暗示機能 超詳細解説
モデルAの5番目の機能・超イドブロック・バイタルリング
モデルAの暗示機能(双対を求める機能・サジェスティヴ機能)を、ソシオニクスの研究文献からの引用をもとに解説する長編です。当サイトの通常ページは理論を短く言い換えて説明しますが、このページは研究文献からの引用を資料として示し、その比較と分析で構成します。対象は、創始者のアウシュラ・アウグスティナヴィチューテ(Aushra Augustinaviciute)をはじめとする研究者です。レイニン・ブカロフ・ストラティエフスカヤ・フィラトワ・イェルマーク・カルペンコ・グレンコ、そしてシステム・ソシオニクス学派(エグリト、ロスランキナとピャトニツキー)の記述を扱います。同じ暗示機能を研究者ごとにどう呼び、どう観測し、どう記述したかを、引用で示します。それを1つの要約にまとめず、本文で比較・分析します。
先に結論を知りたい方は、12章「研究者間で残る中核と食い違い」をご確認ください。
01暗示機能とは何か
暗示機能は、一般には、モデルAの5番目の機能で、弱いけれど、人から助けてもらうとうれしい機能と説明されます。「サジェスティヴ機能」「双対を求める機能」「示唆機能」といった別名や、番号で「第5機能」と呼ばれることもあります。
よく言われるのは、その領域のことは自分ではよく分からないが、分からないこと自体はあまり苦にならないという像です。同じ弱い機能でも、触れられると痛い脆弱機能とは違い、人に教えてもらったり世話をしてもらったりすると、素直に喜べるとされます。
その一方で、その領域の情報は、批判せずにそのまま受け入れてしまいやすいとも言われます。「暗示」の名前はここから来ていると説明されます。また、そこを上手に満たしてくれる相手には強く惹かれ、相性のいちばん良い相手(双対)は、この機能を自分の強みとして持っている人だとされます。
例えば、Si(内向感覚)が暗示機能のILEやIEEは、体調や居心地を自分で整えるのが苦手で、人に整えてもらうと楽になると言われます。考えに没頭して食事を忘れることがあっても、それを特に気にしないとされます。
また、Ti(内向論理)が暗示機能のESEやEIEは、筋道立てて説明してもらうと安心すると言われます。一方、Te(外向論理)が暗示機能のESIやEIIは、事実や段取りを示してもらうとありがたく感じるとされます。おおよそ、これが一般に言われている像です。
この像は、あとで見る研究者の記述がところどころ切り出されて広まったものです。弱い・人に頼ると楽・無批判に受け入れやすい・双対が満たす、という要素はたいてい合っています。
ですが、研究者ごとに呼び名も力点も違い、「受け入れやすい」の中身の説明も1つではありません。なんでも受け入れるのか、選んで受け入れるのかでも書き方が分かれます。このページでは、03章から研究者ごとの記述を順に見て、18章でこの一般像のどこがそのまま残り、どこが言い直されるかに戻ります。
読この記事の読み方
想定読者は、モデルAの入口ページや暗示機能の解説を読み終えて、出典まで確かめたい人です。長いページですが、読み方は単純です。各章で研究者の記述を引用で示し、そのすぐ下に当サイトの読み方(何が共通し、どこが違うか)を書きます。
流れは、01章が一般に言われている像、02章がユングの劣等機能との関係、03〜11章が研究者別の記述(このページの中心)、12章が横断比較です。続く13〜17章が各論(主導・規範・観察との比較、次元性、16タイプ、誤読、懸念)、18章が「暗示機能とは、詰まるところ」の当サイトのまとめです。また、引用には初出順の番号が付き、押すと巻末の索引へ飛び、索引から本文へ戻れます。引用の扱い方(逐語性、訳出、編集操作)は末尾の「引用と記述の方法」にあります。
ページ冒頭の「コピーしてAIで要約!」を押すと、要約用の指示文とこのページの本文がクリップボードに入ります。AIに渡すと、要約のほか、引用の意味を聞く・研究者ごとの違いを整理させる・自分のタイプの暗示機能に絞って読み直す、といった使い方ができます(長すぎるときは章を分けて渡してください)。
02ユングの劣等機能との関係
暗示機能は、ソシオニクスの機能位置のうち、ユングの「劣等機能」に要素で対応する位置です。ユングの劣等機能は、その人の主要機能と正反対の機能で、たとえば外向的直観型ならその劣等機能は内向的感覚にあたります。ILEの主導機能はNe、暗示機能はSiなので、要素の組み合わせがそのまま重なります。そのため、先にユングの記述を確認します。
劣等機能の定義
ユングは『心理学的類型』の定義の章で、劣等機能をこう定義しています。
劣等機能。この語は、分化の過程で立ち遅れた機能を指す。経験の示すところでは、一般に不利な事情のため、誰もが自分のすべての心理機能を同時に発達させることは実際上不可能である。(中略)この一面的発達の結果、一つまたは複数の機能は必然的に発達が遅れる。これらの機能は、精神病理学的意味ではなく心理学的意味において、適切に「劣等」と呼びうる。それらは決して病的なのではなく、好まれた機能と比べて発達が遅れているにすぎないからである。
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INFERIOR function. This term is used to denote the function that lags behind in the process of differentiation (q.v.). Experience shows that it is practically impossible, owing to adverse circumstances in general, for anyone to develop all his psychological functions simultaneously. The demands of society compel a man to apply himself first and foremost to the differentiation of the function with which he is best equipped by nature, or which will secure him the greatest social success. Very frequently, indeed as a general rule, a man identifies more or less completely with the most favoured and hence the most developed function. It is this that gives rise to the various psychological types (q.v.). As a consequence of this one-sided development, one or more functions are necessarily retarded. These functions may properly be called inferior in a psychological but not psychopathological sense, since they are in no way morbid but merely backward as compared with the favoured function.
言い換えると、劣等機能とは、すべての機能を同時には育てられないために、育つのが遅れた機能のことです。ユングは、それが病的なものではなく、好まれた機能に比べて発達が遅れているにすぎない、とはっきり書いています。
暗示機能の弱さも、ソシオニクスの文献では欠陥ではなく、育ちの遅れた領域として書かれます。このあと見る研究者の多くが、暗示機能を「助けがあれば満たされる」領域として書くのは、この見方の延長にあります。
劣等機能の目印—被暗示的
1923年の講演では、劣等な機能の見分け方が、分化した機能との対比で書かれています。
それらは多かれ少なかれ原始的で幼稚な状態に、しばしば半ば意識的な、あるいはまったく無意識的な状態にさえ留まる。これら相対的に未発達の機能が、各タイプに特徴的で、その性格全体の不可欠の一部をなす特有の劣等性を形づくる。(中略)ある機能が分化しているかどうかは、その強さ、安定性、一貫性、信頼性、適応性から容易に見分けられる。しかし機能の劣等性は、しばしばそれほど容易には見分けも記述もできない。本質的な基準は、その自立性の欠如とそれに伴う人と状況への依存、気分やむら気へ私たちを傾けること、その使用の当てにならなさ、その被暗示的で不安定な性格である。
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We know that a man can never be everything at once, never quite complete. He always develops certain qualities at the expense of others, and wholeness is never attained. But what happens to those functions which are not consciously brought into daily use and are not developed by exercise? They remain in a more or less primitive and infantile state, often only half conscious, or even quite unconscious. These relatively undeveloped functions constitute a specific inferiority which is characteristic of each type and is an integral part of his total character. The one-sided emphasis on thinking is always accompanied by an inferiority of feeling, and differentiated sensation is injurious to intuition and vice versa. Whether a function is differentiated or not can easily be recognized from its strength, stability, consistency, reliability, and adaptedness. But inferiority in a function is often not so easy to recognize or to describe. An essential criterion is its lack of self-sufficiency and consequent dependence on people and circumstances, its disposing us to moods and crotchetiness, its unreliable use, its suggestible and labile character. The inferior function always puts us at a disadvantage because we cannot direct it, but are rather its victims.
ユングの見分け方では、分化した機能は強く安定して当てにできますが、劣等な機能は人や状況に左右され、当てにならないとされます。目印として挙げられているのは、「人と状況への依存」「気分やむら気」「使用の当てにならなさ」、そして「被暗示的で不安定な性格」です。
ソシオニクスの「暗示機能」という名前は、この「被暗示的」と語源を同じくします(イェルマークは、ラテン語の suggestio から来た語だと注記しています。08章)。人から言われたことに左右されやすいという性質を、ユングはすでに劣等機能の目印に挙げていたことが分かります。
外向的直観型の、抑圧された感覚
ユングはタイプごとの章で、劣等機能が無意識の側からどう現れるかも書いています。外向的直観型の、感覚との関係は、こうです。
感覚と、感覚される対象とに対する彼の意識的な態度は、尊大な優越と無視のそれである。思いやりを欠こうとか、偉ぶろうとかしているのではない。ほかの誰もが見ている対象を、彼はただ見ていないのである。(中略)この忘却に対して、対象は遅かれ早かれ、心気症的な強迫観念、恐怖症、そして考えうるあらゆる種類の不合理な身体感覚という形で、復讐する。
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His conscious attitude, both to the sensation and the sensed object, is one of sovereign superiority and disregard. Not that he means to be inconsiderate or superior he simply does not see the object that everyone else sees〔中略〕For this oblivion the object sooner or later takes revenge in the form of hypochondriacal, compulsive ideas, phobias, and every imaginable kind of absurd bodily sensation.
つまり、外向的直観型は、ほかの誰もが見ている対象(身の回りの具体的な物や身体の感覚)を見ていないということです。本人は見下しているつもりはなく、ただ目に入らないのだと、ユングはわざわざ断っています。
その見落としの帳尻は、心気症的な思い込みや、説明のつかない身体の感覚として返ってくる、とされます。この外向的直観型を、ソシオニクスではILEやIEEにあたるタイプと読み、その暗示機能はSiです。レイニン(13章)、カルペンコ(09章)、グレンコ(10章)がILEやIEEの健康への不安を書いているのは、このユングの観察と同じ方向にあります。
読むときの注意
ユングの劣等機能は、要素で見ると暗示機能に対応しますが、位置の定義は違います。ユングの劣等機能は無意識の側にあって主要機能と対立する1つの機能で、「人から助けてもらう」という関係の面はユングには出てきません。このページで借りるのは、劣等機能の働き方の記述—発達の遅れ、被暗示性、見落としが身体の側から返ってくること—です。
小括します。ユングでは、劣等機能は発達の遅れた機能で、人と状況に左右され、被暗示的です。外向的直観型では、それが身体の感覚の見落としと、心気症的な不安として現れます。
この3点、つまり発達の遅れ・被暗示性・身体の感覚として現れることは、ソシオニクスの研究者がそれぞれの語彙で書き直していきます。ただし、劣等機能を人との関係で満たされる場所として書き直したのは、ソシオニクスの側です。03章からはその書き直しを順に見ます。
03アウシュラの記述
アウシュラの暗示機能の記述は、主に『機能の理論(フンクツィオニカ)』にあります。8つの機能を1つずつ説明した著作で、暗示機能にあたる位置は「弱い・バイタル・アクセプト(受容)」の機能として書かれています。
読むときの注意を1つだけ置きます。アウシュラの番号は現行と違い、現行の暗示機能(5番)は『機能の理論』では「第8機能」です。引用に出る「第4機能」は現行の規範機能(3番)にあたります。
自分では分からない—捨てられた子
『機能の理論』の第8機能の節は、この位置の情報の受け取りにくさから書き始められています。
このアスペクトについての信号─刺激を自分で理解することは難しい。それらは一方では非常に重要なものとして、他方では—騒音として知覚される。人間は自分のことを説明され、自分自身に何をすべきか言われた場合にのみ、心地よく感じる。この世話の不在において、特に深刻な問題があれば、捨てられた子のように感じる。
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В сигналах - раздражителях по этому аспекту разобраться самому тяжело , они воспринимаются , с одной стороны , как что-то очень важное, а с другой стороны - как шум. Человек чувствует себя хорошо, только если ему его самого объясняют и говорят , что с собой делать. При отсутствии этой заботы , особенно если есть серьезные проблеммы, чувствует себя брошенным ребенком .
アウシュラの書き方を平たく言えば、暗示機能の要素の情報は、自分ではうまく意味をつかめないということです。同じ情報が、とても大事なものにも、ただの雑音にも感じられます。
そのため、自分のことを人に説明してもらい、どうすればよいかを言ってもらったときに、初めて心地よく感じるとされます。世話をしてくれる人がいないまま深刻な問題が起きると、捨てられた子のように感じる、という強い比喩も使われています。
一般像の「人に教えてもらうとうれしい」(01章)は、この記述の前半にいちばん近いものです。アウシュラは、それを喜びというより、説明と世話がないと落ち着かない状態として書いていることが分かります。
恥じずに頼む
同じ段落は、助けの求め方を続けて書いています。
第8アスペクトについての自分の問題を恥じることは少なく、容易に助けを求めることができる。しかしそれは押しつけがましくはなく、要求ではなく頼みである。(中略)世話そのものも、その存在の事実も、第8機能における重い責任を取り除いてくれるので重要である。第8機能においては好み嫌いがないと言える。
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Своих проблемм по -4 аспекту редко стесняются , легко могут попросить помочь , но в этом нет навязчивости , это именно просьба , а не требование .〔中略〕Важна и забота , и сам факт ее наличия , снимающий тягостную ответственность по -4 функции . Можно сказать , что по -4 функции непривередливы .
つまり、暗示機能の問題は恥ずかしいものではないので、気軽に助けを求められるということです。ただし、それは押しつけがましい要求ではなく、頼みの形をとる、とされます。
アウシュラは、世話そのものよりも、世話がそこにあるという事実が、この機能にかかる重い責任を取り除くと書いています。「好み嫌いがない」という一文も、自分の基準で選ぶより、与えられたものを受け取る側の機能であることを示していると読めます。
アウシュラは、脆弱機能(彼女の番号では第3機能)では、批判が「とくに鋭く、痛々しく受け止められる」とも書いています。同じ弱い機能でも、暗示機能は恥じずに頼める側として書き分けられています。
批判を世話として受け止める
アウシュラは、批判への反応と、この機能の育ち方をこう書いています。
批判を平静に、世話として受け止める。デュアル(双対者)化はこの機能を発達させることを可能にする。自己教育—困難な仕事である。不快なことの身体的回避が特徴的。
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Критику воспринимают спокойно , как заботу . Дуализация позволяет развивать эту функцию . Самовоспитание - дело трудное . Характерно физическое избегание неприятного .
言い換えると、暗示機能の要素への批判は、責められたというより世話をしてもらったと受け取られるということです。そして、この機能を育てるのは「デュアル化」、つまり双対の相手との関係だとされます。
自分ひとりで育てる「自己教育」は困難な仕事だ、という一文が添えられています。暗示機能は、ひとりではなく相手との関係の中で育つという考え方が、ここではっきり示されています。最後の「不快なことの身体的回避」は、バイタルリングの機能として、反応が身体の側に出ることを書いたものと読めます。
アウシュラは、節の終わりをこう要約しています。
要約:第8機能は—サジェスティヴなバイタル機能、人間の意見は容易に影響を受け、社会のあとに従う。社会的プログラムが個体のニーズを考慮していれば、幸福と感じる。「反良心」が苛まなければ。
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Резюме: -4 функция - суггестивная витальная функция , на мнение человека легко влиять , он идет за обществом , если социальная программа учитывает потребности индивида , чувствует себя счастливым, если не мучает антисовесть .
この要約で目を引くのは、「意見は容易に影響を受け、社会のあとに従う」という書き方です。暗示機能の要素については、自分の意見を持つより、周りの意見に従いやすいとされます。
そのうえで、社会の側がその人の必要を考えてくれていれば、本人は幸福だと感じるとアウシュラは書いています。上の引用にある「反良心」は、次に見る超イドブロックの節で、このブロックの別名としても出てきます。
超イドブロック—自分の代わりに誰かを助ける
暗示機能は、動員機能と組んで超イドブロックをなします。アウシュラは、このブロックをこう書いています。
超イドブロックは—自虐を通した囲い込みのブロック。その結果によってイド・ブロックの活動が制限される。(中略)超イドブロックにおいて人間は理性的に行動することができず、常に遅れるか、慌てるかであり、自分のことを世話すべきときに誰かを助ける。このブロックは人間の身体的体調と関わりがある。
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Блок СуперИд - блок отгораживание через самобичевание . Его результатами лимитируется деятельность блока Ид.〔中略〕По блоку СуперИд человек не может разумно действовать , всегда либо запаздывает, либо суетится , помогает кому-либо , когда стоит позаботится о себе . С этим блоком связано физическое самочувствие человека .
つまり、超イドブロックでは人は理性的に振る舞えず、いつも遅れるか慌てるかし、自分の世話をすべきときに誰かを助けてしまうということです。このブロックは、身体の体調とも関わるとされます。
「自分の世話をすべきときに誰かを助ける」という観察は、アウシュラらしい具体的な書き方です。自分のことは後回しになり、人の世話には手が出るという姿で、暗示機能が自分ではうまく満たせない領域であることを、行動の側から書いています。
引用の外の続きでは、自分の問題や誤りについて自分以外の誰でも責める傾向があり、助けがなければ「反良心」がさいなむ、と書かれています。
弱いブロックは助けを要する—流入は第8機能に
『機能の理論』の終わりの「情報代謝モデル」の節では、弱いブロックと情報の流入が書かれています。
弱いブロックも助けを必要とする(行為あるいは(および)説明によって)。それらにはエネルギーと情報を蓄積する時間が必要である。(中略)情報はある意味で心理のエネルギーであり、心理はそれによって養われ、加工し、出力する。このエネルギーには2種類ある:メンタル(ここでは情報性が最も顕著)とバイタル。その流入はそれぞれ第4機能と第8機能に起こる。それゆえそれをガソリンタンクに喩えることができる。
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Слабые блоки тоже нуж9аются в помощи ( действием и (или) объяснением ) , им необходимо время для накапливания энергии иинформации.〔中略〕Информация в известном смысле энергия психики , она ею питается, перерабатывает ивыдает . Энергия эта двух видов : ментальная ( здесь информационность наиболее заметна ) и витальная . Поступление ее происходит соответственно на 4-ю и на -4 функции. Поэтому ее можно уподобить бензобаку
アウシュラの説明では、弱いブロックは、行動か説明による助けを必要とし、エネルギーと情報をためる時間を要するとされます。そのうえで、心が受け取る情報のエネルギーのうち、バイタルの側の流入は第8機能、つまり現行の暗示機能に起こると書かれています。
アウシュラは、これをガソリンタンクにたとえています。暗示機能は、外から入ってくるものをためておく場所として置かれていることが分かります。メンタルの側のタンクは、現行の規範機能(3番)にあたる第4機能です。
弱さ・バイタル・アクセプト—3標識
アウシュラは、位置を分ける3つの目印(3標識)を一般的にも定義しています。暗示機能は、弱い・バイタル・アクセプト(受容)の組み合わせです。まず、「弱さ」はこう書かれています。
機能の弱さは、情報の不安定で不確実な、神経症的な運用を規定する。行動、意見、判断、感情への社会の影響を受けやすいこと。(中略)一方で弱い機能は「間に合わない」のであり、情報の蓄積を必要とし、その情報は基本的に自身単独でというよりは、強い機能のための燃料として用いられる。
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Сила функции предполагает наличие информации и навыков в количестве , достаточном для разумных и интенсивных действий. Спокойное и уверенное владение этой информацией . Волевое внедрение своего мнения в мир . Смелость и категоричность оценок. Получение информации спокойное и уверенное . При пользовании сильными функциями успехи обыкновенны, следовательно, пользоваться сильными функциями приятно . Слабость функций определяет неспокойное, неуверенное и неврозное владение информацией . Подверженность влиянию социума на действия , мнения , суждения , эмоции . Динамическая сторона признака : сильные функции всегда полны информации , готовы к использованию и используются ( кинетические ); слабые же функции "не успевают" , нуждаются в накоплении информации, которую используют в основном не сами по себе , а как горючее для сильных . М е н т а л ь н о с т ь - в и т а л ь н о с т ь ф у н к ц и и
言い換えると、弱い機能は、情報を不安定で不確かに扱い、社会の影響を受けやすいということです。弱い機能は「間に合わない」ので情報をためる必要があり、その情報はたいてい強い機能の燃料として使われる、とされます。
社会の影響を受けやすいという点は、第8機能の要約の「社会のあとに従う」と同じ向きです。次に、「バイタル」の意味です。
メンタル部分は、情報をいわば外側から、自身に対して外的な対象として、互いに分離した諸対象や諸過程の浮き彫り的なセットとして知覚する。もう一方のバイタル部分は、世界を有機体の内側から、何か連続的なもの、ひとつに溶け合った分かちがたいものとして反映する。(中略)メンタル機能は「行う」というよりは「議論する」のであり、バイタル機能は—逆である、と言える。メンタル的知覚は研究対象との一定の距離を前提とし、バイタル的知覚は—逆に、それとの合一を前提とする。
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Ментальная часть - воспринимает информацию как бы со стороны , как внешние по отношению к себе предметы , как рельефный набор обособленных друг от друга объектов или процессов . Другая - витальная - отражает мир изнутри организма , как нечто непрерывное , слитое воедино , нераздельное .〔中略〕Можно сказать , что ментальные функции не столько действуют , сколько рассуждають , а витальные - наоборот. Ментальное восприятие предполагает известное расстояние до изучаемого , витальное - наоборот , слияние с ним .
つまり、メンタルの機能は世界を外から、ばらばらの対象として受け取り、バイタルの機能は世界を内側から、ひとつながりのものとして受け取るということです。メンタルの機能は「議論」し、バイタルの機能は「行う」とされます。
暗示機能はバイタルの側にあるので、その要素は距離をとって理解するより、自分と一体のものとして感じ取られます。アウシュラの「信号─刺激」という言い方も、論じる前に身体で受け取る情報であることを指しています。
最後に、「アクセプト(受容)」です。
アクセプト(受容)要素は現実を反映し、写真撮影し、再生し、心理に客観的情報を保証する。(中略)アクセプト(受容)要素においては個体に責任の感覚が固有であるのに対し、プロダクティヴ(創造)要素においては彼ははるかに自信がなく、責任を負うことはないが、義務を果たす。アクセプト(受容)要素においては、私たちは欠点について語る傾向が強く、プロダクティヴ(創造)要素においては—長所について語る傾向が強い。
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Акцептные элементы "отражают , фотографируют , репродуцируют действительность и обеспечивают психику объективной информацией .〔中略〕По акцептным элементам индивиду присуще чувство ответственности , по продуктивным он гораздо менее уверен и ответственности не берет , но выполняет обязанности . По акцептным мы более склонны говорить о недостатках , по продуктивным - о достоинствах .
上の引用にあるプロダクティヴ要素は、受け取ったものに反応して出す側の要素のことです。言い換えると、受容の要素は現実をそのまま写し取り、本人はそこに責任を感じるということです。
暗示機能は受容の側ですが、弱い機能です。写し取る役と責任を負う側でありながら、自分では写し取りきれないという組み合わせが、「世話の存在が重い責任を取り除く」という第8機能の記述と対応していると読めます。
小括します。アウシュラの暗示機能の記述の軸は、3つです。
第一に、自分では分からず、説明と世話を必要とするという定義です。情報は大事なものとも雑音とも感じられ、説明されて初めて心地よく、世話がなければ捨てられた子のように感じます。
第二に、恥じずに頼み、批判を世話として受け止めるという態度です。脆弱機能の痛みとは対照的に書かれ、この機能は双対との関係で育つとされます。
第三に、外からの流入をためる場所としての位置づけです。バイタルの情報のタンクであり、超イドブロックでは自分の代わりに人の世話をするという姿で現れます。
04レイニンの記述
ソシオニクス研究者のレイニンは、8つの機能を、第1〜第4と、それぞれと対になる第-1〜第-4の8つで呼びます(第-4は負の第4機能で、レイニン独自の表記です)。現行の暗示機能(5番)になるのは、第4機能です。
番号の読み替えは、ここが一番大きい箇所です。レイニンの第4機能は現行の暗示機能(5番)、対になる第-4機能「恐怖の領域」は現行の規範機能(3番)にあたります(13章)。第4機能の節の見出しは「示唆的機能。「場所評価」の原理。動機。「私は欲する」」です。
この章で見るのは、レイニンが暗示機能をどれほど外からの影響に開かれた場所として書き、その開かれ方をどう警戒したかです。
最も容易に示唆を行いうる機能
レイニンは、第4機能の節をこう書き始めています。
これは、最も容易に示唆を行いうる機能である。第4機能の領域では、個人は外的影響に対して開かれている。(中略)各人は示唆的精神療法の対象である。問題は、公開セッションで使用されるトランス誘導の技法は、16の類型のうち1つか2つにのみ効果的に作用し、残りの聴衆は反応しないことにある。
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This is a function through which a suggestion might be done most easily. In the fourth function area an individual is open for external influences.〔中略〕Each person is subject to suggestive psychotherapy. The problem is that the techniques of trance induction used at public sessions work effectively only with one or two out of sixteen types, the rest of the audience does not respond.
言い換えると、暗示機能の領域では、人は外からの影響に開かれていて、いちばん暗示にかかりやすいということです。レイニンは、催眠にかかるのは聴衆の一部だけだという通説を退け、誰でも暗示による心理療法の対象になると書いています。
かからない人がいるように見えるのは、公開の催眠で使われる誘導の技法が、16タイプのうち1つか2つにしか合っていないからだ、という説明です。つまり、どのタイプにも暗示にかかる入口はあり、その入口の要素がタイプごとに違うという考え方です。心理療法家としての実地の経験から出てきた、レイニンらしい観察です。
「他の人々が知っていること」—識別なしに取り込む
レイニンは、暗示機能を主導機能と対にして定義しています。
第1機能が「私が十分な知識を持つ事柄」に関するものであるのに対し、第4機能は「他の人々が知っていること」に関するものである。ここで人は他者によって導かれる傾向があり、外的な権威に頼る傾向がある。(中略)各類型は外的世界との「組み込まれた」ラポールを持つ。これが第4機能の核心である。ここで人は最もだまされやすく、外的情報に対して開かれており、識別なしにそれを取り込む。
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While the first function is about "things I have sufficient knowledge about", the fourth function is about "what other people know". Here a person is prone to be guided by others, to lean on external authority.〔中略〕Each type has a 'built-in' rapport with the external world. This is the core of the fourth function. Here the person is most gullible and open for external information, he takes it in without discernment.
つまり、主導機能が「自分が十分に知っていること」の領域なら、暗示機能は「他の人が知っていること」の領域だということです。そこでは人は他者に導かれやすく、外の権威に頼る、とされます。
レイニンは、催眠術師と相手のつながりを指すラポールの語を借りて、各タイプには外の世界との「組み込まれた」ラポールがあると書きます。そして、それが第4機能の核心だとしています。暗示機能の要素については、人は最もだまされやすく、外から来た情報を見分けずに取り込む、という書き方です。
心気症的—他人が私の病気を知っている
この開かれ方は、自分自身についての判断にも及ぶ、とレイニンは書いています。
原則として、この領域で人々は心気症的である。ここでは奇妙なことが起きる。例えば、他の人々が私が病気か健康かを知っている。他者が私が恋しているか否かを私に告げる。この領域で人は識別力を持たない。(中略)手始めに、特定の影響にさらされたときには、あなたの自動性に注意を払うこと。
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As a rule, in this area people are hypochondriacal. Strange things happen here. For example, other people know whether I am ill or healthy. Others tell me whether I am in love or not. In this sphere a person is not discerning.〔中略〕To begin with when exposed to certain influences pay attention to your automatisms.
レイニンの観察では、暗示機能の領域では、自分の状態さえ人に教えられて知るとされます。自分が病気か健康かを他人が知っており、自分が恋をしているかどうかを他人に告げられる、という例です。
そのため、この領域では人は「心気症的」になりやすい、つまり体や心の状態についての人の言葉に、本人がそのまま引きずられるとされます。レイニンは、自分の第4機能を知っておけば、操作の試みに早く気づけると書き、まず影響を受けたときの自分の自動的な反応に注意を払うよう勧めています。
アウシュラが、第8機能の情報は自分では理解しにくく、説明されて初めて心地よいと書いたこと(03章)を、レイニンはだまされやすさと警戒の側から書いていることが分かります。
効率は離散的
一方で、暗示機能の領域でもうまくやれているように見える人がいます。レイニンは、その見え方をこう書いています。
この領域における能動的なステレオタイプと習慣的反応の集合が十分に広範であれば、その人は対応する領域でかなり効果的に見えるかもしれない。第2機能の状況とは異なり、この効率は離散的である—異常な、非標準的な環境に直面したとき、すべての効率が消えるかもしれない。
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If the active set of stereotypes and habitual reactions in this sphere is extensive enough, the person may look rather effective in corresponding area. Unlike the situation with the second function, this efficiency is discrete – when facing unusual, non-standard environment all efficiency may disappear.
言い換えると、決まった型と習慣で対応できる範囲では、暗示機能の領域でもかなり有能に見えるが、慣れない状況に出会うとその有能さは一度に消えうるということです。レイニンは、これを第2機能(創造機能)の効率と比べて「離散的」と呼んでいます。
つまり、暗示機能の有能さは連続した理解ではなく、覚えた型の寄せ集めだということです。外から取り込んだものが、型のまま積み重なっていく領域として書かれています。
場所評価と社会的ニッチ
節の見出しにある「場所評価」と「私は欲する」は、こう説明されています。
第4機能の主題はしばしば場所を評価する基準として使用される—例えば:「ここでは私は愛されている、だから場所は良い」(LSI〔原文: マクシム・ゴーリキー〕)。ここで人の動機(「私は欲する」)が検出される:「私は愛されたい」。第3および第4機能は社会的ニッチの選択に影響を及ぼす。原則として、私たちはこれらの機能が何らかの形で保護される社会的場所を求める。それは本能的に起こる。
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The subject matter of the fourth function is often used as the criteria for assessing a place, for example: “I am loved here, so the place is good ” (Maxim). Here person's motivation ("I want to") is detected: “I want to be loved”. The third and fourth functions affect the choice of the social niche. As a rule, we look for a place in a society where these functions would be protected in one way or another. It happens instinctively.
つまり、暗示機能の要素は、ある場所が良い場所かどうかを決める基準として使われ、そこにその人の「欲しい」が表れるということです。LSIの暗示機能はFe(外向倫理)で、その基準は「ここでは私は愛されている」になります。
レイニンは、動員機能(彼の第3機能)と暗示機能、つまり超イドブロックの2つが、どんな社会的な居場所を選ぶかに影響するとも書いています。これらの機能が何らかの形で守られる場所を、人は本能的に求める、という観察です。弱い機能が守られる場所を探すという点で、アウシュラの「世話の存在」(03章)と同じ向きの記述です。
タイプ節—説明してほしいか、事実がほしいか
タイプ節では、暗示機能の要素の違いが、欲しい情報の形の違いとして書かれます。例えば、ESEとEIEの暗示機能はTi(内向論理)です。レイニンは、ESEをこう書いています。
第4機能 — 白い論理(□(Ti)): 「私はすべてを理解したい! 私に物事を説明してほしい。どうか説明して! 理解できないなら興味がない。良い場所とはすべてを理解できる場所である」。(中略)おそらく二つのタイプ — ESE〔原文: ヒューゴー〕とEIE〔原文: ハムレット〕 — は、あらゆる種類の講義、会議、討論、論争の最も頻繁な参加者である。彼らにとって重要なのは、イベントがよく構造化されていること、講師がすべてを丁寧に説明し明確にすることである。
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Function #4 - subjective logic ( ): “I want to understand everything! Explain things to me. Please do explain! I am not interested if I do not understand. A good place is where understand everything".〔中略〕Perhaps the two types – a Hugo and a Hamlet – are the most frequent attendants of all kinds of lectures, meetings, conferences, discussions and debates. It is important for them that that the event is well structured, the lecturer explains and clarifies everything carefully.
ESEは物事を一つずつ説明してほしく、理解できる場所が良い場所とされます。レイニンは、ESEとEIEが講義や討論の熱心な参加者で、講師が丁寧に説明してくれることを重んじると書いています。
一方、ESIとEIIの暗示機能はTe(外向論理)です。同じ論理の要素でも、向きが逆になると書き方はこう変わります。
機能 #4 — 黒い論理(■(Te)):人物は説明によってではなく事実によって暗示される。「事実をくれ」。ESI〔原文: ドライザー〕は「説明」を必要としない—「説明するな、ただ事実をくれ、お前の解釈には興味がない!」。ESI〔原文: ドライザー〕は現実の出来事と証明された事実のみを考慮に入れる。
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Function #4 - objective logic ( ): a person is suggested not by explanations but by facts. “Give me the facts.” A Dreiser does not need "explanations": “Do not explain, just give me the facts, I am not interested in your interpretation!” A Dreiser considers only real events and proven facts.
同じ論理でも、ESIは説明ではなく事実によって暗示されるとされます。「説明するな、ただ事実をくれ」という台詞は、ESEの「どうか説明して!」とちょうど反対の向きです。
このように、レイニンのタイプ節では、内向論理が暗示機能なら説明に、外向論理が暗示機能なら事実に開かれるという書き分けがされています。どちらの場合も、その形で示された情報には識別なしに乗せられやすいという点は、理論編と同じです。
小括します。レイニンの暗示機能(第4機能)の記述の軸は、2つです。第一に、外からの影響に最も開かれた領域としての定義です。主導機能の「自分が知っていること」に対して「他の人が知っていること」の領域で、識別なしに取り込み、自分の状態まで人に教えられます。
第二に、その開かれ方への警戒です。有能に見えても型の寄せ集めで、慣れない状況では消えうるので、自分の第4機能を知って操作に気づくことが勧められています。また、場所の良し悪しと「欲しい」がこの機能に表れるという観察は、レイニンに固有です。
05ブカロフの記述
ブカロフは国際ソシオニクス研究所(キエフ)を率いる研究者で、機能の次元性の提唱者です。暗示機能についての記述は、位置一覧の中の性格づけ、受信機能という分類、発達の順序、そして講演録や関係論の具体例に分かれます。番号は現行と同じ「第5機能」です。
暗示的、または示唆の機能
晩年の講演で、ブカロフは8つの位置を順に挙げています。
最初から始めるなら、もちろん思い出すのは、人間 ― より正確にはその情報代謝タイプ ― には、第1機能 ― 4次元、第2 ― 3次元、第3 ― ロール、2次元、第4 ― 機能は1次元、あるいは「最も抵抗の少ない場所」とも比喩的に呼ばれる:つまり弱く非常に敏感な機能。第5機能 ― 暗示的、または示唆の機能、第6 ― 活性化、活性化の機能、第7 ― コントロールし、第8 ― デモンストレーションのもの。
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Если мы начнем с самого начала, то мы конечно вспомним, что у человека, точнее его типа информационного метаболизма, есть 1-я функция — 4-мерная, у него есть 2-я — 3мерная, 3-я — ролевая, 2-мерная, 4-я — функция 1-мерная, или, как ее образно еще называют, «место наименьшего сопротивления»: то есть функция слабая и очень чувствительная. 5я функция — суггестивная, или внушения, 6-я — активационная, функция активации, 7-я — контролирующая и 8-я — демонстрационная.
つまり、ブカロフは暗示機能(第5機能)を「暗示的、または示唆の機能」と呼んでいます。弱く非常に敏感な第4機能(脆弱機能)のすぐ次に置かれ、第6機能(動員機能)の「活性化」と並べられています。
この一覧では、第4機能までは次元の数が添えられていますが、第5機能以降には付いていません。暗示機能は、次元より先に「示唆を受ける」という働きで名指しされていることが分かります。
受信の機能と、個人的ニーズのブロック
同じ講演で、ブカロフは位置を、人が世界に働きかける側と世界から働きかけられる側に分けています。
一方、第3、第4、第5、第6機能は受信的であり、これらによって周囲の世界と社会が人間を管理する。(中略)スーパー・イド・ブロックについては、これは個人的ニーズのブロックであり、スーパー・自我ブロックは ― 社会的ニーズのブロックであると言える。
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А 3-я, 4-я, 5-я и 6-я функции являются приемными, по ним окружающий мир и социум управляют человеком. Можно сказать, что по функции блоков Эго и Супер-Ид активно управляют внешними процессами, а по функциям блоков Супер-Эго и Супер-Ид идет управление извне. То есть человек оказывается системой, замкнутой на мир: по одним функциям он активно воздействует на этот мир, а по другим, скорее, пассивно воспринимает сигналы из этого мира, и эти сигналы управляют им. Про блок Супер-Ид можно сказать, что это блок личных потребностей, а блок Супер-Эго — это блок социальных потребностей. И обычно говорят, что понятие совести связывается с блоком Супер-Эго.
言い換えると、暗示機能は、規範・脆弱・動員の各機能と並んで「受信」の機能で、周りの世界と社会が人を管理する入口だということです。そのうえで、超イドブロックは個人的ニーズのブロック、超自我ブロックは社会的ニーズのブロックとされます。
主導機能が「社会に情報を発する機能」として置かれていたのと、ちょうど反対の側です。暗示機能は、外から働きかけを受け取る場所であり、しかもそれは本人の個人的な必要に関わる、という2つの性格が、この分類から読み取れます。
機能は下から満たされる—5〜6歳の暗示機能
ブカロフは、子どもの発達の観察から、機能に中身が入っていく順序を書いています。
そして多くの観察が証言するように、機能の充填あるいは研修が起こる。これは下から上へ ― つまり、活力的機能から、つまり第8と第7から始まる。(中略)次に彼には突然、例えば5~6歳で、倫理、感情(▼(Fe)5)に関わる側面、そして衣服、どうきれいに着るか(○(Si)6)などへの興味が現れる。
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И, как свидетельствуют многочисленные наблюдения, происходит наполнение или стажировка функции. Она происходит снизу вверх — начиная от витальных функций, то есть, 8-й и 7-й.〔中略〕Потом у него внезапно, в 5–6 лет например, появляется интерес к аспектам, связанным с этикой, эмоциями (5) и к одежде, к тому, как красиво одеваться (6), и т. д.
ブカロフの観察では、機能に経験と知識が満たされていくのは、活力的な機能(7番・8番)から始まり、下から上へ進むとされます。上の引用は、LIIの子どもを例にした箇所で、5〜6歳ごろに暗示機能のFe(外向倫理)の側面と、動員機能のSi(内向感覚)にあたる服装への関心が現れる、と書かれています。
つまり、暗示機能は、主導機能よりずっと早く、幼いうちに中身が入りはじめるということです。引用の初めにあるとおり、関心は7番と8番から目覚めます。暗示機能はその次の段階にあたり、主導機能を含む自我ブロックのできあがりは23〜24歳ごろとされます。
家ではピアノ—暗示機能で暮らしを満たす
ブカロフは、弱い機能を仕事にすると無理が出るので、弱い機能で何かをするなら家でやるのがよいと書いています。その例として、隣人だったLIIの技師のことを書いています。
私は論理直観内向(□(Ti)▲(Ne)、LII)を知っていた、彼は大型建設エンジニアで、しばらく内閣で働いていたが、家では衣服を見事に縫い上げることに従事していた。(中略)家ではボリス・ヴラジーミロヴィチは、ほとんど毎晩ピアノを弾き、ドイツ製ミシンで縫いあげていた。これらは彼の趣味で、この場合、第5、暗示的(ピアノ)と、第6、活性化(衣服)機能による。
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Я знал логико-интуитивного интроверта (L, ЛИИ), который будучи крупным инженером по строительству, и даже одно время он, работая в Кабинете Министров, дома занимался тем, что прекрасно строчил одежду.〔中略〕А дома Борис Владимирович занимался тем, что чуть ли не каждый вечер играл на пианино и строчил на немецкой машинке. Это были его хобби, в данном случае, по 5-й, суггестивной (пианино), и 6-й, активационной, (одежда) функции.
上の引用の「第5、暗示的(ピアノ)」は、LIIの暗示機能のFe(外向倫理)で、感情を表す音楽は、その側面の情報です。言い換えると、仕事は主導機能の論理で進め、家では暗示機能と動員機能で趣味を楽しんでいたということです。
ブカロフは、この人が自分の個人的なニーズを家で満たし、技師としては仕事で働き、すべてが調和して育っていたとまとめています。暗示機能は職業の中心にはならないが、暮らしの中で満たされる場所として書かれています。「個人的ニーズのブロック」という分類を、具体的な一人の暮らしで示した例です。
関係の中の暗示機能—双対と恩恵
タイプ間の関係の記述では、暗示機能に相手のどの機能が入るかで、関係の質が説明されます。ブカロフは、双対関係と活性化関係を比べて、こう書いています。
双対関係では情報を発する4次元の第1機能が、4次元の受信機能=第5機能に作用するのに対し、活性化関係では4次元の第1機能が、3次元の受信機能=第6機能に作用する。すなわち、第1機能が第6機能=活性化機能を多少なりとも過負荷にする、と言える。
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Если в дуальных отношениях 4-мерная первая〔中略〕функция, выдающая информацию, воздействует на〔中略〕4-мерную приемную пятую функцию, то в отношениях активации 4-мерная 1-я функция воздействует〔中略〕на трехмерно приемную 6-ю. То есть можно сказать,〔中略〕что 1-я функция несколько перегружает 6-ю, актива〔中略〕ционную.
言い換えると、双対では相手の主導機能が自分の暗示機能に入り、活性化では相手の主導機能が自分の動員機能に入るということです。ブカロフは、後者を「多少なりとも過負荷にする」と書き、双対のほうを釣り合いの良い組み合わせとしています。
なお、次元性の一般の割り当てでは、暗示機能は1次元です。ここでブカロフが暗示機能を「4次元の受信機能」と呼ぶのは、受け取れる情報の幅を、相手の主導機能との釣り合いで言っていると読めます。同じ双対の組み合わせを、イェルマークは釣り合いではなく過負荷として書いています(13章)。
暗示機能に相手の創造機能が入る関係もあります。ブカロフはカルペンコ、チキリソワとの共著で、夫婦の組み合わせの統計を報告し、恩恵関係についてこう書いています。
社会的恩恵関係(社会的順序関係)は数で第二位—全関係の10% を占める。これらの関係のこうした魅力は、主に、恩恵者の第2機能が被恩恵者の第5機能に対して持つ示唆効果として、ソシオニクスにおいて記述される。
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The relations of the social order are the second in amount — 10% from all relations. Such attractiveness of these relations is mainly described in socionics by suggestive effect of the second function of the orderer on the fifth function of the ordered.
上の引用にある社会的恩恵関係は、当サイトの恩恵関係のことです。言い換えると、恩恵関係の引きつける力は、与える側の創造機能が、受ける側の暗示機能に示唆を与えることにあるとされます。調べた夫婦の中で、恩恵関係は全体の10%で、関係の種類として2番目に多かったと報告されています。
双対では相手の主導機能が、恩恵では相手の創造機能が、自分の暗示機能に入ります。どちらの関係も、暗示機能に外から情報が入ることで人を引きつけると説明されている点で共通しています。
小括します。ブカロフの暗示機能の記述の軸は、3つです。第一に、示唆を受ける受信の機能という位置づけです。外から管理を受ける側で、超イドブロックとして個人的ニーズに関わります。
第二に、発達の早い段階で満たされはじめる機能という観察です。機能は下から満たされ、暗示機能には幼いうちに関心が現れます。大人では、職業ではなく家での趣味として満たされる例が書かれています。
第三に、関係の引力の説明です。双対では相手の主導機能、恩恵では相手の創造機能が暗示機能に入り、それが関係の魅力になるとされます。双対を「4次元の受信」と書く点は、次元性の一般の割り当てと食い違います。
06ストラティエフスカヤの記述
ヴェラ・ストラティエフスカヤは、16タイプを8位置ごとの長い場面記述で書いた著者です。主著『お別れしないために』の第I部(理論編)には、位置ごとの一般記述があり、暗示機能の節の見出しは「サジェスティヴ(暗示される)機能」です。番号は現行と同じ「第5機能」です。
主著の主題は、題名どおり、別れずにすむ相手をどう見つけるかです。そのため、暗示機能の記述は、双対の相手を探す働きと強く結びついています。
超イド—恥じず、隠さず、押しつける
ストラティエフスカヤは、暗示機能の節の前に、超イドのレベルを超自我のレベルと比べて書いています。
超自我・レベルでは問題は意識化されており、それゆえそれを恥じ、隠そうとするが、超イド・レベルでは問題は意識化されておらず、それゆえそれを恥じることも隠すこともなく、むしろ逆に、最も恥知らずなしかたで他者に押しつけさえする。それゆえ、このブロックはさらに「反良心」、「絶対的弱さの」ブロック、「幼児的ブロック」とも呼ばれる。
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Если на уровне СУПЕРЭГО проблемы осознаются, а потому их стыдятся и пытаются скрыть, то на уровне СУПЕРИД проблемы не осознаются, поэтому их не стыдятся и не скрывают, а даже наоборот, самым бессовестным образом навешивают на других. Поэтому этот блок иногда еще называется "антисовесть", блок "абсолютной слабости", или "инфантильный блок".
つまり、超自我の問題は自覚されているので恥じて隠すが、超イドの問題は自覚されていないので、恥じも隠しもせず、人に押しつけさえするということです。そのため、このブロックは「反良心」「絶対的弱さのブロック」「幼児的ブロック」とも呼ばれる、とされます。
アウシュラが、第8機能の問題は恥じることが少なく気軽に頼めると書いたこと(03章)と、同じ観察を、自覚の有無で説明し直した記述です。「反良心」の語も、アウシュラの要約と共通しています。
休息の区域—足りないと苛立つ
ストラティエフスカヤは、超イドのレベルが役に立たないわけではない、と続けています。
役に立っている、しかも莫大に! 少なくとも、私たちの潜在意識の中に「休息の区域」、「軽減モード」での機能の領域を作り出しているという点だけでも(私たちに超イド・レベルで緊張があるなど、ご免被る!)。(中略)自身のアスペクトに沿って必要な情報が足りないと、これらの機能はただちに「いわれなき」恐怖と苛立ちに転じる緊張の感覚で反応する。
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Приносят, и огромную! Хотя бы уже тем, что создают некую "зону отдыха" в нашем подсознании, область функционирования в "облегченном режиме". (Не хватало еще нам напряжения на уровне СУПЕРИД!)〔中略〕На недополучение нужной информации по своим аспектам эти функции моментально реагируют ощущением "беспричинного" страха и напряжением, переходящим в раздражение.
ストラティエフスカヤの説明では、超イドは、心の中に緊張を下げて働ける「休息の区域」を作っているとされます。超イドで緊張するなどご免だ、という括弧書きに、その感じがよく出ています。
ですが、休息の区域であるぶん、必要な情報が足りないと、すぐに理由の分からない恐怖や苛立ちとして反応するとも書かれています。暗示機能は、満たされているときは気づかれず、欠けたときに不機嫌として表に出る場所だということです。
雑食性—提供されただけで嬉しい
暗示機能の節そのものは、この機能の矛盾した性質から始まります。
だが、まさにここで奇妙なことが起こり始める。「怠惰で気難しい性格」にもかかわらず、この機能は完全に対立する性質を見せる傾向がある。すなわち、過剰なイニシアチブと「雑食性」である。これは、自身のアスペクトに何らかの関連を持つどんな情報でも、そのような情報が誰かによって提供されただけで嬉しいかのように、貪欲に吸収し始めるという形で表現される。
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И вот тут-то начинают происходить странные вещи: несмотря на свой "ленивый и привередливый характер", эта функция склонна проявлять совершенно противоположные свойства, а именно: чрезмерную инициативу и "всеядность". Это выражается в том, что она начинает жадно впитывать любую информацию по своему аспекту, радуясь, что такая информация хоть кем-нибудь предоставляется.
言い換えると、暗示機能は弱く「怠惰」なはずなのに、自分の側面に関わる情報なら何でも、差し出されただけで喜んで吸収するということです。ストラティエフスカヤは、これを「過剰なイニシアチブと「雑食性」」と呼んでいます。
レイニンが、第4機能では外から来た情報を見分けずに取り込むと書いたこと(04章)と、同じ観察です。ただ、レイニンがそれを警戒の対象として書いたのに対し、ストラティエフスカヤは、情報が差し出されることそのものへの喜びとして書いています。
暗示機能の名と、子どもじみたナイーブさ
この性質から、名前の由来が説明されます。
この性質ゆえに、第5機能は「暗示機能」(暗示される機能)という名称を得た。(中略)その際にしばしば、完全に子どもじみたナイーブさと無分別さを見せる。(中略)だが、これがそうはいかなかった以上、それは誰か他人がやればよい、私たちにとっては「余計な頭痛の種」なのである。
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Благодаря этому свойству пятая функция заслужила себе название "внушаемой функции".〔中略〕часто проявляя при этом совершенно детскую наивность и неразборчивость.〔中略〕Но уж если этого не произошло, то пусть этим занимается кто-то другой, для нас это "область〔中略〕лишней головной боли".
つまり、どんな情報にも暗示されるので「暗示機能」と呼ばれ、その受け取り方はしばしば子どもじみてナイーブだということです。その領域の知識や技能を持たないことに、本人は大きな罪悪感を持ちません。
ストラティエフスカヤは、その領域のことは「誰か他人がやればよい」「余計な頭痛の種」と感じられる、と書いています。省いた箇所では、生まれつきその知識を持っていたかった、楽に、丸ごと手に入れたかった、という本人の願いも書かれています。人にやってもらうことを当然のように期待する、という一般像(01章)は、この記述にいちばん近いものです。
分析者—手探りで補う価値を選ぶ
ストラティエフスカヤは、暗示機能に、双対の相手を探す役割を与えています。
—「補完する価値」は、自分の世界感覚に合わせるようにして、いわば「手探り」で選ぶことができる。本質的にこれにあたっているのが、わが第5機能—超イド・レベルで「分析者」として「働く」機能である。
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— "Дополняющие ценности" можно подобрать "наощупь", как бы сверяясь со своим мироощущением, и именно этим, по существу, занимается наша пятая функция, "работающая "аналитиком" на уровне СУПЕРИД.
上の引用にある「補完する価値」は、自分の主導機能の価値と食い違わず、それを補う価値のことです。言い換えると、暗示機能は、自分を補う価値を、世界の感じ方に合わせて手探りで選ぶ「分析者」だということです。
ストラティエフスカヤは、その価値は計算もできると続け、補う側面の条件を4つ挙げています。倫理なら論理、感覚なら直観、外向なら内向、そして合理なら合理です。この4つの条件で、主導機能の要素から暗示機能の要素が一意に決まることを、読者との問答の形で示しています。
双対の主導機能は、共感を引かない
ですが、この探し方には落とし穴がある、とストラティエフスカヤは書いています。
問題は、「心理学的相性の徴標」に対応するならば、わが双対者のプログラム的アスペクトはわがサジェスティヴ・アスペクトに対応しなければならない、つまり、それは同じ一つの情報のアスペクトでなければならないという点だ。(中略)このアスペクトをプログラム的に持つ人々はわが共感を得ず、特別な敬意を引き起こさない。人生の伴侶を彼らの中から探そうということなど、思いつきもしないのだ!
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Дело в том, что в соответствии с "признаками психологической совместимости программный аспект нашего дуала должен соответствовать нашему внушаемому аспекту, т. е. это должен быть один и тот же аспект информации.〔中略〕люди, для которых этот аспект является программным, нашими симпатиями не пользуются и особого уважения не вызывают. Нам и в голову не приходит искать себе спутника жизни из их числа!
つまり、双対の相手の主導機能は自分の暗示機能と同じ要素なのに、その要素は自分の主導機能から見ると大事に思えないので、それを主導機能に持つ人には共感も敬意も湧きにくいということです。人生の伴侶をその中から探そうとは思いつきもしない、と書かれています。
一般像では、暗示機能を満たしてくれる相手には強く惹かれる、とされていました(01章)。ストラティエフスカヤは、意識の上ではむしろ惹かれないと書いています。双対に惹かれるのは、自覚の外で起きることだという書き方です。
テスト—トゥーランドット姫
それでも双対が見つかるのは、暗示機能が自覚の外で働くからだ、とストラティエフスカヤは続けています。
獲得したすべての情報を、それは批判的に選別する、自身だけが持つ特定の「テスト」と照合しながら。(中略)そういうわけで、わが第5機能も「トゥーランドット姫」として働くことになる。特定の潜在意識の構造に対応する「答え」と照合しながら、それは「これがそのパートナーか」「そのパートナーでないか」を判定する。
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всю приобретенную информацию она критически отсортировывает, сверяясь с определенным "тестом", которым располагает только она одна.〔中略〕Вот и получается, что наша пятая функция тоже работает "Принцессой Турандот", сверяясь с "ответами", соответствующими определенной структуре подсознания, она определяет: "тот" это партнер или "не тот".
ストラティエフスカヤの説明では、暗示機能は受け取った情報を、自分だけが持つ「テスト」と照合し、相手が「その人」かどうかを判定するとされます。テストは、情報がどんな価値に合い、どんな方法で実現されるべきかを示す指示書のようなものです。
謎を出して求婚者を試すトゥーランドット姫のたとえは、何でも吸収する「雑食性」と、厳しく選ぶ「検閲」が、同じ暗示機能の中にあることを示しています。どんな情報も喜んで受け取りながら、自分に合うかどうかは自覚の外で選り分けている、という二面です。
タイプ章から—好意を抱く人の味だけを信じる
第II部のタイプ章では、この選り分けが日常の場面で書かれます。ILEの暗示機能はSi(内向感覚)です。ストラティエフスカヤは、ILEについてこう書いています。
新しい味の感覚に対しては不信感をもって接する。しばしば、彼に好感を呼び、関係の良い人々の味のみを信頼する。同様に、尊敬を呼び、本当に信頼し、「愛する」人々の助言にのみ感化される。(中略)しかも「権威ある情報源」への言及はILE〔原文: ドン・キホーテ〕をただ苛立たせるだけである。最も権威ある情報源とは、彼が好意を抱いている人物である。
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К новым вкусовым ощущениям относится недоверчиво. Часто доверяет вкусу только тех людей, которые вызывают у него симпатию и с которыми у него хорошие отношения. Равно, как и внушается советами только тех людей, которые вызывают у него уважение, которым он по-настоящему доверяет и которых "любит".〔中略〕Причем ссылки на "авторитетный источник" будут только раздражать Дон-Кихота. Самый авторитетный источник — это человек, к которому он хорошо относится.
言い換えると、ILEは新しい味を疑ってかかり、好感を持ち信頼する人の味と助言だけを受け入れるということです。「権威ある情報源」を持ち出されると苛立ち、いちばん権威のある情報源は自分が好意を持っている人だ、とされます。
暗示機能は何でも受け入れる、という一般像とは違い、誰から来た情報かで受け入れるかどうかが決まるということです。ストラティエフスカヤは、ILEにとってその役を最もよく果たすのが双対のSEIだと続けています。「テスト」の働きを、食べ物の好みという身近な場面で示した記述です。
小括します。ストラティエフスカヤの暗示機能の記述の軸は、3つです。第一に、自覚されない幼児的な弱さとしての性格です。恥じも隠しもせず、足りないと苛立ち、その領域は誰か他人がやればよいと感じられます。
第二に、雑食性と選別の二面です。差し出された情報を喜んで吸収する一方、自分だけのテストで照合し、好意を持つ人からの情報だけを受け入れます。
第三に、双対探しの役割です。暗示機能は自分を補う価値を手探りで選ぶ「分析者」で、意識の上では双対の主導機能に惹かれないのに、自覚の外では双対を選び出す、とされます。双対探しを暗示機能の中心の働きに置く点は、ほかの研究者にない彼女の持ち味です。
07フィラトワの記述
エカテリーナ・フィラトワは、4チャンネルの枠組み(彼女は「モデル・ユング」と呼びます)でタイプを記述し、その後に8機能のモデルAへ進む順で主著を組んでいます。暗示機能になるのは、モデル・ユングの第4チャンネルです。
読むときの注意を1つ置きます。フィラトワの第4チャンネルは4つしかない位置の4番目で、モデルAの番号では5番にあたります。第3チャンネル(最小抵抗チャンネル)は現行の脆弱機能(4番)です。
第3・第4チャンネルの指向の選び方
フィラトワは、モデル・ユングの4つのチャンネルを、ユングの8つの機能から組み立てています。第1と第4、第2と第3がそれぞれ対立する機能の組になることを確かめたうえで、弱い2つの指向(外向か内向か)の選び方を、こう書いています。
再び実地の観察に立ち返ろう。分かったのは、第3・第4チャンネルの機能の指向を第2チャンネルの機能と同じに(つまり第1と反対に)選ぶと、第3・第4の機能が各心理タイプについて非常に多くの有益な情報を加えてくれる、ということである。
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Вновь обратимся к реальным наблюдениям. Оказалось, что, если вертность функций третьего и четвертого канала выбрать такой же, как и у функции второго канала (а это значит — противоположной первой), то третья и четвертая функции добавят нам очень много полезной информации о каждом психотипе.
言い換えると、第3・第4チャンネルの外向・内向を、主導機能と逆、創造機能と同じに選ぶと、タイプについて多くのことが分かるようになったということです。フィラトワは、この選び方を実地の観察から得たものとして書いています。
例えば、主導機能がNe(外向直観)なら、第4チャンネルはその対立物の感覚を内向にしたSiになります。つまり、ユングの劣等機能の要素を、指向まで含めて決め直したものが第4チャンネルで、これが現行の暗示機能の要素と一致します。
最も暗示にかかりやすく、自ら補償を求める
第4チャンネルの性格を、フィラトワはこう書いています。
そして最後に、第4チャンネルを占める最後の機能。経験的に確かめられたところでは、この機能は最も暗示にかかりやすく、この領域で人は批判を比較的痛みなく受けとめ、助けを快く受け入れる。この機能はしばしば暗示機能と呼ばれる。(中略)これも弱い機能だが、補償が容易に効き、それどころか自ら補償を求める—とりわけその補償が友好的な支えという形でなされる場合には。
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И наконец, последняя функция, занимающая 4-й канал. Опытным путем установлено, что эта функция — наиболее внушаема, в этой области человек относительно безболезненно воспринимает критику и охотно принимает помощь. Часто эту функцию называют суггестивной.〔中略〕Это тоже слабая функция, но она легко поддается компенсации, и, более того, она стремится к ней, особенно если эта компенсация осуществляется в форме дружеской поддержки.
つまり、第4チャンネルは最も暗示にかかりやすく、そこでは批判も比較的痛くなく受け止められ、助けも快く受け入れられるということです。この機能はしばしば暗示機能と呼ばれる、とフィラトワは書いています。
続く一文で、フィラトワは弱い機能でありながら補いやすく、本人のほうから補償を求めると書いています。とくに、友好的な支えの形で補われることを求める、とされます。
直前の第3チャンネル(最小抵抗チャンネル)は、どんな圧力も非常に痛く受け止める位置として書かれていました。同じ弱いチャンネルでも、第3は痛み、第4は受け入れという対比は、アウシュラの第3機能と第8機能の対比(03章)と同じ形です。
モデル・ユングが下の環の暗示機能を取り出した理由
フィラトワは、8機能のモデルAを説明する第III部で、なぜモデル・ユングの4つ目に暗示機能が入っているのかを書いています。
しかし、モデル・ユングでは、下の環に属する暗示機能(ブロックIIIの第2機能、私たちの例ではNi〔内向直観〕)が特に取り出されている。この暗示機能がモデル・ユングで用いられたのは、それが被暗示性を持つことに関係しており、これはインタータイプ関係を検討する際にかなり重要である。双対同士においては、まさに一方のプログラム機能が、他方の暗示機能と同一であることを思い出そう。
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Однако в модели Ю выделена суггестивная функция (вторая в блоке III, в нашем примере это БИ), которая принадлежит нижнему кольцу. Заметим, что суггестивная функция была использована в модели Ю в связи с ее внушаемостью, что достаточно важно при рассмотрении интертипных отношений. Напомним, что у дуалов именно программные функции одного тождественны суггестивным другого.
上の引用にある「下の環」は、モデルAのバイタルリングのことです。言い換えると、モデル・ユングは、上の環(メンタルリング)の4つのうち3つと、下の環の暗示機能だけを使っています。暗示機能が選ばれたのは、その被暗示性がタイプ間の関係を考えるうえで重要だからだということです。
フィラトワは、双対どうしでは一方のプログラム機能(主導機能)が他方の暗示機能と同じ要素だ、と念を押しています。暗示機能は、関係を読むための位置として、4つしかない枠組みの中にも残されたということです。
双対—プログラム機能と暗示機能の実線
タイプ間の関係を扱う章で、フィラトワは双対の夫婦の例を図式で説明しています。
一方のプログラム機能(第1機能)が、他方の暗示機能(第4機能)と直接結びついており(図式では実線で結ばれている)、プログラム実現機能(第2機能)は、痛点機能(第3機能)と間接的に結びついている(それぞれ点線で結ばれている)。(中略)それぞれのパートナーが、相手が最もそれを必要としているまさにその領域において、相手を支えているのである。(中略)ソシオニクスでは、この種の関係は、完全な相補、すなわち双対化の関係と呼ばれる。
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программные функции напрямую связаны с суггестивными функциями (они соединены на схемах сплошными линиями), а функции реализации программы соединены опосредованно с болевыми функциями (они соединены, соответственно, пунктирными линиями).〔中略〕каждый партнер поддерживает другого именно в той области, в которой тому больше всего это требуется.〔中略〕Такого рода отношения в соционике носят название отношений полного дополнения или дуализации.
フィラトワの説明では、双対では、一方の強い主導機能が、他方の弱い暗示機能を直接支えるとされます。これが互いに起きるので、それぞれが、相手が最も必要としている領域で相手を支えることになる、という図式です。
引用の第4機能は、モデル・ユングの番号で、現行の暗示機能です。図式の実線は同じ要素どうしの直接の結びつきを、点線は向きの違う要素どうしの間接の結びつきを表します。フィラトワは同じ箇所で、第4機能は最も弱いが、誰もがこの機能への助けは喜んで受け入れるとも書いています。
小括します。フィラトワの暗示機能の記述の軸は、3つです。第一に、ユングの劣等機能を指向まで決め直した位置としての成り立ちです。第3・第4チャンネルの指向を観察から選び直した結果、第4チャンネルが現行の暗示機能の要素になりました。
第二に、最も暗示にかかりやすく、自ら補償を求めるという性格です。批判は痛くなく、助けは快く受け入れられ、友好的な支えで補われやすいとされます。
第三に、関係を読むための位置としての役割です。暗示機能は被暗示性ゆえに4チャンネルの枠組みにも残され、双対では相手の主導機能に直接支えられます。
08イェルマークの記述
ウラジーミル・イェルマークは、モデルAをシステム論の語彙で組み直した研究者です。8位置に固有の名と、情報処理のパラメータ(経験・規範・状況・時間)の数による次元を与えました。主著『人を理解することを学ぶには』では、暗示機能を「機能5」と呼び、個人的経験と名づけています。番号は現行と同じで、パラメータは経験の1つだけです。
イェルマークの枠では、暗示機能は動員機能(機能6)と組んで、バイタルの側の「管理ブロック1」をなします。この章では、そのブロックで暗示機能が何を判断し、どう働き、満たされないと何が起きるかを見ます。
「自分のもの―自分のものでない」
イェルマークは、心の構造を説明する箇所で、暗示機能が受け持つ判断をこう書いています。
容易に根拠づけられるように、ある管理影響について意思決定が行われる過程では、各個体にとって重要な「自分のもの―自分のものでない」という問いの解決、ひいては世界への「組み込み」(中略)は、個人的経験 に基づいて行われる。
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Нетрудно обосновать, что в процессе принятия решения по поводу некоторого управляющего воздействия, решение важного для каждого индивида вопроса "моё — не моё" и, следовательно, включение” в мир〔中略〕происходит на основе индивидуального опыта
言い換えると、ある働きかけを受けたとき、それが「自分のものか、自分のものでないか」を決め、世界に自分を組み込むかどうかは、個人的経験、つまり暗示機能でなされるということです。
省いた箇所の脚注で、イェルマークは、心を周りの世界へ組み込む影響が、しばしば「暗示(ラテン語の suggestio から)」と呼ばれると書いています。つまり、暗示機能の名前を、「自分のものかどうか」の判断と、世界への組み込みとして定義し直しているということです。続く文では、「できるか、できないか」の判断は動員機能(個人的規範)の側に置かれます。
意思決定は「黙って」
イェルマークは、日常の課題がどう片づけられるかを、こう書いています。
個人的活動の保証のための、習慣的かつ既知の、「日常的な」課題(個人的活動のスーパーブロック Vital)を、人間はいわば自動的に解決する—正常な条件のもとで、意思決定は「黙って」、外見上は気づかれずに行われ(管理ブロック1、超イド—機能5と6)、執行は「自動的」で、執行の瞬間には意識されず、ときには衝動的なように見える(執行ブロック1、イド—機能7と8)。
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Привычные и знакомые, "повседневные" задачи обеспечения индивидуальной жизнедеятельности (суперблок индивидуальной жизнедеятельности УиИа1) человек решает, как бы, автоматически — в нормальных условиях принятие решения происходит "молча", внешне незаметно (управляющий блок 1, суперИД — функции 5 и 6), а исполнение - “автоматическое”, в момент исполнения неосознаваемое, иногда как бы импульсивное (исполнительный блок 1, ИД - функции 7 и 8).
つまり、慣れた日常の課題では、暗示機能と動員機能が外から気づかれずに「黙って」決め、イドの機能が自動的に実行するということです。暗示機能は、意識して考える前に、決定の入口で働いているとされます。
イェルマークは別の脚注で、このバイタルの側の働きを「無意識」と呼ぶのは正しくないと書いています。精神分析の「無意識」とは別のもので、ふだんは意識の外で自動的に起こるが、必要なら自覚できる、つまり「非自覚」と呼ぶべきだという立場です。ストラティエフスカヤが超イドを「自覚されない」と書いたこと(06章)と並べて読むときの注意になります。
満たされないと—組み込まれなさ
暗示機能に情報が入らないと何が起きるかを、イェルマークは心の歪みの例として書いています。
管理ブロック1(超イド)の機能5(個人的経験、暗示性)に、対応するアスペクト(中略)の情報が長く到来しない場合、人間にはいずれ、社会への組み込まれなさ(求められていない、必要とされていない、社会における自分の地位の不確定性等)の感覚が発達する。(中略)もちろん、必ずしも神経症にまで至るわけではないが、周囲世界との相互作用への自分の組み込まれなさへの不安を、人は必ず表現する—たとえば、人生の無意味さに関する同じ訴えとして。
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Если на функцию 5 (индивидуальный опыт,суггестивная) управляющего блока 1 (суперИД) подолгу не поступает информация соответствующего аспекта〔中略〕у человека рано или поздно развивается ощущение невключённости в социум (невостребованности, ненужности, неопределённости своего положения в социуме и т.д.).〔中略〕Конечно, до неврозов доходит не всегда, но беспокойство своей невключённостью во взаимодействие с окружающим миром человек будет выражать обязательно, например, теми же жалобами на бессмысленность жизни.
イェルマークの説明では、暗示機能に対応する情報が長く入ってこないと、社会に組み込まれていない感覚、つまり求められていない、必要とされていないという感覚が育つとされます。省いた箇所では、することがなく人生が無意味だという神経症的な訴えにまで至る例が、別の心理学者の文章から引かれています。
必ず神経症になるわけではないが、組み込まれなさへの不安は必ず何かの形で表に出る、とイェルマークは書いています。アウシュラの「捨てられた子」(03章)を、社会への組み込みの言葉で書き直した記述と読めます。
3〜7歳の「ほしい」
イェルマークは、超イドブロックに中身が入る時期を、3〜4歳からと書いています。その時期の子どもの姿は、こうです。
子どもは「我儘」になる—3〜7歳の年齢に特徴的な、子どもの周囲世界との相互作用における姿勢は「ほしい」…。これは通常、親や周囲の人々によって我儘として受け取られる。しかし実際には、おおよそ7歳までに、子どもはすべてを自分に「当てはめ」ている: 情報アスペクト構造に対応するものは、自分のモデルの心的機能を充填し、対応しないものは捨てる。
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Ребёнок становится “капризным”- характерная для возраста 3 — 7 лет позиция ребёнка во взаимодействии с окружающим миром - “хочу”... Это обычно воспринимается родителями и окружающими как капризы. А на самом деле примерно до 7 лет ребёнок всё “примеряет“ к себе: сответствующим информационной аспектной структуре наполняет психические функции своей модели, несоответствующее — отбрасывает.
イェルマークの見方では、3〜7歳の子どもの「ほしい」は、わがままではなく、自分に合うものを選んで暗示機能を満たしている過程です。合うものは取り入れ、合わないものは捨てる、とされます。
イェルマークは、この時期の「わがまま」を断ち切ると、世界に組み込まれにくく、必要とされていないと感じる歪みが残ると書いています。親や教育者の役目は、禁止をできるだけ使わずにわがままに耐え、子どもが望むものを探して選ぶのを妨げないことだ、とされます。
ブカロフも、暗示機能の関心は幼いうちに現れると書いていました(05章)。暗示機能は子どものうちに満たされはじめる位置として、2人の書き方は一致しています。
小括します。イェルマークの暗示機能の記述の軸は、3つです。第一に、「自分のものかどうか」を決める個人的経験としての定義です。暗示は、世界に自分を組み込む影響として言い直されます。
第二に、黙って働く入口としての位置づけです。慣れた課題では、暗示機能は気づかれないまま決定の入口で働き、それは無意識ではなく必要なら自覚できる「非自覚」とされます。
第三に、満たされないことの帰結です。情報が入らなければ組み込まれなさの不安が育ち、幼いころの「ほしい」を断たれることがその原因になる、と書かれています。
09カルペンコの記述
オリガ・カルペンコは、キエフの国際ソシオニクス研究所でブカロフとともに活動してきた研究者です。機関誌の論文で、暗示機能を「第5機能」と呼び、超イドブロックの働きとして、構えの理論と関係の結合の理論から書いています。番号は現行と同じです。
構え「彼ら−」—第5機能に生まれる不信感
カルペンコは、構えの理論で、暗示機能の働きが変わる場合を書いています。構えとは、心理学者エリック・バーンの交流分析に由来する考え方で、「私」「あなた」「彼ら」のそれぞれを肯定(+)で受けとめるか否定(−)で受けとめるかのことです。構え「彼ら−」は、自分の外の世の中を否定的に受けとめる構えです。
私の見るところ、そこでは第5機能に、この機能には普通でない不信感が生じる。第5機能もまた入力向きに、社会との相互作用向きに設計されているからである。(中略)そして実際、たとえば第5機能が感覚(中略)の(ILE)や(IEE)は、構え「彼ら−」のもとでは、食べ物について普通でないほど選り好みが激しくなり、新しいものを試すことを拒み、健康について、あるいは単に快適さについての助言をはねつけ、そもそも、正常であれば外部からの働きかけによる暗示(サジェスチョン)が起きるはずの話題を避けるようになる。
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Установку «Они–» гораздо сложнее отследить в витальном кольце. Как мне кажется, там возникает необычная для 5-й функции недоверчивость, поскольку 5-я функция тоже рассчитана на вход, на взаимодействие с социумом. И действительно, например (ИЛЭ) или (ИЭЭ) с 5-й сенсорикой ( 5) при установке «Они–» оказываются необычно избирательными в еде, отказываются пробовать новое, отвергают советы относительно здоровья или даже просто комфорта, вообще избега- ют тех тем, по которым в норме происходит суггестия внешними воздействиями.
言い換えると、世の中を否定的に見る構えの人では、本来は外からの暗示を受け入れるはずの第5機能に、普通でない不信感が生まれるということです。カルペンコは、第5機能も入力向きの、社会と関わる機能だからだと説明しています。
ILEやIEEの暗示機能はSi(内向感覚)です。そのため、この構えでは食べ物に極端にうるさくなり、健康や快適さについての助言をはねつける、とされます。ユングが外向的直観型の身体感覚の見落としを書いたこと(02章)と、同じ要素の別の現れ方です。
同じ論文で、カルペンコはLIIの例も書いています。LIIの暗示機能はFe(外向倫理)です。
そのような(LII)からは、こんな言葉が聞かれることがある。「うっ、それは感情的すぎる!」「ああ、その感情はやめてくれ、どこかへしまってくれ—疲れるんだ」。普段の(LII)なら正常に耐えられ、エネルギー的にはそこから栄養補給さえ受けているまさにそのものを、「彼ら−」の場合には、加減し、制限しようとするのである。
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От такого можно услышать: «Ой, это слишком эмоционально!», «Ой, оставь эти свои эмоции, спрячь их куда-то — они меня утомляют». То, что обычно нормально пе- реносит, и от чего энергетически подпитывается, именно это в случае «Они–» он пытается дозировать, ограничивать.
つまり、普段のLIIなら耐えられ、エネルギーの補給さえ受けている感情の表現を、この構えでは加減させ、制限しようとするということです。「その感情はやめてくれ、どこかへしまってくれ」という台詞が、それをよく表しています。
カルペンコの書き方では、暗示機能は本来、外から来るものを受け入れ、そこから栄養を得る場所です。構えしだいで、その受け入れが不信や選り好みに変わる、ということです。ストラティエフスカヤの「テスト」(06章)が自覚の外の選別だったのに対し、カルペンコの「彼ら−」は世の中への構えが選別を厳しくするという説明です。
鞭と飴
カルペンコは、心理的防衛を論じた論文で、超自我と超イドの違いをこう書いています。
私たちがセミナーで言うように、超自我による操縦は鞭による操縦であり、超イドブロックによる操縦は飴による操縦である。この意味で、超自我に沿った情報が防衛の必要を呼び起こし、超イドに沿った情報が「ただもう少し食べたい」という欲求を呼び起こすのは、自然なことである。
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Как мы говорим на семинарах: управление по СуперЭго — это управление кнутом, управление по блоку СуперИд — это управление пряником. В этом смысле естественно, что информация по СуперЭго вызывает необходимость защищаться, а информация по СуперИд вызывает желание «просто скушать еще».
言い換えると、超自我は罰の側から、超イドはごほうびの側から人を動かすということです。そのため、超イドに沿った情報は「ただもう少し食べたい」という欲求を呼び起こす、とされます。
暗示機能に沿った情報は、身を守る必要を感じさせず、もっと欲しくなるものとして受け取られます。ストラティエフスカヤの「雑食性」(06章)や、ロスランキナとピャトニツキーの「あまり制御のきかない欲求」(11章)と、同じ向きの記述です。
活性化結合—超イドが満たされると自我が動く
カルペンコは、モデルAの内部の結合を論じた論文で、超イドと自我の間の結びつきをこう書いています。
そして、モデルに表れている、もう一種類の結合がある。これらの結合を活性化結合と名づけよう。(中略)超イドブロックが活性化されるとき、このブロックが十分な情報を受け取るとき—比喩的に言えば、それが強力な情報的栄養補給を受け取るとき—タイプは、自我ブロックの機能によって、より活発になる。活性化と双対性が人の創造的発現を促進する等々の話をするとき、念頭に置かれているのはこの効果である。
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И ещѐ один род связей, которые представлены в модели. Назовѐм эти связи активирующими.〔中略〕когда активируется блок СуперИд, когда этот блок получает достаточно информации,— образно говоря, когда он получает мощную информационную подпитку, тип становится более активным по функциям блока Эго. Этот эффект имеют в виду, когда речь идѐт о том, что активация и дуальность способствует творческому проявлению человека и т.д.
省いた箇所で、カルペンコはこの見方をブカロフのものとして紹介しています。言い換えると、超イドブロックが十分な情報を受け取ると、その人は自我ブロックの機能でより活発になるということです。カルペンコは、これを活性化結合と名づけています。
同じ論文の続きでは、超イドが双対や活性化の相手から十分な支えを受けると、人は安心して自分の自我に携われると書かれています。反対に、超自我に多くを受けすぎると、気分が悪くなり漠然とした不安が生じる、とされます。暗示機能が満たされることが、主導機能と創造機能を自由に使う条件になるという組み立てです。
幻想と準双対—支えと打ち消しが同時に起きる
同じ論文で、カルペンコは16の関係を、モデルAの機能どうしの結合の図式で説明しています。暗示機能に関わるのは、双対に似ていながら食い違いもある2つの関係です。
カルペンコによれば、この2つの関係には、どちらにも双対に特有の支えと、打ち消し合う結合の両方があります。準双対関係では、相手の主導機能が自分の暗示機能と同じ要素で、ここは双対と同じ支えになります。一方、幻想関係では相手の規範機能が自分の暗示機能と同じ要素になり、カルペンコはこの結びつきを、打ち消し合う結合に数えています。支えと打ち消しが同時に起きることが、2つの関係の「中途半端さ」を作る、という説明です。
つまり、暗示機能に相手のどの位置の要素が入るかで、その結びつきは支えにも打ち消しにもなるということです。主導機能が入れば支え、規範機能が入れば打ち消しになる、という対比です(13章)。
小括します。カルペンコの暗示機能の記述の軸は、3つです。第一に、本来は外からの暗示を受け入れ、そこから栄養を得る入力の機能という位置づけです。世の中を否定する構えでは、そこに不信と選り好みが生まれます。
第二に、ごほうびの側から人を動かすという性格です。超イドに沿った情報は、防衛ではなく「もう少し欲しい」を呼び起こします。
第三に、関係と内部の結合の説明です。超イドが満たされると自我が活発になり、暗示機能に相手の主導機能が入るか規範機能が入るかで、支えにも打ち消しにもなります。
10グレンコの記述
ヴィクトル・グレンコは、キエフで「人道主義ソシオニクス」学派を主宰する研究者です。
読むときの注意です。グレンコの体系(モデルG)の位置の名と番号は、モデルAと一部しか対応しません。暗示機能に入る要素は、モデルGでは第6「双対機能」に置かれます(『64の肖像』の16タイプの見出しを照合すると、16タイプすべてで一致します)。番号は違い、名前は双対の相手を指す語になっています。
この章では、双対機能の定義、超イドブロックの書き方、そしてタイプ節からの1つを取り上げます。
双対機能—駆動され、安定し、エネルギーの供給を受ける
グレンコは、モデルGの8位置のうち第6「双対機能」を、こう定義しています。
- 双対機能 ― 駆動される、安定的、内的。行動パターンや習慣の長期記憶。エネルギー供給位置(環境から取得した供給を必要とする)は、当該タイプを制御できる円滑な方法を設定する。(中略)実現/創造(2)と双対(6) ― エネルギー最適機能。当面の課題を解決するのに必要なだけのエネルギーを取る。
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6. Dual function — driven, stable, internal. Long-term memorization of behavior patterns, habits. The energy feed position (needs feed taken from the environment) sets the smooth way in which the given type can be controlled.〔中略〕Realization/creative (2) and Dual (6) — Energooptimum functions that take as much energy as needed to solve the current task;
つまり、グレンコは暗示機能の要素を、行動の型と習慣の長い記憶で、環境からのエネルギーの供給を必要とする位置として書いています。そして、その供給を通して、そのタイプを円滑に導く方法が決まる、とされます。
エネルギーの配分では、双対機能はモデルGの実現機能(2)(モデルAの実演機能の要素が入る位置)と組んで、「エネルギー最適」の対をなします。当面の課題を解くのに必要なだけのエネルギーを取る、とされます。また、モデルGでは、双対機能は顕示機能(モデルAの創造機能の要素が入る位置)と同じ「創造的自己実現のブロック」に入り、近い距離の、自分の領域と見なす場で働く位置に置かれています。
「当該タイプを制御できる円滑な方法」という言い方は、この要素で供給を受けると、そのタイプは逆らわずに動くという意味に読めます。アウシュラの「社会のあとに従う」(03章)やブカロフの「世界と社会が人を管理する」(05章)と、同じ観察を集団の中の働きかけ方として書いたものです。
超イド—「したい」のブロック
『64の肖像』の用語集で、グレンコは4つのブロックを強さと分化の2軸で書き分けています。
それは4つの主要なブロックから成ります。自我ブロックは、最も強力で分化した二つの機能から成ります。(中略)イド(ID)ブロックは、強いが弱く分化した二つの機能から成ります。(中略)超自我ブロックは、分化しているが力の弱い機能を持ちます。社会におけるタイプの適応ブロック(「ねばならない」ブロック)。(中略)超イドは、絶対的な力が小さい、最も分化していない機能を持っており、タイプにとって好ましいコミュニケーション環境、すなわちタイプ間相互作用への含めてのブロック(「したい」ブロック)を作り出します。
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Model A — also known as the revision socionic model (coined by Ausra Augustinaviciute and still vastly used), Model A describes the transformation of information between the eight mental functions within the sociotype in the process of interaction with the surrounding reality. It consists of four main blocks. The ego block consists of two of the most powerful and differentiated functions: the block of solving social problems, as well as the block of expansion of the sociotype into society (the “know” block). The block ID consists of two strong but weakly differentiated functions: the background solution block〔中略〕and the block of expansion subordinated to the goals of society (the “can” block). The super-ego block has differentiated but less powerful functions: the type’s adaptation block in society (the “must” block). The super-id, which has the least differentiated functions with a small absolute power, creates a favorable communicative environment for the type, a block of inclusion in the intertype interaction (block “want”).
言い換えると、超イドブロックは絶対的な力が小さく、最も分化していない機能からなり、そのタイプにとって好ましいコミュニケーションの環境を作る「したい」のブロックだということです。超自我が「ねばならない」、自我が「知る」と呼ばれるのと対になっています。
ユングの分化の語(02章)で言えば、暗示機能は強さでも分化でも最も下にある側です。それでいて、「したい」というそのタイプの望みと、人との関わりへの入り方を決める、という書き方です。レイニンの「私は欲する」(04章)と、同じ領域を同じ語で書いていることが分かります。
タイプ節—ILEの快適感覚
タイプ節では、双対機能が日常の好みとして書かれます。ILEの双対機能はSi(内向感覚)です。グレンコは、ILEについてこう書いています。
このILEは物体の物理的特性を評価するのにしばしば不確かである。あらゆるものを見、嗅ぎ、聞く。食べ物や飲み物の味を判定するには、相当な量を必要とする。(中略)病気と健康の問題に興味を持つ。病気の場合、ILEは増加した分量の薬を服用し、過激な治療法を求める。しかし、日常的な予防医学には頓着しない。
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This ILE is often uncertain in assessing the physical qualities of objects. He looks at, sniffs, and listens to everything. To assess the taste of food or drinks, he requires a significant amount of them.〔中略〕He is interested in issues of illness and health. If sick, ILE takes an〔中略〕increased dose of medication and seeks radical methods. However, he is not concerned with daily preventative medicine.
ILEは、物の物理的な性質の見極めに自信がなく、味を確かめるのにも多めの量が要るとされます。病気と健康には関心があり、病気になると薬を多めに飲み、過激な治療法を求める一方で、日常の予防には頓着しない、と書かれています。
健康への関心が強いのに、日頃の手入れには向かわない、という組み合わせです。関心はあるのに自分では加減が分からないところに、暗示機能の弱さが出ています。ユングの外向的直観型の心気症(02章)、レイニンのIEEとILEの心気症(13章)と並べると、Siが暗示機能のタイプの健康への不安は、系統の違う研究者が繰り返し書いている観察であることが分かります。
小括します。グレンコの体系では、暗示機能の要素はモデルGの双対機能に置かれ、番号は違いますが名前が双対の相手を指しています。行動の型と習慣の記憶で、環境からの供給を受ける位置とされ、実現機能と組んでエネルギー最適の対をなします。
また、超イドブロックは最も力が小さく最も分化していない「したい」のブロックと定式化され、タイプ節ではILEの健康と快適さへの、関心と加減の分からなさとして書かれています。
11その他の論者の記述
主要な研究者章に収まらない論者の記述を、この章にまとめます。取り上げるのは、イェルマークの体系を継ぐシステム・ソシオニクス学派の2本です。1本はエグリトの論文「機能の次元」(機関誌、2007年)で、暗示機能を「個人的経験」の名で論じ、自己報告の例を添えています。もう1本はロスランキナとピャトニツキーの論文(『ソシオン』1997年)で、エグリトが同じ節で引いています。原文はどちらもロシア語で、引用は当サイトの訳です。
自動で働き、あとから気づく
エグリトは、暗示機能の節をこう書き始めています。
第5機能(「個人的経験」)は、バイタルのブロックである超イドにある。そのため、この機能による情報の処理は自覚されずに起こる。よく言われるように「自動で」であり、人は自分の反応にあとから気づくことが多い。第5機能は暗示機能と呼ばれる。
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5-ая функция («индивидуальный опыт») находится в витальном блоке Суперид, поэтому обработка информации этой функцией происходит неосознаваемо, как говорят, «на автомате» — часто человек осознает свою реакцию постфактум. 5-ую функцию называют суггестивной.
つまり、暗示機能は超イドにあるので、その情報の処理は自覚されずに「自動で」起こり、人は自分の反応にあとから気づくことが多いということです。
イェルマークの「黙って」(08章)とストラティエフスカヤの「自覚されない」(06章)を、エグリトは反応のあとで気づくという、本人の体験の側から書いています。
被暗示性は、個人的な経験で選択的に決まる
ロスランキナとピャトニツキーは、1次元の機能についての論文で、暗示機能をこう書いています。
興味深いのは、高い被暗示性を持つ暗示機能が、もっぱら個人的経験だけを含んでいることである。つまり、被暗示性は、深く個人的な経験によってのみ選択的に決まる。逆に言えば、暗示されたものは経験として蓄積される。(中略)生涯にわたって、まさに低次元の機能について材料を蓄えようとする人は少なくない。ここにはまず何より、暗示機能についての情報をできるだけ多く得たいという、あまり制御のきかない欲求が含まれる。
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Интересно, что суггестивная функция, обладающая повышенной внушаемостью, содержит исключительно индивидуальный опыт. Т. е. внушаемость селективно задается только глубоко индивидуальным опытом. И наоборот: то, что внушается, накапливается как опыт.〔中略〕Можно наблюдать немало людей, стремящихся на протяжении жизни накапливать материал именно по маломерным функциям. Сюда относится, прежде всего, слабо контролируемое стремление получить побольше информации по суггестивной функции.
言い換えると、暗示機能は暗示にかかりやすいが、何に暗示されるかは、深く個人的な経験によって選択的に決まるということです。逆に、暗示されたものは経験として積み重なっていく、とされます。
2人は、生涯にわたって低次元の機能の材料を集めようとする人が多いと書き、その筆頭に暗示機能の情報をできるだけ多く得たいという、あまり制御のきかない欲求を挙げています。かかりやすさと選り好みが同じ機能の中にあるという点で、ストラティエフスカヤの雑食性とテスト(06章)と同じ二面を書いています。
アンテナ—「自分のもの/自分のものでない」
エグリトは、この引用を受けて、暗示機能の選び方をこう書いています。
暗示機能には、«自分のもの/自分のものでない»という目印で情報を見分ける、独自の敏感な指標があるという印象を受ける。(中略)まさに機能の1次元性とバイタル性のおかげで、この価値は、社会の規範にも、自分自身の個人的な型(規範)にも「手をつけられない」まま残ることができる。それらは、個人の「正しさ」「自分のもの」の感覚に収まらなければ、認められない。第5機能はアンテナのように働き、自分のアスペクトについての多様な情報の中から、その人にだけ必要なものを拾い上げる。
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Создается впечатление, что суггестивная функция имеет свой чуткий индикатор на различение информации по признаку «мое/не мое».〔中略〕Именно одномерность и витальность функции позволяет этой ценности остаться «нетронутой» ни нормами общества, ни своими индивидуальными шаблонами (нормами). Они не признаются, если не вписываются в индивидуальное ощущение «правильности», «своего». 5-ая функция работает как антенна, вылавливая из всего многообразия информации по своему аспекту, нужную только этому человеку.
つまり、暗示機能には「自分のもの/自分のものでない」で情報を見分ける敏感な指標があり、アンテナのように働くということです。多様な情報の中から、その人にだけ必要なものを拾い上げるとされます。
エグリトは、この見分けの基準は、1次元でバイタルであるおかげで、社会の規範にも自分の型にも手をつけられずに残ると書いています。暗示機能の選り好みは、規範や習慣で作られたものではなく、もとのままの感覚だという考え方です。イェルマークの「自分のもの―自分のものでない」(08章)を、学派の中で観察として確かめ直した記述と読めます。
自己報告—口を開けて聞いていた
エグリトは、暗示機能の例として、質問への回答をいくつか挙げています。次は、暗示機能がNe(外向直観)のSEIの回答です。「どんな情報を吸収し、それをどう使うか」という問いへの答えです。
出来事がどう展開しうるかという可能性についての情報。でも、何かを予想したり見積もったりしなければならないたびに、何もうまくいかない。状況が違う、新しい—すると私は途方に暮れる。(中略)私は口をぽかんと開けて聞いていた。政治にはとくに詳しくないし、正直なところ興味もないのに。でも、その人が状況の断面を正しく見ていて、何が何につながるか、どうすればよりよかったかが分かっているという、その事実そのものが、とても印象的だ。深い尊敬の念を呼び起こす。
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Информацию о возможных вариантах развития событий, но каждый раз, когда мне нужно что-то предугадать, рассчитать — ничего не получается. Ситуация другая, новая — я теряюсь.〔中略〕Я слушала с открытым ртом, хотя в политике не разбираюсь особо и не интересна она мне вообще-то. Но вот сам факт, что человек правильно видит срез ситуации, что к чему приведет и как было бы лучше, — это очень впечатляет. Глубокое уважение вызывает
この回答者は、出来事がどう展開するかの可能性について、自分で予想しようとするとうまくいかず、状況が新しいと途方に暮れると書いています。一方で、友人が状況を正しく読み、どうすればよかったかを語るのを、口を開けて聞いていたとも書いています。
興味のない話題でも、その人の見通しの確かさに強く感心し、深い尊敬を感じるという書き方です。自分ではできないことを、できる人から受け取ることに喜びがある、という暗示機能の典型として、エグリトはこの回答を挙げています。
見ているほうが心地よい
エグリトは、例の後で、暗示機能の情報の受け取られ方をこうまとめています。
暗示機能についての情報は、面白く、好奇心をそそり、印象に残る。人はそれに「乗せられる」。自分も同じようにできたらいいのに、同じようにできるようになりたい、と思う。暗示機能については、人は被暗示的である。暗示機能では、実行する側より観察する側でいるほうが心地よい。たいていは自分自身の経験が、自分では同じようにはできないことを示しているからである。«自分のもの»という目印に合わない情報は、暗示機能にとって拒否を引き起こし、しつこく繰り返されると、受け取るのが不快になる。
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Информация по суггестивной функции — интересна, любопытна, впечатляет, на нее «ведутся». Хочется, чтобы у самого получалось так же, хочется научиться так же. Человек по суггестивной функции — внушаемый. По суггестивной функции приятнее быть наблюдателем, чем исполнителем, потому что собственный опыт, как правило, показывает, что у самого так же не получается. Информация, которая не подходит по признаку «мое» для суггестивной функции вызывает отторжение, неприятна для восприятия, если назойливо повторяется.
言い換えると、暗示機能の情報は面白く、印象に残り、人はそれに乗せられやすいが、そこでは自分でやるより見ているほうが心地よいということです。自分でも同じようにできるようになりたいと思いながら、経験上自分ではうまくいかないと知っているから、とされます。
一方で、「自分のもの」に合わない情報は拒否を呼び、しつこく繰り返されると不快になる、とも書かれています。受け入れやすさと拒否が、同じ「自分のもの」の基準で分かれるという整理です。
小括します。システム・ソシオニクス学派の2本は、暗示機能を自動で働き、あとから気づく位置として書いています。そのうえで、被暗示性は個人的な経験で選択的に決まり、暗示機能は「自分のもの/自分のものでない」で情報を拾うアンテナとして働く、とされます。
また、エグリトは自己報告の例から、できる人の話を見聞きすることへの喜びと、自分でやるより見ているほうが心地よいという観察を加えています。いずれも、イェルマークの「個人的経験」の定義を、体験と観察の側から確かめようとした文章です。
12研究者間で残る中核と食い違い
この章は、03〜11章の研究者別の記述を、当サイトの責任で突き合わせます。新しい引用は置かず、研究者を横断して残る中核、差の所在、差の由来の仮説の順に進み、最後に誰が何と言ったかを名指しで並べます。小括は、この章では置きません。
研究者を横断して残る中核
第一に、その要素については、自分では分からず、人から受け取ることで満たされることです。アウシュラ(説明と世話)、レイニン(他の人々が知っていること)、ブカロフ(受信の機能)、フィラトワ(自ら補償を求める)がこれを書いています。
一般像の「人に教えてもらうとうれしい」(01章)は、主要な研究者に共通する観測です。イェルマークの「世界への組み込み」とグレンコの「環境からの供給」も、同じことを理論の語彙で書いたものと読めます。
第二に、暗示にかかりやすく、批判されても痛まないことです。アウシュラ(批判を世話として受け止める、意見は容易に影響を受ける)、レイニン(識別なしに取り込む)、フィラトワ(最も暗示にかかりやすく、批判を比較的痛みなく受け止める)が書いています。ストラティエフスカヤの「雑食性」とエグリトの「乗せられる」も同じ側に並びます。
同じ弱い機能でも、脆弱機能は触れられると痛む位置として書かれていました。暗示機能は、弱いのに痛まず、むしろ受け取りたがるという対比は、ほぼすべての研究者に共通します。
第三に、本人には自覚されにくく、子どものような弱さとして書かれることです。ストラティエフスカヤ(幼児的ブロック、子どもじみたナイーブさ)、イェルマーク(黙って働く、3〜7歳の「ほしい」)、エグリト(あとから気づく)が書いています。アウシュラの「捨てられた子」とブカロフの5〜6歳の関心も、子どもの比喩と時期で同じ領域を指しています。
第四に、双対の相手の主導機能によって満たされることです。アウシュラ(デュアル化が発達させる)、ブカロフ(4次元の第1機能が第5機能に)、ストラティエフスカヤ(双対を選び出す)、フィラトワ(プログラム機能と暗示機能の実線)、イェルマーク(双対では第一機能が第五機能へ。13章)がこれを書いています。
関係論の中心にこの位置を置く点は、系統の違う研究者で一致しています。グレンコがこの位置に「双対機能」の名を付けたのも、同じ観測の表れです。
第五に、満たされることが、本人の安定と自我の働きの条件になることです。アウシュラ(社会がニーズを考慮していれば幸福)、ストラティエフスカヤ(足りないと苛立つ)、イェルマーク(入らないと組み込まれなさ)、カルペンコ(満たされると自我が活発になる)が書いています。
差の所在
第一に、差は受け入れが無差別か選択的かに集中しています。レイニンとフィラトワは、暗示機能を最も暗示にかかりやすい、識別なしに取り込む場所として書きます。一方、ストラティエフスカヤ(テスト、好意を抱く人の味だけ)とカルペンコ(構えしだいで不信)は、受け取るものを選んでいることを書いています。ロスランキナとピャトニツキー(個人的な経験で選択的に決まる)とエグリト(アンテナ)も、同じ側に並びます。
ストラティエフスカヤは、何でも吸収する雑食性と厳しい選別を同じ節で書いており、この2つを矛盾ではなく同じ機能の二面として扱っています。研究者によって、どちらの面を前に出すかが違います。
第二に、暗示にかかりやすいことの評価です。レイニンは、だまされやすさとして警戒し、自分の第4機能を知って操作に気づくよう勧めます。
一方、アウシュラ(世話として受け止める)、フィラトワ(友好的な支えで補われる)、ブカロフ(家での趣味)は、受け取ることを、満たされる経路として肯定的に書いています。同じ被暗示性が、一方では操作される危険、他方では助けを受ける入口として説明されます。
第三に、双対の主導機能との関係の中身です。ブカロフは、双対を4次元の発信と4次元の受信の釣り合いとして書きます。一方、イェルマークは4次元の情報が1次元の受信に過負荷を作りうるとして書きます(13章)。
さらに、ストラティエフスカヤは、双対の主導機能は意識の上では共感を引かないと書いています。同じ双対の組み合わせが、釣り合い、過負荷、自覚されない引力という3通りに説明されていることになります。
第四に、名称と語彙です。アウシュラは第8機能、レイニンは第4機能、フィラトワは第4チャンネルと呼び、番号が体系ごとに割れます。ブカロフ、ストラティエフスカヤ、カルペンコは第5機能、イェルマークは個人的経験、グレンコは双対機能と呼びます。
加えて、アウシュラは現行の規範機能(3番)にも「暗示にかかりやすい」機能の名を使っています(13章)。語彙の差は、書く面の違いでもあります。アウシュラは情報の受け取りと世話、レイニンは操作と防御、ストラティエフスカヤは双対探し、イェルマークとエグリトは判断の入口の面から書いています。
差の由来についての仮説
当サイトの推測として、差の由来は3つ考えられます。第一に、観測の場面です。レイニンは心理療法と催眠の実践から書いており、暗示を受けることは治療にも操作にも使える入口です。そのため、だまされやすさと警戒が前に出ると考えられます。
一方、ストラティエフスカヤとフィラトワは夫婦と相性の相談から書いており、暗示機能は相手に満たされる場所として見えやすかったのかもしれません。
第二に、観察する距離です。外から集団や施術の場面を見ると、暗示機能は「何でも受け入れる」ように見えます。ですが、本人の体験や長い付き合いの中で見ると、誰から来た情報を受け入れるかが選ばれていることが分かります。エグリトの自己報告や、ストラティエフスカヤのタイプ章の場面記述が選択性を書くのは、この距離の違いから来ている可能性があります。
第三に、次元性の扱いです。暗示機能を1次元とする割り当て(イェルマーク、エグリト)をとると、双対の主導機能は多すぎる情報として書かれます。受信の幅を相手との釣り合いで言うブカロフの書き方では、同じ組み合わせが釣り合いになります。つまり、同じ組み合わせを、別の量の物差しで測っているということです。
誰が何と言ったか
- アウシュラは、暗示機能(第8機能)を「サジェスティヴなバイタル機能」と要約しました。その情報は自分では理解しにくく、説明と世話を受けて初めて心地よく、世話がなければ捨てられた子のように感じる位置です。問題を恥じずに頼み、批判を世話として受け止め、双対との関係で育つとし、バイタルの情報が流れ込むタンクに置きました。
- レイニンは、暗示機能(第4機能)を「示唆的機能」と呼び、最も容易に暗示にかかり、外から来た情報を識別なしに取り込む領域としました。「他の人々が知っていること」の領域で、自分の状態さえ人に教えられ、有能に見えても型の寄せ集めにすぎないとし、自分の第4機能を知って操作に気づくよう勧めています。
- ブカロフは、暗示機能を「暗示的、または示唆の機能」と呼び、外から管理を受ける受信の機能に分類しました。超イドを個人的ニーズのブロックとし、その関心は幼いうちに現れ、大人では家での趣味として満たされる例を書いています。双対と恩恵の魅力は、暗示機能に相手の主導機能や創造機能が入ることで説明されます。
- ストラティエフスカヤは、暗示機能を「サジェスティヴ(暗示される)機能」と呼び、恥じも隠しもしない幼児的な弱さとして書きました。差し出された情報を喜んで吸収する「雑食性」と、自分だけのテストで照合する「トゥーランドット姫」の二面を持ち、自分を補う価値を手探りで選ぶ「分析者」として双対を選び出すとしています。
- フィラトワは、暗示機能をモデル・ユングの第4チャンネルに置き、最も暗示にかかりやすく、批判を痛まずに受け止め、自ら補償を求める位置としました。4チャンネルの枠組みにこの位置が残されたのは、その被暗示性が関係を読むのに要るからで、双対では相手の主導機能に直接支えられます。
- イェルマークは、暗示機能を「機能5」、その働きを「個人的経験」と呼び、「自分のもの―自分のものでない」を決め、世界に自分を組み込む入口に置きました。慣れた課題では黙って働き、情報が入らなければ組み込まれなさの不安が育つとし、3〜7歳の「ほしい」をその充填の過程と書いています。
- カルペンコは、暗示機能を外からの暗示を受け入れ、そこから栄養を得る入力の機能と書きました。世の中を否定する構えでは不信と選り好みに変わり、超イドは鞭ではなく飴で人を動かします。超イドが満たされると自我が活発になるという結合を、ブカロフの見解として紹介しています。
- グレンコは、暗示機能の要素をモデルGの双対機能に置きました。行動の型と習慣の記憶で、環境からエネルギーの供給を受ける位置とし、超イドを「最も分化していない」「したい」のブロックと書いています。
- エグリト、ロスランキナとピャトニツキーは、暗示機能を自動で働き、あとから気づく位置としました。被暗示性は個人的な経験で選択的に決まり、暗示機能は「自分のもの/自分のものでない」で情報を拾うアンテナとして働きます。自分でやるより見ているほうが心地よい、という観察も加えています。
13主導・規範・観察の各機能との比較
この章では、暗示機能を、配置の公理による導出対である3つの位置—観察機能、主導機能、規範機能—と比べます。3つとも、暗示機能と要素の決まり方が直接つながっている位置です。
導出の公理では、観察機能は暗示機能の側面を反転して指向を保った要素、主導機能はさらに指向を反転した要素、規範機能は暗示機能と同じ側面で指向を反転した要素です。公理の形で書くと、次のとおりです。
- 暗示機能(5番)は超イドブロック・バイタルリングに属し、3標識は「弱・バイタル・受容」です。
- 配置の公理による導出対: 側面反転・指向維持=観察機能(7番)/側面反転・指向反転=主導機能(1番)/側面維持・指向反転=規範機能(3番)。
加えて、同じブロックの相方である動員機能との対比を置きます。新しい引用は比較に要るものだけにとどめ、研究者章で引いた記述は章番号で参照します。
主導機能との比較—双対の相手の主導機能が入る位置
主導機能と暗示機能は、側面も指向も逆で、3標識では強弱と環が逆です(どちらも受容)。例えば、ILEの主導機能はNe、暗示機能はSiです。
レイニンは、この2つを「自分が十分に知っていること」と「他の人々が知っていること」で書き分けました(04章)。主導機能は自分の中に確信がある領域、暗示機能は人の知っていることに頼る領域という対比です。
関係の面では、自分の暗示機能の要素を主導機能に持つ相手は、双対関係と準双対関係の相手です。ブカロフはこれを4次元の発信と受信の釣り合いとして書きました(05章)。一方、イェルマークは同じ組み合わせについて、こう書いています。
たとえば、パートナーから見て「過度に多様な」、4次元の第一機能(「人格的経験」、社会的「状況」、「規範」と「時間」)からの情報は、彼の1次元の第五機能(「個人的経験」)にとって、情報の「滝」のようなものを十分に作り出しうる。その結果として、対応するアスペクトの情報を第五機能が知覚するうえでの過負荷が生じ、これがしばしばパートナーの苛立ちと心理的な距離化につながる。
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Так, например, “излишне разнообразная”, с точки зрения партнёра, информация от четырёхмерной первой функции (“личностный опыт”, социальные “ситуации”, “нормы” и “время”) вполне может создать для его одномерной иятой функции (“индивидуальный опыт”) нечто вроде информационного “водопада” и, как следствие, перегрузку восприятия пятой функцией информации по соответствующему аспекту, что часто ведёт к раздражению и психологическому дистанцированию партнёра.
言い換えると、双対の相手の主導機能から来る情報は、受け取る側の1次元の暗示機能には多すぎて、情報の「滝」のようになり、苛立ちと距離をとる気持ちを生むことがあるということです。イェルマークは、だから対話では互いに注意深くあるべきだと続けています。
つまり、同じ組み合わせが、ブカロフでは釣り合い、イェルマークでは過負荷として説明されます。暗示機能は1次元とする次元性の一般の割り当てに沿っているのは、イェルマークの書き方です。
双対で暗示機能が満たされるという中核(12章)は保ったまま、満たし方の量に注意が要るという留保を、イェルマークは付け加えていることが分かります。ストラティエフスカヤの、双対の主導機能が意識の上では共感を引かないという観察(06章)も、量が多すぎることの別の現れとして読む余地があります。
規範機能との比較—同じ側面で、メンタルかバイタルか
規範機能と暗示機能は、同じ側面で指向が逆です。3標識では、どちらも弱い受容の機能で、違うのは環(メンタル/バイタル)だけです。例えば、ILEの規範機能はSe、暗示機能はSiです。
この近さは、名前の重なりにも表れています。アウシュラは『機能の理論』で、現行の規範機能(3番)にあたる第4機能を、こう要約しています。
要約:第4機能は—サジェスティヴな(暗示にかかりやすい)機能、外的世界の受動的研究と押しつけられた標準への追従の機能。
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Резюме : 4-я функция - суггестивная ( внушаемая ) , функция пассивного изучения внешнего мира и следования навязываемым стандартам.
上の引用の第4機能は、現行の規範機能(3番)です。つまり、アウシュラは規範機能にも「暗示にかかりやすい」の名を当て、外の世界を受け身に学び、押しつけられた標準に従う機能と書いています。
第8機能(現行の暗示機能)の要約は「サジェスティヴなバイタル機能」でした(03章)。アウシュラの枠では、メンタルの側とバイタルの側に、暗示を受ける弱い受容の機能が1つずつあるということです。情報の流入が第4機能と第8機能に起こるという記述(03章)も、この対を指しています。
ただし、受け取ったものへの態度は違います。規範機能では社会の標準に合わせようとし、暗示機能では自分の必要が満たされることを求めます。ブカロフが超自我を社会的ニーズ、超イドを個人的ニーズのブロックと呼んだ(05章)のは、この違いです。
レイニンは、この2つを第4機能と第-4機能「恐怖の領域」の対にしています。IEEについての記述では、2つが並んで出てきます。
第四機能は白い感覚(○(Si))である。IEE〔原文: ハクスリー〕は(同じ第四機能を持つILE〔原文: ドン・キホーテ〕と同様に)自分の健康状態について非常に心気的である。このタイプは自身の感覚や症状をうまく見分けることができない。ここでは暗示にもっとも脆弱となる。そして最後に、第四の補助機能、恐怖の領域、すなわち活動・運動・実行である。そこには究極の恐怖、行為の恐怖がある。このタイプは何かを完成まで持っていくのが難しい。リフォームや論文執筆などである。
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The fourth function - subjective sensoring ( ). Huxley (like Don Quixote, who shares the same fourth function) is very hypochondriacal about his/her health condition. This type is not good at discerning his /her feelings and symptoms. Here this type is most vulnerable to suggestion. And, at last, the fourth co function, the area of fears: activity, motion, deed. There we have ultimate fear, fear of conduct. This type finds it difficult to bring anything to completion: remodeling, writing a thesis, etc.
上の引用の第四機能は現行の暗示機能、「第四の補助機能、恐怖の領域」は現行の規範機能(3番)です。IEEでは、暗示機能はSi、規範機能はSeです。言い換えると、IEEは自分の体の状態をうまく見分けられず、健康について心気的で、そこで最も暗示を受けやすいとされます。
一方、同じ側面の外向の側(行動、実行)には「究極の恐怖」があり、物事を最後までやり遂げるのが難しいと書かれています。同じ感覚の側面が、内向の暗示機能では人に頼る心気症として、外向の規範機能では行動への恐れとして書き分けられています。
関係の面では、自分の暗示機能の要素を規範機能に持つ相手は、消火関係と幻想関係の相手です。カルペンコは、幻想関係のこの結びつきを打ち消し合う結合に数えていました(09章)。
観察機能との比較—同じ指向で、弱いか強いか
観察機能と暗示機能は、側面が逆で指向が同じです。3標識では、どちらもバイタルの受容の機能で、違うのは強弱だけです。例えば、ILEの観察機能はNi、暗示機能はSiです。
関係の面では、自分の暗示機能の要素を観察機能に持つ相手は、超自我関係と協力関係の相手です。イェルマークは、超自我関係の相互作用について、こう書いています。
スーパーブロック Vital の働きが自覚されない「自動装置的」な性格であることは、その個人的な用途とあいまって、対応する心の機能どうしの相互作用の効率を大きく下げる。実際、一方のパートナーの個人的な作業プログラムの機能(第七)からの情報が、もう一方(第五機能)に暗示を与えることはまずない。
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Неосознанный, “автоматный” характер функционирования суперблока Витал в совокупности с его индивидуальным предназначением существенно снижает эффективность взаимодействия соответствующих психических функций. Действительно, информация от функции индивидуальных рабочих программ (седьмая) одного партнёра вряд ли суггестирует другого (пятая функция)
つまり、相手の観察機能から来る情報は、自分の暗示機能にはまず暗示を与えないということです。イェルマークは、その理由を、バイタルの機能がどちらも自覚されずに自動で働き、それぞれ個人的な用途に向いていることに置いています。
双対では相手の強いメンタルの主導機能が自分の暗示機能に入りますが、超自我関係では、同じ要素でも相手の強いバイタルの観察機能から来るので、受け取られない、という対比です。暗示機能を満たすのは、要素が同じであるだけでなく、相手の意識された強い機能から出てくることだと読めます。
ブロックの相方—動員機能
動員機能と暗示機能は同じ超イドブロックにあり、一方は受容、他方は生成です。イェルマークは、暗示機能を「自分のものかどうか」、動員機能を「できるかどうか」の判断に分けました(08章)。
ストラティエフスカヤは、暗示機能を「方向決定=分析的」、動員機能を「方向決定=実現的」な機能としたうえで、2つの分担をこう書いています。
それゆえサジェスティヴ(暗示される)機能は、誤って、最もふさわしいとは言えない「プログラム」に暗示されることもあり得る。(中略)この場合、第6機能はそれを修正できる。なぜなら、わが活性化機能のアスペクトは、わが双対者の創造機能のアスペクトに対応するからだ。
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значит, внушаемая (суггестивная) функция может по ошибке внушиться не самой подходящей "программой"〔中略〕в этом случае шестая функция может ее подкорректировать, поскольку аспект нашей активационной функции соответствует аспекту творческой функции нашего дуала
ストラティエフスカヤの説明では、暗示機能は念入りに選んでも、方法だけが違う似たプログラムに誤って暗示されることがあり、それを動員機能が直せるとされます。動員機能の要素は、双対の相手の創造機能の要素と同じだからです。
つまり、暗示機能が相手の主導機能で候補を選び、動員機能が相手の創造機能で確かめるという二段の分担です。16タイプに対して要素は8つしかないので、主導機能の要素が同じタイプは2つずつあり、暗示機能だけでは見分けがつかない、という理由が添えられています。
このように、暗示機能は何を受け入れるかを選ぶ受容の機能、動員機能はそれを実際に試して応える生成の機能、という対比が、研究者間で共有されています。
小括します。導出対の3つとの比較で見えるのは、3つの読みです。暗示機能は、主導機能から見ると双対の相手の主導機能が入る裏側で、量によっては過負荷になります。規範機能から見ると、同じ側面で暗示を受けるバイタルの側で、社会の標準ではなく自分の必要に向きます。観察機能から見ると、同じ指向の弱い側で、相手の観察機能からは満たされません。
また、ブロックの相方である動員機能とは、選ぶことと確かめること、自分のものかどうかとできるかどうかで書き分けられます。いずれも研究者章の記述を並べて得た当サイトの整理で、研究者自身が4つの位置を同時に比較しているわけではありません。
14次元性から見る暗示機能
機能の次元性は、各位置が参照できる情報の幅を1〜4次元で記述する、後代の拡張理論です。提唱者はブカロフで、イェルマークがパラメータの定式化を整備しました。
暗示機能は、脆弱機能と並んで1次元とされます。研究者章の記述のうち、イェルマークの「個人的経験」とエグリトの「アンテナ」は、この説明の言い換えとして読めます。この章では1次元の定義を確認し、暗示機能に関わる定義水準の違いを注記します。
1次元—経験のパラメータだけ
システム・ソシオニクス学派のエグリトは、1次元の2つの機能をこう定義しています。
1次元機能(第4と第5)とは、パラメータを一つ—「経験」のパラメータ—しか持たない機能である。(中略)1次元機能には、何らかの基準と比較する仕組みがない。決定を下す必要があれば、自分の過去の経験を思い出すことはできる。そして典型的な解決(似た経験があれば)は、以前と同じ道を自分の古い足跡どおりにたどり直すことである。
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One-dimensional functions (# 4 and #5) are the functions that have only one parameter - the "experience" parameter The consequence of such one-dimensional perception by an information function is self-awareness: pleasant/unpleasant; I like it/ I dislike it; I feel good / I feel bad; I feel it/I don't feel it; I understand/I do not understand, etc. Actually that is what experience is - direct individual psychological reaction to a contact with the world. For a one-dimensional function there is no mechanism of comparison with any reference. If it is necessary to take a decision, one can remember his past experiences. And the typical solution (if there is a similar experience) is to retrace the same path by your old steps. This reinforces the "well-beaten track" of the reaction pattern.
つまり、1次元の機能は経験のパラメータしか持たず、何かの基準と比べるしくみがないので、決めるときには過去の自分の経験をなぞるということです。脆弱機能(第4)と暗示機能(第5)が、この1次元の2つです。
イェルマークの名づけでは、脆弱機能が「社会的経験」、暗示機能が「個人的経験」で、同じ1次元が、社会に向くか、個人に向くかで分けられています。暗示機能が基準を持たないことは、レイニンの「識別なしに取り込む」(04章)の、理論の側からの説明として読めます。
一方で、ロスランキナとピャトニツキーは、被暗示性は深く個人的な経験によって選択的に決まると書いていました(11章)。基準と比べるしくみはないが、自分の経験に合うかどうかでは選んでいる、というのが、この学派の1次元の書き方です。
快と苦痛—1次元の2つの割り振り
エグリトとピャトニツキーは、別の論文で、1次元の2つの機能を快と苦痛に割り振っています。
本稿で著者らは、人は二つの原理—苦痛と快—によって制御される(いずれかの方向へ動き、何らかの行動を取るよう駆り立てられる)という考えから出発する。(中略)超イド—快(第5機能—暗示、「個人的経験」)、超自我—苦痛(第4機能—最小抵抗の点、「社会的経験」)。(中略)恐れとは、エネルギーを消費する領域から退避するための心の仕組みである。
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In this article, the authors proceed from the idea that person is controlled (impelled to move in any direction, take any action) by two principles: pain and pleasure. Individual avoids pain and is attracted by pleasure. This global mechanism is reflected in the Model A at the level of low-dimensional control blocks: super-id -- the pleasure (f.5 -- suggestion, "individual experience"), super-ego - the pain (f.4 -- point of least resistance, "social experience"). We assume that the mechanism of fear is associated with the energy of the system (mind, body). Less effective ways of processing information are more energy-intensive. Fear is the mechanism of the psyche for withdrawal from energy-intensive areas.
言い換えると、暗示機能は快を求める側、脆弱機能は苦痛を避ける側だということです。人は苦痛と快の2つの原理で動かされ、それがモデルAの低次元の2つの機能に映される、という考えから出発しています。
カルペンコの「超イドは飴」(09章)と、同じ割り振りを別の語で書いたものです。同じ1次元でも、暗示機能は近づきたい側、脆弱機能は離れたい側として、向きが逆に書かれています。
暗示機能をめぐる定義水準の違い
暗示機能を1次元とする点で、イェルマークとシステム・ソシオニクス学派は一致しています。ですが、ブカロフは双対の関係を説明する箇所で、暗示機能を「4次元の受信機能」と呼んでいました(05章)。
当サイトは、これを受け取れる情報の幅を、相手の主導機能との釣り合いで言ったものと読みます。そのうえで、同じ双対の組み合わせを、イェルマークは1次元の暗示機能への過負荷として書いています(13章)。暗示機能の記述を原典で読むときは、どの水準の「次元」で書かれているかを保つ必要があります。
小括します。次元性は、暗示機能の弱さを「経験のパラメータしか持たず、基準と比べるしくみがない」ことで言い直した説明で、識別なしに取り込むという研究者章の記述とよく対応します。
一方で、同じ1次元の中で、暗示機能は個人的経験と快の側、脆弱機能は社会的経験と苦痛の側に割り振られます。また、ブカロフの「4次元の受信機能」のように、関係の説明の中で別の水準が使われることがあります。検証手続きの不在という理論運用上の問題は、17章で扱います。
1516タイプの暗示機能
配置の公理から導かれる16タイプの暗示機能の要素は、次のとおりです。
| 暗示機能の要素 | タイプ |
|---|---|
| Si(内向感覚) | ILE・IEE |
| Ne(外向直観) | SEI・SLI |
| Ti(内向論理) | ESE・EIE |
| Fe(外向倫理) | LII・LSI |
| Ni(内向直観) | SLE・SEE |
| Se(外向感覚) | IEI・ILI |
| Fi(内向倫理) | LIE・LSE |
| Te(外向論理) | ESI・EII |
表の各行は、位置と要素を合わせて暗示Fe(外向倫理が暗示機能に入る場合)のようにも呼ばれます。
表のとおり、暗示機能の要素が同じタイプは2つずつあります。この2タイプは、主導機能の要素も同じです。例えば、ILEとIEEはともにNeが主導で、暗示機能はどちらもSiです。違うのは創造機能の要素の側面で、そのぶん動員機能の要素が違います。
研究者章で触れたタイプ別の観測を、要素ごとに並べると次のようになります。まず、Si(ILE・IEE)は、健康への関心と不安、身体の見極めにくさとして、いちばん多くの研究者に書かれています。ユングの外向的直観型の心気症、レイニンのIEE(とILE)、グレンコのILEの薬の飲み方、カルペンコのILEとIEEの食べ物の選り好み、ストラティエフスカヤのILEの味の好みと、系統の違う5つの資料に出てきます。
また、Ti(ESE・EIE)は「どうか説明して!」(レイニン)と書かれ、Te(ESI・EII)は「説明するな、事実をくれ」(レイニン)と書かれています。同じ論理の側面が、向きによって説明と事実に分かれる、という対です。
さらに、Fe(LII・LSI)は、家で弾くピアノ(ブカロフ)、普段は栄養補給を受けている感情の表現(カルペンコ)、「ここでは私は愛されている」という場所の基準(レイニン)として書かれています。Ne(SEI・SLI)は、自分では予想できない可能性を、見通せる人から聞く喜び(エグリトの例)として書かれています。
一方、Ni(SLE・SEE)、Se(IEI・ILI)、Fi(LIE・LSE)については、このページの研究者章では触れていません。同じ要素でも研究者によって書く面が違うことは、研究者章のとおりです。
各タイプの暗示機能がどう働くかは、タイプ一覧から入れる各タイプの8機能の詳細解説に章があります。要素そのものの説明は、8つの情報要素の詳細解説にあります。この章では引用を置かず、暗示機能の要素ごとの入口を示すにとどめます。
16誤読と誤同定
暗示機能をめぐる読み違いのうち、研究者章の記述から指摘できるものを整理します。
脆弱機能との取り違え
暗示機能と脆弱機能は、どちらも弱い1次元の機能です。そのため、「暗示機能=苦手なところ」と読んで、脆弱機能と同じに扱う読み違いが起きます。
ですが、研究者章の記述は、2つをはっきり書き分けています。アウシュラは、脆弱機能(彼女の第3機能)では批判が痛く、暗示機能(第8機能)では批判が世話として受け止められると書きました(03章)。フィラトワ(第3チャンネルは痛み、第4は受け入れ)、エグリトとピャトニツキー(苦痛と快)も同じ対比です(07章・14章)。暗示機能は、弱いが触れられたい側として書かれています。
「暗示機能=なんでも受け入れる」という読み
暗示機能は暗示にかかりやすい、という記述から、どんな情報でも、誰からでも受け入れると読むのは行きすぎです。
ストラティエフスカヤ(テスト、好意を抱く人の味だけ)、カルペンコ(構えしだいで不信)、ロスランキナとピャトニツキー(個人的な経験で選択的に決まる)は、何を誰から受け入れるかが選ばれていることを書いています(06章・09章・11章)。そのため、受け入れやすさだけで暗示機能を見分けようとすると、選り好みや拒否として現れる暗示機能を見落とします。
動員機能との取り違え
暗示機能と動員機能は同じ超イドブロックにあり、どちらも弱いバイタルの機能です。そのため、人に褒められたい、評価されたいという欲求を暗示機能のものと読む取り違えが起きやすくなります。
イェルマークは、「できるかどうか」と人からの評価を動員機能に置き、暗示機能には「自分のものかどうか」の判断を置きました(08章)。ストラティエフスカヤも、選ぶ暗示機能と、確かめて実行する動員機能を分けています(13章)。暗示機能は受け取って選ぶ側、動員機能は試して評価を求める側です。
名称の衝突
暗示機能については、同じ名前が別の位置を指す名称の衝突が起きています。注意が要るのは、アウシュラの「サジェスティヴ」です。『機能の理論』では第4機能(現行の規範機能3番)も第8機能(現行の暗示機能5番)も「サジェスティヴ」と書かれます。一方、『ソシオニクス入門』の初期の4機能モデルでは、IV「サジェスティヴ」は現行の暗示機能(5番)の要素にあたります。『ソシオニクス入門』の表で16タイプの IV に入る要素を見ると、どのタイプでも現行の暗示機能の要素です。
番号も体系ごとに割れています。研究者ごとの呼び名と番号を一覧にすると、次のとおりです。
- アウシュラ『機能の理論』: 「第8機能」(弱い・バイタル・アクセプト)。要約は「サジェスティヴなバイタル機能」。「第4機能」(現行の規範機能3番)も「サジェスティヴな(暗示にかかりやすい)機能」と呼ばれます。『ソシオニクス入門』の初期の4機能モデル(「モデルYu」)のIV「サジェスティヴ」は現行の暗示機能(5番)で、規範機能はこのモデルに含まれません。
- レイニン: 第4機能「示唆的機能」(「場所評価」の原理、「私は欲する」)。対になる第-4機能「恐怖の領域」は現行の規範機能(3番)です。
- ブカロフ: 「第5機能」=「暗示的、または示唆の機能」。受信の機能に分類されます。
- ストラティエフスカヤ: 「第5ポジション」の「サジェスティヴ(暗示される)機能」。双対探しの「分析者」とも呼ばれます。
- フィラトワ: モデル・ユング(4チャンネル)の「第4チャンネル」=暗示機能。モデルAでは超イドブロック(下の環)の機能として書かれます。
- イェルマーク: 「機能5」=「個人的経験」(パラメータは経験だけ)。暗示性を持つとされます。
- カルペンコ: 「第5機能」。入力向きの、社会と関わる機能とされます。
- グレンコ: モデルGの第6「双対機能」。番号は違いますが、要素はモデルAの暗示機能と一致します(10章)。
- エグリト(システム・ソシオニクス学派): 「第5機能」(「個人的経験」)。イェルマークの体系を継ぎ、「暗示機能と呼ばれる」と書いています。
単一機能への還元
「この人は健康の話にすぐ乗せられるからSiが暗示機能だ」のように、目に見える行動を1つの位置に還元する説明は、研究者章の記述からは支持されません。
カルペンコは構えしだいで暗示機能が不信に変わると書き(09章)、ストラティエフスカヤは暗示機能の受け入れが相手への好意で決まると書いています(06章)。レイニンは、型の寄せ集めで暗示機能の領域でも有能に見えることがあると書いています(04章)。そのため、暗示機能は行動の量ではなく、誰から何を受け取ると満たされるかの向きで見分けるものとして書かれています。
小括します。暗示機能の読み違いは、5つに集約できます。脆弱機能との取り違え・無差別な受け入れへの拡大・動員機能との取り違え・「サジェスティヴ」の名称と番号の読み替え・単一機能への還元です。いずれも、要素と位置の意味で照合し、受け取り方の向きで見れば避けられる種類のものです。
17先行研究への懸念点
先行研究への懸念を、このページで扱った範囲に限って整理します。
定義水準の別と検証手続きの不在
14章で見たとおり、暗示機能の「次元」は、1次元と「4次元の受信機能」という別の水準で語られています。そのため、双対で暗示機能に何が起きるかの説明は、研究者ごとに違います。
また、レイニンの「16タイプのうち1つか2つにしか効かない誘導の技法」や、ブカロフの夫婦統計の10%は、観察の数字として示されています。ですが、どのタイプにどの誘導が合うかを第三者が確かめる手続きは示されていません。
学派内の反復と独立性
12章で「研究者を横断して残る中核」として挙げたものの一部は、キエフ系(ブカロフ、カルペンコ、イェルマーク、エグリト、ロスランキナとピャトニツキー)の内部で継承された定式です。カルペンコの活性化結合はブカロフの見解の紹介で、エグリトはロスランキナとピャトニツキーを引き、イェルマークの用語を使っています。
一方、レイニンの示唆的機能、ストラティエフスカヤのサジェスティヴ機能、フィラトワの第4チャンネルは別系統です。ただし、いずれもアウシュラの記述を出発点にしています。つまり、反復は独立した再現ではなく、文献群が相互に参照し合った結果を含みます。
名称の重なり
暗示機能の名称は、主導機能よりはるかに衝突します。アウシュラの「サジェスティヴ」が2つの位置に使われ、番号は第4・第5・第8で割れ、グレンコの番号は第6です。
また、名前はそれぞれ別の面に付けられたものです。「示唆的機能」(レイニン)は操作の入口、「分析者」(ストラティエフスカヤ)は相手探しに付けられています。「個人的経験」(イェルマーク)は判断の入口、「双対機能」(グレンコ)は関係の相手です。研究者間で突き合わせるときは、名前ではなく記述の中身で照合する必要があります。
モデルの限界
暗示機能の記述は、ほかの位置以上に関係論と結びついています。双対の相手の主導機能が暗示機能に入る、という組み立ては、多くの研究者で暗示機能の定義の一部になっています。
そのため、暗示機能の記述を読むときは、それが本人ひとりの性質を書いたものか、相手との組み合わせを書いたものかを分ける必要があります。また、レイニンが書くように、モデルはタイプの一部を照らすものであって、人のすべてを説明するものではない、という留保も前提に置けます。
主張の4水準
このページの内容を、主張の水準で分けると、次のようになります。
- 文献上の事実—誰がどの位置をどう呼び、何を書いたか(研究者章の引用)。
- 理論内部の帰結—配置の公理による導出対、3標識、関係の公理による双対・準双対などの組み合わせ、次元性の割り当て(01章・13章・14章)。
- 文献系列内で反復される観察—自分では分からず人から受け取ることで満たされる、暗示にかかりやすく批判されても痛まない、自覚されにくい子どものような弱さ、双対の主導機能で満たされる、満たされることが安定と自我の働きの条件になる(12章)。
- 独立に実証された主張—このページの範囲では確認できません。
小括します。懸念は、定義水準の別、検証手続きの不在、学派内の反復、名称の重なり、関係論との結びつきの5つです。
いずれも暗示機能に固有ではなく、ソシオニクスの位置論全体に及ぶ問題です。ただ、暗示機能は名称の衝突と関係論への依存が特に大きい位置です。
18暗示機能とは何か
ここまで見てきたものを、当サイトの責任でまとめます。新しい引用は置きません。確からしさは、研究者章の引用より一段低くなります。最後は、「暗示機能とは、詰まるところ何なのか」に落ち着けます。
反復して現れる記述
暗示機能について、研究者を横断して反復される記述は5つです。その要素については、自分では分からず、人から受け取ることで満たされること。暗示にかかりやすく、批判されても痛まないこと。
また、本人には自覚されにくく、子どものような弱さとして現れること。双対の相手の主導機能によって満たされること。そして、満たされることが、本人の安定と自我の働きの条件になることです。
ただし、満たされることが安定の条件になるという記述と、子どもの比喩は、キエフ系の文献に特に多く、観測の非独立性を差し引いて読む必要があります。
分化と未分化で見ると—最も粗く、受け取って形になる
「強い機能は分化し、弱い機能は未分化」という対比は、ユングが主要機能と劣等機能に与えたものです(02章)。劣等機能の目印は、人と状況への依存、気分やむら気、そして被暗示的で不安定な性格でした。暗示機能は、この劣等機能に要素で対応する位置です。
ソシオニクスの文献で暗示機能を「最も分化していない」と書くのは、グレンコです(10章)。アウシュラは、その情報が自分では理解しにくく、重要とも雑音とも感じられると書いています(03章)。語は違いますが、内容は受け取る情報の粗さの一点に集まります。
まず、受け取る側では、情報がおおまかにしか入らないということです。自分の状態さえ人に教えられ(レイニン)、基準と比べるしくみがなく過去の経験をなぞります(エグリト)。そのため、判断を自分で組み立てられず、外から来た形をそのまま受け入れやすくなります。
ですが、脆弱機能とは違い、粗いことが痛みにならず、受け取ることへの喜びになるとされます。脆弱機能は受け取りの粗さを守りの緊張で埋めますが、暗示機能は人からの説明と世話で埋めます。アウシュラの「説明されて初めて心地よい」、ストラティエフスカヤの「提供されただけで嬉しい」、エグリトの「見ているほうが心地よい」は、この埋め方を書いたものと読めます。
一方で、粗いからといって無差別ではありません。何が「自分のもの」かは、言葉にならない個人的な経験で選ばれています(ストラティエフスカヤのテスト、エグリトのアンテナ)。分化していないぶん、理由を言えないまま、合うものと合わないものを分けている、という書き方です。
ここで言う未分化は、自分では細かく組み立てられず、外から形を与えられて初めてまとまる受け取り方を指します。ユングの劣等機能の目印(人への依存、被暗示性)は、この面にそのまま合います。
確定しない点
まず、受け入れが無差別か選択的かは確定していません。最も暗示にかかりやすいと書く研究者と、受け取るものを選んでいると書く研究者の間に幅があり、同じ研究者が両方を書くこともあります。
また、双対の主導機能が暗示機能にとって釣り合いなのか過負荷なのかも確定していません。釣り合い、過負荷、自覚されない引力という説明が並んでいます。判定の手続きは示されておらず、独立に実証された主張はありません。
暗示機能像の要約
文献上の暗示機能は、バイタルリングの弱い受容側にある位置です。その要素については、自分ではうまく意味をつかめず、人から説明され、世話をされて初めて落ち着きます。
その領域では、問題を恥じずに頼み、批判を責めではなく世話として受け取ります。外から来た情報には乗せられやすく、だまされやすさとして警戒されることもあります。ただ、受け入れるかどうかは、誰から来たか、自分に合うかで、言葉にならないまま選ばれています。
また、暗示機能は関係の中で満たされる位置です。双対の相手は、この要素を主導機能に持ち、ふだんの振る舞いの中で暗示機能を満たします。そうして満たされると本人は安定し、自分の主導機能と創造機能を自由に使えるようになります。満たされないと、理由の分からない苛立ちや、求められていないという不安が出る、とされます。これが、研究者章を通して浮かび上がる像です。
暗示機能とは、詰まるところ
いろいろな研究者の書き方を見てきましたが、最初の一般像(01章)からそう遠くには行きません。弱い、人に頼ると楽、受け入れやすい、双対が満たす—ここは研究者をまたいで残ります。言い直したいのは2つだけです。「受け入れやすい」といっても何でも受け入れるわけではなく、誰から来たか、自分に合うかを、本人も気づかないところで選んでいる(ストラティエフスカヤ、エグリト、ロスランキナとピャトニツキー)。そして、助けてもらうとうれしいというより、説明と世話がないと落ち着かず、満たされて初めて自分の得意なことに力を出せる(アウシュラ、イェルマーク、カルペンコ)。
かみ砕いて言えば、暗示機能は、自分では分からないけれど、分からなくても苦にならず、人に補ってもらうとうれしい場所です。その領域のことは自分で考えるより、信頼できる人に教えてもらったり、やってもらったりするほうが楽で、そうしてもらうと素直に感謝できます。批判されても、責められたというより気にかけてもらったと感じます。ただ、誰の言うことでも聞くわけではなく、好きな人、合う人からのものだけを受け取っています。そして、その場所をいちばん自然に満たしてくれるのが、その要素をいちばん強く持つ双対の相手だ、と文献は書いています。
少なくとも、これだけは研究者をまたいで残ります。自分では分からないが、分からなくても痛まない。人から受け取ると満たされ、満たされると安定する。そして、それをいちばんよく満たすのは双対の相手である。暗示機能は、おおよそそういう位置です。
19引用と記述の方法
引用を用いる理由と範囲
ソシオニクスの文献では、同じ暗示機能について、研究者ごとに呼び名も観測点も評価も食い違います。食い違う記述を1つの要約にまとめると、どの研究者も書いていない「平均像」ができあがります。要約には書き手の解釈が混ざるため、研究者の記述は逐語の引用で示します。
引用は、本文で設定した論点の検討に必要な範囲にとどめます。そのうえで、当サイトの本文がその出典関係・記述の差異・適用範囲を分析します。各引用の位置づけの説明、各章末の小括、12章の横断比較、17章の懸念の整理が、このページの本文の役割です。
また、12章の横断比較や16章・17章の整理など、本文の分析には当サイトの判断が入ります。最終の18章はその延長で、記事全体の資料をまとめ直す独自の統合です(位置づけは章の冒頭でも明示します)。
引用の逐語性と翻訳
引用の訳文は当サイトによる訳出です(ユングはドイツ語原著の英訳版から、エグリトとロスランキナ・ピャトニツキーは学派が公開するロシア語の原文から訳出しています)。底本の綴りは各引用の「原文を表示」で確認できます。
底本は、研究者本人の著書と機関誌論文を主とします。原文は、各引用の下の「原文を表示」に格納しています(図版由来で原文を収載できない箇所は索引に注記します)。なお、原文には誤字が残る可能性があることをあらかじめお伝えしておきます。
引用の位置づけも明記します。本ページの引用は、公表された著作物からの、批評・研究を目的とする引用です。引用部は引用ブロックで明瞭に区分し、すべてに出所を番号つきで明示しています。
また、索引には著者・資料名と、確認できた範囲の刊行年・初出・該当箇所を掲載し、出所に留保が要る資料は注記で示します。本文と引用の関係は、本文の分析が主で、引用は各論点の根拠として示す資料です。出典・掲載についての指摘があれば対応します。
引用への編集操作
引用への編集操作は、次の3点に限ります。第一に、タイプ愛称の置換です。ソシオニクスの原典には、16タイプを著名人の名で呼ぶ愛称が頻出します。当サイトはタイプをコード表記(ILE、SEIなど)で統一しているため、引用内の愛称は「ILE〔原文: ドン・キホーテ〕」の形式で置換します。
第二に、タイプ略号と研究者名のラテン文字への統一です。第三に、要素記号の読みの付記です。原文で要素記号が入る箇所は( )で表示し、引用内の要素記号と一文字の機能記号(□、●など)には、表示のときに要素コードの読みを添えます。
一方、位置の名称には手を加えません。暗示機能(5番)は研究者によって「第8機能」「第4機能」「第4チャンネル」「第5機能」「個人的経験」「双対機能」などと呼ばれ、番号も体系ごとに違います。アウシュラは、現行の規範機能(3番)にあたる位置にも「暗示にかかりやすい」機能の名を使っています。
そのため、引用内の名称と番号はそのまま残し、対応は各研究者章の冒頭と16章の一覧で示します。本文では、当サイトの名称である暗示機能で統一し、番号が要るところは「暗示機能(5番)」と書きます。
索引の使い方
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+索引(引用文献)
- [1]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921年)第11章 定義 原著は独語(1921年)。底本はR. F. C. Hull英訳(全集第6巻、1971年) 本文へ
- [2]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921年)付録「心理学的類型」(1923年講演)¶955-956 原著は独語(1921年)。底本はR. F. C. Hull英訳(全集第6巻、1971年) 本文へ
- [3]ユング『心理学的類型』(原題:Psychologische Typen、1921年)第10章 外向的直観型 原著は独語(1921年)。底本はH. G. Baynes英訳(1923年) 本文へ
- [4]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「第8機能」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [5]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「第8機能」の節(現行の暗示機能、5番) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [6]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「第8機能」の節(現行の暗示機能、5番) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [7]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「第8機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [8]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「ブロック「超イド」」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [9]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「情報代謝モデル」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [10]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 原文には誤字が残る可能性がある。刊行年は底本に記載がなく未確認 本文へ
- [11]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「機能のメンタル性 ─ バイタル性」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [12]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「機能のアクセプト性 ─ プロダクティブ性」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [13]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年)第1講 底本は英語版 本文へ
- [14]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年)第1講 底本は英語版 本文へ
- [15]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年)第1講 底本は英語版 本文へ
- [16]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年)第1講 底本は英語版 本文へ
- [17]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年)第1講 底本は英語版 本文へ
- [18]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年) 底本は英語版 本文へ
- [19]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年) 底本は英語版 本文へ
- [20]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 出典リンク 本文へ
- [21]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 出典リンク 本文へ
- [22]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 出典リンク 本文へ
- [23]Bukalov「職業的成功とソシオニクス・タイプ」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2023年) 出典リンク 本文へ
- [24]Bukalov「インタータイプ関係の記述」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2012年) 原文は図版の数字と欄外の見出しが本文に割り込むため、原文欄では〔中略〕で区切った 出典リンク 本文へ
- [25]Bukalov, Karpenko & Chikirisova「夫婦ペアにおけるインタータイプ関係の統計」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(刊年不詳) 刊行年は底本に記載がなく未確認。底本は英語論文 本文へ
- [26]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [27]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [28]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [29]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [30]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 理論編「超イド・レベル」 本文へ
- [31]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [32]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [33]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第II部 ILE章 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [34]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第II部 第6章 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [35]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第II部 第6章 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [36]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第III部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [37]Filatova『ソシオニクスの鏡の中の人格』(原題:Личность в зеркале соционики、2001年)第II部 タイプ間の関係の章 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [38]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005年)第3章 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [39]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005年)第3章 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [40]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005年)第3章 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [41]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005年)第6章 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [42]Karpenko「構えがタイプの発現に及ぼす影響」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2011年) 本文へ
- [43]Karpenko「構えがタイプの発現に及ぼす影響」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2011年) 本文へ
- [44]Karpenko「ソシオニクスから見た心理的防衛」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2016年) 出典リンク 本文へ
- [45]Karpenko「モデルAの内部結合とインタタイプ関係」(原題:Внутренние связи модели А и интертипные отношения)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №6(2001年) 出典リンク 本文へ
- [46]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019年)理論編 底本は英語版。引用本文はその当サイト訳。原文トグルは英語版本文 本文へ
- [47]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019年) DCNH編 底本は英語版。引用本文はその当サイト訳。原文トグルは英語版本文 本文へ
- [48]Gulenko『64の肖像』(原題:64 портрета, или Калейдоскоп в новом свете、2019年) 16タイプ編 底本は英語版。引用本文はその当サイト訳。原文トグルは英語版本文 本文へ
- [49]Eglit「機能の次元」(原題:Размерность функций)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2(2007年) 底本はシステム・ソシオニクス学派(School of System Socionics)公式サイト掲載のロシア語原文。引用本文はその当サイト訳 出典リンク 本文へ
- [50]Roslankina & Piatnitski「一次元性という現象についてのいくつかの考察」(原題:Некоторые соображения о феномене одномерности)『ソシオン』誌 №2(1997年) 底本はシステム・ソシオニクス学派(School of System Socionics)公式サイト掲載のロシア語原文。引用本文はその当サイト訳 出典リンク 本文へ
- [51]Eglit「機能の次元」(原題:Размерность функций)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2(2007年) 底本はシステム・ソシオニクス学派(School of System Socionics)公式サイト掲載のロシア語原文。引用本文はその当サイト訳 出典リンク 本文へ
- [52]Eglit「機能の次元」(原題:Размерность функций)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2(2007年) 底本はシステム・ソシオニクス学派(School of System Socionics)公式サイト掲載のロシア語原文。引用本文はその当サイト訳 出典リンク 本文へ
- [53]Eglit「機能の次元」(原題:Размерность функций)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №2(2007年) 底本はシステム・ソシオニクス学派(School of System Socionics)公式サイト掲載のロシア語原文。引用本文はその当サイト訳 出典リンク 本文へ
- [54]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005年)第8章 引用本文は露語原書からの当サイト訳。原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [55]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика、刊年不詳) 「第4機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [56]Reinin『ソシオニクス: 類型論・小集団』(2010年)第1講 底本は英語版 本文へ
- [57]Yermak『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005年)第8章 引用本文は露語原書からの当サイト訳。原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [58]Stratiyevskaya『お別れしないために』(原題:Как сделать, чтобы мы не расставались、刊年不詳)第I部 原文欄は著者の書籍(露語)の対応箇所 本文へ
- [59]Eglit『モデルAの機能—機能の4次元』(原題:Functions of the A-model. The four dimensions of a function、刊年不詳) 底本はシステム・ソシオニクス学派(School of System Socionics)公式サイトの英語版(著者の教本からの抄出)。引用本文はその当サイト訳。刊行年は底本に記載がなく未確認 出典リンク 本文へ
- [60]Eglit & Piatnitski『1次元機能における恐れの研究』(原題:Research of fears in one-dimensional functions、刊年不詳) 底本はシステム・ソシオニクス学派(School of System Socionics)公式サイトの英語版。引用本文はその当サイト訳。刊行年は底本に記載がなく未確認 出典リンク 本文へ
