или — белой этики (), если речь идѐт об (ИЭЭ). То есть чистое высказывание по какому-нибудь одному аспекту мы получить попросту не можем.
上の引用にある黒い直観はNe、白い論理はTi、白い倫理はFiのことです。つまり、同じNeを1番に持っていても、IEEのNeは、いつもFiの色合いを帯びて表に出るということです。ブロックの中の結合が、発言のレベルまで及ぶという観察です。
Stratiyevskayaが1番のNeの節を人を見抜く記述から始めていること(08章)も、Karpenkoのこの説明と同じ向きです。Bukalovの比較も、ILEとの違いを2番のFiに置いています。
小括します。Neは「対象に潜む可能性の知覚」、Fiは「対象どうしの引き合いと反発、つまり間柄の知覚と評価」で、研究者間の定義は語彙の揺れを除けばまとまっています。
IEE固有の論点は、Neが向く先です。Bukalovは2番のFiでILEと分け、KarpenkoはIEEのNeがFiの色合いを帯びると書いています。弱い側の要素(Se・Ti・Si・Te)の記述は、各研究者章と16章(次元性)で扱います。
05アウシュラの記述
アウシュラは、IEEを、人の気持ちがからむ場面で出口を見つけるが、自分の判断の客観性には確信を持てない人物として書いています。
創始者アウシュラのIEE記述は、自我ブロックの定式が03章、双対SLIとの関係が18章、著名人の同定が22章にも出てきます。この章で引くのは、『ソシオニクス入門』(1998年)と、機関誌に載った論文「直観・倫理的エクストラティムの特性」(1999年)です。
絶望的に見える状況から出口を見つける
アウシュラは『ソシオニクス入門』の婚前交際を扱う節で、直観的外向型が何を喜びとするかを、こう書いています。
すべての直観的外向型にとって最大の喜びは、倫理型も論理型も、絶望的に見える状況から出口を見つけることである。きわめてしばしば、彼ら自身にはまったく無用な他者の問題を解決しつつ生きている。直観倫理外向には情動的状況の解決が特に手の内にある。人々の精神構造の理解のおかげで、何が快いか、何ができるかを知っており、それを控えることができない。だから異性のあいだで例外的な成功を収め、自分の注意であらゆる者を幸福にしようとし、きわめて不真面目な人々の名声を得、ドンファンのあだ名を得ることも少なくない。
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Самое большое удовольствие для всех интуитив- ных экстравертов, как этических, так и логичес- ких, — пайти выход из положения, которое другим кажется безвыходным. Очень часто живут, разре- шая совсем бесполезные для них самих проблемы. Интуитивно-этическому экстраверту особенно до- ступно решение эмоциональных ситуаций. Благода- ря пониманию духовной структуры людей они зна- тот, как сделать им приятное, и не могут удержать- ся от этого. Поэтому пользуются исключительным успехом среди лиц противоположного пола. Из-за чего, особенно принимая во внимание, что своим вниманием стараются осчастливить каждого, до- вольно часто пользуются славой очень несерьезных людей и получают прозвище донжуана.
言い換えると、IEEは、人の気持ちがもつれた場面で解決の道を見つけやすいということです。前半の出口を見つける喜びは、ILEも含む直観的外向型の全体に向けて書かれています。
アウシュラは、異性からの人気もドンファンのあだ名も、人の心の構えが分かり、それを使わずにいられないことから説明しています。1番のNe(外向直観)が出口に向き、2番のFi(内向倫理)が人の心の構えに向く組み合わせと読めます。
実務の力には「客観的な証拠」を求める
1999年の論文では、IEEが人を評価するときの2つの面が分けて書かれています。アウシュラは、それをこう書いています。
それが必要な人々であれば、その精神的な気質はレントゲンのように透かし見られ、何としてでも彼らとの関係が結ばれる。不要な人々とは、自分自身の世界に没頭した、近づきがたい人間の様子で、巧みに距離を保つ。この人の実務的な資質となると話は別だ。それは超自我であり、ここではIEE〔原文: ヘクスリー〕は疑り深く、「客観的な証拠」、卒業証書、証明書などを要求する。
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Когда это нужные люди, их духовный склад просвечивается как бы рентгеном, и во что бы то ни стало с ними устанавливаются отношения. С ненужными людьми умело выдерживают расстояние — с видом человека недоступного, занятого своим собственным миром. Другое дело — деловые качества этого человека. Это Суперэго, и здесь Гексли недоверчив, требует «объективных доказательств», дипломов, справок и т.п.
上の引用にある超自我は、IEEでは3番のSe(外向感覚)と4番のTi(内向論理)が入るブロックです。つまり、人の気質は自分で見抜くが、実務の力は証明書のような外の証拠で確かめるということです。
この疑いは、IEE自身の結論にも向けられます。
自分の結論を引っこめる
アウシュラは、IEEが自分の学問的な結論をどう扱うかを、こう書いています。
このタイプの人々には、自分自身の学問的結論を放棄する傾向がある。超自我が集める情報は絶対的な客観性を特徴とするからである。個人の目から見れば、自分自身の意見にはそのような客観性がない。それゆえ発言を控える。自分の意見を言うことへの恐れからではなく、客観的でなくなる、あるいは客観的でないように見える危険のためである。
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От собственных научных выводов у людей этого типа есть склонность отказываться. Потому что информация, которую собирает Суперэго, отличается абсолютной объективностью. С точки зрения индивида, его собственное мнение такой объективностью не отличается. Поэтому от высказываний и воздерживаются – не из-за страха сказать свое мнение, а из-за опасности стать или показаться необъективным.
IEEが結論を口にしないのは、客観的でないと見られるのを避けるためだということです。意見を言うこと自体を怖がっているのではない、とアウシュラははっきり分けています。
前の節の「客観的な証拠」を求める姿勢と、同じ超自我の記述です。
体の不調は、問われて初めて分かる
超イドの側について、アウシュラは医者の問診の場面をこう書いています。
「どこが痛みますか?」という問いに、彼は平然と「どこも」と答えかねない。病欠証明書が必要で、どの場所のどんな痛みを訴えればよいかを前もって考えておいたのでないかぎり。(中略)医者の具体的な問い(すでに医者に病気の性質についての仮説があれば)、「ここにこういう感じはありませんか、この場所にはこういう感じは?」に、彼は驚いて「ええ、そうです、先生!でもどうしてわかったんですか?」と叫びかねない。
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На вопрос: «Что у вас болит?» – он преспокойно может ответить: «Ничего», если только заранее не придумал, что нужен бюллетень, и на какое именно место и на какие боли нужно указывать. (…) На конкретные вопросы врача (если у того уже возникла гипотеза о характере заболевания): «А не чувствуете вы здесь то-то, а в этом месте-то-то», он с удивлением может воскликнуть: «О да, доктор! Но как вы угадали?»
この場面は、超イドにある5番のSi(内向感覚)の記述です。つまり、体の不調を自分からは言葉にできないが、具体的に聞かれると気づくということです。
5番の要素は、人に補ってほしい要素とされています。この場面では、医者の具体的な問いが、その補いの役をしていると読めます。
感情の生活には「歴史がない」
イドの側について、アウシュラはIEEの時間の感じ方をこう書いています。
直観倫理外向は現在に生き、時間とは何かをぼんやりとしか思い描いていない。(中略)この人の感情生活には歴史がない。そのすべてがいま起きている。それ以外のもの、過ぎたことも明日起きることも、意味をもたない。それゆえ、過去も未来も顧みず、すべてをいま体験し、感じつくしたくなる。
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Интуитивно-этический экстраверт живет в настоящем, и что такое время, представляет смутно. (…) Эмоциональная жизнь этого человека не имеет истории. Вся она происходит теперь. Все прочее — и то что было, и то, что будет завтра, — не имеет значения. Поэтому все хочется пережить и прочувствовать теперь, не оглядываясь ни на прошлое, ни на будущее.
イドには、IEEでは位置7のNi(内向直観)と位置8のFe(外向倫理)が入ります。言い換えると、IEEの感情は、過去や明日とのつながりではなく、いま起きることとして体験されるということです。
Niは時間の流れを扱う要素とされています。Niが意識しにくい7番の観察機能にあることと、時間とは何かがぼんやりしているという記述は、一致します。
規則の内側で、周りを驚かせる
アウシュラは、IEEと規則の関係を、トム・ソーヤーを例にこう書いています。
このタイプの人々がいたずらにおいても許されることの境界を越えない傾向にあることは、トム・ソーヤーの冒険の例によく見てとれる。彼はその手に負えない性格にもかかわらず、自分の行為によって何ひとつ重大な規則を破らなかった。本質的に彼は許されたことだけをしたが、それを、周囲を自分に必要な程度に驚かせるようなやり方でしたのである。
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То, что в своем озорстве люди этого типа не склонны переступать границы дозволенного, отлично видно на примере приключений Тома Сойера, который, несмотря на свой несносный характер, не нарушал своими поступками никакие серьезные правила. По сути он делал только дозволенное, но делал это так, что это в нужной для него степени шокировало окружающих.
つまり、IEEの型破りは、許された範囲の中で周りの反応を引き出すものだということです。驚かせる程度も、自分に必要な程度にとどめていると書かれています。
小括します。アウシュラのIEE記述の要点は4点です。
第一に、人の気持ちがからむ状況で出口を見つけることです。人の心の構えが分かることが、その理由として書かれています。
第二に、超自我の側で、実務の力や自分の結論の客観性に確信を持てないことです。そのため、証明書のような外の証拠を求め、自分の結論を引っこめます。
第三に、超イドとイドの側で、体の不調や時間の流れを自分からは意識しにくいことです。
第四に、いたずらをしても重大な規則は破らず、許された範囲で周りを驚かせることです。
06Reininの記述
Reininは、IEEを、調和した世界を支えにしつつ、完成を恐れるタイプとして描いています。Grigory Reininは数学者で、15の二分法特性(レイニン特性)と小集団理論の提唱者として知られます。IEEの記述は、主著『ソシオニクス:類型論・小集団』(英語版2010年)のタイプ記述と、同書第III部の状況別の助言にあります。
注意が1つあります。Reininは機能を、強い順に第1〜第4機能と、陰性の第-1〜第-4機能という独自の番号で呼びます。IEEでは第1がNe、第2がFi、第3がTe、第4がSi、第-4がSeです。当サイトの番号に直すと第3は6番、第4は5番、第-4は3番で、以下の「第3機能」「第4機能」は当サイトの3番・4番とは別の位置です。
存在原理—調和している世界
Reininは、IEEの第1機能(Ne)を信頼の領域として、こう書いています。
信頼の領域は外的世界の全一性である。世界の調和と全一性の感覚がここで支配的である。多種多様な出来事が正常なものとして知覚されうる。たいへん厳しい人生の境遇でさえ、一種の作業環境のように知覚されることがあり、彼はそれを軽く受け止めパニックに陥らない。存在の原理:「私の周りの世界は調和している、ゆえに我あり」。
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the zone of confidence is the integrity of the external world. Feeling of harmony and integrity of the world prevails here. A wide variety of events may be perceived as normal: even very tough life’s circumstances could be perceived as some kind of working environment, he takes it easy, does not panic. The principle of existence: “The world around me is in harmony, therefore I exist.
言い換えると、IEEは、周りの世界が調和していると感じられることを、自分が存在する条件にしているということです。そのため、厳しい境遇に置かれても、作業の場のように受け止めて慌てないとされます。
創造の領域—気が向けば恋に落ちる
第2機能は創造性の領域で、IEEではFiが来ます。Reininは、この領域に他者への態度を置き、恋愛の例でこう書いています。
創造性の場は私の他者に対する態度である。「もし気が向いたら — 恋に落ちるだろう、気が向かなければ — 恋から覚めるだろう、そして後でまた愛するだろう」。これは彼が好む安定した種類の関係ではない。彼の愛の感情は決して確かで安定したものではない。今日IEE〔原文: ハクスリー〕はあなたを愛し、明日のことは明日が語ってくれるだろう。
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the place of creativity is my attitude to others. “If I feel like it – then I will fall in love, if I don't feel like it – then I will fall out of love, and later I will love some more.” This is not the stable kind of relationships he prefers. His feelings of love are never sure and stable. Today a Huxley loves you; tomorrow will speak for itself.
つまり、IEEの愛情は、そのときの気持ちに応じて冷めたり戻ったりするということです。「後でまた愛するだろう」とあるとおり、冷めることは関係の終わりとしては書かれていません。
態度の表現—冗談と指導的地位
Reininは、同じ第2機能で態度を示すときの様子を、自分の友人の例でこう書いています。
IEE〔原文:ハクスリー〕は態度を示すことについても無頓着である。「おい、あんた、馬鹿か何かか!」と彼はついでのように言う。彼は冗談を言い、からかう。アルファ・クアドラの観点からすると、これらの冗談はまったく不適切だ。私には友人にIEE〔原文:ハクスリー〕がおり、彼が冗談を言うたびに私はびくっとし、毎回驚く。私の内なる存在が必ず反応するのだ。何ができるだろうか?ここでは本質的に何もできない。
「馬鹿か何かか」のような言い方で、IEEは相手への態度を、ついでのように口に出します。書き手はアルファ・クアドラの観点から、その冗談に毎回驚くと書いています。受け取る側のクアドラで冗談の響き方が変わる、という観察と読めます。
Reininは、この態度を表現する場を、IEEがどこに求めるかについて、こう書いています。
IEE〔原文: ハクスリー〕は自分の態度を非常に創造的に表現する。それゆえ彼は自分の態度を表現する地位や機会を求める。このタイプの人々はしばしば、彼らの創造機能がうまく実現される社会の指導的地位に見出される。彼らは大学の学部を率いたり、他の方法で人々を率いたりしている。
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A Huxley expresses his attitude very creatively. Consequently he is looking for positions and opportunities to express his attitude. People of this type are often found in leading positions in the society where their creative function is well realized: they are heading the departments at the Universities, leading people in other ways.
言い換えると、IEEにとって指導的地位は、他者への態度を表現する場だということです。Reininは、指導職への向きを、2番の創造機能のFiから説明しています。
恐怖の領域—終わらないフェンス
Reininの体系で「恐怖の領域」と呼ばれる第-4機能は、IEEではSe(位置3の規範機能の要素)です。Reininは、この領域をこう書いています。
完成形への恐怖、行動への恐怖。彼が建てているフェンスは10年間建設中だが、最後の釘は決して打ち込まれないかもしれない。彼は論文を15年間書いているが、それはまだ未完成である。なぜなら「不完全」だからだ — まだ研究が必要であり、いくつかの相互チェックが必要なのだ…など。IEE〔原文: ハクスリー〕はしばしば未完の形、不完全な対象の世界に住んでおり、(ILE〔原文: ドン・キホーテ〕とは異なり)この不完全さと絶えず格闘している。
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the fear of a complete form, fear of an action. A fence he is building has been under construction for ten years, but the last nail may never be hammered in; he has been writing his thesis for fifteen years, but it is still unfinished because it is 'imperfect' – still more studying needs to be done, some cross-checking is needed… etc. A Huxley frequently lives in the world of the unfinished forms, imperfect objects; and he is constantly struggling (unlike a Don Quixote) with this imperfection.
10年建てているフェンスの例のとおり、IEEの仕事は完成の手前で止まりやすいとされます。止まる理由は、まだ研究や確認が要るという「不完全」の感覚です。Reininは、ILEとは違いIEEはこの不完全さと格闘し続けると書き分けています。
Reininは、この領域を抱えたIEEから結果を得る条件を、こう書いています。
IEE〔原文: ハクスリー〕から結果を得るには、厳格な締め切りを設ける必要がある。さもなくば、仕事は無期限に先延ばしされる。彼は物事を変更し、追加し、改善し続けるだろう…しかし完璧さに限度はない!この特性は、職場環境において考慮されるべきである。この特性を知っているIEE〔原文: ハクスリー〕は、しばしば仕事の締め切りが「デフォルトで」規定された仕事を求める。これはたとえば教職などである。
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To get a result from a Huxley it is necessary to put strict deadline. Otherwise the work will be procrastinated indefinitely, he will continue to alter, add, and improve things… But there is no limit to perfection! This trait should be taken into account in a working environment. Knowing this trait a Huxley often seeks a job where work deadlines are stipulated 'by default'. This could be, for example, teaching.
つまり、IEEから成果を得るには、外から決められた締め切りが要るということです。本人もこの特性を知っていて、教職のように締め切りが初めから決まった仕事を選ぶ、とReininは書いています。恐怖の領域の弱さを、仕事の選び方で補うという観察です。
第3機能(自己評価)—理想の秩序
Reininの第3機能は自己評価が左右される領域とされ、IEEではTe(位置6)です。Reininは、こう書いています。
彼の自己評価は外的世界秩序の安定性に依存する。「私の世界が秩序立っているならば、私は良い人物である」。(中略)それゆえ彼らは現実世界の論理を単純化し、それを理想化する。しばしば彼らはパートナーが自身の抽象的な理想に従うことを期待する。IEE〔原文: ハクスリー〕は配偶者を見つけるのが大変である。なぜなら現実のパートナーは彼らの理想的基準を満たさないからだ。
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his self-esteem depends on the stability of the external world order. “If my world is in order, then I am a good person”. These people look good on a stage playing a guitar or something like that. As a rule, they live to become their ideal. People of this type perceive the logic of the objective circumstances through the third function; therefore they simplify the logic of the real world and idealize it. Quite often they expect their partners to comply with their abstract ideal. A Huxley has a hard time finding a spouse because real partners do not meet their ideal standards. The person close by cannot be ideal by definition.
言い換えると、IEEの自己評価は、身の回りが整っているかどうかで上下するということです。その秩序は現実を単純にした理想の形で描かれ、パートナーにも求められます。そのため、現実の相手が理想を満たさず、配偶者が見つかりにくいとされています。
第4機能—感覚への暗示と治療
第4機能は暗示にかかりやすい領域で、IEEではSi(位置5の暗示機能)です。Reininは、こう書いています。
このタイプの人々は感覚を通じて特に暗示にかかりやすい。誰かの健康について一言言うだけで、彼は自意識過剰になり、自分の健康について考え込み、引き込まれていくこともある。彼らは聞いたすべてを自分自身に当てはめる傾向がある。情報は彼らに関係しないかもしれないのに、彼らはすぐに自分自身という宇宙の中心について考えるのだ。このタイプの人々はかなり心気症である。
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People of this type are especially suggestible through sensations. It is enough to say a word about somebody’s health, and he gets self-conscious, thinking about his health he may get carried away. They tend to apply everything they hear to themselves, information may not even be related to them but they immediately think about their own center of the universe. People of this type are rather hypochondriac.
つまり、IEEは、体の具合について人から聞いた話を、すぐ自分のことに置き換えて考え込むということです。Reininはこの暗示のかかりやすさを、心気症の傾向として書いています。
小集団のなかのIEE
Reininは、二分法の組み合わせで16タイプを4タイプずつの小集団に分け、IEEをILEとともに「客観直観タイプ」の組に入れています。ここでいう客観・直観は小集団の名前で、レイニン特性の主観主義/客観主義とは別の区切りです。
第III部の助言—予期せぬ出来事
主著の第III部は、状況ごとに、相談に来た人へ二人称で助言する形式です。Reininは、予期せぬ出来事とスケジュールの破綻の状況で、IEEにこう助言しています。
状況があなたに意思に反して何かをするよう強いるかもしれない。外的圧力に抵抗するよう努めよ。観察せよ。自分の立場を守るよう努めよ。
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The situation may force you to do something against your will. Try to resist the external pressure. Observe. Try to stand your own ground.
Reininはここで、外からの圧力に流されず、観察して自分の立場を守るよう助言しています。第1機能の記述では、IEEは厳しい境遇でもパニックに陥らないとされていました。動じないという観察と、流されるなという注意が、同じ著作の中で並んでいます。
小括します。ReininのIEE記述の軸は3つです。
第一に、世界が調和しているという感覚を存在原理に置き、厳しい境遇にも慌てない人物として書いたことです。
第二に、第2機能のFiを気持ちしだいで揺れる愛と態度の気軽な表現として書き、指導的地位をその表現の場としたことです。
第三に、第3機能のTe、第4機能のSi、第-4機能のSeについて、理想の秩序、健康の暗示、終わらない仕事という生活の例を並べたことです。
このように、Reininは恋愛・健康・締め切りといった生活の場面でIEEを描いています。第III部の助言では、第1機能の冷静さと並べて、外からの圧力に流されないよう注意も促しています。
07Bukalovの記述
Bukalovは、IEEを、人や計画の可能性を見抜き、その見通しを人との関係づくりに使うタイプとして書いています。Aleksandr Bukalovはキエフの国際ソシオニクス研究所を率い、機関誌『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』を主宰してきた研究者です。理論面では、機能の次元性(1990年)と、意識機能を加えたモデルB(1989年)の提案で知られています。
この章で引くのは、IEEのプロファイルと、機関誌に発表された論文です。論文は要素を▽(Fi)などの記号で書き、位置の番号は現行と同じです。
計画の見通しと、誰とも保つ関係
Bukalovのプロファイルは、IEEが先の見通しを見抜く力と、人との付き合い方を、続けてこう書いています。
「IEE〔原文: ハクスリー〕」は建設プロジェクトなど、あらゆるプロジェクトの良い見通しを見抜き、うまくいくかどうかをすぐに判断する。人々とのコミュニケーションが容易で、知り合いをすぐに作り、他者に好かれる能力があり、全員と良好な関係を維持しようとする。
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At the same time, “Huxley” sees good prospects for any projects, such as construction, and immediately says, will or not. It is easy to communicate with people, start dating, able to please others, trying to maintain good relations with all.
言い換えると、IEEは計画の成否を早くから言い当て、人とは誰とでも良い関係を保とうとするということです。
前半は1番の主導機能のNe(外向直観)、後半は2番の創造機能のFi(内向倫理)の記述と読めます。Bukalovは、この2つを1つの人物像の中で続けて書いています。
人への関心と、選ぶ職業
Bukalovは、子供のころの姿と、大人になってからの関心を、こう書いています。
「IEE〔原文: ハクスリー〕」タイプに属する子供たちは、大きな夢想家、発明家であり、落ち着きがなく、いつも何かをしでかしている。大人について言えば、(中略)最も興味を持つのは人間である。だからこそ彼らの多くが心理学者になる。優れたジャーナリストであり、時に政治家でもある。
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Children belonging to a type of “Huxley” big dreamers, inventors and restless, they are always up to something. As for adults, they engage in a boring affair, they are most interested in people. And so many of them psychologists. This excellent journalists, and sometimes politics.
つまり、子供のIEEは空想と発明に夢中で、大人のIEEがいちばん関心を持つのは人間だということです。心理学者やジャーナリストが多いことは、その関心の行き先として説明されています。
好意を得ることと、親密さの手前
Bukalovは、IEEの行動の特徴として、異性との関係をこう書いています。
「IEE〔原文: ハクスリー〕」の行動には興味深い特徴がある—異性の人物の好意を容易に得るが、親密な関係からは最後の瞬間に避けることがある—ストルガツキー兄弟の小説『神様はつらい』のドナ・オカンとのエピソードにおけるドン・ルマータのように。
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The behavior of the “Huxley” has an interesting feature: it is easy to achieve the favor of the opposite sex person, but from the intimate relationship “Huxley” at the last moment may avoid - like Don Rumata in the episode with Dona Okan in the novel A. and B. Strugatsky “Hard to Be God “.
つまり、IEEにとって、好意を得ることと、親密な関係に進むことは別の段階だということです。好意を得るまでは容易でも、最後の瞬間に引くことがあるとされています。
脅威には先に動く
Bukalovは、状況が脅威に変わったときのIEEを、こう書いています。
脅威的な状況が展開した場合、IEE〔原文: ハクスリー〕はすべてがどうなるか受動的に待つことはなく、最初に攻勢に出る。彼は「自分が理解していない」と言われることを好まない。
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If threatening situation develops. Teksli “does not wait passively, than all will end, and the first goes on the offensive. He does not like” being told “what he does not understand,
言い換えると、脅威に対してIEEは、守って待つより先に仕掛けることを選ぶということです。
後半の、理解していないと言われるのを嫌うという一文は、4番の脆弱機能にTi(内向論理)を持つ配置と重ねて読めます。Bukalovは、先に動くことと理解を疑われるのを嫌うことを、脅威の場面の反応として同じ段落に並べています。
関係の倫理が裏目に出る結婚
2023年の論文で、Bukalovは、2番のFiの強さが結婚ではかえって裏目に出ることを、こう書いています。
ときに、このあまりに創造的な関係の倫理は彼らに悪い冗談を演じる、なぜなら彼らは、いつでもどんな人とでも必要な関係を確立できると考えるからで、我々の観察によれば、彼らは(特に女性は)失敗した結婚に陥ることが最も多いタイプに属する。なぜなら彼らには(ソシオニクスの法則を知らなければ)、どんな人とでも必要な関係を築き、それらの関係の中で生きられると思えるからである。だが、うまくいかない。
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Иногда эта слишком творческая этика отношений играет с ними злую шутку, потому что они думают, что всегда смогут установить нужные отношения с любым человеком и по нашим наблюдениям, они относятся к тем типам, у которых чаще всего бывают неудачные браки (особенно женщины). Потому что им кажется (если они не знают законов соционики), что они с любым человеком могут построить нужные отношения и в этих отношениях жить. А вот и не получается.
つまり、誰とでも関係を築けると思えることが、うまくいかない結婚につながるということです。
Bukalovはこれを「我々の観察によれば」と断り、「ソシオニクスの法則を知らなければ」という条件も付けています。弱点が、苦手な位置ではなく2番の創造機能の側に置かれている点が、この記述の特徴です。
Bukalovは同じ段落で、本人から聞いた言葉と、夫婦の統計を続けて挙げています。
このタイプのある女性は私にこう言った:「私は4回目の結婚をしている」。― 「それで?」 ― 「ほら、こんな具合に、うまく行かない。私は一つを考えていたけど、別のことが起こる…」。そして私は彼女のムードから、これは彼女にとってすでに一種の練り上げた技術 ― 2~3年生活し、たぶんまた離婚 ― だと理解する。これはもちろん極端な場合だが、我々には夫婦の統計が蓄積されている:このタイプの人々と、奇妙にも彼らに衝突するタイプ ― 論理感覚内向(□(Ti)●(Se)、LSI) ― が、(型間関係の観点から)失敗した結婚に最も多く至る。
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Одна женщина такого типа говорила мне: «Я в четвертый раз замуж выхожу». — «И как?» — «Да так вот, не сложилось. Я думала одно, а получается другое…». И я по её настрою понимаю, что это для нее уже какая-то откатанная технология — 2–3 года поживет и, может быть, опять разведется. Это, конечно, крайний случай, но у нас накоплена статистика супружеских пар: люди этого типа и, как ни странно, конфликтного им типа — логико-сенсорные интроверты (L, ЛСИ) чаще всего вступают в неудачные (с точки зрения интертипных отношений) браки.
4回目の結婚をする女性の例は、Bukalov自身が「極端な場合」と断っています。そのうえで統計では、IEEと、IEEと衝突関係にあるLSIが、失敗した結婚に最も多く至るとされています。
ここでいう失敗した結婚とは、タイプ間の関係から見て組み合わせのよくない結婚のことです。LSIに「奇妙にも」と添えているとおり、Bukalov自身もこの結果を意外なものとして書いています。
意識機能と次元性の提案
BukalovのIEE記述は上のプロファイルと論文が中心で、主な仕事はモデルの拡張にあります。Bukalovは、その出発点を、こう書いています。
このように、標準的な線形情報モデルには上位の管理する意識機能が欠けている。そのため著者は1989年に、情報代謝諸機能の活動を管理し修正する上位審級機能としての「意識機能」概念を導入した[5]。
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Таким образом, в стандартной линейной информационной модели психики не хватает вышестоящей управляющей функции сознания. Поэтому автором в 1989 году было введено понятие функции сознания, как функции верхней инстанции, которая управляет и корректирует деятельность функций информационного метаболизма [5].
つまり、機能の働きを管理する上位の機能が無いと考え、1989年に意識機能を加えたということです。
この拡張がモデルBです。もう1つの提案である次元性は、IEEの各位置が扱える情報の幅を記述する道具で、16章で扱います。
小括します。BukalovのIEEプロファイルは、計画の見通しを言い当てる力と、誰とでも関係を保とうとする付き合い方から始まります。人への関心は職業の選び方に表れ、異性の好意を得たあと親密さの手前で引くこと、脅威には先に攻めることも書かれています。
後年の論文では、関係を築く力への自信が結婚で裏目に出ることが、本人から聞いた例と夫婦の統計の両方で示されています。BukalovはIEEの弱点を、苦手な位置ではなく2番のFiへの見込みの側に置いています。理論面の仕事はモデルBと次元性の提案で、その適用は16章で扱います。
08Stratiyevskayaの記述
Stratiyevskayaは、IEEを人とその可能性を試し続ける観察者として描いています。Vera Stratiyevskayaは、16タイプの長文プロファイルと、クアドラ・関係中心の著書『お別れしないために』で知られる研究者です。
本書は双対関係の手引きとして書かれた本で、筆致は具体例が多く、断定が強いのが特徴です。
人の性格を一目で見抜く「繊細な心理学者」
Stratiyevskayaは、1番の主導機能のNeの節を、人を見抜く力の記述から、こう書き始めています。
このタイプの代表者には並外れた洞察力が備わっている。人物の性格をほぼ一目で判断でき、しかも非常に正確で、ほとんど即座に簡潔で要を得た特徴づけを与えることができる。(中略)繊細な心理学者であり、気分や関係のごく微かな変化をも繊細に感じ取る。対話相手を見事に感じ取る。容易に交流する。人々と共に働くのが見事である。
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Представителям этого типа свойственна исключительная проницательность. Характер человека могут определить практически с одного взгляда, причем настолько точно, что почти сразу способны дать ему емкую и лаконичную характеристику.〔中略〕Тонкие психологи, тонко чувствующие малейшее изменение настроения и отношений. Прекрасно чувствуют собеседника. Легко общаются. Прекрасно работают с людьми.
言い換えると、IEEは人の性格や関係の小さな変化にすぐ気づき、それを短い言葉にできるということです。Neの節で最初に書かれている対象は、物や考えではなく人です。1番のNeが向く可能性を、Stratiyevskayaはまず人の性格と関係の中に置いていると読めます。
周りの世界全体を「実験室」にする
では、IEEは人の可能性をどう確かめるのでしょうか。Stratiyevskayaは、同じNeの節で、こう書いています。
IEE〔原文: ハクスリー〕は絶えず、最も多様な状況における人々の潜在的可能性を「研究」している。しかも彼らの「実験室」を務めるのは、周囲の世界全体である。IEE〔原文: ハクスリー〕は状況を「他人の手で」探り、他者の誤りや経験から学ぶことを見事にする。(中略)このタイプの代表者にある「独創的なアイデア」が閃くたびに、彼はかなり素早く、自身の周囲の誰がその実行者やテスト役になりうるかを思い描く。
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Гексли постоянно "исследуют" потенциальные возможности людей в самых разных ситуациях, причем "лабораторией" им служит весь окружающий мир. Гексли прекрасно умеет прощупывать ситуацию "чужими руками", учиться на чужих ошибках и на чужом опыте.〔中略〕Каждый раз, когда представителя этого типа осеняет какая-нибудь "оригинальная идея", он довольно быстро представляет себе, кто из его окружения мог бы стать ее исполнителем и испытателем.〔中略〕Если его замысел реализуется успешно или хоть с какой-то пользой, Гексли будет этому искренне рад, хотя и не упустит случая извлечь для себя определенную выгоду (например, намекнет человеку, что теперь он ему чем-то обязан).
つまり、IEEは考えが閃くと、まず周りの誰がそれを実行できるかを思い描くということです。上の引用にある「他人の手で」は、他人の経験と誤りから学ぶことを指しています。可能性を試す場所が自分の外にある、という見方は、次の節の誤りの扱いにもつながります。
成功はあって当然だから、誤りを認めにくい
Stratiyevskayaは、IEEの誤りの扱い方を、成功の受け止め方から、こう説明しています。
成功はIEE〔原文: ハクスリー〕の理解では基準である。成功の欠如は、彼を、何か不調なものとして警戒させる。このような「プログラム的」な自身への要求は、このタイプの代表者がいかなる失策、誤謬、失敗をも許すことを許さない。彼らは自分自身でそれを許せない。なぜなら自身の誤謬と失敗の認識は彼らの自己評価を下げる、つまり自身の可能性に関する彼らの観念を下げてしまうからだ。(中略)それゆえ、半ば真面目に「私の中に何か欠点が見えるなら、私に言ってください、そうすれば直しますから」と言うこともある。
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Успех, в понимании Гексли, — это норма. Отсутствие успеха его настораживает, как нечто неблагополучное. Такое, "программное" требование к самому себе не позволяет представителям этого типа допускать какие-либо просчеты, ошибки или неудачи. Они сами себе этого не могут позволить, поскольку признание собственной ошибки и неудачи занизит их самооценку, т. е. снизит их представление о собственных возможностях.〔中略〕поэтому иногда может полусерьезно сказать: "Если вы видите во мне какие-то недостатки, скажите мне об этом, и я исправлюсь".
上の引用にある「基準」は、成功はIEEにとって、あって当然の状態だという意味です。そのため、失敗を認めることは、自分の可能性の評価を下げることになるとされています。
引用の最後の一言は、その裏返しです。自分では許せない欠点を、人に指摘してもらう形で直そうとしていると読めます。
相手の波長に合わせる「合鍵」
Stratiyevskayaは、2番の創造機能のFiを、相手に合わせる力として、こう書いています。
IEE〔原文: ハクスリー〕の関係の倫理の特徴的な性質は、対話相手に適応する能力、彼の「波長に合わせる」能力である。これは、ほとんどあらゆる人物、最も非社交的な人物の好意さえも勝ち取り、自身の関心を満足させるのに必要なだけ深く「魂の中をのぞき込む」ことを可能にする性質である。(中略)IEE〔原文: ハクスリー〕は、各人物、各魂—最も閉ざされ、神秘的なものであっても—に「合鍵」を選び取る性質を授けられている。そしてそのために、彼には数多くの手段と方法がある。
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Характерная черта этики отношений Гексли — умение приспосабливаться к собеседнику, умение "настроиться на его волну": качество, помогающее ему добиться расположения практически любого, даже самого некоммуникабельного человека и позволяет "заглянуть в душу" настолько глубоко, насколько это нужно для удовлетворения его собственного интереса.〔中略〕Гексли наделен свойством "подбирать отмычки" к каждому человеку и к каждой душе — даже самой закрытой и загадочной. И для этого у него есть масса средств и способов.
言い換えると、IEEは相手ごとに近づき方を変え、打ち解けにくい人とも関係を作れるということです。どこまで近づくかは、自分の関心を満たすのに必要な深さまでと書かれています。
同じ節で、Stratiyevskayaはこの力が人を動かす側面に触れ、そのすぐあとに自分で留保を付けています。
各人物の自信と不安の度合いを見抜く能力—これは、彼に人々を見事に操縦し、彼らの野心とコンプレックスを弾く(プレイする)ことを可能にする性質である。(中略)それにしても、IEE〔原文: ハクスリー〕をある種の狡猾な策謀家、自身の能力を私利のために巧みに利用する人物と表現するのは誤りだろう。このような関係の形は、彼のプログラムを実現し、彼が企てた事業の成功を保証するに過ぎないのである。
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Умение увидеть в каждом человеке степень его уверенности и неуверенности в себе — качество, позволяющее ему великолепно манипулировать людьми, играть на их амбициях и комплексах.〔中略〕И все же было бы ошибкой представлять Гексли этаким коварным интриганом, ловко использующим свои способности в корыстных целях. Такая форма отношений всего лишь реализует его программу и обеспечивает успех задуманному им мероприятию.
つまり、人を動かす力が向かう先は、私利ではなく自分が始めた事業の成功だということです。Stratiyevskayaは「操縦」という強い語を使ったうえで、「策謀家」という見方を自分で退けています。
別れた相手とも「友達」でいる
Stratiyevskayaは、関係を断ち切らない傾向について、IEE本人の答えを添えてこう書き留めています。
IEE〔原文: ハクスリー〕は関係を最終的な断絶にまで持ち込まず、過去のパートナーと「友達」関係に留まろうとする。(中略)(このタイプの代表者の一人にこう尋ねた:愛する女性と過ごす一晩のために命を捧げることができるか?—「いや、できない」と彼は答えた、「なぜなら、その時、私は自分の主要な原則—過去の恋人と友達関係に留まること—を裏切ることになるから。死んでしまったら、どうやって友達でいられる?」)
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Это еще одна причина, по которой Гексли старается не доводить отношения до окончательного разрыва, а оставаться со своими бывшими партнерами в "товарищеских" отношениях〔中略〕(Одного из представителей этого типа спросили: мог бы он отдать жизнь за ночь, проведенную с любимой женщиной? — Нет, не мог бы, — ответил он, — потому, что тогда бы я изменил своему главному принципу: оставаться с бывшими возлюбленными в дружеских отношениях. А какой же я буду друг, если я умру?")
この答えでは、愛する人との一晩より、過去の恋人と友達でいる原則のほうが重く置かれています。冗談めいた言い方ですが、Stratiyevskayaはこれを、関係を断絶まで持ち込まない傾向の例として添えています。
4番のTiに出る、説明の難しさ
弱い位置の記述は、日常の場面で書かれています。Stratiyevskayaは、4番の脆弱機能のTiの節で、説明の難しさを、こう書いています。
何らかの初歩的な概念の説明にしばしば困難を覚える。しかし、複雑な現象を単純な手段で説明するのはなおさら困難である。(これは、このタイプの代表者が4歳の子供に雷と稲妻の本性を説明した例だ:「雲が、たとえば「プラス」の符号で漂っていて、その方へ別の雲が「マイナス」の符号で来て、そして両者が衝突し、雷と稲妻になる」。)
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Часто испытывает трудность в объяснении каких-либо элементарных понятий. Но еще более затрудняется объяснить сложное явление простыми средствами. (Вот пример того, как представитель этого типа объяснял четырехлетнему ребенку природу грома и молнии: "Плывет облако, допустим, со знаком "плюс", а навстречу ему другое — со знаком "минус", а потом они сталкиваются, и получаются гром и молния.")
言い換えると、初歩的な概念の説明にも苦労し、複雑な現象を単純に言い直すのはさらに難しいということです。雷の例では、プラスとマイナスの雲がぶつかるという像は出ていますが、なぜ雷になるのかの筋道は説明されていません。4番のTiの弱さを、Stratiyevskayaは説明の場面で書いています。
小括します。StratiyevskayaのIEE記述には3つの特徴があります。
第一に、1番のNeを人の性格と可能性に向く力として書いています。世界全体を実験室にすることも、成功をあって当然とする見方も、この力から説明されます。
第二に、強い語のすぐあとに、著者自身の留保を置く箇所があります。「操縦」と書いた直後に、「策謀家」という見方を退けています。
第三に、4番のTiの弱さを、雷の説明のような日常の具体で書いています。観察の具体さと言い方の強さは、分けて受け取ることができます。
09Filatovaの記述
Filatovaは、IEEを、新しい可能性に燃え上がる直観と、人の気分を扱う倫理の組み合わせとして描いています。弱さの側に置かれるのは、規則や地道な労働、物と金銭の領域です。
Ekaterina Filatovaは、簡潔な4機能の枠組みと、写真資料を併用したタイプ記述で知られる研究者です。この章の引用は、主に『ソシオニクスの鏡の中の人格』のIEE章からです。
Filatovaは、主導・創造・脆弱・暗示の4機能でIEEを書いています(03章で見たとおり、4つ目は今の5番です)。
主導と創造の2機能の定式は03章、サブタイプは20章、外見による識別は21章で扱います。
新しさに燃え上がり、同じ速さで冷める
Filatovaは、IEEの関心の向かい方について、こう書いています。
IEEにとって最も重要で興味深いのは、何であれ新しい可能性を見つけ、見て取り、理解することである。彼の注意は常に、あらゆる独自なもの、並外れたものに引きつけられている。(中略)彼の関心は、新しいおもちゃを目にした子供のようにぱっと燃え上がるが、彼を夢中にさせていた対象がその新しさを使い果たし、見慣れた当たり前のものになったとたん—IEEは同じくらい早く冷め、また別の新しい可能性に魅了されようとする。
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Для ИЭЭ самым важным и интересным является найти, увидеть, понять новую возможность чего бы то ни было. Его внимание всегда приковано ко всему уникальному и необычному. Его стимулируют новые идеи, он готов получать информацию из любых источников. Эти идеи могут как касаться отношений с новыми людьми, так и иметь естественно-познавательный характер. Его интерес вспыхивает, как у ребенка, при виде новой игрушки, но как только предмет его увлечения исчерпает свою новизну и станет знакомым и привычным — ИЭЭ так же быстро остывает, чтобы очароваться новой возможностью.
言い換えると、IEEにとっていちばん大事なのは新しい可能性を見つけることで、見慣れたものになると関心はすぐ次へ移るということです。冷めるのは対象が新しさを使い果たしたときとされ、冷め方も新しさへの関心から説明されています。
この性質を体現する人物として、Filatovaはレマルク『三人の戦友』のレンツを挙げ、こう書いています。
ここに、E・M・レマルクの『三人の戦友』の一人、ゴットフリート・レンツがいる。その描写から判断すると、彼はIEE心理タイプの鮮やかな代表者である。彼は、あらかじめ定められ、既知であるものすべてを拒む。この性質はもちろん、この心理タイプの非合理性にも関わっている。「目的があると、人生は俗物的で、限定されたものになる」この心理タイプの最も魅力的な特徴の一つは、創造性への能力、あらゆる型にはまったものを拒もうとする志向である。
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Вот перед нами Готфрид Ленц, один их «Трех товарищей» Э. М. Ремарка. Судя по описанию, он является ярким представителем психотипа ИЭЭ. Он отвергает все, что заранее задано и известно, это свойство, конечно же, связано также и с иррациональностью этого психотипа: «Когда есть цель, жизнь становится мещанской, ограниченной». Одной из самых привлекательных черт этого психотипа является способность к творчеству, стремление отвергнуть все рутинное.
上の引用にある非合理性とは、主導機能が直観や感覚の要素であるタイプに共通する性質のことです。つまり、決まった道筋を拒む性質が、この二分法とも創造性とも結びつけられています。
レンツの台詞「目的があると、人生は俗物的で、限定されたものになる」は、その性質を人物の言葉で示す例です。Filatovaは、型にはまったものを拒む志向を、IEEの最も魅力的な特徴の1つに数えています。
人の気分を扱う「実験者」—悪意ではなく遊び
2番の創造機能のFiの節で、Filatovaは、IEEの人との関わり方をこう書いています。
IEEは、彼の見方で将来性があり価値のある仕事へと、周囲の人々を鼓舞する才を持っている。彼自身にとっても、人々の気分や関係をやりくりすることは、非常に興味深い。この点で彼は実験者であり、自分の「挑発」に対する周囲の反応を、好奇心を持って観察する。「感情の場」を見事に操りながら、彼は褒め言葉を口にすることができ、その際まったく誠実である—なぜなら彼は常に、人の中に肯定的な性格特性を見出す用意ができているからである。しかし、からかい始めたり、それどころか直接的にいたずらをしたりすることもあるが、それは決して悪意からではなく、むしろ遊びとして行われる。
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ИЭЭ обладает даром воодушевлять окружающих людей на перспективное, стоящее, на его взгляд, дело. Ему самому очень интересно жонглировать настроениями людей и их отношениями. В этом он — экспериментатор, с любопытством наблюдающий реакцию окружающих на свои «провокации». Прекрасно владея «эмоциональным полем», он может говорить комплименты, будучи при этом совершенно искренним, поскольку всегда готов подметить в человеке положительные черты характера. Но может и начать подтрунивать, а то и прямо дразнить, но это никогда не делается со злобой, а скорее — как игра.
ここでいう「実験者」とは、自分の働きかけに周りがどう反応するかを、好奇心から確かめる人のことです。Filatovaによれば、からかいやいたずらも、相手を傷つけるためではなく遊びとして出てくるとされています。褒め言葉が誠実である理由は、人の中に良い面を見つける用意がいつもあることに置かれています。
規則・報告書と厳密な分析が苦手
4番の脆弱機能のTiの節で、Filatovaは、IEEが最も苦手とする領域をこう書いています。
労働時間の組織化、職務上の義務の遂行、指示書、規則、報告書に関わることすべて…これらはIEEにとって最も苦手な部分である。あらかじめ限定された枠組みに自分を当てはめることは彼にとって苦痛であり、彼の創造的な性質は、与えられたものを何であれ受け入れない。厳密な分析的アプローチと論理的分析は、彼にとって苦手である。(中略)豊富な発想と型破りなアプローチを持ちながらも、常に深く分析できるとは限らず、細部に力を分散させ、何か本質的なことを見落としてしまうことがある。
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Все, что связано с организацией рабочего времени, выполнением должностных обязанностей, инструкциями, регламентацией, отчетностью... — менее всего удается ИЭЭ. Ему тягостно вписываться в заведомо ограниченные рамки, его творческая натура не приемлет ничего заданного. Трудно даются строгий аналитический подход и логический анализ. Если занимается научной работой — не может сидеть и кропотливо делать что-то нужное, предпочитает обсуждать с окружающими множество идей, приходящих ему в голову. При обилии выдумок и нетривиальных подходов не всегда способен глубоко анализировать, может распыляться по мелочам и упустить что-то существенное.
言い換えると、決められた枠に合わせることと筋道を詰める分析が、IEEにはいちばんの負担になるということです。Filatovaは、枠に当てはめられる苦痛を、与えられたものを受け入れない創造的な性質から説明しています。
そのうえでFilatovaは、周りからの評価と、それを補う力を、こう書いています。
いずれにせよ、地道で骨の折れる労働は、IEEにとって、まったく手に負えないものに思えることが多い。この性格特性のせいで、彼はあまり頼りにならない人物だと見なされることがある。(中略)実際、IEEの実務的な資質には、常に頼れるとは限らないことがある。しかし、携わらなければならない活動の中に数多くの可能性を見出す力を持ち、彼は問題を意外な角度から見る術を心得ている。彼はそうした展望によって他人を惹きつけ、結果として仕事が成し遂げられるようにすることができる。
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Так или иначе, но сермяжный, кропотливый труд для ИЭЭ часто кажется совершенно непосильным. Бывает, из-за этой черты характера его считают человеком не очень надежным.〔中略〕И действительно, случается, что на деловые качества ИЭЭ не всегда можно положиться. Однако умея видеть множество возможностей в той деятельности, которой приходится заниматься, он умеет взглянуть на вопрос с неожиданной стороны. Он способен увлечь этими перспективами других, чтобы в итоге работа была выполнена.
IEEは、地道な作業が手に負えないと感じやすく、そのために周りから頼りにならないと見なされることがあるとされています。ですが、Filatovaは評価をそこで止めず、可能性を示して人を惹きつけ、仕事を成し遂げさせる力を続けて書いています。
4番のTiで続かない地道な作業を、1番のNeが示す展望で補うという運びと読めます。
物・秩序・金銭への関心の薄さ
5番の暗示機能のSiの節で、Filatovaは、IEEの物と金銭との付き合い方をこう書いています。
IEEは物質的な物の世界にはあまり関心がない。秩序を保つことも彼には難しく、丹念さや几帳面さを要することはすべて、彼をすぐに疲れさせる。ある買い物が必要かどうか、常に確信を持てるわけではなく、ある品物がその新しさと独創性によって彼を惹きつけてしまうこともある。(中略)ある品物が、その後長い間放置され、使い道が見つからないままになることもある。IEEは金銭の扱いにおいても、だらしないことがある。お金は、彼にとって、人生から新しい印象を得るために使うという観点から、より大きな関心の対象となる。
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ИЭЭ мало интересуется миром материальных вещей. Трудно ему также следить и за порядком, все, что требует тщательности и кропотливости, его быстро утомляет. Он не всегда бывает уверен в нужности или ненужности той или иной покупки, бывает, его привлечет своей новизной и оригинальностью какой-то предмет, который потом долго валяется и не находит себе применения. ИЭЭ бывает небрежным и в финансовых делах. Деньги его интересуют больше с точки зрения их использования для получения новых впечатлений от жизни.
つまり、IEEは、品物の必要より新しさに惹かれて買うことがあるということです。お金も、Filatovaによれば、新しい印象を得るための手段として関心の対象になります。
物と金銭の扱いも、1番のNeが求める新しさの側から説明されています。
実現の場—新しい事業と人とのつながり
Filatovaは、IEEの力が生きる場を、職業の節でこう書いています。
自分を作り変える能力、新しい可能性を予見する能力、強い関係性の倫理のおかげで、IEEタイプの人間は、熱意、あらゆる新しいものへの好奇心、人とのつながりを築く能力が第一に求められるあらゆる場所で、かけがえのない存在となる。それは新規事業の立ち上げ、起業、広告、ジャーナリズムなどでありうる。一部のIEEは心理学者として成功裏に働く。型にはまらない思考のおかげで、この心理タイプの多くの人々は学術研究においても自分をよく実現でき、問題に対する意外な視点を容易に提示することができる。しかし、地道な労働と一貫した厳密な分析は、概して彼らには容易ではない。
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Благодаря умению перестраиваться, предвидеть новые возможности, сильной этике отношений, человек типа ИЭЭ незаменим везде, где на первом месте — азарт, любопытство ко всему новому, умение наладить контакты. Это может быть организация нового дела, предпринимательство, реклама, журналистика... Некоторые ИЭЭ успешно работают психологами. Благодаря нетривиальности мышления многие люди этого психотипа могут хорошо реализовать себя также и в научной работе, с легкостью предлагая неожиданный взгляд на проблему. Однако кропотливый труд и последовательный строгий анализ, как правило, даются им нелегко.
IEEは、熱意と好奇心、人とつながる力が第一に求められる場で力を出すとされています。Filatovaが挙げるのは、新規事業の立ち上げや広告、ジャーナリズム、心理学者などです。
学術研究でも意外な視点を出せるとしながら、Filatovaは地道な労働と厳密な分析は容易でないと、同じ段落に書き添えています。脆弱機能の節で見た4番のTiの弱さが、職業の記述でも繰り返されています。
小括します。FilatovaのIEE記述は、4機能の枠組みに沿って、新しさへの関心を人物像の中心に置いています。第一に、関心は子供のように燃え上がり、新しさが尽きると冷めます。第二に、人の気分を扱う振る舞いは「実験者」の好奇心とされ、からかいも悪意ではなく遊びと書かれています。
第三に、規則・地道な労働・物と金銭の領域は弱さの側に置かれますが、同じ節に展望で人を動かす力が並べられています。
10Yermakの記述
Vladimir YermakはIEEを、興味深い人と近い関係を結び、身近な心地よさのためなら大きな労力も払えると考えるタイプとして書いています。Yermakは、ソシオニクスをシステム工学の言葉で組み直した研究者です。タイプを「情報代謝タイプ(略号TIM)」と呼び、人物像ではなくモデルの帰結としてタイプを記述します。
資料は、2005年の単行本『人を理解することを学ぶには』です。付録は共著で、付録2はRoslankina、付録5はPavlovとの共著です。Yermakの「第N機能」は、このページの位置Nと同じ番号です。
1段落で書かれる社会的特性
Roslankinaとの共著の付録2では、16のタイプが同じ枠で並びます。Yermakは、IEEの社会的特性をこう書いています。
TIMの社会的(個人的)特性: (ほかの人々と比べて)興味深い人々、(彼の見方では!)何か際立った能力やふつうでない可能性などを持つ人々と、近しい、肯定的な関係を結ぼうとする。それをするのは、身近な周囲に快適な雰囲気、身体的および/または心理的な心地よさが必要だと無意識に感じるときであり、その心地よさのためなら、自分は「労働の偉業」もなしうると考えている。
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Социальная (личностная) характеристика ТИМ: стремится устанавливать близкие, позитивные отношения〔中略〕с интересными (на фоне других) людьми, имеющими некие выдающиеся (с его точки зрения!) способности, необычные возможности и т.п.〔中略〕делает〔中略〕это тогда, когда в ближнем окружении неосознанно чувствует необходимость комфортной атмосферы, физических и/или психологических удобств〔中略〕ради которых считает себя способным на «трудовые подвиги»
つまり、Yermakの記述では、IEEが人と近づく動機は、自分の身近な心地よさにあるということです。そのためなら大きな労力も払えると本人は考えている、と書かれています。
相手が興味深いかどうかは、IEE自身の見方で決まると、Yermakは感嘆符つきの括弧で断っています。逸話も評価語もなく、位置の働きと、それが働く条件だけでIEEを書いています。
4番のTi—経験だけで組む筋道
付録2は、各位置に扱う要素と働きを割り当てます。4番の脆弱機能を、Yermakは「自己」の機能と呼び、この位置のTiについてこう書いています。
「自己」の機能(社会的経験の機能、モデルの第四機能)(中略)機能すること—情報アスペクト「システム」(「関係の論理」)において。意志による働きかけについての自分の社会規範的な観念を実現するための、具体的な行為の順序と論理的構造は、個人的な経験だけにもとづいて行う。非論理的だという指摘や、分析能力への批判は、しばしば痛みをもって受けとめられる。
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функция «самости» ( функция социального опыта, четвертая функция модели )〔中略〕функционирование — в информационном аспекте «система»(«логика отношений»); конкретную последовательность действий, логическую структуру реализации своих социально- нормативных представлений о волевых воздействиях〔中略〕осуществляет только на основе личного опыта; замечания о нелогичности, критика аналитических способностей часто воспринимаются болезненно.
上の引用にある情報アスペクトはYermakが情報要素を指す語で、「関係の論理」はTi(内向論理)のことです。言い換えると、IEEは行動の手順や筋道を自分の経験だけを頼りに組み立てるので、論理の穴や分析力の弱さを指摘されると痛みを感じやすいということです。面接でこの4番のTiを手がかりにIEEを同定した実例は、21章で扱います。
小括します。YermakのIEE記述には、人物の逸話はほとんど出てきません。その中でIEEは、心地よさを求めて興味深い人と近い関係を結ぶタイプとして書かれ、4番のTiでは論理への批判に弱い形が示されています。
11Karpenkoの記述
Olga KarpenkoのIEEへの言及は、ほかのタイプと並べた短い観察が中心です。キエフの国際ソシオニクス研究所でBukalovとともに活動し、機関誌の編集にも携わってきた研究者です。記述の特徴は、タイプの現れ方を、構えや場面という条件と組み合わせて書くところにあります。
彼女の機能番号は当サイトの番号と同じです(第3機能=Se、第5機能=Si)。イーロン・マスクのタイプの判定は16章、デルタの性格づけは17章で扱います。
人々への否定的な構えと3番のSe
Karpenkoの構えの論文は、バーンの交流分析に由来する自分・相手・人々全般・世界全体に対する肯定か否定かの構えを、モデルAの位置と結びつけて論じたものです。この論文では、人々全般への構え「彼ら」は3番の規範機能に最もはっきり出るとされています。
Karpenkoは、人々全般への構えが否定的なときのIEEを、ILEと並べてこう書いています。
(ILE)と(IEE)は、突然、並外れて喧嘩っ早くなる( 3)。私のお気に入りの例は、シラノ・ド・ベルジュラックである。「さあ、俺に触れた者も、俺が触れた者も—全員に決闘を申し込む!」。ロスタンの戯曲では、シラノが「彼ら−」であることが十分明確に見える。それどころか、彼が「私−」「あなた+」「彼ら−」「これ+」であることも、たやすく見て取れる。
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(ИЛЭ) и (ИЭЭ) становятся вдруг необыкновенно задиристыми ( 3). Мой любимый пример — Сирано де Бержерак: «Итак, кто задел меня, кто мною был задет — я вызываю всех!». В пьесе Ростана достаточно четко видно, что у Сирано «Они–», более того, легко увидеть, что у него «Я–», «Ты+», «Они–» и «Это+».
ILEとIEEは、3番の規範機能がどちらもSe(外向感覚)なので、ここで並べて書かれています。言い換えると、人々全般を否定的に見ているIEEは、3番のSeの領域で急に喧嘩っ早くなるということです。
この論文によると、3番は本来、社会の規範を身につける位置です。否定の構えのもとでは、身につけた規範を周りへの要求として突きつける方向に変わるとされています。Karpenkoは、これをサブタイプの話ではなく、その人の機能の働き方の特徴として記述すると断っています。
5番のSiに出る不信
同じ構え「彼ら−」は、モデルAの下半分にも出るとされます。Karpenkoは、そこでのIEEを、やはりILEと並べてこう書いています。
私の見るところ、そこでは第5機能に、この機能には普通でない不信感が生じる。第5機能もまた入力向きに、社会との相互作用向きに設計されているからである。(中略)そして実際、たとえば第5機能が感覚(中略)の(ILE)や(IEE)は、構え「彼ら−」のもとでは、食べ物について普通でないほど選り好みが激しくなり、新しいものを試すことを拒み、健康について、あるいは単に快適さについての助言をはねつけ、そもそも、正常であれば外部からの働きかけによる暗示(サジェスチョン)が起きるはずの話題を避けるようになる。
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Установку «Они–» гораздо сложнее отследить в витальном кольце. Как мне кажется, там возникает необычная для 5-й функции недоверчивость, поскольку 5-я функция тоже рассчитана на вход, на взаимодействие с социумом. И действительно, например (ИЛЭ) или (ИЭЭ) с 5-й сенсорикой ( 5) при установке «Они–» оказываются необычно избирательными в еде, отказываются пробовать новое, отвергают советы относительно здоровья или даже просто комфорта, вообще избега- ют тех тем, по которым в норме происходит суггестия внешними воздействиями.
上の引用の「そこ」は、論文でいうバイタル・リング、つまり5番から8番の位置を指します。IEEの5番の暗示機能はSi(内向感覚)です。つまり、人々全般を否定的に見ているIEEは、食べ物の好みが狭まり、健康や快適さの助言を受け付けなくなるということです。
5番は本来、外からの働きかけで暗示が起きる位置だと、Karpenkoは書いています。助けを受け取るはずの位置で、受け取りを拒むという出方です。
論文の結論では、否定の構えのもとで、ある要素での受け身と、同じ種類で向きが逆の要素での行き過ぎが組み合わさるとされています。IEEでいえば、外向のSeでの喧嘩っ早さと、内向のSiでの助言の拒否が、この組み合わせの形になっていると読めます。
研修の場に出た関係の距離
Karpenkoは、経営者向けの研修で、タイプ間の関係がその場に出る様子も記録しています。参加者は、ほかの参加者を自分たちの組へ引き込む役を与えられていました。課題は引き込むことで、遠ざけることではありません。
Karpenkoは、双対のSLIとIEEの組がLIEを迎えた場面を、こう書いています。
そのとき、ゲームの状況設定にもかかわらず、SLI‐IEEのペアは、LIEの登場に対して「それで、私たちに何を提供してくれるんですか?」という質問で反応した。(中略)この一筋縄ではいかないインタータイプ関係において距離を広げようとする志向は、姿勢にも、口調にも、プレイヤーたちが発する質問にも、あらゆるところに読み取れた。
上の引用にあるインタタイプ関係は、タイプ間の関係のことです。つまり、SLIとIEEの組は、役の設定に反してLIEとの距離を広げる方へ動いたということです。
論文はこの場面を「社会統制の関係」と呼んでいます。16の関係でいうと、SLIはLIEを監督する側、IEEはLIEに恩恵を与える側のタイプです。Karpenkoが記録したのは台詞だけではありません。距離の取り方が、姿勢や口調にまで出ていたことも書き留めています。
デルタで見たTiとFi
Karpenkoは、情報要素の次元数をクアドラごとに割り当てる論文も書いています。次元数は、要素を扱うときに使える観点の数を1から4で表したものです。ただし、この数はクアドラ全体に付けたもので、1人のタイプのモデルAで位置ごとに決まる次元とは水準が別です。
Karpenkoは、IEEが属するデルタのTiについて、こう書いています。
第4クアドラ(デルタ)における白い論理(□(Ti))の一次元性は、私の考えでは、論理的判断の構築にこのアスペクトを使いたがらないことや、可能なあらゆる場面で黒い論理(■(Te))を優先することよりも、むしろ社会的・公共的生活における構造的・論理的構築物の忌避に現れる。
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Одномерность белой логики () в четвертой квадре, по моему мнению, проявляется не столь- ко в нежелании пользоваться этим аспектом для построения логических суждений и в предпочтении черной логики () во всех ситуациях, где это возможно, сколько в избегании структурных, логиче- ских построений в социальной, общественной жизни.
ここでいう白い論理(□)はTi(内向論理)、黒い論理(■)はTe(外向論理)、第4クアドラはデルタのことです。言い換えると、デルタのTiの弱さは、社会の中の論理の構造を避ける形で出るということです。
IEEにとって、Tiは4番の脆弱機能です。Karpenkoはこの弱さを、論理を判断に使いたがらないことより、社会の構造を嫌うことに見ています。
同じ論文で、KarpenkoはデルタのFiをこう書いています。
第4クアドラ(デルタ)では関係の倫理(▽(Fi))の次元数は3に等しい。これは、クアドラδが、家庭であれ、職場集団であれ、社会であれ、関係の構築と発展の問題に創造的に、関心をもって取り組むことを意味する。道徳と倫理の問題についての判断、さまざまな倫理的評価は、第4クアドラでは常に、具体的な生活状況に、人が置かれた条件に結びつけて定式化される。
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В четвертой квадре мерность этики отношений () равна трем. Это означает, что квадра δ творчески и заинтересованно относится к проблемам построения и развития отношений, будь то в семье, в коллективе или же в социуме. Суждения по вопросам морали и нравственности, разнообраз- ные этические оценки формулируются в четвертой квадре всегда с привязкой к конкретной жизнен- ной ситуации, к тем условиям, в которые попал человек.
上の引用にある関係の倫理(▽)は、Fi(内向倫理)のことです。つまり、デルタでは、道徳の判断をその人が置かれた事情と結びつけて下すということです。
IEEのFiは2番の創造機能です。関係の問題に関心をもって取り組むという性格づけは、デルタの4タイプに共通のものとして書かれています。
小括します。KarpenkoのIEE記述は、構えという条件つきの短い観察と、クアドラ単位の性格づけからなります。第一に、人々全般への否定的な構えのもとでは、3番のSeで喧嘩っ早さが、5番のSiで助言の拒否が出るとされます。第二に、研修の場では、SLIと組んだIEEが、LIEとの距離を姿勢や口調にまで出した様子が記録されています。第三に、デルタの論文では、IEEの4番のTiと2番のFiについて、クアドラ全体の傾向が描かれています。
12Gulenkoの記述
Gulenkoは、IEEを、他者の動機に気づいて希望を吹き込む人物として描いています。Viktor Gulenkoは、キエフで「人道主義ソシオニクス」学派を主宰する研究者です。
その体系は標準のモデルAから離れた後発の独自体系で、独自のモデルG、DCNHサブタイプ、独自のタイプ名を持ちます。IEEに付けたタイプ名は、『64の肖像』(2019年)では「助言者」、旧名は「心理学者」です。用語が標準体系と違うため、Gulenko独自の構造の話はこの章にまとめます。DCNHサブタイプは20章で扱います。
プロファイルから—動機を見抜き、希望を吹き込む
Gulenkoは、『64の肖像』のIEE章の冒頭で、IEEの人物像をこう書いています。
IEEは洞察力があり、他者の動機を熱心に識別する。有能で並外れた人格に引き寄せられる。誰かを元気づける方法、希望を吹き込む方法を知っている。難しい人生の状況からの抜け出し方について助言する。IEEはまた利他的である。共感する人々のために、期待される以上のことができる。コミュニケーションは軽く親切で、その誠実さと温かさは信頼を呼び起こす。感情的な応答が得られないと気を悪くするかもしれず、それゆえ他者の感情を管理しようとする。
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IEE is insightful and eagerly discerns the motives of other people. He gravitates towards capable and extraordinary personalities. He knows how to cheer someone up and how to instill hope. He advises on ways out of difficult life situations. IEE is also altruistic. For people towards whom he is sympathetic, he can do more than what is expected of him. His communication is light and kind, while his sincerity and warmth inspire trust. He may become offended if he doesn’t obtain an emotional response, and so he seeks to manage the feelings of others.
言い換えると、IEEは相手が何を求めているかに気づき、苦しい状況から抜け出す道を助言するということです。ただし、感情の応答が返らないと気を悪くし、周りの感情を管理しようとするとも書かれています。
コミュニケーションの節で、Gulenkoは希望の吹き込み方を台詞の形で書いています。
独立性、即時性、感情性は、IEEのコミュニケーション様式に特徴的である。ほぼ誰にでもアプローチを見つける方法を知っており、心地よい会話相手なので非常に容易に接触できる。「すべてうまくいくよ」「これからまだ先がある」「絶望的な状況などない」などのフレーズで、人々が難しい倫理的状況から抜け出す方法について助言で助け、希望を吹き込む。
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Independence, immediacy, and emotionality are characteristic of IEE’s manner of communication. He knows how to find an approach to virtually anyone and very easily makes contact because he is a pleasant conversation partner. He helps people with advice on how to get out of difficult ethical situations and instills hope with phrases such as “it will all be right,” “everything is still ahead,” “there are no hopeless situations,” and so on.
つまり、IEEは誰とでも接点を見つけ、短い励ましの言葉で相手に希望を持たせるということです。3つの台詞は、どれも状況の先を明るい側から言う形をしています。書籍のタイプ名「助言者」も、この働きを指す名前と読めます。
人間関係の論理と、保たれない距離
Gulenkoは、IEEが人と人の関係について何に気づくかを、こう書いています。
IEEは誰よりも人間関係の論理を識別できる。親密な関係や友情における複雑さや衝突を生む原因と動機づけを鋭敏に見る。しかし、彼にとっては、過去の決裂を修復することよりも、円滑に進んでいる現在の関係を維持することのほうが容易である。あらゆる反感と敵意に敏感に反応する。
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IEE can discern the logic of human relations like no other; he acutely sees the causes and motivations that create complications and conflicts in intimate relationships and friendships. It is easier for him, however, to maintain present relationships that are running smoothly than to mend old breakups. He reacts sensitively to any antipathies 〔中略〕 and animosities.
ここでいう人間関係の論理とは、親密な関係や友情で衝突が生まれる原因と動機のことです。IEEはその原因に誰よりも気づきやすい一方、壊れた関係を直すより、今うまくいっている関係を保つほうが得意だとされています。反感や敵意に敏感だという最後の一文も、関係の状態へ気が向いていることを示しています。
続けてGulenkoは、IEEが一人ひとりと保つ距離について、こう書いています。
魅力的で社交的で、関心がある人々であれば誰とでも関係を築く。社会的やり取りで、各個人と保つべき距離を鋭敏に知覚する。ただし、必ずしもそれを守るわけではない。IEEはグループ内で好意的な心理的雰囲気を維持するために何をすべきかを知っている。誰かと相互作用しコミュニケーションを取ることで、その人にとってかけがえのない者になる方法について助言する。
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Charming and sociable, he will build relations with anyone if these people are interesting to him. He is perceptive of the distance he needs to keep with each individual in social interaction, although he doesn’t always hold to it. IEE knows what needs to be done to maintain a favorable psychological atmosphere within a group. He gives advice on how to interact and communicate with someone to become invaluable to them.
言い換えると、IEEは相手ごとにふさわしい距離が分かっていても、いつもそれを守るわけではないということです。Gulenkoはこの一文を、グループの雰囲気を保つ力や、かけがえのない者になる方法を助言する力と同じ段落に置いています。距離の感覚は、人を結びつける力と一緒に書かれています。
「IEEだけが」—欲望に流される冒険
Gulenkoは、IEEの冒険への傾きを、ほかのタイプには無いものとして、こう書いています。
IEEは冒険、即興の行動、思慮のない無謀さに傾く。IEEだけが、欲望の影響に流されて、解放されるという目的だけのために、列車に乗って未知の方向へ乗り去ることができる。自分の必要や気まぐれにお金を費やすのを好む。このタイプの男性は、ショーオフの仕方でレストランで楽しむ傾向がある。しばしば、退屈な日常の心配で重く負担されない美しい人生を生きることを目的だと考える。年齢とともに、もちろん、これは過ぎ去るかもしれない。
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IEE is inclined to adventure, impromptu actions, and thoughtless recklessness. Only IEE can, being swept away by the influence of his desire, take a train and ride off into an unknown direction with only one purpose — to unwind. He likes to spend money on his needs and whims. Men of this type have a tendency to revel in restaurants in a showy manner. He often considers his purpose to be living a beautiful life that is not burdened by boring everyday concerns. With age, of course, this may pass.
Gulenkoによれば、気分に任せて行き先の分からない列車に乗れるのは、IEEだけです。Gulenkoは、この冒険の傾きを、日常の心配に縛られない美しい人生という目的と結びつけ、最後に、年齢とともに過ぎ去るかもしれないと留保を付けています。
自己改善の節—助言者への助言
IEE本人に向けた自己改善の節では、Gulenkoは二人称でこう助言しています。
攻撃性の予期せぬ閃光は、他者との関係を台無しにすることがある。勇気と決意は、極端な状況からあなたを助け出すことが多い。しかし、すべてが静かで穏やかであるとき、無関心を感じ始め、駆動力を失うことがある。(中略)理由なしに周囲の人々に圧をかけないよう努めよ。助言を押し付けたり、何かの即時の実行を要求したりするな。
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Unexpected flashes of aggression can ruin your relationships with others. Your courage and determination often help you out in extreme circumstances; however, when everything is still and calm, you can start feeling apathy and lose your drive. (…) Try not to pressure people in your vicinity without a reason for it. Do not impose your advice or demand the immediate execution of something.
言い換えると、IEEは危機では勇気と決意で乗り切れる一方、穏やかな時期には意欲を失いやすいということです。そのうえでGulenkoは、助言者と名づけたタイプに、助言を押し付けないよう求めています。前の節で見た希望を吹き込む助言も、相手が求めていないときには圧になりうる、という見方と読めます。
モデルG—位置2に入るのはFe
Gulenkoの体系がここまでの研究者と分かれる点は、モデルGです。モデルGでは、IEEの8つの位置に入る要素の並びがモデルAと違います。
モデルGでも、1番(司令)のNeと3番(役割)のSeはモデルAと同じです。ですが、2番(実現)にはFiではなくFeが入り、残りの位置の並びも違うので、番号が同じでもモデルAと同じ意味にはなりません。
Gulenkoは、位置2(実現)のFeの節で、IEEの内面と仕事の関係をこう書いています。
内面では矛盾する経験と悲しい思考がある。気を散らすために仕事に行く。同時に、無理して働いたり残業したりする傾向はない。
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Inside there are conflicting experiences and sad thoughts. To distract himself, he goes to work; at the same time, he does not tend to overexert himself or work extra hours.
この節では、IEEは悲しい思考から気をそらすために仕事へ向かいますが、無理をして働く傾向はないとされています。ところが、同じ本の前半には逆向きの一文があります。Gulenkoは、人物記述の節で、内面の悲しさと仕事についてこう書いています。
内面では、矛盾する思考と悲しい感情で満たされている。逃れて気を散らすため、仕事に没頭することができる。この状況では、しばしば時間の正確な感覚を持たず、過労する。
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Internally, he is filled with conflicting thoughts and sad emotions. In order to escape and distract himself, he can bury himself in work. In this situation, he often doesn’t have an accurate sense of time and can overwork himself. (…) In communication, he is emotional, independent, and somewhat naive; however, these qualities help him to achieve success in seemingly hopeless or very difficult undertakings.
つまり、人物記述は「過労する」、モデルGの節は「無理して働かない」として、働きすぎるかどうかで逆のことを書いているということです。悲しさから気をそらすために仕事へ向かう、という前半は2つの節で一致しています。食い違うのは、そのあと時間を忘れて働きすぎるかどうかです。
機能プロフィールと、標準体系からの離脱の申告
Gulenkoの体系では、タイプの下にサブタイプ、機能プロフィール、機能状態が重ねられています。そのうち機能プロフィールから生まれる二分法について、Gulenkoはレイニン特性との関係をこう書いています。
特に、安定的な組織的リーダーになるためには、ビジネス論理(P(Te))および/または力の感覚(F(Se))が機能プロファイルの中で強化されている必要があります。この場合、SLE(元帥)またはLSE(管理者)のタイプである必要はありません。このような機能の複雑性の強化は、どのタイプの代表者にも、レイニンの周知の特性とその意味において一致しない(あるいはむしろ部分的にしか一致しない)新しい二分法的特徴があるという事実につながりました。(中略)「機能的」と強調するのは、それらが特定のコミュニケーション環境での機能発揮の過程の中で生じ、標準的なソシオニクスのタイプが持つ生得的で不変の構造とは関連していないからです。
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Such an intensification of the complexity of functions led to the fact that representatives of any type had new dichotomous features that did not coincide (or rather, only partially coincided) in their meaning with Reynin’s well-known features. […] I emphasize functional, as they arise in the process of functioning in a specific communicative environment and are not related to the innate and unchanging structure that a standard socionic type has.
言い換えると、リーダーに向くかどうかは、機能プロフィールで強められた要素で決まるという立場です。そのうえでGulenko本人が、自分の新しい二分法はレイニン特性と一致しないか、部分的にしか一致しないと書いています。
そのため、この章のGulenkoの記述を標準体系のIEE理解へそのまま移すと、出所の違う主張が混ざります。
小括します。第一に、GulenkoはIEEを、他者の動機に気づき、希望を吹き込み、共感する相手のために期待以上のことをする人物として書いています。第二に、人との距離を知覚しながら守らないこと、欲望に流される冒険、静かな時期の意欲の低下など、当人の側の揺れも並べています。第三に、その下の構造は標準のモデルAと互換性がなく、同じ本の中にも働きすぎをめぐる食い違いがあります。
13その他の論者の記述
主要な研究者のほかにも、IEEのプロファイルは多くの論者が書いてきました。形式は短い肖像から一人称の台詞までばらばらですが、人の才能や動機にすぐ気づくことと、気分や関心の急な移り変わりは、複数の資料で繰り返し書かれています。資料の多くはWikisocionに載った英訳のプロファイルで、どの資料かは索引で区別できます。
Weisband—即興に頼る熱狂者
Weisbandは、アウシュラの資料をもとにした初期のハンドブックで、IEEの仕事ぶりと好む状況を、こう書いています。
彼は非常に精神的で、芸術的な個人である。心理学者は事前に仕事を準備する代わりに、即興の才能に常に頼って、あらゆる個人的な問題を素早く解決する。彼は新しくてエキサイティングな事業が生まれる状況、自分と他者の才能を示すことができる状況を愛する。
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He is a highly spiritual, artistic individual. The Psychologist quickly resolves any personal problems, always relying upon his talent for immediate improvisation instead of preparing the work in advance. He loves situations when new and exciting undertakings come up, when it is possible to demonstrate his own and others talents
上の引用にある「心理学者」は、このタイプ(IEE)を指しています。言い換えると、IEEは事前の準備より即興で問題を片づけ、新しい事業が始まる場面を好むということです。好む場面に他者の才能を示せる状況が入っている点は、次のProkofievaにつながります。
Prokofieva—生まれながらの心理学者
Prokofievaは、IEEが人の問題や才能に気づく力を、こう書いています。
生まれながらの心理学者、コンサルタント、仲介者である。(中略)第1チャンネルの直観は、IEEに他者の問題や願望の核心を一目で把握する能力を与え、倫理と組み合わさると、それは機転の感覚として現れる。時としてIEEは会話相手の中に、その人自身さえもそれまで知らなかった可能性、長所、才能を発見する。(中略)もし元妻、元夫、元同僚と良好な関係を維持できる人に出会ったなら、それは十中八九IEEだろう。
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Intuitive-ethical extraverts (IEEs) are born psychologists, consultants, and intermediaries. Representatives of this type are usually the most lively and individualistic people of all. Their way of thinking is non-trivial and unusual. Intuition in the first channel gives the IEE an ability to grasp the gist of another person’s problems and wishes from first glance, while in combination with ethics it manifests itself as a sense of tact. From time to time the IEE discovers in their conversation partner potential, merits, and talents, that were previously unknown even to that person. There are also many inventors and discoverers among IEEs in the fields of computer programming and technology. Of IEE’s talent in working with people we’d like to talk separately. Representatives of this type typically seem charming, warm, and considerate. They are friends with different kinds of people, and their friends like them for their insightful understanding of people’s problems and peculiarities. If you have come across a person capable of keeping in good relations with their former wives, husbands, and colleagues, it is mostly likely to be IEE.
上の引用にある第1チャンネルは、1番の主導機能のことです。Prokofievaは、IEEは相手の問題や望みの中心にすぐ気づき、機転として表すと書いています。1番のNe(外向直観)に倫理が加わると機転になる、という順序です。
最後の一文は、関係が終わった相手とも良い関係を保てることを、IEEを見分ける手がかりにしています。Prokofievaは続けて、IEEの欠点をこう書いています。
IEEの欠点は、細部への注意力、几帳面さ、正確な計画やスケジュール管理、そしてあらゆる種類の「デスクワーク」を必要とするタスクや仕事をこなせないことである。このタイプの代表者は卒業論文、四半期の会計報告書、その他の重要な書類を長期間にわたって提出しないことがある(意志的感覚が弱い)。(中略)もっとも、時にIEEは目標を達成するために不屈の意志と決意を示すことがあるが、後になって自分が言った厳しい言葉や行った行動を後悔し、和解を求めることになる。
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IEE’s drawback is their inability to do any tasks or work that requires attention to detail, meticulousness, accurate planning and scheduling, and any type of “sedentary” work. Representatives of this type may not turn in their graduation papers, quarterly accounting reports, and other important documentation for a long time (weak volitional sensing). IEE’s openness and friendliness can sometimes play bad tricks on them. Though, sometimes IEEs can show indomitable will and determination to reach their goals, later they may regret the harsh words they’ve said and the actions the committed and seek reconciliation.
Prokofievaが挙げる欠点は、細かい計画や書類の仕事を抱えたまま、長く提出できないことです。括弧の中の意志的感覚はSe(外向感覚)のことで、IEEでは3番の規範機能に入ります。Prokofievaは、強い意志を見せたあとで厳しい言動を悔い、和解を求めるところまで書いています。
Meged & Ovcharov—人の動機に気づき、すぐに許す
サブタイプ理論(20章)の提唱者でもあるMegedとOvcharovは、IEEの性格をこう書いています。
洞察力があり、人々の動機をよく理解し、将来の関係の発展を予測できる。有能で創造的な人々を求める。他者の長所に気づき、喜んで褒め言葉を送る。(中略)嫉妬心がなく、他者の成功を喜ぶ。傷つきやすく繊細だが、簡単になだめられ許す。(中略)重要なことと副次的なことを区別するのが難しいため、不必要で無関係な事柄や人間関係で自分を過負荷にすることが多い。
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Character: astute, well aware of the motives of people and can predict the development of their relations in the future. He reaches for capable and creative people. Notices dignity of others, and willing to make compliments. In childlike, open and straightforward. Pretty unseasoned and impatient surprise others with their originality. Simplicity, sincerity and goodwill has to trust. It seeks to encourage everyone to give hope. Very resourceful and inventive. Willingly advises how to find a way out of difficult positions. Inquisitive, interested in everything new and unusual, a great visionary. Not envious, I rejoice at the successes of others. Touchy and vulnerable, but it is easily appeased, and forgiving. Tired of routine, frequently changes his hobbies. Opponent formulaic approaches and discipline. In extreme situations, bold, decisive and very functional. It may give a sharp rebuff, defending his beliefs or interests family. Emotional, dispersed, scattered and restless. He dislikes monotonous, tedious work. Poor planning their activities, because of what is often no time to the appointed date. It is difficult to distinguish the important from the secondary, so often overload yourself with unnecessary and irrelevant matters contacts.
言い換えると、IEEは人の動機に気づき、関係がこの先どうなるかを予想できるということです。傷ついてもすぐに許すという点は、和解を求めるIEEを書いたProkofievaと重なります。一方で、重要なことを選び分けにくいため、用事や付き合いを抱え込みすぎる負担も書かれています。
Golihov—位置5のSiのモットー
Golihovは8つの機能位置に「必要だ」「問題」「欲しい」といった独自の名前を与え、モットーと短い本文を添えます。番号づけは独自で、第4機能「欲しい」は現行の位置5(暗示機能)に相当します。IEEでは、ここにSi(内向感覚)が入ります。
Golihovは、IEEの第4機能の本文で、体の状態の扱い方をこう書いています。
健康状態を他人の言葉から判断することが多い。なぜならこの点において非常に暗示にかかりやすいからだ。(中略)何かを治療する必要があると言われれば容易に信じてしまい、「有料医師」の格好の餌食になりうる。時間通りに食事をする、薬を飲む、眠ることを忘れることがあるため、世話を焼いてくれる親やパートナーを必要としている。
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Always moving in the direction of places where there is physical comfort, exquisite sensory pleasure and are not able to deny yourself this. Where it is physically comfortable there and well, even if it is very expensive. Love gourmet food, massage, stroking. Finding one place where they feel comfortable, for example, restaurant some - can go there for dinner across town. Avoid places where there is all of necessary physical facilities. Gourmets around, slaves to their preferences and habits. If you like sweet, then will eat it pounds. Often determine the state of health from the words of others, because it is very suggestible on it. Sometimes it may be trying to recreate elements of the home where they feel as comfortable as physically. Quickly get used “to the good” and this becomes their weakness in the future, without it they can not. Suggestibility authorities with respect to health issues, if to tell him that he has something to be treated, it is easy to believe it can. In this context, it can become easy prey for “paid doctors.” They may forget to eat on time, take medications to sleep, so it is in need of a caring parent or spouse.
つまり、IEEは自分の体の状態を、他人の言葉を頼りに判断しやすいということです。食事や睡眠を忘れるので世話を焼く相手が要るという結びは、位置5の要素を人から補ってもらう、という暗示機能の説明と同じ方向です。
ただし、Golihovの本文は位置と要素の組ごとに書かれています。IEEの第2・第3機能の本文はSEEと、第4機能とマイナス第1機能の本文はILEと、同じ位置の文がそのまま使われています。そのため、IEEに固有の観察というより、その組を持つタイプに共通する記述として読む必要があります。
Piatnitskiy・Weisband—論理への評価に敏感
Piatnitskiyの短評は、ブロックごとに数行です。超自我ブロックについては、IEEをこう書いています。
具体的な関係や人間関係を個人的な経験に基づいて構築する。そのため、分析的スキルに関する批判には敏感になり、馴染みのない論理に直面した時に困難を経験する。
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Super-Ego. Conventional notions of willful exposure, the pressure exerted by strong-willed qualities. Build specific relationships and relationships based on personal experience. So sensitive about criticism of analytical skills, experiences difficulties when confronted with a strange logic. Attempts to achieve such a degree of influence in the
言い換えると、IEEは人との関係を理屈より経験で組み立てるので、分析する力への批判に弱いということです。超自我ブロックの中でも、4番の脆弱機能のTi(内向論理)の苦手さを書いたものと読めます。
Weisbandも、同じハンドブックで、知的な評価への敏感さをこう書いています。
彼は他者が彼の知的スキルをどのように評価するかに敏感である。しばしば彼は高等教育の学位を取得し、科学的認知と賞を達成しようとする:これは彼に良心を持って仕事をする機会を与える(自分の資格を疑う必要なく)。彼は他の人々が彼が大切にしているアイデアを批判したり、彼と彼の友人の才能を否定したりすると敏感になる。
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He is sensitive about how others evaluate his mental skills. Often he strives to get a degree in higher learning, achieve scientific recognition and awards: this gives him the opportunity to work with a clear conscience (without having to doubt his qualifications). He is touchy when other people criticize ideas that he holds dear, or deny him and his friends talents.
Weisbandによれば、IEEは自分の資格を疑わずに働くために、学位や受賞を求めます。Weisbandのハンドブックはアウシュラの資料に基づくもので、知的な力への批判に弱いという観察は、Piatnitskiyの短評と同じ向きです。
Beskova—女性IEEの肖像
Beskovaは男女別に肖像を立て、実生活の例を添えます。女性のIEEについては、こう書いています。
このタイプの女性は、見かけのもろさにもかかわらず、自分自身と他者のために立ち上がることができる。(中略)ある運転手が道路で不正な運転操作をしただけでなく、隣を走っていたIEE〔原文: ハクスリー〕タイプの女性に対して無礼なジェスチャーをした。(中略)40分間、市内を横断して彼を追跡し、自分の予定を完全に忘れた。
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She loves feeling energized, to feel that she is necessary to others, to demonstrate optimism and endurance. The girl of this type, in spite of her seeming brittleness, can stand up for herself and for others. She will not yield before an insolent or rude person, if she sees that he is transgressing on the rights of a weaker defenseless person or her own rights. Awareness of her own rightness in such situations imparts into her amazing strength and makes her literally obsessed. You should not doubt that in such situations she will always overcome the offender and put him in his place. Example from real life: “Some driver not only made an incorrect maneuver on the road but also a rude gesture to a girl of HUXLEY type who was driving beside him. Perhaps he thought that it will come off his hands! Enraged by this situation, the girl started to yell at him and throw various objects into his window (applies and candy that she had at hand), and then she started chasing him down in her car. She chased him across entire city for 40 minutes, completely forgetting about her own plans. Eventually she managed to block his way when he was leaving the gas station. He climbed out of his car (of course, by his own carelessness!) and at this moment she ran up to him and told him “You’re horrible man! Filthy bastard!” and slapped him across his face. Then she got into her car and drove out of station, while her offender was left watching, dumbfounded by what had transpired.”
Beskovaは、見かけはもろそうなIEEの女性も、無礼な相手には引き下がらないと見ています。実例の女性は、自分の予定を忘れて40分も相手を追いかけています。3番の規範機能のSe(外向感覚)が、自分と他者を守る場面では強く出る例として読めます。
Socioscope—一人称の台詞
Socioscopeは、台詞を交えた文学的な語り口のプロファイルで、冒頭にIEEの一人称の言葉を置いています。
「私と一緒だと退屈しないよ!ターニャ、シューリク、ポリノチカ、自我ロヴナ、ボリク、鯉のポチェルニン、ヴラド、ターニャ、アンカ、イリヤ、ゲリケ、パーシャ=吸取紙、スティシェフスキーとみんな、みんな、みんなが大好き!」
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With me is not boring! 〔中略〕 I love Tanya, Shurik Polinochka Yegorovna, Bolik, the carp Pochernin, Vlad, Tanya, Anka, Elijah, Gericke, Pasha-blotter, Stishevskogo and all, all, all.
Socioscopeは、大勢の名前を挙げて、みんなが大好きだと言うIEEから話を始めています。相手を退屈させないという約束も、人と一緒にいること自体を楽しむ姿勢を表しています。
その他の論者
Blohinは散文を持たず、キーワードの列挙だけでプロファイルを作ります。IEEの「嫌いなもの」の列には日常の雑事や規則、業務書類の管理が並び、最後に「知的能力を疑問視されるとき」が置かれています。
書類への苦手さはProkofievaと、知的な評価への敏感さはPiatnitskiyやWeisbandと同じ方向です。
Weisband・Voroschenko・Socioscope—気分と関心の急な移り変わり
最後に、3つの資料に共通する観察を並べます。1つ目のWeisbandは、IEEの気分をこう書いています。
彼の気分がすべてを決定する:将来の計画、自己評価、世界についてのアイデア。野心的な計画が失望と悲しみに変わることがある。しかし、興味深いニュース、賞賛、予期せぬ興味深い機会は即座に彼の気分を高める。退屈は彼を病気にさえすることがある。
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His mood determines everything: plans for the future, self-estimation, and ideas about the world. Ambitious plans can change to disappointment and sadness; but interesting news, praise, or an unexpected interesting opportunity immediately lifts his spirits. Boredom can even make him ill.
言い換えると、IEEの計画や自己評価は、そのときの気分で大きく変わるということです。沈んだ気分も、興味深い知らせや思いがけない機会ですぐに持ち直すとされています。
2つ目のVoroschenkoは、モデルAを使わず、精神医学者レオンハルトの性格強調(性格の目立つ偏りを類型に分けたもの)の枠でIEEを記述しています。Voroschenkoは、IEEを「情動・高揚型」に対応させ、こう書いています。
心配と幸福、気分の急激な揺れ。人生に他の人より騒々しく反応する。喜びには歓喜し、悲しみには絶望する。「情熱的な歓喜の叫びから、極度の苦悶まで」。繊細な利他的動機。(中略)突然の熱狂的な衝動。(中略)不幸な人々や病気の動物への哀れみと同情。
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IEE (affected-exalted): worry and happiness, sharp swings of mood, reacts to life more boisterously than others. Delight from joy, despair from sorrow, “from passionate cries of joy - to extreme anguish”. Subtle altruistic motivations. Attachment to family, friends, joy for them. Sudden enthusiastic urges. Love of nature, art, music, interest in sports. Spiritual experiences, the search for a worldview, extreme impressionability. Pity, compassion for unfortunate people and for sick animals. Artistic nature: artists, poets, pride and courage not without exaggeration.
Voroschenkoによれば、IEEは喜びにも悲しみにも、人より大きく振れて反応します。気分の振れ幅の大きさは、Weisbandの「気分がすべてを決定する」と一致します。不幸な人や病気の動物への同情が同じ列に並んでいる点も、この記述の特徴です。
3つ目のSocioscopeは、IEEの関心の移り方を、こう書いています。
IEEタイプの人々は、新しい興味を激しい情熱で追求し、それまでの関心事をすぐに放り出す。長期にわたるコミットメントを嫌い、焦点を素早く移す—数分のうちに移ることもありうる。論理的な説得よりも、彼らの注意が自然に別のところへ向かうのを待つ必要がある。
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When he likes something new and unusual, he throws himself into it with all my passion. Why waste time on trifles, spray - it's a terrible thing, and wondering just how many there are! What was before - is worth about these trifles now remember? None of this compares to the fact that now suddenly discovered that conceals many interesting and unusual! 〔中略〕 And the IEA completely given a new passion. If a close it seems dangerous or harmful, do not convince him to give it up - to persuade or request a "sober thought." You just need to wait until he had a new hobby. 〔中略〕 This can happen in five minutes. 〔中略〕 He does not like to engage in a long affair. If something is not right, is it easy to quit.
つまり、IEEの関心は新しいものへ強く向き、数分のうちに移ることもあるということです。Socioscopeは周りの人に向けて、論理で説得するより注意が移るのを待つほうがよいと書いています。
小括します。この章の資料は、ハンドブックの短い節、ブロックごとの短評、モットー、男女別の肖像、キーワードの列挙、精神医学の類型、一人称の台詞と、形式がばらばらです。それでも、中身には同じ観察が繰り返し現れます。
第一に、人の才能や動機にすぐ気づき、その人との関係を大事にする姿です。Weisband・Prokofieva・Meged & Ovcharov・Socioscopeが書いています。第二に、知的な評価や論理への批判に弱いことで、Weisband・Piatnitskiy・Blohinに見られます。第三に、気分と関心の急な移り変わりで、Weisband・Voroschenko・Socioscopeが書いています。
14研究者間の差分を総括する
この章には新しい引用はありません。05〜13章で示した記述を、当サイトの責任で突き合わせます(根拠は各章の引用番号のとおりです)。
反復して現れる観測
研究者・時代・学派をまたいで繰り返される観測は、次の5つに整理できます。
- 人の性格や動機に、すぐ気づく。「精神的な気質はレントゲンのように透かし見られ」(アウシュラ)、「人物の性格をほぼ一目で判断でき」(Stratiyevskaya)、「最も興味を持つのは人間である」(Bukalov)、「他者の動機を熱心に識別する」(Gulenko)、「問題や願望の核心を一目で把握する」(Prokofieva)、「人々の動機をよく理解し」(Meged & Ovcharov)
- 関心が新しさに燃え上がり、すぐに移る。「同じくらい早く冷め」(Filatova)、「気が向かなければ — 恋から覚めるだろう」(Reinin)、「数分のうちに移ることもありうる」(Socioscope)、「彼の気分がすべてを決定する」(Weisband)
- 仕上げと書類の仕事が進まない。「最後の釘は決して打ち込まれないかもしれない」(Reinin)、指示書・規則・報告書が「最も苦手な部分」(Filatova)、重要な書類を「長期間にわたって提出しない」(Prokofieva)
- 論理や分析の力への批判に弱い。「分析能力への批判は、しばしば痛みをもって受けとめられる」(Yermak)、「分析的スキルに関する批判には敏感」(Piatnitskiy)、「自分が理解していない」と言われるのを好まない(Bukalov)、「他者が彼の知的スキルをどのように評価するかに敏感」(Weisband)
- 関係を断ち切らず、許して戻る。過去のパートナーと「友達」関係に留まる(Stratiyevskaya)、元妻や元同僚と良好な関係を保つ(Prokofieva)、「簡単になだめられ許す」(Meged & Ovcharov)、「後でまた愛するだろう」(Reinin)
このほか、体の状態を自分では意識しにくく、人の言葉で気づくという観測も、アウシュラの医者の問診、Reininの「かなり心気症」、Golihovの「健康状態を他人の言葉から判断する」に出ます。
ただし、この一致を独立した観測の収束と呼ぶことはできません。アウシュラ以後の研究者は同じ理論共同体に属し、用語も先行記述も相互に継承しているからです(継承の系譜は02章)。正確には、相互に参照し合う文献系列の中で、論者・時期・記述様式を変えて反復されてきたモチーフであり、その意味でIEE記述の共有された部分と見てよい範囲です。
観測点の食い違い
一方で、単純に合成できない食い違いもあります。
第一に、人を動かす振る舞いの動機です。Gulenkoは、感情の応答が得られないと気を悪くし「それゆえ他者の感情を管理しようとする」と書きます。Stratiyevskayaは「人々を見事に操縦し」と書いたうえで、策謀家という見方を自分で退けます。Filatovaは、からかいやいたずらを「決して悪意からではなく、むしろ遊び」と書きます。同じ振る舞いを、管理・事業のため・遊びのどれとして書くかで分かれています。
第二に、働き方の向きです。Yermakは心地よさのためなら「労働の偉業」もなしうると考えるタイプとし、Reininは締め切りがなければ仕事は無期限に先延ばしされると書きます。Gulenkoの『64の肖像』は、人物記述で「過労する」と書き、モデルGの節では「無理して働いたり残業したりする傾向はない」と書きます。同じ著者の同じ本の中でも、向きがそろっていません。
このほか、Bukalovの夫婦の統計のように、確かめられる形をしていながら手続きや追試の記録が示されていない主張があり、その扱いは23章で見ます。
記述ジャンルの偏り
05〜13章の資料は、記述の様式が研究者ごとに違います。アウシュラは医者の問診やトム・ソーヤーの場面で書き、Reininは領域の定式のあとに、友人の冗談や、終わらないフェンスと論文の例を置きます。Bukalovはプロファイルに加えて本人から聞いた言葉と夫婦の統計を使い、Stratiyevskayaは位置ごとの長文に本人の答えを挟みます。Filatovaはレマルクの人物の読みを重ね、Yermakは位置の働きと条件だけで書きます。Karpenkoは構えの論文と研修の記録で、13章の論者は一人称の台詞から精神医学の類型まで使います。同じIEEの観察でも、どの様式で書かれた記述かによって扱い方が変わります。
確からしい観測と、単一の研究者の主張
IEEについて確からしいのは、複数の文献に反復して現れる5つの観測です。逆に、単一の研究者にしか現れない記述(否定的な構えのもとで3番のSeが喧嘩っ早さになる、欲望に流されて行き先の分からない列車に乗れるのはIEEだけ)は、その研究者の主張です。15〜23章では、この区別を前提に、二分法・次元性・クアドラ・関係という理論の各論を扱います。
15二分法から見るIEE
二分法は、16タイプを2つの極に8タイプずつ分ける基準です。基礎の4つ(外向/内向、直観/感覚、論理/倫理、合理/非合理)はユングの類型論に由来し、IEEは外向・直観・倫理・非合理の極に入ります。ILEとは4つのうち3つが同じで、論理と倫理の1軸だけが異なります。その後Reininが、この4つを含む15の特性へ広げました。この章では、基礎4つの定義、レイニン特性の成立、IEEの振り分けをめぐる異論を扱います。
外向と非合理—ユングの定義
直観と感情(倫理)のユングの定義は04章で見ました。この節では、IEEが外向型で非合理型とされる根拠を、ユングの定義で確かめます。
ユングは、外向をこう定義しています。
対象や客観的事実への指向性が非常に強く、最も頻繁に行われる重要な判断や行動が、主観的な価値観ではなく客観的な関係性によって決定される場合、これを外向的態度と呼ぶ。
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when the orientation to the object and to objective facts is so predominant that the most frequent and essential decisions and actions are determined, not by subjective values but by objective relations, one speaks of an extraverted attitude.
言い換えると、外向の人は、判断や行動の決め手を、自分の価値観より外の事実と関係に置くということです。IEEの「外向」も、この意味で使われます。
非合理という語については、ユングは定義の章でこう断っています。
私がこの語を使うとき、それは理性に反するものではなく、理性の領分の外にあるもの—したがってその本質が理性によっては基礎づけられないもの—を指している。
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As I make use of this term it does not denote something contrary to reason, but something outside the province of reason, whose essence, therefore, is not established by reason.
つまり、非合理とは、理性の外にあって、理性では根拠づけられないものを指す語です。理性に反するという意味では使われていません。IEEが非合理型とされるのは、1番の主導機能が知覚の要素のNe(外向直観)だからです。2番の創造機能のFi(内向倫理)は判断の要素ですが、型の呼び名は1番の要素で決まるとされています。
Stratiyevskayaの定義—性質への関心と即興
ソシオニクスの側では、Stratiyevskayaが『お別れしないために』の理論編で、外向をこう定義しています。
外向—これは世界知覚の一定の立場であり、人間(または客体)の質的特徴記述に第一義的な意義が与えられ、人間の(または客体間の)相互関係はすでに第二義的(従属的)な価値となる。外向の構えにおいては、関係は客体の自身の質の変化に応じて変わるのであり、外向タイプにとってこの客体の質のほうが、客体自身との相互関係よりもはるかに大きな関心を引く。
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Экстраверсия — это такая позиция мировосприятия, при которой первостепенная значимость придается качественной характеристике людей (или объектов), в то время как взаимоотношения между людьми (или объектами) являются уже второстепенной (подчиненной) ценностью. По экстравертной установке отношения меняются в соответствии с изменением собственного качества объекта, которые представляют для экстраверта значительно больший интерес, чем его взаимоотношения с самим объектом.
言い換えると、外向のタイプは、人や物どうしの関係より、その人や物の性質に関心が向くということです。ユングが判断の決め手から外向を定義したのに対し、Stratiyevskayaは何に先に関心が向くかで定義しています。
合理と非合理については、同じ理論編でこう書いています。
合理的人格タイプは合法則的なものに方向を定める—そのため彼らは周囲の環境と一貫して、計画的に、合法則性を観察しつつ、結論に基づいて相互作用する。あらかじめ自分の行動を考え、置かれる状況をあらかじめプレイし、何より重要なのは、そこからの出口を考え抜こうとする傾向で区別される。(中略)非合理タイプは予測不能、振る舞いの自発性で区別され、即興の状況においてよりよく感じ、合法則性ではなく偶然性に多く方向を定める。
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Рациональные типы личности ориентируются на закономерное — поэтому они взаимодействуют с окружающей средой последовательно, планомерно, наблюдая закономерности и основываясь на выводах. Отличаются стремлением заранее продумывать свои действия, заранее проигрывать ситуацию, в которую они попадут, а главное — продумывать выход из нее. […] Иррациональный тип отличается непредсказуемостью, спонтанностью поведения, он лучше себя чувствует в импровизированной ситуации, больше ориентируется на случайности, а не на закономерности.
ここでいう非合理タイプは、法則より偶然に向き、即興の場面のほうが居心地のよいタイプのことです。前もって出口を考え抜く合理タイプと、対にして書かれています。
Reininは主著で、予定外の出来事への構えを、ILEとIEEを並べてこう書いています。
ILE〔原文: ドン・キホーテ〕やIEE〔原文: ヘクスリー〕は、予期せぬあるいは予定外のことに直面しても気楽である。予期せぬ出来事は彼らの興味をかき立てる。
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A Don Quixote and a Huxley take it easy when facing the unexpected or the unscheduled. Unexpected events arouse their interest.
Reininによれば、予定外の出来事は、IEEにとって負担より関心の種になります。Stratiyevskayaが非合理タイプ全体に書いた即興の場面での居心地のよさを、ReininはILEとIEEを名指して書いています。
レイニン特性の誕生—Reininの証言とアウシュラの内因的タイプ
Reininは、15の特性へ広げた経緯を、インタビューでこう語っています。
きっかけは、アウシュラの仕事『人間の双対的本性』でした。そこには「貴族/民主」という特徴が記述されていたのです。ここからすべてが始まりました。(中略)こうした特徴が11個あり、ユング的なものを合わせて全部で15個だ、ということでした。
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Толчком послужила работа Аушры «Дуальная природа человека». В ней был описан признак «аристократы-демократы». Вот с него все и началось. […] Математически оказалось, что таких признаков одиннадцать, а всего – вместе с юнговскими – пятнадцать.
つまり、レイニン特性は、アウシュラの「貴族/民主」の記述を出発点にして、新しい11個とユング由来の4つを合わせた15個になったということです。特性の出発点が創始者の論考にあったことを、Reinin本人が振り返っています。
アウシュラ自身も、連載『レイニン特性の理論』でこの特性群を論じています。倫理型の側の働きを、アウシュラはこう書いています。
endogenicは人々を研究し、どう影響するかを探す。他者が自分や近しい者に対して充分な好感を示さなければ、好感が現れるように働きかけようとする。だから、自分の近しい者についても自分自身についても宣伝(広告)ができるのは、endogenicのみである。(中略)exogenicのダーウィンの偉業について、endogenicのハクスリーが応援に来なかったら、誰がこれほど早く知ることができただろうか?おそらくダーウィンも歴史に入っただろうが、自分の生存中ではない。
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Эндогеник изучает людей и ищет, как на них воздействовать. Если другой не проявляет к нему или его близким достаточных симпатий, то старается так повлиять, чтобы симпатии появились. Поэтому рекламу своим близким, как и себе, способен делать только эндогеник. 〔中略〕 Кто бы узнал так скоро про подвиг экзогеника Дарвина, если бы ему в подмогу не вызвался эндогеник Гексли? Возможно, Дарвин и вошел бы в историю, но не при собственной жизни.
上の引用にあるendogenic(内因的)は、この連載でアウシュラが倫理型を呼んだ名前で、exogenic(外因的)は論理型の名前です。言い換えると、人の好感に働きかけて、身近な人や自分を周りに売り込めるのは倫理型の側だとアウシュラは書いています。
IEEは2番の創造機能にFi(内向倫理)を持つ倫理型なので、この区分では内因的の側に入ります。例に出るハクスリーはIEEの愛称の由来になった人物で、アウシュラはダーウィンの業績を広めた側に置いています。
戦術家のリストとFilatovaの異論
Talanovは、機能どうしの強さの釣り合いから、いくつかのレイニン特性を説明しようとするモデル(モデルT)を立てました。その解説論文でFilatovaは、特性ごとに8タイプを振り分けたリストを載せ、IEEをILEやIEIと並べて戦術家の側に置いています。ですが、リストを載せたFilatova自身が、この振り分けに同意していません。
Filatovaは、ILEとIEEを名指して、こう書いています。
ここでは、論理型のILEとILIが戦術家であるということには、どうも同意しがたい。倫理型のIEEとIEIにとっても、これはあまり特徴的ではない。おそらく、このような場合には、この特性を近距離での交流に限って定義するべきだろうが、大きな構図では、彼らはやはり戦略家なのである!ここでは、定義のために別の用語を見つけるほうがよいのかもしれない。
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Здесь как-то трудно согласиться с тем, что тактиками оказываются логики ИЛЭ и ИЛИ. Для этиков ИЭЭ и ИЭИ это также не очень характерно. Наверное, для таких случаев следовало бы определить это свойство только при общении на близкой дистанции, а по крупному — они все же — стратеги! Возможно, здесь следовало бы найти другие термины для определений.
Filatovaの見方では、倫理型のIEEにも戦術家らしさはあまり見られないということです。書き方からは、IEEとIEIも、大きな構図では戦略家の側に入ると読めます。そのうえでFilatovaは、特性を近距離の交流に限って定義するか、別の用語を探すほうがよいかもしれないと書いています。
Filatovaは、「無頓着」(レイニン特性の臨機応変/先見の、この論文での呼び名)という用語にも、こう異を唱えています。
そもそも、この直観型4タイプを無頓着と呼ぶのは難しい。なぜなら、彼らの直観は主導ブロックの強いチャネルにあるからである。高信号であっても、それは十分に力強く働き、良好な見通しと、それに応じた用心深さに寄与するので、「無頓着」という用語は明らかに不適切である。(中略)そうでなければ、ここでは「直観的でない」直観型ということになり、何も見通すことができない。
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Вообще, трудно эту четверку интуитов назвать беспечными. Ведь у них интуиция в сильных каналах Ведущего блока. Даже, будучи высокосигнальной, она работает достаточ-но мощно и способствует хорошему видению и, соответственно, предусмотрительности, термин «беспечные» явно неудачен.(中略)Иначе здесь получается интуит «не интуитивный», не может ничего предусмотреть.
つまり、Filatovaは、主導ブロックの強い直観は見通しと用心深さを生むので、「無頓着」という名は合わないと考えています。IEEも、主導ブロックの1番にNeを持つ直観型です。解説者自身が、割り当てにも用語にも異を唱えていることになります。
人文家クラブとLytov夫妻の反例
基礎の二分法のうち、直観と倫理を共有する4タイプ(EIE・IEI・EII・IEE)は、人文家クラブ(NF)として括られます。このクラブの2タイプを例に、特性の名前と根拠を疑った研究者がいます。Lytov夫妻(妻は旧姓Stovpyuk)は、2001年の論争文で、人文家のEIEとIEEを比べてこう書いています。
人文家のEIE(「構成主義者」)とIEE(「情緒主義者」)は、人との交わり方がまさに正反対である。EIEは大きな聴衆に向けてのほうがうまく働き、IEEは個別に交わるほうを好む。例はいくらでも挙げられるが、「構成主義者/情緒主義者」という特性がそれで明らかになるわけではない。そもそも、そのような特性は存在するのだろうか。
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оправдано, что хорошо видно из следующего примера. Гуманитарии ЭИЭ («конструктивист») и ИЭЭ («эмотивист») общаются с людьми с точностью до наоборот: ЭИЭ лучше работает на большие аудитории, а ИЭЭ предпочитает общаться индивидуально. Примеры можно приводить и приводить, но признак «конструктивисты/эмотивисты» яснее от этого не станет. Да и есть ли он вообще?…
つまり、交わり方が正反対の2タイプを並べても、構成主義/情緒主義の中身は見えてこないということです。IEEが個別の交わりを好むという観察は例として使いつつ、特性があるのかどうかを問うています。
貴族主義/民主主義についても、Lytov夫妻はIEEを反例に挙げています。
反対の例もある。「貴族主義」であるはずの者が「民主主義」として振る舞うのである。たとえば、IEEの正典的な記述には、このタイプは「兵役で深刻な問題が生じる」と記されている。彼らは「なれなれしくなりがち」で、「彼らにとって閉ざされた執務室は存在しない」からである。
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Есть и противоположные примеры: тем, кому полагается быть «аристократами», ведут себя как «демократы». Например, в каноническом описании ИЭЭ [11] отмечается: у данного типа «появляются серьёзные проблемы при службе в армии», так как они «склонны к панибратству» и «для них нет закрытых кабинетов».
言い換えると、特性では貴族主義に入るIEEが、標準的なタイプ記述では民主主義の側のようにふるまうということです。上下の隔てを置かない振る舞いを、夫妻は特性の定義と食い違う例として扱っています。
小括します。第一に、基礎の4つでは、ユングとStratiyevskayaの定義がIEEの外向と非合理の根拠になり、Reininの予定外の出来事への観察も非合理の記述と同じ向きです。第二に、レイニン特性はReinin本人の証言で成立の経緯が分かり、アウシュラは倫理型を内因的と呼んで、ハクスリーを例に置きました。第三に、IEEの振り分けにはFilatovaとLytov夫妻が異を唱えており、リストよりも、リストを支える名前と根拠のほうで見解が分かれています。
16機能の次元性とIEE
機能の次元性は、各機能位置が参照できる情報の幅を1〜4次元で表す後代の拡張理論です。提唱者はBukalovで、パラメータの定式化はYermakが整えました。通説では、IEEの次元は位置1のNe=4、位置2のFi=3、位置3のSe=2、位置4のTi=1とされます。位置5のSi=1、位置6のTe=2、位置7のNi=3、位置8のFe=4です。
つまり、IEEでは4次元がNeとFe、1次元がTiとSiに置かれます。この章では、起源の主張、パラメータの定義、次元の割り当て、IEEへの適用を、原典の記述で扱います。
起源—1990年のBukalovの主張
Bukalovは、次元性を見つけた時期と、その使い道を、こう書いています。
著者によって1990年に発見された、情報代謝機能(心的機能)の情報処理パラメータの次元性 [9] は、人間の思考と行動の特徴、特定の型間関係のニュアンスを正確に記述することを可能にし、国際ソシオニクス研究所のスタッフおよび他のソシオニクス専門家による専門家・コンサルティング業務において実用上の重要な応用を持つ [10, 14]。
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Обнаруженная автором в 1990-м году мерность параметров обработки информации психических функций или функций информационного метаболизма [9], позволяет точно описывать особенности мышления и поведения человека, нюансы конкретных интертипных отношений и имеет значительные практические приложения, используемые на практике в экспертно-консультационной работе как сотрудников Международного института соционики, так и других специалистов по соционике [10, 14].
言い換えると、Bukalovは次元性を1990年に自分が見つけたものとし、その価値を相談業務での使われ方に置いているということです。07章で見たとおり、BukalovはモデルBを1989年に出しており、次元性はその翌年の提案になります。
4つのパラメータ—Yermakの定義
Yermakは、次元を数えるための4つの手がかりを、こう定義しています。
Ex(英語 experience から)—経験のパラメータ —出生時からの、人生を通じて意思決定と影響の執行の過程で人間が獲得した、個人的(Ex)または人格的(社会的)経験(Ex*)の特徴。(中略)Nr(規範 norm から)—規範のパラメータ —意思決定または管理影響の執行の過程で遵守すべき規範、規則、習慣、認められた手法、基準(個人的—Nr または社会的—Nr*)の特徴。(中略)St(英語 situation から)—「状況」のパラメータ —意思決定または管理影響の執行の条件、「情況」(個人的 St または社会的 St*)の特徴。(中略)Tm(英語 time から)—パラメータ的時間 —意思決定または執行がなされる、過去・現在・未来の個人的(Tm)または社会的(Tm*)時間の瞬間。
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® Нх (от англ. ехриепсе) — параметры опыта — характеристика индивидуального (Ех) или личностного (социального) опыта (Ех*), полученного от рождения и наработанного человеком в течение жизни в процессе принятия решения и исполнения воздействий ; (中略) ® М (от англ. погт) —- параметры норм - характеристика норм, правил, обычаев, принятых приёмов и стандартов (индивидуальных — Мг или социальных — Мг *), которых следует придерживаться в процессе принятия решения или исполнения управляющих воздействий “; (中略) ® 5 (от англ. 5ИлаНоп) — параметры “ситуации” - характеристика условий, "обстановки" (индивидуальной 51 или социальной 5*) принятия решения или исполнения управляющих воздействий; (中略) ® Тт (отангл. ите) - параметрическое время — момент индивидуального (Ти) или социального (Ти\*) времени в прошлом, настоящем или будущем относительно которого принимается или исполняется соответственно индивидуальное или социальное решение; иными словами, время как точка на шкале времени, т.е. как параметр "привязки" обработки информации к некоторому моменту в прошлом, настоящем или будущем.
上の引用にあるEx・Nr・St・Tmは、それぞれ経験・規範・状況・時間のパラメータの略号です。次元が1つ上がるごとに、経験に規範、状況、時間の順で手がかりが加わります。IEEでは、1次元の位置4のTiと位置5のSiが、経験だけを手がかりにする位置です。
Bukalovは、同じ4つを別の名前で、こう呼んでいます。
次元性を考慮した情報代謝機能の一般構造を、グローバル性、状況、規範、個人的経験のベクトルによって図的に表されるとおり、思い出しておこう。
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Напомним общую структуру функций информационного метаболизма с учетом мерностей, графически выражаемых векторами глобальности, ситуации, норм и личного опыта.
Yermakが「時間」と呼んだ4本目を、Bukalovは「グローバル性」と呼んでいます。並べる順もYermakとは逆で、上の次元から数えています。同じ理論の中でも、呼び名はそろっていません。
位置ごとの次元—4番から数える割り当て
意識しやすい側の位置1〜4の次元は、Bukalovの2016年の論文で明示されています。Bukalovは、4番の機能から説き起こして、こう書いています。
機能の操作的心理情報空間の次元数の理論からは、第4機能は1次元的刺激・情報を知覚することが帰結する。それは情報的に1次元的(「はい/いいえ」の原理での判断)であり、自己の個人的経験から発する。モデルAのメンタルリングにおいて、第4機能は情報的に1次元、第3機能は2次元、第2機能は3次元、第1機能は4次元である。
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Из теории мерностей операционного психоинформационного пространства функций следует, что 4-я функция воспринимает одномерные стимулы или информацию. Она информационно одномерна (суждения по принципу «да-нет»), исходит из собственного личного опыта. В ментальном кольце модели А 4-я функция информационно одномерна, 3-я — двумерна, 2-я — трехмерна, а 1-я — четырехмерна.
言い換えると、4番の機能は「はい」か「いいえ」かで判断し、自分の経験だけを頼りにするということです。IEEで1次元の4番に入るのはTiなので、この論文の枠では、IEEの論理は正しいか正しくないかの二択で決まりやすいことになります。
11章で見たKarpenkoのデルタのTiの1次元は、クアドラ単位の数で、4番のTiの1次元とは別の話です。
1番と2番の違いについては、Yermakが時間パラメータの有無で、こう書いています。
知性の機能(「知性」—第1機能)は4次元—受容される社会的に有意な(人格的)情報を全面的に処理し(アイデア、課題の解決などを探す)、これには時間パラメータについて(過去、現在、未来において)の処理も含まれる;(中略)社会的創造の機能(「創造」—第2機能)は3次元—「創造する」、すなわち過去、現在、未来のある時間の瞬間に対して知性の機能が見出した社会的に有意な決定、アイデア、思考を実現する。ここから社会的経験、状況、規範の考慮が現れるが、創造機能は時間パラメータについて不変(独立)である
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– функция интеллекта («интеллект» — ф.1) четырѐхмерна — всесторонне обрабатывает воспринимаемую социально значимую (личностную) информацию (ищет идею, решение задачи и т. п.), в том числе и по параметру времени (в прошлом, настоящем или будущем), функция социального творчества («творческая» — ф.2) трѐхмерна — «творит», т. е. реализует социально значимые решения, идею, мысль, которые найдены функцией интеллекта относительно некоторого момента времени в прошлом, настоящем или будущем — отсюда учѐт социального опыта, ситуаций и норм, но инвариантность (независимость) функции творчества по параметру времени (функция «творит» в той точке или в том периоде на временной шкале, которые ей определила функция интеллекта (ф.1));
つまり、4次元の1番は過去・現在・未来まで含めて情報を扱い、3次元の2番は時間から独立に働くということです。IEEでは、Neがこの先まで含めて可能性を探し、Fiがそれを人との関係の中で実現する分担になります。
IEEへの適用—マスクの判定と多次元のNe
Karpenkoは、Bukalovの科学伝記の中で、2人で行ったイーロン・マスクの分析を、こう書いています。
著名な起業家・設計者イーロン・マスクの人格分析がO. B. カルペンコとともに行われ、彼のタイプが直観倫理外向(IEE=ハクスリー)であることが示された。まさに多次元の可能性の直観(▲(Ne)1)こそが、マスクに、ビジネスと宇宙飛行学における、また新技術の大量具現化における新たな事業のポテンシャルを見て取ることを可能にしたのである
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Анализ личности известного предпринимателя и конструктора Илона Маска, прове- денный совместно с О.Б. Карпенко, показал, что его тип — интуитивно-этический экстра- верт (ИЭЭ, ). Именно многомерная интуиция потенциальных возможностей 1 позволи- ла Маску увидеть потенциал новых начинаний в бизнесе и космонавтике, в массовом во- площении новых технологий [115].
上の引用にある▲1は、1番のNeを表す記号です。つまり、2人はマスクをIEEと判定し、新しい事業を見つける力を多次元のNeで説明したということです。ただし、業績は判定の根拠としてではなく、判定のあとで説明に使われています。
数値を伴う主張—「ブカロフの魔術的列」
次元性には、数値を伴う強い主張も含まれます。BukalovとKarpenkoは、次元性と記憶の容量の関係を、こう書いています。
心的機能の次元性の階層は、注意・記憶・思考の容量の階層を定める。生物種が違えばこれらの容量は大きく異なりうる。我々が示したとおり、人間にとって次元性の階層は、記憶・注意・思考の容量に関する「ブカロフの魔術的列」を定める:7±2、10±1、17±1、27±1。最初の数はミラーの「マジカル・ナンバー」7±2および作業記憶(オペレーショナルメモリ)の容量に対応する。心的機能の次元性に結びつけられた各ベクトルに、それぞれの注意・思考・記憶の容量を対応させることができる [6–13]。
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Иерархия мерностей психических функций задает иерархию объемов внимания, памяти и мышления. Для разных биологических видов эти объемы могут очень сильно различаться. Так для человека, как было показано нами, иерархия мерностей задает «магический ряд» Букалова для объемов памяти, внимания и мышления: 6(±1), 10(±1), 16(±1), 26(±1), в котором первое число соответствует «магическому числу» Миллера и объему оперативной памяти. Каждому вектору, связанному с размерностью психической функции, можно сопоставить свой объем внимания, мышления и памяти [6–13].
言い換えると、次元の段階が記憶・注意・思考の容量の段階を決めるという主張です。最初の7±2はMillerの作業記憶の目安で、残りの3つは2人が自分たちで示したとする数です。次元性理論の評価は23章でまとめます。
小括します。第一に、次元性は、IEEの強いNe・Fiと弱いSe・Tiを、参照できるパラメータの数として言い直す枠組みです。第二に、パラメータの呼び名はYermakとBukalovでそろっていません。第三に、マスクの判定では、事業の可能性を見る力が多次元のNeで説明されています。
17デルタ・クアドラのIEE
IEEは、LSE・EII・SLIとともにデルタクアドラを構成します。4タイプが大事だと感じる情報要素は、Ne(外向直観)・Fi(内向倫理)・Si(内向感覚)・Te(外向論理)です。この章では、クアドラの原典定義と呼び方、デルタの価値と気風の記述、そのなかでのIEEの役割を扱います。
クアドラの定義—アウシュラ
アウシュラは、クアドラをこう定義しています。
クアドラ。 クアドラとはソシオンの4分の1であり、四つの情報代謝タイプから構成される。そのうち互いに活性化する二つの双対ダイアドのうち、一方は一つの社会的進歩の環に、他方はもう一つの環に属する。クアドラの参加者を結びつけるのは一定の関心の共通性であり、そして最も重要なことに—紛争の可能性の不在である。互いにつねに理解し合い、言葉の背後にも行為の背後にも何ら不快なことを気づかない。際立って実り多く生産的な共同作業。
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Квадра. Квадра — одна четвертая социона,' об-` разованная из четырех типов ИМ или двух активи- зирующих друг друга диад, одна из которых отно- сится к одному, другая — к другому кольцу соци- ального прогресса. Участников квадры объединяет определенная общность интересов, а главное — от- сутствие возможностей конфликта. Друг друга они всегда понимают, за словами и поступками не заме- чают ничего обидного. Исключительно нлодотворна и производительна совместная работа.
上の引用にあるソシオンは、16タイプがそろった全体のことです。言い換えると、同じクアドラの4人は、おたがいの言葉にも行動にも不快さを感じず、紛争が起きにくいとアウシュラは書いています。
デルタに当てはめると、双対2組(IEE-SLIとLSE-EII)が活性化関係で結ばれる4人組です。IEEの双対の相手はSLI、活性化の相手はLSEとなります。資料では、デルタは「第4クアドラ」「クアドラδ」とも書かれます。
デルタの価値—楽観的実践家
Bukalovは、デルタの性格と役割を、こう書いています。
クアドラδは楽観的実践家のクアドラである。(中略)クアドラδでは実用性とともに友好性、利他性、発明への志向などが支配的である。クアドラδはクアドラαの思想を受容するが、クアドラγの後継者として実践的に実現し、その思想を埋め込み、その隠れた可能性が完全に汲み尽くされるまで磨き上げる。
言い換えると、デルタは、アルファの思想を受け取り、ガンマの後を継いで、使える形になるまで磨き上げるクアドラだということです。性格づけには、実用性と並んで友好性と利他性が挙がっています。
アイデアと美的な感覚—Karpenko
Karpenkoは、同じく可能性の直観を価値に持つアルファと比べて、デルタのアイデアの扱いをこう書いています。
クアドラαを、同じく「価値」の中に可能性の直観をもつ第4クアドラ(デルタ)と比べてみてほしい。クアドラδにとってアイデアとは、実用的価値をもつ何か、現実の生活に—その説明のためであれ、その変革のためであれ—適用できる何かである。まだ適用できないアイデアは、クアドラδにとっては仮説、おもちゃ、遊びにとどまる。そのかわり、実用的で生活に根ざしたアイデアが必要とされる場所には、第4クアドラの代表者がなんと多いことか—発明家、合理化提案者、そして日常生活と密に絡み合った科学分野、たとえば技術、医学、経済学と社会学、実践心理学の研究者たちの中に。
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Сравните квадру α с четвертой квадрой, среди «ценностей» которой тоже присутствует ин- туиция возможностей. Для квадры δ идея — это нечто, имеющее практическую ценность, то, что можно применить в реальной жизни, либо для ее объяснения, либо для преобразования. Идея, кото- рую пока еще нельзя применить, для квадры δ остается гипотезой, игрушкой, забавой. Зато как много представителей четвертой квадры там, где необходимы практичные, жизненные идеи — среди изоб- ретателей, рационализаторов, среди исследователей в тех областях науки, которые тесно сплетены с повседневной жизнью, например, в технике, в медицине, в экономике и социологии, в практической психологии. Явно видна трехмерность черной интуиции () в четвертой квадре.
上の引用にある可能性の直観は、Ne(外向直観)のことです。つまり、デルタにとってアイデアは、生活に使えて初めて価値を持つということです。
IEEにとってNeは1番の主導機能です。Karpenkoの記述では、そのNeがデルタでは実用の方向へ向くとされています。発明家や合理化提案者が多いという観察は、Bukalovの「発明への志向」と一致します。
Karpenkoは、デルタのSi(内向感覚)についても、こう書いています。
白い感覚(○(Si))がもっとも強力に現れるのは第4クアドラ(デルタ)のタイプにおいてである。まさにこのクアドラでこの機能は芸術の高みにまで引き上げられており、美的—という規定が完全な度合いで当てはまる。花咲く木を、流れる水を、道端のただの苔むした石を、心の休息と精神的な充溢のほかにはどんな利得もどんな効用も期待せずに眺めて愛でる—そのためには四次元の白い感覚さえあれば足りる。(中略)そのかわり、周囲の空間を整えることに関わる事柄では、親身な助言と具体的な助けを常に当てにしてよい。しかもこれは、タイプによらず、クアドラδのほぼすべての代表者に当てはまる。
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Наиболее мощно белая сенсорика () проявляет себя у типов четвертой квадры. Именно в этой квадре эта функция поднята на высоту искусства, и ей в полной мере соответствует определение — эстетическая. Для того, чтобы любоваться цветущим деревом, бегущей водой, просто замшелым камнем у дороги, не ожидая никакой выгоды и никакой пользы, кроме душевного отдыха и духовно- го наполнения, для этого довольно лишь четырехмерной белой сенсорики. С другой стороны, сами представители квадры δ редко говорят об эстетической стороне белой сенсорики, поскольку пережи- вания и чувства по этому поводу — все же проявление связи с этикой эмоций (). Зато вы всегда можете рассчитывать на добрый совет и конкретную помощь в том, что касается обустройства окру- жающего пространства, причем это справедливо практически для всех представителей квадры δ, независимо от типов. В четвертой квадре больше, чем в какой-либо иной, изобретателей и рациона- лизаторов. Но улучшение, совершенствование пространства и всего, что в нем находится, — не само- цель, а лишь «побочный продукт» действия четырехмерной белой сенсорики.
上の引用にある白い感覚(○)は、Si(内向感覚)のことです。言い換えると、デルタの人は役に立つかどうかと関係なく自然を愛で、身の回りを整える手助けも惜しまないとKarpenkoは書いています。
IEEにとってSiは5番の暗示機能です。上の引用の「四次元」は、11章で見たクアドラ単位の次元です。
関係様式—Reininの貴族
Reininは、クアドラを民主と貴族に分けて、こう書いています。
民主的なクアドラは2つある。アルファクアドラとガンマクアドラである。貴族的なクアドラも2つある — ベータクアドラとデルタクアドラである。(中略)ガンマクアドラは「思想の民主主義者」であり、彼らの思想は民主的だが、彼らの関係性においてはやや距離を置き「ボタンを締めて」いる。
つまり、Reininの分け方では、デルタはベータとともに貴族の側に置かれます。同じNe主導のILEが属するアルファは、民主の側です。
では、貴族の側とはどういう振る舞いでしょうか。Reininは、実験の場で見た違いを、こう書いています。
実験中、これらのグループは区別しやすい。貴族タイプはできるだけ自身を他者から距離を置こうとし、決して誰かを遮らない。民主タイプは皆同時に話し、しばしば礼儀の共通規範を顧みない。
言い換えると、貴族の側の人は他人と距離を取り、人の話を遮らないということです。観察の対象は貴族の2クアドラ全体で、ベータとデルタに共通の作法として書かれています。
干渉と圧力への構え—StratiyevskayaとKarpenko
また、Stratiyevskayaは、デルタの人が何を恐れるかを、こう書いています。
外部からの不快な干渉から自分を守る志向が、第四クアドラ(デルタ)の代表者に絶えず自分の最小限の生活空間を守ることを強いる(「我が家は我が城」)。(中略)第四クアドラの代表者は、何らかの外的条件と状況によって縛られることを非常に恐れる。外部からの圧力を恐れ(意志感覚(-●(Se)=-Se)のアスペクトはここで押しのけられた価値観である)、自分の便利さ、自分の幸福、個人の権利、内的自由への侵害を恐れる。
言い換えると、デルタの人は、自分の生活空間と内的自由に外から踏み込まれることを強く恐れるということです。「我が家は我が城」という句が、その守り方を表しています。
デルタでは、外からの圧力にかかわるSe(外向感覚)は価値の外にあります。Karpenkoは、そのSeが強く求められる場面でのデルタを、こう書いています。
もちろん、クアドラαとδがもつ●(Se)のアスペクトはこれほど強力ではない。しかも、クアドラαはまだしも、このアスペクトの現れを—自分自身のも周囲の人々のも—秩序づけ、統制し、規範化しようとする志向をどうにか示すのに対し、クアドラδは、苛烈な意志的働きかけの状況でまったく一次元的に反応する—衝突を回避するか、さもなければいかなる妥協にも応じず、妥協を探すことすらせず、最後まで踏みとどまるかである。
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Конечно, квадры α и δ обладают менее мощными аспектами . Причем, если квадра α еще как-то проявляет стремление упорядочить, регламентировать, нормировать проявления по этому ас- пекту, как собственные, так и окружающих, то квадра δ в ситуациях жесткого волевого воздействия реагирует совершенно одномерно — либо уклоняется от столкновения, либо стоит до последнего, не идя ни на какие компромиссы, даже не пытаясь их найти.
上の引用にある●のアスペクトは、Se(外向感覚)のことです。つまり、強い圧力を受けたデルタは、衝突を避けるか、一歩も譲らないかのどちらかに分かれるということです。
間を探る妥協がない反応を、Karpenkoは「一次元的」と呼んでいます。IEEにとってSeは3番の規範機能で、11章で見た構え「彼ら−」のもとでの喧嘩っ早さも、同じ3番のSeの話です。
次の周期へ向かう可能性—StratiyevskayaとOrekhovsky
Stratiyevskayaは、デルタの価値のなかのNe(外向直観)の行き先を、こう書いています。
安定した社会、この場合は第四クアドラ(デルタ)の社会的使命は、まさに、社会のその後の形態における生命を延長できる新しい、生まれつつある社会的関係のための肥沃な土壌を準備することにある。(中略)第四クアドラには再び、「可能性直観(−Ne(外向直観)〔原文:-▲(Ne)=-Ne〕)」のような支配的価値観が現れる。それは未来に属する価値観である。なぜなら、その先それは新しい社会的螺旋の第一クアドラに移行するからである。
つまり、デルタの価値のうちNeは、次の周期のアルファへ引き継がれる未来の価値だということです。安定した社会の役目は、新しい関係のための準備だとされています。
IEEにとってNeは1番の主導機能です。Stratiyevskayaの記述を定義と合わせると、デルタで次の周期につながる価値を、IEEが1番に持っていることになります。
IEEの役割をもっと直接に書いたのが、ソシオニクス新聞に寄稿したOrekhovskyで、こう書いています。
長期にわたる安定した繁栄と進歩に必要なもう一つの要因は、新しいもの、つまりまだ生活に現れていないが、すでに近づいている傾向を見る能力である。デルタの見張り役はIEE〔原文: ヘクスリー〕である。まさに彼が、ふさわしい目標を探して地平線を見渡し、運動の方向を形づくる。しかも、IEE〔原文: ヘクスリー〕だけが、この新しいものを見つけるだけでなく、それが生活をどう変えるか、この新しいものが役に立つようにするには何をすべきかを見ることができる。IEE〔原文: ヘクスリー〕にはLSE〔原文: シュティルリッツ〕も、そしてとりわけSLI〔原文: ギャバン〕も耳を傾ける。
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Необходимым фактором долговременного стабильного процветания и прогресса является также умение видеть новое - те тенденции, которые еще не проявились в жизни, но уже на подходе. Впередсмотрящим Дельты является Гексли. Именно он осматривает горизонты в поисках подходящих целей, он формирует вектор движения. Причем только Гексли способен не только обнаружить это новое, но увидеть как это изменит жизнь, что нужно предпринять, чтобы это новое пошло на пользу. К Гексли прислушиваются и Штирлиц, и, особенно, Габен.
言い換えると、IEEはデルタのなかで、まだ表に出ていない傾向を見つけ、進む方向を決める役とされています。新しいものを役に立てる方法まで分かるのはIEEだけ、という強い書き方です。
その話に特に耳を傾けるのは双対のSLIだ、とOrekhovskyは書いています。IEEが方向を探し、同じデルタの2人がその話を聞くという分担で書かれています。
IEEを名指した記述—BukalovとKarpenko
Bukalovは、ある体験の記述を引いたうえで、それをIEEに結びつけて、こう書いています。
「実際、誕生と精神的再生の体験はしばしば宇宙的一体性の感覚を伴う。(中略)自然の美の知覚の繊細さは大いに増大し、自然との緊密な接触のなかでの単純で素朴な生活様式は、最も望ましい存在形式として現れる。そのような生活志向に立つ思考体系—ルソーの哲学であれ、道教や禅仏教の教えであれ—の深さと知恵は、明白かつ疑いえないものとして現れる」。この記述は直観倫理外向(IEE)タイプと同一視できる。(中略)そしてこの記述および後続の記述の個別の瞬間は、その双対—感覚論理内向(SLI)のタイプと結びつけられる。
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"Дело в том, что переживания рождения и духовного возрождения часто сопровождаются чувством космического единства. 〔中略〕 Весьма усиливается тонкость восприятия естественной красоты, а простой бесхитростный образ жизни в близком контакте с природой представляется наиболее желательным видом существования. Глубина и мудрость в системах мысли, выступающих за такую жизненную ориентацию - будь это философия Руссо или учения даосизма или дзенбуддизма - оказывается очевидным и бесспорным". Это описание можно отождествить с типом интуитивно-этического экстраверта, ИЭЭ, 〔中略〕 а отдельные моменты этого и последующего описаний - с типом его дуала - сенсорно-логического интроверта, СЛИ.
言い換えると、Bukalovは、宇宙との一体感と、自然の美への感受性が高まった状態をIEEと同一視しています。同じ記述の一部は、双対のSLIにも結びつけられています。
この一体感は、06章でReininがIEEの存在原理として書いた「世界の調和」の感覚とも重なると読めます。自然の美に敏感になる点は、上で見たKarpenkoのデルタのSiの記述と共通します。
Karpenkoは、同じNe主導のILEとIEEを、時間の面で並べて、こう書いています。
第1クアドラ(アルファ)にとって時間の直観は一次元である。(中略)約束をした▲(Ne)□(ILE)を待つ時間は、▲(Ne)▽(IEE)を待つ時間より長くなるだろう。
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Для первой квадры интуиция времени одномерна. […] и (ИЛЭ), с которым назначена встреча, вам придется ждать дольше, чем (ИЭЭ).
上の引用にある「一次元」は、アルファというクアドラ全体の時間の直観についての言い方です。つまり、約束したIEEを待つ時間は、アルファのILEを待つ時間より短いということです。
同じ1番のNeを持つ2タイプの違いが、クアドラの違いとして書かれています。
小括します。第一に、デルタはNe・Fi・Si・Teを大事にするIEE・SLI・LSE・EIIの4タイプです。第二に、デルタの気風としては、実用に向くアイデア(BukalovとKarpenko)と距離を保つ貴族の作法(Reinin)、生活空間と内的自由を守る志向(Stratiyevskaya)が挙がります。
第三に、IEEは次の周期へ向かう可能性を1番に持ち、デルタの進む方向を決める役として書かれています(StratiyevskayaとOrekhovsky)。一方、IEEだけが新しいものの使い道まで分かるという定式は、Orekhovskyの主張です。
18タイプ間の関係のなかのIEE
IEEの関係についての原典の記述は、双対のSLIとの組み合わせを中心に書かれています。IEEの主要な相手は、双対=SLI、活性化=LSE、鏡像=EII(以上デルタ)、衝突=LSIです。
また、IEEを監督する相手はLII、IEEが監督する相手はESIです。IEEに恩恵を与える相手はESE、IEEが恩恵を与える相手はLIEです。
関係ごとの一般解説は関係のページにあります。この章では、IEEを名指しした原典記述を、双対を中心に集めます。
双対関係の一般定式
Reininは、双対関係をこう説明しています。
この種類の関係においては、当該タイプの弱い機能が、他方のタイプ(双対、完全に補完的なタイプ)の強い機能の領域にある。補完的なタイプの人物こそが最良の教師である。(中略)双対タイプは私の弱い機能を保護し、同時に、私の弱い機能の領域においてさえ成功に至る行動プログラムを提供してくれる。
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In this type of relationships the weak functions of the type are in the zone of strong functions of the other type (dual, completely complementary type). A person of the complementary type is the best teacher. […] The dual type protects my weak functions, at the same time providing a behavioral program for me to reach success even in the area of my weak functions.
つまり、双対とは、相手の強い機能が自分の弱い機能を守り、その領域でのやり方を示してくれる関係です。IEEの場合、SLIが1番と2番に持つSi(内向感覚)とTe(外向論理)は、IEEでは5番と6番の超イドに入る要素です。
Gulenkoは、同じ関係を、2人が感じる居心地の側から、こう書いています。
双対関係は興味深く、もてなしに満ちたコミュニケーションを楽しめる関係であり、退屈することがありません。パートナー同士は互いを釣り合わせ合い、心理的な無重力状態のような感覚を生み出します。パートナーは自分の行動や言葉を統制する必要がなく、ただありのままの自分でいることができます。あらゆる活動において役割分担がほぼ自動的に行われるため、新しい課題に向けて多くのエネルギーを節約できます。
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Dual relationships enjoy an interesting and hospitable communication that is never boring. Partners counterbalance each other, creating a feeling of psychological weightlessness. Partners do not have to control their actions or words; they can just be themselves. Due to the fact that responsibilities in every activity are distributed almost automatically, a lot of energy is saved for new tasks.
Gulenkoの見方では、双対の2人は、言葉や振る舞いを抑えずに自分のままでいられます。役割の分担が自然に決まるという箇所は、Reininの「行動プログラムの提供」を、2人の感じ方として書いたものと読めます。次のアウシュラの記述は、この補い合いをIEEとSLIの具体的な場面で書いています。
IEEとSLI—アウシュラの記述
アウシュラの『ソシオニクス:心理タイプ・テスト』(1998年)にはIEEの章が無く、IEEはSLIの章に双対として何度も登場します。
アウシュラは、2人がそれぞれ相手に求めるものを、こう書いています。
IEE〔原文: ヘクスリー〕 に必要な根本のもの — それは、彼の仕事の方法の正しさへの精神的支援である。(中略)SLI〔原文: ギャバン〕 は能動的になるのは、IEE〔原文: ヘクスリー〕 が彼に人々への必要性、共感への感情を保障するときだ。
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Основное, что нужно ГЕКСЛИ, — это мораль- ная поддержка правильности его поступков. 〔中略〕 ГАБЕН становится активным, когда ГЕК- СЛИ гарантирует ему чувство нужности людям, их симпатию.
言い換えると、IEEは仕事のやり方が正しいという心の支えを求め、SLIは人に必要とされる実感を受け取って動き出すということです。やり方の支えはSLIが2番に持つTe(外向論理)に、共感の保障はIEEが2番に持つFi(内向倫理)に近いと読めます。
同じ章には、SLIの立場から見たIEEが、こう書かれています。
「彼ら、つまり IEE〔原文: ヘクスリー〕 は、自分の形式の欠陥を私たちに突きつけ、私たちはそれを直し、修正する。促す、何を変えるべきかを、衣服に、髪型に、姿勢に、等々」。
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«Они, то есть ГЕКСЛИ, подсовывают нам дефекты своей формы, которые мы выравнива- ем, ликвидируем. Подсказываем, что следует из- менить в одежде, прическе, осанке и т. п.».
話し手の「私たち」は、SLIの側です。IEEが見せる身なりの崩れを、SLIが気づいて直すという分担が、当事者の言葉で書かれています。Gulenkoのいう、役割分担がほぼ自動的に決まる関係の日常の一場面です。
『ソシオニクス入門』の婚前交際についての章でも、IEEとSLIは互いを求める組として書かれています。
アウシュラは、直観倫理的外向型(IEE)が相手と深く結びつくことをどう感じるかを、こう書いています。
彼にとって心の物理的同一化は状況の制御の放棄であり、パートナーとの完全な平等化であり、立場の明け渡しでもある。結果として、身体的な同一化からも心理的同一化からも逃げることが多く、「複雑な状況の解決」を拒否しがたい。彼には頑固で閉鎖的な、自分の魅力と実務的思考に完全に信頼する女性が必要だ。すなわち感覚論理内向である。
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Для его психики физическая идентификация — отказ от контроля над ситуацией, полное уравнение себя с партнером, сдача позиций. В результате ча- сто бегут и от физической, и от психической иден- тификации, но трудно отказаться от «решения сложных ситуаций». Ему нужна упрямая, замкну- тая, по полностью доверяющая своему влечению и деловому мышлению женщина. То есть — сенсор- но-логический интроверт.
つまり、IEEにとって相手と身も心も一つになることは、自分の立場を明け渡すことに近いとされています。そのためIEEに必要なのは、頑固で閉じていて、実務の考えを信じるSLIだ、とアウシュラは書いています。
反対に、SLIの側が思い描く相手について、アウシュラはこう書いています。
夢のなかで感覚論理内向は理想のパートナーの像を紡いでおり、それが最も直観倫理外向に似ている。ある女子学生はこう書いている。「ハンサムで、優雅だが、おしゃれではない。動きは不確定で、正確さが足りない、少し不器用でさえある。大きな感激した目。恐れを知らず、善い願望と衝動と決断力に満ちている。いつでも新しい高尚な理念のためにすべてを投げ出すことができる。友人であり、助手であり、恋人でありたい」。まるで大胆不敵なマスケティアか、おとぎ話の船長のようだ。
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В своих мечтах сенсорно-логический интроверт выпашивает образ идеального партнера, который наиболее подобен интуитивно-этическому экстра- верту. Студентка этого типа так описывает рыца- ря своей мечты: «Красив, элегантен, но не щеголь, на свою внешность не обращает внимания. Дви- жения неопределенные, им не хватает точности, немного даже неуклюжие. С большими одухотво- ренными, удивленными глазами. Не знает страха, полон хороших пожеланий, порывов и решитель- ности. В любое время может все бросить ради но- вой возвышенной идеи. Хочу быть его другом, по- мощником и возлюбленной». Что-то похожее на бесстрашного мушкетера или морского капитана из сказки.
SLIが夢に描く相手は、少し不器用でも、新しい理念のためにすべてを投げ出せる人で、それがIEEに最も近いとされています。頑固なSLIを求めるIEEと、恐れを知らないIEEを思い描くSLIが、1つの章で対になって書かれています。
後代の研究者によるIEE-SLI
Stratiyevskayaは、IEEのTi(内向論理)を扱った節で、SLIとの関係を、こう書いています。
唯一彼の双対であるSLI〔原文: ギャバン〕だけが、IEE〔原文: ハクスリー〕の振る舞いを的確に受け取る。(中略)IEE〔原文: ハクスリー〕の振る舞いに非論理性は、SLI〔原文: ギャバン〕には見えない—繊細で美しい倫理的ゲームしか見えない。(中略)彼は完全に理解している:IEE〔原文: ハクスリー〕の情報の論理的側面は、関係の二次的なプランに過ぎず、主要なのは、その背後に立つ倫理的側面なのだ、と。
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Один только Габен — его дуал, воспринимает поведение Гексли адекватно. Любой намеренный или "нечаянный" намек он видит и воспринимает именно в том значении, в каком он подается. Никакой нелогичности в поведении Гексли Габен не наблюдает — видит только тонкую и красивую этическую игру. Даже тогда, когда Гексли с очаровательной непосредственностью пытается объяснить всякие премудрости, Габена это только умиляет. Свойственная Гексли путаная манера изложения его приятно расслабляет и успокаивает: он прекрасно понимает, что логический аспект информации Гексли — это всего лишь второстепенный план отношений, главное — этический аспект, который за всем этим стоит. Поэтому логическую путаницу Гексли Габен воспринимает как своего рода оформление его этической игры.
言い換えると、SLIは、IEEの話の筋が乱れていても、それを倫理のやりとりとして受け取るということです。TiはIEEの4番の脆弱機能に入る要素で、Reininのいう弱い機能の保護が、ここでは話し方の水準で書かれています。
Reininは、SLIの節で、IEEがSLIに与える影響を、こう書いています。
SLI〔原文: ギャバン〕に対しては、ある一連の行動が提示されるとき、暗示が効果的である。IEE〔原文: ハクスリー〕は何らかの「人生のシナリオ」を無意識を通して伝達することによって、SLI〔原文: ギャバン〕に容易に影響を与える。
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Suggestion is effective when certain sequence of actions is offered to a Gaben. A Huxley easily influences a Gaben by transmitting through the subconscious some kind of a 'life scenario' to him.
つまり、IEEは、これからの筋書きを相手が意識しないうちに伝えて、SLIを動かせるとされています。SLIの5番の暗示機能はNe(外向直観)で、IEEはそのNeを1番に持つため、Reininの記述は双対の配置と一致します。
Filatovaは、文学作品の人物にも双対の組を見ています。09章でIEEの例として挙げられたレンツについて、こう書いています。
興味深いことに、レマルクの作品にも私たちは双対を見出す。それはケステルとレンツのペアであり、読者は該当するモデル—SLIとIEE—を組み立ててみれば、自らそれを確認できるだろう。
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Интересно, что и у Ремарка мы также встречаемся с дуалами. Это пара Кестер и Ленц, в чем читатель сможет убедиться сам, если построит соответствующие модели — СЛИ и ИЭЭ.
Filatovaの判定では、レマルクの小説の2人の戦友が、SLIとIEEの双対の組になっています。アウシュラが実在の人の言葉で書いた組み合わせを、Filatovaは小説の人物で示しているということです。
活性化—IEEとLSE
IEEと同じデルタクアドラのLSEとの関係は、活性化と呼ばれます。LSEが1番と2番に持つTe(外向論理)とSi(内向感覚)は、IEEでは6番と5番に入る要素です。
Filatovaは、同じ小説のパット(パトリツィア)を、レンツの活性化の相手と見ています。レンツをIEEとするなら、活性化の相手のパットはLSEになります。双対の組と活性化の組を、Filatovaは同じ小説の中にそろえて見ています。
衝突—IEEとLSI
反対の極にあるのが、衝突関係(IEE-LSI)です。LSIが1番と2番に持つTi(内向論理)とSe(外向感覚)は、IEEでは4番の脆弱機能と3番の規範機能に入る要素です。
BukalovはKarpenkoとの共著論文で、人類の進化の中で生まれた心の働きをタイプに結びつけ、IEEとLSIの組を、こう書いています。
心的カタログのモジュール ― 個別の人物のためのデータベース、そこには記入されるべきもの:親族関係、地位またはランク、サービス交換の歴史、生まれつきの技能と強み、加えて各特性を評価するための基準(LSI、□(Ti)●(Se))、と、自己理解のモジュール、他人にとっての自分自身の重要性についての情報の収集と整理、およびこの情報を他者のために用意すること(IEE、▲(Ne)▽(Fi))。衝突は、評価される人物の重要性、社会的地位、ランクの評価基準と結びついている。
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Модуль ментального каталога — базы данных для отдельных личностей, в которую должно быть внесено: родство, статус или ранг, история обмена услугами, врожденные навыки и сильные стороны плюс критерий для оценки каждого свойства (ЛСИ, ), и модуль понимания себя, сбора и организации информации о собственной значимости для других людей, и заготовка этой информации для остальных (ИЭЭ, ). Конфликт связан с критериями оценки значимости и социального положения, ранга оцениваемой личности.
上の引用にあるモジュールは、この論文が心の働きを分けて呼ぶ単位のことです。LSIは人を地位や実績の基準で評価し、IEEは自分が人にとってどれだけ大事かに向く、という対比です。2人がぶつかるのは、人の重要さや地位を何で測るかという点だとされています。
Filatovaは、サガンの小説の父レイモンをIEE、その恋人アンヌをLSIと見て、2人の関係を衝突の例に挙げて、こう書いています。
ソシオニクス的な衝突のもう一つの例として、フランソワーズ・サガンの小説『悲しみよこんにちは』の登場人物、レイモンとアンヌの関係がある。(中略)しかし私たちが知っている通り、セシールとその父の心理タイプの論理は、傷つきやすい機能である。レイモンはアンヌに同意しているふりをするが、本質的には娘の側についており、そのことにセシールはもちろん気づいている。もしアンヌとレイモンの計画が実現し、二人が夫婦になったとしても、この結婚が幸福なものになる見込みはほとんどないだろう。
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У нас есть еще один пример соционического конфликта, это отношения героев романа Франсуазы Саган «Здравствуй, грусть!», Реймона и Анны.〔中略〕Но, как мы знаем, логика психотипов как Сесили, так и ее отца — ранимая функция. Реймон хоть и делает вид, что согласен с Анной, по существу, на стороне своей дочери, о чем та, конечно, догадывается. Если бы планы Анны и Реймона осуществились, и они стали бы мужем и женой — вряд ли этот брак стал бы счастливым.
Filatovaは、娘セシールと父のタイプでは論理が「傷つきやすい機能」だと書いています。IEEでいえば4番の脆弱機能のTiで、LSIが1番に持つTiが、IEEには最も弱い位置に入るということです。レイモンは表向きアンヌに同意しながら娘の側につき、Filatovaは2人が結婚しても幸福になる見込みは低いと見ています。
小括します。IEEの関係記述の中心は双対SLIです。第一に、アウシュラは、やり方の支えと共感の保障を渡し合う組として2人を書きました。第二に、StratiyevskayaとReininは、SLIがIEEの筋の乱れを受け流し、IEEが筋書きでSLIを動かすという形で、同じ補い合いを書いています。第三に、Filatovaは同じ組み合わせを小説の人物で示しました。
つまり、IEEはやり方の支えと身なりの手入れをSLIから受け取り、SLIは筋書きと共感をIEEから受け取るという点で、3つの記述は重なっています。活性化と衝突の記述は小説の人物と進化の論文にとどまり、双対ほど多くはありません。個別の組み合わせはタイプ間の関係のページで確認できます。
19MBTI®のENFPとの比較
当サイトはIEEをENFPと併記しています。この章では、その対応の根拠と限界を短く整理します。詳しい一般解説はMBTIとの比較のページにあります。
対応の根拠—機能配列同一の仮定
ソシオニクスとMBTIは、どちらもユングの類型論から枝分かれした別の理論です。IEE=ENFPという対応は、通説では両者の機能配列が同一だという仮定に基づきます。ソシオニクスのIEEは位置1がNe・位置2がFi(03章)、MBTIのENFPは主機能Ne・補助機能Fiとされ、上位2機能の並びが一致します。IEEは外向タイプのため、内向タイプで生じる末尾文字の読み替え問題(ソシオニクス表記のjとpがMBTIのJ・Pとずれる問題)もなく、ENFp=ENFPはそのまま対応します。
ただし、この対応は表記の翻訳であって、判定の一致を保証しません。定義体系(情報代謝の8位置モデルと、選好指標の4文字)も、判定の道具も違うため、同じ人がソシオニクスでIEE、MBTI系の検査でENFP以外と出る場合があります。通説の対応表は、「概念上の近さ」の主張です。
対応表の境界のずれ—Lytovの指摘
この対応表そのものに、研究者の側から疑問も出ています。ソシオニクスとMBTIを照合したLytovは、IEEの隣の境界について、こう書いています。
このことはすべて、ソシオニクスとマイヤーズ=ブリッグズ理論を純粋に理論的・モデル的に対照することの欠点について考えさせる。たとえば、ソシオニクスにおけるIEEとEIEの境界は、タイプ論者たちがENFPとENFJのあいだに引いている境界とはまったく違うところを通っている。
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примеру, ревизионная пара ЛИИ — ИЭЭ по тесту Кирси имеет шанс получиться INTP и ESFP (т.е., по версии Аугустинавичюте — дуалами) . Отличие дуальности от ревизии – довольно значительное, и отношения их едва ли будут комфортными.〔中略〕«определённых» при помощи американских методик. Всё это заставляет задуматься о недостатках чисто теоретического, модельного сопоставления соционики с теорией Майерс-Бриггс. О том, например, что граница между ИЭЭ и ЭИЭ в соционике проходит вовсе не там, где эта граница проведена между ENFP и ENFJ у типоведов — налицо пресловутый «поворот осей».
言い換えると、IEEとEIEを分ける線と、ENFPとENFJを分ける線は、同じ場所を通っていないということです。表記の上ではIEE=ENFPが1対1に並んでも、隣のタイプとの境目がずれていれば、同じ人が片方ではIEE、もう片方ではENFJと出ることがありえます。対応表を理論の上だけで作ることへの、内部からの留保です。
外から見た関係—Bukalovの反論
心理学の側からソシオニクスがどう見えるかについて、Bukalov自身が書いています。
一方、たとえば類型論を専門とする心理学者は、ソシオニクスをマイヤーズ-ブリッグス類型論より良くも悪くもない単なるポストユング類型論として扱う。それは彼らの権利ではあるが、われわれは彼らがソシオニクスをタイプの抽出にのみ矮小化しており、それで打ち切ってしまっている、と考える。
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А, скажем, психологи-типологи рассматривают соционику всего лишь как постюнговскую типологию, не лучше и не хуже типологии Майерс-Бриггс. Это их право, но мы считаем, что они низводят соционику до выделения типов, да и только, и этим ограничиваются.
外部からは「MBTIと同水準のポストユング類型論の1つ」と見なされ、内部はそれを「タイプ抽出への矮小化」と反論する—両者の認識の溝がそのまま残っている構図です。ソシオニクス側が独自性の根拠に挙げるのは、モデルA、タイプ間の関係の理論、次元性などの理論装置です(その実証状況は23章)。
IEE読者への実務的な注意
このページの記述群は、ソシオニクスの体系内でのIEE像です。MBTIでENFPと判定された人の場合も、対応表より先に、03章の8位置の配置と04章の要素定義と照らし合わせると、自分とどこが重なるかを確かめられます。
小括します。IEE=ENFPは、機能配列同一の仮定に基づく表記の対応です。外部からの「ポストユング類型論の1つ」という評価と、内部の「タイプ抽出への矮小化」という反論の溝は、対応表の上には現れません(23章で再論します)。
20サブタイプとタイプ内変異
同じIEEでも人によって印象が大きく違う、という観察を扱うのがサブタイプ(タイプ内変異)の理論群です。IEEでは、同じ「倫理サブタイプ」という名前でも、研究者によって描かれる姿が逆向きになります。いずれも後代の拡張理論で、相互に互換性はありません。この章では、アウシュラによるタイプと人格の区別からGulenkoのDCNHまでを順に扱います。
アウシュラ—タイプと人格の区別
サブタイプ理論の前提になる区別を、アウシュラ自身がこう書いています。
パーソナリティとパーソナリティタイプは、疑いなく同じものではない。同じパーソナリティタイプを持つ人間でも、わが国の文化と何らかのアステカ文化では、まったく異なるものである。
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Личность и тип личности, несомненно, не одно и то же. Человек с тем же самым типом личности в нашей культуре или в какой-либо ацтекской культуре — это что-то совершенно разное. Даже в нашем бесклассовом обществе найдете сколько угодно вариаций того же Дон Кихота2 или Дюма3.
言い換えると、タイプは人格そのものではなく、同じタイプでも育った文化が違えば人格は大きく異なるということです。創始者の時点で、タイプが同じでも人としての現れ方は1つに決まらないことが認められていました。後代のサブタイプ理論は、この違いの一部に名前を付けて分けようとする試みです。
Meged & Ovcharov—接触型と惰性型
2分割のサブタイプ理論の1つは、Meged & Ovcharovのものとされています。Wikisocionは、この理論をこう記録しています。
接触型/惰性型サブタイプ(Contact/Inert)(中略)V. Meged と A. Ovcharov によって提唱されたシステム。
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Contact / Inert Subtypes(中略)This system of subtypes was proposed by V. Meged and A. Ovcharov.
Wikisocionの同じ項目によると、この理論は、強化される機能が位置1側か位置2側かで、同じタイプを2つの変種に分けるものです。ただし、IEEについて2人が新聞記事で書いているのは、直観サブタイプと倫理サブタイプの2つで、それぞれ1番のNe(外向直観)と2番のFi(内向倫理)の側の名前です。
Meged & Ovcharovは、IEEの倫理サブタイプをこう書いています。
倫理サブタイプは芸術家肌で、せっかちで、いくらか風変わりである。行動においても発言においても予測がつかない。周囲を驚かせたり楽しませたりするのが好きで、取るに足らない出来事でさえセンセーションとして披露することがある。しばしば座の中心になる。自信があり、ユーモアのセンスがよく、気取らず、非常に衝動的である。自分の感情を隠さない子どものような、誠実さと率直さが特徴である。
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Этический подтип артистичен, нетерпелив, немного экстравагантен. Непредсказуем в своих действиях и высказываниях. Любит удивлять или развлекать окружающих, даже незначительные события может преподносить как сенсацию. Часто становится душой компании: уверен в себе, с хорошим чувством юмора, непринужден и очень импульсивен. Отличается искренностью и непосредственностью ребёнка, не скрывающего своих чувств. Может создавать почти домашнюю обстановку
2人の描く倫理サブタイプのIEEは、衝動的で、人を驚かせたり楽しませたりして座の中心になる人物です。2人はこの変種を、感情を隠さない率直さと、表に出る振る舞いで描いています。
Filatova—直観サブタイプと倫理サブタイプ
Filatovaは、16タイプを2つずつの変種に分け、32通りで記述します。Filatovaは、IEEの1つ目の変種をこう書いています。
非常に社交的で、落ち着きがなく、変わりやすく予測不可能な人物である。子供のような好奇心と率直さをもって、そこに何か新しくて非日常的なものが待ち受けてさえいれば、どんな無謀な企てにも飛び込む用意ができている。その一方で、状況の変化を刻一刻と見事に感じ取り、それがトラブルの危険をはらんでいれば、容易にそこから抜け出す。(中略)あらゆる義務の枠—勤務先でのそれも含めて—に息苦しさを感じ、規律を欠くことがある—どんな仕事においても「自由な芸術家」でいる方がずっと面白い。
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Очень общительный, непоседливый, изменчивый и непредсказуемый человек. С детским любопытством и непосредственностью готов ринуться в любую авантюру, лишь бы только там ожидало что-то новое и необычное. При этом он прекрасно и ежеминутно чувствует изменение ситуации и легко выходит из нее, если она грозит неприятностями.〔中略〕Его тяготят рамки любых обязательств, в том числе и на службе, бывает недисциплинированным — гораздо интереснее быть «свободным художником» в любом деле.〔中略〕Внешне часто бывает полным, но очень подвижным человеком, любит яркую одежду, не может долго ходить в одном и том же — меняет на что-то новенькое.
言い換えると、直観サブタイプのIEEは、新しいものがあれば無謀な企てにも飛び込み、危うくなれば抜け出すということです。仕事でも「自由な芸術家」でいたいという一文は、義務の枠を本人が息苦しく感じることを書いています。
もう1つの変種を、Filatovaはこう書いています。
直観サブタイプよりも落ち着いていて、思慮深い人物である。人の中に隠された可能性をよく見出し、喜んでそれを支え、鼓舞し、自分の力への自信を吹き込み、心理的な援助を申し出る。このIEEの倫理サブタイプは傷つきやすい人物であるが、それを隠そうと努め、陽気で付き合いやすいパートナーの役割を演じることを好む。不正義には容易に憤慨し、傷つけられた者のために熱く弁護に立つことができるが、自分自身を守ることは苦手である。人間に関する学問、とりわけ心理学において成功しうる。
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Человек более спокойный и вдумчивый, чем подтип интуитивный. Он хорошо видит скрытые возможности в людях, охотно поддерживает их, вдохновляет, вселяет уверенность в своих силах, предлагает свою психологическую помощь. Этический подтип ИЭЭ — человек ранимый, хотя старается это скрыть, предпочитает играть роль веселого и легкого в общении партнера. Легко возмущается несправедливостью, может горячо вступиться за обиженного, но себя отстаивать не умеет. Может быть успешным в науках о человеке, в частности, психологии.
つまり、倫理サブタイプのIEEは、人の隠れた可能性に気づいて支え、自分の傷つきやすさは陽気さの陰に隠すということです。他人のためには憤って弁護に立てても、自分を守るのは苦手だとされています。
ここで2人の研究者を並べると、倫理サブタイプの向きが食い違います。Filatovaでは、倫理サブタイプは直観サブタイプより落ち着いて、よく考える側です。一方、Meged & Ovcharovの倫理サブタイプは、衝動的で座の中心になる側です。
同じ「倫理サブタイプ」という名前でも、落ち着きの向きは研究者によって逆です。そのため、名前が同じでも、変種の中身を同じものとして読み替えることはできません。
Gulenko—DCNHの4サブタイプ
Gulenkoは2分割ではなく4分割で、定義は3つの極性の組み合わせで与えられます。Gulenkoは、4つのサブタイプをこう定義しています。
接触・終結的・接続的 = 支配型サブタイプ(D / Dominant)(中略)接触・開始的・無視的 = 創造型サブタイプ(C / Creative)(中略)遠隔・終結的・無視的 = 規範型サブタイプ(N / Normalizing)(中略)遠隔・開始的・接続的 = 調和型サブタイプ(H / Harmonizing)
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• Contact, terminal, connective — dominant subtype (D) • Contact, initial, ignorative — creative subtype (C) • Distant, terminal, ignorative — normalizing subtype (N) • Distant, initial, connective — harmonizing subtype (H)
上の引用にある接触と遠隔、開始的と終結的、接続的と無視的は、Gulenkoがサブタイプを分ける3つの極性です。つまり、3つの極性の組み合わせで、どのタイプも支配型・創造型・規範型・調和型の4つに分けるということです。
16タイプがそれぞれ4つに分かれるので、変種は64になります。IEEの4変種は、次のように書き分けられています(「助言者」はGulenkoのIEE名)。まず支配型です。
助言者 — 魅了する者(中略)プロトタイプ:コーチ(パーソナルトレーナー)(中略)何よりも、支配型IEEは励まし、奮い立たせ、成功への信仰を植え付けることを目指す。率先的、決然とした行動を呼びかける。
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Advisor — Enthralling (…) Prototype: Coach (personal trainer) (…) Above all, dominant IEE aims to encourage, inspire, and instill faith in success. He calls for proactive, decisive action.
言い換えると、支配型のIEEは、人を励まして成功を信じさせ、決然と動くよう呼びかけるということです。プロトタイプの「コーチ」も、人を奮い立たせる働きを指しています。
Gulenkoは、創造型のIEEをこう書いています。
助言者 — 鋭敏な者(中略)プロトタイプ:レポーター、メディアのリクルーター(中略)創造型IEEは人々の能力に精通している。彼らの秘めたる動機を直観的に感じ取るのに優れている。一見しただけで、会話相手の性格や習慣を示唆する言葉や行動に、ランダムに特別な重要性を置くことができる。彼の周りで、本当の自分以外のふりをしても意味がない。これは他者を驚かせる。すなわち、彼の洞察 — 人々の評価と出来事の背後にある意味の理解の両方 — がしばしば正しく予測されることである。
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Advisor — Perceptive (…) Prototypes: Reporter, media recruiter (…) Creative IEE is well-versed in the abilities of people. He is excellent at intuitively sensing their secret motivations. At a first glance, he can randomly place special importance on words and actions that hint at the nature and habits of the people he’s conversing with. It makes no sense to pretend to be something you’re not around him. This is surprising to others: that his insights — both his assessments of people and his understanding of the meanings behind events — are often predicted correctly.
つまり、創造型のIEEは、人の秘めた動機に直観で気づき、その見立てがしばしば正しく周りを驚かせるということです。支配型が人を励ます変種なら、創造型は人の能力と動機に気づく変種です。
規範型は、人と人の組み合わせに向く変種として書かれています。
助言者 — 引き合わせる人(中略)プロトタイプ:出会い系サービス、人事の専門選別係(中略)規範型IEEは、同じ志を持つ人々との接触を好み、能力に従って仲間を几帳面に選ぶ。共通の利害と価値観に基づいた小さな人々の輪を徐々に作る。(中略)関係における人々の間の距離 — それは人々の間の引力または斥力として見られる — の感覚をもつ。
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Advisor — Acquainter (…) Prototypes: Dating services, specialist personnel selector (…) Normalizing IEE prefers contact with like-minded people and meticulously selects associates according to their abilities. He gradually creates a small circle of people based on common interests and shared values. (…) He possesses a sense of the distance between people in relationships, which is seen as the attraction or repulsion between people.
言い換えると、規範型のIEEは、価値観の近い少数の仲間を選び、小さな輪を少しずつ作るということです。人と人の引き合いと反発の感覚は、04章で見たアウシュラのFi(内向倫理)の定義と同じ語です。
調和型については、Gulenkoはこう書いています。
助言者 — 変容者(中略)プロトタイプ:心理コメディの作家または監督(中略)調和型IEEのすべての時間は、様々な現象を理解しようと熟考することに費やされる。細部より経験を覚えている。同時に、未来のための教訓として、自分の過ちから学ぶ方法を知っている。自己批判的だが、同時にこの批判が痛々しいと感じる。それでも、彼を取り囲む世界は、ドラマというよりはコメディのように見られる。
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Advisor — Transformer 〔中略〕 Prototype: Writer or director of psychological comedies 〔中略〕 All of harmonizing IEE’s time is spent pondering, trying to understand various phenomena. He remembers experiences before details. At the same time, he knows how to learn from his mistakes as lessons for the future. He is self-critical, but at the same time finds this criticism 〔中略〕 painful. Nevertheless, the world surrounding him is seen not so much as a drama, but rather like a comedy.
つまり、調和型のIEEは、熟考に時間を使い、自己批判しながらも世界を喜劇として受け取るということです。自己批判が痛いという記述は、本人の内側の負担として書かれています。
4変種は、人を励ます・人に気づく・人を選ぶ・考え込むと、向かう先が分かれます。「コーチ」から「心理コメディの作家」まで幅は広いものの、どの変種にも人への関心が残っています。この幅は変異をよく記述しているとも、タイプの区別を弱めているとも受け取れます。
サブタイプ理論への批判
コミュニティ編纂資料のWikisocion自身が、批判点をこう記録しています。
タイプの誤判定を隠すために使われることがある
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Critics say that in many cases the basic type has been incorrectly diagnosed, and the addition of a “subtype” simply masks the contradiction.
言い換えると、判定が合わないときに「サブタイプの違い」と後から説明できてしまうので、サブタイプは誤判定を見えにくくすることがある、ということです。同じ名前の変種が研究者ごとに違うIEEでは、どの記述を基準にするかで説明の付け方が変わります。
小括します。第一に、タイプと人格が同じでないことは、アウシュラの時点で認められています。第二に、IEEの変種は2分割(Meged & Ovcharov、Filatova)と4分割(Gulenko)が併存し、同じ「倫理サブタイプ」でも研究者によって像が逆です。第三に、サブタイプは観察の記述としては有用でも、理論としては未統一の領域です。
21識別と誤同定
「この人はIEEか」をどう決めるかという判定の方法論は、ソシオニクスの主要な方法論上の課題とされてきた領域です(判定の信頼性への内部批判は23章で見ます)。この章では、判定の手続き論と、IEEを見分ける手がかり、判定者で結論が分かれた実例を扱います。
手続き論—アウシュラとYermak
アウシュラ自身の検証手続きは、モデルが働くかどうかの確認でした。アウシュラは、研究の最初の段階について、こう書いています。
研究の第1段階は、K.G.ユングのモデルを全知人で検証することだった。それは絶対的に正しいことが分かり、それゆえモデルが作動するか作動しないかで、タイプが正しく確立されたかどうかが見えた。モデルが作動しなければ、タイプ診断の誤りを意味した。
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Первым этапом изучения была проверка модели К. Г. Юнга на всех знакомых людях. Она оказалась абсолютно правильно, и потому, срабатывает или не срабатывает модель, было видно, правильно ли установлен тип. Если модель не срабатывала, то это обозначало ошибку в диагнозе типа.
言い換えると、アウシュラにとってタイプが正しいかどうかは、モデルどおりに説明できるかで決まったということです。
ただしこの確かめ方では、モデルに合わないときに、判定の誤りかモデルの誤りかを区別できません。
Yermakは、タイプを決める作業を何と呼ぶかについて、こう書いています。
同定 という用語(羅 identificare — 同一視する、つまり、ある意味で同一視、近似化、対等化)は、私たちが具体的な人物の心のTIMを決定するときに行うことを、最も正確に表す。他の用語 — 診断、テスト、タイプ判定 — はあまり成功していない[80]。
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Термин идентификация (лат. 14епийсаге — отождествлять, т.е. отождествление, уподобление, приравнивание в определённом смысле) наиболее точно обозначает то, что мы делаем, когда определяем ТИМ психики конкретного человека. Другие термины -— диагностика, тестирование, типирование — менее удачны [80].
上の引用にあるTIMは、情報代謝タイプ、つまりタイプのことです。Yermakは、タイプを決める作業を「診断」や「テスト」ではなく、同定と呼ぶのが最も正確だと考えています。
手続きそのものについては、こう書いています。
心のTIMの 同定の手続き は、専門家による心のタイプの 仮説 の選択と、選ばれた心のタイプに対応する心のTIMモデルの 検証 からなる。
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Процедура идентификации ТИМ психики состоит из выбора экспертом гипотезы типа психики и верификации модели ТИМ психики, соответствующей выбранному типу психики.
つまり、同定は、専門家が見立てを選び、その人がそのタイプのモデルどおりかを確かめる2段階だということです。アウシュラの「モデルが作動するか」という確認を、手順として書き出した形になっています。
Yermakはさらに、判定を誤らせる状態の歪みについて、こう書いています。
自我ブロックの「ブロッキング」では(中略)心理機能の二次元性(機能3 — 「社会的規範」)と一次元性(機能4 — 「社会的経験」)では、ブロックは心の特徴的歪み—社会(ソシウム)における人間の 規範的=不確実な行動 —につながる
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при “блокировке” блокаЭГО блок принятия решений суперЭГО вынужден функционировать как исполнительный блок суперблока Мега1, что при двумерности (функция 3 — “социальных норм”) и одномерности (функция 4 — “социального опыта”) психических функций блока ведёт к характерному искажение работы психики, которое выглядит как нормативно-неуверенное поведение человека в социуме
自我ブロックが抑え込まれると、人は超自我ブロックで行動するしかなく、規範には沿うが不確かな振る舞いが表に出ます。IEEでいえば、3番の規範機能のSeと4番の脆弱機能のTiで動く状態です。そのまま判定すると、状態に左右された姿を見て別のタイプと取り違えるおそれがある、という警告です。
面接者の構え—Karpenko
判定する側の条件について、Karpenkoはエキスパートの理想を、こう書いています。
エキスパートは距離を置いた者ではありえない。彼はバイタルな衝動に応答することを余儀なくされ、義務づけられている。さもなければ彼とコミュニケーションすることは不可能になり、さもなければ被験者とのコンタクトは失われてしまう。注意深く、同情し、共感し、心から人々を愛し、しかし感情の、関係の、影響の遊びには巻き込まれていない—これがエキスパートの理想である。非巻き込まれ性は、ILEのエキスパートが、ESIがある考えの展開の中で発した、しかし事実上ILEに宛てられたフレーズ—「たとえば、あなたのことは、私、好きじゃありません」—に平静に対応することを可能にする。そう、分かっている—衝突である。しかしこれはインタータイプ関係であって、この2人の具体的な人間同士の関係ではない。
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Эксперт не может быть отстраненным, он вынужден, обязан откликаться на витальные импульсы, иначе с ним невозможно будет общаться, иначе контакт с испытуемым будет утрачен. Внимательный, сочувствующий, сопереживающий, искренне любящий людей, но не вовлеченный в игру эмоций, отношений, влияний — вот идеал эксперта. Невовлеченность позволяет эксперту-ИЛЭ спокойно отреагировать на фразу ЭСИ, произнесенную в развитие какой-то мысли, но адресованную фактически ИЛЭ: «Вот вы мне, например, не нравитесь». Да, понятно, — конфликт, но это интертипное отношение, а не отношение этих двух конкретных людей.
上の引用にあるインタタイプ関係は、タイプ間の関係のことです。つまり、面接者は相手に共感しながらも、関係の駆け引きには巻き込まれないことが理想だということです。
引用の例は、衝突関係にあるILEの面接者とESIの被験者です。IEEが面接者なら、衝突関係の相手はLSIになります。Karpenkoは、タイプ間の関係の効果と、2人の個人どうしの関係とを分けて扱う構えを求めています。ユング自身が、合理型の記述は観察者の立場によって正反対にもなりうると書いていたこと(23章で引用)と、同じ問題です。
IEE固有の識別手がかり
Yermakの著作には、面接の中の1つの質問からIEEと結論した実例があります。共著者の1人が面接した場面を、こう書いています。
たとえば、あるとき、主任会計士の職に応募した女性候補者の面接で、著者の一人が、半ばアンケート式の質問の流れのなかに次の質問を差し挟んだ。「教えてください、半分空であることと半分満ちていることが等しいことから、なぜ空であることと満ちていることが等しいということになるのですか」。答えは、その現れ方において、映画『捨て子』でリーナ・ゼリョーナヤが演じた女主人公の、自分を噛まなかった犬についての有名な独白にとてもよく似ていた。違ったのは、2倍ほど長く、感情的だったことくらいである。このことからすぐに、面接を受けた女性では関係の論理(システムの、「白の」論理)という情報アスペクトがモデルの第四機能で処理されている、という仮説が生まれ、それはその後の面接が確かめた。候補者の心のTIMについての最終的な結論はIEEである。
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Например, однажды, во время интервью кандидатки на должность главного бухгалтера, один из авторов вставил в поток полуанкетных вопросов следующий: "Скажите пожалуйста, почему из равенства полупустого и полуполного следует равенство пустого и полного". Ответ по проявлениям весьма напоминал известный монолог героини Рины Зеленой о неукусившей её собаке из фильма «Подкидыш», разве что был раза в 2 более длительными эмоциональным. Это сразу послужило причиной возникновения гипотезы о том, что у интервьюируемой информационный аспект логики отношений (системная, “белая” логика) обрабатывается четвертой функцией модели, что и подтвердило дальнейшее интервью -— итоговый вывод о ТИМ психики кандидатки — ИЭЭ.
上の引用にある関係の論理は、Ti(内向論理)のことです。論理の問いに長く感情的な答えが返ったことから、4番の脆弱機能にTiがあるという仮説が立ち、その後の面接で確かめられたということです。
前の節の「仮説の選択とモデルの検証」の2段階が、1人の候補者に実際に使われた例です。4番のTiについてのYermakの記述そのものは、10章で見ました。
外見の手がかりとしては、Filatovaが、笑顔の違いをこう書いています。
16の心理タイプすべての中で、最も笑顔を見せるのはESE・ユーゴーとIEE・ハクスリーである。しかし、彼らの笑い方はまったく異なる。熱狂家ユーゴーが単純に開放的で、その笑顔が太陽のように喜びを与えるものだとすれば、イニシエーター・ハクスリーの笑顔は、むしろ人を引きつける、いたずらっぽいものである。
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Из всех 16 психотипов наиболее улыбчивы — ЭСЭ, Гюго и ИЭЭ, Гексли. Но улыбаются они совершенно по-разному. Если Энтузиаст, Гюго просто открыт, его улыбка — солнечная и дарящая радость, то улыбка Инициатора, Гексли — скорее интригующая, игривая. Чувств своих он не сдерживает, его лицо частенько привлекает веселыми, озорными глазами〔中略〕Общается легко и ненавязчиво.
引用中のユーゴーとハクスリーは愛称で、熱狂家とイニシエーターはFilatovaがESEとIEEにつけた呼び名です。Filatovaは、笑顔の多さではESEとIEEを同じ組に入れ、笑い方の質で分けています。
ESEの笑顔が開けた喜びなら、IEEの笑顔は相手を引き込むいたずらっぽさです。Yermakが問いへの答え方に手がかりを置いたのに対し、Filatovaは顔の表情に手がかりを置いています。
似たタイプとの違い—EII
EIIは、自我ブロックにIEEと同じFi(内向倫理)とNe(外向直観)を持ち、1番と2番の順番だけが逆のタイプです。この鏡像関係の2タイプを、Filatovaは並べて、こう書いています。
IEE(ハクスリー)とEII(ドストエフスキー)は、(中略)主導ブロックに外向直観を持っており、これが彼らの特徴的な性質—自分自身を外側から見る能力—を規定している。内向的な倫理は、感情的で傷つきやすいEII〔原文: ドストエフスキー〕を外見上は無感動な人物にし、一方IEE〔原文: ハクスリー〕は楽観性と性格の活発さで覆い隠しながら、自分の否定的な感情を隠す。
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ИЭЭ (Гексли) и ЭИИ (Достоевский), в отличие от первой пары, имеют экстравертную интуицию в ведущем блоке, что определяет их характерное свойство — умение видеть себя со стороны. Интровертность этики делает эмоционального и ранимого Достоевского внешне бесстрастным, а Гексли скрывает свои негативные эмоции, прикрываясь оптимизмом и живостью характера.〔中略〕Инициатор, Гексли — любит манипулировать, но, в отличие от ЭИЭ и ИЭИ, для него манипуляция — это, скорее, развлечение, игра.
上の引用にある主導ブロックは、1番と2番の機能からなる自我ブロックのことです。言い換えると、2タイプの違いは、内側の感情をどう隠すかにあるということです。
誤同定の実例—判定者で分かれた当事者の手記
判定者によって結論が分かれた例として、ツィピンは『ソシオニクス新聞』の手記に、自分が判定を受けた2つの場を書いています。1つ目の、ウダロワらのグループによる判定は、こうです。
彼女たちは5分で外向、直観、静的を判定した。IEE〔原文: ヘクスリー〕かILE〔原文: ドン・キホーテ〕かという選択の問題が大きく立ちはだかった。(中略)そこで私は積年の悩みを口にする機会を得た。とりわけ、書類や各種の書式やそのほかの構造論理的なくだらないものに対処するのが、私にはいつも容易ではなかったということである。これが効いた。1時間半に及ぶ検討のすえ、ようやくIEE〔原文: ヘクスリー〕と記録されたが、E. A. ウダロワのコメントつきであった。「お若い方、どうしてそんなに強い論理が必要なんです?捨ててしまいなさい!」
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ко мне; к несчастью, я человек «сложный». Надо отдать должное Удаловой и Бесковой: они за 5 минут определили экстраверсию, интуицию и статику. Во весь рост встала проблема выбора между Гексли и Дон Кихотом. Стали определять логику / этику. Не получается! Ни то, ни другое никак не лезет в жёсткие рамки 4-й функции. Группа была в полном недоумении, пока Бескова не задала ряд вопросов о работе. Тут у меня появилась возможность высказать «наболевшее», в частности то, что мне всегда было непросто справиться с документами, всякими там анкетами и прочей структурно-логической ерундой. Это подействовало: наконец, после полуторачасового бдения, записали в Гексли, но с комментарием Е. А. Удаловой: «Молодой человек, зачем вам такая сильная логика? Бросьте её!».
IEEとILEは1番のNeが共通で、2番がFiかTiかで分かれるタイプです。つまり、最後まで残ったのはIEEかILEかの分かれ目で、書類が苦手という話が決め手になってIEEと記録されました。
ウダロワのコメントは、記録した結論と、その場で見えた論理の強さとが食い違っていたことを示すと読めます。2つ目の場について、ツィピンは、生徒たちの前で判定した女性の進め方を、こう書いています。
私への質問の途中で、彼女は私が誰であるべきかを決め、私から得た事実をすべて、求める二分法の極へと無理やり引き寄せ、生徒たちのおずおずとした抗議をぴしゃりと断ち切った。結局、私はIEE〔原文: ヘクスリー〕の軽い仮面をかぶったILE〔原文: ドン・キホーテ〕ということになり、(中略)判定の結果は真実に近かったが、それでもやはり誤っており、そして何より、情報をあからさまに操作することによって、望む結論に恥ずかしげもなく合わせたものであった。
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В ходе моего опроса она приняла решение, кем мне нужно быть, и все полученные от меня факты притягивала «за уши» к требуемому полюсу дихотомии, резко обрубая робкие протесты учеников. В итоге я оказался Дон Кихотом в легкой маске Гексли, а по системе Афанасьева – Ахматовой. Результат типирования получился близким к истине, но всё-таки неверным, и самое главное, бессовестно пригнанным к желаемому с помощью откровенного манипулирования информацией. Вот вам
2つ目の判定の結論は、IEEの見かけを持つILEでした。筆者はそれを、先に決めた結論へ事実を合わせた情報の操作だと批判しています。
同じ人物が、判定者によってIEEともILEとも判定されたことになります。1番のNeを共有する2タイプの境目では、判定者の進め方が結論を左右したという実例です。
小括します。判定の手続きは、仮説の選択とモデルの検証として定式化されています(Yermak)。ですが、状態による歪み(Yermak)や面接者の関係の効果(Karpenko)など、誤りの原因もいくつも挙げられています。IEEについては、論理の問いへの反応(Yermak)や、いたずらっぽい笑顔(Filatova)などの手がかりが示されてきました。一方、同じ人物がIEEともILEとも判定された手記もあり、手がかりの読み方は判定者によって分かれています。
22著名人と思想のタイピング
著名人のタイピングは、ソシオニクス文献の目立つ伝統である一方、本人を検査した結果ではないため、検証がききません。この章では、研究者が誰をIEEに挙げ、どう根拠づけ、どこで食い違ったかを扱います。章の最後に、当サイトの独自整理を1節だけ、試論と明示して置きます。
愛称「ヘクスリー」の由来
IEEの愛称は、実在の生物学者の名です。Weisbandの初期ハンドブックは、IEEの項の冒頭で、その人物をこう紹介しています。
トーマス・ヘンリー・ハクスリー - 有名なイギリスの生物学者・比較解剖学者。(中略)このタイプの別の偽名:トム・ソーヤー - マーク・トウェインの本の主人公。
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Thomas Henry Huxley - the famous English biologist and comparative anatomist. 〔中略〕 Another pseudonym of this type: Tom Sawyer - a hero of Mark Twain’s book.
上の引用にある偽名は、タイプを人物の名で呼ぶ愛称のことです。つまり、IEEの呼び名には、生物学者ハクスリーと作中の少年トム・ソーヤーの2つがあるということです。
なぜハクスリーなのかは、Bukalovが人物の業績から説明しています。Bukalovは、ハクスリーとIEEの結びつきを、こう書いています。
このタイプの人々は、他者の隠れた能力をよく見抜く。「IEE〔原文: ハクスリー〕」は、非凡な人々やその能力、才能に興味を持ち、感嘆しながらそのことを語る。それは著名な科学者、芸術家、超能力者などである。トマス・ハクスリー自身がチャールズ・ダーウィンの理論を広めたのであり、彼のおかげでその理論は広く知られるようになった。
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People of this type are well versed in the hidden abilities of others. “Huxley” is interested in unusual people, their abilities, talents, admiringly talks about them. It can be distinguished scientists, artists, psychics, etc. Sam Thomas Huxley promoted Charles Darwin’s theory, and it is thanks to him, it has become widely known.
言い換えると、IEEは人の隠れた能力に気づき、感嘆とともに語るとされ、ハクスリーはその実例として引かれています。他人の理論を世に広めた業績が、愛称の人物とタイプを結ぶ根拠になっているということです。
人物としてのハクスリー
ダーウィンとの逸話は、Reininも使っています。Reininは、IEE節で2人の組み合わせを、こう書いています。
師弟関係の典型的な例は、チャールズ・ダーウィン(種の起源の理論の著者)とロイヤル・サイエンティフィック・ソサエティの会長トマス・ハクスリー卿の物語である。実際、ハクスリーのおかげでこの理論は普及し、現代科学界の重要な位置に置かれた。早期のダーウィンの進化論的アイデアについて誰も知らなかった可能性は十分にある。彼は理論家であり、ハクスリーは熟達した実践家であり、輝かしい普及者だった。そして彼はその理論を見事に普及させた。
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A characteristic example of a teacher-disciple relationship is the story of Charles Darwin (the author of the theory of the origin of species) and Lord Thomas Huxley, the chairman of the Royal Scientific Society. Actually due to Huxley this theory was popularized and was placed in the key position of the modern scientific world. It is quite possible that nobody would have known about the early Darwin’s evolutionary ideas, he was a theorist, while Huxley was a skilful practician and a brilliant popularizer. And he brilliantly popularized the theory.
Reininは、2人を理論を立てる人と、それを広める実践家の組として描いています。Bukalovと同じ逸話ですが、Reininは師弟関係の例として置いています。
アウシュラも、歴史上のハクスリーを例に使っています。アウシュラは、IEEのユーモアについて、こう書いています。
冗談、笑い、皮肉は、IEEが勝者として戦場を去るための槍である。ヘクスリーが聖書の信奉者たちとどう闘ったかを思い出してほしい。(中略)それゆえこの情報代謝タイプのユーモアは、つねに、人間関係の繊細な理解(自我)と、他人を笑いものにするための手段の粗さ(イド)との混合物である。
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Шутка, смех, сарказм — копья, благодаря которым NeFi уходит с поля боя победителем. Вспомните, как дрался Гексли с приверженцами Библии (…) Поэтому юмор этого типа ИМ — это всегда смесь тонкого понимания человеческих отношений (Эго) и грубости средств, с помощью которых из другого делают посмешище (Ид).
つまり、IEEの冗談は、人の関係への細やかな理解と、相手を笑う手段の粗さが混ざったものだということです。ハクスリーの論争は、冗談を武器に使う例として持ち出されています。
アウシュラが挙げた人物
創始者のアウシュラは、1999年のIEEの特性で、このタイプの人々の幅をこう書いています。
このタイプの人々のなかには、ディドロやバートランド・ラッセルのような偉大な作家、人文主義の哲学者がいる。ヘクスリーのような学者もいる。そして、心理への洞察に富んだ理解のおかげで中身の乏しい学位論文をうまく通し、誰彼かまわず自分に惚れさせる(中略)ありふれた抜け目のない連中もいる。しかし彼らはみな社会と呼ばれる全体の構成部分であり、みなこの全体に必要な部品である。
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Среди людей этого типа есть великие писатели, философы-гуманисты, какими были Дидро или Бертран Рассел. И ученые, такие как Гексли. И обыкновенные деляги, благодаря проникновенному пониманию психологии успешно защищающие полупустые диссертации, влюбляющие в себя кого попало (…) Но все они – составные части целого, называемого обществом, и все являются необходимыми деталями этого целого.
言い換えると、アウシュラは、偉大な作家や学者から身近な抜け目のない人までを同じタイプに入れています。そのうえで、どの人も社会という全体に必要な一員だと結んでいます。
作中人物では、アウシュラはトム・ソーヤーを挙げています。アウシュラは、トムと周りの人物のタイプを、こう書いています。
私たちはみなトム・ソーヤーの愉快な冒険に感心する。トムは、本の作者と同じくIEEであり、ポリーおばさんはSLIである。しかし、自分が別の双対ペアに属する人間だったら、現実の生活でこれらすべてにどう耐えるのか、誰か考えてみたことがあるだろうか?
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Мы все восхищаемся веселыми приключениями Тома Сойера. Том, как и автор книги, — NeFi (ИЭЭ), тетя Полли – SiTe (СЛИ). Но призадумался ли кто-то, как все это выдержать в реальной жизни, если сам человек относится к другой диаде?
アウシュラの見立てでは、トムも作者のトウェインもIEEで、ポリーおばさんは双対のSLIです。Weisbandが別名に挙げたトム・ソーヤーと、同じ人物がここでも挙がっています。
後代のリスト
後代の研究者は、より長いリストを残しています。Reininは、IEE節の著名人の欄に、こう並べています。
このタイプの著名人:トマス・ヘンリー・ハクスリー卿(生物学者、英国)、ドン・フアン、ドニ・ディドロ、セオドア・ルーズベルト、フランソワ・マリー・アルエ・ヴォルテール、ハインリヒ・ハイネ、フレデリック・ショパン(中略)ヴロンスキー(架空の人物、トルストイ『アンナ・カレーニナ』)、ジョナサン・スウィフト、オスカー・ワイルドおよびヘンリー卿(架空の人物、ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』)、マーク・トウェインおよびトム・ソーヤー(架空の人物、トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』)、バーナード・ショー。
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Celebrities of this type: Lord Thomas Henry Huxley (biologist, UK), Don Juan, Denis Diderot, Theodore Roosevelt, Francois Marie Arouet Voltaire, Genrich Haines, Frederick Chopin (…) Vronsky (fictional character, Tolstoy's Anna Karenina), Jonathan Swift, Oscar Wild and Lord Henry (fictional character, Wild's The Portrait of Dorian Gray), Mark Twain and Tom Sawyer (fictional character, Twain's The Adventures of Tom Sawyer), Bernard Shaw.
Reininのリストは、学者・作家・作曲家から作中の人物までを1つに並べています。ディドロはアウシュラの特性と重なり、トム・ソーヤーは作者のトウェインと組で挙がっています。
Stratiyevskayaも、IEEの代表者をこう列挙しています。
トマス・ハクスリー、マーク・トウェイン、デール・カーネギー、J.-B. モリエール、フレデリック・ショパン、フランツ・シューベルト、ルドルフ・ヌレエフ、ウーピー・ゴールドバーグ、ガリー・カスパロフ、ローラン・ブィコフ、ミハイル・ボヤルスキー、リヤ・アヘジャコワ、オレグ・ボリーソフ、イーゴリ・コストレフスキー、レオニード・ヤルモリニク、レギーナ・ドゥボヴィツカヤ、ヴァフタング・キカービゼ、ラリーサ・ウドヴィチェンコ。
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Томас Хакслей, Марк Твен, Дэйл Карнеги, Ж.-Б. Мольер, Фридерик Шопен, Франц Шуберт, Рудольф Нуриев, Вупи Гольдберг, Гарри Каспаров, Ролан Быков, Михаил Боярский, Лия Ахеджакова, Олег Борисов, Игорь Костолевский, Леонид Ярмольник, Регина Дубовицкая, Вахтанг Кикабидзе, Лариса Удовиченко
つまり、Stratiyevskayaはハクスリーとトウェインを含め、作曲家や俳優からチェスのカスパロフまで18人を挙げています。
2つのリストには、ハクスリー・トウェイン・ショパンがともに挙がります。一方、どちらのリストにも、選んだ根拠は添えられていません。
根拠を添えた同定
人物を挙げるときに、理由を書いた研究者もいます。Bukalovは、政治家と著述家の例を、こう書いています。
大恐慌の時代にアメリカ合衆国大統領となったセオドア・ルーズベルトは、著名な経済学者を周囲に集め、国を危機から脱出させた。デール・カーネギーのコミュニケーション術に関する本は世界中に知られている。
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Theodore Roosevelt, who became president of the United States during the Great Depression, gathered around him a distinguished economists and led the country out of crisis. A Dale Carnegie books on the art of communication known throughout the world.
Bukalovが根拠にしているのは、有能な人を周りに集めたことと、人付き合いの技術を広めたことです。先の「他者の隠れた能力をよく見抜く」と同じ筋の業績が選ばれています。
Filatovaは、顔立ちと作品を手がかりに、映画監督のリャザーノフをこう同定しています。
私たちが目にするIEEの第1列(中略)は、時にIEE〔原文: ハクスリー〕だと識別するのが難しいサブタイプである。おそらくこれは、彼らの顔立ちがかなり落ち着いており、直観的サブタイプに特徴的な、あの独特のいたずらっぽさがそこにはないことに関係しているのだろう。おそらくこのサブタイプは、私たちのよく知る、皆に愛される映画脚本家・映画監督であるE・A・リャザーノフが属しているのと同じサブタイプである。彼の空想への傾向は映画の中であまりに明白であり、E・A・リャザーノフの直観性には何の疑いの余地もない。彼の作品では、機関車が空を飛び、車が地下鉄に乗り入れ、主人公が若い頃の自分自身と出会う
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Первый ряд ИЭЭ, который мы видим〔中略〕— подтип, который иногда бывает трудно идентифицировать как Гексли. Возможно, это связано с тем, что их лица довольно спокойны, в них нет особой игривости, которая характерна для интуитивного подтипа. Возможно, этот подтип тот же, к которому принадлежит наш известный и всеми любимый кинодраматург и кинорежиссер Э. А. Рязанов. Его склонность к фантазиям настолько очевидна в фильмах, что интуитивность Э. А. Рязанова не вызывает никаких сомнений. И паровозы у него по небу летают, и машины въезжают в метро, и герой встречается сам с собой молодым
言い換えると、Filatovaは、顔立ちの落ち着きと、映画に表れる空想の多さを手がかりにしています。サブタイプの割り当てには「おそらく」を付け、直観性のほうは疑いないと言い切っています。
このほか、イーロン・マスクをIEEとした分析もあり、多次元の可能性の直観を根拠にしています(16章)。
作中人物への当てはめと異論
作中人物の判定では、同じ記事の中で見方が割れた例があります。Berezhnayaは、物語の犬シャーリクについて、こう書いています。
あるとき、主人公たち(フョードルおじさん、猫、犬)が雌牛の話を始めた。お金をどこで手に入れるかという問題が持ち上がる。シャーリク(IEE)がさまざまな案を出し始めるが、猫がそれを却下する。すべて理屈どおりである。発注者にとって、受注者の提案はたわごとに見えるものだ。(中略)私たち全員には、シャーリクはIEEというよりILEであるように思われた。
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Как-то разговорились наши герои – дядя Фёдор, кот и пес – о корове. Встает проблема, где взять деньги? Шарик (ИЭЭ) начинает предлагать различные варианты, которые забраковывает кот. Все правильно, для заказчика предложения подзаказного кажутся чепухой.〔中略〕типов в этом выпуске, вы и сами сможете сделать выводы. Кроме того, нам всем показалось, что Шарик – скорее ИЛЭ, чем ИЭЭ.
上の引用にある発注者と受注者は、恩恵関係で与える側と受け取る側の呼び方です。Berezhnayaは、猫が案を退ける場面を、恩恵関係の型どおりの反応として説明しています。
ですが、記事の末尾では、シャーリクはIEEよりILEに近いという見方も示されています。同じ人物の判定が、1本の記事の中でも割れていることになります。
研究者自身のタイプ
研究者の側がIEEだったという記録もあります。Lytovは、IEEの記述をめぐる参加者の意見に、こう注記しています。
参加者の一人が「寛容な」という語に疑問を呈した。この点については、V. V. メゲジ(彼女自身がIEE)の書いた特性記述の言葉が正当だと私には思われる。「気を悪くしやすく傷つきやすいが、すぐに機嫌を直し、根に持たない」。
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Д.Л. Одна из участниц поставила под сомнение слово «терпимый»; по этому поводу мне кажутся справедливыми слова из характеристики, написанной В.В, Мегедь (сама ИЭЭ): «обидчивый и ранимый, но отходчивый и незлопамятный».
Lytovは、IEE本人であるメゲジが書いた一句を、正当な言い方として支持しています。「寛容」への疑問に、傷つきやすいが根に持たないという言い方で答えた形です。
人を通じて広める人々—独自整理(試論)
以下はこの節だけ、引用ではなく当サイトの独自整理です。検証できないタイピングの上に立つ、その程度の確からしさの見立てです。
研究者たちがIEEに挙げた人物には、自分で体系を立てるより、人の着想や才能を見つけて広めた人が目立ちます。ダーウィンの理論を広めたハクスリーや、人付き合いの本を書いたカーネギーなどです。
04章で見たように、アウシュラとStratiyevskayaは、Neの対象に人の能力や可能性を含めています。この定義と並べると、研究者たちは人を通じて可能性を形にした業績を、IEEの典型として選んできたと整理できます。
Reininが描いた理論家と普及者の組は、その形をいちばんはっきり示す例です。つまりこれらのリストは、実在の人物のタイプの記録としてより、研究者たちがIEEという概念で何を指そうとしたかの記録として読む方が、資料の性質に合っています。
小括します。第一に、この章の資料の多くは人名の列挙で、判定の手続きが残っていません。第二に、BukalovとFilatovaは業績や顔立ちを根拠に添えましたが、Filatovaはサブタイプの割り当てに留保を付けています。第三に、シャーリクの例のように、同じ記事の中でも判定が割れることがあります。
一方で、ハクスリーとトウェインは複数の研究者のリストに重ねて挙がり、特性記述を書いたメゲジ本人がIEEだったという記録もあります。これらは、研究者たちが共有していたIEE像を知る材料になります。
23先行研究への懸念点
最後の章は、ここまで引用してきた文献群への懸念の整理です。外部からの批判ではなく、できる限り研究者たち自身の言葉で、方法論の弱点がどこまで自覚されていたかを示します。
観察者依存—ユング自身の警告
出発点のユングに、すでに方法論的な自己言及があります。
ただし、このような心理状態について全く正反対の概念を持つことも同様に可能であり、それに基づいて説明することも認める。 私自身が異なる個性心理学を持っていたとしたら、無意識を「非合理的」と見なす観点から、合理的タイプの特徴を正反対の方法で記述していただろうと確信している。
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I am prepared to grant that we may equally well entertain a precisely opposite conception of such a psychology, and present it accordingly. I am also convinced that, had I myself chanced to possess a different individual psychology, I should have described the rational types in the reversed way, from the standpoint of the unconscious as irrational, therefore.
言い換えると、ユングは、別の心理学を持っていたら合理的タイプを正反対に記述していたと認めています。類型の記述は、書き手の立場に左右されうるという警告です。
IEEの記述にも、書き手の側の事情があります。Meged & Ovcharovの共著者メゲジは、本人がIEEだと紹介されています(22章)。また、21章のツィピンの手記では、同じ筆者が判定者によってIEEともILEとも判定されました。記述する側と判定する側の両方で、観察者の違いが結果に入り込みうるということです。
判定信頼性への内部批判
タイプ判定の信頼性は、学派内部で最も率直に語られてきた弱点です。
現在ソシオニクスが抱える最も痛切な問題は、心理タイプ判定の信頼性である。今のところ、これは科学というよりむしろ技芸に近い。
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самый больной вопрос соционики в настоящее время — это надежность определения психотипов. Пока это скорее искусство, чем наука.
つまり、Filatovaはタイプ判定を、まだ科学より技芸に近いものと見ています。質問紙のテストについては、Reininがこう書いています。
人々は中立的な質問(たとえば「人々は…についてどう考えていると思うか?」)には自発的に回答するが、評価的質問(「あなたはこちらが好きか、それともあちらか?」または「自分自身を…と…のどちらと考えるか?」)は無意識の緊張を引き起こす。(中略)私は既存のテストは最大40%の精度しか許さないと考えている。
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People answer neutral questions (for example: "What do you think people think about …?") spontaneously, but an evaluative question ("Do you prefer this or that?" or "Do you think of yourself as of … or …?") causes an unconscious tension. […] I believe that existing tests allow for maximum of 40 % accuracy.
言い換えると、評価を問う質問は無意識の緊張を生むので、既存のテストの精度は最大40%にとどまる、とReininは見ています。15特性を導いたReinin自身が、質問紙による判定に低い評価を与えていることになります。
IEEでは、ILEとの取り違えが、判定の具体的な問題として文献に出てきます(21章)。1番のNeを共有するタイプです。
検証されない強い主張
このページで引用した記述には、検証できる形をしているのに検証記録が見当たらない主張が含まれます。例えば、Stratiyevskayaは、双対のSLIについての記述の中で、IEEの役割をこう書いています。
他者の成功と達成の例が彼にとって説得力を持つのは、それが彼の双対IEE〔原文: ハクスリー〕によって表現される形でのみだ。IEE〔原文: ハクスリー〕だけが、独創的で誘惑的な構想を彼にヒントし、新しい未知の可能性で彼を惹きつけて、SLI〔原文: ギャバン〕を奮い立たせることができる。
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Пример чужих успехов и достижений для него убедителен только в той форме, в какой это высказывается его дуалом Гексли. Только Гексли способен воодушевить Габена, подсказывая ему оригинальные и заманчивые идеи, увлекая его новыми, неизведанными возможностями.
つまり、SLIを奮い立たせられるのは双対のIEEだけだ、とStratiyevskayaは書いています。SLIの5番の暗示機能のNeは、IEEの1番の主導機能と同じ要素です。配置から導ける対応と、「IEEだけ」という排他的な主張は別の水準で、後者を確かめた観察は、当サイトが確認した範囲では示されていません。
外見から主導機能を見分けられるという主張もあります。Filatovaは、IEEの写真の解説で、こう書いています。
外向性が強く表れた顔立ちに注目してほしい(中略)そこでは、左目の主導機能が特によく見て取れる。
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Обратите внимание на сильно выраженную экстравертность лиц〔中略〕в которых ведущая функция левого глаза особенно хорошо заметна.
Filatovaは、顔写真の左目に主導機能の現れが見て取れるとしています。これは判定者どうしの一致率で確かめられる形の主張ですが、その追試の記録は示されていません。
このように、理論の内部では強い主張が重なる一方、それを反証する手続きが用意されていないという点が、実証面の中心的な懸念です。
記述の継承の選択性
IEE記述の系譜も一見連続していますが、継承の各段階で何を残し、何を組み替えたかの検証は示されないまま進んでいます。
- ユングの祖形との組み替え。ユングの外向的直観型の純粋型では劣位だった感情を、ソシオニクスは2番の創造機能に置き直しました(02章)。その置き直しの根拠は示されていません
- 臨床類型の流用。Voroschenkoは、IEEをレオンハルトの性格強調の「情動・高揚型」に対応づけています(13章)。精神医学で性格の偏りを記述するために作られた枠を、健常者の類型に移す対応づけです。その妥当性の検証は、引用した範囲の文献には示されていません
資料の非独立性—同一原稿の再録・別訳
このページの資料には、独立した証言と数えられない組があります。13章の小論者の記述の多くは、Wikisocionの英語ページを経た和訳で、英語ページ自体も露語からの訳です。これらは同じ編纂経路を通った資料です。
さらに、アウシュラの資料に基づくWeisbandのIEE記述には、出どころの指摘があります。この記述を当事者に検討させた集計で、Lytovはこう書いています。
直観倫理外向の記述の検討に参加したのは、残念ながら女性の参加者だけ(計8名)であった。(中略)この記述の第1段落は、アメリカのENFPの記述のいくつかの文を、B. シュナイダーマンの著書『プログラミングの心理学』に引かれたかたちで、ほぼ逐語的に言い直している。この本は、ソシオニクス研究者たちが知ることになったアメリカ類型論の最初の資料である。
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В разборе описания интуитивно-этического экстраверта участвовали, к сожалению, только участницы женского пола (всего 8). Конечно, на комментарии они не поскупились, и это радует - и всё же чувствуется, что какая-то часть утеряна.〔中略〕Д.Л. Осталось ещё сказать, что первый абзац данного описания почти дословно пересказывает несколько фраз из американского описания ENFP, как они были приведены в книге Б. Шнейдермана «Психология программирования» - первом источнике по американской типологии, с которым познакомились
言い換えると、Weisbandの記述の冒頭は、アメリカのENFP記述の言い直しだということです。この経路をたどると、IEEとENFPの記述が似ていることは、独立した観察の一致の証拠にはなりません。検討の参加者が女性8名だけだったことも、Lytov自身が書き残しています。
そのため、「複数の資料で同じ記述を確認した」と言えるかどうかは、資料の系譜によって変わります。索引に資料の種別を明記しているのは、この区別のためです。
学派の分裂と用語の混乱
体系間の互換性の欠如は、IEEの記述でも現役の問題です。機能番号だけでも、現行の位置番号とアウシュラ旧式(03章)、Reininの強い順の番号(06章)、FilatovaのI〜IV(09章)が併存します。さらにGulenkoのモデルGでは、IEEの位置2に入る要素がFiではなくFeになります(12章)。愛称も、ヘクスリー・ハクスリーと訳によって表記が揺れます。
加えて、理論の外縁には思弁的な主張も現れます。Reininは晩年、タイプの遺伝について、こう述べています。
懐疑的である。検証する必要がある。タイプが何らかの形で遺伝で伝わるとは考えていない。ソシオンは、何らかの形で人間に体現されるノオスフェアの一般的構造かもしれない。A.ブカロフの仕事がこの点に光を当てているかもしれない。
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Скептически отношусь. Проверять надо. Я не думаю, что типы как-то по наследству передаются. Возможно, социон — это какая-то общая структура ноосферы, которая каким-то образом воплощается в людях. Пожалуй, работы А. Букалова проливают свет на это.
タイプの遺伝性には懐疑を示す一方、ノオスフェア(人類の思考圏)という検証の難しい仮説も提示しています。検証を求める姿勢と、検証しにくい概念への傾きが、同じ研究者の記述内に共存する例です。
制度化の主張と外部の視線
学派側は、普及の規模を示す数字を挙げます。
ソシオニクスが科学的方向性として広範に普及していることは、過去15年間にわたり、人文諸科学のあらゆる部門および一連の技術科学において、約800本の学位論文においてソシオニクスの諸概念および諸方法が用いられてきたという事実によって裏付けられている。これら学位論文を分野別および主題別に分析した。さらに、ソシオニクスに関する学術出版物の集合体を分析した。現時点において、ソシオニクスはロシア、ウクライナ、CIS諸国、ならびに欧州連合加盟諸国の150を超える大学で教授されている。
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Широкое распространение соционики как научного направления подтверждается тем, что за последние 15 лет соционические идеи и методы использованы примерно в 800 диссертациях по всем разделам гуманитарных наук и в ряде технических наук. Проведен анализ таких диссертационных работ по отраслям и темам. Проанализирован массив академических публикаций по соционике. В настоящее время соционика преподается более чем в 150 университетах России, Украины, стран СНГ и стран Европейского союза.
800本の学位論文、150超の大学という数字はBukalovらの集計であり、独立の確認はありません。また、利用の広がりは妥当性の証明とは別の事柄です。学派の自己認識の強さは、Stratiyevskayaの一節に典型的に現れます。
ソシオニクスが伝統的心理学と異なるのは、化学が錬金術と異なるのと同じである—ソシオニクスには体系がある、構築的アプローチがある、それは既存の知識体系と矛盾せず、それどころか、最も多様な科学・領域で並行して行われている多くの研究によって裏づけられている、科学的方法に基づいている。
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— К сожалению, никак нельзя, поскольку к этому, современному нам открытию, человечество шло долгим и трудным путем, само это открытие явилось основанием новой и перспективной науки, получившей название соционики. От традиционной психологии соционика отличается так же, как химия от алхимии — в ней есть система, в ней есть конструктивный подход, она основана на научных методах, которые не противоречат существующей системе знаний, а, наоборот, подтверждаются многими исследованиями, проводимыми параллельно в самых различных науках и областях.
Stratiyevskayaは、ソシオニクスと伝統的な心理学の違いを、化学と錬金術の違いにたとえています。
この自己評価と、外部の「MBTIと同水準のポストユング類型論」という評価(19章のBukalovの引用)のあいだには、大きな開きがあります。
最後に、判定者の質の問題も内部から指摘されています。Filatovaは、ソシオニクスへの不信の原因について、こう書いています。
ソシオニクスに対する不信の、もう一つの原因は、この人間についての新しい知識領域に、専門的な訓練どころか、単純な人生経験さえ持たないことも少なくない、熱心な支持者たちの一大勢力が押し寄せたことに関係している。そして、そうした若者たちが、自分が正しいと絶対的な確信を持って、決して単純ではない心理的問題の解決策をあちらこちらで提示するとき、それが思慮深い研究者たちの十分に根拠のある批判を招かずにはいないのである。
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Другая причина недоверчивого отношения к соционике связана с тем, что в эту новую область знаний о человеке пришла большая армия энтузиастов, не имеющих зачастую не только специальной подготовки, но и простого жизненного опыта. И когда такие молодые люди с абсолютной уверенностью в своей правоте предлагают направо и налево рецепты решения совсем непростых психологических проблем, это не может не вызывать у вдумчивых исследователей вполне обоснованных нареканий.
つまり、経験の浅い熱心な支持者が断定的な判定を広めたことが、不信を招いたとFilatovaは書いています。
小括します。懸念は5つに整理できます。
- 判定の信頼性:技芸・最大40%・判定者で分かれるIEEとILE
- 反証手続きの不在:「IEEだけ」「左目の主導機能」のような強い主張が落とせない
- 継承の選択性:ユングの純粋型からの組み替えと臨床枠の転用が、検証を示さないまま定着
- 資料の非独立性:Wikisocion経由の再録と、ENFP記述の言い直し
- 体系の分裂:番号・名称・モデルの非互換(モデルGでは位置2がFe)
あわせて、このページ全体で扱ってきた主張の水準を区別しておきます。
- 文献上の事実:誰がいつ何を書いたか。索引と出典で確認できます。
- 理論内部の帰結:モデルを前提にした導出(例:IEEのTi=1次元)。モデル内で整合していても、モデル自体の妥当性は別の問題です。
- 文献系列内で反復される観察:14章の5つの観測。相互に参照し合う文献群での反復であり、独立した再現ではありません。
- 独立に実証された主張:測定・標本・追試を伴うもの。当サイトが確認した範囲では、この水準に達したIEE記述は本ページにはありません。
これらの懸念の多くが研究者自身の言葉で残っていることは、少なくとも一部の研究者が弱点を自覚して書き残していた証拠であり、同時に未解決の課題の一覧でもあります。このページの引用群は、その両面を示すことを意図して選びました。
24IEEとは何か
この章には新しい引用はありません。ここまでの各章の引用と、14章・23章などで行った当サイトの比較・整理を、1つのまとめへ再統合します。この章は資料の提示ではなく、資料についての当サイトの解釈です。引用に直接書かれた内容より、確からしさを一段低く見積もる必要があります。
反復して現れる記述
複数の研究者が、論者や時期を変えて繰り返し書いてきた記述があります。14章で5つに整理したとおりです。第一は人の性格や動機にすぐ気づくこと、第二は関心が新しさに燃え上がり、すぐに移ること、第三は仕上げと書類の仕事が進まないことです。第四は論理や分析の力への批判に弱いこと、第五は関係を断ち切らず、許して戻ることです。
ただし、この反復を独立した観測の一致と呼ぶことはできません。アウシュラ以後の研究者は同じ理論共同体に属し、用語も先行する記述も相互に受け継いでいるからです(02章)。正確には、相互に参照し合う文献系列の中で、書き手と様式を変えて反復されてきたモチーフです。その意味で、IEE記述の共有された部分と見てよい範囲にとどまります。
確定しない点と実証の限界
一方で、単純にまとめられない点もあります。人を動かす振る舞いの動機は研究者で食い違います。Gulenkoは感情の管理として、Stratiyevskayaは事業の成功のための方法として、Filatovaは悪意のない遊びとして書きました。働き方についても、「労働の偉業」(Yermak)と締め切りのない先延ばし(Reinin)が並び、Gulenkoの同じ本の中でも過労するかどうかが食い違います(14章)。
さらに、記述の前提そのものにも懸念が残ります(23章)。タイプ判定の信頼性は学派の内部から低く評価され、同じ人物がIEEともILEとも判定された手記もあります。検証できる形の強い主張にも追試の記録が確認できず、機能番号・モデル・愛称の表記が体系間で一致しない問題も指摘されています。
IEE像の要約
ここまでを、確実に間違いとは言えない範囲でまとめます。文献上のIEEは、自我ブロックの主導機能にNe(外向直観)、創造機能にFi(内向倫理)を置くタイプとして記述されます(03章)。Neは対象に潜む可能性を知覚する要素、Fiは人や物どうしの引き合いと反発、つまり間柄を扱う要素とされます(04章)。IEEではこの2つが別々に働くのではなく、Neの知覚がFiの色合いを帯びて現れると説明されます(04章)。この構成の記述とは別に、14章で見た5つの観測が、複数の文献で繰り返されています。
01章の一般像と照らすと、人の可能性に気づくことと、決まった手順や細部の管理が負担になることは、研究者の記述とよく重なります。関係を作る力のほうは、その動機を感情の管理として書くか、事業のための方法や悪意のない遊びとして書くかで、研究者の書き方が分かれます。
IEEを短くまとめるなら、人に潜む可能性の知覚と、人どうしの間柄の扱いを強い側に持つと文献上は記述されるタイプ、となります。それが、当サイトが確実に間違いとは言えないと考える範囲です。
かみ砕いて言うと
最後に、同じまとめを、タイプ解説で一般的な語り口に寄せて書いておきます。変えたのは文体だけで、内容は前節と同じく、根拠はここまでの章の資料のみです。
IEEは、人を見るとその人の性格や、まだ表に出ていない才能にすぐ気づくタイプとして描かれてきました。新しいものには強く惹かれますが、見慣れてくると関心は次へ移りやすく、始めた仕事や書類を仕上げる段階で手が止まりやすいと繰り返し書かれています。
また、理屈や分析の力を疑われると傷つきやすい一方、人との関係はなかなか切らず、けんかをしても許して元に戻ることが多いとされます。
ただし、これらは相互に参照し合う文献のなかで繰り返されてきた記述であって、測定で確かめられた性質ではありません(23章)。そのうえで一文に圧縮するなら—IEEは、少なくとも「人に潜む可能性にすぐ気づき、人との関係を保つ側が強く、仕上げの作業と論理への批判には弱い」と文献上繰り返し記述されてきたタイプだと言えるかもしれません。
25この記事の方法論
引用を用いる理由と範囲
ソシオニクスの文献では、同じIEEというタイプについて、研究者ごとに観測点も語彙も評価も食い違います。食い違う記述を1つの要約にまとめると、どの研究者も書いていない「平均像」ができあがります。要約には書き手の解釈が混ざるため、研究者の記述は逐語の引用で示します。引用は本文で設定した論点の検討に必要な範囲にとどめ、当サイトの本文がその出典関係・記述の差異・適用範囲を分析します。各引用の位置づけの説明、各章末の小括、14章の横断比較、22章・23章の整理がこのページの本文で、ここには当サイトの判断が入ります。最終の24章はその延長で、記事全体の資料をまとめ直す独自の統合です(位置づけは章の冒頭でも明示します)。
引用の逐語性と翻訳
引用の訳文は当サイトによる訳出です(ユングはドイツ語原著の英訳版から訳出しています)。底本の綴りは各引用の「原文を表示」で確認できます。
底本は研究者本人の著書と機関誌論文を主とし、Wikisocionなどのコミュニティ編纂資料は補助として使います。どちらの資料かは、索引の注記で区別できます。
引用の位置づけも明記します。本ページの引用は、公表された著作物からの、批評・研究を目的とする引用です。引用部は引用ブロックで明瞭に区分し、すべてに出所を番号つきで明示しています。索引には著者・資料名と、確認できた範囲の刊行年・初出・該当箇所を掲載し、出所に留保が要る資料は注記で示します。本文と引用の関係は、本文の分析が主で、引用は各論点の根拠として示す資料です。出典・掲載についての指摘があれば対応します。
タイプ愛称の置換
ソシオニクスの原典には、16タイプを著名人の名で呼ぶ愛称が頻出します。IEEの場合は「ヘクスリー」です(訳によっては「ハクスリー」とも書かれます)。当サイトはタイプをコード表記(IEE、SLIなど)で統一しているため、引用内の愛称は「IEE〔原文:ヘクスリー〕」の形式で置換します。愛称の由来と著名人タイピングの問題は22章で扱います。
索引の使い方
引用の末尾には初出順の番号が付きます。番号を押すと巻末の索引に移動し、著者・書名と、確認できた範囲の年・該当箇所を確認できます。索引の各項目からは、本文の引用位置へ戻れます。
注釈
+索引(引用文献)
- [1]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [2]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [3]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 外向的直観型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [4]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 外向的直観型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [5]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921) 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [6]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921) 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [7]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921) 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [8]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921) 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [9]Kempinski『Lęk(不安)抜粋訳』(原題:Lęk) 「アナログ原理とデジタル原理」の節 死後刊行の著作。著者はAntoni Kępiński(1918–1972) 本文へ
- [10]Kempinski『Lęk(不安)抜粋訳』(原題:Lęk) 「アナログ原理とデジタル原理」の節 死後刊行の著作。著者はAntoni Kępiński(1918–1972) 本文へ
- [11]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) Kempinskiの抜粋訳内の再録(原出典はアウシュラ『ソシオニクス入門』) 本文へ
- [12]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998)著者序文 Kempinskiの抜粋訳内の再録(原出典はアウシュラ『ソシオニクス入門』) 本文へ
- [13]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [14]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [15]Reinin「情報、その伝達、および情報代謝について」(原題:Об информации, её передаче и информационном метаболизме)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1-2(2021年) 機関誌への再録掲載 出典リンク 本文へ
- [16]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [17]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
- [18]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第1章 本文へ
- [19]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [20]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [21]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第1機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [22]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第2機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [23]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「情報代謝モデル」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [24]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [25]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [26]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「直観」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [27]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「直観」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [28]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921) 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [29]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921) 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [30]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1998)第3篇「ソシオニクスにおけるシンボル」 確認できる公開経路は機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』1998年№2(通巻No.181)の古典欄再録。それ以前の初出は未確認 本文へ
- [31]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [32]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)第II部 本文へ
- [33]Yermak「人間の心と周囲世界との相互作用—情報流のアスペクト構造」(原題:Взаимодействие психики человека с окружающим миром. Аспектная структура информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(1997年) 出典リンク 本文へ
- [34]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [35]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [36]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [37]Yermak『人を理解することを学ぶには』(2005) 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [38]Karpenko「世界のアスペクト知覚」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1995年) 本文へ
- [39]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 出典リンク 本文へ
- [40]Karpenko「モデルAの内部結合とインタタイプ関係」(原題:Внутренние связи модели А и интертипные отношения)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2001年) 出典リンク 本文へ
- [41]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [42]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [43]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [44]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [45]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [46]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [47]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [48]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [49]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)デルタ・クアドラ 本文へ
- [50]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [51]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [52]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [53]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [54]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [55]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [56]Bukalov『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [57]Bukalov『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [58]Bukalov『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [59]Bukalov『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [60]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 出典リンク 本文へ
- [61]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 出典リンク 本文へ
- [62]Bukalov「意識機能の管理的役割」(原題:Управляющая роль функции сознания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2016年) 出典リンク 本文へ
- [63]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [64]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [65]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [66]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [67]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [68]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [69]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [70]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [71]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [72]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [73]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [74]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [75]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [76]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [77]Yermak, Roslankina『人を理解することを学ぶには』(2005) 本文へ
- [78]Yermak, Roslankina『人を理解することを学ぶには』(2005) 本文へ
- [79]Karpenko「バーン=ブカロフによる構えがタイプの発現に及ぼす影響」(原題:Влияние установок по Бёрну–Букалову на проявления типа)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2011年) 出典リンク 本文へ
- [80]Karpenko「構えがタイプの発現に及ぼす影響」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2011年) 本文へ
- [81]Karpenko「弟子、研修生、エキスパート」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2007年) 本文へ
- [82]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2002年) 本文へ
- [83]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2002年) 本文へ
- [84]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [85]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [86]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [87]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [88]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [89]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [90]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [91]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [92]Gulenko『64の肖像』(2019) DCNH編 本文へ
- [93]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「IEE」』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [94]Prokofieva『「IEE」タイプ記述』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [95]Prokofieva『「IEE」タイプ記述』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [96]Meged & Ovcharov『「IEE」タイプ記述』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [97]Golihov『「IEE」タイプ記述』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [98]Piatnitskiy『「IEE」タイプ記述』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [99]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「IEE」』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [100]Beskova『「IEE」タイプ記述』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [101]Socioscope『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [102]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「IEE」』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [103]Voroschenko『「IEE」タイプ記述』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [104]Socioscope『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 本文へ
- [105]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [106]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第11章 定義「非合理」 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [107]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [108]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [109]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [110]Reinin「二分法的特徴の理論の創造について」(原題:О создании теории дихотомических признаков)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2006年) インタビュー記事 出典リンク 本文へ
- [111]アウシュラ『レイニン特性の理論』(原題:Теория признаков Рейнина、1998) 機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』1998年掲載の連載(古典欄) 本文へ
- [112]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第1部」(原題:Модель Таланова и признаки Рейнина. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №3(2011年) 出典リンク 本文へ
- [113]Filatova「タラノフのモデルとレイニン特性 第2部」(原題:Модель Таланова и признаки Рейнина. Часть 2)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №4(2011年) 出典リンク 本文へ
- [114]Stovpyuk, Lytov『レイニン特性の意味内容について』(2001) 底本は socioniko.net 収録の論争文。和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [115]Stovpyuk, Lytov『レイニン特性の意味内容について』(2001) 底本は socioniko.net 収録の論争文。和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [116]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [117]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第3章 本文へ
- [118]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [119]Bukalov「意識機能の管理的役割」(原題:Управляющая роль функции сознания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2016年) 出典リンク 本文へ
- [120]Yermak「ソシオニクスにおける範疇〈時間〉」(原題:Категория «время» в соционике)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2007年) 出典リンク 本文へ
- [121]Karpenko「ブカロフ・アレクサンドル・ヴァレンチノヴィチ:科学伝記 第2部」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2022年) 本文へ
- [122]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成」(原題:Эволюция человека: формирование структуры ФИМ и социона)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2018年) 出典リンク 本文へ
- [123]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [124]Bukalov「情報代謝機能の形成メカニズムについて—個体誕生過程における機能形成」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №168、pp. 19–34(1996年) 出典リンク 本文へ
- [125]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2002年) 本文へ
- [126]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2002年) 本文へ
- [127]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [128]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010)ソシオンの空間モデル 本文へ
- [129]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 本文へ
- [130]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2002年) 本文へ
- [131]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第II部 本文へ
- [132]Orekhovsky「デルタよ永遠に!」『ソシオニクス新聞』誌 №04(2004年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [133]Bukalov「個体誕生過程における情報代謝機能の形成メカニズムについて」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [134]Karpenko「情報流のアスペクトによるクアドラの順位づけについて」(原題:О ранжировании квадр по аспектам информационного потока)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №5(2002年) 出典リンク 本文へ
- [135]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [136]Gulenko『64の肖像』(2019) 16関係編 本文へ
- [137]アウシュラ『ソシオニクス:心理タイプ・テスト』(原題:Соционика: Психотипы. Тесты、1998) 本文へ
- [138]アウシュラ『ソシオニクス:心理タイプ・テスト』(原題:Соционика: Психотипы. Тесты、1998) 本文へ
- [139]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [140]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [141]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [142]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [143]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [144]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成(第2部)」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2018年) 出典リンク 本文へ
- [145]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [146]Lytov「ソシオニクスとMBTI: 同僚か競合か」『ソシオニクス新聞』誌 №24(2003年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [147]Bukalov & Karpenko「学術分野としてのソシオニクス」(原題:Соционика как академическая научная дисциплина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2013年) 出典リンク 本文へ
- [148]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』(1984)第4篇「パーソナリティとパーソナリティタイプ」 心理学者エレナ・ドゥボヴァ宛書簡(1984年11月18日付)。機関誌『ソシオニクス、メンタロジー、人格心理学』2005年№4(通巻No.202)に再録 本文へ
- [149]Wikisocion『「Subtypes」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [150]Meged & Ovcharov「タイプと2つの基本サブタイプの視覚的・行動的特徴」『ソシオニクス新聞』誌 №01(2002年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [151]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [152]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [153]Gulenko『64の肖像』(2019) DCNH編 本文へ
- [154]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [155]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [156]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [157]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019) 底本は英語版 本文へ
- [158]Wikisocion『「Subtypes」(コミュニティ編纂)』(2026) 2026-07-15閲覧 底本はWikisocion掲載の英訳テキスト。著者の原語初出は未確認 本文へ
- [159]アウシュラ『ユング論考集(当サイト編纂アーカイブ)』第2篇「なぜユングを読むのは難しいか?」 執筆・初出は篇ごとに異なる編纂物(第2篇は機関誌2006年№4再録の論考) 本文へ
- [160]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [161]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [162]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей — Соционика: новый метод познания человека、2005)第9章 本文へ
- [163]Karpenko「エキスパートの立場」(原題:Позиция эксперта)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(1999年) 出典リンク 本文へ
- [164]Yermak, Pavlov『人を理解することを学ぶには』(2005) 本文へ
- [165]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [166]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [167]Tsypin「モスクワのソシオニクス: 被判定者の手記」『ソシオニクス新聞』誌 №12(2003年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [168]Tsypin「モスクワのソシオニクス: 被判定者の手記」『ソシオニクス新聞』誌 №12(2003年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [169]Weisband『初期ハンドブック(アウシュラ資料準拠)「IEE」』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [170]Bukalov『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [171]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [172]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [173]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [174]アウシュラ「直観・倫理的エクストラティムの特性」(原題:Характеристика интуитивно-этического экстратима)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2〜4(1999年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [175]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010) 底本は英語版 本文へ
- [176]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [177]Bukalov『「IEE」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [178]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [179]Berezhnaya「プロストクヴァシノのソシオニクス」『ソシオニクス新聞』誌 №20(2003年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [180]Lytov「直観・倫理外向型」『ソシオニクス新聞』誌 №21(2003年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [181]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921)第10章 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [182]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
- [183]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(原題:Socionics: Typology. Small Groups.、2010) 参照は2010年英語版(露語版の初出年は確認中) 本文へ
- [184]Stratiyevskaya『お別れしないために』 本文へ
- [185]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(2001) 本文へ
- [186]Lytov「直観・倫理外向型」『ソシオニクス新聞』誌 №21(2003年) 和訳は露語原文からの当サイト訳 本文へ
- [187]Reinin「ソシオンとその記述」(原題:Социон и его описания)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2008年) 出典リンク 本文へ
- [188]Bukalov & Karpenko「学術分野としてのソシオニクス」(原題:Соционика как академическая научная дисциплина)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №1(2013年) 出典リンク 本文へ
- [189]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались)第I部 理論編 刊行年は底本(露語電子テキスト)に記載がなく未確認 本文へ
- [190]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001)前書き 本文へ
