研究者ごとの実演機能の記述
アウシュラが 書いた 実演機能
アウシュラは実演機能を、言葉ではなく行為で出て、ふだんの仕事を担う最も活動的な機能として書いています。人の誤りには手を貸して応え、仕上げた仕事に気づいてもらうことを必要とする機能です。
01ひとりでに出る活動
アウシュラは、実演機能の活動がどう出るかを、こう書いています。
第2機能に類似している。これは第5アスペクトへの第6アスペクトによる反応である。(中略)第6アスペクトについての行動には、可能な最高の標準を出すこと、執着と競争が特徴的である。第6機能における出口の不可能性は抑圧の原因であり、活動はきわめて自然発生的に見える。
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Похожа на вторую . Это реакция на -1 аспект по -2 аспекту . На -2 аспекте формируется "полукинетическая" двигательная активность на закладываемую по -1 программу . Для действий по -2 аспекту характерно выдать наивысший возможный стандарт , одержимость и соревнование. Невозможность выхода по -2 функции причина подавленности , а активность выглядит очень спонтанной .
02言葉ではなく行為で
同じ節で、アウシュラは、実演機能が人の誤りにどう応えるかを書いています。
他者の誤りに非常に敏感だが、言葉ではなく行為によって反応するので、それは助けのように見える。
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Необычайно чувствительна к ошибкам других , но реагирует не словами , а действием , что выглядит как помощь .
- 実演機能の情報要素では、人の誤りにとても敏感
- その誤りには、口ではなく手を動かして応える
- そのため、周りにはそれが助けに見える
この応え方の裏にある願いを、アウシュラは続けてこう説明しています。
他者を批判することは無神経と見なされ、彼らの支えとなり、理想的でありたいと願う。理想的でありたいという願いは、批判を超えた、批判の外でありたいという願いに導くことがあり、批判は気を悪くさせうる。
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Критиковать других считается бестактным, хочется служить им опорой , быть идеальным . Желание быть идеальным может приводить к желанию быть выше критики и вне критики , которая может расстроить.
- 実演機能では、人を批判するのは無神経だと感じ、人の支えでありたいと願う
- その願いは、非の打ちどころのない人でありたいという願いにもつながる
- そのため、自分が批判されると気分を害することがある
03日常の誠実な仕事
アウシュラは、実演機能の節を、次の1文でまとめています。
要約:第6機能は—最も活動的な機能であり、それによって日常の誠実な労働が遂行される。
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Резюме : -2 функция - это наиболее деятельная функция , по ней осуществляется каждодневный добросовестный труд .
- 実演機能は、8つの機能の中で最も活動的な機能
- この機能で、ふだんの仕事を誠実にこなす
この仕事の性格は、実演機能が入るイドブロックの説明に、もう少し詳しく書かれています。
自身のニーズを社会のニーズと同一視する。この同一視なしには生きる意味がない。自身のニーズは、それが注文に入っている場合に世話される。このブロックには洗練された戦略的創造はない。これは日常の労働のブロックであり、しかしそこでは最良の標準を用いようと努め、また用いる。
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Свои потребности отождествляет с потребностями общества , без этого отождествления незачем жить . О своих потребностях заботятся, если это входит в заказ . По этому блоку нет изощренного стратегического творчества , этот блок повседневного труда , в котором , однако , стремятся использовать и исполюзуют лучшие из стандартов .
- 実演機能の仕事では、自分の必要を社会の必要と重ねて考える
- 自分の用も、頼まれた仕事の中に入っていれば片づく
- 凝った戦略を立てる場ではないが、最良の水準を使おうと努めるとされる
04完成と注目の必要
アウシュラは、実演機能が入るイドブロックを、短くこう言い表しています。
個体の社会的実現のブロック。外的世界の心身的習得の手段、自身の有機体の可能性を誇示する手段。完成され注目される必要。
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Блок социальной реализации индивида . Средство психофизического освоения внешнего мира , средство демонстрации возможностей своего организма . Потребность быть законченным и отмеченым .
- 実演機能が入るイドは、社会の中で自分の能力を発揮するブロック
- 体と能力でできることを、外に示す手段とされる
- 仕上げることと、それを人に見てもらうことの両方を必要とする
05気づかれて値打ちが出る
アウシュラは、『ソシオニクス入門』のILE(ENTP)の章で、実演機能のはたらきを「要素b」と呼んで書いています。
要素bにおいて潜在的エネルギーのいかなる労働活動における実現が行われる。自分の行動によって個体は、先行する要素aに基礎づけられるソシオンのプログラムに対する態度を示す。この態度は常に肯定的だが、この「肯定性」は周囲の人々が気づかなければ何の価値もない。(中略)「見せる」あるいは「証明する」ことができる人々が近いほど、個体の幸福な自己感覚はより好ましい。
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По элементу Б идет реализация потенциальной, энергии индивида в какой-либо трудовой деятель- ности. Своими действиями индивид демонстрирует отношение к закладываемой на предыдущем эле- менте а программе социума. Это отношение всегда положительно, но эта «положительность» ничего не стоит, если ее не замечают окружающие люди.〔中略〕Чем ближе люди, которым можно: «доказать» или «по- казать», тем благоприятнее, благополучнее само- чувствие индивида.
- 実演機能は、仕事を通して潜在的な力を形にする
- その行動で、社会の求めを肯定していることを示す
- ただし、その肯定は周りに気づかれなければ値打ちがない
- 見せたり示したりできる相手が近いほど、本人は満たされる
上の引用にある要素bは、ILEでは実演機能のTe(外向論理)のことです。要素aは観察機能の情報要素、ソシオンは16タイプがそろった社会の全体を指します。
同じ章で、アウシュラは、実演機能が入るイドの態度を、自我と対にして書いています。
ブロック 自我において新たな価値の創造が行われるなら、イドは忠実にかつ従順にすでに受容された社会的価値に奉仕する。自我で自慢するものがあるなら、イドでは称賛を待つ。
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Если на блоке ЭГО идет создание новых ценнос- тей, то ИД прилежно и бдительно служит уже при- нятым социальным ценностям. Если на ЭГО хвастаются сами, то на ИД ожи- дают похвал.
- 実演機能が入るイドは、すでに受け入れられた社会の価値に仕える
- 自我で自慢するのに対し、イドでは称賛を待つ
- 実演機能の側には、していることに気づいてもらう必要があると読める
06ほかに方法がないときのイド
日常の仕事を担う実演機能が入るイドは、『ソシオニクス入門』では、ほかに解決策がないときに頼る手段にもたとえられています。
イドはある馬であり、人間が他に解決策を見出せない状況で使う。ILE〔原文: ドン・キホーテ〕にとってこれは仕事であり、EIE〔原文: 倫理・直観的〕やLIE〔原文: 論理・直観的エクストラティム〕にとっては自分の能力、ポテンシャルの提示であり、SEI〔原文: 感覚・倫理的〕とIEI〔原文: 直観・倫理的イントロティム〕にとっては人々との関係を調整する能力である。
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ИД является лошадкой, которой че- ловек пользуется в ситуациях, для которых не на- ходит других способов решения. Для Дон Кихота это — работа, для ЭТИКО-ИНТУИТИВНОГО и ЛОГИКО-ИНТУИТИВНОГО ЭКСТРАТИМОВ —`' демонстрация своих способностей, потенциала, для СЕНСОРНО-ЭТИЧЕСКОГО и ИНТУИТИВНО- ЭТИЧЕСКОГО ИНТРОТИМОВ — умение нала- живать отношения с людьми.
アウシュラとは
アウシュラ・アウグスティナヴィチューテは、リトアニアのヴィリニュスに住み、ユングの文章からモデルAを組み立てて、ソシオニクスの基礎をつくった研究者です。
- 理論に見える部分も、実際の人を観察して分かったことをまとめたものだと書いている
- そのため、実演機能の記述も、定義に加えて、誤りへの応え方や称賛の待ち方まで書かれている
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アウシュラが書いたほかの機能
引用索引
- [1]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第6機能」の節(現行の実演機能、8番) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認。原文はこの機能を「-2」(負の第2)の番号で書き、当サイトの訳では並び順に合わせて「第6機能」としている 本文へ
- [2]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第6機能」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [3]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第6機能」の節(現行の実演機能、8番) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認。原文はこの機能を「-2」(負の第2)の番号で書き、当サイトの訳では並び順に合わせて「第6機能」としている 本文へ
- [4]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「第6機能」の節(要約) 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [5]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「ブロック「イド」」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [6]アウシュラ『機能の理論(フンクツィオニカ)』(原題:Теория функций. Функционика) 「ブロック「イド」」の節 執筆年の明示がない著作(推定1980年代後半〜1990年代初頭)。サミズダートで流通したのち電子化されたもので、初出媒体は未確認 本文へ
- [7]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [8]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [9]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) ILE章 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
