研究者ごとのアルファの記述
ブカロフが 書いた アルファクアドラ
ブカロフは、アルファクアドラを、法則を見つけ、理論や概念の形で広める「動的理論」のクアドラとして書いています。新しい可能性への興味と快適さへのこだわりをあわせ持ち、組織の雰囲気は民主的、という像です。
01動的理論のクアドラ
ブカロフは、思想や事業がたどる段階を論じた論文で、アルファの役割をこう定義しています。
αクアドラは動的理論のクアドラである。その役割は、自然と社会の客観的法則性を確立し、理論や概念などの形で情報を生産・普及することにある。αクアドラでは理論家が優勢である。クアドラ、そして部分的にはソシオンの行動プログラムをILEが設定する。実践への導入はわずかで、静的である。(中略)これは民主主義者のクアドラである。
02新しい可能性に興味を持つ
ブカロフは、アルファの人が集まる場所を、可能性への興味から説明しています。
第1クアドラのタイプは潜在的可能性、すなわち何か新しいもの—開花させ、発見し、発現させうるもの—に強い興味を持ち、この新しいもの、新しい思想を何らかの論理的形式に包もうとする。それゆえこのクアドラの代表者は学術環境、すなわち「最先端の科学」と呼ばれるところに非常に多い。
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возможности человека или какой-то идеи. Типы из 1-й квадры очень заинтересованы потенциальными возможностями, то есть чем-то новым, что можно раскрыть, обнаружить, проявить, они стремятся это новое, эти новые идеи облечь в какую-то логическую форму, поэтому представителей этой квадры очень много в научной среде, что называется «на переднем крае науки».
03快適さとデザインを重んじる
一方、アルファが重んじる快適さを、ブカロフはこう書いています。
他方、第1クアドラにとって快適さ—快適さの感覚(○Si)、デザイン、心地よい感覚—は非常に重要である。環境は心地よい感情を与えるべきだ。(中略)それゆえこのクアドラの代表者にもデザイン分野、芸術分野で働く人が多く、同じ理由から、料理、外食産業、概して社会的領域に従事する人もかなり多い。
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С другой стороны, для 1-й квадры очень важен комфорт, сенсорика комфорта ( ), дизайна, приятных ощущений. Окружение должно давать приятные эмоции. У типов первой квадры существует информационная связь между белой сенсорикой ( ) и черной этикой ( ) — эти функции попадают в один горизонтальный блок модели А, и поэтому среди представителей этой квадры также много людей, которые работают в области дизайна, в художественной сфере, и по тем же причинам довольно много людей, которые занимаются кулинарией, общественным питанием, вообще социальной сферой.
- アルファにとって、快適さやデザイン、心地よい感覚はとても大事
- 周りの環境は、心地よい気分を与えるべきだと考える
- そのため、デザインや芸術、料理、外食の仕事にも多い
- 02とあわせると、学術に多い人とデザインや料理に多い人が、同じクアドラにいる
04同志のチームと民主的な雰囲気
ブカロフは、アルファの組織の中で人がどう感じるかを、こう書いています。
第1クアドラの組織内では、人は通常、同志のチームの一部と感じ、思想生成者として、共通の風潮の創出に貢献する心地よい対話相手として評価される。第2クアドラの組織では、人はしばしば自分が大きな機械の歯車、この巨大なメカニズムの一部だと感じる。
- アルファの組織では、人は同志のチームの一員だと感じる
- 思想を生む人や、心地よい話し相手として評価される
また、同じ論文で、組織の雰囲気をこう続けています。
レイニン特性に「貴族‐民主」がある。それはクアドラに関わる。第1クアドラでは雰囲気は非常に民主的で、このクアドラの代表者は社会的・階層的・行政的慣例外での接触に向けられる。
- アルファの組織の雰囲気は、とても民主的
- 肩書きや決まりごとの外で、人と接したがる
- アルファの組織は、上下より仲間のつながりでできていると読める
05アイデアを外へ広める役
ブカロフは、アルファで生まれたアイデアを外へ広める役を、こう割り当てています。
クアドラ〔α〕における実現者は(ESFJ、ESE)であり、クアドラに生まれたアイデアを広め、宣伝し、導入する。
- アルファで生まれたアイデアを広め、宣伝し、導入する実現者は、ESE(ESFJ)
- 01とあわせると、アルファではILEが方向を決め、ESEが外へ広める
06形を変えて実現する構想
ブカロフは、アルファが作った概念がその後どうなるかを、こう書いています。
クアドラαが定式化した概念は実生活へと具現化されるが、その実装方法のために結果は当初の構想とほとんど似つかない。
- アルファが定式化した概念は、実生活の中で形になる
- ただし実装のしかたのために、結果は当初の構想とほとんど似ない
07民族が形になる段階
ブカロフは、社会と国家の発達の段階でも、アルファを最初の段階に置いています。
社会・国家の発達におけるフェーズα・β・γ・δは、クアドラ交代によって特徴づけられる。L. S. グミリョフの理論におけるエスノス進化の枠内では、また4つの段階が抽出され(中略)これに対応して、エスノス形成のフェーズはフェーズαと一致し、国家性確立と官僚機構の硬化フェーズはフェーズβと、旧構造解体フェーズはフェーズγと、エスノス衰退フェーズはフェーズδと一致する。
- 社会と国家の発達では、アルファの段階が4つのうちの最初
- アルファの段階は、民族集団が形になっていく時期と一致する
上の引用にあるエスノスは、民族集団のことです。
ブカロフとは
アレクサンドル・ブカロフは、国際ソシオニクス研究所の所長と紹介される研究者です。
- ソシオニクスを、ほかの科学分野との結びつきの中で考える
- 1人の心のモデルを、集団、社会、文明へ広げる
- アルファの記述は、組織や社会、歴史の段階での役割が中心
ほかの研究者が書いたアルファクアドラ
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引用索引
- [1]Bukalov「4つの進化段階とクアドラ交替の法則について」(原題:О четырех эволюционных стадиях развития и законе сменяемости квадр)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №165(1995年) 本文へ
- [2]Bukalov「インタタイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌「クアドラの価値観」の節(2012年) 出典リンク 本文へ
- [3]Bukalov「インタタイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌「クアドラの価値観」の節(2012年) 出典リンク 本文へ
- [4]Bukalov「インタータイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №126、pp. 19–30(2012年) 出典リンク 本文へ
- [5]Bukalov「インタータイプ関係の記述」(原題:Описания интертипных отношений)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №126、pp. 19–30(2012年) 出典リンク 本文へ
- [6]Bukalov「クアドラとソシオンにおけるタイプの機能的役割」(原題:Функциональные роли типов в квадре и соционе)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №182、pp. 22–24(1996年) 本文へ
- [7]Bukalov「情報代謝機能の形成メカニズムについて—個体誕生過程における機能形成」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 №168、pp. 19–34(1996年) 本文へ
- [8]Bukalov「情報代謝機能の形成メカニズムについて—個体誕生過程における機能形成(第2部)」(原題:О механизме формирования функций информационного метаболизма в процессе рождения индивидуума (2))『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1996年) 本文へ
