4E
第4機能が
4Eは、第4機能に感情の側面がくる人の、感情の表し方と受け止め方の特徴です。原典の呼び名は「見物人」で、感情を自分から生み出すより、人の感情を受け取る側に立つところに表れるとされています。
4Eを理解するには、次の2つのポイントがあります。
第一章4Eの特徴
4Eは、本人があまり重きを置かない第4機能に、感情がある位置です。結果型で、下の段にあります。4Eを持つタイプは、FVLE(ゲーテ)やVFLE(ナポレオン)など6つです。
4Eの人には、サブタイプにかかわらず、次のような特徴が見られるとされています。
- 作品を受け取る側に立つ: 本や音楽や映画に、加減せずそのまま反応を返す、よい受け手になるとされています
- 作品を質だけで判断する: 大げさな作品も控えめな作品も受け入れるので、公平な批評家になりやすいとされています
- どの作風でも書き分けられる: 自分の感情の型にこだわらず、原典はあらゆる韻律で書いたゲーテを例に挙げています
- 周りの感情がすぐ移る: 音楽を聞けば体が動き、泣き声を聞けば涙ぐみ、怒鳴られれば同じ強さで返します
- 涙を見ると断れない: 身近な人の感情の働きかけを前にすると、断るべきことまで引き受けてしまうとされています
ですが、原典は、4Eが周りに合わせやすいのは、自分の感情を持たないからではないとしています。その感情の深さは、1人でいるときにだけ表に出るとされています。
第二章4Eのサブタイプ
ロシアの研究グループ「命令ソシオニクス」は、同じ4Eでも人によって表れ方が違うことから、サブタイプ(アクセント)を分けました。4Eは結果型で、原則にこだわらず、低いとされ、このうちどの性質が強く出るかで、ほかの順位の感情に似て見えます。
4E-1: 1Eに似た4E
結果型が強く出た4Eで、3つのうち最も鮮やかとされています。強い感情の刺激を求め、それを受けると表情豊かに振る舞うので、人目を引く1Eのように見えます。
1Eとの違いは、1Eの感情が自分の中から出てくるのに対し、4E-1の活発さは周りの人や映画・音楽などの刺激があって初めて出る点です。そのため4E-1は、にぎやかに見えても、場の雰囲気を受け取る側にいます。
4E-2: 2Eに似た4E
原則にこだわらない面が強く出た4Eで、3つのうち最もよい助言者になるとされています。人の打ち明け話を喜んで聞き、人を観察することを好むので、人の感情に深く関心を向ける2Eのように見えます。
2Eとの違いは、2Eが感情で直接人の気分を変えるのに対し、4E-2は理屈や体の気づかいなどの感情以外の方法で人を支える点です。
4E-3: 3Eに似た4E
低さが強く出た4Eで、4Eの中でもかなり典型的とされています。周りが盛り上がっていても表情がほとんど変わらず、冷静に物事を考えるので、感情を表に出さない3Eのように見えます。
3Eとの違いは、3Eが感情を内側に溜め込んで思いがけない形で表に出すのに対し、4E-3はそもそも感情を溜め込まない点です。そのため4E-3は、今の気分を問われても答えに困ります。
