研究者ごとのデルタの記述
フィラトワが 書いた デルタクアドラ
フィラトワは、デルタクアドラを、2組の双対と、そのあいだの活性化の関係で、互いを支え合う4人組として書いています。SLIの父がEIIの娘をモーターボートに誘い、娘が落ち着きを取り戻した例が挙げられています。
012組の双対でできた4人組
フィラトワは、デルタの4タイプを、2組の双対に分けてこう挙げています。
第4クアドラ 双対:
- LSE、プロフェッショナル、LSE〔原文:シュティルリッツ〕、Te-Si
- EII、EII〔原文:ドストエフスキー〕、ヒューマニスト、Fi-Ne 双対:
- IEE、IEE〔原文:ハクスリー〕、イニシエーター、Ne-Fi
- SLI、マスター、SLI〔原文:ギャバン〕、Si-Te
02活性化の組が支え合う
フィラトワは、デルタの2組の双対をつなぐ活性化関係を、小説の人物を例にこう書いています。
第4クアドラにおけるこの関係の例を、ケステルとロベルトの間で見てみよう。(中略)この関係はどこか双対関係を思わせるが、そこには完全な補償はない。(中略)それでもなお、ここでもパートナー同士は互いをうまく支え合うことができる。ただし、彼らは合理性―非合理性の尺度において異なるため、何らかの状況で生活のリズムの違いがそれを妨げない限りにおいてであるが。
- デルタの中の活性化の組は、LSEとIEE、EIIとSLI
- この組は、どこか双対に似るが、補い合いは完全ではない
- それでも、生活のリズムの違いが妨げない限り、互いをうまく支え合える
上の引用のケステル(SLI)とロベルト(EII)は、レマルクの小説『三人の仲間』の人物です。
03ボートに誘って落ち着かせる
フィラトワは、デルタの活性化の組が支え合う実生活の例として、知人の親子をこう書いています。
興味深いことに、著者の知人の一人(SLI型)も、まったく同様のことを行った。彼の娘(EII型)が家庭内のいざこざのためにストレス状態にあったとき、彼は単に、かなり荒れた海でモーターボートに乗ることを彼女に提案した。その結果、若い女性はすぐに落ち着きを取り戻し、困難な人生の状況を冷静に評価できるようになった。
- SLIの父は、ストレスを抱えたEIIの娘を、荒れた海のモーターボートに誘った
- 娘はすぐに落ち着き、自分の状況を冷静に見られるようになった
上の引用の「まったく同様のこと」は、02の小説で、SLIのケステルが絶望していたEIIのロベルトに、自分の車を速く走らせた場面のことです。
フィラトワとは
エカテリーナ・フィラトワは、ノヴォシビルスク大学とサンクトペテルブルク大学の物理学部で、長年ソシオニクスを教えた研究者です。
- 多くの人を写真で並べて観察し、同じタイプの中の違いまで記述する
- そのため、デルタの記述も、価値の説明より、関係の型と、身近な人の実例が中心
