研究者ごとのESIの記述
ブカロフが 書いた ESI(ISFP)
ブカロフは、ESI(ISFP)を、人と人のあいだの感情を見抜き、道徳の規範を守る厳しい道徳家として書いています。向けられた圧力に長く耐え、能力を評価されるのを好まず仕事で示そうとする、という像です。
01人どうしの感情を見抜く
ブカロフは、ESIのプロファイルを、人どうしの関係を見抜く力から書き始めています。
このタイプの人々は、対人関係をよく理解している—誰が誰を愛し、誰が誰を憎み、誰が誰を好きかなど。特に態度をよく感じ取り、見抜く。
02道徳を語る好み
ESIが好んで語る話題について、ブカロフはこう書いています。
彼らは道徳的原則について、義務に忠実である必要性について、自分の義務を遂行することについて語るのが好きだ。もし作家であれば、登場人物の行動に対する道徳的・倫理的評価に特別な重点を置く。
- ESIは、道徳の原則や義務について語るのが好き
- 作家であれば、登場人物の行動を道徳の面から評価することに重点を置く
この関心は世の中のトラブルの見方にも出ていて、ブカロフはESIがよく口にすることをこう書いています。
「ESI〔原文: ドライサー〕」はしばしば、世界は道徳的に欠陥があり、すべてのトラブルの原因はそこにあると言う。彼には独特のペシミズムがしばしば見られる。
- ESIは、トラブルの原因は世界の道徳の欠陥にあるとよく言う
- 独特の悲観がよく見られる
03長く続く圧力に耐える
一方、圧力を向けられたときのESIを、ブカロフはドラマの人物を例に書いています。
自分に向けられた長期的な意志的圧力に耐えることができ、驚くべき忍耐力とスタミナを発揮することができる。この一例がイタリアのテレビシリーズ「タコ」に出てくるカタニア署長の姿であり、彼は容赦ない粘り強さでマフィアを追い詰める—「ESI〔原文: ドライサー〕」を止められるものは何もない。
04自分の説明と、自分への評価
ESIが相手に何かを説明するときの様子を、ブカロフはこう説明しています。
会話の中で、相手に何かを説明する際、「ESI〔原文: ドライサー〕」は論理的に考えようとし、時に列挙する—「第一に…第二に…第三に…」しかし、自分の行動を純粋に論理的に正当化することは必ずしもできない。
- ESIは説明のとき論理的に考えようとし、「第一に、第二に」と並べる
- それでも、自分の行動の理由を論理だけでは示しきれないことがある
自分が評価される場面については、ブカロフはこう書いています。
自分の能力や才能を評価されることを好まない。仕事によってのみそれを示すことができる—彼はそう信じている。
05「正義」のモジュール
ブカロフは、カルペンコとの共著で、行動の型をモジュールとして並べ、ESIを「正義」のモジュールに割り当てています。
モジュールは、行動の正しさ・誤りを評価する(つまり道徳的評価)倫理的多次元機能と、違反に対する厳しい感覚的処罰の可能性との組み合わせに結びついている。倫理的感覚的内向(ESI、▽●)に対応する。このタイプの代表者はしばしば、社会における行動の「道徳規範」の創造者・守護者、不道徳な行動の批判者、厳しい道徳家として登場する。
ブカロフとは
アレクサンドル・ブカロフは、キエフ生まれの研究者で、国際ソシオニクス研究所の所長です。
- 1人の心に使った情報のモデルを、集団や社会へ広げる
- そのため、ESIの記述にも、人類の進化の中での位置づけが出てくる
ほかの研究者が書いたESI(ISFP)
ブカロフが書いたほかのタイプ
引用索引
- [1]Bukalov『「ESI」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [2]Bukalov『「ESI」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [3]Bukalov『「ESI」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [4]Bukalov『「ESI」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [5]Bukalov『「ESI」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [6]Bukalov『「ESI」プロファイル』 底本はWikisocion掲載の英訳系テキスト 出典リンク 本文へ
- [7]Bukalov & Karpenko「人類の進化—情報代謝機能構造とソシオンの形成(第2部)」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(2018年) 出典リンク 本文へ
※ MBTI表記は、機能の並びの解釈にもとづく便宜的な対応です。詳しくはMBTIとの違い、MBTIとソシオニクスのタイプはどう対応するのかをご確認ください。


