研究者ごとのSLEの記述
イェルマークが 書いた SLE(ESTP)
イェルマークは、SLE(ESTP)を、人や物の力を見きわめ、どう従わせるかを知っている人として書いています。その一方で、人との良い関係は自分の経験だけを頼りに築く、という像です。
01人や物の力を見きわめる
情報「意志」=「意志感覚」に関し、様々な対象と人々の力と意志的勢力をよく理解する。グローバル規模を含め、いかに服従させ、抑え、克服するかを知る。
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функционирование — в информационном аспекте «воля»(«волевая сенсорика»); хорошо понимает силу и волевую мощь различных объектов и людей, знает, как подчинить, подавить, преодолеть, в том числе, в глобальном масштабе.
- SLEは、物や人が持つ力と意志の強さを、よく分かっている
- そのうえで、どう従わせ、抑え、乗り越えるかを知っている
- その範囲は、世界規模の大きな場面まで含む
上の引用にある「意志感覚」は、イェルマークがSe(外向感覚)を呼ぶ名前です。
02人の力量を、世間の物差しで測る
情報「可能性」=「可能性直観」に関し、一般通念で人や能力、それらの動員方法を評価する。これらはしばしば人工的・「役割的」に見える。
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функционирование — в информационном аспекте «возможности» («интуиция возможностей»); стереотипно, общепринятыми нормами оценивает возможности и способности людей, методы их мобилизации; эти способы часто выглядит искусственными, «ролевыми».
- SLEは、人の能力とそれを引き出すやり方を、世間で通っている物差しで評価する
- その評価は、わざとらしく、役を演じているように見えることが多い
1番で力を見きわめるときと違い、人の可能性については決まった物差しに頼る、という書き方です。
03良い関係は、自分の経験だけで築く
情報「関係」=「関係倫理」に関し、具体的な人との良好な関係を、個人的経験に基づいてのみ理解、確立、維持する。新しい人には通常慎重で、自分への悪い関係の状況では絶望や抑鬱に陥ることがあり、しばしば苛立つことで自分の当惑を覆い隠す。
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+К ‚ +. функция «самости» ( функция социального опыта, четвертая функция модели );〔中略〕функционирование — в информационном аспекте «отношения» («этика отношений»); хорошие отношения с конкретными людьми понимает, устанавливает и поддерживает только на основе личного опыта; с новыми людьми обычно осторожен, в ситуации плохих к себе отношений может впасть в отчаяние и депрессию ‚ часто раздражается, маскируя свою растерянность.
- SLEは、具体的な人との良い関係を、自分の経験だけを頼りに理解し、築き、保つ
- 新しく会う人には、たいてい慎重になる
- 相手から悪い態度を向けられると、絶望や落ち込みに陥ることがある
- そのときの戸惑いは、いら立ちで隠すことが多い
04身近な場の快適さ
情報「快適」=「感覚(身体感覚)」に関し、近しい環境における快適な(事業的意味での — 物理的、心理的、情報的)状況。不快は許容されず、しばしば拒否、憤怒を引き起こす。
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функционирование — в информационном аспекте «комфорт» («сенсорика ощущений»); комфортная (в деловом смысле — физическая, психологическая, информационная ) обстановка в ближнем окружении, дискомфорт ( в указанном выше смысле ) недопустим и часто вызывает неприятие, возмущение .
- SLEのSiが扱うのは、身近な場の快適さ
- ここでいう快適さは、仕事の上での体と心と情報の快適さ
- 身近な場の不快は受け入れられず、拒否や憤りにつながりやすい
1番のSeが世界規模までの力を扱うのに対して、7番のSiは身近な範囲の快適さとして書かれています。
イェルマークとは
ヴォロディミル・イェルマークは、システム論者・ソシオニクス研究者・心理学者と紹介されている研究者です。キエフ・ソシオニクス学派の中心的な専門家の1人とされています。
- 数学とシステム論を使い、心と周りの世界とのやりとりを情報の流れとして記述する
- そのため、SLEの記述も、モデルの位置ごとに、どの情報をどう扱うかを書いたものが中心
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引用索引
- [1]Yermak, Roslankina『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005)付録2「心のTIMモデルの記述」 本文へ
- [2]Yermak, Roslankina『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005)付録2「心のTIMモデルの記述」 本文へ
- [3]Yermak『人を理解することを学ぶには』(2005)付録2「心のTIMモデルの記述」 原文には誤字が残る可能性がある 本文へ
- [4]Yermak, Roslankina『人を理解することを学ぶには』(原題:Как научиться понимать людей、2005)付録2「心のTIMモデルの記述」 本文へ
※ MBTI表記は、機能の並びの解釈にもとづく便宜的な対応です。詳しくはMBTIとの違い、MBTIとソシオニクスのタイプはどう対応するのかをご確認ください。


