3V
第3機能が
3Vは、第3機能に意志の側面がくる人の、望みの持ち方と人への接し方の特徴です。原典の呼び名は「小市民」で、自分の意志に自信が持てず、人の評価に揺れやすいところに表れるとされています。
3Vを理解するには、次の2つのポイントがあります。
第一章3Vの特徴
3Vは、弱いうえに本人が強く気にする第3機能に、意志がある位置です。プロセス型で、下の段にあります。3Vを持つタイプは、EFVL(プーシキン)やLEVF(パスカル)など6つです。
3Vの人には、サブタイプにかかわらず、次のような特徴が見られるとされています。
- 自己評価が大きく揺れる: 自分を「すべて」と思う時と「無」と思う時のあいだを行き来し、ちょうどよい自己評価にとどまりにくいとされています
- 小さな刺激でも心全体が揺らぐ: 意志はほかの機能を支える機能なので、どの面に触れられても全体が揺れやすいとされています
- 場面ごとに違う方法で弱さを隠す: 愚者を装う、信心家ぶる、皮肉を言うなど、身を守る手段をいくつも持つとされています
- 人に従いやすい: 2Vよりもさらに柔和で従順ですが、自分で選んだ従い方ではないため、不満が内側にたまりやすいとされています
- 部下の立場で力を出す: 言われたとおりに従うだけでなく、相手の求めをくみ取って巧みに仕えるとされています
ですが、原典は、3Vに見られる怒りや秘密主義を、身を守る殻がないことから生まれるものとして書いています。3Vは、外からの刺激をそのまま受けやすい位置ということです。
第二章3Vのサブタイプ
ロシアの研究グループ「命令ソシオニクス」は、同じ3Vでも人によって表れ方が違うことから、サブタイプ(アクセント)を分けました。3Vはプロセス型で、原則的で、低いとされ、このうちどの性質が強く出るかで、ほかの順位の意志に似て見えます。
3V-1: 1Vに似た3V
原則が強く出た3Vで、3つのうち最も野心的に見えるとされています。目標が大きく、自分にどれだけの価値があるかを人に示そうとするので、自信のある1Vのように見えます。
1Vとの違いは、1Vが誰にも何も証明せずに自分の考えどおりに動くのに対し、3V-1は世の中の見方と張り合い、何かと闘おうとする点です。その闘いを、生涯の仕事と宣言することさえあるとされています。
3V-2: 2Vに似た3V
プロセス型が強く出た3Vで、3つのうち最も調和がとれているとされています。人と一緒に取り組み、支えを受け取ることも与えることもできるので、計画を人と話し合う2Vに最も近く見えます。
2Vとの違いは、2Vが自分で自分を動機づけられるのに対し、3V-2は道から外れないために、外からの支えを必要とする点です。人と関わるのも、まず自分の志をかなえるためとされています。
3V-4: 4Vに似た3V
低さが強く出た3Vで、3つのうち最も閉じているとされています。人の非難を強く恐れ、目立たずに過ごすことが多く、流れに任せているように見えるので、意志に重きを置かない4Vに似て見えます。
4Vとの違いは、4Vにある自分を軽く受け止める気持ちや、人を受け入れる気持ちが、3V-4には見られない点です。そのため3V-4は、上下のはっきりした組織の中で働くのを心地よく感じやすいとされています。
