1L
第1機能が
1Lは、第1機能に論理の側面がくる人の、考え方と話し方の特徴です。原典の呼び名は「教条主義者」で、考えた末の結論を、確かなものとして示すところに表れるとされています。
1Lを理解するには、次の2つのポイントがあります。
第一章1Lの特徴
1Lは、論理がいちばん強い第1機能にある位置です。結果型で、上の段にあります。1Lを持つタイプは、LVEF(アインシュタイン)やLFVE(プラトン)など6つです。
1Lの人には、サブタイプにかかわらず、次のような特徴が見られるとされています。
- 自分で出した結論に自信がある: 一度納得した結論は、並大抵の説得では変えません
- 意見より、確かな知識を重んじる: 検討の余地がある仮説や、人それぞれの意見には関心が向きにくいとされています
- 断定する話し方になる: 尋ねる形の言葉にも、はじめから自分の評価が入っていることが多いとされています
- 考えの道筋を省いて、結論だけを示す: 書くものも話すことも短くなりやすく、原典はアインシュタインが相対性理論を3ページで述べた例を挙げています
- 事実より、理論や考えを覚える: 名前や日付や数字は、便覧で調べれば済むものとして扱われやすいとされています
ですが、原典は、1Lが決めるのは考えの形であって、考えの良し悪しではないとしています。1Lは賢い人を指す言葉ではなく、結論を独白の形で示す人を指す言葉ということです。
第二章1Lのサブタイプ
ロシアの研究グループ「命令ソシオニクス」は、同じ1Lでも人によって表れ方が違うことから、サブタイプ(アクセント)を分けました。1Lは結果型で、原則的で、高いとされ、このうちどの性質が強く出るかで、ほかの順位の論理に似て見えます。
1L-2: 2Lに似た1L
高さが強く出た1Lで、3つのうち最も活動的とされています。自分の結論を持つだけでは足りず、人にも受け入れさせようとするので、議論の好きな2Lのように見えます。
2Lとの違いは、2Lが議論そのものに関心を持つのに対し、1L-2は自分の意見がそのまま通ることを求める点です。そのため1L-2は、新しい問いを立てるより、資料や事実を持ち出して話を終わらせようとします。
1L-3: 3Lに似た1L
原則が強く出た1Lで、3つのうち最も思慮深いとされています。相手が専門家でも、根拠を聞いて自分で確かめるまでは信じないので、疑い深い3Lのように見えます。
3Lとの違いは、3Lが話し合いの中で考えを変えていくのに対し、1L-3は話し合いで材料を集め、結論は自分ひとりで出す点です。いったん出た結論は、もう疑われないとされています。
1L-4: 4Lに似た1L
結果型が強く出た1Lで、3つのうち最も口数が少ないとされています。知っていることは答え、知らないことは「知らない」で終えるので、考えることに関心の薄い4Lのように見えます。
4Lとの違いは、4Lがあまり考えずに済むことを大事にするのに対し、1L-4は受け取った情報を自分で理解し直そうとする点です。
