4V
第4機能が
4Vは、第4機能に意志の側面がくる人の、望みの持ち方と人への接し方の特徴です。原典の呼び名は「農奴」で、自分で決めるより、人に導かれるほうを楽に感じるところに表れるとされています。
4Vを理解するには、次の2つのポイントがあります。
第一章4Vの特徴
4Vは、本人があまり重きを置かない第4機能に、意志がある位置です。結果型で、下の段にあります。4Vを持つタイプは、ELFV(ルソー)やEFLV(ブハーリン)など6つです。
4Vの人には、サブタイプにかかわらず、次のような特徴が見られるとされています。
- 導かれる役を自然に引き受ける: 世界を上と下の2段に分けて自分を下の段に置くので、人を導くより導かれるほうを選びやすいとされています
- そばにいる人が気楽でいられる: 押し返してくる力がないので、周りの人が素のままでいられるとされています
- 飾らない子どもらしさが残る: 大人らしく装おうとしないので、その素直さが人に好かれやすいとされています
- 打たれても心が揺さぶられにくい: 自分を高く見せようとしないぶん、批判や圧力が深く響かないとされています
- 流れに任せて生きる: 自分で道を選ぶより、そのときの流れに運ばれることが多く、重い責任を負う役を避けやすいとされています
ですが、原典は、4Vは意志が弱いのではなく、導かれるほうが楽な位置だとしています。第4機能の順位が表すのは、能力の低さではなく、その機能に置く価値の低さということです。
第二章4Vのサブタイプ
ロシアの研究グループ「命令ソシオニクス」は、同じ4Vでも人によって表れ方が違うことから、サブタイプ(アクセント)を分けました。4Vは結果型で、原則にこだわらず、低いとされ、このうちどの性質が強く出るかで、ほかの順位の意志に似て見えます。
4V-1: 1Vに似た4V
結果型が強く出た4Vで、3つのうち最も協力に向かないとされています。人と志がぶつかったとき、話し合いや妥協に進まず、思いついたことをするので、自分の道を進む1Vのように見えます。
1Vとの違いは、1Vが人に何を言われても自分のことを続けるのに対し、4V-1は周りの影響を受けやすく、それに反発する形で従わない点です。責任や約束を負うことも避けやすいとされています。
4V-2: 2Vに似た4V
原則にこだわらない面が強く出た4Vで、3つのうち共同の仕事で最も活動的とされています。人の目標に関心を持ち、それをかなえる手伝いに加わるので、人を励ます2Vのように見えます。
2Vとの違いは、2Vが相手の目標を決めるところから手伝うのに対し、4V-2は目標が決まったあとの、かなえる過程で力を出す点です。また、4V-2は自分の利益を譲ってでも人を支えようとします。
4V-3: 3Vに似た4V
低さが強く出た4Vで、3つのうち最も控えめとされています。望みや目標を人に任せ、どの方向にも合わせるので、自信を持ちにくい3Vに似て見えます。
3Vとの違いは、3Vが従いながら内側に別の思いを抱えるのに対し、4V-3の素直さはそのままの内側の状態である点です。表の顔の下に別の思いを隠す「二重底」がないとされています。
