1E
第1機能が
1Eは、第1機能に感情の側面がくる人の、感情の表し方と受け止め方の特徴です。原典の呼び名は「ロマンチスト」で、出来事に釣り合わないほど大きな感情の反応に表れるとされています。
1Eを理解するには、次の2つのポイントがあります。
第一章1Eの特徴
1Eは、感情がいちばん強い第1機能にある位置です。結果型で、上の段にあります。1Eを持つタイプは、EVFL(パステルナーク)やEFVL(プーシキン)など6つです。
1Eの人には、サブタイプにかかわらず、次のような特徴が見られるとされています。
- 出来事に比べて大きな感情で反応する: 笑うときも泣くときも、起きたことに釣り合わないほどの大きさになるとされています
- 感情を1人で味わう: 喜びや悲しみは極端に大きくなりますが、その多くは本人の内側にとどまり、周りには余韻だけが伝わるとされています
- 相手の恋心を起こさせやすい: 大きな笑い声や涙が、本人に意図がなくても相手の恋の気分を目覚めさせることがあるとされています
- 泣くか笑うかの両極に振れる: 中間の気分が少なく、喜びと悲しみのあいだをほとんど間を置かずに行き来するとされています
- 筆跡に飾りが多い: 文字が大きく伸びやかで、伝えるのに要らない飾りの線が多いとされています
ですが、原典は、1Eの「愛している」は、好感を持っているという程度の意味で受け取るのがよいとしています。うそをついているのではなく、表し方がいつも大きいということです。
第二章1Eのサブタイプ
ロシアの研究グループ「命令ソシオニクス」は、同じ1Eでも人によって表れ方が違うことから、サブタイプ(アクセント)を分けました。1Eは結果型で、原則的で、高いとされ、このうちどの性質が強く出るかで、ほかの順位の感情に似て見えます。
1E-2: 2Eに似た1E
高さが強く出た1Eで、3つのうち最も社交的とされています。思い出などから自分で感情を呼び起こし、それを周りに伝えようとするので、感情で場に働きかける2Eのように見えます。
2Eとの違いは、2Eが人の感情について話し合うことに関心を持つのに対し、1E-2が伝えたいのはあくまで自分の感情である点です。創作を通して、人の気持ちを動かそうとすることも多いとされています。
1E-3: 3Eに似た1E
原則が強く出た1Eで、3つのうち最も閉じているとされています。大きな感情を外に出さず、好きな音楽や本とともに自分の内側で味わうので、内にこもりやすい3Eに似て見えます。
3Eとの違いは、同じく自分の中に深く沈みながらも、1E-3はいまの感情を変えようとしない点です。典型的な1Eの像からは、いちばん遠い型とされています。
1E-4: 4Eに似た1E
結果型が強く出た1Eで、3つのうち最も感情に身をまかせるとされています。感情の理由を考えず、泣きたいときに泣き、笑いたいときに笑うので、自分の感情をあまり振り返らない4Eのように見えます。
4Eとの違いは、1E-4は感情を周りに出し、人の影響で気分を変えない点です。湧いた感情を、切り替えることも好まないとされています。
