3L
第3機能が
3Lは、第3機能に論理の側面がくる人の、考え方と話し方の特徴です。原典の呼び名は「懐疑主義者」で、理性を疑いながら、ひそかに大事にもするところに表れるとされています。
3Lを理解するには、次の2つのポイントがあります。
第一章3Lの特徴
3Lは、弱いうえに本人が強く気にする第3機能に、論理がある位置です。プロセス型で、下の段にあります。3Lを持つタイプは、VFLE(ナポレオン)やFVLE(ゲーテ)など6つです。
3Lの人には、サブタイプにかかわらず、次のような特徴が見られるとされています。
- 論争を避け、穏やかな会話を好む: 勝ち負けのない会話では、無口に見えた人がいくらでも話すとされています
- 話したいのに、口を開けないことがある: 黙っていることは、ほかの誰よりも本人にとって重い負担とされています
- 論理の無力を、論理を使って示す: 理性の限界という話題を、工夫に富んだ論法で語るとされています
- 人前で話すことが難しい: 原典は、書いたものでしか考えを示せないと語った詩人ブロークの例を挙げています
- 考えが上の機能に押されやすい: 上にある強い機能の望みに合わせて、考えが曲げられやすいとされています
ですが、原典は、3Lが知性を否定しながら、同時に知性を大事にもしているとしています。3Lの疑いは、考えることを捨てる態度ではなく、考えることへの愛憎ということです。
第二章3Lのサブタイプ
ロシアの研究グループ「命令ソシオニクス」は、同じ3Lでも人によって表れ方が違うことから、サブタイプ(アクセント)を分けました。3Lはプロセス型で、原則的で、低いとされ、このうちどの性質が強く出るかで、ほかの順位の論理に似て見えます。
3L-1: 1Lに似た3L
原則が強く出た3Lで、3つのうち最も控えめで、無口とされています。確かだと思えるまで考えを口にせず、人の話を聞いて結論を出すので、ひとりで結論を出す1Lのように見えます。
1Lとの違いは、1Lが結論を自分ひとりで出すのに対し、3L-1は人の説明に助けられながら意見をつくる点です。そのため3L-1は、説明をたいへん喜ぶとされています。
3L-2: 2Lに似た3L
プロセス型が強く出た3Lで、3つのうち批判に最も強く、最も知識欲が旺盛とされています。論争をあまり恐れず、話し合いのなかで知識を得ようとするので、議論の好きな2Lのように見えます。
2Lとの違いは、2Lが人を説得するために論拠を出すのに対し、3L-2は自分が理解するために話し合う点です。そのため、誤りを示されると、3L-2は考え直し、2Lは別の論拠を探します。
3L-4: 4Lに似た3L
低さが強く出た3Lで、3つのうち最も人に従いやすく、自信を持ちにくいとされています。詳しい人の説明に同意しやすく、意見が割れるとどれを信じるか決めにくいので、考えることに関心の薄い4Lのように見えます。
4Lとの違いは、4Lが自分の知識に反する情報を退けるのに対し、3L-4は分かるまで問題を考えようとする点です。人に合わせて見えるのも、問題を理解したいからこそと読めます。
