研究者ごとのLIEの記述
アウシュラが 書いた LIE(ENTJ)
アウシュラは、LIE(ENTJ)を、科学的なものと非科学的なものを分け、どんな理論も検証する実験家として書いています。LIEは未来の人々のための仕事に打ち込み、外に見せる感情を自分で選びます。
01科学を検証する実験家
アウシュラは、科学の指導者を論じるなかで、LIEの仕事への向かい方をこう書いています。
論理‐直観外向タイプは(中略)あたかも実験家—不要な混入物から科学を浄化する者—のようである。まさに彼が、絶えず科学的なものを非科学的なものから分離しようと努めている。(中略)非常に大きな忍耐をもって、いかなる科学的・非科学的理論をも検証する。
02LIEが率いる研究所の役割
LIEが研究所を率いると何が起きるかを、アウシュラはこう説明しています。
論理‐直観外向タイプは、別のタイプの仕事に向かう傾向がある。(中略)非科学的なものを批判し、科学的なものを生活に導入するためにである。それゆえ、この人格タイプが指導する研究所は、科学において別の役割を演じる傾向にある。しかし、科学における第一の発見者、すなわち直観‐論理外向タイプは、そのような研究所においては通常、良好な状態にある。
- LIEが向かうのは、非科学的なものを批判し、科学を生活に取り入れる仕事
- そのため、LIEが率いる研究所は、発見より批判と生活への導入を担うと読める
- 発見を担うタイプも、LIEの研究所ではふつう良い状態でいられる
上の引用にある直観‐論理外向タイプは、ILE(ENTP)のことです。
03仕事に捧げる姿勢
LIEが仕事にどう打ち込むかを、アウシュラはこう書いています。
前者は喜んで、たとえば科学やその他のあらゆる客観的な事業に従事する—それが身近な者に何かをもたらし、さらに良くは未来のすべての人々に何かをもたらすような事業に。そして、自分がすべてを仕事に捧げていないこと、快適さを享受していること、肉体的快楽を求めていることへの非難を恐れる。
04見せる感情を選ぶ
LIEの感情と良心について、アウシュラは短いメモにこう残しています。
自分が見せたい感情だけ見せる。願望と異なる行動をした時だけ良心が痛む。
05過去と先の出来事に向く
LIEが何に関心を向けるかを、アウシュラはこう書いています。
倫理感覚的内向型は(中略)論理直観的外向型—今日ではなく、かつてあったこととこれから起こることに生きる、今日の出来事に注意を向けない人物—と見事に友情を結ぶ。
06パートナーに求めるもの
パートナーの選び方も、アウシュラはLIEの論理の強さから説明しています。
論理直観的外向型の強い面もまた論理である。発達した抽象的思考のため、パートナーの外見には無頓着で、それにあまり注意を払わない。しばしば容姿のいいパートナーは邪魔ですらある。必要なのは自分にとって最も美しい者ではなく、むしろ自分を最も美しいと思ってくれる者である。
- LIEの強い面は論理で、抽象的な思考が発達している
- そのため、パートナーの外見にはあまり注意を払わない
- 容姿のいい相手が、かえって邪魔になることもある
- 求めるのは、自分にとって美しい相手より、自分を最も美しいと思ってくれる相手
アウシュラとは
アウシュラ・アウグスティナヴィチューテは、ユングの類型論をもとに、8つの情報要素のモデルとタイプ間の関係の理論をまとめた、リトアニアの研究者です。
- 観察した人間関係を構造として書き出し、タイプ論を社会や家族の問題へ広げる
- そのため、LIEの記述も、科学での役割と、仕事や感情への向き合い方が中心
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引用索引
- [1]アウシュラ『ソシオニクス:心理タイプ・テスト』(原題:Соционика: Психотипы. Тесты、1998) 本文へ
- [2]アウシュラ『ソシオニクス:心理タイプ・テスト』(原題:Соционика: Психотипы. Тесты、1998) 本文へ
- [3]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [4]アウシュラ『書簡(『機関誌記事集』所収)』(1988) 本文へ
- [5]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
- [6]アウシュラ『ソシオニクス入門』(原題:Соционика: Введение、1998) 本文へ
※ MBTI表記は、機能の並びの解釈にもとづく便宜的な対応です。詳しくはMBTIとの違い、MBTIとソシオニクスのタイプはどう対応するのかをご確認ください。


