1V
第1機能が
1Vは、第1機能に意志の側面がくる人の、望みの持ち方と人への接し方の特徴です。原典の呼び名は「王」で、自分の望みと決定を、誰にも左右されずに通すところに表れるとされています。
1Vを理解するには、次の2つのポイントがあります。
第一章1Vの特徴
1Vは、意志がいちばん強い第1機能にある位置です。結果型で、上の段にあります。1Vを持つタイプは、VEFL(トルストイ)やVFLE(ナポレオン)など6つです。
1Vの人には、サブタイプにかかわらず、次のような特徴が見られるとされています。
- 世界を上と下に分け、自分を上に置く: 原典は、自分はほかの人々と同じであるために生まれたのではない、というトルストイの言葉を挙げています
- 権力そのものを求める: 権力を、お金や計画のための道具ではなく、それ自体が欲しいものとして求めるとされています
- 子どものころから人に従わない: 話し合いも力も涙も、望みを曲げさせる手段にならないとされています
- 気を緩めない: 自分をいつも統制していて、アルコールや薬物に頼る人はほとんどいないとされています
- 人を必要としながら、孤独を抱えやすい: 自分を保つ力が強いぶん、人と対になることへ自然には引かれにくいとされています
ですが、原典は、1Vの指導者らしさは、経験で身につけたものではなく生まれつきのものとしています。1Vの人は、望みを人と話し合って決めるのではなく、1人で決めて示すとされています。
第二章1Vのサブタイプ
ロシアの研究グループ「命令ソシオニクス」は、同じ1Vでも人によって表れ方が違うことから、サブタイプ(アクセント)を分けました。1Vは結果型で、原則的で、高いとされ、このうちどの性質が強く出るかで、ほかの順位の意志に似て見えます。
1V-2: 2Vに似た1V
高さが強く出た1Vで、3つのうち最も責任を好むとされています。自分の道を進むだけでなく、周りの人の目標まで方向づけようとするので、人を励ます2Vのように見えます。
2Vとの違いは、2Vが相手の望みを引き出そうとするのに対し、1V-2は自分の目標のために人を動かす点です。そのため1V-2は、相手に別の目標があるかを考えずに、自分の決めた方向へ人を進ませます。
1V-3: 3Vに似た1V
原則が強く出た1Vで、3つのうち最も自信が強く、最も野心的とされています。自分の生き方を正しい手本として人に示し、自分を周りの人と比べるので、人の目を気にする3Vに似て見えます。
3Vとの違いは、3Vが人の助けや励ましで自信を保つのに対し、1V-3は決めるときも進むときも人の助けを必要としない点です。
1V-4: 4Vに似た1V
結果型が強く出た1Vで、3つのうち目標に向かう力が最も弱いとされています。目標に向けて少しずつ努力するより、すべてを一度に手に入れたいと望みます。自分から目標を立てることが少ないので、意志に重きを置かない4Vのように見えます。
4Vとの違いは、4Vが説得に応じやすいのに対し、1V-4は人に決定を押しつけられず、自分の問題を人のせいにもしない点です。
