研究者ごとのSEIの記述
イェルマークが 書いた SEI(ISFJ)
イェルマークは、SEI(ISFJ)を、快適な環境を周りに作り、人の気分を巧みに扱うタイプとして書いています。仕事のやり方は自分の経験に頼り、身近な人とのよい関係を作ろうとするタイプでもあります。
01人の気分を扱い、快適な環境を作る
イェルマークは、ロスランキナとの共著論文で、SEIの社会的な特性をこう書いています。
心のTIM の社会的(人格的)特性:他人の気分を巧みに操り、快適な感情的かつ/もしくは身体的環境をよく理解し感じとり、自分の周囲に巧みに作り出す。これを行うのは、ある種の事物・現象の多様な可能性の中からポジティブで潜在的に好ましいものを見つけ出すために、明晰で論理的なシステム、近しい周囲を整えたいという欲求からである。
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Социальная (личностная) характеристика ТИМ: хорошо понимает и чувствует комфортную эмоциональную и/или физическую обстановку и умело создает ее вокруг себя, манипулируя настроениями других людей; делает это из желания привести в порядок ясную, логичную систему, ближнее окружение, чтобы среди множества различных возможностей найти позитивные, потенциально-предпочтительные.
02空間を居心地よく整え、不快は考えない
イェルマークは、SEIの1番の主導機能を、こう書いています。
快適な感情的かつ/もしくは身体的環境をよく理解し、感じとる。自分の周囲、近しい周囲に快適さ、居心地よさを作り出し、空間を便利に整える術を心得ている。不快さについては考えないようにする。
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хорошо понимает и чувствует комфортную эмоциональную и/или физическую обстановку, знает как создать вокруг себя, в ближнем окружении комфорт, уют, удобно обустроить пространство; о дискомфорте старается не думать.
- SEIは、体と気持ちの快適さをよく感じ取る
- 身近な場所を、居心地よく、使いやすく整えるとされる
- 一方で、不快なことは、考えないようにする
- 快適さを作ることも、不快を考えないことも、1番の主導機能Si(内向感覚)の働きとされる
03場の気分を自在に動かす
続く2番の創造機能を、イェルマークは場の気分を動かす働きとして説明しています。
感情状態を自在に扱うことができる。集団内の全体的状態、気分を盛り上げ、いかなる状況においても情勢、感情的雰囲気を「ほぐす」ことも、望めば「熱くする」ことも心得ている。
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владеет эмоциональными состояниями, знает как поднять общее состояние, настроение в коллективе, «разрядить» или, при желании, «накалить» обстановку, эмоциональную атмосферу в любой ситуации.
- SEIは、感情の状態を自在に扱えるとされる
- 集団の全体の気分を盛り上げる
- 場の空気を、ほぐすことも、望めば熱くすることもできる
- 1番で快適さを作り、2番のFe(外向倫理)で場の気分を動かす組み合わせと読める
04秩序を作ることから可能性を探す
SEIの5番と6番の組が働き出すときは、こう書かれています。
近しい周囲に秩序、明晰で論理的なシステムを作りだすことを通じて、ポジティブな潜在力、進歩的な可能性および変化を探る必要および/または希望が生じたときに、「自動的」「無意識的」に活性化する。
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«автоматически», неосознанно активизируется, когда возникает необходимость и/или желательность поиска позитивных потенциалов, прогрессивных возможностей и изменений путем создания порядка, ясной, логичной системы в ближнем окружении.
- SEIは、身近な周りに秩序と筋の通った体系を作る
- それを通して、良い可能性や変化を探す
- その必要が出ると、5番と6番の組は意識しないうちに働き出すとされる
SEIの5番の暗示機能にはNe、6番の動員機能にはTiが入ります。
05仕事のやり方は、自分の経験が頼り
4番の脆弱機能については、仕事の進め方の考えとして書かれています。
さまざまな対象との作業の方法、業務的活動の形式と方法に関する一般的な表象は、もっぱら個人的経験に基づき、状況、時間、一般通念上の規範からはほとんど独立している。
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общие представления о методах работы с различными объектами, формах и методах деловой активности, основанные только на личностном опыте и практически независящие от ситуаций, времени и общепринятых норм.
- SEIの仕事の方法についての考えは、自分の経験だけに基づくとされる
- そのため、状況や時期、世の中の決まりにはほとんど左右されない
上の引用にある一般的な表象は、仕事の方法についての大まかな考えのことです。SEIの4番の脆弱機能にはTe(外向論理)が入ります。
06身近な人とのよい関係を作ろうとする
意志的圧力のプログラム[−●F]は、近しい周囲、具体的な人物との良好でポジティブな関係を打ち立てたいという志向となって、無意識的に実現される。悪い関係の状況に陥ると、当惑し、不満を表すことがある。
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программа волевого давления [-F] неосознанно реализуется стремлением установить хорошие, позитивные отношения с близким окружением, конкретным человеком; попадая в ситуацию плохих отношений, может растеряться, проявлять недовольство.
イェルマークとは
ヴォロディミル・イェルマークは、システム論者、ソシオニクス研究者、心理学者と紹介されている研究者です。キエフ・ソシオニクス学派の中心的な専門家の1人とされています。
- 数学とシステム論を使い、心と周りの世界とのやりとりを情報の流れとして記述する
- そのため、SEIの記述も、人物の逸話より、モデルの位置ごとの働き方が中心
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引用索引
- [1]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述—ソシオニクス教程の一節(第1部)」『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌(1999年) 機関誌、1999年 本文へ
- [2]Yermak & Roslankina「心のTIMモデルの記述—ソシオニクス教程の一節(第1部)」(原題:Описания моделей ТИМ психики. Раздел пособия по соционике. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 SEI節(1999年) 出典リンク 本文へ
- [3]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述—ソシオニクス教程の一節(第1部)」(原題:Описания моделей ТИМ психики. Раздел пособия по соционике. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 SEI節(1999年) 本文へ
- [4]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述—ソシオニクス教程の一節(第1部)」(原題:Описания моделей ТИМ психики. Раздел пособия по соционике. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 SEI節(1999年) 本文へ
- [5]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述—ソシオニクス教程の一節(第1部)」(原題:Описания моделей ТИМ психики. Раздел пособия по соционике. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 SEI節(1999年) 本文へ
- [6]Yermak, Roslankina「心のTIMモデルの記述—ソシオニクス教程の一節(第1部)」(原題:Описания моделей ТИМ психики. Раздел пособия по соционике. Часть 1)『ソシオニクス、メントロジー、パーソナリティ心理学』誌 SEI節(1999年) 本文へ
※ MBTI表記は、機能の並びの解釈にもとづく便宜的な対応です。詳しくはMBTIとの違い、MBTIとソシオニクスのタイプはどう対応するのかをご確認ください。


